JPH04501778A - 光学マウスのための改善された検知器システム - Google Patents

光学マウスのための改善された検知器システム

Info

Publication number
JPH04501778A
JPH04501778A JP1509374A JP50937489A JPH04501778A JP H04501778 A JPH04501778 A JP H04501778A JP 1509374 A JP1509374 A JP 1509374A JP 50937489 A JP50937489 A JP 50937489A JP H04501778 A JPH04501778 A JP H04501778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
signals
detector system
width
mouse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1509374A
Other languages
English (en)
Inventor
ビクター,ケニス・イー
ゴイ,カール・エイ
Original Assignee
マウス・システムズ・コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マウス・システムズ・コーポレイション filed Critical マウス・システムズ・コーポレイション
Publication of JPH04501778A publication Critical patent/JPH04501778A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/0304Detection arrangements using opto-electronic means
    • G06F3/0317Detection arrangements using opto-electronic means in co-operation with a patterned surface, e.g. absolute position or relative movement detection for an optical mouse or pen positioned with respect to a coded surface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光学マウスのための改善された検知器システム技術の分野 この発明は、一般的には装置の受動格子表面にわたっての動きがシステムのメモ リにおけるポインタの配置またはコンピュータスクリーン等の視覚表示システム 上のカーソルの動きを制御する、光学マウスまたはカーソル制御装置に関する。
特定的には、この発明は検知器の位置を示す状態変化を決定するために微分回路 を必要としない光学マウスのための改善された光学検知器システムに関する。
背景技術 受動多色格子にわたってのそれらの位置を検知することが可能な光学マイスが知 られている。ここで使用する「マウス」またはその複数形である「マイス」は表 面にわたってのその相対的動きおよび/または位置を検知しかつコンピュータス クリーン上のカーソルまたはコンピュータメモリにおけるポインタの位置を決定 するために使用され得るその動きおよび/または位置に比例する出力信号を発生 することが可能であるいかなる型式の機械的または光学装置を示すためにも使用 される。
スプレイズの米国特許第4.409,479号には、他の色の格子の線の間にス ペースを有する1つの色の水平および垂直の線からなる格子の上を移動する光学 マウスが記載される。1つのスペースの中心から水平または垂直軸いずれかの上 の隣接する格子の中心への距離が1格子周期である。光学検知器は水平および垂 直方向それぞれに2個ずつ、合計4個のセンサを備える。各センサは1格子周期 の半分に満たない幅でかつ長さが少なくとも1格子周期である放射収集領域を有 する。特定の方向に使用される2つのセンサは1格子周期の4分の1分だけ分離 されている。各センサはマウスの動きの量および方向を示す直角(qudral use)信号を発生し、したがってセンサの多対が1対の関連する直角信号を発 生することになる。信号の対の間の位相関係がマウスの動きの方向を示す。
カーシュの米国特許第4,547,347号には、互いに直角をなす検知器エレ メントからなる2個の線形アレイを有する電気光学マウスが記載される。このマ ウスは、線の交点のための別々の対照レベルを含む、3つの光学対照レベルを有 する線の格子で区分された表面上を移動する。
1個の線形アレイは水平方向に線と空間とを描き、かつ他方のアレイが垂直方向 に線と空間とを描く。各アレイは4つのエレメントを有し、隣接するエレメント は互いに対して90度位相を外れている。各アレイの第1および第3のエレメン トと、第2および第4のエレメントとをそれぞれ対にすることにより、これらの 出力を減算すれば、補償のしきい値電圧を必要とせず線の交差を観察する能力が 改善され得る。
カーシュの米国特許第4.364.035号には、線からなる2色の格子で区切 られた表面上を移動する電気光学マウスが記載される。マウスは、一方の色から 他方の色へ急速にかつ継続的に切換わる二重の色光源を有する。このマウスはま た、格子から反射した光を受けるために位置決めされた四象限(foot−qu adrxnj)光検知器を有する。1色の光による照射の間、検知器は対向する 色のみからなる線を識別することができる。したがって、マウスが異なる色の線 を横切ると、検知器はコントラストの変化を検知しかつ線の交差を表わす電気信 号を発生する。検知器からの所望の出力は4つのエレメントのうちの3つと、2 つの水平エレメントからの2水平ビツトと、2つの垂直エレメントからの2垂直 ビツトとからとられる。2色の射出および検知器出力信号をクロック決めするこ とにより、カーソルのための位置信号が発生され得る。
格子の上を移動する光学マウスを使用したカーソル位置制御システムにおいては 、マウスが手のひらに収まるようにマウスのコンポーネントが十分小型であるこ とが望ましい。システムは検知器エレメントと、格子の線との間の可能な限りす べての相対位置に関して格子表面上でのマウスの動きを確実に決定することが可 能である必要がある。さらに、システムは、特定の格子の絶対反射率またはその 格子の反射部分と非反射部分との間のコントラストの量に強く依存しないことが 望ましく、それによりしきい値電圧での補償が不要となる。
したがってこの発明の主要な目的は検知器エレメントと格子の線との間の可能な 限りすべての相対位置に関して、格子の表面上でのその位置を確実に決定するこ とが可能な光学マウスを提供することである。
この発明のもう1つの目的は、特定の格子の絶対反射率またはその格子の反射部 分と非反射部分との間のコントラストの量に強く依存せず、したがって、しきい 値電圧での補償を必要としない光学マウスを提供することである。
この発明のさらにもう1つの目的は、各検知器エレメントの出力信号の立上がり または立下がり時間を微分する必要なく格子の線の交差を検知する能力がある改 善された光学マウスを提供することである。
この発明のさらにもう1つの目的は、単一色の、半透明な格子とともに使用する ことが可能な改善された光学マウスを提供することである。
これらおよび他の目的ならびに利点は、様々な図面に包含されかつそれら図面に より説明されたこの発明の好ましい実施例の以下の詳細な記載を読んだ後に当業 者にとって自明のものとなることは疑いのないところである。
発明の要約 上記目的のい(つかは格子表面上を移動可能な光学マウスが、検知器セルからな る3×3のアレイの検知器を有する、カーソル位置制御システムで達成されてき た。表面は、その上に格子のパターンを有し、そのパターンは2個の交差直交す る平行な格子の線と、格子の線の間に規定される空間からなる。格子の線は第1 の色からなりかつ空間は第2の対照をなす色からなる。格子の線は均等にスペー スを開けられかつ均等な線の幅からなる。空間は線の幅に等しい幅を有する。マ ウスは、表面のある部分を照射する光源を有しかつ検知器は表面から反射した光 を受けかつこれを検知するために配置される。
検知器のセルは、典型的には線の幅の半分に実質的に等しい特徴的な寸法を有す る格子パターンの領域を描く。9個の検知器セルのうち7個が使用される。セル はそれらが検知する動きの方向に対して直交する方向に線の幅の奇数倍の距離を 置いて格子パターン上に領域を描き出す。したがって、たとえば、垂直な動きを 検知するためのセルの対は1つの線の幅だけ水平に離れた領域を描くために配置 され、したがって、対になったセルのうち一方が空間と、水平の格子の線を横切 るマウスの横断を検知することを確実にし得る。
代替的には、垂直の動きを検知するための1対のセルが線の幅の3.5.7また は他の奇数倍水平に離されて位置決めされた格子上に領域を描くために置かれて もよい。同様に、水平の動きを検知するためのセルの対が、線の幅の1.3また は他の奇数倍だけ垂直に離された領域を描くために置かれてもよい。水平の動き を検知するために2対のセルが存在しかつ垂直の動きを検知するためには2対の セルが存在する。動きの特定の方向を検知するための1対のセルは他の関連する セルの対により描かれる領域から動きの方向に線の幅の1.5倍、または他の0 .5×奇数倍だけ離されて置かれた領域を描き出し、したがってセルの対による 検知における区別可能な進みもしくは遅れまたは空間および格子の線上の交差を つくり出す。
検知器のセルはそれらが受ける光の量に対応する電気出力信号を発生する。4対 のセルの各々からの信号は組合わされかつそれから方形波の4つの直角信号に変 換される。
直角信号は、組合わされた信号が時間とともに増大するとき第1の状態に切換わ りかつ組合わされた信号が時間とともに減少するとき逆の状態に切換わり、また はその逆であり、これによりしきい値の問題および基準電圧の必要性を排除する 。
上記の目的の残りのものはこの発明の改善された実施例により達成され、この実 施例は検知器エレメントの4×4のアレイと、光源と、光方向付鏡とを支持する ための光学マウスハウジングをそなえる。光源は視覚的なもの、紫外または赤外 でもよい。アレイの光学検知器エレメントは行1、列1で始めて左から右へAな いしPと名付けられる。
各エレメントは格子の周期の平方の4分の1でありかつそれが受ける光の量に対 応する電気出力信号を発生する能力かある。エレメントはそれらが検知する動き の方向に対して直交する方向に格子周期の奇数倍の距離を離して、格子パターン 上に領域を描き出すように置かれるエレメントの対にグループ決めされる。対A +C,E+G、I+におよびM+Oは垂直の動きを、かつ対A+I、B+JSC +におよびD+Lは水平の動きを検知する。同じ軸に沿って動きを測定する対に された出力信号は互いに隣接していれば90度位相を外れており、かつ格子周期 の奇数倍煎れていれば180度位相を外れている。検知器の動きはおよび位置は 互いに180度位相を外れた、同じ方向の動きを測定する出力信号を比較するこ とにより決定される。比較された出力信号が交差する地点では、格子の線または 空間が検知される。各交差点は状態変化を示す。8対のエレメントの各々からの 出力信号を組合わせかつ比較することにより、Xまたはy軸方向いずれかの動き を示す4つの方形波直角方向に関する直角信号は光学動き検知装置または「マウ ス」の動きの方向を示す。
図面の簡単な説明 第1図はこの発明に従う検知器を有する光学マウスの斜視平面図である。
第1a図は第1図の光学マウスとともに使用するための交互の格子パターンの平 面図である。
第2図は第1図に示された装置の側面図である。
第3図は第1図および第2図の光学マウスにおいて使用するための検知器アレイ の平面図である。
第4図は第1図の光学マウスとともに使用するための格子のパターンの部分の平 面図でありかつ格子パターンに関する第3図の検知器アレイにより観察される領 域の相対的大きさを示す。
第5図は第3図における検知器とともに使用する論理回路の模式的電気回路図で ある。
第6図は第3図の2対の検知器セルの直角信号出力を表わすタイミング図であり 、特定の直交する座標軸に沿った動きの量および方向を示す。
第7図は第1図および第2図の光学マウスとともに使用 。
するための格子のパターンの部分を示す平面図であり、格子パターンに関しての 検知器セルの相対的スペース決めを示す。
第8図は格子のパターンに関連して代替の検知器の検知器セルにより観察される 領域の相対的大きさを示す格子パターンの部分の平面図である。
第9図はこの発明に従う検知器を有する光学マウスの斜視平面図である。
第10図は第9図に示された装置の側面図である。
第11図は第9図および第10図の光学マウスにおいて使用するための検知器ア レイの平面図である。
第12図は第9図および第10図の光学マウスとともに使用するための格子パタ ーンの部分の平面図でありかつ格子パターンに関連して第11図の検知器アレイ により観察される領域の相対的大きさを示す。
第13図は第11図の検知器アレイとともに使用される電子回路を模式的に示す ブロック図である。
第13a図は第13図の検知器アレイのための検知器エレメント出力信号を表わ しかつ特定の直交する座標軸に沿った検知器アレイの動きの量および方向を表わ す直角信号の一位相を各々が示す、対応する対にされた出力信号とを表わすタイ ミング図である。
第13b図は検知器エレメント出力信号と、第13図の検知器アレイの2対の検 知器エレメントのための対応する対にされた出力信号とを表わすタイミング図で ある。
この発明を実行するための最良のモード第1図および第2図を参照して、光学マ ウス11は光源15と光検知器25とを含むハウジング14を備える。このハウ ジングは、人の手に握られかつコンピュータスクリーン等の視覚表示システム上 のカーソルまたは類似する装置を移動させるために所望される方向および範囲に 対応して、表面13上のいかなる方向にも押出される。ハウジング14は手のひ らに収まりかつ薄い低摩擦の足またはスペーサ31および33を有しこれらは表 面13に接触してハウジングの本体を表面13かられずかな距離だけ上昇させる 。スペーサ31および33は、ハウジングが表面上を容易にスライドし得るよう に、たとえば、テフロンまたはナイロンで製作され得る。
源15は発光ダイオード(LED)、白熱球または他の広域照射源でよくかつ紫 外線および赤外線ならびに可視光線を発射してもよい。代替的には、源15はダ イオードレーザ等のレーザでもよい。源15は表面13上のスポット20に下向 きに狙い決めされる。源15は図示のような光を通さない支持管17内に装着さ れるか、または表面に直接狙い決めされてもよい。支持管17はハウジング14 の平坦な支持27を介して下向きに角度を付けて延びかつその位置に保持される 。好ましくは、源15は、表面に到着する光が検知器25により観察される領域 を照らすのに十分な直径を有する比較的細い点になるように表面近くに装着され る。典型的には、たとえば第3図における検知器のように、点の直径は約1.0 mmであり、これは約0.5mmの線の幅を有する、格子の線および空間または 格子周期を覆うのに十分である。
ハウジング14にもまたその先端に作像レンズ23を有する検知器管21が装着 される。管21の残りの部分きは一般的には光を通さない。管21は点20から 反射した光を受けるようにシェルフ27を通って下向きに角度をつけて延びる。
レンズ23は点20から反射した光を検知器25に向ける。検知器25は管21 の背後に装着されかつ撮像レンズ23を経由して表面13の部分の拡大された像 を受ける。典型的には、レンズ23は表面から1焦点距離以上の距離でスペース 決めされる。検知器25とレンズ23との間のスペース決めは約5焦点距離であ る。結果として得られる倍率は、検知器25により観察される領域が検知器に映 るようなものである必要がある。光学的な誤差を低減するように、可能な限り低 い、低倍率が好ましい。レンズ23の直径は約3ないし8mmであるが、これは 上下し得る。光源15が表面に十分に近いか、または光源15がレーザである場 合には、検知器25は光源15から直接光を検知せず、管21は不要となりかつ 省略され得る。
第1図においては、暗い交差する線とその線の間に白い空間を有する、部分的な 格子のパターン16が表面13上に見られ得る。表面13は少なくとも表面の一 部分の上に延在する受動的、位置関連の印の水平および垂直の反復パターンを有 する。好ましくは、これらの印は光吸収性でかつ反射性のパターン等の、高い光 学コントラストからなる印である。このようなパターンはその表面上に黒い線で 描れた格子を有する光る金属製の、白または他の高度に反射性の表面でもよい。
線は、所望の光学特性の顔料粒子を有′するインクで小さい点もしくは線または 他の形を印刷することにより製作され得る。代替的には、表面上に黒い正方形が 描かれてもよく、結果としてその間に低反射性の空間を有する反射性の格子の線 を有する第1a図に見られるパターン18が得られる。格子パターンについては 第4図を参照して以下により詳細に示すことにする。
この発明のカーソル位置制御システムは、光学マウス11と、格子パターン16 を有する表面13とを備え、上下、左右の動きに関してカーソルに指示を与える 電気信号を発生する。表面上ではマウスがスタートする特定の位置はなく、かつ カーソルの動きが所望されている方向にマウスが移動するのに十分な空間がある 限りにおいては、表面上でどの位置に運ばれてもよい。表面上にマウスを置く場 合、検知器25が第4図に示されるような、表面上の格子パターンに関して適切 に配向されるような配列にする必要がある。しかしながら、マウスを、デコード された信号に影響を及ぼすことなくこの名目上の配向からいずれの方向へも45 度まで回転させてよい。マウス11のハウジング14の典型的な大きさは軸的5 cm、長さ約8cmである。表面の好ましい大きさは軸的22cm、長さ約30 cmである。これらの寸法は決定的なものではなくかつハウジングまたは表面は 必要に応じてより大きくまたはより小さくされてよい。
第3図においては、検知器25の活性領域は正方形35により表わされる。検知 器25は検知器セルの3x3のアレイである。このセルはトランジスタまたはC CDアレイのダイオードでもよい。9個の検知器セルのうち文字A。
B、C,D、E、F、およびGで指定された7個が活性状態にあり、かつ残った 2つのセル49および50は使用されない。セルA、B、FおよびGは水平の動 きを決定するために使用されかつセルA、C,DおよびEは垂直の動きを決定す るために使用される。この決定が行なわれる態様については第5図および第6図 を参照して以下に述べることにする。
第4図は、表面13上の格子パターン16の部分を示す。
格子パターン16は格子の線の2つの交差直交する組からなり、それらには線3 7および39といった1組の水平の格子の線と、線41および43といった1組 の垂直の格子の線が含まれ、かつ格子の線の間に規定される空間45から製作さ れてれもよい。格子の線は第1の色からなり、かつ空間は第2の対照をなす色か らなる。したがって、格子の線は反射性または白でありかつ空間は吸収性または 黒とされてもよく、あるいはその逆でもよい。その方が好ましいが、格子の線と 空間との間の境界47は、検知可能になるように線と空間との間に十分なコント ラスト比が存在していれば、特に鋭く規定される必要はない。格子のパターンを 製作する上で、表面13全体が反射性の領域として始まってもよい。光沢のある 白い紙またはマイラーが使用されてもよい。着色されたインクまたは染料がその 後、線を印刷するために使用されてよい。
典型的には、垂直の格子の線41および43ならびに水平の格子の線37および 39はほぼ同じ線の幅、Wを有する。格子の線の各組は平行な均等にスペース決 めされた格子線から製作される。空間45は線の幅とほぼ等しい幅を有する均等 な大きさからなる。典型的には、線の幅Wは、垂直および水平双方の格子線に関 しては約Q、5mmであり、辺が005mmの正方形の空間を形成する。1.0 mmまたは他の線の幅が使用されてもよい。正方形の空間の方が計算の目的上は より扱いやすいが、パターンは必ずしも正方形の空間を形成する必要はない。
第4図においては、点線35が視界を形成する格子内の相対領域と、線の格子に 関連してかつ線の幅に特定的に示した第3図のアレイ検知器25の配向を示す。
点線35は検知器アレイに対し検知器管のレンズにより映し出された領域を示し 、したがって、各検知器セルは格子線または空間の半分の幅を解像する能力があ る。
光学マウスは格子パターン16に対してどの方向にも移動する。これは第4図に おける矢印52によって示され、点線の正方形35内の検知器の視界は上下およ び左右に移動し得る。第4図にx−y座標軸で示されるように、格子線は交差し ているので、X方向の水平の動きおよびX方向の垂直の動きは別々に検知されか つ測定される。マウスが45度以上回転すると、軸が切換わる(すなわち、水平 のセルが垂直の動きを検知し、かつその逆もまた同様である)水平の動きに関し ては1本の線の幅だけ垂直に離された領域を作像するように検知器セルAおよび Fが置かれる。
このことにより一方のセルが線39といった水平格子線を追いかけている間、他 方のセルは水平の格子線からは離れかつ垂直格子線と空間を通る交差を検知する ことが確実になる。同様に、検知器セルBおよびGは1本の線の幅だけ垂直に離 された領域の像を映すするために置かれる。セルAとFの対は関連するセルBお よびGの対により像を映される領域から水平に線の幅の半分だけ離れた領域の像 を映すように置かれる。このように分離することにより、他方の関連する対に対 しての一方の対による線の検知における進みまたは遅れがっくり出され動きの方 向が決定され得る。
垂直の動きに関しては、検知器セルAおよびCが1本の線の幅だけ水平に離され た領域の像を映すように置かれる。
また、検知器セルDおよびEが1本の線の幅分水平に離れた領域の像を映すよう に置かれる。セルAおよびCの対はセルDおよびEの対により像を映される領域 から線の幅の半分垂直に離れた領域を像を映すように置かれる。結果として各ペ アに関しては、1本のセルが垂直の格子の線を追いかけている間、対の他方のセ ルが水平の格子線と空間を通る交差を検知する。他方の対に対する線の交差の検 知においては一方の対が他方の対に進みする。
第4図においては、特定の方向のマウスの動きを検知するための1対のセルから なる検知器セルが1本の線の幅Wの距離だけその特定の方向に直交する方向に離 された格子のパターンの領域の像を映しそれによりペアの一方のセルが格子の線 と空間とを通る交差を検知することを確実にする。しかしながら、第7図に見ら れるように、他のセルの分離によってもこのような結果が得られる。検知器セル AおよびFの対は水平の動きを検知するように置かれ、かつ第4図のように、1 本の線の幅分前れた領域の像を映す。
セルAおよびAIは2本分の幅だけ離れた領域の像を映す。
水平の動きの間に、セルAおよびAIのいずれかまたは双方が垂直格子線と空間 とを通る交差を検知するかまたは双方とも水平の格子線を追いかける。後者の場 合、セルAまたはセルAtのいずれも水平の動きを検知しない。したがって、セ ルAおよびAIならびにセルの他の対は線の幅Wの偶数倍だけ分離された領域の 像を映し、マウスの動きを検知するのには適していない。セルAおよびFlは線 3本分の幅離れた領域の像を映す。セルAおよびFの場合のように、対Aおよび Flの一方のセルは常に格子線および空間を通る交差を検知するために置かれる 。このことは、線の幅Wの他の奇数倍だけ分離された領域の像を映すいかなるセ ルの対にも当てはまることである。第7図においては、セルBおよびG、Bおよ びGl、ならびにB2およびG2の対がまた垂直に線の幅の奇数倍だけ離れた領 域の像を映し、かつ格子上の水平のマウスの動きを検知することが可能である。
垂直の動きの検知の場合にも同様である。
第4図においても、特定の方向のマウスの動きを検知するためのセルの多対がそ の特定の方向に同じ方向の動きを検知するための関連する対により映された領域 から線の幅の半分だけ離れた格子パターンの領域を映し、それにより他方の関連 する対に対する一方の対による線の交差の検知における認識可能な進みまたは遅 れがつくり出される。しかしながら、第7図に見られるように、他の対の分離に よってもこのような進みまたは遅れが得られる。セルAおよびFの対はセルBお よびGの対から線の幅半分だけ離れた領域を映す。マウスの右向きの動きの間に 、対BおよびGは線交差の検知において90度の位相分離分だけ対AおよびFに 先んじる。左方向の動きの間には、対BおよびGが90度だけ対AおよびFに遅 れをとる。したがって左向きと右向きの動きの間には認識可能な違いがあり、こ れにより検知器システムによるマウスの動きの方向の決定が可能になる。セルA およびFの対は、セルB2およびG2の対から線の幅の3/2だけ離れた領域の 像を映す。マウスの右向きの動きの間には、対B2およびG2は線の交差の検知 において90度の位相変位分だけ対AおよびFに遅れをとる。左向きの動きの間 には、対B2およびG2が90度分対AおよびFに先んじる。したがって、線の 幅の3/2分分離された領域の像を映すセルの対は認識可能な進みまたは遅れを つくり出し、これによりマウスの左向きまたは右向きの動きの決定を可能にする 。特定の方向への動きを検知するためのセルの対はその特定の方向に線の幅の半 分の他の奇数倍だけ分離された領域を映しこれもまたこのような進みまたは遅れ をつくり出す。
第3図に見られる検知器アレイ35における検知器セルは、実質的に正方形であ りかつ線の横幅の約半分である東4図における格子パターン上の正方形の領域を 作像する。
しかしながら、検知器セル間の分離に比べて、検知器セルの大きさおよび形は特 に決定的なものではない。第8図に見られる代替検知器113はこの点を例を挙 げて示したものである。検知器セルA、BSF、およびGは第4図と同じ、マウ スの水平の動きを検知する。しかしながら、セルFおよびGはセルが検知する特 定の方向における幅が最大でも線の幅の半分でありかつセルが検知する特定の方 向に直交する長さが線の幅の半分から1本の線の幅の範囲にあるいかなる形状を 有してもよい。検知器セルFは、たとえば水平方向に測って約1本の線の幅の4 分の1の細い幅を、また垂直方向に測っては約1本の線の幅を有している。検知 器セルA、C,DおよびEはマウスの垂直の動きを検知する。セルCおよびEの 長さおよび幅はセルFおよびGのものに類似する。垂直および水平の動き双方を 検知するためのセルAは上記の限定により実質的に線の幅の半分の辺を有する正 方形になるべ(制約される。
第5図を参照して、反射率における差を表わす光学信号が検知器セルによりピッ クアップされかつ対応する電気電圧信号に変換される。検知器セルからの電気出 力はそれらが起源とする第3図における対応するセルと一致するAlBSC,D 、E、FおよびGという名称を付けられ、かつ電子電圧加算または減算が行なわ れる回路へ対応する線に沿って送られる。たとえば、セルAおよびFは線71お よ゛び72に沿って加算または減算回路81へ電気信号を送信する。セルBおよ びGは線73および74に沿って加算または減算回路83へ電気信号を送る。セ ルAおよびCは線75および76に沿って加算または減算回路85へ電気信号を 送信する。セルDおよびEは線77および78に沿って加算または減算回路87 へ電気信号を送信する。これらの回路は出力線91.93.95および97に沿 って、A+F、B+GSA+CおよびD+Eにより示される総和、または各回路 の対応する入力信号の差を表わす組合された出力信号を発振する。
微分回路100は、それぞれの線91.93.95および97に接続された個々 の微分器101.103.105および107を有する。微分器の出力は微分器 への入力である組合わされた電気信号A+F、B+GSA+CまたはD+Eの電 圧が時間とともに減少する、すなわち負の時間導関数である場合には常に1の値 に設定される。出力は入力である組合わされた電気信号の電圧が時間とともに増 加する、すなわち正の時間導関数を有している場合には常に0の値にリセットさ れる。出力値は増減がないとき、すなわち入力である組合わされた信号が0の時 間導関数を有する場合には常に変化せずそのままである。ヒステリシスのための 定電圧が、入力である組合わされた信号が0またはOに近い時間導関数を有する 場合に出力信号のランダムな切換えを防止するために組合わされた信号に含まれ てもよい。したがって、微分回路100はアナログ信号からの入力である正弦波 に近い組合わされた電気信号A+F、B+G、A+CおよびD+Eをデジタルの 方形波信号に変換する。微分回路は格子パターンの絶対反射率を補償するしきい 値電圧への必要性を排除する、というのも結果として得られる直角信号により表 わされているのは反射率における変化だからである。
微分回路100により出力されたデジタル方形波信号は線の交差を表わすXA、 XBSYAおよびYBで示された直角信号である。直角信号は多くの機械マイス から、商業的に入手可能でありかつマサチューセッツ州ケンブリッジの、LIS P、マシーン社が製造するコンピュータ、又はケンブリッジのゼロックス・コー ポレーションおよびBBNにより製造されるコンピュータに代表されるカウンタ 111へ送られ、かつ本件のコードはこのようなマイスによりつくり出されるも のに等しい。カウンタ111からの出力はそこで映像ディスプレイまたは映像端 末上に表示されるカーソルへ与えられる。
第6図では、組合わされた信号A+Fは、マウスが第4図の格子パターンを有す る表面上を移動するにつれて、最小電圧Vm i nと最大電圧Vmaxとの間 で時間とともにその電圧が変化する。VminおよびVmaxの実際の値は線と 空間との絶対反射率に依存するが、それらは決定的なものではない、というのも この検知器のシステムはマウスの動きの量および方向を決定するそれら実際の値 よりはむしこれら電圧の値における変化に依存しているからである。組合わされ た信号B+Gは同様に変化する。この実施例では、信号A+Fは、第3図に見ら れる検知器AおよびF双方が格子の線からの反射光を受ける位置にあるときには いつも最大電圧にあり、かつ2つの検知器のうちの一方が低反射率の空間からの 光を受ける位置にあるときには常に最小電圧にある。信号は最大と最小電圧の間 にありかつ検知器の一方が空間と格子線との間の境界を横断する。一方、格子の 線が低反射率を有しかつ空間が高い反射率を有するならば、最大および最小電圧 の役割は信号XAおよびXBのための0および1の状態と同様逆転する。しかし ながら、XAおよびXBが線の交差で状態を切換える順位が変化せずそのままで あるので信号XAおよびXBの解釈が影響を受けることはない。
直角信号XAは組合わされた信号A+Fに対応しかつ組合わされた信号A+Fの 電圧が時間とともに減少する場合、すなわちマウスが格子の線から空間へ水平に 移動する場合には常に1の状態を想定し、かつ組合わされた信号の電圧が時間と ともに上昇する場合、すなわちマウスが空間から格子の線へ水平に移動するとき には常に0の状態を想定する。同様に直角信号XBは組合わされた信号B+Gに 対応する。直角信号YAは組合わされた信号A+Cに対応する。
直角信号YBは組合わされた信号D+Eに対応する。
第6図においては、マウスはその水平移動に関する限りt2まで右へ移動してい (。マウスは、時間t2と時間t3との間では水平の動きをしない。マウスは時 間t3の後左方向の水平の動きを有する。第3図に見られる検知器セルAおよび Fの対は検知器セルBおよびGの関連する対により作像される領域から水平に線 の幅の半分の位置の領域を作像するので、組合わされた信号A+FおよびB+G ならびに結果的には対応する直角信号XAおよびXBは同時に状態を切換えない 。時間t2に先立つ時間t0では信号XBが1の状態に切換わる。これもまた時 間t2に先立つ後の時間t1では、信号XAが1の状態に切換わる。したがって 、信号XBは信号XAに進みしこれにより表面に対するマウスの右向き水平方向 の動きが示される。時間t3の後の時間t4では、信号XAが1の状態に切換わ る。その後の時間t5では、信号XBが1の状態に切換わる。したがって、信号 XBは信号XAに遅れをとり、これにより、マウスも左向き水平方向の動きが示 される。時間t2のちょうど前に信号XBは0の状態に切換わる。時間t3では 信号XBは信号XAにおけるいかなる反転切換えも伴わずに1の状態に切換わる 。
第6図は直角信号XAおよびXBならびに左および右水平方向の動きという観点 から記載した。直角信号YAおよびYBが上下の垂直方向の動きを決定するため に類似した態様で解釈されることは容易に認識されるところであろう。
さらに、検知器の対が関連する対から線の幅の半分または他の状態ではなく線の 372分だけ離されている場合では、習性は逆転し得る。すなわち、信号XAに 先立つXBはマウスの左向き水平方向の動きを示しかつ信号XAに遅れをとる信 号XBは右方向水平の動きを示すことになる。同様に、垂直方向の動きの習性も 逆転し得る。
この発明は、3×3検知器アレイの使用による小型光学マウスを提供する。セル の多対における1個の検知器セルはマウスが格子上を動く間に格子の線を横切る ので、システムは、それらの相対的位置に関係なく、マウスと格子との間の相対 的動きを確実に決定する。さらに、システムにより発生する直角信号は検知器信 号自体の値ではなく組合わされた検知器信号の時間に対する微分に基づいている ので、システムは進み技術のシステムに比べ格子の線と空間との実際の反射率か らより強く独立している。
この発明の改善された実施例が第9図および第10図に示され、ハウジング21 0、光源212および光検知器214を備える光学マウスが水平および垂直の線 および空間からなる格子パターン211の上に描写されている。ハウジング21 0は人の手により握られかつ格子パターン211aにより、より詳細に示される 、格子パターン211の表面にわたってどの方向にも容易に移動させられ得る。
ハウジング210は格子パターン211の表面に接触しかつハウジング210の 本体を格子パターン211の表面の上にわずかに上昇させる低摩擦の足またはス ペーサ216を有する。スペーサ216は、たとえばナイロンまたはテフロン等 の、いくつかの低摩擦物質で製作または処理されてもよく、これによりハウジン グ210は格子パターン211の表面上を容易に摺動する。
支持プラットホーム218は、光源212および光検知器214を格子パターン 211の表面の上に位置決めするようにハウジング210の内壁に張付けられる 。光源212および光検知器214はハウジング210内に配置されかつプラッ トホーム218を支持するために一体に装着される。光215は光源212から 射出され覗き穴220を通って格子パターン211の表面から反射されて回析鏡 222に達しかつしたがって光検知器214に向けられる。
回析鏡222は機能的光学マウス208には必ずしも必要なものではないが、そ れにより光学マウス208の内部コンポーネントがいくつもの異なる形状に配列 され得るので、改善された実施例においては有益である。光源212は発光ダイ オード226、すなわちLED、白熱球または他の広域照射源でよくかつ紫外線 および赤外線ならびに可視光線を射出するものでよい。代替的には、光源212 はダイオードレーザ等のレーザでもよい。
LED226は光源212の光を通さない管224内に装着され、格子パターン 211の表面上の点227に下向きに狙い決めされる。LED226は、表面に 到着する光が光検知器214により観察されるべき領域を照射するに十分な寸法 を有する、227等の比較的細い点に向けられるように格子パターン211の表 面近くに装着される。導電性ワイヤ228がLED226に接続されかつこれは コネクタ230を通って延び、コネクタはワイヤ228をその場に保持しかつ光 学マウス208が移動するときの、ワイヤ228の損傷を防ぐ。
光215は回析鏡228により光検知器214に向けられる。光検知器214は 光検知器214の光を通さない管232内に収められ、この管は角度を付けて配 置されかつプラットホーム218により支持される。光検知器214に入る光2 15は検知器管232の先端に位置する焦点合点合わせレンズ234は検知器2 36の大きさに従い光215のビームの寸法を狭めまたは拡げる能力がある。検 知器の好ましい実施例は下に示すようにエレメントの4X4のアレイであるが、 検知器のアレイおよびそのエレメントは、ここに説明した一般的な原則に従う限 りにおいては格子のパターンに関連していくつかの形、大きさ、および形状のい ずれのものであってもよい。
典型的には、点227の直径は約1.Qmmであり、これは1格子周期の正方形 をわずかに超える面積を覆うに十分である。しかしながら、検知器236は、焦 点合わせしンズ234が光215のビームを狭めたりまたは拡げたりする限りに おいては、点227に関連してより大きくまたは小さくされることが可能である 。
導電ワイヤ238が検知器236に取付けられかつその後端で検知器管232に 検知器236を取付けるコネクタ240を通って延在する。焦点合わせレンズ2 34は典型的には格子パターン211の表面から1焦点距離以上でスペース決め される。検知器236の光学的に検知可能な部分と焦点合わせレンズ234との 間の間隔法めは約5焦点距離である。結果として得られる倍率は、検知器236 により見られる面積が十分な倍率で検知器に映し出されるようなものでなければ ならない。一般的には、十分な倍率というのはその倍率が光学的誤差を減じるよ うに可能な限りレンズ234の寸法は約3ないし8mmであるが、これは上下し てもよい。光源212は表面近くにありまたはレーザであるので、焦点合わせレ ンズ234は光源212からの光を直接検知することはなく、検知器管232は 不要となりかつ省略されてもよい。
第9図においては、部分的格子パターン211aが格子パターン211の表面上 に見られる。暗い交差する線は格子の線を示し、かつ格子の線の間の白い空間が 格子の線の間の空間を示す。好ましくは、格子パターン211の表面全体が格子 パターン211を繰り返すパターンで網羅される。格子の線と空間の間または光 学的に吸収性の部分と反射性の部分との間には典型的な高い度合の光学的コント ラストが存在するが、コントラストは検知器236が線を空間から区別するのに 十分な大きさであればそれでよい。
光学マウス208が視覚的には半透明な格子パターン211上で使用される場合 には、光源212を非視覚的な光源にしかつ光検知器214が非視覚的光源を受 けるようにすることが望ましい。そのような状況では、非視覚的光を反射しかつ 視覚的光を吸収する、またはその逆である物質で格子パターン211の線を処理 または印刷することが可能かもしれない。したがって、光学マウス208は格子 パターン211上の格子を見るが、格子自体は視覚的には半透明であると考えら れる。「視覚的に半透明である」といはっきりからぼんやりまで変化する明確さ の度合で人間の目に識別可能であると考えられる状態を意味する。格子の線また は空間は検知器に反射される光にどれを選択するかに依存して、細かい点または 線を印刷することにより製作され得る。代替的には、空間は格子パターン211 の表面上に、あるタイプのサングラスのレンズを形成するために使用されるコー ティング材料等の、所望の光学特性を有するいくつかの物質のうちのいずれかで 印刷または染色され得る。
格子パターン211の表面上で光学マウス208がスタートする特定の地点はな く、シたがって表面上のどこへ持っていかれてもよい。マウスを表面上に置くと きには、検知器236が、第9図に示されるように、格子パターン211に関し て適切な配向になるような配列が必要である。
しかしながら、光学マウス208は光学マウス208によりつくり出されるデコ ードされた信号に影響を与えることなくこの通常の位置からいずれの方向へも、 たとえば30度といった最大角度まで回転させてもよい。
第11図は第9図および第10図の光学マウス208において使用される光検知 器236の光学検知領域を描写する。この発明の位置制御システムは光学マウス 208および格子パターン211を備え、格子パターン211上の光学マウス2 08の動きに関してカーソルまたはコンピュータのメモリロケータに指示を与え る電気信号を発生するべく動作する。
第11図においては、検知器236の光学的に活性な領域が、正方形の検知器ア レイ244すなわち検知器エレメント246の4×4のアレイにより表わされる 。検知器アレイ244はトランジスタまたはCCDアレイにおけるダイオードか ら構成されてもよい。検知器エレメント246は文字AないしPで示される。1 6個の検知器エレメント246のうち4つは不活性状態にありかつF、H,Nお よびPで示される。エレメントASC,E、G、I、に、MおよびOは垂直の動 きを検知するために使用されかつエレメントASB1CSDSI、JSKおよび Lは水平の動きを検知するために使用される。垂直または水平の動きが検知され る態様については第12図−第13b図を参照して以下に論述することにする。
第12図は格子パターン211の部分を描写しかつ格子パターン211に関して 検知器アレイ244により観察される領域の相対的な大きさを示す。格子パター ン211は格子線254の2つの交差直交する組から製作され、それがその間の 格子空間256を形成している。格子線254および格子空間256は異なる程 度の反射率を有する。2つの反射率の程度の違いは検知器236が格子線254 を格子空間256から区別するのに十分なものでなければならない。格子線25 4と格子空間256との間の境界257は、その方が好ましいが、線と空間との 間に検知するのに十分なコントラスト比があれば、するどく規定される必要はな い。
典型的には、格子線254は各格子空間256の長さまたは幅とほぼ同じ線の幅 Wを有する。格子パターン211の平方インチ当りには約50の格子線254が 存在する。
50格子線/インチでは、Wは約0.5mmであり各格子空間は約0.5mm/ 辺になる。1.0mmまたは他の線の幅が使用されてもよい。格子パターン21 1aは正方形の空間を必ずしも形成する必要はないが、計算の目的上はその方が より取扱いが容易である。
第12図においては、検知器アレイ244が点線で描写され、検知器アレイ24 4により作像される相対的な領域ならびに格子線254と空間256および特に 線の幅に関する検知器236の典型的な視界および配向を示している。
格子線は第12図にx−y座標軸で示されるように、直交しているので、X方向 の水平の動きおよびy方向の垂直の動は別個に検知されかつ測定され得る。光学 マウス208は格子パターン211に対してどの方向にも移動し得るが、矢印2 55が以下の記述の目的で、正のX軸座標から負のX軸座標にかけてのX座標に 沿った検知器アレイ244の動きを示す。ハウジング210が45度といったあ る量を超える回転をする場合、軸が切換わりかつX軸がy軸になりかつまたその 逆が起こる。
第12図に示されるような検知器アレイ244が第11図における検知器アレイ 244と同じ態様で配向された場合、垂直の動きは文字A、C,ESG、ISK 、Mおよび○で示された検知器エレメント246により検知されかつ水平の動き は文字ASB、C,DS I、J、におよびして示された検知器エレメントによ り検知されることになる。
各検知器エレメント246はいずれかの特定的位置にある間に検知する光の量に 比例する電気信号を発生する。同じ軸に沿った動きを検知する2個の検知器エレ メントの出力信号を電気的に合計することにより、2個の検知器エレメント24 6の電気信号の総和に比例する対になった電気信号を発生させることが可能であ る。同様の対にされた差分出力信号が2つの出力信号を減算することにより発生 し得る。
検知器エレメント246の対は、垂直の動きを検知する検知器エレメント246 から1つの線の幅だけ水平に離れかつ水平の動きを検知する検知器エレメント2 46から1本の線の幅だけ垂直に離れた領域を作像するように置かれる。垂直検 知器エレメントの対はA+CSE+G、I+におよびM+Oである。水平検知器 エレメントの対とはA+1、B+J、C+に、およびD+Lである。各検知器エ レメントの対は特定の軸に沿った動きおよび方向を決定するために使用される2 つの直角信号のうちの一方の一位相に対応する。
検知器エレメントの対をこのような態様に配列することにより特定の軸に沿った 動きの検知をするエレメントの対のうち少なくとも一方のエレメントが格子の線 と空間との間の交差を検知するべく位置決めされることが確実になる。
加えて、このような配列により2つの結果として得られる直角信号のうちの1つ が動きの方向に依存して時間とともに他方の信号に先んじることが確実になるが 、これについてはさらに詳しく以下に説明する。1つの直角信号に対応する1対 のエレメントのうち1つのエレメントがその直角信号に対応する他方の対のエレ メントと逆の格子パターンを見る限りにおいては、他の、エレメントの対をスペ ース決めする形状が採用されてもよく、かつ特定の方向のマウスの動きを示す2 つの直角信号の間の時間における決定可能な進みまたは遅れが存在する。
検知器エレメントの出力信号を受けかつ格子パターン211上の光学マウス20 8の動きに関して、カーソルまたはコンピュータのメモリロケータに指示を与え る能力がある電気信号を発生するべく動作する電気回路またはシステムプロセッ サが第13図に描写される。先に述べたとおり、各検知器エレメント246は検 知器エレメント246により検知された光に比例する電気信号を発生する。検知 器エレメント出力信号257をいくつかの和分回路258の少なくとも1個に入 力することにより、上記の垂直および水平検知器エレメントの対が製作され得る 。
検知器エレメントA、C1工およびKに対応する出力信号257は各々別個の和 分回路258に入力されかつその他のすべての検知器エレメント出力信号257 は単一の和分回路258へ入力される。プロセッサ/カウンタ260は対にされ た出力信号259に応答しかつ格子パターン211上での光学マウス208の動 きと方向を決定しかつシステム出力信号261を発生するためにこれら信号を処 理するべく動作する。システム出力信号261は端末スクリーン上のカーソルの 動きを制御またはシステムメモリへ位置およびデータ情報を提供するべく使用さ れ得る。多対にされた出力信号259はXまたはy軸のいずれかに対応する2つ の直角信号の一方の位相を表わす。
各軸に関しては、AおよびA*倍信号らびにBおよびB*倍信号存在する。Aお よびB信号は直角信号XAおよびXBの一方の位相を表わし、かつA*およびB *は直角信号XAおよびXBの他方の位相を表わす。「*」はA*およびB*倍 信号AおよびB信号に対して180度位相を外れていることを示す。y軸に関し てはYA、YA*およびYB、YB*信号が存在し、かつX軸に関してはXA、 XA*およびXB、XB*が存在する。直角信号については以下の第13a図を 参照すればよりよく理解できる。
第13a図は第13図の検知器アレイのための検知器エレメント出力信号と、特 定の交差する座標軸に沿った光学マウス208の動きの量および方向を表わす、 直角信号の1つの位相をそれぞれが表わす対応する対にされた出力信号を示すタ イミング図である。対にされた出力信号XAは、光学マウス208が第12図に 矢印255で示されるように格子パターン211の表面上を移動するにつれて、 最終電圧Vminと最大電圧Vmaxとの間で電圧が時間とともに変化する。対 にされた出力信号XAは検知器エレメントDおよびLからの検知器エレメント出 力信号の総和に対応する。検知器エレメントD+Lの対が格子パターン211を 横切って移動すると、検知器エレメントDは格子線254内にとどまりかつ最小 限の量の光だけを集める。同時に、検知器エレメントLは格子線254から格子 空間25゛ 6を通りかつ様々な量の光を集め、その光の量は検知器エレメント の出力信号の変化する電圧レベルに対応する。検知器エレメントの対のうち1個 の検知器エレメントの等価のものだけが一度に格子空間内に存在し得るので検知 器エレメントのいかなる対のペアにされた出力信号の最大電圧も第12図に示さ れる検知器エレメントIおよびMのような完全に格子空間内にある単一の検知器 エレメントの出力信号の電圧レベルを超えてはならない。
第12図に示されるような格子パターン211の表面を横切って移動する検知器 アレイ244に関しては、結果として得られる対になった出力信号は第13a図 に描写された信号270−280により示されるような形で現われると考えられ る。VminおよびVmaxの実際の値は格子線と空間との絶対反射率に依存す るが、これらは決定的なものではない、というのは検知器システムは光学マウス 208の動きの量および方向を決定するためにそれらの実際の値というよりはむ しろ電圧の値における変化に依存しているからである。信号272および274 は信号270および276のミラーイメージを示すように現われる、というのも 、前者の信号が後者の信号に対して180度位相を外れた検知器エレメントの対 の出力信号に対応しているからである。
信号270を信号272に比較することにより、線交差か発生したときを決定す ることは可能である、というのも信号の電圧レベルは切換えを始めかつある時点 で信号が交差するからである。2つの対にされた出力信号XAおよびXA*の時 間t2、t4、t6、it、およびttQでの信号交差点は状態の変化を示しか つ線282により示される直角信号XA’ を発生するために使用される。同様 に、2つの対にされた出力信号XBおよびXB*の時間t8、j3、j5、t7 およびt9における信号交差点は状態の変化を示しかつ線284で示される直角 信号XB’ をつくり出すために使用される。
信号XA’およびXB=の最初のバイナリの状態は、バイナリの状態変化が検知 されるごとにバイナリの状態が交互になるならば、0または1のいずれかでよい 。XA*=YB*およびYA=YBそれぞれを示す信号278および28は、第 12図に示される検知器アレイ244の動きのためにVmaxまたはVminの いずれかに維持され、というのも検知器アレイの動きに関係なく、対応する検知 器エレメントにより検知される光の量が変化しないという点に留意すべきである 。バイナリの状態変化が発生した時点を決定するために直角信号の2つの位相を 表わす信号の間の交差点を使用することは、対にされた出力信号が立上がろうと しているかまたは立下がろうとしているかを微分回路で決定する試みよりもより 効果的でありかつ確実である。
直角信号XA’ ないしXB’ を比較することにより、検知器アレイ244の 動きの方向を決定することが可能である。第13a図においては、信号XB’が 時間において信号XA’ に先んじしたがって信号XB’ に対応する検知器エ レメントは、信号XA’ に対応する検知器エレメントが同じ格子の線または空 間を検知する前に格子の線または空間の交差を検知することになろう。信号XB *は検知器エレメントの対A+Iの対にされた出力信号に対応し、検知器アレイ 244の先端部分にありかつしたがって格子線または空間に遭遇すると最初に電 圧が変化する。信号xA*は検知器エレメントの対B+Jの対にされた出力信号 に対応し、電圧が変化しかつ信号XB*を90度遅らせるX軸の検知器の第2の 検知器エレメントの対である。検知器アレイ244が逆方向に移動するとすれば 、信号XA*は信号xB*に先んじ、右向きの動きが検知されるであろう。
検知器アレイ244が第12図に示される動きをすることは稀である、というの もその動きが通常人の手によるものであり、信号270−280が第13a図に 描写されるように均等である場合が稀であると考えられるからである。
信号xA*およびXAのより典型的な例が第13b図の線290および292に よって示される。線290は線292と区別するために点線になっている。線2 90と292を比較することにより適切なバイナリの状態変化を示す、線294 により示される直角信号XA’を発生させることが可能である。信号の交差のみ がバイナリ状態変化を決定するために使用されるので、信号における極度の変化 により困難と考えられる、信号XA*およびXAの立上がりひ立下がり時間を決 定する必要がない。たとえば、時間t1、t2、t3、t4、t6、t7、t8 、t9およびt、0は正当な信号の交差を示しかつしたがって正当なバイナリ状 態の変化を示す。しかしながら、時間t5は信号XA*の電圧レベルにおける多 大な変化を表わしかつバイナリ状態の変化を決定するために微分回路を使用する システムにより状態変化として解釈されるかもしれずしたがって誤った線交差を 結果として生じさせる。この発明の改善された実施例のシステムでは、信号の交 差が発生していないので時間t5は状態の変化を示しておらず、したがって、シ ステムによる誤った線交差は発生しない。
この発明は特定の実施例の観点から記述されてきたが、その変更および修正が当 業者にとって疑いなく自明となることが予期される。この発明のそのような変更 および修正はこの発明の真の精神および範囲内にありこれらすべてを網羅するも のと意図される。
国際調査報告

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.改善された光学位置検知器システムであって、2組の交差直交する格子の線 をその上に有する格子パターンを有する表面を形成する手段を含み、前記格子の 線が予め定められた幅と第1の反射率とを有しかつ第2のコントラストをつける 反射率の空間をその間に規定し、前記表面上を移動可能であり、かつ前記表面上 の前記格子パターンの部分を照射するための手段を含む光学マウスと、 前記照射された部分の領域を作像するために配置された検知器エレメントのアレ イとを含み、前記エレメントの各々が前記照射された部分から受けた光の量に比 例する電気信号を発生するべく動作し、前記アレイが、前記表面に対し特定の第 1の方向の前記マウスの動きを検知するための少なくとも4対のエレメントを含 み、前記対のうち2つが対の第1の組を形成しかつ前記対のうち2つが次の第2 の組を形成し、各前記組の前記エレメントは、対のいずれかの1エレメントが空 間を作像するとき、その対の他方のエレメントが線を作像し、かつ少なくとも前 記線の幅の距離にわたっての前記第1の方向への前記マウスの動きが前記第1の 組におけるもう1つのエレメントにより発生した電気信号の電圧レベルにおける 変化を伴う約180度位相を外れた前記第1の組における一方のエレメントによ り発生された電気信号の電圧レベルにおける変化を引き起こし、かつ前記第2の 組におけるもう1つのエレメントにより発生した電気信号の電圧レベルにおける 変化を伴う約180度位相を外れた、前記第2の組における一方のエレメントに より発生された電気信号の電圧レベルにおける変化を引き起こすように、かつ前 記第1の組における前記一方のエレメントにより発生させられた電気信号が前記 第2の組における前記一方のエレメントにより発生させられた電気信号に時間に おいて遅れをとるかまたは時間において先行するかのいずれかであるように、前 記アレイ内に配置され、かつ 前記エレメントの各々からの前記電気信号を受取りかつ前記第1の方向の前記マ ウスの動きの量および方向を決定するべく動作するシステムプロセッサ手段とを 含む、システム。
  2. 2.前記システムプロセッサ手段が、 前記エレメントからの前記電気信号を受けかつ各前記対からの電気信号を組合わ せて各前記対の組合わされた出力に対応する対にされた電気信号を形成するべく 動作する組合わせ手段と、 前記対にされた電気信号を受け、前記第1の組に対応する前記対にされた電気信 号を比較して対応する第1の直角信号を発生し、前記第2の組に対応する前記対 にされた電気信号を比較して対応する第2の直角信号を発生するべく動作する手 段とを含み、各前記直角信号は前記マウスの第1の動きに先立つ第1の状態にあ り、前記第1の直角信号は前記第1の組に対応する前記電気信号が時間における 同じ時点で等しい電圧レベルを初めて有したとき第2の状態切換わり、前記第2 の直角信号は、前記第2の組に対応する前記電気信号が時間における同じ時点で 等しい電圧レベルを初めて有したとき第2の状態に切換わり、前記第1および第 2の直角信号はその後、前記第1の組および前記第2の組に対応する前記電気信 号が時間における同じ時点で等しい電圧をそれぞれ有するたびごとに前記第1の 状態と前記第2の状態との間で交互になり、かつ他の直角信号に対して前記直角 信号の1つにおける進みを決定するべく動作する手段を含む、請求項1に記載の 改善された検知器システム。
  3. 3.前記格子線が高度に反射性でありかつ空間が高度に吸収性である、請求項1 に記載の改善された検知器システム。
  4. 4.前記格子線が高度に吸収性でありかつ空間が高度に反射性である、請求項1 に記載の改善された検知器システム。
  5. 5.直交する格子線の各組が1本の線の幅離されて均等にスペース決めされた、 請求項1に記載された改善された検知器システム。
  6. 6.前記空間が前記線の幅に実質的に等しい特徴的寸法を有する、請求項1に記 載の改善された検知器システム。
  7. 7.前記格子パターンが視覚的には半透明である、請求項1に記載の改善された 検知器システム。
  8. 8.前記光学マウスが前記照射された部分から反射した光を前記アレイへ向ける ための手段をさらに含む、請求項1に記載の改善された検知器システム。
  9. 9.前記照射手段がLED,白熱球,赤外光源,紫外光源およびレーザからなる グループから選択される、請求項1に記載の改善された検知器システム。
  10. 10.特定の方向の前記マウスの動きを検知する対における前記エレメントの各 々が、前記特定の方向に多くとも線の幅の半分の幅と、線の幅の半分から1本の 線の幅の範囲で前記特定の方向に直交する長さを有する前記表面上の領域を作像 する、請求項1に記載の改善された検知器システム。
  11. 11.改善された検知器システムであって、前記アレイが 前記第1の方向に直交する特定の第2の方向の前記マウスの動きを検知するため の少なくとも4対のエレメントを含み、前記対のうち2つが対の第3の組を形成 しかつ前記対のうち2つが対の第4の組を形成し、各前記組の前記エレメントが 、 組の対のいずれか1つのエレメントが空間を作像するとき、その対の他のエレメ ントが線を作像し、かつ少なくとも前記線の幅の距離にわたる前記第2の方向へ の前記マウスの動きが前記第3の組におけるもう1つのエレメントにより発生さ せられた電気信号の電圧レベルにおける変化に対して約180度位相を外れた前 記第3の組における第1のエレメントにより発生された電気信号の電圧レベルに おける変化を引き起こし、かつ前記第4の組におけるもう1つのエレメントによ り発生させられた電気信号の電圧レベルにおける変化に対し約180度位相を外 れた、前記第4の組における1つのエレメントにより発生させられた電気信号の 電圧レベルにおける変化を引き起こすように、かつ 前記第3の組における前記1つのエレメントにより発生させられた電気信号が前 記第4の組における前記1つのエレメントにより発生させられた電気信号に時間 において遅れをとるかまたは時間において先行するように前記アレイ内に配置さ れ、かつ 前記システムプロセッサ手段が前記エレメントの各々からの前記電気信号を受け かつ前記第2の方向への前記マウスの動きの量および方向を決定するべくさらに 動作する、請求項1に記載の改善された検知器システム。
  12. 12.改善された検知器システムであって、前記システムプロセッサ手段が、 前記エレメントからの前記電気信号を受けかつ各前記対からの前記電気信号を組 合わせて各前記対の組合わされた出力に対応する対にされた電気信号を形成する べく動作する組合わせ手段と、 前記対にされた電気信号を受け、前記第1の組に対応する前記対にされた電気信 号を比較して対応する第1の直角信号を発生し、前記第2の組に対応する前記対 にされた電気信号を比較して対応する第2の直角信号を発生し、前記第3の組に 対応する前記対にされた電気信号を比較して対応する第3の直角信号を発生し、 前記第4の組に対応する前記対にされた電気信号を比較して対応する第4の直角 信号を発生し、各前記直角信号が前記マウスの第1の動きに先立つ第1の状態に あり、前記第1の直角信号が、前記第1の組に対応する前記電気信号が時間にお いて同じ時点で等しい電圧レベルを初めて有したとき第2の状態に切換わり、前 記第2の直角信号が、前記第2の組に対応する前記電気信号は時間における同じ 時点で等しい電圧を初めて有するときに第2の状態に切換わり、前記第3の直角 信号が前記第3の組に対応する前記電気信号が時間における同じ時点で等しい電 圧レベルを初めて有するとき第2の状態に切換わり、前記第4の直角信号が、前 記第4の組に対応する前記電気信号が時間における同じ時点で等しい電圧レベル を初めて有するとき第2の状態に切換わり、前記第1、第2、第3および第4の 直角信号はその後前記第1の組、前記第2の組、前記第3の組、および前記第4 の組に対応する前記電気信号がそれぞれ時間における同じ時点で等しい電圧レベ ルを有するたびに前記第1の状態と前記第2の状態の間で交互になり、前記第1 の直角信号と前記第2の直角信号との間に進みを決定し、かつ前記第3の直角信 号と前記第4の直角信号の間に進みを決定するべく動作する手段とを含む、請求 項11に記載の改善された検知器システム。
  13. 13.前記格子線が高度に反射性のものでありかつ空間が高度に吸収性のもので ある、請求項11に記載の改善された検知器システム。
  14. 14.前記格子線が高度に吸収性のものでありかつ空間が高度に反射性のもので ある、請求項11に記載の改善された検知器システム。
  15. 15.直交する格子線の各組が1本の線の幅離されて均等に空間決めされた、請 求項11に記載の改善された検知器システム。
  16. 16.前記空間が前記線の幅に実質的に等しい特徴的寸法を有する、請求項11 に記載の改善された検知器システム。
  17. 17.前記格子パターンが視覚的に半透明である、請求項11に記載の改善され た検知器システム。
  18. 18.前記光学マウスが、前記照射された部分から反射した光を前記アレイに向 けるための手段をさらに含む、請求項11に記載の改善された検知器システム。
  19. 19.前記アレイがエレメントの対にグループ決めされた12個の前記エレメン トを含み、前記12個のエレメントのうち4個が各々前記対の2個と共通である 、請求項11に記載の改善された検知器システム。
  20. 20.前記照射手段がLED,白熱球,赤外光源,紫外光源,螢光光源およびレ ーザからなるグループから選択される、請求項11に記載の改善された検知器シ ステム。
  21. 21.特定の方向における前記マウスの動きを検知する対における前記エレメン トの各々が前記特定の方向に多くとも線の幅の半分の幅と、線の幅の半分から1 本の線の幅の範囲での前記特定の方向に直交する長さを有する前記表面上の領域 を作像する、請求項11に記載の改善された検知器システム。
  22. 22.前記アレイが以下のパターンに置かれた4×4のエレメントのアレイであ り、 ABCD EXGX IJKL MXOX ここでA−E,G,I−MおよびOは活性状態でありかつエレメントXは不活性 状態である、請求項11に記載の改善された検知器システム。
  23. 23.前記アレイからの電気信号が以下のように論理的に組合わされ、すなわち D+L、B+J、C+K、A+I、A+C、K+I、E+G、M+Oそれぞれが 対にされた電気信号XA、XA*、XB、XB*、YA、YA*、YB、YB* を発生しかつ前記対にされた電気信号が以下のとおり比較され、すなわちXAと XA*、XBとXB*、YAとYA*、YBとYB*で比較差れ、それぞれ直角 信号XA′、XB′、YA′、およびYB′を発生する、請求項22に記載の改 善された検知器システム。
JP1509374A 1988-08-30 1989-08-28 光学マウスのための改善された検知器システム Pending JPH04501778A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/238,716 US4920260A (en) 1988-08-30 1988-08-30 Detector system for optical mouse
US238,716 1988-08-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04501778A true JPH04501778A (ja) 1992-03-26

Family

ID=22899031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1509374A Pending JPH04501778A (ja) 1988-08-30 1989-08-28 光学マウスのための改善された検知器システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4920260A (ja)
JP (1) JPH04501778A (ja)
AU (1) AU4212989A (ja)
WO (1) WO1990002347A1 (ja)

Families Citing this family (56)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03249870A (ja) * 1989-10-31 1991-11-07 Kuraray Co Ltd 光学読取り装置用のパッド
US5341133A (en) * 1991-05-09 1994-08-23 The Rowland Institute For Science, Inc. Keyboard having touch sensor keys for conveying information electronically
US5907152A (en) * 1992-10-05 1999-05-25 Logitech, Inc. Pointing device utilizing a photodetector array
US6031218A (en) * 1992-10-05 2000-02-29 Logitech, Inc. System and method for generating band-limited quasi-sinusoidal signals
US5729009A (en) * 1992-10-05 1998-03-17 Logitech, Inc. Method for generating quasi-sinusoidal signals
US5703356A (en) * 1992-10-05 1997-12-30 Logitech, Inc. Pointing device utilizing a photodetector array
US5854482A (en) * 1992-10-05 1998-12-29 Logitech, Inc. Pointing device utilizing a photodector array
US5793357A (en) * 1992-11-14 1998-08-11 Ivey; Peter Anthony Device and method for determining movement of a surface
EP0606704B1 (en) * 1993-01-12 1999-04-14 Lee S. Weinblatt Finger-mounted computer interface device
US5557440A (en) * 1994-01-05 1996-09-17 Microsoft Corporation Noise-insensitive optoencoding techniques with compensation for device variations
US5786804A (en) * 1995-10-06 1998-07-28 Hewlett-Packard Company Method and system for tracking attitude
US6950094B2 (en) * 1998-03-30 2005-09-27 Agilent Technologies, Inc Seeing eye mouse for a computer system
DE19718389A1 (de) * 1997-04-30 1998-11-05 Sick Ag Opto-elektronische Sensoranordnung
DE59811662D1 (de) * 1997-04-30 2004-08-19 Sick Ag Opto-elektronische Sensoranordnung mit mehreren in einer Zeile oder einem Array angeordneten photoempfindlichen Elementen
DE19721105C5 (de) * 1997-05-20 2008-07-10 Sick Ag Opto-eletronischer Sensor
US6078312A (en) * 1997-07-09 2000-06-20 Gateway 2000, Inc. Pointing device with absolute and relative positioning capability
US20010043191A1 (en) * 1997-07-31 2001-11-22 Todd D. Lindsey Audio and video controls on a pointing device for a computer
US5954310A (en) * 1997-10-03 1999-09-21 Autonomous Effects, Inc. Apparatus and method for positioning a payload about multiple axes
US6344846B1 (en) 1997-10-27 2002-02-05 Stephen P. Hines Optical retroreflective remote control
US6111563A (en) * 1997-10-27 2000-08-29 Hines; Stephen P. Cordless retroreflective optical computer mouse
US5994710A (en) * 1998-04-30 1999-11-30 Hewlett-Packard Company Scanning mouse for a computer system
EP0957448A3 (en) * 1998-05-15 2001-09-26 PSC Scanning, Inc. Optical code reader mouse
US6552713B1 (en) 1999-12-16 2003-04-22 Hewlett-Packard Company Optical pointing device
US6529184B1 (en) 2000-03-22 2003-03-04 Microsoft Corporation Ball pattern architecture
JP3548713B2 (ja) * 2000-12-08 2004-07-28 ホシデン株式会社 イメージセンサマウス
KR100399635B1 (ko) * 2000-12-21 2003-09-29 삼성전기주식회사 광학식 마우스
KR100399637B1 (ko) * 2000-12-21 2003-09-29 삼성전기주식회사 광학식 마우스
US6977645B2 (en) * 2001-03-16 2005-12-20 Agilent Technologies, Inc. Portable electronic device with mouse-like capabilities
US6847353B1 (en) * 2001-07-31 2005-01-25 Logitech Europe S.A. Multiple sensor device and method
US6697052B2 (en) * 2001-11-02 2004-02-24 Lite-On Semiconductor Corp. Optical mouse chip with silicon retina structure
CH696094A5 (de) * 2001-11-05 2006-12-15 Andre Baettig Vorrichtung mit der Funktion einer Computer-Maus.
US6750846B2 (en) * 2001-12-05 2004-06-15 Em Microelectronic - Marin Sa Sensing device for optical pointing devices such as an optical mouse
KR100457380B1 (ko) * 2002-05-06 2004-11-16 삼성전기주식회사 광마우스용 칩 온 보드 리드 패키지 및 그에 사용되는렌즈커버
KR100516629B1 (ko) * 2003-10-02 2005-09-22 삼성전기주식회사 이동 좌표 측정용 광센서 장치 및 2차원의 연속적 이미지프로세스를 이용한 이미지 처리 방법
KR100666698B1 (ko) * 2004-02-04 2007-01-09 주식회사 애트랩 광 포인팅 시스템 및 이 시스템의 전원 및/또는 클럭신호제어방법
US7613329B2 (en) * 2004-03-08 2009-11-03 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. Apparatus for controlling the position of a screen pointer that detects defective pixels
US7474297B2 (en) 2004-03-22 2009-01-06 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Contaminant-resistant optical mouse and cradle
US7446756B2 (en) * 2004-03-22 2008-11-04 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. Apparatus for controlling the position of a screen pointer with low sensitivity to particle contamination
US7773070B2 (en) 2004-05-21 2010-08-10 Cypress Semiconductor Corporation Optical positioning device using telecentric imaging
US7268341B2 (en) * 2004-05-21 2007-09-11 Silicon Light Machines Corporation Optical position sensing device including interlaced groups of photosensitive elements
US20060158424A1 (en) * 2005-01-19 2006-07-20 Tong Xie Optical slide pad
TW200705163A (en) * 2005-07-29 2007-02-01 Holtek Semiconductor Inc Power-saving device and method of a wireless optical mouse
US7765251B2 (en) * 2005-12-16 2010-07-27 Cypress Semiconductor Corporation Signal averaging circuit and method for sample averaging
US7737948B2 (en) * 2005-12-20 2010-06-15 Cypress Semiconductor Corporation Speckle navigation system
US20090051651A1 (en) * 2006-01-05 2009-02-26 Han Sang-Hyun Apparatus for remote pointing using image sensor and method of the same
US7593833B2 (en) * 2006-03-03 2009-09-22 At&T Intellectual Property I, L.P. System and method for determining performance of network lines
US7721609B2 (en) 2006-03-31 2010-05-25 Cypress Semiconductor Corporation Method and apparatus for sensing the force with which a button is pressed
US7728816B2 (en) * 2006-07-10 2010-06-01 Cypress Semiconductor Corporation Optical navigation sensor with variable tracking resolution
US8700176B2 (en) * 2006-07-27 2014-04-15 Pollogen Ltd. Apparatus and method for non-invasive treatment of skin tissue
US7742514B1 (en) 2006-10-31 2010-06-22 Cypress Semiconductor Corporation Laser navigation sensor
US7868281B2 (en) * 2006-11-20 2011-01-11 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. Optical navigation system and method of estimating motion with optical lift detection
US20080117439A1 (en) * 2006-11-20 2008-05-22 Yat Kheng Leong Optical structure, optical navigation system and method of estimating motion
US8238639B2 (en) 2008-04-09 2012-08-07 Cognex Corporation Method and system for dynamic feature detection
US8541727B1 (en) 2008-09-30 2013-09-24 Cypress Semiconductor Corporation Signal monitoring and control system for an optical navigation sensor
US7723659B1 (en) 2008-10-10 2010-05-25 Cypress Semiconductor Corporation System and method for screening semiconductor lasers
US8711096B1 (en) 2009-03-27 2014-04-29 Cypress Semiconductor Corporation Dual protocol input device

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126426A (en) * 1978-03-24 1979-10-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Tablet input device
US4364035A (en) * 1981-05-18 1982-12-14 Kirsch Steven T Electro-optical mouse
US4546347A (en) * 1981-05-18 1985-10-08 Mouse Systems Corporation Detector for electro-optical mouse
US4409479A (en) * 1981-12-03 1983-10-11 Xerox Corporation Optical cursor control device
US4751380A (en) * 1986-11-25 1988-06-14 Msc Technologies, Inc. Detector system for optical mouse

Also Published As

Publication number Publication date
WO1990002347A1 (en) 1990-03-08
AU4212989A (en) 1990-03-23
US4920260A (en) 1990-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04501778A (ja) 光学マウスのための改善された検知器システム
JP2526114B2 (ja) 光マウスのための検出器システム
US4364035A (en) Electro-optical mouse
US4686329A (en) Absolute position mouse
US4814553A (en) Absolute position controller
KR100812437B1 (ko) 광학 판독용 인코딩 종이
US6750846B2 (en) Sensing device for optical pointing devices such as an optical mouse
US4546347A (en) Detector for electro-optical mouse
US4543571A (en) Opto-mechanical cursor positioning device
JPH11506237A (ja) ライトペン入力システム
US4984287A (en) Method for orienting a dual mouse optical scanner
JPS60243728A (ja) 座標入力装置
US20020024676A1 (en) Position detecting device and position detecting method
EP0382351A2 (en) Cursor control mechanism
JPH0844491A (ja) 光学ペンカーソル制御装置
Vuylsteke et al. A coded illumination pattern based on PN-sequences for 3-D robot vision
CA1289264C (en) Detector system for optical mouse
JPH0142410B2 (ja)
JPS6167121A (ja) デイスプレイ画面における位置検出方法
JPH07200156A (ja) ポインティング装置