JPS63258372A - 線材の張力付加装置 - Google Patents
線材の張力付加装置Info
- Publication number
- JPS63258372A JPS63258372A JP8867587A JP8867587A JPS63258372A JP S63258372 A JPS63258372 A JP S63258372A JP 8867587 A JP8867587 A JP 8867587A JP 8867587 A JP8867587 A JP 8867587A JP S63258372 A JPS63258372 A JP S63258372A
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- JP
- Japan
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- elastic
- tension
- whisker
- bobbin
- wire
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、ボビンから線材を引き出す際に、線材に適当
な張力を付加する装置に関するものである。
な張力を付加する装置に関するものである。
従来のこの種の張力付加装置を第3図に示す。
従来の張力付加装置11は、線材12を巻いたボビン1
3を縦に設置し、そのボビン13の上側の鍔14の上に
載置して使用されるもので、ディスク15に、外方に向
けて放射状に多数の弾性ひげ部材16を取り付けた構造
となっている。
3を縦に設置し、そのボビン13の上側の鍔14の上に
載置して使用されるもので、ディスク15に、外方に向
けて放射状に多数の弾性ひげ部材16を取り付けた構造
となっている。
綿材12はボビン13の真上に配置されたガイド17を
通って引き出されるため、ボビン13の鍔14のまわり
を、弾性ひげ部材16を次々に屈曲させながら回転する
。このため線材12には張力が付加されることになる。
通って引き出されるため、ボビン13の鍔14のまわり
を、弾性ひげ部材16を次々に屈曲させながら回転する
。このため線材12には張力が付加されることになる。
上記のように、この種の張力付加装置では、線材12が
弾性ひげ部材16を曲げる力が張力となるので、第4図
に示すように線材12がボビンの鍔14の近くを通ると
きAの方が、遠くを通るときBより張力は大きくなる。
弾性ひげ部材16を曲げる力が張力となるので、第4図
に示すように線材12がボビンの鍔14の近くを通ると
きAの方が、遠くを通るときBより張力は大きくなる。
一方、ボビン13から線材12を巻きほぐすのに必要な
張力は、巻き径が大きいときは弱く、巻き径が小さくな
ると強くなる傾向がある。その結果、巻き径が大きいと
きは、線材12の巻きほぐし張力が弱いため、線材12
は鍔14から離れた位置Bを通り、弾性ひげ部材16を
屈曲する力も弱く、線材12の引出し張力も小さいが、
巻き径が小さくなると、巻きほぐし張力が強くなるため
、線材12は!V14の近くAを通り、弾性ひげ部材1
6を屈曲する力も強くなって、相加的に線材12の引出
し張力が大きくなる。
張力は、巻き径が大きいときは弱く、巻き径が小さくな
ると強くなる傾向がある。その結果、巻き径が大きいと
きは、線材12の巻きほぐし張力が弱いため、線材12
は鍔14から離れた位置Bを通り、弾性ひげ部材16を
屈曲する力も弱く、線材12の引出し張力も小さいが、
巻き径が小さくなると、巻きほぐし張力が強くなるため
、線材12は!V14の近くAを通り、弾性ひげ部材1
6を屈曲する力も強くなって、相加的に線材12の引出
し張力が大きくなる。
したがって従来の装置は、巻き径が大きいときは張力が
小さいが、巻き径が小さくなると張力が大きくなり、張
力変動が大きいという問題がある。
小さいが、巻き径が小さくなると張力が大きくなり、張
力変動が大きいという問題がある。
張力変動が大きいと、伸びや断線の発生し易い細線や極
細線の引出しが困難である。
細線の引出しが困難である。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決した線
材の張力付加装置を提供するもので、その構成は、内径
が線材を引き出すボビンの鍔径より大きいリングに、内
方に向けて放射状に多数の弾性ひげ部材を取り付けたこ
とを特徴とするものである。
材の張力付加装置を提供するもので、その構成は、内径
が線材を引き出すボビンの鍔径より大きいリングに、内
方に向けて放射状に多数の弾性ひげ部材を取り付けたこ
とを特徴とするものである。
この装置は適当な支持部材により、ボビンの上側の鍔の
付近に、それと同心状に設置され、弾性ひげ部材の先端
をボビンの鍔の上に位置させた状態で使用される。巻き
径が大きいとき (巻きほぐし張力が弱いとき)は線材
はボビンの鍔から離れようとするため、弾性ひげ部材を
曲げる力が強くなり、弾性ひげ部材により付加される張
力が大きくなる。これに対し巻き径が小さくなると(巻
きほぐし張力が強くなると)線材はボビンの鍔に近い位
置を通るようになり、弾性ひげ部材を曲げる力が弱くな
るため、弾性ひげ部材により付加される張力が小さくな
る。その結果、巻き径の変化に拘わらず引出し張力を比
較的一定に保つことが可能となる。
付近に、それと同心状に設置され、弾性ひげ部材の先端
をボビンの鍔の上に位置させた状態で使用される。巻き
径が大きいとき (巻きほぐし張力が弱いとき)は線材
はボビンの鍔から離れようとするため、弾性ひげ部材を
曲げる力が強くなり、弾性ひげ部材により付加される張
力が大きくなる。これに対し巻き径が小さくなると(巻
きほぐし張力が強くなると)線材はボビンの鍔に近い位
置を通るようになり、弾性ひげ部材を曲げる力が弱くな
るため、弾性ひげ部材により付加される張力が小さくな
る。その結果、巻き径の変化に拘わらず引出し張力を比
較的一定に保つことが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。第1図および第2図は本発明の一実施例を示すもので
、21が本発明に係る張力付加装置である。この装置は
、リング22に、内方に向けて放射状に多数の弾性ひげ
部材16を取り付けたものである。弾性ひげ部材16は
、はぼU字形に屈曲して、リング22に放射状に形成し
た穴に挿入することにより、リング22に取り付けられ
る。弾性ひげ部材16の材料は従来同様、ナイロンテグ
ス等からなる。リング22は、線材12を巻いたボビン
13の上側の鍔14より大きく形成されている。
。第1図および第2図は本発明の一実施例を示すもので
、21が本発明に係る張力付加装置である。この装置は
、リング22に、内方に向けて放射状に多数の弾性ひげ
部材16を取り付けたものである。弾性ひげ部材16は
、はぼU字形に屈曲して、リング22に放射状に形成し
た穴に挿入することにより、リング22に取り付けられ
る。弾性ひげ部材16の材料は従来同様、ナイロンテグ
ス等からなる。リング22は、線材12を巻いたボビン
13の上側の鍔14より大きく形成されている。
この引出し張力付加装置21は、ボビン13と同軸配置
された透明な筒状の支持部材23によりボビン13の上
側の鍔14とほぼ同じ高さに設置される。この状態で、
弾性ひげ部材16の先端はボビンの鍔14の上に位置す
るようになる。またリング22の上には線材12の通る
範囲を規制する補助リング24が設置される。補助リン
グ24は種々の内径のものを用意しておき、ボビン13
のサイズに応じて使い分ける。
された透明な筒状の支持部材23によりボビン13の上
側の鍔14とほぼ同じ高さに設置される。この状態で、
弾性ひげ部材16の先端はボビンの鍔14の上に位置す
るようになる。またリング22の上には線材12の通る
範囲を規制する補助リング24が設置される。補助リン
グ24は種々の内径のものを用意しておき、ボビン13
のサイズに応じて使い分ける。
ボビン12から巻きほぐされた線材12は、弾性ひげ部
材16を屈曲しながら上方へ引き出されるが、この装置
の場合は、第5図に示すように、巻き径が大きいとき
(巻きほぐし張力が弱いとき)は線材12はボビンの鍔
14から離れた位置Bを通ろうとするため、弾性ひげ部
材16を曲げる力が強くなり、弾性ひげ部材16により
付加される張力が大きくなる。これに対し巻き径が小さ
くなると(巻きほぐし張力が強くなると)綿材12はボ
ビンの鍔14に近い位置Aを通るようになるため、弾性
ひげ部材16を曲げる力が弱くなり、弾性ひげ部材16
により付加される張力が小さくなる。その結果、巻き径
が変化しても引出し張力を比較的一定に保つことができ
る。
材16を屈曲しながら上方へ引き出されるが、この装置
の場合は、第5図に示すように、巻き径が大きいとき
(巻きほぐし張力が弱いとき)は線材12はボビンの鍔
14から離れた位置Bを通ろうとするため、弾性ひげ部
材16を曲げる力が強くなり、弾性ひげ部材16により
付加される張力が大きくなる。これに対し巻き径が小さ
くなると(巻きほぐし張力が強くなると)綿材12はボ
ビンの鍔14に近い位置Aを通るようになるため、弾性
ひげ部材16を曲げる力が弱くなり、弾性ひげ部材16
により付加される張力が小さくなる。その結果、巻き径
が変化しても引出し張力を比較的一定に保つことができ
る。
なお上記実施例では、支持部材として内部が見えるよう
に透明な筒体を使用したが、支持部材はこれに限られる
ものではなく、例えば五徳のような形態のものであって
もよいし、リングを上方または側方から支持する形態の
ものであってもよい。
に透明な筒体を使用したが、支持部材はこれに限られる
ものではなく、例えば五徳のような形態のものであって
もよいし、リングを上方または側方から支持する形態の
ものであってもよい。
また補助リングは必要に応じ使用すればよい。
以上説明したように本発明に係る張力付加装置は二線材
の巻き径が大きいときは弾性ひげ部材により付加される
張力が大きく、巻き径が小さくなると弾性ひげ部材によ
り付加される張力が小さくなるため、引出し始めから終
わりまで線材の引出し張力をほぼ一定に保つことができ
る。したがって細線、極細線のような引出し張力の変動
をきらう線材の引出しに最適である。
の巻き径が大きいときは弾性ひげ部材により付加される
張力が大きく、巻き径が小さくなると弾性ひげ部材によ
り付加される張力が小さくなるため、引出し始めから終
わりまで線材の引出し張力をほぼ一定に保つことができ
る。したがって細線、極細線のような引出し張力の変動
をきらう線材の引出しに最適である。
第1図および第2図は本発明の一実施例に係る張力付加
装置の使用状態を示す平面図および縦断面図、第3図は
従来の張力付加装置の使用状態を示す斜視図、第4図は
従来の装置における線材の通過状況を示す説明図、第5
図は本発明の装置における線材の通過状況を示す説明図
である。 12〜線材、13〜ボビン、14〜鍔、16〜弾性ひげ
部材、22〜リング、23〜支持部材、24〜補助リン
グ。 第1図 第3図 第4図 第5図
装置の使用状態を示す平面図および縦断面図、第3図は
従来の張力付加装置の使用状態を示す斜視図、第4図は
従来の装置における線材の通過状況を示す説明図、第5
図は本発明の装置における線材の通過状況を示す説明図
である。 12〜線材、13〜ボビン、14〜鍔、16〜弾性ひげ
部材、22〜リング、23〜支持部材、24〜補助リン
グ。 第1図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 内径が線材を引き出すボビンの鍔径より大きいリングに
、内方に向けて放射状に多数の弾性ひげ部材を取り付け
たことを特徴とする線材の張力付加装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8867587A JPS63258372A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 線材の張力付加装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8867587A JPS63258372A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 線材の張力付加装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63258372A true JPS63258372A (ja) | 1988-10-25 |
Family
ID=13949399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8867587A Pending JPS63258372A (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 線材の張力付加装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63258372A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07179267A (ja) * | 1994-07-26 | 1995-07-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 線材引出し装置 |
-
1987
- 1987-04-13 JP JP8867587A patent/JPS63258372A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07179267A (ja) * | 1994-07-26 | 1995-07-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 線材引出し装置 |
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