JPS63255864A

JPS63255864A - ビデオテ−プレコ−ダ

Info

Publication number: JPS63255864A
Application number: JP62091550A
Authority: JP
Inventors: Hidemi Sasaki; 英美佐々木; Kenichi Hoshi; 星　賢一; Atsushi Nagata; 敦永田
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1987-04-13
Filing date: 1987-04-13
Publication date: 1988-10-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はビデオテープレコーダに係り、特に一体型ビデ
オカメラのビデオテープレコーダ部（ＶＴＲ部）等に適
用される小型のビデオテープレコーダに関する。

〔従来の技術〕

一般にＶＴＲは、主としてビデオカセットの大きさ、回
転ヘッドドラムの設置スペース及び回転ヘッドドラムに
ビデオテープを巻き付（するローディング機構等の機構
部によってその大きさに制約を受ける。

従来から種々の工夫によりＶＴＲの小型化が図られてい
るが、いずれのＶＴＲも回転ヘッドドラムが供給リール
及び巻取リールと対向する位置に配置されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、回転ヘッドドラムが供給リール及び巻取
リールと対向する位置に配置される場合には、ＶＴＲの
最小幅をビデオカセットの頃（長手刀向）の長さ、ある
いはビデオカセットの縦の長さ及び回転ヘッドドラムの
設置スペースに要する長さよりも小さくすることができ
ない。

また、回転ヘッドドラムがビデオカセットのカセットマ
ウス内に進入するようにしたＶＴＲもあるが、この場合
でも回転ヘッドドラムは力々ットマウスに比べて大きい
ため、ＶＴＲの最小幅をビデオカセットの２つのリール
中心を結ぶ線分に直交する方向の長さく以下最小幅とい
う）と略同一になるまで小さくすることができなかった
。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ＶＴ
Ｒの最小幅をビデオカセットの最小幅と略同一になるま
で小さくすることができるビデオテープレコーダを提供
することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は前記目的を達成するために、ビデオカセットの
最小幅と略同一の幅を有し、回転ヘッドドラム及び該回
転ヘッドドラムにビデオテープを巻き付けるための移動
部材が配設されるメインシャーシと、ビデオカセットの
大きさと略同一の大きさを有し、供給リール及び巻取リ
ールが配設され、前記メインシャーシに対し平行移動し
て開閉するスライドシャーシと、を備え、前記回転ヘッ
ドドラムは前記スライドシャーシが閉じたときに回転ヘ
ッドドラム、供給リール及び巻取リールが漢方向に並ぶ
態様で配設され、前記移動部材は前記スライドンヤーシ
が開いているときにテープローディング及びテープアン
ローディング動作を行うことを特徴としている。

〔作用〕

本発明によれば、メインシャーシの幅をビデオカセット
の最小幅と略同一にするとともに、供給リール及び巻取
リールが配設されビデオカセットが搭載されるスライド
シャーシの大きさをビデオカセットの大きさと略同一に
し、このスライドンヤーシをメインシャーシに対して平
行移動することにより開閉自在にしている。そして、メ
インシャーシには、スライドシャーシが閉じたときに回
転ヘッドドラム、供給リール及び巻取リールがメインシ
ャーシの長手方向に並ぶ態様で回転ヘッドドラムが配設
されており、またこの回転ヘッドドラムにビデオテープ
を巻き付けるための移動部材は前記スライドシャーシが
開いているときその移動経路が確保されて移動可能とな
り、テープローディング及びテープアンローディングを
行う。

口実施例〕以下添付図面に従って本発明に係るビデオテープレコー
ダの好ましい実施例を詳説する。

第１図乃至第３図はそれぞれ本発明に係るビデオテープ
レコーダの各動作状態の一実施例を示す断面図で、東１
図はビデオカセットを挿入しテープローディング開始前
の状態を示し、第２図はテープローディング動作状態を
示し、第３図はテープローディング完了状態を示してい
る。

これらの図面において、１０はメインシャーシであり、
１２はこのメインシャーシに対して矢印Ａ及びＢ方向に
開閉自在なスライドシャーシである。

メインシャーシ１０は、その最小幅Ｗ１がビデオカセッ
ト１４の最小幅Ｗ２と略同一の大きさで構成されている
。このメインシャーシ１０には、回転ヘッドドラム１６
、テープガイド１８．２０１２２、ローディングガイド
２４．２６．２８、テンションレギコレータビン３０、
スラントガイド３２及びキャプスタン３４が配設されて
いる。尚、２４Ａはピンチローラである。

本実施例のＶＴＲは８ミ１ＪＶＴＲで、この種のＶＴＲ
に使用される前記ビデオカセット１４はコストダウンと
テープ走行性能を考慮して、カセットのテープ出入口に
おけるスリーブ部１４Ａ、１４Δにテープガイド（ガイ
ドローラ）等が設けられていず、ビデオテープ３６はテ
ープ走行時にカセット内壁に接触しないように前記テー
プガイド１８．２０によって案内される。

ここで、テープガイド１８について第４図及び第５図を
参照して詳細に説明する。このテープガイド１８はスラ
イドシャーシ１２に植設されるテープガイド支軸１８Ａ
と、テープガイド支軸１８Ａを中心にして旋回するアー
ム部１８Ｂと、アーム部１８Ｂの先端に配設され、テー
プを案内するガイド部１８Ｃとか：）構成されている。

前記ガイド部１８Ｃは、第４図に示すようにアーム部１
８Ｂの先端から略直角に折り曲げられるとともに片持ち
梁状に延出し、かつ湾曲状に形成されている。また、ガ
イド部１８Ｃのテープ走行面の上下端には、第５図に示
すようにテープ３６の幅方向の移動を規制するリミッタ
１９．１９が形成されている。更に、テープガイド支軸
１８Δは、スライドシャーン１２に螺着する高さ調整用
のねじ部１８Ｄを存している。

かかる構成のテープガイド１８は、テープアンローディ
ング時には第１図に示すようにカセットマウス１４Ｂ内
に位置しており、テープローディング時にはテープガイ
ド支軸１８Ａを中心にして時計回り方向に旋回し、ガイ
ド部１８Ｃがビデオカセット１４のスリーブ部１４Ａに
進入してビデオテープ３６を案内する（第２図及び第３
図参照）。

また、第６図乃至第８図はそれぞれテープガイドの池の
実施例を示すもので、第６図に示すテープガイド４０は
、湾曲形成されたアーム部４０Ａの先端にローラ４０Ｂ
が回転自在に配設されて構成されている。このテープガ
イド４０はローラ４０Ｂを挟むアーム部４０Ａ先端がテ
ープの幅方向の移動を規制するリミッタとして作用する
。

第７図に示すテープガイド４２は、ローラ４２Ａ、４２
Ａにテープの幅方向の移動を規制するリミッタ４２Ｂ、
４２Ｂが形成され、ローラ４２Ａ１４２Ａ間にアーム４
２Ｃが配設されている。これによりビデオカセット１４
のスリーブ部１４Ａ内に進入するガイド部（ローラ４２
Ａ、４２Ａ）の高さを小さくし、スリーブ部１４Ａ内へ
の進入を容易にしている。

更に、第８図に示すテープガイド４４は、ローラ４４Ａ
を保持するアーム部４４Ｂの高さをテープ幅と略同一に
し、ローラ４４Ａはその中央部が高くなり、ビデオテー
プ３６とアーム部４４Ｂとが干渉しないように構成され
ている。

一方、テープガイド２０は、第９図に示すように略Ｕ字
状のガイド１２ＯＡを有し、スライドシャーシ１２に対
して進退自在に配設され、テープアンローディング時に
は第１図に示すように退避し、テープローディング時に
は第２図の実線に示すようにビデオカセット１４の側壁
部を挟むようにしてスリーブ１ｌｌｄＡ内に進入しビデ
オテープ３６を案内する。

以上のようにしてテープガイド１８．２０を構成するこ
とにより、テープガイド１８．２０をビデオ力セブ）１
４の本体前面から前方に突出させないようにすることが
でき、これにより後述するスライドシャーシ１２をメイ
ンシャーシ１０から突出しないように閉じることができ
る。

さて、スライドシャーシ１２は、ビデオテープ）１４の
大きさと略同一の大きさを有し、供給リール５０、巻取
リール５２が配設されている。そして、テープローディ
ング及びテープアンローディング動作中に一時的に開い
てローディングガイド２４．２６．２８を移動可能にす
る。

次に、上記構成のＶＴＲのテープローディング及びテー
プアンローデング動作について説明する。

まず、テープローディング時について説明する。

この場合、電源を投入後、イジェクトボタン等を押すと
、スライドシャーシ１２が矢印へ方向に移動して開く。

そして、テープガイド１８．２０及びローディングガイ
ド２４．２６．２８は第１図に示す位置に移動してビデ
オカセット１４の挿入が可能になる。

上記状態でビデオ力セツ）１４が挿入され、これが確認
されると、第２図に示すようにまずテープガイド１８．
２０が２点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動す
る。続いて、ローディングガイド２４．２６．２８が２
点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動し、ビデオ
テープ３６を回転ヘッドドラム１６に巻き付ける。そし
て、このチーブー−ディングが完了すると、スライドシ
ャーシ１２が矢印Ｂ方向に平行移動して閉じる（第３図
参照）。これにより、ビデオテープ３６の磁気記録再生
が可能になる。また、このとき回転ヘッドドラム１６、
供給リール５０及び巻取リール５２は横方向に並び、Ｖ
ＴＲの最小幅はビデ才力セット１４の最小幅Ｗ２と略同
一にな゛る。

次に、テープアンローディング時について説明する。こ
の場合、上記テープローディング動作と逆動作を行う。

即ち、まずスライドシャーシ１２が開き、続いて第２図
に示すようにローディングガイド２４．２６．２８が実
線で示す位置から２点鎖線で示す位置に移動する。次に
、テープガイド１８．２０が実線で示す位置から２点鎖
線で示す位置に移動し、ビデオカセット１４の取り出し
が可能になる。そして、ビデオカセット１４が取り出さ
れると、テープガイド２０及びローディングガイド２４
．２６．２８が実線位置に移動したのち、スライドシャ
ーシ１２は閉じる。

尚、本実施例では８ミリビデオカセツトを使用する８ミ
’ＪＶＴＲについて説明したが、本発明は他の種類のビ
デオカセットを使用するＶＴＲにも適用できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係るビデオテープレコーダ
によれば、ＶＴＲの最小幅をビデオカセットの最小幅と
略同一になるまで小さくすることがでいる。したがって
、８ミリビデオカセツト等の最小幅の小さなビデオカセ
ットを使用するＶＴＲに適用すると、細長い形状である
がポケットサイズにすることが可能であり、携帯に便利
で、特にビデオカメラと一体結合させて一体型ビデオカ
メラ等に適用した場合に大きな効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図はそれぞれ本発明に係るビデオテープ
レコーダの各動作状態の一実施例を示す断面図、第４図
及び第５図はそれぞれ第１図に示したテープガイドの斜
視図及び正面図、第６図乃至第８図はそれぞれテープガ
イドの他の実施例を示す図、第９図は第１図に示した他
のテープガイドの斜視図である。１０・・・メインシャーシ、　　１２・・・スライドシ
ャーシ、　　１４・・・ビデオカセット、　　１６・・
・回転ヘッドドラム、　　１８．２０・・・テープガイ
ド、　　２４．２６．２８・・・ローディングガイド、
　　２４Ａ・・・ピンチローラ、　　３４・・・キャプ
スタン、５０・・・供給リール、　５２・・・巻取リー
ル。

Claims

【特許請求の範囲】ビデオカセットの最小幅と略同一の幅を有し、回転ヘッ
ドドラム及び該回転ヘッドドラムにビデオテープを巻き
付けるための移動部材が配設されるメインシャーシと、ビデオカセットの大きさと略同一の大きさを有し、供給
リール及び巻取リールが配設され、前記メインシャーシ
に対し平行移動して開閉するスライドシャーシと、を備え、前記回転ヘッドドラムは前記スライドシャーシ
が閉じたときに回転ヘッドドラム、供給リール及び巻取
リールが横方向に並ぶ態様で配設され、前記移動部材は
前記スライドシャーシが開いているときにテープローデ
ィング及びテープアンローディング動作を行うことを特
徴とするビデオテープレコーダ。