JPS63253677A - 多層熱電変換装置 - Google Patents
多層熱電変換装置Info
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- JPS63253677A JPS63253677A JP62088208A JP8820887A JPS63253677A JP S63253677 A JPS63253677 A JP S63253677A JP 62088208 A JP62088208 A JP 62088208A JP 8820887 A JP8820887 A JP 8820887A JP S63253677 A JPS63253677 A JP S63253677A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、多層熱電変換装置に関し、特に部品点数が
少なく、かつ、組立工数を削減して安価に製作し得る多
層熱電変換装置に関するものである。
少なく、かつ、組立工数を削減して安価に製作し得る多
層熱電変換装置に関するものである。
[従来の技術]
従来のこの種の熱電変換装置、とりわけサーモモジュー
ルと称される冷却装置、あるいは発熱装置は、当該装置
に直流電流を流すことにより一方の側を冷却、他方の側
を発熱させるように構成されている。
ルと称される冷却装置、あるいは発熱装置は、当該装置
に直流電流を流すことにより一方の側を冷却、他方の側
を発熱させるように構成されている。
そして当該装置の冷却能力を高めるために、第3図に示
すような構成で個々の熱電変換素子を絶縁平板2を介し
て多段化したり、また第4図に示すような構成で熱電変
換素子を金属接続片8を介して多層化している。
すような構成で個々の熱電変換素子を絶縁平板2を介し
て多段化したり、また第4図に示すような構成で熱電変
換素子を金属接続片8を介して多層化している。
すなわち、第3図に示す構造のものは、多数個の熱電変
換素子1a、lbを多段化するに際し、絶縁平板2を中
間°に用い、この絶縁平板2の表、裏画面において互い
に分離された金属接続片3゜3により隣接位置のn型お
よびp型線電変換素子la、lbを直列に接続するよう
に構成されている。
換素子1a、lbを多段化するに際し、絶縁平板2を中
間°に用い、この絶縁平板2の表、裏画面において互い
に分離された金属接続片3゜3により隣接位置のn型お
よびp型線電変換素子la、lbを直列に接続するよう
に構成されている。
また、多段化した上、下の最外側には電気絶縁層、ある
いは絶縁平板4,5が配置され、これらの絶縁平板4,
5の内側で前記金属接続片3,3と同様に良導体からな
る金属接続片6,7によりp型およびp型部電変換素子
1a、lbが直列になるように接続されている。
いは絶縁平板4,5が配置され、これらの絶縁平板4,
5の内側で前記金属接続片3,3と同様に良導体からな
る金属接続片6,7によりp型およびp型部電変換素子
1a、lbが直列になるように接続されている。
第4図に示した構造の熱雷変換装置は、例えば特開昭5
6−169380号公報に示された構造のものであるが
、この構造のものも多数個のp型およびp型部電変換素
子1a、lbを多層化するに際し、その中間部に配置し
た金属接続片8を介して多層化するようにしている。
6−169380号公報に示された構造のものであるが
、この構造のものも多数個のp型およびp型部電変換素
子1a、lbを多層化するに際し、その中間部に配置し
た金属接続片8を介して多層化するようにしている。
なお、第4図における他の構成部分で、第3図と同一構
成部分には同一符号が付しである。
成部分には同一符号が付しである。
次に、上記第3図のように構成の熱電変換装置の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
まず、電流■が第1段目の金属接続片7aに流れると、
直列接続されたp型およびp型部電変換素子1a、lb
を順次横方向に通過し、その端部に配置された当該熱電
変換素子1aを介して直流電流■が第2段目、すなわち
図示の上段へと流れて行く。この時、第1段目の下面で
発熱、他方、第1段目の上面で吸熱が生じる。
直列接続されたp型およびp型部電変換素子1a、lb
を順次横方向に通過し、その端部に配置された当該熱電
変換素子1aを介して直流電流■が第2段目、すなわち
図示の上段へと流れて行く。この時、第1段目の下面で
発熱、他方、第1段目の上面で吸熱が生じる。
そして、第2段目の下面では発熱するが、第1段目の吸
熱面で吸熱し、第2段目の上面の吸熱面の温度を下げる
ので、ここではさらに温度が下がり、結局、吸熱能力が
一段の場合よりも上昇することになる。
熱面で吸熱し、第2段目の上面の吸熱面の温度を下げる
ので、ここではさらに温度が下がり、結局、吸熱能力が
一段の場合よりも上昇することになる。
次に、第4図に示す熱電変換装置においても上記第3図
に示す熱電変換装置と同様な動作が行なわれるが、直流
電流Iが中間部の金属接続片8に図示のように流れると
、第1層目図示の下段の下面で発熱、が生じ、第2J!
!目の上面では吸熱作用が生じ第3図で説明したものと
同様の理由で第1層のみのものよりも発熱、または冷却
能力は大きくなる。
に示す熱電変換装置と同様な動作が行なわれるが、直流
電流Iが中間部の金属接続片8に図示のように流れると
、第1層目図示の下段の下面で発熱、が生じ、第2J!
!目の上面では吸熱作用が生じ第3図で説明したものと
同様の理由で第1層のみのものよりも発熱、または冷却
能力は大きくなる。
なお、上記の熱電変換装置は、発熱作用を行なうものと
して説明したが、もちろん発電装置としても使用するこ
とが可能である。
して説明したが、もちろん発電装置としても使用するこ
とが可能である。
[発明か解決しようとする問題点]
従来の熱電変換装置は、上記のように構成され、特に、
第3図に示す構造の熱電変換装置では、p型およびp型
部電変換素子1a、lbを1個づつ金属接続片3,3に
接続しながら多層化していかなければならずしなければ
ならず、また、絶縁平板2,4.5も3枚必要になり、
さらに前記金属接続片3の数も多くなり、部品点数、組
立工数がかかり製作原価が高くなるという問題点があっ
た。
第3図に示す構造の熱電変換装置では、p型およびp型
部電変換素子1a、lbを1個づつ金属接続片3,3に
接続しながら多層化していかなければならずしなければ
ならず、また、絶縁平板2,4.5も3枚必要になり、
さらに前記金属接続片3の数も多くなり、部品点数、組
立工数がかかり製作原価が高くなるという問題点があっ
た。
第4図の構造の熱電変換装置にあっても中間部の金属金
属接続片8および上、下の金属接続片6゜7を介してp
型およびp型部電変換素子1a、1bを直列に接続して
行くため、多くの部品点数および組立工数を必要とし、
前記同様に製作原価が高くなるなどの問題点があった。
属接続片8および上、下の金属接続片6゜7を介してp
型およびp型部電変換素子1a、1bを直列に接続して
行くため、多くの部品点数および組立工数を必要とし、
前記同様に製作原価が高くなるなどの問題点があった。
[発明の目的]
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、部品点数および組立工数を削減し、安価に
製作し得る多層熱電変換装置を提供することを目的とす
るものである。
れたもので、部品点数および組立工数を削減し、安価に
製作し得る多層熱電変換装置を提供することを目的とす
るものである。
[問題点を解決するための手段]
この発明に係る多層熱電変換装置は、p型およびp型の
半導体からなる熱電変換材のそれぞれを、金属接合層を
介して多層化して多層熱電変換材とし、この多層熱電変
換材を垂直に所定の寸法になるように切断して個々のp
型およびp型多層熱電変換素子とし、これらp型および
p型多層熱電変換素子が横方向に交互に配置され、その
隣接する熱電変換素子の上、下両端面をp型およびp型
が交互になるように良導体からなる金属接続片で直列に
接続するとともに、この金属接続片を有する一対の絶縁
平板とを上下に配置したものである。
半導体からなる熱電変換材のそれぞれを、金属接合層を
介して多層化して多層熱電変換材とし、この多層熱電変
換材を垂直に所定の寸法になるように切断して個々のp
型およびp型多層熱電変換素子とし、これらp型および
p型多層熱電変換素子が横方向に交互に配置され、その
隣接する熱電変換素子の上、下両端面をp型およびp型
が交互になるように良導体からなる金属接続片で直列に
接続するとともに、この金属接続片を有する一対の絶縁
平板とを上下に配置したものである。
[作用]
この発明の多層熱電変換装置にあっては、まず、金属接
合層を介して多層化した熱雷変換素子を作ることにより
、その後のモジュール化の製作工程が簡素化され、部品
点数、組立工数とも大幅に削減されるため、製作原価が
安価となる。
合層を介して多層化した熱雷変換素子を作ることにより
、その後のモジュール化の製作工程が簡素化され、部品
点数、組立工数とも大幅に削減されるため、製作原価が
安価となる。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。
第1図は、この発明の多層熱電変換装置の概略を示す構
成図、第2図は、上記多層熱電変換装置の製造工程図で
ある。
成図、第2図は、上記多層熱電変換装置の製造工程図で
ある。
そこで、第2図に基ついてその製造工程を説明すると、
まず第2図(a)に示すように、厚さが均一で、かつ、
上、下に平行平面を有するように製作されたn型および
p型半導体からなる熱電変換素材1a、lbをそれぞれ
複数個用意する。
まず第2図(a)に示すように、厚さが均一で、かつ、
上、下に平行平面を有するように製作されたn型および
p型半導体からなる熱電変換素材1a、lbをそれぞれ
複数個用意する。
この熱雷変換素子は、例えばB 1−Te系熱電変換素
材である。
材である。
また、上記の熱電変換素材1a、lbの上、下面は必要
に応して、例えばNi−Au系、Biによりメタライズ
されている。
に応して、例えばNi−Au系、Biによりメタライズ
されている。
次に、第2図(b)に示すようにn型およびp型の同型
の熱電変換素子1a、laおよびlb、1bを金属接合
層9を介して接合し、多層熱電変換材10を形成する。
の熱電変換素子1a、laおよびlb、1bを金属接合
層9を介して接合し、多層熱電変換材10を形成する。
この多層熱電変換材10の金属接合層9は導電性金属と
適当なろう材、あるいは適当な接着材を用いて形成され
る。
適当なろう材、あるいは適当な接着材を用いて形成され
る。
次いで、第2図(C)に示すように上記の工程を経て形
成された多層熱電変換材lOの上、下の平行平面に対し
て垂直になるように、ワイヤーソー等を用いて切断し、
個々の多層熱電変換素子11を得る。
成された多層熱電変換材lOの上、下の平行平面に対し
て垂直になるように、ワイヤーソー等を用いて切断し、
個々の多層熱電変換素子11を得る。
次に、上記のようにして得られた多層熱電変換素子11
を用いて第1図に示す構造の多層熱雷変IfA装置を製
作する。
を用いて第1図に示す構造の多層熱雷変IfA装置を製
作する。
すなわち、多層熱電変換素子11の上、下の平行モ面を
挟むように絶縁平板4,5が配置される。
挟むように絶縁平板4,5が配置される。
この絶縁平板4.5は、その内側に互いに分離された良
導電性の金属接続片6,7を有し、例えばCuまたはN
i等の金属接続片6,7を備えたアルミナ基板からなる
。
導電性の金属接続片6,7を有し、例えばCuまたはN
i等の金属接続片6,7を備えたアルミナ基板からなる
。
こうして、上、下の絶縁平板4,5問に金属接続片6,
7によりn型およびp型多層熱電変換装素子11が交互
に、かつ直列に、適当なろう材若しくは接着材を用いて
接続され、所期の多層熱電変換装置が製作される。
7によりn型およびp型多層熱電変換装素子11が交互
に、かつ直列に、適当なろう材若しくは接着材を用いて
接続され、所期の多層熱電変換装置が製作される。
上記のようにして製作した多層熱電変換装置を例えば冷
却装置として使用する場合には、当該装置に直流電流を
流すことにより、一方の絶縁平板側では発熱作用が生じ
、他方の絶縁平板側では冷却作用が生じるので、この冷
却作用側を使用するこて所期の目的を達成し得ることに
なる。
却装置として使用する場合には、当該装置に直流電流を
流すことにより、一方の絶縁平板側では発熱作用が生じ
、他方の絶縁平板側では冷却作用が生じるので、この冷
却作用側を使用するこて所期の目的を達成し得ることに
なる。
上記の場合、熱雷変換素子を多層化した構造であるため
、両絶縁平板間の温度差が大きくなり、単層の場合に比
較して、はるかに冷却能力を向上させることかできる。
、両絶縁平板間の温度差が大きくなり、単層の場合に比
較して、はるかに冷却能力を向上させることかできる。
しかも、この構造を形成するに際し、あらかしめ個々の
多層熱電変換素子を形成することなく、最初に取扱い容
易な寸法の多層熱電変換材を金属接合層を介して形成し
、しかる後に個々の多層熱電変換素子に切断するように
したので、効率的に、かつ、安価に多層熱電変換装置を
製作することができる。
多層熱電変換素子を形成することなく、最初に取扱い容
易な寸法の多層熱電変換材を金属接合層を介して形成し
、しかる後に個々の多層熱電変換素子に切断するように
したので、効率的に、かつ、安価に多層熱電変換装置を
製作することができる。
なお、上記の実施例では冷却装置として使用する場合に
ついて説明したが、もちろん発熱装置として使用するこ
ともできる。
ついて説明したが、もちろん発熱装置として使用するこ
ともできる。
[発明の効果]
以上のように、この発明によればn型およびp型半導体
からなる熱電変換素材をそれぞれ金属接合層を介して接
続して多層化し、その後に所定の寸法の個々の多層熱電
変換素子に切断し、この多層熱電変換素子を用いて一対
の絶縁平板間に金属接続片により直列接続して構成され
るため、絶縁平板も2枚で済み、また多層化する際にも
従来のように、中間部の金属接合層を個々に設ける必要
がなくなり、大幅に部品点数、組立工数を削減でき、そ
のため安価に製作することができるなどの優れた効果を
奏するものである。
からなる熱電変換素材をそれぞれ金属接合層を介して接
続して多層化し、その後に所定の寸法の個々の多層熱電
変換素子に切断し、この多層熱電変換素子を用いて一対
の絶縁平板間に金属接続片により直列接続して構成され
るため、絶縁平板も2枚で済み、また多層化する際にも
従来のように、中間部の金属接合層を個々に設ける必要
がなくなり、大幅に部品点数、組立工数を削減でき、そ
のため安価に製作することができるなどの優れた効果を
奏するものである。
第1図は、この発明の多層熱電変換装置の概略を示す構
成図、第2図は、上記多層熱電変換装置の製造工程図、
第3図および第4図は、従来の多層熱電変換装置の概略
を示す構成図である。
成図、第2図は、上記多層熱電変換装置の製造工程図、
第3図および第4図は、従来の多層熱電変換装置の概略
を示す構成図である。
Claims (1)
- n型およびp型半導体から構成され、かつ、上、下に平
行平面を持つ熱電変換材のそれぞれを、金属接合層を介
して積層して多層化した多層熱電変換材と、この多層熱
電変換材を当該平行平面に対して垂直に所定の寸法に切
断して得られた個々のn型およびp型多層熱電変換素子
と、これらn型およびp型多層熱電変換素子が交互に配
置され、その隣接する前記熱電変換素子の上、下両端面
をn型およびp型が交互に直列に接続される良導体から
なる互いに分離された金属接続片と、この金属接続片を
対向面に有する一対の絶縁平板とを備えたことを特徴と
する多層熱電変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62088208A JPS63253677A (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | 多層熱電変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62088208A JPS63253677A (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | 多層熱電変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63253677A true JPS63253677A (ja) | 1988-10-20 |
Family
ID=13936484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62088208A Pending JPS63253677A (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | 多層熱電変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63253677A (ja) |
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- 1987-04-10 JP JP62088208A patent/JPS63253677A/ja active Pending
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