JPS63253313A - 光コネクタプラグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光フアイバ接続用の光コネクタプラグに関し
、特に偏波面保存光ファイバの接続用光コネクタプラグ
に関する。

〔従来の技術〕

従来の光コネクタは、２個の光コネクタプラグを光アダ
プタの両端からそれぞれ嵌合させ、光コネクタプラグ内
のフェルールに保持された光ファイバを互いに付き合わ
せることにより、光ファイバの接続を実現している。

この場合、光アダプタの嵌合部に切り欠きを設け、−刀
先コネクタプラグには、光アダプタの切り欠きに嵌合す
る爪を設け、光コネクタプラグが光アダプタに対して回
転することを防止する構造となっている。

また、光コネクタプラグの爪位置は、フェルール内の光
フアイバコア部の偏心方向を基準に位置決めされ、最適
な位置に固定される構造となっている。これらの、従来
の回転止め、位置決め構造としては、例えば特開昭６１
−１２９６０４５号公報等に記載されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の光コネクタプラグにおいては、フレーム
部の外周部に、所定ピッチの凹部を有するフランジを設
け、一方リングの片端にフレームのフランジの凹部と嵌
合する凸部を設けている。

このように、リングの反対側片端には、光アイソレータ
に嵌合する爪が、１箇所２箇所設けられている。そして
、フェルール内の光ファイバの偏心方向と爪位置が最も
近くなるようなフレームのフランジの凹部を選び、リン
グを嵌め込む構造となっている。

この場合、フレームのフランジの凹部は、外径寸法の制
約から６０度おきに６箇所あるいは４５度おきに８箇所
しか設けることができない。従って、リングの爪位置も
、フレームの円周で６〜８箇所の位置のどれか一つの位
置にしか固定できないという欠点があった。

従来の光ファイバを用いてコアの偏心方向を合わせる場
合は、上記の４５度〜６０度程度の位置決め精度で充分
であるが、偏波面保存ファイバの接続の場合には、光フ
アイバ内の偏波方向を一致させて接続する必要がある。

この場合に、要求される回転方向の位置決め精度は５度
程度であり、従来の光コネクタプラグの爪位置精度では
充分ではないという問題があった。

本発明は、光フアイバコアの偏心位置決め精度が上がり
、低ロス接続を可能にした光コネクタプラグを提供すを
目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の光コネクタプラグは、位置決め用の爪位置を任
意の位置に固定できるリングを有している。爪位置を任
意の位置に固定する方法の一つは、溶接等の手段を用い
る方法がある。他の固定方法としては、爪位置を回転方
向に対して５度程度おきに形成したリングを多種類準備
しておき、最適な爪位置を有するリングを選定してフレ
ームに嵌め込む方法がある。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示す光コネクタプラグお
よびこれが結合される光アダプタの縦断側面図、第２図
はフレームとリングの関係を示す斜視図である。

第１図において、光コネクタプラグ１のフレーム２に挿
入されたフェルール３は、フレーム２に螺合されたばね
受け４内の圧縮ばね５とフレーム２内の段部とによりフ
レーム２内に保持されている。符号６は、端部に上記フ
ェルール３を有する光ファイバである。

フレーム２の外周にはフランジ７が形成され、このフラ
ンジ７に係合可能のツマミ８は、光アダプタ９の外周に
設けたねじ１１に螺合される。光アダプタ９には、上記
フェルール３が挿通される孔１２と、フェルール３が挿
入される凹部１３および後述するリングの爪が挿入され
る切り欠き１４をそれぞれ有している。

フレーム２のフランジ７には、所定の間隔で凹部１５が
形成されている。フレーム２の外周に当接される半円状
のリング１６の一方の縁部には、上記凹部１５に嵌合可
能の複数の凸部１７が形成され、さらに凸部１７と反対
側の縁部には爪１８がそれぞれ形成されている。リング
１６の凸部１７は、溶接等の方法により、リング１６の
回転方向（円周方向）の任意の位置に固定される。この
とき、リング１６の凸部１７は、フレーム２のフランジ
７の凹部１５内に嵌合されている。

第３図は、従来のリング２１を示している。リング２１
の爪２２は、リング２１の中央部に形成されている。そ
のため、爪２２がフレーム２の外周上に固定された場合
、爪２２がフレーム２の外周上でとりうる位置は、フレ
ーム２のフランジ７の凹部１５のピッチに規制されてい
る。

本発明に適用されているリング１６は、第４図に示すよ
うにリング１６の爪１８の位置を、リング１６の縁部に
沿って極めて小さい角度差を持たせて多種類のものが準
備されている。このリング１６の中から最適なものの一
つを選択して使用される。

〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、リングの爪をフレ
ームの円周上で任意の位置に固定することにより、爪位
置の位置決め精度を従来の４５度〜６０度に比べて５度
以下までに向上させることが可能である。

その欠陥光フアイバコアの偏心位置決め精度が上がり、
光ファイバの低ロス接続を実現することができる。また
、偏波面保存ファイバの接続の際に必要とする回転方向
位置決め精度を満足し、低ロス接続を実現することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す光コネクタプラグおよ
びこれが接続される光アダプタの縦断側面図、第２図は
フレーム２およびリングの斜視図、第３図は従来のリン
グの斜視図、第４図はリングの爪位置を任意の位置に固
定するのに使用される多種類のリングの斜視図である。 １・・・・・・光コネクタプラグ、２・・・・・・フレ
ーム、３・・・・・・フェルール、６・・・・・・光フ
ァイバ、７・・・・・・フランジ、９・・・・・・光ア
ダプタ、１５・・・・・・７ランジの凹部、１６・・・
・・・リング、１７・・・・・・リングの凸部、１８・
・・・・・リングの爪。 出　願　人　　　　　日本電気株式会社代　理　人　　
　　　弁理士　山内　梅雄第１図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光ファイバを中心軸部に保持固定したフェルールと
   、前記フェルールを内部に保持し、かつ外周部に所定の
   ピッチで複数の凹部を有するフランジを設けたフレーム
   と、片端に前記フレームの凸部を有し、他端に円周方向
   に対して任意の位置に光アダプタに嵌合する爪を設けた
   リングとを具備することを特徴とする光コネクタプラグ
   。 ２、前記爪位置の異なる多種のリングから、一種のリン
   グを選択して用いることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の光コネクタプラグ。