JPS63252539A - 流動物に処理を施す方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、流動物に処理を施すことに係り、但し限定は
されないが、特にガス状物質に加熱を施すことに関する
。

我々のヨーロッパ特許明細書ＥＰ−８−６８８５３には
、円周方向成分と鉛直方向成分の両方を備えた燃焼ガス
として供給された流動媒体が、環状路に沿う層を通過す
ることにより、連続的に、ハンド状で、粒状物の層を環
状路に沿って動かすということが開示されている。燃焼
ガスが該層を通過するので、粒状物は加熱され、そして
加熱された粒状物と混ざり合ってそこで熱せられるため
に、物質がこれは他の粒状物でもかまわないが、該層に
加えられる。

本発明の目的は、流動物に処理を施すために、前述した
ように、バンド状態で環状路に沿って動く粒状物の層を
利用することにある。

本発明は流動物に処理を施す方法を提供しており、それ
は、円周成分と鉛、直成分の両方を備えた流動媒体が環
状路にわたって層を通過することにより、バンド状で、
連続して、粒状物の層を環状路に沿って動かすというこ
とによって構成されており、該流動媒体は、処理された
粒状物に沿った該環状路のある部分に沿って、該層を通
過する流体および、前記環状路の別の部分に沿って前記
層を通過する処理が施される流動物とから成り、該流体
が先に述べた部分を通過している間、該流動物は処理さ
れた粒状物を通過しながら、該流動物に処理が施される
というように構成されている。

流動媒体は、流体および処理が施さγ１．る流動物とか
ら成り、これらは、該環状路の交互に配置された部分に
沿って該層を通過することができ、該粒状物は、流体が
該層を通過した前記部分において処理が施される。

流動媒体は、前記環状路のその他の部分に沿って、前記
層を通過する他の流体によって構成されることもできる
。

前記流体が該層を通過しながら、粒状物は前記流体によ
って処理が施されることもできる。これとは別に、流体
は、流体が通過する環状路の定められた部分に沿って層
を動かすことにのみ用いて、流体が環状路の定められた
部分に沿って通過している間に、上記とは別の方法で粒
状物に処理を施すようにしてもよい。

流体は粒状物を加熱するのに用いられる燃焼ガスによっ
て構成され、流体が層を通過しながら、粒状物は加熱さ
れ、流動物が燃焼ガスによって既に加熱された粒状物を
１ｊｌｌ過しながら、流動物は加熱されるように構成さ
れている。

従って本発明は、流動物を加熱する方法を提供し、それ
は、円周成分と鉛直成分の二つの成分を備えた流動媒体
が環状路に沿って帯状の粒状物の層を通過することによ
り、バンド状の粒状物の層を環状路に沿って連続的に動
かすことによって構成され、前記流動媒体は、燃焼ガス
と加熱が施される流動物とから成り、燃焼ガスは、粒状
物を加熱するために、前記環状路のある部分に沿って前
記層を通過し、そして加熱が施される流動物は、前記環
状路の別の部分に沿って前記層を通過し、その結果、流
動物が前記燃焼ガスによって既に加熱された粒状物を通
過しながら、該流動物は加熱される。

この流動媒体は、燃焼ガスと加熱が施される流動物とか
ら成り、これらは、前記環状路の交互に配置された部分
に沿って前記層を通過する。

この流動媒体は、環状路の他の部分に沿って層を通過す
るその他の流体でもよい。例えばこの流動媒体は、前記
燃焼ガスの通過に沿う部分と前記加熱されるべき流動物
の通過に沿う部分との間の環状路に沿って、層を通過す
るパージガスから成ることもできる。

前述した方法においては、燃焼ガスは、環状路の全域に
わたって層を通過するものではない。しかしながら、前
記環状路の全て若しくは事実ト全てにわたって、最初に
燃焼ガスを前記層を通過させることにより、該層を可能
な限り短時間で所望する温度にすることもできる。

好ましくは、前記層を通過することによって加熱が施さ
れた流動物の流れは、その流動物が該層を通過した後、
流動媒体の残余と別個に維持される。

前述した方法は、特にガス状物を加熱することに適して
おり、その有利な例としてガスの熱分解に用いることが
できるというごとがあげられる。

本発明は流動物に処理を施すための装置も提供している
。この装置は、粒状物の層のための室を備えており、こ
の室の底部には、環状流動媒体取り入れ口手段、および
前記取り入れ口手段を通った流動媒体の流れに対し、鉛
直および円周成分を付与するための手段が設けられてお
り、前記鉛直および円周成分を付与するための手段は、
本装置を使用した際に、前記流動媒体が前記粒状物を通
過することにより、前記室の環状路に沿って、バンド状
態で、前記室内にある粒状物の層を動かすためのもので
ある。さらにこの装置は、前記環状流動媒体取り入れ口
手段の第一部分に沿って該取り入れ口手段に流体を供給
するための第一流路手段と、前記環状流動媒体取り入れ
口手段の第二部分に沿って該取り入れ口手段に、処理が
施される流動物を供給するための第二流路゛手段と、前
記流動媒体が前記層を通過した後の該流動媒体のための
吐出手段とを備えており、該吐出手段は、前記流体と前
記流動物のために別々の吐出手段によって構成されてい
る。

この装置は、複数の第一流路手段と、複数の第二流路手
段と、吐出手段とから構成することもできる。該複数の
第一流路手段は、前記環状流動媒体取り入れ口手段のそ
れぞれの第一部分に沿って該取り入れ口手段に前記流体
を供給するためのものであり、該複数の第二流路手段は
、前記環状流動媒体取り入れ口手段のそれぞれの第二部
分に沿って該取り入れ口手段に処理が施される流動物を
供給するためのものであり、さらに該吐出手段は、前記
第一流路手段および前記第二流路手段からのそれぞれ前
記流体および前記流動物のための別々の吐出手段によっ
て構成されている。定められた１つの又は各々の第一流
路手段は、前記取り入れ口手段の定められた１つの又は
各々の第一部分に沿って該取り入れ口手段に燃焼ガスを
供給することができるように構成されている。

本装置は、定められた１つの又は各々の第一部分に沿う
部分と定められた１つの又は各々の第二部分の沿う部分
との間の各々の第三部分に沿って、前記環状流体媒体数
り入れ口手段にパージガスをその下流に供給するための
各々の第三流路手段を備えることもできる。

定められた１つの又は各々の第一流路手段は、それに位
置しその範囲部分にわたって、流動媒体取り入れ口手段
の定められた１つの又は各々の第一部分の下に配置され
た燃料供給手段を備えることができる。さらに、流動媒
体取り入れ口手段の残余部分の下でその範囲部分にわた
って別個の制御可能な燃料供給手段を備えることができ
る。

後述する本発明の一つの実施例においては、室はその外
面が管壁の軸の方向に中間にある部分によって縁どられ
ており、流路手段は、環状流動媒体取り入れ口手段の下
で、管状壁の内側に向かって延在している下方の隔壁に
よって少くとも部分的に画成され、そして別個の吐出手
段は、環状流動媒体取り入れ口手段より離間し、かつそ
の上方で、管壁の内側に向かって延在している上方の隔
壁によって少くとも部分的に画成されている。

本装置の使用に際し、層が環状壁に沿って動かされると
いうことにより、上方の隔壁は、下方の隔壁に対し角度
的にずらして配置することができる。

取り入れ口手段を１ｌＴＩ過した流動媒体の流れに、鉛
直および円周成分を付与するだめの手段は、固定させ傾
けさせた羽根の環状配列により構成することができる。

これらの羽根を互いに重なり合う状態で構成することが
できる。

（実施例） 本発明をより詳細に説明するため、単に例示として与え
られた実施例を以下図面とともに詳説する。

図に示された装置１０は、この装置の管状の壁１６の軸
方向に中間の部分１４により外面が縁どりされている室
１２を備えている１図に示された装置において、室１２
は環状であり、内側は該装置の中心部材２０の環状壁１
８によって縁どられている。教室の底部には、固定され
傾けられた羽根２４が環状配列されている環状流動媒体
取り入れ口２２が設けられている。簡略化するために、
第１図は羽根の配列の一部分だけが示されている。

しかしながら実際は、該配列は咳取り入れ口２２のまわ
り全体にわたり延在している。羽ｌＩ２４は、本実施例
において、互いに重なり合う関係で構成されており、さ
らに、該環状取り入れ口２２を通過した流動媒体の流れ
に鉛直および円周成分を付与するために傾けられていて
、本装置を使用した際、流動媒体が粒状物を通過するこ
とにより、第２図において符号２６で示された室１２の
中の帯状の粒状物の層が、室１２の環状路に沿って、連
続して、密なバンド状態で、動かされる。本実施例にお
いては、第１図における矢印２８によって示されるよう
に、粒状物の層が環状路に沿って移動するように該羽根
が構成されている。

本発明による装置は、加熱により流動物に処理を施すと
いうことに用いられることができ、燃焼ガスより成る該
粒状物を通過する流動媒体は、第１図において３２と３
４との位置の間の１８０゜の角度にわたって延在してい
る第１部分３０に沿って、環状取り入れ口２２に供給さ
れ、かつ、この装置内で加熱されるべき流動物は、３４
と３２の位置の間の１８０゛の角度にわたって延在して
いる環状取り入れ口２２の第２部分３６に沿って供給さ
れる。

燃焼ガスは、環状路の第１部分に沿った層を通過しなが
ら、燃焼ガスは粒状物に加熱を施す。流動物は、環状路
の第２部分に沿って、燃焼ガスによりすでに加熱された
粒状物を通過しながら流動物に加熱を施す。

本装置は、燃焼ガスおよび流動物をそれぞれ、その取り
入れ口３０および３６に供給する流路３８および４０を
それぞれ備えている。これらの流路は、取り入れ口２２
の下の管状壁１６の環状部分４２および隔壁４４と４６
によって縁どられている。これらの隔壁は、管状壁部分
４２より内側に向かって延在しており、取り入れ口２２
の下にある管状壁内の空間を、取り入れ口２２の３０の
部分の下に延在する流路３８と３６の部分の下に延在す
る流路４０に分ける。

この装置は、燃焼ガスおよび流動物が粒状物の層２６を
通過した後、燃焼ガスおよび流動物のためのそれぞれの
吐出流路も備えている。これらの吐出流路は、室１２を
縁どっている部分１４の管状壁１６の環状部分４８とお
よび、管状壁１６から内側に向かってこの装置の中心に
位置する部材２０に延在している隔壁５０．５２とによ
るで縁どられている。室１２の環状路にそった粒状物の
層の進行に干渉しないように、該隔壁５０，５２は環状
取り入れ口２２の上方に離間されている。

取り入れ口２２の３０の部分を通過した燃焼ガスのため
の吐出流路は、隔壁５０と５２のそれぞれの面５４と５
６との間に設けられ、一方、取り入れ口２２の３６の部
分を通過した流動物のための吐出流路は、隔壁５０と５
２のそれぞれの面５８と６０との間に設けられている。

層は環状路に沿って動かされるということから、吐出流
路のための上方の隔壁５０．５２は、下方の隔壁４、４
６に対し角度的にずらして配置されている。これは、隔
壁の３４の部分に隣接して、取り入れ口２２の３０の部
分を通過した燃焼ガスが、矢印２８で示されたような円
周成分により室１２を移動した後でも、燃焼ガス用の吐
出流路を通過するということを確実ならしめるものであ
る。

取り入れ口２２の３０の部分の下に延在する流路３８に
は、燃料供給手段が備わっており、図においては６２で
示されており、これは流路３８を通過する空気と燃焼さ
せるための燃料を供給するために、流路３８に位置し、
取り入れ口２２の３０の部分の下で、この３０の部分に
わたって配置され、３０の部分に燃焼ガスを供給する。

図において６４で示されている別個の制御可能な燃料供
給手段が、取り入れ口２２の残りの部分の下でその範囲
にわたって配置されている。本実施例においては、該別
個の制御可能な燃料供給手段は、取り入れ口２２の３６
の部分の下でその３６の部分の範囲にわたって、流路４
０に配置されている。本装置をスタートさせる間に取り
入れ口の３６の部分に燃焼ガスを供給するため、該供給
手段６４が、流路４０を通過した空気と燃焼させるため
の燃料を供給するように構成されている。この方法によ
れば、スタートさせる間に、燃焼ガスをその環状路の全
域に供給して層２６を通過させ、可能な限りすばやく該
層を所望する温度にすることができる。従って、該層が
所望する温度に達した後は、燃料供給手段６４からの燃
料の供給は終わり、そして本装置において加熱が施され
る流動物が燃焼のための空気にとって代わり、流路４０
を通過して取り入れ口２２の３６の部分に供給される。

該燃料供給手段６２および６４は、通常使用されている
形式とすることができ、本実施例においては、マニホー
ルド６６および６８によってそれぞれ燃料が供給される
取り入れ口２２の３０および３６の部分の下に配置され
た燃料インゼクターとして示されている。これらのマニ
ホールドは、本装置の中心部材２０を通って延在してい
るパイプ７０および７２により燃料供給がなされる。図
には示されていないが、これらのパイプ７０および７２
にはそれぞれ流量コントロールバルブを備えることがで
きるので、それぞれ別々にパイプからの流れを制御でき
る。

本実施例においては、燃焼ガスが通過する取り入れ口２
２の３０の部分と、加熱が施される流動物が通過する取
り入れ口の３６の部分はそれぞれ角度的に１８０°に構
成されているが、この角度的な範囲はいかようにも変え
ることができる。

さらに本実施例に変更を加え、燃焼ガスと加熱が施され
る流動物がその環状路の交互に配置された部分に沿って
層を通過することもできる。この目的のため、本装置が
複数の第１流路を備え、それにより取り入れ口のそれぞ
れの第１部分に沿って取り入れ口２２に燃焼ガスを供給
することができ、かつ複数の第２波路を備え、それによ
り取り入れ口の第２部分に沿って取り入れ口に加熱が施
される流動物を供給することができ、さらに該第２部分
は該第１部分に対し交互に配置されるように構成される
。これは、隔壁４、４６と同様に但し角度的にそれらか
ら離間して、取り入れ口２２の下に別の隔壁を設けるこ
とにより達成される。

この場合は、取り入れ口２２の下のそれぞれの流路から
の燃焼ガスと流動物のための別々の吐出部が設けられ、
例えば、取り入れ口２２の上に、隔壁５０．５２と同様
に但し角度をずらして、別の隔壁が設けられる。このよ
うな変更が加えられた装置においては、燃料供給手段は
第一流路に設けられ、そしてスタート時のための別個の
制御可能な燃料供給手段を第二流路に設けることができ
る。

さらに本発明に変更を加え、燃焼ガスが通過する部分と
流動物が通過する部分との間の環状路のある部分に沿っ
て例えばパージガスのような別の流体を層に流すという
ことも同様に可能である。

それは例えば、第１図の鎖線で示された別の隔壁７、７
６がそれぞれ隔壁４、５０のそれぞれの上流側で協働す
るように変更を加え、それは取り入れ口２２の下で、隔
壁７４と４４の間のその部分に沿って取り入れ口にパー
ジガスを供給するための流路と取り入れ口の上で、パー
ジガスの吐出のために、隔壁７６と５０の間の流路が、
隔壁４４と５０と協働して設けられている。

本実施例は流動物の加熱に関連して示されているが、本
発明はその他の方法で流動物を処理することにも応用す
ることができる０例えば、本実施例において燃焼ガスが
供給される取り入れ口２２の定められた部分に燃焼ガス
以外の他の流体を供給して、前記他の流体又は環状路の
定められた部分に沿って他の粒体によって粒状物が動か
されることによる別の手段によって該粒状物に処理が施
され、環状路の前記室められた部分以外の部分に沿って
、このようにして処理された粒状物を通過する流動物が
そこで処理が施されるとすることもできる。その他の応
用例の一つとしては、粒状物に塗布された物質との接触
によるガス状の物質の浄化処理というものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、流動物を処理するための装置の上方から見た
模式図である。 第２図は、流動物を処理するための装置において第１図
のライン■−■に沿った部分の軸断面図である。 （主要部分の符号の説明） １０−・流動物に処理を施すための装置１２−・室 １６−管壁 ２２−・環状流動媒体取り入れ口 ２４−羽根 ２６−粒状物の層 ３８　・燃焼ガス供給のための流路 ４〇−流動物供給のための流路 ４、４６−・下方の隔壁 ５０．５２−上方の隔壁

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、流動物に処理を施す方法であって、該方法は、円周
   および鉛直の両方の成分を有する流動媒体が環状路に沿
   って帯状の粒状物の層を通過することにより、連続的に
   、バンド状態で、前記環状路に沿って粒状物の前記層を
   移動させることを含み、前記流動媒体は、粒状物の処理
   が施される前記環状路のある一部に沿って、前記層を通
   される流体と、前記環状路の別の部分に沿って、前記層
   を通過する処理が施される流動物とからなり、流体が前
   記最初に述べた部分を通過している間、流動物が処理さ
   れた粒状物を通過しながら、前記流動物に処理が施され
   るようにされた流動物に処理を施す方法。 ２、前記流動媒体は、流体と処理が施される流動物とか
   ら成り、これらは環状路の交互に配置された部分に沿っ
   て層を通過し、該粒状物は、流体が通過する層の前記部
   分において処理が施されることを特徴とする請求項１記
   載の方法。 ３、前記流動媒体は、前記環状路のその他の部分に沿っ
   て前記層を通される別の流体から成ることを特徴とする
   請求項１または２記載の方法。 ４、前記粒状物は、前記流体が該層を通過しながら、前
   記流体によって処理が施されることを特徴とする請求項
   １、２または３記載の方法。 ５、流動物に加熱を施す方法であって、該方法は、円周
   および鉛直の両方の成分を有する流動媒体が環状路の帯
   状の粒状物の層を通過することにより、連続的に、円環
   状のバンド状で、前記環状路に沿って、粒状物の該層を
   移動させることを含み、前記流動媒体は、前記層を通過
   しながら、該粒状物に加熱を施すために、前記環状路の
   ある部分に沿って前記層を通される該粒状物の加熱のた
   めの燃焼ガスと、前記環状路の別の部分に沿って、前記
   層を通過する加熱が施される流動物とから成り、該流動
   物が前記燃焼ガスによって加熱された該粒状物を通過し
   ながら、該流動物が加熱されるようにされた流動物に加
   熱を施す方法。 ６、前記流動媒体が、燃焼ガスと加熱が施される流動物
   とから成り、該流動媒体が、前記環状路の交互に配置さ
   れた部分に沿って前記層を通過することを特徴とする請
   求項５記載の方法。 ７、前記流動媒体が、前記環状路のその他の部分に沿っ
   て、前記層を通過するようにされた別の流体からなるこ
   とを特徴とする請求項５または６記載の方法。 ８、前記流動媒体が、前記燃焼ガスが通される部分と前
   記加熱が施される流動物が通される部分との間の前記環
   状路の部分に沿って、前記層を通されるパージガスから
   成ることを特徴とする請求項５または６記載の方法。 ９、最初に燃焼ガスが前記環状路の全てまたは事実上全
   てにわたって、前記層を通過することから成る請求項第
   ５項ないし第８項のうちいずれかの一つに記載された方
   法。 １０、流動物が前記層を通過した後、前記流動媒体の残
   りの物質と分離して前記流動物の流れを維持することを
   含んでいることを特徴とする請求項第１項ないし第９項
   のうちいずれか一つに記載された方法。 １１、前記加熱が施される流動物がガス状の物質から成
   ることを特徴とする請求項第１項ないし第１０項のうち
   いずれか一つに記載の方法。 １２、流動物に処理を施す装置であって、粒状物の層の
   ための室を備え、該室の底部には、環状流動媒体取り入
   れ口手段と、前記取り入れ口手段を通過した流動媒体の
   流れに鉛直および円周成分を付与するための手段とが設
   けられており、本装置を使用した時、前記流動媒体が前
   記粒状物を通過しながら、前記取り入れ口手段を通過し
   た前記流動媒体の流れに鉛直および円周成分を付与し、
   前記室内の環状路に沿って、バンド状で、前記室内の該
   粒状物の該層を移動させ、さらに該装置は、前記環状流
   動媒体取り入れ口手段の第一部分に沿って、前記取り入
   れ口手段に流体を供給するための第一流路手段と、前記
   環状流動媒体取り入れ口手段の第二の部分に沿って、前
   記取り入れ口手段に処理が施される流動物を供給するた
   めの第二流路手段と、前記層を通過した後の前記流動媒
   体のための吐出手段とを備え、該吐出手段は、前記流体
   および前記流動物のために別々の吐出手段より構成され
   た流動物に処理を施す装置。 １３、該装置は複数の第一流路手段を備え、該第一流路
   手段は、前記環状流動媒体取り入れ口手段の各々の第一
   部分に沿って、該取り入れ口手段に前記流体を供給する
   ためのものであり、さらに複数の第二流路手段を備え、
   該第二流路手段は、前記第一部分と交互になるように構
   成されている各々の第二部分に沿って、前記環状流動媒
   体取り入れ口手段に処理が施される流動物を供給するた
   めのものであり、前記吐出手段が各々の前記流路手段か
   らの前記流体および前記流動物のための別々の吐出手段
   より成る請求項１２記載の装置。 １４、定められた１つの又は各々の第一流路手段が、そ
   の定められた１つの又は各々の第一部分に沿って、前記
   取り入れ口手段に燃焼ガスを供給するように構成されて
   いることを特徴とする請求項１２または１３記載の装置
   。 １５、定められた１つの又は各々の第一部分と定められ
   た１つの又は各々の第二部分との間の各々の第三部分に
   沿って、前記環状流動媒体取り入れ口手段にパージガス
   を該取り入れ手段の下流に供給するための各々の第三流
   路手段を備えた請求項１４記載の装置。 １６、定められた１つの又は各々の第一流路手段が、そ
   こに位置し流動媒体取り入れ口手段の定められた１つの
   又は各々の第一部分の下でその範囲にわたって配置され
   た燃料供給手段を備えていることを特徴とする請求項１
   ４または１５記載の装置。 １７、制御可能な燃料供給装置が前記環状流動媒体取り
   入れ口手段の残余部分の下でその範囲にわたって別個に
   配置されていることを特徴とする請求項１６記載の装置
   。 １８、前記室は、外面が管壁の軸方向に中間である部分
   によって縁どられており、前記流路手段は、前記環状流
   動媒体取り入れ口手段の下の前記管壁から内側に向かっ
   て延在している下方の隔壁によって少くとも部分的に画
   成され、かつ前記別々の吐出手段は、前記環状流動媒体
   取り入れ口手段から離間し、かつ該取り入れ口手段より
   上の前記管壁から内側に向かって延在している上方の隔
   壁によって少くとも部分的に画成されていることを特徴
   とする請求項第１２項ないし第１７項のうちのいずれか
   一つに記載の装置。 １９、本装置を使用した際に、該層が該環状路に沿って
   動かされるということから、該上方の隔壁が前記下方の
   隔壁に対して角度的にずらして配置されていることを特
   徴とする請求項１８記載の装置。 ２０、前記取り入れ口手段を通過した該流動媒体の流れ
   に鉛直と円周成分を付与するための前記手段が、固定さ
   れ傾けられた羽根の環状配列から成ることを特徴とする
   請求項第１２項ないし第１９項のうちいずれか一つに記
   載の装置。 ２１、前記羽根は互いに重なり合う状態で配列されてい
   ることを特徴とする請求項２０記載の装置。