JPS6325133Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6325133Y2 JPS6325133Y2 JP1979063827U JP6382779U JPS6325133Y2 JP S6325133 Y2 JPS6325133 Y2 JP S6325133Y2 JP 1979063827 U JP1979063827 U JP 1979063827U JP 6382779 U JP6382779 U JP 6382779U JP S6325133 Y2 JPS6325133 Y2 JP S6325133Y2
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- JP
- Japan
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- resin
- mold
- metal powder
- reinforcing layer
- foam molded
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車輛用クツシヨン等の発泡体成形品
を製造するモールド用型の改良に関する。 従来、車輛用クツシヨン等の発泡体成形品を製
造するモールド用型としては、例えば、第1図に
示す如く、上型1及び下型2の基体3をエポキシ
樹脂等で厚さ約数ミリ形成し、その外側の補強層
4をガラス繊維を混入したエポキシ樹脂、或はポ
リエステル樹脂で形成した構造のものが用いられ
ている。 このようなモールド用型5は、一般に次のよう
にして製造されている。 まず、発泡体成形品と同形状の硬質プラスチツ
ク等で作られたマスターモデルの表面に離型剤を
塗布する。次いで、上型1と下型2の分れ目とな
るパーテイングラインを決め、マスターモデルの
上型部分に対応する表面及び下型部分に対応する
表面に、エポキシ樹脂を厚さ約数ミリ塗布して硬
化させてモールド用型5の基体3となる部分を形
成する。次に、この硬化したエポキシ樹脂の表面
に、ガラス繊維を混入したエポキシ樹脂、或はポ
リエステル樹脂を所望の肉厚に達するまで塗布
し、これを硬化させて補強層4を形成することに
よりモールド用型5を得る。 このようにして得られるモールド用型5は、製
造時の樹脂の硬化時間が長く(通常12〜24時間
位)、樹脂の硬化に伴う発熱によつて樹脂に被わ
れた内部のマスターモデルが変形し易いため、形
状精度が極めて悪くなり、形状精度の高い発泡体
成形品を製造することができない欠点があつた。 本考案はかかる点に鑑み種々の研究を行つた結
果、形状精度の高い発泡体成形品を容易に製造す
ることができるモールド用型を提供するものであ
る。 以下、本考案の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。 第2図は本考案を適用したモールド用型の一実
施例の断面図を示している。このモールド用型1
0は上型11と下型12とからなり、上型11及
び下型12は製造する発泡体成形品の外形に等し
い形状を有する基体13と、基体13の外側に形
成された補強層14とで構成されている。 補強層14は、鉄粉、アルミ粉、銅粉等の金属
粉を含有した樹脂で形成されている。この樹脂中
に添加する金属粉としては、熱伝導度が高い金属
でモールド用型10の製造時に、樹脂の硬化に伴
つて発生する熱を速やかに外部に放出せしめる作
用を有するものであれば良い。 また、樹脂中に添加する金属粉の添加部数は、
樹脂100重量部に対して30〜300重量部の範囲内で
適宜設定するのが望ましい。その理由は、30重量
部に満たない場合は金属粉の放熱作用が十分に発
揮されず、300重量部を超えた場合には金属粉の
放熱作用が飽和状態になるからである。 補強層14の層厚は、モールド用型10によつ
て製造する発泡体成形品の形状等に応じて適宜設
定するのが良く、通常は5〜30mmの範囲内で設定
するのが好ましい。 また、補強層14を形成する樹脂及び前記基体
13を形成する樹脂としては、無発泡ウレタン、
ポリエステル、エポキシ樹脂等を使用するのが望
ましいが、特に硬化時間が短い無発泡ウレタン樹
脂を使用するのが好ましい。 また、基体13の層厚もこのモールド用型10
によつて製造する発泡体成形品の形状等に応じて
適宜設定するのが望ましい。勿論必要に応じてモ
ールド周囲に補強材として鉄製等のアングルを使
用しても良い。 このように構成されたモールド用型10は、補
強層14が熱伝導性に優れた金属粉を含有した樹
脂で形成されているので、モールド用型10の製
造時に樹脂の硬化に伴つて発生する熱は金属粉を
媒体として速やかに外部に放出され、マスターモ
デルの熱による変形を防止して極めて高い形状精
度のものに形成される。 その結果、このモールド用型10は、形状精度
の高い発泡体成形品を容易に製造することができ
る。 尚、上記実施例では、補強層14を形成する樹
脂に金属粉を含有せしめたものについて説明した
が、本考案は、この他にも、金属粉の代わりに金
属製の補強杆を補強層14の樹脂内に埋設するよ
うにしたもの等を包含するものである。 以上説明した如く、本考案に係るモールド用型
は、補強層を金属粉が含有された樹脂で形成する
ことにより極めて形状精度の高いもの形成され、
形状精度の高い発泡体成形品を容易に製造するこ
とができる等顕著な効果を有するものである。
を製造するモールド用型の改良に関する。 従来、車輛用クツシヨン等の発泡体成形品を製
造するモールド用型としては、例えば、第1図に
示す如く、上型1及び下型2の基体3をエポキシ
樹脂等で厚さ約数ミリ形成し、その外側の補強層
4をガラス繊維を混入したエポキシ樹脂、或はポ
リエステル樹脂で形成した構造のものが用いられ
ている。 このようなモールド用型5は、一般に次のよう
にして製造されている。 まず、発泡体成形品と同形状の硬質プラスチツ
ク等で作られたマスターモデルの表面に離型剤を
塗布する。次いで、上型1と下型2の分れ目とな
るパーテイングラインを決め、マスターモデルの
上型部分に対応する表面及び下型部分に対応する
表面に、エポキシ樹脂を厚さ約数ミリ塗布して硬
化させてモールド用型5の基体3となる部分を形
成する。次に、この硬化したエポキシ樹脂の表面
に、ガラス繊維を混入したエポキシ樹脂、或はポ
リエステル樹脂を所望の肉厚に達するまで塗布
し、これを硬化させて補強層4を形成することに
よりモールド用型5を得る。 このようにして得られるモールド用型5は、製
造時の樹脂の硬化時間が長く(通常12〜24時間
位)、樹脂の硬化に伴う発熱によつて樹脂に被わ
れた内部のマスターモデルが変形し易いため、形
状精度が極めて悪くなり、形状精度の高い発泡体
成形品を製造することができない欠点があつた。 本考案はかかる点に鑑み種々の研究を行つた結
果、形状精度の高い発泡体成形品を容易に製造す
ることができるモールド用型を提供するものであ
る。 以下、本考案の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。 第2図は本考案を適用したモールド用型の一実
施例の断面図を示している。このモールド用型1
0は上型11と下型12とからなり、上型11及
び下型12は製造する発泡体成形品の外形に等し
い形状を有する基体13と、基体13の外側に形
成された補強層14とで構成されている。 補強層14は、鉄粉、アルミ粉、銅粉等の金属
粉を含有した樹脂で形成されている。この樹脂中
に添加する金属粉としては、熱伝導度が高い金属
でモールド用型10の製造時に、樹脂の硬化に伴
つて発生する熱を速やかに外部に放出せしめる作
用を有するものであれば良い。 また、樹脂中に添加する金属粉の添加部数は、
樹脂100重量部に対して30〜300重量部の範囲内で
適宜設定するのが望ましい。その理由は、30重量
部に満たない場合は金属粉の放熱作用が十分に発
揮されず、300重量部を超えた場合には金属粉の
放熱作用が飽和状態になるからである。 補強層14の層厚は、モールド用型10によつ
て製造する発泡体成形品の形状等に応じて適宜設
定するのが良く、通常は5〜30mmの範囲内で設定
するのが好ましい。 また、補強層14を形成する樹脂及び前記基体
13を形成する樹脂としては、無発泡ウレタン、
ポリエステル、エポキシ樹脂等を使用するのが望
ましいが、特に硬化時間が短い無発泡ウレタン樹
脂を使用するのが好ましい。 また、基体13の層厚もこのモールド用型10
によつて製造する発泡体成形品の形状等に応じて
適宜設定するのが望ましい。勿論必要に応じてモ
ールド周囲に補強材として鉄製等のアングルを使
用しても良い。 このように構成されたモールド用型10は、補
強層14が熱伝導性に優れた金属粉を含有した樹
脂で形成されているので、モールド用型10の製
造時に樹脂の硬化に伴つて発生する熱は金属粉を
媒体として速やかに外部に放出され、マスターモ
デルの熱による変形を防止して極めて高い形状精
度のものに形成される。 その結果、このモールド用型10は、形状精度
の高い発泡体成形品を容易に製造することができ
る。 尚、上記実施例では、補強層14を形成する樹
脂に金属粉を含有せしめたものについて説明した
が、本考案は、この他にも、金属粉の代わりに金
属製の補強杆を補強層14の樹脂内に埋設するよ
うにしたもの等を包含するものである。 以上説明した如く、本考案に係るモールド用型
は、補強層を金属粉が含有された樹脂で形成する
ことにより極めて形状精度の高いもの形成され、
形状精度の高い発泡体成形品を容易に製造するこ
とができる等顕著な効果を有するものである。
第1図は、従来のモールド用型を示す斜視図、
第2図は、本考案に係るモールド用型の一実施例
を示す断面図である。 1,11……上型、2,12……下型、3,1
3……基体、4,14……補強層、5,10……
モールド用型。
第2図は、本考案に係るモールド用型の一実施例
を示す断面図である。 1,11……上型、2,12……下型、3,1
3……基体、4,14……補強層、5,10……
モールド用型。
Claims (1)
- 発泡体成形品の外形を有する基体の外側に、金
属粉を含有した樹脂からなる補強層を形成してな
ることを特徴とするモールド用型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979063827U JPS6325133Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979063827U JPS6325133Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55163108U JPS55163108U (ja) | 1980-11-22 |
JPS6325133Y2 true JPS6325133Y2 (ja) | 1988-07-08 |
Family
ID=29297873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979063827U Expired JPS6325133Y2 (ja) | 1979-05-14 | 1979-05-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6325133Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4926373A (ja) * | 1972-07-05 | 1974-03-08 | ||
JPS5324370B2 (ja) * | 1971-08-20 | 1978-07-20 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5324370U (ja) * | 1976-08-06 | 1978-03-01 |
-
1979
- 1979-05-14 JP JP1979063827U patent/JPS6325133Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5324370B2 (ja) * | 1971-08-20 | 1978-07-20 | ||
JPS4926373A (ja) * | 1972-07-05 | 1974-03-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55163108U (ja) | 1980-11-22 |
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