JPS63251221A - ポリエステルフィルム - Google Patents
ポリエステルフィルムInfo
- Publication number
- JPS63251221A JPS63251221A JP8549487A JP8549487A JPS63251221A JP S63251221 A JPS63251221 A JP S63251221A JP 8549487 A JP8549487 A JP 8549487A JP 8549487 A JP8549487 A JP 8549487A JP S63251221 A JPS63251221 A JP S63251221A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- polyester film
- sample
- formula
- orientation coefficient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229920006267 polyester film Polymers 0.000 title claims abstract description 29
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 12
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 claims description 3
- 230000001815 facial effect Effects 0.000 abstract 2
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 abstract 2
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 14
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 8
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- CXWXQJXEFPUFDZ-UHFFFAOYSA-N tetralin Chemical compound C1=CC=C2CCCCC2=C1 CXWXQJXEFPUFDZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 3
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- WOZVHXUHUFLZGK-UHFFFAOYSA-N dimethyl terephthalate Chemical compound COC(=O)C1=CC=C(C(=O)OC)C=C1 WOZVHXUHUFLZGK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 210000004209 hair Anatomy 0.000 description 2
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 2
- 229910000410 antimony oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- VSGNNIFQASZAOI-UHFFFAOYSA-L calcium acetate Chemical compound [Ca+2].CC([O-])=O.CC([O-])=O VSGNNIFQASZAOI-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 229960005147 calcium acetate Drugs 0.000 description 1
- 235000011092 calcium acetate Nutrition 0.000 description 1
- 239000001639 calcium acetate Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- BTVWZWFKMIUSGS-UHFFFAOYSA-N dimethylethyleneglycol Natural products CC(C)(O)CO BTVWZWFKMIUSGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 238000009998 heat setting Methods 0.000 description 1
- XIXADJRWDQXREU-UHFFFAOYSA-M lithium acetate Chemical compound [Li+].CC([O-])=O XIXADJRWDQXREU-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- VTRUBDSFZJNXHI-UHFFFAOYSA-N oxoantimony Chemical compound [Sb]=O VTRUBDSFZJNXHI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006068 polycondensation reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、スリット性の改良されたポリエステルフィ
ルムの製法に関する。
ルムの製法に関する。
ポリエステルフィルムは、一般に、つぎのようにしてつ
くられている。まず、原料を押出機に供給して溶融押し
出しし、口金によりシート状に成形する。そして、これ
を冷却固化することにより、未延伸シートをつくる。こ
の未延伸シートを長手方向に延伸し、さらに幅方向に延
伸して、2軸延伸ポリエステルフィルムを得る。このポ
リエステルフィルムは、スリットに通され、両側縁が切
断されて、所望の幅にされる。
くられている。まず、原料を押出機に供給して溶融押し
出しし、口金によりシート状に成形する。そして、これ
を冷却固化することにより、未延伸シートをつくる。こ
の未延伸シートを長手方向に延伸し、さらに幅方向に延
伸して、2軸延伸ポリエステルフィルムを得る。このポ
リエステルフィルムは、スリットに通され、両側縁が切
断されて、所望の幅にされる。
ところが、従来の製法により得られるポリエステルフィ
ルムは、スリット時に、切り口にヒゲが多くできるため
、スリット性が悪いという問題があった。
ルムは、スリット時に、切り口にヒゲが多くできるため
、スリット性が悪いという問題があった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、スリット性の良好なポリエステルフィルムを得る
ことのできるポリエステルフィルムの製法を提供するこ
とを目的としている。
って、スリット性の良好なポリエステルフィルムを得る
ことのできるポリエステルフィルムの製法を提供するこ
とを目的としている。
前記のような目的を達成するため、発明者らは、研究を
重ねた。その過程で、ポリエステルフィルムの特性に関
するパラメータとスリット性との間に何らかの相関関係
があるのではないかと考え、多数のパラメータについて
これを調べた。その結果、これらのパラメータのうち内
部ヘイズ82面配向係数f7およびΔn〔Δ”” (n
、4o nt。
重ねた。その過程で、ポリエステルフィルムの特性に関
するパラメータとスリット性との間に何らかの相関関係
があるのではないかと考え、多数のパラメータについて
これを調べた。その結果、これらのパラメータのうち内
部ヘイズ82面配向係数f7およびΔn〔Δ”” (n
、4o nt。
)XIO”)の3者関係を所定の式で規定すれば、前記
の目的を達成できるということを見出し、ここに、この
発明を完成した。
の目的を達成できるということを見出し、ここに、この
発明を完成した。
すなわち、この発明は、2軸延伸ポリエステルフィルム
の製法であって、得られるフィルムの内部ヘイズH1面
配向係数f7およびΔnが下記の式(alを満足するよ
うにこれらのパラメータH,fカ、Δnを調整してフィ
ルムを作るようにすることを特徴とするポリエステルフ
ィルムの製法をその要旨としている。
の製法であって、得られるフィルムの内部ヘイズH1面
配向係数f7およびΔnが下記の式(alを満足するよ
うにこれらのパラメータH,fカ、Δnを調整してフィ
ルムを作るようにすることを特徴とするポリエステルフ
ィルムの製法をその要旨としている。
5≧383.3−200 Of。
−2,76H+ 0.84Δn −・−(a)た
だし、 H:内部ヘイズ(%) f、(面配向係数)= ((nJIO+nTD)/2) nzo・・・(bl
Δn=(nND nro) XI O’ ・−
・(c)なお、no:縦方向屈折率 nto:横方向屈折率 nzo:厚み方向屈折率 以下に、この発明の詳細な説明する。
だし、 H:内部ヘイズ(%) f、(面配向係数)= ((nJIO+nTD)/2) nzo・・・(bl
Δn=(nND nro) XI O’ ・−
・(c)なお、no:縦方向屈折率 nto:横方向屈折率 nzo:厚み方向屈折率 以下に、この発明の詳細な説明する。
ここで、内部ヘイズ(ヘーズ、曇価)とは、フィルム全
体のヘイズから、表面の荒れによるヘイズ(外部ヘイズ
)の寄与を差し引いたものをいう。内部ヘイズは、JI
S K 7105−1981に従い、拡散透過率お
よび全光vA透過率の測定値より算出することができる
。測定にあたっては、第1図に示されているように、テ
トラリン(溶媒)1を満たしたセル2内にフィルム3を
入れるようにするとよい。テトラリンによって、表面荒
れによるヘイズ(外部ヘイズ)が消される。第1図中、
矢印Aは光を示している。
体のヘイズから、表面の荒れによるヘイズ(外部ヘイズ
)の寄与を差し引いたものをいう。内部ヘイズは、JI
S K 7105−1981に従い、拡散透過率お
よび全光vA透過率の測定値より算出することができる
。測定にあたっては、第1図に示されているように、テ
トラリン(溶媒)1を満たしたセル2内にフィルム3を
入れるようにするとよい。テトラリンによって、表面荒
れによるヘイズ(外部ヘイズ)が消される。第1図中、
矢印Aは光を示している。
フィルムの内部ヘイズHは、フィルム内に充填される充
填材等の粒子の数を増やすことにより上昇させることが
でき、減らすことにより下降させることができる。前記
粒子の種類および径は、フィルムの表面粗さ、その他の
表面特性との兼ね合いに応じて決定するようにするとよ
い、内部ヘイズは、未延伸シートの延伸に当たりその延
伸方法を選ぶことによっても、多少tA節することがで
きる。三つのパラメータH,fn Δnは互いに関連
させて前記(a)弐を満足させるものではあるが、パラ
メータHのみについて着目すれば、前記(81式におい
て、この式を満足させるには、内部ヘイズHを高くすれ
ばよい。
填材等の粒子の数を増やすことにより上昇させることが
でき、減らすことにより下降させることができる。前記
粒子の種類および径は、フィルムの表面粗さ、その他の
表面特性との兼ね合いに応じて決定するようにするとよ
い、内部ヘイズは、未延伸シートの延伸に当たりその延
伸方法を選ぶことによっても、多少tA節することがで
きる。三つのパラメータH,fn Δnは互いに関連
させて前記(a)弐を満足させるものではあるが、パラ
メータHのみについて着目すれば、前記(81式におい
て、この式を満足させるには、内部ヘイズHを高くすれ
ばよい。
面配向係数fflおよびΔnは、JIS K 71
05−1981に従い、アツベ屈折計を用いて、nMl
l+ ntoおよびnzoを測定し、これらの測定値
を前記式(b)、 (C1に入れることにより、算出す
ることができる。入射光に対するフィルムのセント方向
および望遠鏡にセットする偏向板の角度は、ntoの測
定においては、第2図に示されているようにし、nMD
の測定においては、第4図に示されているようにする。
05−1981に従い、アツベ屈折計を用いて、nMl
l+ ntoおよびnzoを測定し、これらの測定値
を前記式(b)、 (C1に入れることにより、算出す
ることができる。入射光に対するフィルムのセント方向
および望遠鏡にセットする偏向板の角度は、ntoの測
定においては、第2図に示されているようにし、nMD
の測定においては、第4図に示されているようにする。
n2Dの測定においては、第3図および第5図に示され
ているようにしてそれぞれ測定し、再測定値の平均をと
るようにする。第2〜5図中、3はフィルム、4は偏向
板をあられし、矢印Bは入射光、矢印Cはフィルムの縦
方向を示している。
ているようにしてそれぞれ測定し、再測定値の平均をと
るようにする。第2〜5図中、3はフィルム、4は偏向
板をあられし、矢印Bは入射光、矢印Cはフィルムの縦
方向を示している。
面配向係数f9は、延伸時の面積倍率を上げることによ
り上昇させることができ、逆に下げることにより下降さ
せることができる。これは、縦方向の延伸倍率あるいは
横方向の延伸倍率のみにはかかわらない。また、面配向
係数は、同一面積倍率で比べた場合、低温で延伸を行う
ことにより上昇させることができ、逆に高温で延伸を行
うことにより下降させることができる。パラメータf、
。
り上昇させることができ、逆に下げることにより下降さ
せることができる。これは、縦方向の延伸倍率あるいは
横方向の延伸倍率のみにはかかわらない。また、面配向
係数は、同一面積倍率で比べた場合、低温で延伸を行う
ことにより上昇させることができ、逆に高温で延伸を行
うことにより下降させることができる。パラメータf、
。
のみに着目すれば、前記+81式において、この式を満
足させるには、面配向係数を高くすればよいということ
がわかる。
足させるには、面配向係数を高くすればよいということ
がわかる。
パラメータΔnは、nMDを上げ、Hallを下げるこ
とによって上昇させることができ、逆にすることによっ
て下降させることができる。nMDは、縦方向の延伸倍
率を上げることにより上げることができ、逆に下げるこ
とにより下げることができる。nTI+は、横方向の延
伸倍率を下げることにより下げることができ、逆に上げ
ることにより上げることができる。また、n140は、
縦方向延伸温度を下げることにより上げることができ、
逆に上げることにより下げることができる。n7゜は、
横方向延伸温度を上げることにより下げることができ、
逆に下げることにより上げることができる。パラメータ
Δnのみに着目すれば、前記(81式において、この式
を満足させるには、Δnを低くするとよいということが
わかる。
とによって上昇させることができ、逆にすることによっ
て下降させることができる。nMDは、縦方向の延伸倍
率を上げることにより上げることができ、逆に下げるこ
とにより下げることができる。nTI+は、横方向の延
伸倍率を下げることにより下げることができ、逆に上げ
ることにより上げることができる。また、n140は、
縦方向延伸温度を下げることにより上げることができ、
逆に上げることにより下げることができる。n7゜は、
横方向延伸温度を上げることにより下げることができ、
逆に下げることにより上げることができる。パラメータ
Δnのみに着目すれば、前記(81式において、この式
を満足させるには、Δnを低くするとよいということが
わかる。
この発明にかかるポリエステルフィルムの製造は、フィ
ルム内部ヘイズH1面配向係数fnおよびΔnが前記の
式(a)を満足する範囲内で、これらのパラメータH,
f、1およびΔnを調整するようにしているので、スリ
ット性が良好となるのである。
ルム内部ヘイズH1面配向係数fnおよびΔnが前記の
式(a)を満足する範囲内で、これらのパラメータH,
f、1およびΔnを調整するようにしているので、スリ
ット性が良好となるのである。
このことを確認するため、試料1〜10のポリエステル
フィルムをつくった。そして、フィルム内部ヘイズH3
面配向係数fnおよびΔnを測定し、これらの測定値を
下記の式(dlに入れて、推定ヒゲ数9を算出した。こ
こに、式(d)は、前記式(a)においてその左辺5を
谷と変え、≧を=と変えたものであり、この管が5以下
であれば、そのフィルムのパラメータH,fn、 Δ
nは前記式(a)を満たし、5を越えると、そのフィル
ムのパラメータH,fnΔnは前記式(alを満たさな
いことを意味する。
フィルムをつくった。そして、フィルム内部ヘイズH3
面配向係数fnおよびΔnを測定し、これらの測定値を
下記の式(dlに入れて、推定ヒゲ数9を算出した。こ
こに、式(d)は、前記式(a)においてその左辺5を
谷と変え、≧を=と変えたものであり、この管が5以下
であれば、そのフィルムのパラメータH,fn、 Δ
nは前記式(a)を満たし、5を越えると、そのフィル
ムのパラメータH,fnΔnは前記式(alを満たさな
いことを意味する。
f=383.3−200Of。
−2,76H+ 0.84Δn・・・(d)他方、試料
1〜10につき、切断端面5c+a当たりの実測ヒゲ数
2を測定した。
1〜10につき、切断端面5c+a当たりの実測ヒゲ数
2を測定した。
試料1〜lOのポリエステルフィルムは、つぎのように
してつくった。
してつくった。
(試料1)
テレフタル酸ジメチルおよびエチレングリコールに、酢
酸カルシウム0.08重量%、酢酸リチウム0.15重
量%、酸化アンチモン0.04重量%。
酸カルシウム0.08重量%、酢酸リチウム0.15重
量%、酸化アンチモン0.04重量%。
トリメチルホスベート0.15重量%および平均粒径1
.1μmの炭酸カルシウム0.03重量%を加え、常法
によって重縮合し、固有粘度0.62のポリエステルを
得た。
.1μmの炭酸カルシウム0.03重量%を加え、常法
によって重縮合し、固有粘度0.62のポリエステルを
得た。
このポリエステルを常法によって、乾燥、押し出しをし
て未延伸シートとし、これを、第6図に示されているロ
ール11〜19.ll’、16’17’19’の群に通
して縦方向に延伸した。図中、5は縦方向に延伸された
ポリエステルフィルムを示している。ロールの温度は、
11.12を78℃、13.14を120℃、15を1
25℃、16を125℃、17を114℃とした。そし
て、ロール15〜16間で延伸倍率が1.1倍、ロール
16〜17間で1.21倍、ロール17〜18間で2.
4倍になるようにして延伸した。つぎに、第1のテンタ
ー内で110℃の熱風下に3.7倍に横方向に延伸した
。こののち、フィルムを第2のテンターに導き、205
℃の熱風下に、3.3%リラックスさせながら205℃
で熱固定してポリエステルフィルムを得た。
て未延伸シートとし、これを、第6図に示されているロ
ール11〜19.ll’、16’17’19’の群に通
して縦方向に延伸した。図中、5は縦方向に延伸された
ポリエステルフィルムを示している。ロールの温度は、
11.12を78℃、13.14を120℃、15を1
25℃、16を125℃、17を114℃とした。そし
て、ロール15〜16間で延伸倍率が1.1倍、ロール
16〜17間で1.21倍、ロール17〜18間で2.
4倍になるようにして延伸した。つぎに、第1のテンタ
ー内で110℃の熱風下に3.7倍に横方向に延伸した
。こののち、フィルムを第2のテンターに導き、205
℃の熱風下に、3.3%リラックスさせながら205℃
で熱固定してポリエステルフィルムを得た。
(試料2)
ロール15.16および17の温度を、それぞれ、12
8℃、128℃、115℃とし、第2のテンターにおい
て1.15倍に横方向に延伸するようにしたほかは、試
料lと同様にして、ポリエステルフィルムを得た。
8℃、128℃、115℃とし、第2のテンターにおい
て1.15倍に横方向に延伸するようにしたほかは、試
料lと同様にして、ポリエステルフィルムを得た。
(試料3)
炭酸カルシウムを0.035重量%用いるようにしたほ
かは、試料1と同様にして、ポリエステルフィルムを得
た。
かは、試料1と同様にして、ポリエステルフィルムを得
た。
(試料4)
炭酸カルシウムを0.04重量%用いるようにし、ロー
ル17〜18間で2.0倍に延伸するようにしたほかは
、試料1と同様にして、ポリエステルフィルムを得た。
ル17〜18間で2.0倍に延伸するようにしたほかは
、試料1と同様にして、ポリエステルフィルムを得た。
(試料5)
ロール13.14を123℃とし、ロール17〜18間
で2.0倍に延伸するようにしたほかは、試料1と同様
にして、ポリエステルフィルムを得た。
で2.0倍に延伸するようにしたほかは、試料1と同様
にして、ポリエステルフィルムを得た。
(試料6)
第2のテンターにおいて1.05倍に横方向に延伸する
ようにしたほかは、試料1と同様にして、ポリエステル
フィルムを得た。
ようにしたほかは、試料1と同様にして、ポリエステル
フィルムを得た。
(試料7)
炭酸カルシウムを0.08重量%用いるようにし、第2
のテンターにおいて1.20倍に横方向に延伸するよう
にしたほかは、試料1と同様にして、ポリエステルフィ
ルムヲ得り。
のテンターにおいて1.20倍に横方向に延伸するよう
にしたほかは、試料1と同様にして、ポリエステルフィ
ルムヲ得り。
(試料8)
炭酸カルシウムを0.05重量%用いるようにし、第2
のテンターにおいて1.20倍に横方向に延伸するよう
にしたほかは、試料1と同様にして、ポリエステルフィ
ルムを得た。
のテンターにおいて1.20倍に横方向に延伸するよう
にしたほかは、試料1と同様にして、ポリエステルフィ
ルムを得た。
(試料9)
炭酸カルシウムを0.04重量%用いるようにし、第2
のテンターにおいて1.15倍に横方向に延伸するよう
にしたほかは、試料1と同様にして、ポリエステルフィ
ルムを得た。
のテンターにおいて1.15倍に横方向に延伸するよう
にしたほかは、試料1と同様にして、ポリエステルフィ
ルムを得た。
(試料10)
炭酸カルシウムを0.15重量%用いるようにし、ロー
ル17〜18間で2.0倍に延伸するようにし、第2の
テンターにおいて1.05倍に横方向に延伸するように
したほかは、試料1と同様にして、ポリエステルフィル
ムを得た。
ル17〜18間で2.0倍に延伸するようにし、第2の
テンターにおいて1.05倍に横方向に延伸するように
したほかは、試料1と同様にして、ポリエステルフィル
ムを得た。
切断端面のヒゲ数2は、各試料をスリットしたのち、切
断端面のヒゲの数を200倍の光学顕微鏡で数え、この
測定値より5cn(長さ方向)当たりに対応する値を得
ることとした。
断端面のヒゲの数を200倍の光学顕微鏡で数え、この
測定値より5cn(長さ方向)当たりに対応する値を得
ることとした。
各試料の内部ヘイズH1面配向係数f。、Δn、9およ
び実測ヒゲ数2を第1表に示す。
び実測ヒゲ数2を第1表に示す。
第1表
第1表より、推定ヒゲ数tと実測ヒゲ数2とは、よ(対
応していて、推定ヒゲ数?より切断端面のヒゲ数2を推
定することが可能であるということがわかり、tが5以
下であれば、切断端面のヒゲ数2も少な(なり、良好な
スリット性を示すようになるということが良くわかる。
応していて、推定ヒゲ数?より切断端面のヒゲ数2を推
定することが可能であるということがわかり、tが5以
下であれば、切断端面のヒゲ数2も少な(なり、良好な
スリット性を示すようになるということが良くわかる。
この発明にかかるポリエステルフィルムの製法は、得ら
れるフィルムの内部ヘイズH2面配向係数r7およびΔ
nが前記の式(alを満足するようにこれらのパラメー
タH,fn Δnを調整してフィルムを作るようにす
るのでヒゲ数が非常に少なくてスリット性が極めて良好
なフィルムを安定して得ることができる。
れるフィルムの内部ヘイズH2面配向係数r7およびΔ
nが前記の式(alを満足するようにこれらのパラメー
タH,fn Δnを調整してフィルムを作るようにす
るのでヒゲ数が非常に少なくてスリット性が極めて良好
なフィルムを安定して得ることができる。
第1図はフィルム内部ヘイズの測定方法説明図、第2な
いし5図はアツベ屈折計によるnMD+ n、Dおよ
びn2゜の測定方法の説明図、第6図は試料の製造説明
図である。 3・・・ポリエステルフィルム 第1図 第2図 第3図 第6図 昭和63年 4月27日
いし5図はアツベ屈折計によるnMD+ n、Dおよ
びn2゜の測定方法の説明図、第6図は試料の製造説明
図である。 3・・・ポリエステルフィルム 第1図 第2図 第3図 第6図 昭和63年 4月27日
Claims (1)
- (1)2軸延伸ポリエステルフィルムの製法であって、
得られるフィルムの内部ヘイズH、面配向係数f_nお
よびΔnが下記の式(a)を満足するようにこれらのパ
ラメータH、f_n、Δnを調整してフィルムを作るよ
うにすることを特徴とするポリエステルフィルムの製法
。 5≧383.3−2000f_n −2.76H+0.84Δn・・・(a) ただし、 H:内部ヘイズ(%) f_n(面配向係数)= 〔(n_M_D+n_T_D)/2〕−n_Z_DΔn
=(n_M_D−n_T_D)×10^3なお、n_M
_D:縦方向屈折率 n_T_D:横方向屈折率 n_Z_D:厚み方向屈折率
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8549487A JPH0669718B2 (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | ポリエステルフィルム |
DE3856541T DE3856541T2 (de) | 1987-04-07 | 1988-04-07 | Polyesterfolie |
AT88903354T ATE132073T1 (de) | 1987-04-07 | 1988-04-07 | Polyesterfilm |
EP88903354A EP0310677B1 (en) | 1987-04-07 | 1988-04-07 | Polyester film |
DE3854830T DE3854830T2 (de) | 1987-04-07 | 1988-04-07 | Polyesterfilm |
EP95107940A EP0674988B1 (en) | 1987-04-07 | 1988-04-07 | Polyester film |
PCT/JP1988/000348 WO1988007928A1 (en) | 1987-04-07 | 1988-04-07 | Polyester film |
US07/283,327 US4965307A (en) | 1987-04-07 | 1988-12-07 | Polyester film |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8549487A JPH0669718B2 (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | ポリエステルフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63251221A true JPS63251221A (ja) | 1988-10-18 |
JPH0669718B2 JPH0669718B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=13860487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8549487A Expired - Lifetime JPH0669718B2 (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | ポリエステルフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669718B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6460820A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
JPH08132523A (ja) * | 1994-11-09 | 1996-05-28 | Toray Ind Inc | 低熱収縮性ポリエステルフィルム |
JPH08164558A (ja) * | 1994-12-15 | 1996-06-25 | Toray Ind Inc | ポリエステルフィルム |
-
1987
- 1987-04-07 JP JP8549487A patent/JPH0669718B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6460820A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium |
JPH08132523A (ja) * | 1994-11-09 | 1996-05-28 | Toray Ind Inc | 低熱収縮性ポリエステルフィルム |
JPH08164558A (ja) * | 1994-12-15 | 1996-06-25 | Toray Ind Inc | ポリエステルフィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0669718B2 (ja) | 1994-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20190315046A1 (en) | Heat setting optical films | |
DE69504712T3 (de) | Biaxial orientierter Mehrschichtfilm aus Polyester | |
JP6347210B2 (ja) | 二軸延伸微多孔フィルム | |
GB2051666A (en) | Solvent stretch process for preparing a microporous film | |
EP0539302B2 (fr) | Procédé d'obtention films en polyester semi-cristallins orientés | |
WO2007114647A1 (en) | Manufacturing method of ultra thin high temperature resistant polypropylene dielectric film for capacitor | |
JP2007185898A (ja) | 二軸延伸ポリエステルフィルムおよびその製造方法 | |
Rhee et al. | Crystal structure, morphology, orientation, and mechanical properties of biaxially oriented polyamide 6 films | |
JPS63251221A (ja) | ポリエステルフィルム | |
JPH09141797A (ja) | 二軸配向積層ポリエステルフィルム | |
JPH0317661B2 (ja) | ||
EP0167628B1 (en) | Polarizing film and method of manufacturing the same | |
EP3670146B1 (en) | Method and system for producing a gradient polarisation film | |
JPS63251222A (ja) | 磁気テープ用ポリエステルフィルムの製法 | |
US3429961A (en) | Process for making uniform orientated film | |
JPH02194924A (ja) | 熱可塑性樹脂フィルムロール | |
Liu et al. | Effect of annealing temperature on PP microporous membranes obtained by a melt-extrusion-stretching method | |
JPH11216759A (ja) | 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法 | |
JPS6230897B2 (ja) | ||
JPH091648A (ja) | ポリエステルフィルムおよびそれからなる光反射板 | |
KR0157090B1 (ko) | 이축 배향 폴리에스테르 필름 및 이의 제조방법 | |
KR102637931B1 (ko) | 적층 필름 | |
JP2017177350A (ja) | 積層フィルム | |
JP3277681B2 (ja) | 二軸配向ポリエステルフィルム | |
JPS58183732A (ja) | 蒸着用フイルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070907 Year of fee payment: 13 |