JPS6325103B2 - - Google Patents

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JPS6325103B2
JPS6325103B2 JP59162422A JP16242284A JPS6325103B2 JP S6325103 B2 JPS6325103 B2 JP S6325103B2 JP 59162422 A JP59162422 A JP 59162422A JP 16242284 A JP16242284 A JP 16242284A JP S6325103 B2 JPS6325103 B2 JP S6325103B2
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JP
Japan
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sampling
cylinder
thread
yarn
rotating shaft
Prior art date
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Application number
JP59162422A
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English (en)
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JPS6141363A (ja
Inventor
Shinzo Mizuno
Juji Oono
Yoshiaki Arai
Satoshi Matsumoto
Hideki Tatsumi
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6325103B2 publication Critical patent/JPS6325103B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、染色済のチーズ等からサンプル用の
糸を取り出す糸のサンプリング方法およびその装
置に関するものである。
〔背景技術〕
一般に、チーズ染色機で染色されたチーズの染
まり具合は、チーズ染色機のキヤリヤに装着され
た複数個のチーズのうちから、任意の1個を取り
出してかせをつくり、これを試料として編地をつ
くり測色器に掛けることにより調べられる。この
場合の試料の調製についてより詳しく述べると、
試料の調製は、第1図に示すように、チーズ染色
機のキヤリヤ1の固定軸2から、ねじ3を外して
染色済のチーズ4を1個取り出し、これを第2図
に示す回転台5に装着し糸を引き出して糸道6内
を通し、枠7を回転させその外周に巻き取つて第
3図に示すかせ8をつくり、これにマーク9をつ
けることにより行われている。ところが、このよ
うにする場合には、いちいちチーズ4を染色機の
キヤリヤ1から取り出す必要があり、作業が煩雑
である。なお、染色済の糸を測色器に掛けるため
には、それを編地にする必要があり大量の糸を必
要とするため、チーズ4を染色機のキヤリヤ1に
装着したまま手取りすることは殆ど不可能であ
る。そして、上記のようなかせ8の作製には熟練
を要するため、熟練者しか試料の調製ができない
という難点も生じている。すなわち、かせ取り
は、かせの始端と終端との結び目を、糸をもつれ
させたり、ねじれさせたりすることなくつくる必
要があり、これに高度な技術を要し、またその結
び目で始端側と終端側を示すようにすることも高
度な技術を要するため熟練者しか試料の調製がで
きないのである。そのうえ、かせ取りには長時間
を要するという問題も生じている。
〔発明の目的〕
本発明は、サンプリングが容易で熟練を要さ
ず、かつ短時間に行うことができる糸のサンプリ
ング方法およびその装置の提供をその目的とする
ものである。
〔発明の開示〕
本発明は、上記の目的を達成するため、携帯用
の糸のサンプリング装置のサンプリング用の筒体
を軸中心に回転駆動し、その回転駆動力によつ
て、サンプリング対象である糸塊から糸を引き出
し筒体の外周面にサンプルとして複数列巻回する
糸のサンプリング方法を第1の要旨とし、基台に
軸受が設けられ、この軸受に、それ自身の一端側
を基台の外側に向けた状態で回転軸が軸支され、
この回転軸の一端に筒体支受部付きの回転盤が設
けられているとともに他端側に歯車が設けられ、
この歯車と直接もしくは他の歯車を介して噛合す
る歯車を一端側にもち他端を中心に左右に揺動し
て上記回転軸を一方向に回転駆動する駆動レバー
が上記基台に設けられ、サンプリング用の筒体が
上記回転軸の筒体支受部に着脱自在に取付けられ
ている携帯用の糸のサンプリング装置を第2の要
旨とするものである。
すなわち、本発明は、これまでのようにチーズ
からかせをつくるのではなく、サンプリング用の
筒体を回転させて、その外周面に糸を巻回しこれ
をサンプルとするため、かせをつくるような熟練
が不要になり、またサンプリング時間も短縮しう
るようになる。そのうえ、携帯用の糸のサンプリ
ング装置は、かせ取り装置に比べて移動が自由で
あり、特に本発明の装置は携帯用であるため、チ
ーズを染色機キヤリヤから取り外さずにサンプリ
ング装置自体をチーズに近づけてサンプリングで
きる。したがつて、これまでのような、チーズを
いちいち染色機キヤリヤから取り外しかせ取り装
置のところ迄運ぶという煩雑な作業が不要にな
り、染色の場所で直ちにサンプリングできるよう
になる。
つぎに、実施例について説明する。
第4図は本発明の一実施例を示している。すな
わち、この実施例は、サンプリング用筒体10を
備えた携帯用の糸のサンプリング装置11をチー
ズ染色機のキヤリヤ1に近づけ、染色済のチーズ
4をキヤリヤ1に装着したまま染色糸を直接上記
筒体10の外周面に巻き付けてサンプリングする
例を示している。上記携帯用の糸のサンプリング
装置11は、第5図ないし第7図に示すように構
成されている。これらの図において、12は下部
が把持部13に形成されているピストル形のケー
シングで、左右二つ割りになつており、ボルトお
よびナツトで一体化されるようになつている。1
4はピストル形ケーシング12の上部筒部15の
先端に設けられた軸穴、16はその軸穴14に嵌
着された軸受、17はその軸受16に軸支される
回転軸である。この回転軸17の先端側はピスト
ル形ケーシング12の上部筒部15の先端から前
方に突出しており、そこにサンプリング用筒体1
0嵌合用の中心穴付き回転盤18が、上記回転軸
先端部をそれ自身の中心穴に嵌挿した状態で取付
けられている。回転盤18は、円板状基板19の
表面に、切欠部付円筒20をサンプリング用筒体
10の嵌合部として形成することにより構成され
ている。この場合、切欠部付円筒20はアーチ状
断面形状をもつ複数個の筒体支受片20aを、上
記円盤状基板19の表面の外周縁部に、アーチを
円盤状基板19の外周に沿わせた状態で所定間隔
で植設することにより形成されている。上記サン
プリング用筒体10は、複数個の筒体支受片20
aからなる上記切欠部付円筒20に着脱自在に嵌
合される。21は円盤状基板19の表面の中心部
に設けられたボス部、22は固定用のねじであ
る。前記回転軸17の後端側はケーシグ12の上
部筒部15内に位置し、そこにラチエツト爪23
をもつはずみ車24が固定されている。25はラ
チエツト車、26は小傘歯車であり、両者は一体
的に設けられていて、上記回転軸17の後端に自
由回転しうるように取付けられている。27はケ
ーシング12の上部筒部15内に設けられている
固定軸で、複合歯車28が回転自在に設けられて
いる。この複合歯車28は、大傘歯車29とピニ
オン30とからなり、大傘歯車29が上記小傘歯
車26に噛合するようになつている。31は、上
部が上記ピニオン30と噛合するラツク32に形
成されている駆動レバーで、ピストン形ケーシン
グ12の、把持部13の下端に設けられた枢軸3
3を中心に左右に揺動するようになつている。3
4は駆動レバー31に穿設けられたガイド穴で、
レバー31の揺動の際のガイド作用を発揮する。
35はケーシング12の把持部13に設けられた
ガイド突起で、上記ガイド穴34に遊合してガイ
ド穴34とともにガイド作用を発揮する。このガ
イド突起35はまたストツパー作用も発揮する。
36は駆動レバー31の復帰ばね、37は上記ケ
ーシング12の上部筒部15から下方に延びる針
金材で、下端が糸道38に形成されている。
この携帯用サンプリング装置11を用いての染
色糸のサンプリングは、つぎのようにして行われ
る。すなわち、サンプリング装置11をチーズ染
色機のキヤリヤ1(第4図)に近づけ、そこに装
着されている染色済のチーズ4から、染色糸を引
出してサンプリング装置11の上記糸道38を通
し、サンプリング用筒体10の外周面に係止す
る。その状態から、片手でサンプリング装置11
の把持部13を握り、指で駆動レバー31と内側
に押圧する。その結果、駆動レバー31が枢軸3
3を中心に内側(第6図の矢印方向)に揺動し、
上部のラツク32が複合歯車28のピニオン30
を反時計方向に回転駆動する。このピニオン30
の回転駆動により、複合歯車28の大傘歯車29
が反時計方向に回転駆動され、大傘歯車29と噛
合している小傘歯車26が反時計方向(正方向)
に回転駆動される。この小傘歯車26の正方向の
回転により、それと一体化されているラチエツト
車25も同時に正方向に回転する。上記小傘歯車
26およびラチエツト車25は、回転軸17に回
転自在に取付けられており、本来、回転軸17と
は別個に回転するようになつている。しかし、ラ
チエツト車25の上記正方向の回転時には、ラチ
エツト爪23の作用によりその回転力がはずみ車
16を介して回転軸17に伝達され回転軸17が
正方向に回転駆動される。この回転軸17の正方
向の回転によつて回転軸17先端の回転盤18が
正方向に回転して、その回転盤18に着脱自在に
装着されているサンプリング用筒体10の外周面
に染色糸が巻き付けられる。駆動レバー31を内
側に限度一杯まで押圧したのちは、駆動レバー3
1に対する押圧を解除する。その結果、駆動レバ
ー31が、復帰ばね36のばね力で初期状態(第
6図の状態)に戻る。このレバー31の復帰の
際、今度はピニオン30が時計方向(逆方向)に
回転駆動され、それによつて大傘歯車29、小傘
歯車26およびラチエツト車25が逆方向に回転
駆動されるが、ラチエツト爪23の作用により、
この逆方向の回転力は回転軸17には伝達され
ず、回転軸17ははずみ車24の慣性力によつて
正方向に回転を続ける。このようにして駆動レバ
ー31に対する押圧、押圧の解除を繰り返すこと
により、回転軸17が正方向に回転を続け、サン
プリング用筒体10の外周面に染色糸が巻き続け
られる。そして、染色糸が所定量巻き付けられた
ところでサンプリング用筒体10を、第8図に示
すように、回転盤18から取り外す。この場合、
サンプリング用筒体10に巻き付けられた染色糸
の締付力によつて、サンプリング用筒体10が弾
性変形し小径化するが、サンプリング用筒体10
が嵌合する回転盤18の切欠部付円筒20は、複
数個の筒体支受片20aより構成されていて、そ
れらの支受片20aが染色糸の締付力に応じて内
側に弾性変形するため、サンプリング用筒体10
が染色糸の締付力によつて、上記のように小径化
しても簡単に取り外すことができる。このように
して取り外されたサンプリング用筒体10は、第
9図に示すように、その内周面に染色糸の種別等
を示すマーク40が貼着される。そして、その外
周面に巻き付けられた染色糸は編地化され測色器
に掛けられる。
なお、上記の実施例では、サンプリング用筒体
10の回転駆動を、駆動レバー31に対する押圧
により行つているが、回転駆動の方法はこれに限
定せず、例えば小形モータ等を用いて行つてもよ
い。また、サンプリング対象も上記実施例のよう
な染色済のチーズに限定するものではなく、かせ
等であつてもよい。要するに、サンプリング用筒
体10の外周に巻回しうる糸状物であれば、全て
サンプリング対象となる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明は、これまでのようにチ
ーズからかせをつくりサンプルとするものではな
く、携帯用サンプリング装置のサンプリング用の
筒体を回転させて、その外周面に糸を巻回し、こ
れをサンプルとするため、糸が自動的に巻き方向
を平行に揃え整列状態で巻かれるようになり、巻
き始め部と巻き終わり部が一目でわかるようにな
る。したがつて、かせをつくる際、上記始端側と
終端側を結び目等で示してかせをつくるような熟
練が不要になり、未熟者でも正確にサンプリング
できるようになる。また、かせ取りに比べて、上
記サンプリング用筒体を回転させてその外周面に
糸を巻回する方が早いため、サンプリング時間を
大幅に短縮しうるようになる。そのうえ、上記携
帯用サンプリング装置は、かせ取り装置に比べて
移動が自由であり、染色済のチーズを染色機キヤ
リヤから取り外さず上記装置自体をチーズに近づ
けてサンプリングできる。そのため、これまでの
ような、チーズをいちいち染色機キヤリヤから取
り外しかせ取り装置のところ迄運ぶという煩雑な
作業が不要となり、染色の場所で直ちにサンプリ
ングできるようになる。また、本発明の糸のサン
プリング装置はサンプリング用の筒体の回転駆動
を、駆動レバーの揺動操作によつて行うため、上
記筒体の回転を容易に行うことができ、サンプリ
ングの容易化を一層実現しうるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来例の説明図、第4図
は本発明の一実施例の説明図、第5図はそれに用
いるサンプリング装置の斜視図、第6図はそのケ
ーシングを左右二つ割りにした状態の正面図、第
7図は上記ケーシングを閉じた状態の正面図、第
8図は染色糸が巻回されたサンプリング用筒体を
装置から取り外した状態の平面図、第9図はその
サンプリング用筒体の拡大斜視図である。 4…チーズ、10…サンプリング用筒体、11
…サンプリング装置、12…ケーシング、14…
軸穴、16…軸受、17…回転軸、18…回転
盤、20…切欠部付円筒、23…ラチエツト爪、
24…はずみ車、25…ラチエツト車、26…小
傘歯車、28…複合歯車、29…大傘歯車、30
…ピニオン、31…駆動レバー、32…ラツク、
33…枢軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 携帯用の糸のサンプリング装置のサンプリン
    グ用筒体を軸中心に回転駆動し、その回転駆動力
    によつて、サンプリング対象である糸塊から糸を
    引き出し筒体の外周面にサンプルとして複数列巻
    回することを特徴とする糸のサンプリング方法。 2 サンプリング用の筒体が円筒である特許請求
    の範囲第1項記載の糸のサンプリング方法。 3 サンプリング対象である糸塊が、染色機のキ
    ヤリヤに装着された染色済のチーズである特許請
    求の範囲第1項または第2項記載の糸のサンプリ
    ング方法。 4 基台に軸受が設けられ、この軸受に、それ自
    身の一端側を基台の外側に向けた状態で回転軸が
    軸支され、この回転軸の一端に筒体支受部付きの
    回転盤が設けられているとともに、他端側に歯車
    が設けられ、この歯車と直接もしくは他の歯車を
    介して噛合する歯車を一端側にもち他端を中心に
    左右に揺動して上記回転軸を一方向に回転駆動す
    る駆動レバーが上記基台に設けられ、サンプリン
    グ用の筒体が上記回転軸の筒体支受部に着脱自在
    に取付けられていることを特徴とする携帯用の糸
    のサンプリング装置。
JP16242284A 1984-07-31 1984-07-31 糸のサンプリング方法およびその装置 Granted JPS6141363A (ja)

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JP16242284A JPS6141363A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 糸のサンプリング方法およびその装置

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Publication Number Publication Date
JPS6141363A JPS6141363A (ja) 1986-02-27
JPS6325103B2 true JPS6325103B2 (ja) 1988-05-24

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ID=15754297

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JP16242284A Granted JPS6141363A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 糸のサンプリング方法およびその装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215655A (en) * 1975-07-24 1977-02-05 Toray Industries Method of sorting cop
JPS5611786A (en) * 1979-07-06 1981-02-05 Matsushita Refrig Co Simplified thawing device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215655A (en) * 1975-07-24 1977-02-05 Toray Industries Method of sorting cop
JPS5611786A (en) * 1979-07-06 1981-02-05 Matsushita Refrig Co Simplified thawing device

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JPS6141363A (ja) 1986-02-27

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