JPS63250615A - 遠心顕微鏡 - Google Patents

遠心顕微鏡

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JPS63250615A
JPS63250615A JP62086635A JP8663587A JPS63250615A JP S63250615 A JPS63250615 A JP S63250615A JP 62086635 A JP62086635 A JP 62086635A JP 8663587 A JP8663587 A JP 8663587A JP S63250615 A JPS63250615 A JP S63250615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
sample chamber
time
optical axis
light emission
Prior art date
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Pending
Application number
JP62086635A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hiramoto
平本 幸男
Yoshitaro Nakano
義太郎 中野
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPS63250615A publication Critical patent/JPS63250615A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は試料に遠心力をかけながら観察できる遠心顕微
鏡に関するものである。
〔従来の技術〕
つ工 従来のこの種の装置にはブラウン型、バーーイ型、スト
ロボスコープ型の各遠心顕微鏡がある。
以下、順次説明する。第3図はブラウン型の遠心5Il
i微鏡の構造を示す図である。7はモーターでありロー
ター2はモーター7の回転軸と結合し、回転軸lのまわ
りに回転をする。ローター2には表面鏡8が斜設される
と共に鏡8の上方には試料を入れる試料室3が設けられ
ている。1は対物レンズ、4はコンデンサーレンズでこ
れらはモーターの回転とは独立していて固定されている
。そして、コンデンサレンズ4からの照明光は、試料室
3を通り、表面鏡8で反射された後、対物レンズ1に1
+ 入る。
第4図はハーヴエイ型の遠心顕微鏡の構成を示す図であ
る。7はモータ、2は、モーター7の回転軸に結合し、
回転軸lのまわりに回転するローター、4はコンデンサ
ーレンズ、3は試料を入れる試料室、1は対物レンズ、
9a、9bは直角プリズム、lOは回転軸上に光軸を有
する接眼レンズである。ローター2はモーター7によっ
て回転し、試料室3、対物レンズ1、直角プリズム9a
、9bはローター2と共に回転する。
第5図はストロボスコープ型遠心顕微鏡の構成を示す図
である。7はモーター、2はモーター7の回転軸に結合
したローター、3はロークー2に設けられた試料のため
の試料室、lは対物レンズ、4はコンデンサーレンズ、
11はストロボスコープである。ローター2はモーター
7によって回転する。対物レンズ11コンデンサーレン
ズ4、ストロボスコープ11は回転しない。ストロボス
コープ11の発光は、ローター2の回転に同u して行
ない、対物レンズlとコンデンサレンズ4の光軸中に試
料室3がくると発光するようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第3図に示したブラウン型遠心顕微鏡の欠点は、作動距
離の短かい対物レンズを使用できないことである。よっ
て高倍率の観察はできない。第4図に示したハーヴエイ
型の遠心顕微鏡は、ローターの付けが大きいため遠心加
速度の急激な増減がほとんど不可能であることと、回転
中の試料の位で、焦点の調節が難しいことが欠点である
これらに対して第5図に示したストロボスコープ型遠心
顕微鏡はローター回転中に試料の照準と遠心接線両方向
の走査コンデンサーの絞りの開閉が可能である。゛しか
じ、静止像を得るためにはストロボスコープの点燈時間
を十分に短か(しなければならない。そのため像が暗く
分解能が悪かった。そこで本発明は比較的長い点燈時間
のストロボスコープの如きパルス発光光源を用いた場合
でも像が停止して見れるようにすることを目的とするも
のである。
〔問題点を解決する為の手段〕
上記問題点の解決の為に、本発明は、回転するロークー
に設けられた試料室が対物レンズの光軸を横切るように
配設され、パルス発光光源の発光によって、前記試料室
の回転にかかわらず観察像を停止せしめる如くなした遠
心顕微鏡において、前記試料室の所定移動領域内で、前
記試料室の移動にかかわらずその所定位置を前記対物レ
ンズの光軸に一敗せしめるように、前記ローターの回転
に同期して移動する光学部材を、前記ローターと前記対
物レンズとの間に設けると共に、前記所定位置が前記所
定移動領域内に入ると前記パルス発光光源の発光を開始
し、前記所定移動領域を脱するまでにその発光を停止せ
しめる発光制御手段を設けたことを特徴とする。
〔作 用〕
本発明においては試料から出てきた光線を光学素子によ
って平行移動させ試料の中心から鉛直上向きに出た光線
が常に対物レンズの光軸に一致するようにできかつ、−
敗している間にパルス発光光源が発光する。そのため実
際には試料が動いていても顕微鏡で観察される像は静止
して見える。
〔実施例〕
第1図は本発明の第1の実施例であり、対物レンズlと
コンデンサレンズ4とが互いの光軸を合致して配設され
、両者の間にローター2の試料室3の通過軌跡を設定す
ると共に、対物レンズ1とローター2の間にガラスの平
行板5を設けた。対物レンズlの光軸に直交し、かつ試
料室3の回転の接線方向(矢印)に垂直な方向の回転軸
によって、ガラス平行板5は回転可能である(換言すれ
ば、回転軸は紙面に垂直でかつ光軸りに交差している)
従って、ローター2が回転して、試料室が第1図(a)
、(b)、(c)のように移動しても、それに合わせて
ガラス平行板5を回転させることによって、試料室の所
定位置(小丸Pで観察領域を示す)から出た鉛直上向き
の光線は常に対物レンズの光軸に一致するようになすこ
とができる。
第2図は、本発明の第2の実施例であり、対物レンズ1
とコンデンサレンズ4とが互いの光軸を合致して配設さ
れ、両者の間にローター2の試料室3の通過軌跡を設定
した点は第1図の実施例と同じである。第1図の実施例
と第2図の実施例とが異なる点は、前者で用いたガラス
平行板5の代わりに後者ではガラスの曲面板6を設けた
ことである。この曲面板6は一種の円柱レンズで上面と
下面の曲率は一致しているので倍率は変らない。
又、この曲面板6を構成する円柱面の軸は、対物レンズ
1の光軸りと試料の回転の接線方向とに垂直である。
ローター2が回転して試料室3が第2図(a)、(b)
、(C)のように移動しても、それにあわせてガラス曲
面板6をローター2の移動方向へほぼ平行に移動させる
ことによって、試料室3から出た鉛直上向きの光線は常
に対物レンズ1の光軸りに一致するようになすことがで
きる。
第6図は第1図の第1実施例及び第2図の第2実施例の
ブロック図である。
動作指令スイッチ60は、測定開始時にオンされるもの
で、スイッチ60のオンによって、モーター回転コント
ローラ61は、ローター2を回転するためのモーター6
2を定速回転する。ローター2の位置検出装置63は、
ローター2の回転位置(試料室3の位置に相当する)を
光電的等周知の手段により検出するもので、試料室3の
位置とガラス平行板5(ガラスの曲面板6)の位置及び
ストロボスコープの発光を同期させる信号を得る。第7
図には、ローター2の外周に試料室3に応じた切り欠き
2aを形成した例を図示する。なお、第7図で示した中
心軸2bは紙面に垂直で、モーター62の回転軸と一体
に結合している。
ロークー2の外周を光源と受光器とで挾み込み、光源と
受光器の間に切り欠き2aがくると、光源からの光が受
光器に達する。第7図には検出光軸の位置を0□にて示
した。従って、切り欠き2aが検知されたことが受光器
の出力信号によってわかる。
位置検出装置63の出力信号は、駆動装置164とパル
ス発生器66に人力される。駆動装置64は、位置検出
装置63の出力信号に応じてガラスの 平行板5(ガラ1面板6)の駆動制御を行なう。
一方、パルス発生器6・6のパルスによって、ストロボ
スコープ67が発光する。動作指令スイッチ60をオフ
にしない限り、ローター2は回転し、続けるから、上述
の動作は繰り返される。
以下、第8図(a)、(b)、(c)のタイミングチャ
ートを参照しつつ上述の実施例の動作を説明する。第8
図(a)は位置検出装置装置63の出力信号、第8図(
b)は駆動装置64によるガラス平行板5(ガラスの曲
面板6)・・・以下、光学素子という・・・の動作状態
、第8図(c)はパルス発生器66のパルスを示す。
第7図において、半径方向の仮想線r+、rxO間は、
試料室3のほぼ中央に設定した観察位置Pがローター2
の回転により移動しても、観察者にはあたかも停止して
いるかの如く観察しうる移動許容領域Hである。観察位
置Pが仮想線rl、r2の間を移動するに要する時間L
0は、ローター2の回転速度、すなわちモーター62の
回転数により決まるから、いま使用するストロボスコー
プの発光時間が上述の時間t0以内となるように、モー
ター62の回転数を設定する。また、第7図で明らかな
ように、ローター2の切り欠き2aの幅は、移動許容領
域[Iの幅よりも大きくとっである。それは、光学素子
の移動範囲を必要移動範囲より大きくしておき、必要移
動範囲で安定な移動制御を行なえるようにするためであ
る。
ローター2が回転し、位置検出装置63から時刻り、に
おいて第8図(a)のような信号が出力されたとする。
第8図(b)のように、駆動装置64は光学素子を移動
し始め、試料室3の観察位置Pが移動許容領域Hに入り
始めると(時刻1゜・・・・・・時刻L1と時刻L2の
時間ΔLは光学素子の駆動特性によりあらかじめわかっ
ている)、光学素子は、観察位置Pが観察光軸01に一
致するように回転もしくは直線移動され、同時に第8図
(C)に示したように、時刻L2においてパルス発生器
66からパルスが出力される。逆に言えば、そのように
位置検出装置63から時刻t1で出力された信号の遅延
時間ΔLが設定される0時刻t2におけるパルスの立上
がりによってストロボスコープ67が発光する。観察位
置Pは時刻し、で移動許容領域Hから脱し、駆動装置6
4は時刻t、で光学素子65の駆動を停止せしめる。そ
の結果、時刻り、で光学素子65は停止する。一方、ス
トロボスコープ67は時刻り、の前の時刻t。
で発光停止をする。時刻1.と時刻り、の時間Sはスト
ロボスコープ67によって定まる一定時間である。
従って、第7図で観察光軸0.が固定、ローター2が軸
2bを中心に矢印方向に回転して、観察領域Pが移動許
容領域Hに入ってくると、光学素子が観察領域Pを観察
光軸0.に一致せしめるように回転すると共にストロボ
スコープ67が発光する。ストロボスコープ67の発光
停止は観察領域Pが移動許容領域Hを脱する前に行なわ
れるから、観察像がぶれることはない。
時刻t、から時刻り、では駆動装置64が光学素子65
を所期位置に戻す。そして、引き続く時刻t1゜以降で
時刻り、から時刻L6までの動作が繰り返される。対応
するものには10の位に同数字を付した。
以上の説明では、ストロボスコープ67の発光時間に対
してローター2の回転速度を調整する場合を例に上げた
が、ストロボスコープ67の発光時間を制御するように
なしても構わない。
また、光源としては、ストロボスコープ67に限定され
ず、短時間のパルス発光を行なえるパルス発光光源であ
れば良い。
さらに、パルス発光光源の発光時間は移動許容領域11
内に設定されていれば良いのであるから、上述の実施例
のように、移動許容領域Hに観察領域Pが入る時刻t2
と、パルス発光の開始時刻L2とが一致している必要は
ない。換言すれば、時刻t2から時刻L3の間であって
かつ発光停止が時刻L3以前になる時刻であれば良い。
〔発明の効果〕
以上の様に本発明によれば、回転しているロークー上の
試料の像を、比較的発光時間の長いパルス発光によって
、あたかも静止しているかのように観察できる。このた
め従来の遠心顕微鏡にくらべると、明るく解像度のよい
遠心顕微鏡像が得られる。この顕微鏡によれば細胞中の
顆粒、油滴の動きから細胞内の原形質の力学的性質など
が測定可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の主要部をローターの法線
方向から見た図、第2図は本発明の第2実施例の主要部
をローターの法線方向から見た図、第3図、第4図、第
5図はそれぞれ従来の遠心顕微鏡の主要部を示す図、第
6図は第1図、第2図の実施例と共に用いられるブロン
ク図、第7図は本発明の詳細な説明するための図、第8
図は第6図の動作を説明するためのタイムチャート、で
ある。 〔主要部分の符号の説明〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転するローターに設けられた試料室が対物レンズの光
    軸を横切るように配設され、パルス発光光源の発光によ
    って、前記試料室の回転にかかわらず観察像を停止せし
    める如くなした遠心顕微鏡において、 前記試料室の所定移動領域内で、前記試料室の移動にか
    かわらずその所定位置を前記対物レンズの光軸に一致せ
    しめるように、前記ローターの回転に同期して移動する
    光学部材を、前記ローターと前記対物レンズとの間に設
    けると共に、前記所定位置が前記所定移動領域内に入る
    と前記パルス発光光源の発光を開始し、前記所定移動領
    域を脱するまでにその発光を停止せしめる発光制御手段
    を設けたことを特徴とする遠心顕微鏡。
JP62086635A 1987-04-08 1987-04-08 遠心顕微鏡 Pending JPS63250615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62086635A JPS63250615A (ja) 1987-04-08 1987-04-08 遠心顕微鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62086635A JPS63250615A (ja) 1987-04-08 1987-04-08 遠心顕微鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63250615A true JPS63250615A (ja) 1988-10-18

Family

ID=13892480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62086635A Pending JPS63250615A (ja) 1987-04-08 1987-04-08 遠心顕微鏡

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JP (1) JPS63250615A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5930033A (en) * 1997-08-13 1999-07-27 Marine Biological Labortory Slit scan centrifuge microscope
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WO2008078475A1 (ja) * 2006-12-26 2008-07-03 Nsk Ltd. 可視下遠心装置及び観察装置

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