JPS63250301A - 殺鼠剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は殺鼠剤に関し、更に詳しくは特定の形状とサイ
ズを有する殺鼠剤に関する。

（従来の技術） 従来、殺鼠剤は、殺鼠酸５分と可食性担体とを混合して
粉末状、顆粒状２粒状、塊状などに成形されて使用され
てきたが、ねずみ類は警戒心が強く、その喫食率は十分
なものではなかった。

そのため、殺鼠効果が向上するように殺鼠成分に特定の
化合物（１−（４−ニトロフェニル）−５−（３−ピリ
ジルメチル）尿素〕を用い、平均粒径を３〜９ｍｓとし
た殺鼠剤が知られている（特開昭５２−１５６９２６号
公報）。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、この殺鼠剤もその喫食量が十分でなぐ、
所期の効果を挙げることが難しい。

本発明の目的は、従来の殺鼠剤よシ喫食量を高めた殺鼠
剤を提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明者らは、ねずみ類の喫食率を高めるべく種々研究
の結果、殺鼠剤の形状とサイズを特定の範囲に限定する
ことにより、ねずみ類の喫食率が著しく高まることを見
いだし、本発明を完成した。

本発明の殺鼠剤は、殺鼠成分と可食性担体とを、縦、横
、高さの比が１．８〜２．５　：　１．３〜１．７：１
で高さが３〜６ｍの直方体状に成形した殺鼠剤である。

本発明において、殺鼠成分とは六輸如←もシリロシド、
ノルポルマイト、ワルファリンなど常用の殺鼠成分でよ
い。

可食性担体は、小麦粉、バレイショ澱粉、カンショ澱粉
、パン粉、トウモロコシ粉、キナ粉、落花生粉、ソバ粉
などの穀粉や雑穀粉、落花生油。

菜種油などの植物油、乳糖、ブドウ糖、シミ糖。

トウガラシチンキなどの呈味剤、着色剤、保存剤などの
常用の成分からなる。

本発明の殺鼠剤の形状とサイズは前記のとおりであるが
、最も好ましくは縦、横、高さがそれぞれ１０ｍ、７ｒ
ｍ、５ｍである直方体状のものである。

この範囲外の形状とサイズのものは、ねずみの喫食率が
低下する。

本発明の殺鼠剤はいわゆるチップ状を呈し、粉末状、顆
粒状１粒状、さいころ状、フレーク状のものに比してね
ずみの喫食率が著しく高い。

本発明の殺鼠剤は下記の方法によシ調製することができ
る。

すなわち、殺鼠成分と穀粉や雑穀粉を均一に混合し、こ
れに呈味剤２着色剤、保存剤などの水溶性成分を６０〜
７０℃の常水に溶解した液を加えてよく練合して適当な
硬さの軟塊を調製する。押出機の所定形状とサイズのノ
ズルからこの軟塊を押出して７０〜８０℃で乾燥後、所
定の長さに切断して本発明の殺鼠剤を得る。

（実　施　例） 以下、実施例および試験例を挙げて本発明を具体的に説
明する。

実施例　１ 予め、無水ブドウ糖１００　Ｆ、ショ糖５０２゜トウガ
ランチンキ１２．デヒドロ酢酸ナトリウムα５１．赤色
１０２号０．４４Ｆを６０〜７０℃の３５０９１ラボプ
ラストミルで４０分混合後、これにパン粉３６７２と落
花生１７０２とともに前記溶液を加えて練合し、この練
合物の硬さを調整するため、熱湯１００ゴを更に加えて
都合３０分練合して軟塊を得た。

押出し機の７■×５１１Ｉ＋の長方形ノズルからこの軟
塊を押出し、断面が長方形の棒状体に成形し、これを乾
燥機内で７５℃、１時間の予備乾燥を行なった後、長さ
１０簡に切断した。

更に、これを７５℃で１５時間乾燥して縦１０瓢、横７
ｗｍ、高さ５箇のチップ状殺鼠剤（水分１０％以下）を
得た。

実施例　２ 実施例１で得た軟塊を用い、６ｍ×４■の長方形ノズル
を備えた押出し機により、実施例１に準じて縦９ｍ、横
６簡、高さ４■のテップ状殺鼠剤を得た。

実施例　３ 実施例１で得た軟塊を用い、８１ｍｍ×５■の長方形ノ
ズルを備えた押出し機によシ、実施例１に準じて縦１２
■、横８瓢、高さ５■のチップ状殺鼠剤を得た。

実施例　４ 実施例１で得た軟塊を用い、１０ｍ×６ＩＩＩＩの長方
形ノズルを備えた押出し機によシ、実施例１に準じて縦
１５ｍ＋横１０日、高さ６■のチップ状殺鼠剤を得た。

実施例　５ 実施例１で得た軟塊を用い、５＋ａ＋Ｘ３■の長方形ノ
ンルを備えた押出し機によシ、実施例１に準じて縦７ｍ
ｓ、横５ｍｌ、高さ５■のチップ状殺鼠剤を得た。

試験例　１ （１）試料の調製 実施例１で調製した軟塊を用い、それぞれ適応したサイ
ズのノズルに変えた押出し機によシ、実施例１に準じて
下記各種形状の試料１〜３を調製した。

また、常法によシ下記の丸粒試料４を調製した。

試料の形状、サイズを第１表に示す。

（２）　　供試動物 マウス（雄性、５退会１体重２２〜２４ｔ）５匹を一群
とし、水のみを与え１６時間絶食させた後、試験に供し
た。

（３）喫食量試験 ２５０＋ｍａＸ３００順×１７０簡のプラスチック・ト
レー８個を用意し、底に厚紙を敷いた。

各トレーに径９０簡のプラスチック・シャーレを１個ず
つ置き、このシャーレに前記試料一種１５２をいれ、温
度２５℃、相対湿度６０％で薄暗くした後、各一群の供
試動物を放ち、水は自由に与えた。

３時間後、残存試料を集め、１０５℃で３時間乾燥して
尿を取シ除いた後、秤量して一群３時間当シの喫食量を
算出し、−試料に付き二群の平均値として第１表に示し
た。

以上の結果より、４種の形状の中、チップ状直方体の喫
食量が最も大であることが判明した。

試験例　２ （リ　試料の調製 試験例１に準じて第２表に示す各種サイズのチップ状直
方体試料を調製した。

（２）供試動物 試験例１に準じて用意した動物を試験に供した。

（３）喫食量試験 前記供試動物を用い、実施例１に準じて喫食量試験を行
なった。

その結果を第２表に示す。

第　　２　　　表 （発明の効果） 本発明により、ねずみの喫食量が高く、従って殺鼠効果
がすぐれた殺鼠剤を提供することができる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）殺鼠成分と可食性担体とを、縦、横、高さの比が１
   ．８〜２．５：１．３〜１．７：１で高さが３〜６ｍｍ
   の直方体状に成形した殺鼠剤