JPS6324903A

JPS6324903A - リア・エントリ−式スキ−ブ−ツ

Info

Publication number: JPS6324903A
Application number: JP62171296A
Authority: JP
Inventors: バレリオ　トネル
Original assignee: Nordica SpA
Current assignee: Nordica SpA
Priority date: 1986-07-11
Filing date: 1987-07-10
Publication date: 1988-02-02
Also published as: EP0252417A2; EP0252417A3; IT8682555A0; IT1205515B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はリア・エントリー式スキーブーツに関する。

（従来技術とその問題点）現在、リア・エントリー式スキーブーツは、前部腰革と
後部腰革とを鋲によって外側に固定したシェルから成っ
ている。

このような鋲を使用しているので前記の前部腰革と後部
腰革とはその軸の周囲に回動できるが。

それと同時に、スキー時に応力がかかると横方向に変形
するという欠点がある。

この変形のために、スキーヤ−は、足でスキーに横向き
の力を正確に伝えることができなし旭。

ある種の既知の型式のスキーブーツは、後部腰革に対す
る前部腰革の作用を限定するようにした前部腰革用の保
合歯がシェルに更に設けられている。

この既知の型式のブーツの欠点は、この歯が破損するだ
けではなく、前部腰革から外れてその機能を果さなくな
ることがあるという点にある。

既知のスキーブーツは更に、構造的にスキーヤ−の注文
に応じて作ることができず、外観上特徴を持っていない
という欠点もある。

従って、本発明の主な目標は、上述の既知の型式のスキ
ーブーツの欠点を解消することである。

この目標のための本発明の主な目的は、速やかに且つ簡
単に区別可能な著しい審美的特徴を備え、更にスキーヤ
−によるスキーブーツの注文製作を可能にするリア・エ
ントリー式スキーブーツを提供することである。

上記の目標の範囲内で、他の重要な目的は、後部腰革の
方向における前部腰革の作用を安全に且つ最適な方法で
制限することのできるリア・エントリー式スキーブーツ
を提供することである。

更に他の目的は、上記の特徴とともに、前部腰革の可撓
性を許すと同時に、足による横向きの力をスキーに正確
に伝え得るようにした優れた横方向剛性を併せ持ったス
キーブーツを提供することである。

上記の目標及び目的、及び以下明らかとなる他の目的は
、後部腰革が枢着されているシェルから成るリア・エン
トリー式スキーブーツであって、前記シェルと、これに
着脱可能に接続可能なカラーとから成る前部腰革を備え
ており、前記カラーは前記シェルに対して可動であるこ
とを特徴とするスキーブーツによって達成される。

前記シェルと前記カラーとの間に、前記シェルに対する
前記カラーの移動範囲を調節するための配置可能手段を
設けると好都合である。

前記前部腰革を構成する前記シェルは中足領域から踝の
領域まで足を抱えると有利である。

本発明の他の特徴及び利点は、添付図面に非限定的に例
示した非排他的実施例に関する以下の詳細な説明から明
らかとなろう。

（実施例及び作用）図面を参照する。リア・エントリー式スキーブーツ１は
、靴底３と一体に形成されて、中足領域４から踵領域５
まで足を抱えるシェル２から成っている。

前記領域間で、シェル２は足の甲の領域で中断された平
らな上側面６を備えており、この面は側端部においてシ
ェル２の後端部まで延在して１対の平らな側部ガイド８
を画定しており、シェルの縦中央面に設けられた溝１１
を有する、上方に突出した２つのフラップ９．１０が同
ガイドに結合されている。

前記フラップ９；１０はシェル２の外側横面１２の配着
されている平面に略々平行な平面に配置されており、ガ
イド８は前記フラップ及び前記面に垂直でこれらを互い
に結合している。

面６は靴底３の休止平面に対して傾いていて、シェルに
対して楔状の配置を画成している。

前記１対の側部ガイド８の各々に、課より上の全領域に
影響を与える縦方向スロット１３がある。

シェル２の横面１２の、後端部７及び踵領域に近い部位
に、第１半円形凹部１５から成る数個の円形シート１４
があり、その外径はシートの内径に等しい。

前記凹部１５は靴底３に隣接した領域でシート１４を塞
ぎ、そこから、スキーブーツ１の上端部の方向に、シー
ト１４の内径より小さい外径を持った半円筒形の第１タ
ブ１６が突出し、開口部１７を画定している。

シェル２に、タブ１６の位置で、適合した鋲１８により
、後部腰革１９が枢着されている。

スキーブーツｌは更にカラー２０を有し、このカラーは
、シェル２と着脱可能に接続可能であって、シェル２と
ともに前部腰革２１を構成している。

カラー２０は、側方及び前方において前記フラップ９，
１０を抱え、面２２を有しており、この面は、シェル２
の平らな上側面６に接続する中足領域４に向いている。

カラー２０の下側周辺部２３は側方でガイド８上に載っ
ており、前記周辺部２３から厚みの薄い第２タブ２４が
突出しており、このタブは、弾性変形可能であり、頂点
が靴底の方へ向いたほぼ三角形の形状であり、使用中は
前記カラー２０の内側横面上に載っている。

タブ２４の端部には半円形のアンダーカット部２５が設
けられており、その凹部は周辺部２３に向かっている。

タブｚ４の各々の端部の側方外部には、カラーをシェル
に結合する部材が堅く接続されて突出しており、この部
材は円形の突起２６から成り、その外径はシート１４の
内径より僅かに小さい。

突起２６の厚みは、タブ２４のそれとともに、スロワ）
１３の開口部の輻より僅かに小さい。

更にタブ２４の、周辺部２３への接続部の幅は、スロッ
ト１３の長さより小さい。

従うて、前部腰革２１の組立は、カラー２０をシェル２
と接続させることによりなされる。この操作は、突起２
６及びタブ２４の各々を対応する縦方向スロット１３の
内側に挿入することによって行なわれ、固定は、前記突
起２６を開口部１７を通してシー）１４に挿入すること
によりなされる。

このようにしてスナップ接続的挿入がなされ、タブ１６
はシート１４の中の突起２６の動きを妨げる。

アンダーカット部２５は、これと相補的な形状のタブ１
６の端部に載っており、これにより、シェル２に対する
カラー２０の回転が容易となる。

第２図に示されているように、屈曲時には前部腰革２１
は中足領域４の方向へ曲がるが、シェルの先端部の方を
向いたスロット１３の端部にタブ２４が当接するまでカ
ラー２０を移動させることができる。

以上から判るように１本発明は上記の目標及び目的を達
成してスキーブーツを考案したのであり、このブーツは
シェルに対して交換可能であるがために顕著な美的特徴
を持っており、この交換可脂性があるので、様々な材料
の、様々な色彩を持ったカラーを利用することができる
。

更に、シェルの踵領域に固定構造を持っているので、そ
こに、踵領域を覆う前部腰革や書画モチーフ等の、現在
一般に可動部材に取付けられているメカニズムを挿入す
るためのスペース又はシートを設けることができる。

本発明によると、更に、後部腰革１９を枢動させるため
の鋲１８を着色しなくてもよく、この鋲を単純なリベッ
トと置換し、コストと寸法とを制限することができる。

この鋲は実際には突起２６に隠される。

スキーブーツを閉じるためのレバーをカラー及び後部腰
革に接続した場合には、後部腰革の方向における前部腰
革の可能な作用は、タブ２４と、後部腰革に向いたスロ
ット１３の端部との間に起る相互作用によって限定され
る９以上に記載したスキーブーツは更に横方向に関して
剛性が高く、脱臼を防止し、足による横向きの力をスキ
ーに精密に伝える６以上に記載した本発明は、数々の修
正や変更が当然回旋であり、その全ては同一の発明的概
念の範囲内にある。

従って、例えば、第５．６．７図に示した本発明の他の
実施例であるスキーブーツ１０１は、１対の側部ガイド
１０ｇを備えたシェル１０２から成っており、その各々
は、シェルの外側横面１１２とフラップ１０９，１１０
とに続合されている。

シェルの面１０６には、ガイド１０８上に設けられたス
ロット１１３の端部に近い領域に階段状の不連続部１２
７が設けられている。

前記階段状不連続部から、面１０６のそれに平行な薄い
プレート１２８がフラップ１０９゜１１０の方向に突出
しており、前記の薄いプレートの自由端部は、領域４に
向いたカラーの面１２２の端部に設けられた相補的形状
のシート１２９の中に収容可能である。

従って、前記カラーと前記シェルとの相対運動の範囲を
調節するための手段をそれらの間に配設可悌であり、前
記手段は、薄いプレート１２８と相補的な形状の軸方向
シー）１３１を備えた、好ましくは弾性変形可能な材料
から成るブロック１３０から成っている。

シェル１０２に対するカラー１２０の滑動が保証されて
おり、カラーの周辺部１２３には前記スロット１１３に
挿入可能な１対のタブ１２４が設けられており、前記タ
ブの内向き面には、スナップ保合的挿入後にフラップ１
０９，１１０の内側横面と当接して相互作用する縦方向
突起１３２が突出している。

この場合にも、可撓性を得ることができ、カラー１２０
をスロット１１３の中で動かすことができ、また、所要
の圧縮特性を持ったブロック１３０を利用することによ
って可撓性の程度を決定することができる。

この場合にも、カラー１２０を迅速に且つ簡単に置換す
ることができ、先に記載したものと同一の特徴及び利点
を達成することができる。当然に、リア・エントリー式
スキーブーツの個々の部品の材料及び寸法は、必要に応
じて適当に選択することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に依るスキーブーツの斜視図である。第２図は第１図に示されるスキーブーツの側面図である
。第３図はスキーブーツの前部腰革を構成する部品の斜視
図である。第４図はスキーブーツのカラーを通る縦方向平面に沿う
部分断面図である。第５図は本発明の他の実施例のスキーブーツの斜視図で
ある。第６図は第５図に示される実施例の前部腰革の部品の斜
視図である。第７図は第４図に類似した前記カラー′と前記シェルと
の間の接続部品断面図である。第８図は縦中央面に沿うブーツの断面図である。符号の説明ｔ、ｔｏｉ・・・スキーブーツ２．１０２・・・シェル　　３・・・靴底４・・・スキ
ーブーツの中足部５・・・スキーブーツの踵部６・・・中足部上面７・・・スキーブーツの後端部８．１０８・・・側部ガイド９．１０，１０９，１１０・・・フラップ１１・・・中
央溝部　　　　１２・・・外側横面１３．１１３・・・
スロット１４・・・シート　　　　　１６・・・第１タブ１７・
・・開口部　　　　　１９・・・後部腰革２０．１２０
・・・カラー　２１・・・前部腰革２４・・・第２タブ２５・・・アンダーカット部

Claims

【特許請求の範囲】

（１）後部腰革が枢着されているシェルから成るリア・
エントリー式スキーブーツであって、前記シェルと、こ
れに着脱可能に接続されたカラーとから成る前部腰革を
備え、前記カラーは前記シェルに対して可動であること
を特徴とするリア・エントリー式スキーブーツ。
（２）靴底と一体的に形成され、中足領域から踝領域ま
で足を抱えるシェルを備えており、前記領域の間におい
て前記シェルは略々足の甲の部位で中断される平らな上
側面を備えており、前記の平らな上側面の側端部は前記
シェルの後端部まで延在して、前記靴底のそれと略平行
な平面上に位置する１対の側部ガイドを形成した特許請
求の範囲第１項記載のスキーブーツ。
（３）シェルの外側横面の位置する平面と略平行な平面
に位置して前記側部ガイドに結合されて上方に突出する
２つのフラップが設けられ、前記側部ガイドの各々に、
踝の領域全体に影響を及ぼす縦方向スロットが設けられ
、前記フラップはシェルの前記平らな上側面に結合され
、その間において、シェルの縦中央面に溝が設けられて
いる特許請求の範囲第１項又は第２項のいずれか記載の
スキーブーツ。
（４）前記シェルは、横面の、踵領域の後端部付近に、
円形のシートを備えており、このシートは、前記シート
の内径に等しい外形を持った第１半円形凹部を備えてお
り、前記第１凹部は前記靴底に隣接した領域で前記シー
トを塞いでおり、前記第１凹部から、前記スキーブーツ
の上端部の方向に、半円筒状の第１タブが突出しており
、このタブは前記シートの内径より小さな外径を有して
開口部を形成している特許請求の範囲第１項乃至第３項
のいずれか１項記載のスキーブーツ。
（５）カラーから成り、前記シェルから離間して着脱可
能に取付けることのできる前部腰革を備えており、前記
カラーは側方及び前方において前記フラップを抱えて、
前記シェルの前記平らな上側面に結合する中足領域に向
いた面を備えている特許請求の範囲第１項乃至第４項の
いずれか１項に記載のスキーブーツ。
（６）前記カラーは前記シェル上に設けられた前記側部
ガイドに休止する下側横周辺部を備えており、前記カラ
ーの前記下側横周辺部から、厚みの薄い第２タブが突出
し、前記タブは、弾性的に変形可能であり、頂点が靴底
を向いたほぼ三角形の形状を有し、前記カラーの内側横
面の位置する平面に位置する特許請求の範囲第１項乃至
第５項のいずれか１項記載のスキーブーツ。
（７）前記カラーの前記下側横周辺部に対向する凹部を
持った半円形アンダーカット部を端部に有する第２タブ
を備えた特許請求の範囲第１項、第５項及び第６項のい
ずれか１項記載のスキーブーツ。
（８）前記タブの各々の端部に関して横側外方に、前記
シェルへの結合のための部材を備えたカラーを有し、前
記部材は前記端部に堅く接続されて同端部から突出する
突起から成り、前記突起は円形状で外径は前記シェル上
に設けられた前記シートの内径より僅かに小さい寸法と
されている特許請求の範囲第１項乃至第７項のいずれか
１項記載のスキーブーツ。
（９）前記カラーの前記下側横周辺部から突出する前記
タブの端部に設けられた前記アンダーカット部は、前記
突起が前記シェル上に設けられた前記シートに載せられ
ると、前記第１凹部から突出した前記第１タブと当接す
るようになっている特許請求の範囲第１項乃至第８項の
いずれか１項記載のスキーブーツ。
（１０）前記カラーの前記突起及びタブの各々の厚みは
、前記シェル上に設けられた前記スロットの開口部の幅
より僅かに小さくされている特許請求の範囲第１項乃至
第９項のいずれか１項記載のスキーブーツ。
（１１）前記カラーの前記タブの縦方向長さは、前記突
起が前記シェルに設けられた前記シートに挿入されると
、前記カラーの前記下側横周辺部と、前記シェルに設け
られた前記側部ガイドの各々とが相互作用し得るような
寸法とされている特許請求の範囲第１項乃至第１０項の
いずれか１項記載のスキーブーツ。
（１２）前記ガイドに設けられたスロットの端部に隣接
した領域の付近に階段状の不連続部をその上側平面に有
するシェルを備えており、前記階段状不連続部から前記
フラップの方向に、前記シェルの前記平らな上側面の略
平行な平面上に位置する薄いプレートが突出して設けら
れている特許請求の範囲第１項乃至第１１項のいずれか
１項記載のスキーブーツ。
（１３）前記シェル上に設けられた前記階段状不連続部
に対向した相補的形状の端部を備えたカラーを有し、前
記端部には、前記薄いプレートの端部を収容するシート
が設けられている特許請求の範囲第１項乃至第１２項の
いずれか１項記載のスキーブーツ。
（１４）前記シェルに対する前記カラーの運動の範囲を
調節するための手段を有し、この手段は、前記シェル上
に設けられた前記階段状不連続部から突出する前記薄い
プレートに対して相補的な形状の軸方向シートを備えた
好ましくは弾性変形可能な材料から成るブロックから構
成されている特許請求の範囲第１項、第１２項及び第１
３項のいずれか１項記載のスキーブーツ。
（１５）前記シェル上に設けられた前記スロットの各々
に挿入可能な１対の突出したタブを有するカラーを備え
、前記タブの内側対向面からは、前記側部ガイドの位置
する平面に平行な軸を持った縦方向突起が突出し、前記
突起は、前記タブが前記スロットに挿入されると、前記
フラップの内側横面と当接して相互作用を行うように為
されている特許請求の範囲第１項又は第１４項記載のス
キーブーツ。