JPS63248666A - 容器用の開封明示蓋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、容器用の開封明示蓋に関し、特に、食品を保
存するための容器の蓋に関するものである。

本発明に関するタイプの容器は、パッケージした後、密
封された状態で容器を保持しかつ蓋を動かした場合容器
の開封を明示するための再密封不能頂部を提供する蓋を
有する。

開封を前もって有効に明示する容器のうちのあるタイプ
のものは、容器の端部において薄弱環状部分及びナイフ
を形成した回動可能なキャップ部分を有していた。前記
ナイフは、容器の端部に設けた薄弱な溝に対して手作業
による分離をなすよう係合する。続いて、前記キャップ
部分を回動し、この回動によってナイフは端部の薄弱な
部分を完全に切断し容器を開放する。このような従来の
装置は容器から簡単に着脱できるキャップをなすが、使
用に際しては不便である。更に、このような手段は、ナ
イフ刃が薄弱な環状部分を切断している間、ナイフ刃と
薄弱な環状部分との整列を保持のに必要な手段をとらな
い。このようなタイプの構造は米国特許第３７８，３４
９号に開示されている。

従来において、シール機能をもった薄い部材すなわち薄
弱な膜でシールされた容器が知られていた。螺旋状にね
じ切りされたノズル部分は、垂下した複数のナイフを有
すると共に、容器の外側リップ部のまわりでねじ切りさ
れ、したがって、ナイフ刃は薄い部材と除々に接触する
。ノズル部分が容器の喉部のまわりでねじ切りされる場
合、刃が前記膜を除々に突き通し、そして容器を開放す
る。切断作業が完全に終ったとき、前記構造はヒンジ係
合したキャップを提供せず、ノズルを容器に単に固定し
そしてノズルの端部で容器内の中身の連絡を確保してい
るだけである。更に、ノズルを一旦除去すると、中身は
容器から簡単に移動させることができる。このような容
器は一般的に米国特許第３．４０２，８５５号に開示さ
れている。

米国特許第４．１２５．２０３号にはプルタブ（ｐｕｌ
ｌ　ｔａｂ）タイプの飲料容器に使用するためのねじり
頂部が開示されており、この場合、回動可能な外側蓋は
タブの一端に取付けられ、したがって蓋の回動は、容器
の開口部から離れてタブを引張ると共に、蓋の開口部を
容器の開口部に整列させて、容器内にある飲物を得るこ
とができる。この特許は、容器の本体部分内に設けた環
状帯状体を切断するための一体をなすナイフ刃を有する
回動可能な外側キャップの使用を開示するものではなく
、そして容器に対してヒンジ結合された蓋を提供するも
のでもない。

上記の発明者と同一の発明者による米国特許第４．５６
７．９９５号は容器のまわりで回動可能なカバーを有す
る閉鎖端を形成する容器用の蓋を開示している。この閉
鎖端は、カバーと一体をなすナイフ刃によって係合され
る隆起部分を有する。カバーを回動した場合、ナイフ刃
は隆起部分を切断し、容器内のものを得るための開口部
が現出する。この装置において、閉鎖端は完全には開放
されずヒンジ結合もなしていない。

上記発明者と同一の発明者による米国特許第４、５９８
．８３７号は容器内に設けた開封明示素子を開示し、こ
の場合、回動可能な外部素子の回動によって一体をなす
ナイフ刃が容器から前記素子を切断しそして分離し、し
たがって、カバーを動がした場合に開封を明示する。こ
のようなタイプの容器は、僅かな量が一時に使われる食
品を保存するのに適しているが、しかし、容器が開放さ
れたとき、容器から直ちに又はほんの短かい貯蔵期間経
た後に、全て排出されることを要す冷凍ジュースのよう
な食品を保存するのには適していない。

したがって、本発明の第１の目的は、薄弱で環状の帯状
部と、第１及び第２端部及びヒンジ部分をもって一体と
なすウェル部と、によって容器に一体的に連結され容器
の閉鎖端を形成する不動の端キャップ部分を備え、前記
環状の帯状部内でかつ前記端キャップ上に前記ウェル部
を配置し；前記端キャップ部分に取付けられかつ端キャ
ップ部分を覆いそして端キャップ部分のまわりで同軸回
動をするオーバキャップ部分を備え；前記オーバキャッ
プ部分に固着され、前記端キヤ・ノブ部分のまわりで前
記オーバキャップ部分を回動する場合に前記環状の帯状
部の周囲に沿って係合するよう配置され、前記ウェル部
の前記第１端部から前記ウェル部の前記第２端部まで前
記端キヤ・ノブ部分を切断し、そして前記容器に対して
ヒンジ結合された蓋を形成するナイフ刃を備えことを特
徴とする容器用の開封明示蓋を提供することにある。

更に、本発明の第２の目的は、内部を有する容器本体と
、成る厚さの壁と、外面部で閉鎖された端キャップ部分
と、前記外面部に設けた環状のアンダーカット部分と、
環状の溝部とを備え；前記壁を前記端キャップ部分に一
体に連結する環状の帯状部を備え、この帯状部は２つの
端部を有すると共に、前記壁の厚みより薄く形成され；
前記閉鎖端において、前記帯状部の前記両端部間に配置
されかつ第１端部、第２端部及びヒンジ部分を有するＵ
字状のウェル部を備え；前記端キャップ部分を覆うよう
に構成されかつ配列されたオーバキャンプ部分を備え、
このオーバキャップ部分は下側部を有する蓋部分と、前
記下側部から垂下する係合部材と、前記蓋部分から垂直
に垂下し前記容器本体の前記壁と係合する環状の側壁と
を備え、更に、この側壁は前記溝部と係合するよう前記
側壁から垂下する環状のリップ部を有し、前記係合部材
は前記端キャップ部分の前記アンダーカット部分と係合
して前記容器本体のまわりで前記オーバキャップ部分を
同軸回動可能とし；前記リングの内側に固定され前記ウ
ェル部内に配置されるナイフ刃を備え、このナイフ刃は
、前記容器本体のまわりで前記ウェル部の前記第１端部
から前記ウェル部の前記第２端部まで前記オーバキャッ
プ部分を回動した際前記壁の前記帯状部と係合して、前
記蓋を切断し、そして実質的に前記蓋を取外すと共に前
記容器本体に対してヒンジ回動せしめて容器本体内部へ
の出入りを可能となすよう構成、配置したことを特徴と
する容器用の開封明示蓋を提供することにある。

また、更に、本発明の第３の目的は、内部を有する容器
本体と、厚い壁と、外面部で閉鎖された端キャップ部分
と、前記外面部内に設けた環状のアンダーカット部分と
、環状の溝部とを備え；前記壁を前記端キャップ部分に
一体に連結する環状の帯状部を備え、この帯状部は２つ
の端部を有すると共に、前記壁の厚みより薄く形成され
；閉鎖された前記端キャップ部分において、前記帯状部
の前記両端部間に配置されかつ第１端部、第２端部及び
ヒンジ部分を有するＵ字状のウェル部を備え；前記容器
本体の閉鎖された端を覆うように構成されかつ配列され
たオーバキャップ部分を備え、このオーバキャップ部分
は下側部を有する蓋部分と、前記下側部から垂下する係
合部材と、前記蓋部分から垂直に垂下し前記容器本体の
前記壁と係合する環状の側壁とを備え、更に、この側壁
は前記溝部と係合するよう前記側壁から垂下する環状の
リップ部を有し、前記係合部材は前記端キャップ部分の
前記アンダーカット部分と係合して前記容器本体のまわ
りで前記オーバキャ・ノブ部分を同軸回動可能とし；前
記リングの内側に固定され前記ウェル部内に配置される
ナイフ刃を備え、このナイフ刃は、前記容器本体のまわ
りで前記ウェル部の前記第１端部から前記ウェル部の前
記第２端部まで前記オーバキャップ部分を回動した際前
記壁の前記帯状部と係合するよう構成され配置されて、
容器本体の内部への出入りを可能にするために前記帯状
部を切断し、そしてこの切断により形成した蓋を前記容
器本体から実質的に着脱しかつヒンジ係合し；前記ナイ
フ刃の直ぐ上に位置した出入り開口部を前記オーバキャ
ップ部分に設けたことを特徴とする容器用の開封明示蓋
を提供することにある。

本発明に係る一実施例を以下図面に基づいて詳細に説明
する。

第１図に容器１０が示されており、この容器１０は、壁
１４を含む本体１２を有する。この本体１２においては
、所望の製品を貯蔵するのに適するよういかなる形状の
ものを使用してもよいが、好適な実施態様として、前記
本体１２はほぼ円筒形状をなしている。更に、容器１０
の一端には底体１６が設けられており、この底体１６は
、本体１２に固定されるような構造をなすと共に、容器
１０に製品が一旦満たされると本体１２に固定されるよ
う配置される。前記底体１６はプラスチック又はアルミ
ニウムからなり、そして一旦取付けられると、容器１０
の中身はこの中で気密的にシールされて製品寿命を保持
する。

前記底体１６の反対端で、本体１２には本発明の蓋１８
が設けられている。

前記蓋１８は、第２．３図において詳細に示され−１へ
　− ていると共に、概ね２個の主要部分からなっており、こ
の主要部分というのは、不動の端キャップ部分２０とオ
ーバキャップ部分２２のことである。端キャップ部分２
０は環状の薄弱な帯状部２４によって本体１２の壁１４
と一体的に連結されている。本発明による端キャップ部
分２０、帯状部２４そして壁１４は、ポリマーの可塑性
樹脂又は、これと同等のいかなる材料を使用することに
よって一体成形され、このようにすることで、容器の本
体１２に対してシールされた端部を提供する。

また、帯状部２４内に設けられたＵ字状のウェル部２６
は端キャップ部分２０内に成形される。ウェル部２６の
目的は以下詳細に説明するが、このウェル部２６の構成
は、床部２８と、垂直な背壁３０と、部分的に開放した
第１及び第２側壁３２．３４　（第４図参照）と、薄弱
なヒンジ部分３８を有する下側部３６とからなる。

更に、端キャップ部分２０に面部４０を設け、ボス部４
４を形成しかつ環状フランジ部４６を有する環状凹所４
２を前記面部４０内に形成する。開放した環状溝部４８
は端キャップ部分２０を包囲すると共に、本体１２の肩
部５０と一体に成形されている。

第２．３図はオーバキャップ部分２２をもまた示し、こ
のオーバキャップ部分２２には、概ね水平に指向したフ
ラットな蓋部分５２と、出入り開口部５４と、垂直に垂
下した環状の側壁すなわちリング５６と、オーバキャッ
プ部分２２の下側部６０から垂下した環状の突部５８と
が設けられている。この環状の突部５８には、概ね外方
で対面するフランジ部６２が設けられ、このフランジ部
は前記下側部６０から内方に離間して形成されている。

前記オーバキャップ部分２２を端キャップ部分２０に回
動可能に固定するために、オーバキャップ部分２２のフ
ランジ部６２は、凹みをつ（る端キャップ部分２０のフ
ランジ部４６と概ね補足し合うような形状をなしている
。フランジ部４６の内径はフランジ部６２の外径よりも
大きくなっている。オーバキャップ部分２２と端キャッ
プ部分２０とは、好適には強靭な弾性プラスチックつま
りポリプロピレンから製造されているので、フランジ部
４６と６２との補足１ｔｊ− 係合面間で相互にスナップ嵌着係合をなして、オーバキ
ャップ部分２２が端キャップ部分２２のまわりで回動可
能となす。オーバキャップ部分２２の垂直な側壁５６に
は、端キャップ部分２０のまわりでオーバキャップ部分
２２を回動するに際して、容器１０の使用者が握り易く
するために刻み目が施されている。

オーバキャップ部分２２には、更に、水平に配置され平
坦なナイフ刃６４が設けられ、このナイフ刃６４は、切
刃６６と、面取りされた端部６７と、基部６Ｂとを有す
る。ナイフ刃６４は垂直な側壁５６と一体に形成される
と共に、基部６８で側壁５６に固定されるか又は取付け
られ、そして更にナイフ刃６４は、出入り開口部５４か
ら見ることができるようにこの開口部５４の真下に配置
されている。側壁５６に設けられるナイフ刃６４の精密
部分は、ナイフ刃６４の切刃６６が端キャップ部分２０
の薄弱な帯状部２４と係合できるように選択される。更
に、オーバキャップ部分２２はホモポリマー材料から形
成され、端キャップ部分２０は共重合体材料から形成さ
れてもよく、＝１８− そうすることによってナイフ刃６４は帯状体２４をなお
一層切断し易くなる。

好適な実施態様において、オーバキャップ部分２２はリ
ップ部７０を有し、このリップ部７０は側壁５６から垂
直に垂下すると共に、開放した溝部４８と対をなして係
合する。リップ部７０と溝部４８との間におけるこの係
合は、使用者により与えられる応力負荷がオーバキャッ
プ部分２２に加えられそして容器１０の開放中にオーバ
キャップ部分を回動するに際して、薄弱な帯状部２４と
ナイフ刃６４との整列の精度を高めるように形成されて
いる。

一方、容器１０はシールされた状態にあり、ナイフ刃６
４はＵ字状を呈するウェル部内に配置されると共に、開
口部５４を通して明瞭に見ることができる。第４，５図
に示されるように、オーバキャップ部分２２は矢印７２
によって示された方向に回動される。万一オーバキャッ
プ部分２２が反対方向に回動させられた場合、ナイフ刃
６４の面取りされた端部６７はウェル部２６の部分的に
開放した側壁３４と衝突しかつこの側壁３４によって止
められる。

−１ｑ　− オーバキャップ部分２２が矢印７２の方に回動させられ
た場合、ナイフの切刃６６は薄弱な帯状部２４と自動的
に係合すると共に、この帯状部２４を切断する。オーバ
キャップ部分２２が部分的に一旦回動させられた場合、
ナイフ刃６４は、もはや出入り開口部５４を通して見る
ことができず、つまりこのことは、容器がすでに開封さ
れていることを明示している。オーバキャップ部分２２
が容器の周囲について完全に回動させられた（−周させ
られた）場合、ナイフ刃６４は再び開口部５４を通して
ウェル部２４を見ることができる。この時端キャップ部
分２０とオーバキャップ部分２２を有する蓋１８は本体
Ｉ２に対して着脱可能となり、そして前記帯状部２４の
切断により、前記蓋１８はウェル部２６のヒンジ部分３
８によってのみ本体に連結され保持されている。開放し
た後、蓋１８を容器１０に保持することによって、ヒン
ジ部分３８は容器の使用及び取扱いを一層容易にする。

更に、ナイフ刃６４の切断動作は容器１０に十分な開放
を生じさせ、開放された容器を逆様にすることによって
容器内の中身を素早く取り出すことができる。もし望む
なら、ヒンジ部分３８を分断することによって蓋１８を
容器１０から完全に分離することができる。

第６図に関して、本発明に係る蓋１８の代案の実施例が
示されており、この実施例においては、垂下するリップ
部７０及び溝部４Ｂが除去されている。

好適な実施態様として、側壁５６の内側は、容器１゜の
壁１４と回動可能に係合する。しかしながら、上記した
代案の実施例において、ナイフ刃には、前記ナイフ刃６
４と帯状部２４との整列を維持するための補足支持がな
されない。また、第６図に示された実施例は、上記した
意思外においては第１〜５図に示された実施例と同一で
ある。

したがって、本発明は改良された容器用開封明示蓋を提
供する。また、各パーツはプラスチックから成形される
と共に、使用に際して簡単に組付けることができる。好
適には、オーバキャップ部分２２とナイフ刃６４を、端
キャップ部分２０よりも強固なプラスチック材料で成形
すると、薄弱な帯状部２４の切断を一層容易なものとす
ることができる。

２ｌ− ＝２０一 端キャップ部分は閉鎖されており、したがって、容器を
パッケージした後において、容器の気密的なシールが与
えられる。オーバキャップ部分２２を回動することによ
って、ナイフ刃６４が帯状部２４を切断し、オーバキャ
ップ部分２２と端キャップ部分２０が容器本体１２から
離れることを可能にする。ウェル部２６にあるヒンジ部
分３８は、使用者によって分断されるまで、蓋１８を容
器本体１２に固着する。

本発明は上記実施例に限定されるものではな（、本発明
の範囲内で種々の変更を加えることができるのは言うま
でもない。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る蓋を組み入れた容器を示す斜視図
； 第２図□は第１図の２−２線に沿う断面図；第３図は第
２図に示された蓋のナイフ部分およびウェル部分を示す
要部拡大断面斜視図；第４図はナイフ部分及びウェル部
分を示す拡大平面図； 第５図は第４図の５−５線に沿う断面図；第６図は本発
明に係る容器の蓋部分の他の実施例を示す部分切欠正面
図である。 １２・・・容器本体　　　　　１４・・・壁１８・・・
蓋　　　　　　　　２０川端キャップ部分２２・・・オ
ーバキャップ部分

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、薄弱で環状の帯状部（２４）と、第１及び第２端部
   （３２、３４）及びヒンジ部分（３８）をもって一体と
   なすウェル部（２６）と、によって容器に一体的に連結
   され容器の閉鎖端を形成する不動の端キャップ部分（２
   ０）を備え、前記環状の帯状部（２４）内でかつ前記端
   キャップ（２０）上に前記ウェル部を配置し； 前記端キャップ部分（２０）に取付けられかつ端キャッ
   プ部分を覆いそして端キャップ部分のまわりで同軸回動
   をするオーバキャップ部分（２２）を備え； 前記オーバキャップ部分に固着され、前記端キャップ部
   分のまわりで前記オーバキャップ部分を回動する場合に
   前記環状の帯状部の周囲に沿って係合するよう配置され
   、前記ウェル部（２６）の前記第１端部から前記ウェル
   部（２６）の前記第２端部まで前記端キャップ部分を切
   断し、そして前記容器に対してヒンジ結合された蓋を形
   成するナイフ刃（６４）を備えことを特徴とする容器用
   の開封明示蓋。 ２、前記ナイフ刃（６４）は、前記端キャップ部分（２
   ０）のまわりで前記オーバキャップ部分（２２）の回動
   するに先立って、前記ウェル部（２６）内に配置される
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の蓋。 ３、前記オーバキャップ部分（２２）及び前記端キャッ
   プ部分（２０）は、前記ナイフ刃（６４）と前記帯状部
   （２４）との係合を維持するための手段（４８、７０）
   を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   蓋。 ４、係合を維持するための前記手段は、前記端キャップ
   部分（２０）内に設けた環状の溝部と係合する垂下した
   環状のリップ部（７０）を前記オーバキャップ部分（２
   ２）に有したことを特徴とする特許請求の範囲第３項記
   載の蓋。 ５、前記オーバキャップ部分（２２）は、前記ナイフ刃
   （６４）を覆いかつこのナイフ刃（６４）を真近で見る
   ことができるような開口部（５４）を備えたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の蓋。 ６、前記容器から前記蓋の全ての分離を可能にために前
   記ヒンジ部分（３８）を分断したことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の蓋。 ７、内部を有する容器本体（１２）と、成る厚さの壁（
   １４）と、外面部（４０）で閉鎖された端キャップ部分
   （２０）と、前記外面部（４０）に設けた環状のアンダ
   ーカット部分（４２）と、環状の溝部（４８）とを備え
   ； 前記壁（１４）を前記端キャップ部分（２０）に一体に
   連結する環状の帯状部（２４）を備え、この帯状部（２
   ４）は２つの端部を有すると共に、前記壁（１４）の厚
   みより薄く形成され； 前記閉鎖端において、前記帯状部（２４）の前記両端部
   間に配置されかつ第１端部（３２）、第２端部（３４）
   及びヒンジ部分（３８）を有するＵ字状のウェル部（２
   ６）を備え； 前記端キャップ部分（２０）を覆うように構成されかつ
   配列されたオーバキャップ部分（２２）を備え、このオ
   ーバキャップ部分（２２）は下側部（６０）を有する蓋
   部分（５２）と、前記下側部（６０）から垂下する係合
   部材（５８）と、前記蓋部分（５２）から垂直に垂下し
   前記容器本体（１２）の前記壁（１４）と係合する環状
   の側壁（５６）とを備え、更に、この側壁（５６）は前
   記溝部（４８）と係合するよう前記側壁（５６）から垂
   下する環状のリップ部（７０）を有し、前記係合部材（
   ５８）は前記端キャップ部分（２０）の前記アンダーカ
   ット部分（４２）と係合して前記容器本体（１２）のま
   わりで前記オーバキャップ部分（２２）を同軸回動可能
   とし； 前記リング（５６）の内側に固定され前記ウェル部（２
   ６）内に配置されるナイフ刃（６４）を備え、このナイ
   フ刃（６４）は、前記容器本体（１２）のまわりで前記
   ウェル部（２６）の前記第１端部（３２）から前記ウェ
   ル部（２６）の前記第２端部（３４）まで前記オーバキ
   ャップ部分（２２）を回動した際前記壁の前記帯状部（
   ２４）と係合して、前記蓋を切断し、そして実質的に前
   記蓋を取外すと共に前記容器本体（１２）に対してヒン
   ジ回動せしめて容器本体内部への出入りを可能となすよ
   う構成、配置したことを特徴とする容器用の開封明示蓋
   。 ８、前記オーバキャップ部分（２２）に出入り開口部（
   ５４）を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第７項
   記載の蓋。 ９、前記出入り開口部（５４）は前記ナイフ刃（６４）
   の直ぐ上に位置することを特徴とする特許請求の範囲第
   ８項記載の蓋。 １０、内部を有する容器本体（１２）と、厚い壁（１４
   ）と、外面部（４０）で閉鎖された端キャップ部分（２
   ０）と、前記外面部（４０）内に設けた環状のアンダー
   カット部分（４２）と、環状の溝部（４８）とを備え； 前記壁（１４）を前記端キャップ部分（２０）に一体に
   連結する環状の帯状部（２４）を備え、この帯状部（２
   ４）は２つの端部を有すると共に、前記壁（１４）の厚
   みより薄く形成され； 閉鎖された前記端キャップ部分（２０）において、前記
   帯状部（２４）の前記両端部間に配置されかつ第１端部
   （３２）、第２端部（３４）及びヒンジ部分（３８）を
   有するＵ字状のウェル部（２６）を備え； 前記容器本体の閉鎖された端を覆うように構成されかつ
   配列されたオーバキャップ部分（２２）を備え、このオ
   ーバキャップ部分（２２）は下側部（６０）を有する蓋
   部分（５２）と、前記下側部（６０）から垂下する係合
   部材（５８）と、前記蓋部分（５２）から垂直に垂下し
   前記容器本体（１２）の前記壁（１４）と係合する環状
   の側壁（５６）とを備え、更に、この側壁（５６）は前
   記溝部（４８）と係合するよう前記側壁（５６）から垂
   下する環状のリップ部（７０）を有し、前記係合部材（
   ５８）は前記端キャップ部分（２０）の前記アンダーカ
   ット部分（４２）と係合して前記容器本体（１２）のま
   わりで前記オーバキャップ部分（２２）を同軸回動可能
   とし； 前記リングの内側に固定され前記ウェル部（２６）内に
   配置されるナイフ刃（６４）を備え、このナイフ刃（６
   ４）は、前記容器本体（１２）のまわりで前記ウェル部
   （２６）の前記第１端部（３２）から前記ウェル部（２
   ６）の前記第２端部（３４）まで前記オーバキャップ部
   分（２２）を回動した際前記壁の前記帯状部（２４）と
   係合するよう構成され配置されて、容器本体の内部への
   出入りを可能にするために前記帯状部を切断し、そして
   この切断により形成した蓋を前記容器本体（１２）から
   実質的に着脱しかつヒンジ係合し；前記ナイフ刃（６４
   ）の直ぐ上に位置した出入り開口部（５４）を前記オー
   バキャップ部分（２２）に設けたことを特徴とする容器
   用の開封明示蓋。