JPS63248225A - 自動同調装置 - Google Patents
自動同調装置Info
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- JPS63248225A JPS63248225A JP8113787A JP8113787A JPS63248225A JP S63248225 A JPS63248225 A JP S63248225A JP 8113787 A JP8113787 A JP 8113787A JP 8113787 A JP8113787 A JP 8113787A JP S63248225 A JPS63248225 A JP S63248225A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 21
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 7
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えば送信機等の信号源と空中線等の負荷と
の間に設けられる自動同調装置に関するものである。
の間に設けられる自動同調装置に関するものである。
[従来の技術]
送信機と空中線とのインピーダンス整合を行う回路とし
て、従来は第6図に示すものが知られている。
て、従来は第6図に示すものが知られている。
この回路は、送信機1と空中線2の間に、いわゆるπを
接続による一対の可変インダクタ3.4と一対のコンデ
ンサ5.6を設けたもので、送信機l側の可変インダク
タ3とコンデンサ5による並列共振回路によって伝送ラ
イン上の同調をとるための同調回路部を構成するととも
に、空中、11i12側の可変インダクタ4とコンデン
サ6による並列共振回路によって信号fXl側と空中線
2側のインピーダンス整合を行うための整合回路部を構
成している。
接続による一対の可変インダクタ3.4と一対のコンデ
ンサ5.6を設けたもので、送信機l側の可変インダク
タ3とコンデンサ5による並列共振回路によって伝送ラ
イン上の同調をとるための同調回路部を構成するととも
に、空中、11i12側の可変インダクタ4とコンデン
サ6による並列共振回路によって信号fXl側と空中線
2側のインピーダンス整合を行うための整合回路部を構
成している。
そして、同調回路部の可変インダクタ3は、送信機i側
に設けられる自動追従回路により、伝送ラインヒの電圧
と電流の位相のズレ量に基づいて自動的に可変され、空
中線2側のインピーダンス変動に追従して動制御される
ようになっている。すなわちこの自動追従回路は、信号
源1からの発振出力信号の′1「正位相を検出する電圧
位相検出器7と、この発振出力信号の電流位相を検出す
る電流位相検出器8と、これら位相検出器7.8の検出
信号に基づいて上記発振出力イス号の電圧と電流の位相
差を検出する位相比較器9と、可変インダクタ3を機械
的に可変動制御する回転?J10と、この回転器10を
位相比較器9の電圧出力に基づいて制御する制御器11
を備えて構成されており、可変インダクタ3を伝送ライ
ン上のインピーダンスのりアクタンス成分を零とする方
向に自動的に可変制御するようになっている。
に設けられる自動追従回路により、伝送ラインヒの電圧
と電流の位相のズレ量に基づいて自動的に可変され、空
中線2側のインピーダンス変動に追従して動制御される
ようになっている。すなわちこの自動追従回路は、信号
源1からの発振出力信号の′1「正位相を検出する電圧
位相検出器7と、この発振出力信号の電流位相を検出す
る電流位相検出器8と、これら位相検出器7.8の検出
信号に基づいて上記発振出力イス号の電圧と電流の位相
差を検出する位相比較器9と、可変インダクタ3を機械
的に可変動制御する回転?J10と、この回転器10を
位相比較器9の電圧出力に基づいて制御する制御器11
を備えて構成されており、可変インダクタ3を伝送ライ
ン上のインピーダンスのりアクタンス成分を零とする方
向に自動的に可変制御するようになっている。
一1方、整合回路部側の可変インダクタ4は、丁動操作
等によって可変され、空中線2の出力が最大となるよう
に調整される。すなわち、この整合回路部の調整時に、
前述の自動追従回路が作動し、整合回路部側のインピー
ダンス変動に対して伝送ライン七の同調状態を維持する
ようになっている。
等によって可変され、空中線2の出力が最大となるよう
に調整される。すなわち、この整合回路部の調整時に、
前述の自動追従回路が作動し、整合回路部側のインピー
ダンス変動に対して伝送ライン七の同調状態を維持する
ようになっている。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、上述のような従来技術において、同調回路部
における可変インダクタ3のリアクタンス値xLIは、
コンデンサ5のりアクタンス値をxclとし、伝送ライ
ンドのA点から負荷側を見たインピーダンス値をR++
JX+ とすると、・・・式■ でケ、えられる。
における可変インダクタ3のリアクタンス値xLIは、
コンデンサ5のりアクタンス値をxclとし、伝送ライ
ンドのA点から負荷側を見たインピーダンス値をR++
JX+ とすると、・・・式■ でケ、えられる。
従ってこの関係から、例えば第7図にスミスチャートで
示すように、伝送ライン上のB点から負荷側を見たイン
ピーダンスの軌跡C8は、スミスチャートのリアクタン
ス成分が零であることを示す基線りと2つの点a、bが
交差し、2つの同調点a、bが生じる場合がある。
示すように、伝送ライン上のB点から負荷側を見たイン
ピーダンスの軌跡C8は、スミスチャートのリアクタン
ス成分が零であることを示す基線りと2つの点a、bが
交差し、2つの同調点a、bが生じる場合がある。
しかしながら、−上述の自動追従回路では、発振出力信
号の電圧と電流の位相差、すなわちリアクタンス成分が
詰導性(基線りより上側)か容量性(」、(線りより下
側)かの判断によって回転310の駆動方向すなわち可
変リアクタンス3の可変方向を一義的に決定するもので
あることから、上述のように2つの同調点a、bが存在
する場合、可変インダクタ3の可変方向が同調点と反対
方向に向う領域が生じることがある。つまり、軌跡C0
において、一方の終端側の点Cと同調点aの間及び他方
の終端側の点dと同調点すの間は、いずれも図示の例で
は容lt性であることから、一方の0点からa点の可変
方向を適正な同調方向(図中矢印α1方向)とした場合
、他方のd点からb点の間でも同様の可変方向(図中矢
印α2方向)となり、同調点から遠くなる方向に可変イ
ンダクタ3が制御されるために、この領域での自動同調
は不可能となってしまう。従ってこのような従来の回路
では、負荷側の条件等によって自動同調が不能となる領
域が生じることになり、その分自動同調の追従範囲が狭
くなるという問題点があった。
号の電圧と電流の位相差、すなわちリアクタンス成分が
詰導性(基線りより上側)か容量性(」、(線りより下
側)かの判断によって回転310の駆動方向すなわち可
変リアクタンス3の可変方向を一義的に決定するもので
あることから、上述のように2つの同調点a、bが存在
する場合、可変インダクタ3の可変方向が同調点と反対
方向に向う領域が生じることがある。つまり、軌跡C0
において、一方の終端側の点Cと同調点aの間及び他方
の終端側の点dと同調点すの間は、いずれも図示の例で
は容lt性であることから、一方の0点からa点の可変
方向を適正な同調方向(図中矢印α1方向)とした場合
、他方のd点からb点の間でも同様の可変方向(図中矢
印α2方向)となり、同調点から遠くなる方向に可変イ
ンダクタ3が制御されるために、この領域での自動同調
は不可能となってしまう。従ってこのような従来の回路
では、負荷側の条件等によって自動同調が不能となる領
域が生じることになり、その分自動同調の追従範囲が狭
くなるという問題点があった。
また、図示に例から分るように、整合状態を示す定在波
比(以下、VSWRという)が軌跡C0上で最小となる
点eが、同調点a、bを一致していないことから、例え
ばVSWRの最小値検出によって最適整合点を得るよう
な制御を行うことも困難であり、整合調整が煩雑である
問題点があった。
比(以下、VSWRという)が軌跡C0上で最小となる
点eが、同調点a、bを一致していないことから、例え
ばVSWRの最小値検出によって最適整合点を得るよう
な制御を行うことも困難であり、整合調整が煩雑である
問題点があった。
そこで本発明は、確実な同調及び整合を8紡に行うこと
のでき、かつ広い追従範囲を得ることができる自動同調
装置を提供することを目的としている。
のでき、かつ広い追従範囲を得ることができる自動同調
装置を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
すなわち、本発明の自動同調装置は、前述した問題点を
解決するために、信号源と負荷との伝送ライン上に設け
られ、上記信号源と直列に接続された同調回路部の可変
リアクタンスを自動追従回路によって自動sR整するこ
とにより伝送ライン上の同調をとるとともに、この同調
回路部の出力段に設けられる整合回路部の可変リアクタ
ンスを調整することにより、信号源と負荷とのインピー
ダンス整合を行うための自動同調装置において:1記自
動追従回路は、信号源からの出力信号の電圧位相を検出
する電圧位相検出器と、上記出力43号の電流位相を検
出する電流位相検出器と、上記各位相検出器の検出信号
に基づいて上記出力信号の電圧と電流の位相差を検出す
る位相比較器と、−F記同調回路部の可変リアクタンス
を可変する駆動器と、該駆動器を上記位相比較器の出力
に基づいて制御する制御器とを有し; 上記同調回路部は、可変インダクタ又は可変コンデンサ
よりなる可変リアクタンスと、上記整合回路部の可変リ
アクタンスに対して並列なコンデンサとによる直列共振
回路より構成されていることを特徴としている。
解決するために、信号源と負荷との伝送ライン上に設け
られ、上記信号源と直列に接続された同調回路部の可変
リアクタンスを自動追従回路によって自動sR整するこ
とにより伝送ライン上の同調をとるとともに、この同調
回路部の出力段に設けられる整合回路部の可変リアクタ
ンスを調整することにより、信号源と負荷とのインピー
ダンス整合を行うための自動同調装置において:1記自
動追従回路は、信号源からの出力信号の電圧位相を検出
する電圧位相検出器と、上記出力43号の電流位相を検
出する電流位相検出器と、上記各位相検出器の検出信号
に基づいて上記出力信号の電圧と電流の位相差を検出す
る位相比較器と、−F記同調回路部の可変リアクタンス
を可変する駆動器と、該駆動器を上記位相比較器の出力
に基づいて制御する制御器とを有し; 上記同調回路部は、可変インダクタ又は可変コンデンサ
よりなる可変リアクタンスと、上記整合回路部の可変リ
アクタンスに対して並列なコンデンサとによる直列共振
回路より構成されていることを特徴としている。
[作用]
自動追従回路により、出力信号の電圧と電流の位相差に
基づいて同調回路部の可変リアクタンスが可変制御され
ると、伝送ラインドのインピーダンスは抵抗成分一定の
まま、リアクタンス成分のみ変動されることになり、リ
アクタンス成分が零となる点で同調が完了する。そして
この自動追従状態で整合回路部の可変リアクタンスを可
変し、信号源と負荷との間のインピーダンス整合を行う
。
基づいて同調回路部の可変リアクタンスが可変制御され
ると、伝送ラインドのインピーダンスは抵抗成分一定の
まま、リアクタンス成分のみ変動されることになり、リ
アクタンス成分が零となる点で同調が完了する。そして
この自動追従状態で整合回路部の可変リアクタンスを可
変し、信号源と負荷との間のインピーダンス整合を行う
。
[実施例]
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。
この実施例におけるインピーダンス整合回路は、送信機
12と空中線13との間のインピーダンス整合を行うも
ので、送イλ機12に対して可変インダクタ14とコン
デンサ15とを順次直列接続して構成した直列共振回路
による同調回路部と、この可変インダクタ14とコンデ
ンサ15の接続点より空中線13に直列接続された可変
インダクタ16を有して構成される整合回路部とを備え
ている。
12と空中線13との間のインピーダンス整合を行うも
ので、送イλ機12に対して可変インダクタ14とコン
デンサ15とを順次直列接続して構成した直列共振回路
による同調回路部と、この可変インダクタ14とコンデ
ンサ15の接続点より空中線13に直列接続された可変
インダクタ16を有して構成される整合回路部とを備え
ている。
ところで、このような送信回路において、空中線13側
のインピーダンスを送信機12の特性インピーダンスZ
0に整合させる場合、可変インダクタ16のリアクタン
ス値がXi、2の時、伝送ライン[の点Aにおける負荷
側インピーダンス値をR+ ”J XI (!!!合
する負荷側インピーダンスの範囲内でxl〈0となる様
にコンデンサ15の容量 C+ 5の値を予め決定して
おく)とし、可変インダクタ14のリアクタンス値をx
LIとすると、伝送ライン上のB点における負荷側イン
ピーダンスは R1+j (Xl +XL、l) となる。従って、 X、+X、1=OすなわちXLl= XIとなるよう
にXLIを可変することにより同調を行う。
のインピーダンスを送信機12の特性インピーダンスZ
0に整合させる場合、可変インダクタ16のリアクタン
ス値がXi、2の時、伝送ライン[の点Aにおける負荷
側インピーダンス値をR+ ”J XI (!!!合
する負荷側インピーダンスの範囲内でxl〈0となる様
にコンデンサ15の容量 C+ 5の値を予め決定して
おく)とし、可変インダクタ14のリアクタンス値をx
LIとすると、伝送ライン上のB点における負荷側イン
ピーダンスは R1+j (Xl +XL、l) となる。従って、 X、+X、1=OすなわちXLl= XIとなるよう
にXLIを可変することにより同調を行う。
そしてこの時、伝送ライン上のB点における負荷側イン
ピーダンスは、抵抗分R,のみとなり、可変インダクタ
16のあるリアクタンス値に対する伝送ライン上のB点
におけるVSWRは最小となる。従って、可変インダク
タ14のリアクタンス値を自動追従回路によって抵抗分
R6のみに維持しつつ、VSWRが小さくなる方向にi
iT変インダクタ16を制御し、VSWR=1 (Z、
=R1)となった状態でインピーダンス整合を完rする
ことができる。
ピーダンスは、抵抗分R,のみとなり、可変インダクタ
16のあるリアクタンス値に対する伝送ライン上のB点
におけるVSWRは最小となる。従って、可変インダク
タ14のリアクタンス値を自動追従回路によって抵抗分
R6のみに維持しつつ、VSWRが小さくなる方向にi
iT変インダクタ16を制御し、VSWR=1 (Z、
=R1)となった状態でインピーダンス整合を完rする
ことができる。
本実施例では以上の原理に基づき、同調回路部の可変イ
ンダクタ14を自動追従回路にて制御するとともに、整
合回路部の可変インダクタ16をVSWR検出器24及
びVSWR指示器25に基づいて操作することにより、
送信機12と空中線13との間のインピーダンス整合を
行うようになっている。
ンダクタ14を自動追従回路にて制御するとともに、整
合回路部の可変インダクタ16をVSWR検出器24及
びVSWR指示器25に基づいて操作することにより、
送信機12と空中線13との間のインピーダンス整合を
行うようになっている。
以下、各構成要素について順次説明する。
同調回路部は、コンデンサ15の容量性リアクタンスに
対して可変インダクタ14の誘4性リアクタンスを可変
することにより、伝送ライン上のB点における負荷側イ
ンピーダンスのリアクタンス成分を零とし、伝送ライン
ドの同調をとるものである。ところて、この実施例にお
ける送信機12は、出力段にパワートランジスタを用い
たもので、その伝送ラインは全体的に低インピーダンス
となっている。従って、同調回路部も可変インダクタ1
4の人力段にコンデンサを設けない直列共振回路として
構成できる。
対して可変インダクタ14の誘4性リアクタンスを可変
することにより、伝送ライン上のB点における負荷側イ
ンピーダンスのリアクタンス成分を零とし、伝送ライン
ドの同調をとるものである。ところて、この実施例にお
ける送信機12は、出力段にパワートランジスタを用い
たもので、その伝送ラインは全体的に低インピーダンス
となっている。従って、同調回路部も可変インダクタ1
4の人力段にコンデンサを設けない直列共振回路として
構成できる。
また、このような同調回路部の可変インダクタ14を一
重部する自動追従回路は、信号源12からの発振出力信
号の電圧位相を検出する電圧位相検出器17と、この発
振出力信号の電流位相を検出する電流位相検出器18と
、これら位相検出器17.18の検出信号に基づいて一
ト記発娠出力信号の電圧と電流の位相差を検出する位相
比較器+9と、可変インダクタ14を機械的に可変制御
する駆動器である回転器20と、この回転器20を位相
比較器19の電圧出力に基づいて一重部する1lII御
?:i21を備えて構成されており、可変インダクタ1
4を伝送ライン上のインピーダンスのうちのりアクタン
ス成分を零とする方向に自動的に可変−制御するように
なフている。なお、可変インダクタ14を駆動する1段
としては、回転器20に限らず、スライド駆動によるも
の等、種々採用できる。
重部する自動追従回路は、信号源12からの発振出力信
号の電圧位相を検出する電圧位相検出器17と、この発
振出力信号の電流位相を検出する電流位相検出器18と
、これら位相検出器17.18の検出信号に基づいて一
ト記発娠出力信号の電圧と電流の位相差を検出する位相
比較器+9と、可変インダクタ14を機械的に可変制御
する駆動器である回転器20と、この回転器20を位相
比較器19の電圧出力に基づいて一重部する1lII御
?:i21を備えて構成されており、可変インダクタ1
4を伝送ライン上のインピーダンスのうちのりアクタン
ス成分を零とする方向に自動的に可変−制御するように
なフている。なお、可変インダクタ14を駆動する1段
としては、回転器20に限らず、スライド駆動によるも
の等、種々採用できる。
第2図はこのような可変インダクタ14の可変制御に基
づき、伝送ライン上のB点から負荷側を見たインピーダ
ンスの変化の軌跡C1を示すスミスチャートである。こ
の図から分るように、負荷側インピーダンスは可変イン
ダクタ14の可変によって抵抗値を一定に保ったまま、
リアクタンス成分のみが増減し、同調点fすなわちリア
クタンス成分が零となって軌跡CIが基線りと交差する
点で、VSWRが軌跡C,上の最小値をとることになる
。
づき、伝送ライン上のB点から負荷側を見たインピーダ
ンスの変化の軌跡C1を示すスミスチャートである。こ
の図から分るように、負荷側インピーダンスは可変イン
ダクタ14の可変によって抵抗値を一定に保ったまま、
リアクタンス成分のみが増減し、同調点fすなわちリア
クタンス成分が零となって軌跡CIが基線りと交差する
点で、VSWRが軌跡C,上の最小値をとることになる
。
また、整合回路部は、可変インダクタ16とこの府段の
コンデンサ15による並列共振回路及びこの可変インダ
クタ16の後段に設けられる複数段のインダクタ22と
コンデンサ23の並列回路(なお、図示の例では1段の
み設けられている)によって構成されている。
コンデンサ15による並列共振回路及びこの可変インダ
クタ16の後段に設けられる複数段のインダクタ22と
コンデンサ23の並列回路(なお、図示の例では1段の
み設けられている)によって構成されている。
さらに、送信機12の出力段側には、整合状態を監視す
るためのVSWR検出器24とVSWR指示器25が設
けられている。この実施例では、VSWR検出器24に
よる検出に基づいてvSWR指示器25により表示され
るVSWRの値に基づき、このVSWRの値が小さくな
る方向に可変インダクタ16を手動操作して送信器12
と空中線13とのインピーダンス整合を行うようになっ
ている。すなわち、VSWRの値が1となったとき、送
信器12の特性インピーダンスと空中線13側のインピ
ーダンスとが一致することから、この状態に可変インダ
クタ16を制御して整合A整を行う。なおこの整合調整
による可変インダクタ16のりアクタンス変動に対応し
て上述した自動追従回路が作動し、可変インダクタ14
を自動的、 に可変制御して伝送ライン上の同調状態
を維持する。従ってこの整合動作において、11η述し
たスミスチャートの1点に位置された負荷側インピーダ
ンスは、結果的に抵抗分のみ変動して基線り上を移動し
、VSWRが1となるg点に変位されることになる。
るためのVSWR検出器24とVSWR指示器25が設
けられている。この実施例では、VSWR検出器24に
よる検出に基づいてvSWR指示器25により表示され
るVSWRの値に基づき、このVSWRの値が小さくな
る方向に可変インダクタ16を手動操作して送信器12
と空中線13とのインピーダンス整合を行うようになっ
ている。すなわち、VSWRの値が1となったとき、送
信器12の特性インピーダンスと空中線13側のインピ
ーダンスとが一致することから、この状態に可変インダ
クタ16を制御して整合A整を行う。なおこの整合調整
による可変インダクタ16のりアクタンス変動に対応し
て上述した自動追従回路が作動し、可変インダクタ14
を自動的、 に可変制御して伝送ライン上の同調状態
を維持する。従ってこの整合動作において、11η述し
たスミスチャートの1点に位置された負荷側インピーダ
ンスは、結果的に抵抗分のみ変動して基線り上を移動し
、VSWRが1となるg点に変位されることになる。
以−Lのように、本実施例では、整合用の可変インダク
タ16の可変制御に対し、自動追従回路か作動した場合
、直列共振による同調回路部によって同調点fが必ずイ
ンピーダンス軌跡CI トのVSWRが最小値となる特
性をもつことから、この自動追従回路を作動させたまま
整合用の可変インダクタ16をVSWRが小さくなる方
向に可変していけば良く、極めて確実かつ容易に整合3
1整を行うことができる。
タ16の可変制御に対し、自動追従回路か作動した場合
、直列共振による同調回路部によって同調点fが必ずイ
ンピーダンス軌跡CI トのVSWRが最小値となる特
性をもつことから、この自動追従回路を作動させたまま
整合用の可変インダクタ16をVSWRが小さくなる方
向に可変していけば良く、極めて確実かつ容易に整合3
1整を行うことができる。
また、この実施例の同調装置では、自動追従回路による
同:Aル18の際に、負荷側インピーダンスの軌跡CI
が抵抗値一定の同心円トを通ることになり、同調点は1
つだけとなることから、自動追従回路による可変インダ
クタ14の可変方向が容量性と誘導性の判別によって常
に確定できる。
同:Aル18の際に、負荷側インピーダンスの軌跡CI
が抵抗値一定の同心円トを通ることになり、同調点は1
つだけとなることから、自動追従回路による可変インダ
クタ14の可変方向が容量性と誘導性の判別によって常
に確定できる。
従って第7図に示す従来の場合のように、追従不能な領
域が発生することがなく、広い追従範囲を1:すること
ができる。
域が発生することがなく、広い追従範囲を1:すること
ができる。
また、前記実施例では、VSWRの値にJ5づいて整合
用の0■変インダクタ16を手動操作する構成について
述べたか、例えば第3図に示すように、VSWR検出器
24の出力に基づいて整合状態をf11別し、自動的に
整合用の可変インダクタ16を一制御する構成であって
も良い。
用の0■変インダクタ16を手動操作する構成について
述べたか、例えば第3図に示すように、VSWR検出器
24の出力に基づいて整合状態をf11別し、自動的に
整合用の可変インダクタ16を一制御する構成であって
も良い。
この実施例では、自動追従回路による同調時のVSWR
の値を適宜記憶する記憶装置26と、このVSWRの値
を比較M S> t、て可変インダクタ16の可変方向
及び可変量を決定する演算装置27と、可変インダクタ
16を機械的に可変制御する回転器28と、演算装置2
7の演口出力に基づいて回転器28を駆動制御する一制
御器29を備えて構成されている。
の値を適宜記憶する記憶装置26と、このVSWRの値
を比較M S> t、て可変インダクタ16の可変方向
及び可変量を決定する演算装置27と、可変インダクタ
16を機械的に可変制御する回転器28と、演算装置2
7の演口出力に基づいて回転器28を駆動制御する一制
御器29を備えて構成されている。
この整合回路では、−F述した自動追従回路による最初
の同調時にVSWR検出器24の検出値vSlを記憶装
置26に記憶した後、可変インダクタ16を予め定めた
方向に一定量だけ可変し、再び自動追従回路によって同
調が行われた時のVSWR検出器24の検出値vS2を
記憶装置26に記憶する。そして、この2つの検出値v
S、及びVS2の大小を演算装置27によフて判別し、
この結果に基づいて可変インダクタ16を制御し、vs
、=iとなった時点で整合調整を完Yする。これによっ
て完全自動の整合調整が行える。
の同調時にVSWR検出器24の検出値vSlを記憶装
置26に記憶した後、可変インダクタ16を予め定めた
方向に一定量だけ可変し、再び自動追従回路によって同
調が行われた時のVSWR検出器24の検出値vS2を
記憶装置26に記憶する。そして、この2つの検出値v
S、及びVS2の大小を演算装置27によフて判別し、
この結果に基づいて可変インダクタ16を制御し、vs
、=iとなった時点で整合調整を完Yする。これによっ
て完全自動の整合調整が行える。
また、前記実施例では、同調回路部の可変リアクタンス
素子として可変インダクタ14を用いたが、第4図に示
すように、可変コンデンサ30とコンデンサ32による
直列共振回路で同調回路部を構成しても良いし、第5図
に示すように、可変コンデンサ33.インダクタ34及
びコンデンサ35による直列共振回路で同調回路部を構
成しても良い。なおこの場合、可変コンデンサ30゜3
3の可変ル制御によって同調をとることから、その他の
コンデンサ32.35及びインダクタ34は、同調回路
部が予め全体として詔導性リアクタンスをもつように設
定されている。
素子として可変インダクタ14を用いたが、第4図に示
すように、可変コンデンサ30とコンデンサ32による
直列共振回路で同調回路部を構成しても良いし、第5図
に示すように、可変コンデンサ33.インダクタ34及
びコンデンサ35による直列共振回路で同調回路部を構
成しても良い。なおこの場合、可変コンデンサ30゜3
3の可変ル制御によって同調をとることから、その他の
コンデンサ32.35及びインダクタ34は、同調回路
部が予め全体として詔導性リアクタンスをもつように設
定されている。
また゛、面記実施例では、整合状態の検出をVSWR検
出器24によって行っていたが、例えば信号源の出力が
一定である場合には、反射電力検出器やその指示器を用
いて同様の整合操作を行うことができる。なおこの場合
には、反射電力が零のときに最適な整合状態となる。
出器24によって行っていたが、例えば信号源の出力が
一定である場合には、反射電力検出器やその指示器を用
いて同様の整合操作を行うことができる。なおこの場合
には、反射電力が零のときに最適な整合状態となる。
さらに、このようなVSWR検出器24や反射電力検出
器の代りに抵抗値検出器やその指示器によって整合状態
の検出を行うこともできる。すなわちこれは、萌述の自
動追従回路により、負荷側インピーダンスか抵抗成分の
みとなる同調制御が適正に行われることを条件として可
能となるものであり、抵抗値と特性インピーダンスとが
一致したときに、最適な整合状態となる。
器の代りに抵抗値検出器やその指示器によって整合状態
の検出を行うこともできる。すなわちこれは、萌述の自
動追従回路により、負荷側インピーダンスか抵抗成分の
みとなる同調制御が適正に行われることを条件として可
能となるものであり、抵抗値と特性インピーダンスとが
一致したときに、最適な整合状態となる。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、直列共振回路に
よって同調回路部を構成したことから、自動追従装置に
よる確実な同調制御を行うことができ、これに伴ってイ
ンピーダンス整合も容易となるとともに、広い追従範囲
を得ることができる効果がある。
よって同調回路部を構成したことから、自動追従装置に
よる確実な同調制御を行うことができ、これに伴ってイ
ンピーダンス整合も容易となるとともに、広い追従範囲
を得ることができる効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は同実
施例における同調ル191の作用を説明するスミスチャ
ート、第3図は本発明の他の実施例を示す回路図、第4
図は本発明のさらに他の実施例における同調回路部を示
す回路図、第5図は本発明のさらに他の実施例における
同調回路部を示す回路図、第6図は従来技術の一例を示
す回路図、第7図は第6図に示す従来技術の同調−制御
における作用を説明するスミスチャートである。 12−i3信機(信号[)、13−空中1it(負荷)
、l 4−・・同調用の可変インダクタ、15゜32.
35−・・コンデンサ、16・−整合用の可変インダク
タ、17−・・電圧位相検出器、18・・・電流位相検
出器、19−・・位相比較器、20・−回転器、21−
・制御器、30.33・−同調用の可変コンデンサ。
施例における同調ル191の作用を説明するスミスチャ
ート、第3図は本発明の他の実施例を示す回路図、第4
図は本発明のさらに他の実施例における同調回路部を示
す回路図、第5図は本発明のさらに他の実施例における
同調回路部を示す回路図、第6図は従来技術の一例を示
す回路図、第7図は第6図に示す従来技術の同調−制御
における作用を説明するスミスチャートである。 12−i3信機(信号[)、13−空中1it(負荷)
、l 4−・・同調用の可変インダクタ、15゜32.
35−・・コンデンサ、16・−整合用の可変インダク
タ、17−・・電圧位相検出器、18・・・電流位相検
出器、19−・・位相比較器、20・−回転器、21−
・制御器、30.33・−同調用の可変コンデンサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 信号源と負荷との伝送ライン上に設けられ、上記信号源
と直列に接続された同調回路部の可変リアクタンスを自
動追従回路によって自動調製することにより伝送ライン
上の同調をとるとともに、この同調回路部の出力段に設
けられる整合回路部の可変リアクタンスを調整すること
により、信号源と負荷とのインピーダンス整合を行うた
めの自動同調装置において; 上記自動追従回路は、信号源からの出力信号の電圧位相
を検出する電圧位相検出器と、上記出力信号の電流位相
を検出する電流位相検出器と、上記各位相検出器の検出
信号に基づいて上記出力信号の電圧と電流の位相差を検
出する位相比較器と、上記同調回路部の可変リアクタン
スを可変する駆動器と、該駆動器を上記位相比較器の出
力に基づいて制御する制御器とを有し; 上記同調回路部は、可変インダクタ又は可変コンデンサ
よりなる可変リアクタンスと、上記整合回路部の可変リ
アクタンスに対して並列なコンデンサとによる直列共振
回路より構成されていることを特徴とする自動同調装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8113787A JPS63248225A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 自動同調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8113787A JPS63248225A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 自動同調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63248225A true JPS63248225A (ja) | 1988-10-14 |
JPH0448287B2 JPH0448287B2 (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=13738014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8113787A Granted JPS63248225A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 自動同調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63248225A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7502598B2 (en) | 2004-05-28 | 2009-03-10 | Infineon Technologies Ag | Transmitting arrangement, receiving arrangement, transceiver and method for operation of a transmitting arrangement |
WO2012057078A1 (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-03 | シャープ株式会社 | 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
CN103731167A (zh) * | 2013-12-20 | 2014-04-16 | 天津光电通信技术有限公司 | 一种天线调谐器快速调谐阻抗匹配的方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101061639A (zh) * | 2004-11-19 | 2007-10-24 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 包含控制匹配级的设备 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6224539U (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-14 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56128346A (en) * | 1980-03-05 | 1981-10-07 | Unitika Ltd | Production of shantung like knitted fabric |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP8113787A patent/JPS63248225A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6224539U (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-14 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7502598B2 (en) | 2004-05-28 | 2009-03-10 | Infineon Technologies Ag | Transmitting arrangement, receiving arrangement, transceiver and method for operation of a transmitting arrangement |
WO2012057078A1 (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-03 | シャープ株式会社 | 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
CN103155423A (zh) * | 2010-10-25 | 2013-06-12 | 夏普株式会社 | 无线通信装置、无线通信装置的控制方法、程序及存储介质 |
JP5399567B2 (ja) * | 2010-10-25 | 2014-01-29 | シャープ株式会社 | 無線通信装置、無線通信装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体 |
CN103155423B (zh) * | 2010-10-25 | 2014-11-12 | 夏普株式会社 | 无线通信装置、无线通信装置的控制方法 |
US9014645B2 (en) | 2010-10-25 | 2015-04-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Wireless communication device, method for controlling wireless communication device, program, and storage medium |
CN103731167A (zh) * | 2013-12-20 | 2014-04-16 | 天津光电通信技术有限公司 | 一种天线调谐器快速调谐阻抗匹配的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0448287B2 (ja) | 1992-08-06 |
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