JPS63246555A - 直結機構付無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

直結機構付無段変速機の油圧制御装置

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Publication number
JPS63246555A
JPS63246555A JP8028387A JP8028387A JPS63246555A JP S63246555 A JPS63246555 A JP S63246555A JP 8028387 A JP8028387 A JP 8028387A JP 8028387 A JP8028387 A JP 8028387A JP S63246555 A JPS63246555 A JP S63246555A
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JP
Japan
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clutch
continuously variable
variable transmission
oil
pressure
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Pending
Application number
JP8028387A
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English (en)
Inventor
Masao Shimamoto
雅夫 嶋本
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63246555A publication Critical patent/JPS63246555A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/021Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing

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  • Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は入、出力軸間に無段変速経路と直結駆動経路と
を並列に設けた直結機構付無段変速機の油圧制御装置、
特に無段変速駆動と直結駆動とを切り換えるクラッチへ
の油圧を制御するための装置に関するものである。
従来技術とその問題点 近年、車両用無段変速機としてVベルト式無段変速機が
注目されており、特に高速走行時の伝達効率の向上とV
ベルトの寿命向上を目的として、入、出力軸間に直結機
構と無段変速機構とを並列に設け、低速走行時において
は無段変速機構で走行し、高速走行時には無段変速機構
を停止させ直結機構で走行するものが提案されている(
特公昭57−23136号公報参照)。
上記Vベルト式無段変速機の場合、出力軸側に第1クラ
ツチ、入力軸と無段変速装置間に第2クラツチ、無段変
速装置と出力軸間に第3クラツチをそれぞれ設け、ベル
ト駆動時には第2.第3クラツチを閉して第1クラツチ
を開き、直結駆動時には第2.第3クラツチを開いて第
1クラツチを閉しるべく制御している。そして、ベルト
駆動と直結駆動との相互の切換時に第1.第2クラツチ
が双方とも係合する所謂ダブルクラッチを防止するため
、第1クラツチと第2クラツチとに選択的に油圧を供給
する切換弁が設けられている。
ところが、上記のように切換弁でクラッチに選択的に油
圧を供給する場合には、一方のクラッチ油圧は急激に立
ち上がり、他方のクラッチ油圧は急激に立ち下がるため
、双方のクラッチに油圧が導かれない状態が必ず存在し
、切換ショックを伴う欠点がある。この問題は切換弁と
双方のクラッチとの間にそれぞれアキュムレータを配置
し、クラッチ油圧の立ち上がり、立ち下がりが緩慢にな
るように調整すれば解決できる。
しかしながら、単にアキュムレータを切換弁とクラッチ
との間に配置しただけでは、次のような問題が発生する
。即ち、無段変速機構中に設けられているクラッチは通
常の場合、発進クラッチを兼ねており、N、Pのような
非走行レンジからり、Rなどの走行レンジへ切り換えた
直後にスロットルを開いて発進しようとすると、クラッ
チと切換弁間に設けたアキュムレータの作用によって発
進クラッチ油圧が即座に立ち上がらず、発進時の時間遅
れを生じる問題がある。また、ベルト駆動で走行してい
る時に急ブレーキをかけると、発進クラッチを瞬時に遮
断あるいはクリープ状態へ戻す必要があるが、上記アキ
ュムレータのために発進クラッチの切れ性能が悪くなり
、最悪の場合にはエンストを起こすおそれがある。
このようにベルト駆動から直結駆動への切換時にはアキ
ュムレータが有効に機能するが、発進時や急減速時に発
進クラッチを断接制御する場合には、むしろアキュムレ
ータが不利に働く結果となる。
発明の目的 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、無段変速駆動と直結駆動との切換を円滑に行うとと
もに、発進時の時間遅れや急減速時のクラッチ切れ不良
を解消できる直結機構付無段変速機の油圧制御装置を提
供することにある。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、入、出力軸間に
、無段変速装置を有する無段変速経路と該無段変速経路
の最高速比近傍の直結伝達比を有する直結駆動経路とを
並列に設け、無段変速経路中には無段変速駆動時に結合
される第1クラツチを有し、直結駆動経路中には直結駆
動時に結合される第2クラツチを有する直結機構付無段
変速機において、第1クラツチと第2クラツチとに選択
的に油圧を供給するクラッチ制御弁と、クラッチ制御弁
から第1クラツチヘの油路中および第2クラツチヘの油
路中にそれぞれ設けられたアキュムレータとを備え、第
1クラツチ側のアキュムレータの背圧室に、無段変速装
置が低速比状態の時に高くなる油圧を導いたものである
即ち、第1クラツチ側のアキュムレータを低速比時には
非作動状態とし、高速比時に作動可能とすることにより
、無段変速駆動から直結駆動への切換時には必ず高速比
状態にあるため、アキュムレータが有効に機能して円滑
な直結駆動への切換が可能となる。また、発進時や急減
速時には必ず低速比状態にあるので、第1クラツチ側の
アキュムレータが非作動状態となり、第1クラツチ油圧
の立ち上がり、立ち下がりが急峻となって発進時の時間
遅れや急減速時のクラッチ切れ不良を解消できる。
実施例の説明 第1図は本発明にかかる直結機構付無段変速機の一例を
示し、大略、入力軸13、直結クラッチ(第2クラツチ
)15、無段変速装置30、駆動軸31、従動軸41、
発進クラッチ(第1クラツチ) 60、前後進切換機構
63、ディファレンシャル装置8oおよび出力軸82で
構成されている。
エンジン出力軸IOは、エンジンのトルク変動を吸収す
るためのフライホイール11及びトーショナルダンパ1
2を介して入力軸13の右端部に接続されており、入力
軸13の右端部近傍には入力軸13により駆動されるオ
イルポンプ14が配置されている。
入力軸13の中間部には直結クラッチ15のクラッチド
ラム16がスプライン嵌合しており、クラッチハブ17
は入力軸13上に回転自在に支持された直結駆動ギヤ1
8に結合されている。直結クラッチ15は直結駆動時に
直結駆動ギヤ18を入力軸13に対して連結する。入力
軸13の左端部には外歯ギヤ19が一体形成されており
、この外歯ギヤ19は無段変速装置30の駆動軸31に
固定された内歯ギヤ20と噛み合い、入力軸13の駆動
力を減速して駆゛動軸31に伝達している。
無段変速袋W30は、駆動軸31に設けた駆動側プーリ
32と、従動軸41に設けた従動側プーリ42と、両プ
ーリ間で摩擦駆動されるゴム製又は樹脂製の無端Vベル
ト54とで構成されている。駆動側プーリ32は駆動軸
31に固定された固定シーブ33と軸方向および回転方
向に移動可能な可動シーブ34とを有し、可動シーブ3
4の背後に設けた推力発生用のトルクカム装置35と圧
縮スプリング36とによって可動シーブ34にトルク伝
達に必要な推力を加えている。上記トルクカム装置35
は、可動シーブ34の背面に設けられたカム面38と、
駆動軸31の左端部に固定されたトルクカムフランジ3
7の右側に設けたカム面39との間にカムローラ4oを
転勤可能に配置したもので、入力トルクに比例した推力
を発生する。上記トルクカム装置35は可動シーブ34
とトルクカムフランジ37から一体に突没したシリンダ
34a、37aにより形成される空間内に配置され、こ
の空間にはカムローラ40やカム面38.39の摩耗を
軽減するためグリースなどの潤滑油が封入されている。
従動側ブー1月2も従動軸41の左端部に固定された固
定シープ43とボールスプライン45によって軸方向に
のみ移動自在な可動シーブ44とを有し、可動シーブ4
4の背後にはシリンダ46が固定されている。このシリ
ンダ46の内側には従動軸41に固定されたピストン4
7が摺動自在に配置され、このピストン47によって仕
切られた一方の室が変速比制御用の油室48であり、他
方の室が油室48で発生する遠心油圧分を相殺するため
の副室49となっている。
上記油室48への作動油の給排は従動軸41の軸心に設
けた作動油路50を介して行われ、副室49への潤滑油
の給排は上記作動油路50の外側に形成された潤滑油路
51を介して行われる。上記油室48からボールスプラ
イン45を介して漏れ出た作動油は従動軸41に形成し
た排油油路52を介して潤滑油路51へ戻され、また副
室49と外部とはダイヤフラム53でシールされている
ので、外部へ油漏れを起こすおそれがない。
従動軸41の右端部には発進クラッチ60が設けられて
おり、この発進クラッチ60のクラッチドラム61は従
動軸41にスプライン嵌合し、クラッチハブ62は前後
進切換機構63のスプラインハブ64に連結されている
。上記発進クラッチ60はベルト駆動の走行時には常時
結合され、直結駆動時には常時遮断され、また発進時に
はクラッチ油圧を微細制御して徐々に結合される。上記
スプラインハブ64の両側には前進ギヤ65と後退ギヤ
66とが回転自在に設けられ、切換スリーブ67によっ
ていずれが一方のギヤがスプラインハブ64と連結され
る。従動軸41と平行に配置されたアイドル軸68には
、後退ギヤ66に噛み合う後退アイドルギヤ69と別の
後退アイドルギヤ70とが一体形成されている。減速軸
71も従動軸41と平行に配置されており、この減速軸
71には一体形成された減速ギヤ72と終減速ギヤ73
とが回転支持されている。上記減速ギヤ72は直結駆動
ギヤ18と前進ギヤ65と後退アイドルギヤ7oとに同
時に噛み合い、直結従動ギヤを兼ねている。
終減速ギヤ73はディファレンシャル装置8oのリング
ギヤ81に噛み合い、動力を出力軸82に伝達している
上記構成部品はケース1.2及びカバー3によって覆わ
れており、特に無段変速装置3oはケース2の隔壁2a
によってクラッチ15.60やギヤ機構などと隔離され
、カバー3に設けた空気孔(図示せず)によって大気と
連通している。そして、駆動側プーリ32及び従動側プ
ーリ42の背後にそれぞれ冷却フィン55を一体形成す
ることにより、空冷効果を高めている。
上記構成の■ベルト式無段変速機において、直結クラッ
チ15.直結駆動ギヤ18.減速ギヤ72.終減速ギヤ
73.ディフプレンソヤル装置80は直結駆動経路を形
成しており、外歯ギヤ19.内歯ギヤ20、無段変速装
置301発進クラ・ノナ60.前進用ギヤ65、減速ギ
ヤ72.終減速ギヤ73.ディファレンシャル装置80
はベルト駆動経路(前進時)を形成している。そして、
直結駆動経路における入力軸13と出力@82間の直結
伝達比は、ヘルド駆動経路における入力軸X3と出力軸
82間の最高速比近傍に設定されている。
第2図は無段変速装置30、発進クラッチ60及び直結
クラッチ15を制御するための油圧制御装置を示し、1
00は第1調圧弁、110は第2調圧弁、120はマニ
ュアル弁、130は前後進切換弁、140は前後進切換
ピストン、150はプーリ制御弁、160はクラッチ制
御弁、170はマイクロコンピュータからなるコントロ
ーラ、171はプーリ制御用電磁弁、172は発進制御
用電磁弁、173は直結制御用電磁弁である。
第1調圧弁100の右端ボー) 101と中間ボート1
02にはオイルポンプ14の吐出油圧が導かれており、
右端ボート101の油圧によりスプール103はスプリ
ング104に抗して左方へ移動し、スプール103のラ
ンド103aが図面で示す位置に達すると中間ボート1
02とドレンボート105とが連通し、浦はオイルポン
プ14の吸い込み側へ戻される。したがって、スプール
103はこの位置で釣り合い、オイルポンプ14の吐出
油圧は所定のライン圧P、に調圧される。なお、ボート
107は潤滑油を入力軸13及び従動軸41に供給する
ための潤滑ボートである。上記スプリング104を設け
た入力油室108にはプーリ制御用電磁弁171から信
号油圧又はプーリ制御弁150のボート159から出力
油圧が選択的に導かれている0例えば、入力油室108
に電磁弁171の信号油圧P、が導かれた場合には、第
1調圧弁100はライン圧P、を次式のように信号油圧
P、とスプリング104のばね荷重SIとの和に釣り合
った油圧に調圧する。
P LXAI =P 1 XA2 + Sl     
・−・(t+上式において、A、はスプール103の右
側のランド−103b、 103cの受圧面積の差、A
2は左側のランド103dの受圧面積である。
また、人力油室108にプーリ制御弁150のボー[5
9から油圧Pa  (i&述する第2調圧弁110の出
力油圧に等しい)が導かれた場合には、第11圧弁10
0はライン圧PLを次式のように油圧P。
とスプリング104のばね荷重S1との和に釣り合った
油圧に調圧する。
PL XA、=P。xA24−5.      ・f2
1なお、上記油圧P。が入力油室108に加わった時、
その油圧P。がプーリ制御弁150の右端室153に作
用するのを遅らせるため、プーリ制御用電磁弁171 
と入力油室108間にはオリフィス109が設けられて
いる。
第2調圧弁110はスプリング111により左方へ付勢
されたスプール112を有しており、スプリング11を
収容した右端室113及びボー)114,115はドレ
ンされている。入カポ−H16には第1調圧弁100で
調圧されたライン圧が導かれており、出カポ−) 11
7はスプール112の内部に設けた連通孔112aを介
して左端室118と連通している。したがって、出力ポ
ート117から出力される油圧P。
は次式のようにスプリング111のばね荷重S2のみに
釣り合った一定圧に調圧される。
PoxA、、=32          −(3)上式
において、A、はスプール112の左側ランド112b
の受圧面積である。上記出力油圧P。はプーリ制御弁1
50のボート158と電磁弁171,172とに入力さ
れている。
マニュアル弁120は、シフトレバ−と連動してP、 
R,N、 D、  Lの各位置に作動されるスプール1
21を有しており、このスプール121により入力ポー
ト122から2個の出力ポート123.124へ油路を
選択的に切り換えるようになっている。例えばDレンジ
においては図示するようにボート123からライン圧が
出力され、ボート124はドレンされる。LレンジはD
レンジと同様であり、Rレンジでは破線で示すようにポ
ート123がドレンされ、ポート124からライン圧が
出力される。さらに、Pレンジではランド121aによ
って入力ポート122が閉じられ、Nレンジでは入力ポ
ート122と出カポ−■23.124の間がランド12
1a、 121bによって遮断されるので、いずれの出
力ポートもドレンされる。
前後進切換弁130はスプリング131により右方へ付
勢されたスプール132を有しており、このスプール1
32の左端部は上記切換スリーブ67を作動させるフォ
ーク133と一定ストロークだけ相対移動可能に係合し
ている。前後進切換弁130には4個のポート134〜
137が設けられており、ポート134、135にはマ
ニュアル弁120から後退時にライン圧が導かれる。ま
た、出力ポートであるポート136はクラッチ制御弁1
60のボー目63に接続されており、ポート137には
マニュアル弁120力)ら前進時にライン圧が導かれる
。第2図中、前後進切換弁130の上半分は後退時、下
半分は前進時を示し、前進時にはライン圧がポート13
7,136を介して出力され、後退時にはライン圧がポ
ート135゜136を介して出力される。上記スプール
132はフォーク133と連動して前進位置と後退位置
とに正確に位置決めされるため、スプール132の各ラ
ンドとポー目34〜137との位置関係に狂いが生しな
いようになっている。例えば前進時にはフォーク133
が左方に移動しているので、スプール132の端部に固
定したスナップリング138がスプリング131のばね
力によりフォーク133と当接して位置決めされ、後退
時にはフォーク133が破線で示  ・すように右方へ
移動しているので、右端ポー目34に作用するライン圧
によりスプール132の段部132aがフォーク133
に当接した位2で位置決めされる。
前後進切換ピストン140は左右の油室141,142
に作用する油圧によって移動自在なピストン部材143
を有し、このピストン部材143には上記フォーク13
3を作動させるフォークシャフト144が連結されてい
る。上記右室142にはピストン部材143を前進泣面
方向に付勢するスプリング145が配置されており、こ
の右室142にはマニュアル弁120の出カポ−[23
から前進時にライン圧が導かれ、左室141には出力ポ
ート124から後退時にライン圧が導かれている。第2
図上半分は後退時、下半分は前進時を示している。なお
、上記スプリング145を配置した右室142は一方弁
146を介して外部の油中と接続されており、Rレンジ
からN又はPレンジに切り換えた時、スプリング145
によりピストン部材143が前進位置へ動作する際の作
動時間を短縮している。
プーリ制御弁150はスプリング151により左方へ付
勢されたスプール152を有しており、スプリング15
1を収容した右端室153にはプーリ制御用電磁弁17
1から信号油圧P1が導かれている。プーリ制御弁15
0は6個のポート154〜159を有しており、ポート
154はマニュアル弁120の出力ポート124と接続
され、ポート155.156は従動側ブーIJ42の油
室48と接続され、ポート157には常時ライン圧PL
が導かれている。また、ポート158には第2調圧弁1
10から常時一定圧P。が導かれ、ポート159は既述
のとおり第1調圧弁100の入力油室108に接続され
ている。
プーリ制御弁150の第2図下半分は通常の変速時を示
し、ポート154はドレンされているので、ポート15
6に導かれたプーリ制御油圧P2は右端室153に導か
れた電磁弁171の信号油圧P、とスプリング圧S3と
の和と釣り合い、この時のプーリ制御油圧P2は次式で
与えられる。
P2xA、=P、xA5+33    ・・・(4)上
式において、A、はスプール152の左側ランド152
a、 152bの受圧面積の差、A5はスプール152
の右側ランド152cの受圧面積、S3はスプリング1
51のばね荷重である。
また、プーリ制御弁150の第2図上半分は無段変速装
置30の変速比が変化する過渡期、特に電磁弁171か
ら右端室153に導かれる信号油圧P、がほぼ零となっ
た瞬間におけるスプール152の位置を示し、信号油圧
P、が零となっても従動側ブーIJ42の油室48の内
圧はu座に低下しないので、ボーl−156に導かれた
、プーリ制御油圧がスプリング荷重に打ち勝ってスプー
ル152を右端位置へ移動させる。このとき、第2調圧
弁110で調圧された一定圧P。がポート158.15
9を経て第1調圧弁100の入力油室108へ出力され
るので、(2)式のようにライン圧が急激に低下するの
を防止できる。
さらに、無段変速機30の変速比が最低速比に維持され
た時には、右端室153に導かれる信号油圧P、が最大
(Poと等しい)であるので、スプール152は左端位
置で停止しており、ポート157. i55を介して油
室48にライン圧がそのまま出力される。
後退時においても電磁弁171が正常に作動しておれば
スプール152は左端位置にあるが、後退時にはボート
157だけでなくボート154にもマニュアル弁120
の出力ポート124からライン圧が導かれるので、たと
え電磁弁171が誤動作して信号油圧P、が零(第2図
上半分)あるいは中間値(第2図下半分)となっても、
スプール152の位置とは無関係にポート155から油
室48ヘライン圧が出力され、常に最低速比に維持され
る。したがって、確実なフェールセーフを実現できる。
クラッチ制御弁160は合計7(viのポート161〜
167を有しており、これらポートを切り換えるスプー
ル168がスプリング169により左方へ付勢された状
態で配置されている。ポート161.162には直結制
御用電磁弁173から油圧P5が入力されており、ボー
ト163には上記前後進切換弁130のボーH36から
ライン圧PLが導かれている。ポート164は発進クラ
ッチ60と接続され、ポート165゜166はドレンボ
ートであり、ボート167は直結クラッチ15と接続さ
れている。また、スプリング169を配置した右端室1
60aには発進制御用電磁弁172から信号油圧P3が
導かれ、この右端室160aと対向する左端室160b
はスプール168の内部に形成した連通孔168aを介
して上記発進クラッチ6oと接続されたボート164と
連通している。
クラッチ制御弁160の第2図上半分はベルト駆動時を
示し、ベルト駆動時には直結制御用電磁弁173がOF
Fで、発進制御用電磁弁172がON又はチェーティ制
御中であるため、発進クラッチ6゜には次式のように発
進制御用電磁弁172の信号油圧P3とスプリング16
9のばね荷重S4とに釣り合った油圧P、が出力され、
一方直結クラッチ15は遮断されている。
P 4 X A 6 =P 3 X A 7 +S 4
     ・・・(5)上式において、A6はスプール
168の左端部168bの受圧面積、A7はスプール1
68の右側ランド168cの受圧面積である。
また、クラッチ制御弁160の第2図下半分は直結駆動
時を示し、発進制御用電磁弁172がOFFで直結制御
用電磁弁173がONしているので、ポー目62に導か
れる直結制御用電磁弁173の出力油圧P5 (ライン
圧PLに等しい)によりスプール168は右端位置まで
移動する。その結果、直結クラッチ173には直結制御
用電磁弁173の出力油圧P5がポー) 161.16
7を介してそのまま出力され、直結クラッチ15は結合
し、一方発進クラッチ60に接続されたボート164 
とドレンボーH65とが連通ずるので、発進クラッチ6
0は遮断される。
このようにクラッチ制御弁160は、発進クラッチ60
と直結駆動15とに選択的に油圧を導く切換弁としての
機能と、発進クラッチ60への油圧を電磁弁172の出
力油圧P、に応じて調圧する調圧弁としての機能とを有
している。
上記クラッチ制御弁160のボート164から発進クラ
ッチ60への油路中には第1アキユムレータ174が設
けられ、この第1アキユムレータ174の背圧室174
aには従動側ブー1J42の油室48と同一のプーリ制
御油圧P2が導かれている。また、ボート167から直
結クラッチ15への油路中には第2アキエムレータ17
5と、オリフィス176と一方弁177とを並列配置し
たワンウェイオリフィスとが設けられている。上記プー
リ制御油圧P2は無段変速装置30が低速比側で高くな
るので、第1アキユムレータ174は無段変速装置30
が最高速比またはその近傍においてのみ正常に作動して
油圧を貯えることができる。一方、第2アキユムレータ
175は背圧室175aがドレンされているので、常時
一定の蓄圧機能を発揮できる。
第3図はベルト駆動から直結駆動への切換時における各
クラッチ15.60の油圧変化を示し、1゜において発
進制御用電磁弁172を0FFL、直結制御用電磁弁1
73をONすると、アキュムレータ174.175の作
動により発進クラッチ油圧P、が緩やかに立ち下がり、
直結クラッチ油圧P5が緩やかに立ち上がる。クラッチ
油圧P、、P5の立ち上がり、立ち下がり特性はアキュ
ムレータ174.175のばね諸元などによって鵡械的
に決定されるため、電磁弁172.173を微細制御し
なくても極めて円滑な直結駆動への切換が可能となる。
第4図は直結駆動からベルト駆動への切換時における各
クラッチ15.60の油圧変化を示す。t2において直
結制御用電磁弁173をOFFすると、アキュムレータ
175の作動により直結クラッチ油圧P、は緩やかに立
ち下がる。一方、発進クラッチ油圧P4の立ち上がり特
性はキックダウンのような高スロットル開度時と緩減速
時のような低スロツトル開度時とで異なり、キックダウ
ン時には第1アキユムレータ174の背圧室174aに
高い油圧が導かれるので、アキュムレータ174が非作
動状態となり、第4図実線で示すように油圧P4の立ち
上がりが急峻となり、俊敏なベルト駆動への切換が可能
となる。また、緩減速時には第1アキユムレータ174
の背圧室174aの油圧はさほど高くないので、第4図
破線で示すように油圧P、の立ち上がりは緩慢となり、
円滑にベルト駆動に切り換わる。なお、発進クラッチ油
圧P4の立ち上がり特性は、上記のように背圧室174
aに導かれるプーリ制御油圧P2によって自動調整する
場合のほか、電磁弁172によって任意に変更すること
もできる。
コントローラ170には、エンジン回転数、車速、シフ
ト位置、スロットル開度などの各種信号が入力され、こ
れら信号を比較、判別処理して電磁弁171〜173に
制御信号を出力している。いま、電磁弁171〜173
に入力される制御信号のデユーティ比をそれぞれDl、
D2+D1とすると、出力油圧PI +  P3 、P
6は次式のようになる。
P、=PoxD、            ・(61P
 3 = P o X D2          −(
71Ps =PL x[)、           ・
・−ts+上記出力油圧P、、P3.P、により、変速
制御2発進制御および直結制御が実行されや。
ここで、コントローラ170からプ7す制御用電磁弁1
71に出力されるデユーティ比り、と、ライン圧P、及
びプーリ制御油圧P5との関係を説明する。まず電磁弁
171の出力油圧P1は(6)式で与えられるので、(
6)式をTl1式に代入すると、PL XAI =PO
x[)、XA2 +S、  ・・・+9+さらに、(9
)式に(3)式のP。を代入し、ライン圧PLを求める
と、 A、XA、    A。
となる。また、(4)式のPlを(31,+61式によ
って消去し、プーリ制御油圧P2を求めると、A、XA
、    A。
Ql、 (11)式から明らかなように、ライン圧PL
とプーリ制御油圧P2はデユーティ比り、と各ランドの
受圧面積とスプリング荷重とによって決定され、受圧面
積とスプリング両型は一定値であるので、結局ライン圧
PLとプーリ制御油圧P2はデユーティ比り、のみによ
って制御できる。
第5図はライン圧PL及びプーリ制御油圧P2とデユー
ティ比り、との関係を図示したものであり、ライン圧P
Lおよびプーリ制御油圧P2は共にデユーティ比D1と
比例関係にある。したがって、低デユーティ比時にはラ
イン圧も低くなり、オイルポンプ14の吐出損失を低減
して燃費向上を実現できる。また、高デユーテイ比時(
例えばキックダウン時やコーストダウン時)にはライン
圧とプーリ制御油圧が共に高くなり、俊敏な低速比への
変速が可能となる。
第6図はVベルト式無段変速機の変速線図の一例であり
、この変速線図に沿って上記油圧制御装置の動作を説明
する。
(1)発進時 発進前のアイドリング時においては、円滑な発進を行う
ために発進クラッチ60を緩く係合させるべくすべり制
御される。即ち、発進制御用電磁弁172には低デユー
ティ比が入力され、(7)式から出力油圧P3は低く制
御され、(5)式からクラッチ油圧P、も低く調圧され
る。そのため、発進クラッチ60は緩く係合し、所定の
クリープトルクを発生する。
第6図A点〜B点は発進制御領域であり、プーリ制御用
電磁弁171のデユーティ比は100%であり、ライン
圧をそのまま油圧室48に導いて従動側ブーIJ42の
有効径を大、すなわち最低速比に保持する。また、発進
fi制御用電磁弁172のデユーティ比が徐々に増加す
るため、発進クラッチ60の係合力が増加し、ショック
の無いスムーズな発進性を実現している。一方、発進時
には直結制御用電磁弁173は連続的にOFF (デユ
ーティ比0%)され、直結クラッチ15は遮断されてい
るが、たとえ誤信号によって直結制御用電磁弁173が
ONLでも、発進制御用電磁弁172がON又はデユー
ティ制御中である躍り、クラッチ制御弁160のスプー
ル168を左方へ押す力の方が大きいので、直結クラッ
チ15へは油圧が導かれない。
(2)変速時 B点は発進クラッチ60が完全係合した時点であり、こ
れ以降発進制御用電磁弁172は連続的にON(デユー
ティ比100%)される。B点から0点に至る間プーリ
制御用電磁弁171のデユーティ比は依然として100
%であり、最低速比を維持したままエンジン回転数及び
車速を共に上昇させる。
エンジン回転数がそのときのスロットル開度に応じた目
標エンジン回転数N、まで上昇すると(0点)、変速領
域に移行する。変速領域において゛はプーリ制御用電磁
弁171はデユーティ比を制御しながら出力油圧P、を
調整し、目標エンジン回転数Nεを維持しながら低速比
から高速比へ変速を行う。なお、この場合の目標エンジ
ン回転数N5は車速の変化に応じて変化させてもよく、
またエンジン回転数を目標値N、に一致するように制御
する方法のほか、エンジン回転数を目標値NEを含む所
定制御幅の中でデユーティ制御するようにしてもよい。
高速走行状態から急減速を行った場合(コーストダウン
時)には、車速の低下に比べて低速比への変速が遅れ、
車両停止までに再発進可能な低速比に戻らず、再発進が
できない事態が生じるおそれがある。特に引張駆動式の
Vベルト式無段変速機ではVベルトとプーリとが摩擦接
触している関係で、プーリが停止した後で従動側プーリ
42の推力をいかに上昇させても低速比へ変速できない
そのため、急減速時にはプーリ制御用電磁弁171のデ
ユーティ比を100%として油室48の油圧を上げると
ともに、発進制御用電磁弁172を0FFL、発進クラ
ッチ60を遮断する。つまり、発進クラッチ60は従動
側プーリ42と出力軸82との間の動力断続クラッチを
兼ねており、急減速時にこの発進クラッチ60を遮断し
て従動側プーリ42の推力を上昇させるため、無段変速
装置30は無負荷状態のままエンジンにより空転せしめ
られ、Vベルトがプーリ面を転勤しながら速やかに低速
比側へ変速される。したがって、Vベルトに無理な側圧
を加えずに迅速に低速比へ変速できる。
なお、急減速時には上記のようにプーリ制御油圧P2が
高くなるので、第1アキユムレータ174の背圧室17
4aにも高い油圧が導かれ、アキュムレータ174は非
作動状態となる。そのため、発進制御用電磁弁172を
OFFすると発進クラッチ油圧P、は叩座に低下し、発
進クラッチ60の切れ性能が向丘する。
(3)直結駆動時 り点に近づくに従いプーリ制御用電磁弁171に入力さ
れるデユーティ比は漸減し、直結伝達比(D点)に達す
るとデユーティ比は0%となり、油室48の油圧はドレ
ンされる。この時点で発進制御用電磁弁172はOFF
、直結制御用電磁弁173はONとなるため、クラッチ
制御弁160のスプール168は第2図下半分に示すよ
うに右端位置に移動し、直結クラッチ15の結合、発進
クラッチ6oの遮断が行われ、ベルト駆動から直結駆動
へ切り換わる。この時、発進クラッチ油圧P、の立ち下
がり、直結クラッチ油圧P、の立ち上がりは第3図に示
すようにアキュムレータ174.175の作動により緩
やかに行われる。
直結駆動へ切り換わった後、直結伝達比の直線に沿って
運転され、無段変速装置30は無負荷状態で空転を続け
る。
(4)キックダウン時 直結駆動中にキックダウンを行うと、直結駆動からヘル
ド駆動へ切り換えると同時に、無段変速装置30をその
時のスロットル開度において到達し得る目標変速比へ制
御する必要がある。つまり、発進制御用電磁弁172を
ON、直結制御用電磁弁173を0FFL、これと並行
してプーリ制御用電磁弁171にデユーティ制御信号を
入力して無段変速装置30を目標変速比へ制御する。こ
の時、発進クラッチ油圧P、の立ち上がりはアキュムレ
ータ174が非作動状態にあるので急峻であり、直結ク
ラッチ油圧P5の立ち下がりはアキュムレータ175に
よって緩慢となり、ベルト駆動への切換は迅速にかつシ
ョック無く行われる。
(5)後退時(Rレンジ) 前進(D、  Lレンジ)から後退へ切り換える場合に
は、シフトレバ−によりマニュアル弁120のスプール
121をR位置に移動させる。その瞬間、前後進切換弁
130からクラッチ制御弁160のボート163を介し
て発進クラッチ60へ導かれる油圧がドレンされ、前後
進切換ピストン140と前後進切換弁130とが共に後
退位置に切り換わるまで、発進クラッチ60は遮断され
る。これは、前後進の切換が完了するまで発進クラッチ
60を確実に遮断し、フォーク133の切換を円滑に行
うためである。
後退位置に切り換わると、プーリ制御弁150のボート
154.157に共にライン圧が導かれるので、プーリ
制御用電磁弁171の動作に関係なく (スプール15
2の位置に関係なく)油室48にはライン圧が導かれ、
常に最低速比に保持される。後退時の発進は前進時と同
様に発進制御用電磁弁172のデユーティ制御により行
うが、車速か増加しても油圧室48にはライン圧が導か
れるので、最低速比のまま走行を続ける。
(61N、Pレンジ時 N、  Pレンジにおいては、マニュアル弁120の出
カポ−1−123,124は共にドレンされ、電磁弁1
71〜173も連続的にOFFされる。したがって、ラ
イン圧PLは一番低い油圧に制御され、従動側プーリ4
2の油室48には最低速比に維持するための最低油圧が
導かれる。また、誤信号によって発進制御用電磁弁17
2あるいは直結制御用電磁弁173が動作しても、発進
クラッチ60および直結クラッチ15は常に遮断される
。その理由は、もし発進制御用電磁弁172が動作して
クラッチ制御弁160の右端室160aに油圧P3が導
かれても、ボート163には前後進切換弁130を介し
てマニュアル弁120よリライン圧PLが導かれず、一
方直結制御用電磁弁173が動作してもその元圧がマニ
ュアル弁120でドレンされているので、ボート161
.162にも油圧P5が導かれないからである。
なお、N、Pレンジからり、R,Lレンジへ切り換える
と、クリープトルクを発生するために発進クラッチ60
へ低油圧が導かれるが、このとき第1アキユムレータ1
74の背圧室174aには最低速比を保持するためのプ
ーリ制御油圧P2が導かれるので、第1アキユムレータ
174は作動せず、発進クランチロ0の油圧の立ち上が
りが速い。そのため、D、R,Lレンジへ切り換えた直
後にスロットル開度を開いても、発進クラッチ60が速
やかに係合し、発進時の時間遅れを防止できる。上記と
同様の効果はR=>D、D−6Rなどの切換時にも期待
できる。
上記実施例では第1アキユムレータ174の背圧室17
4aに従動側ブー1月2の変速比制御用油室4Bの油圧
を導いたが、これに限らず、例えばプーリ制御用電磁弁
171の出力油圧P1を導いてもよく、更に従動側ブー
IJ42の油室48や電磁弁171の油圧とは全く別個
の油圧をアキュムレータ174の背圧室に導いてもよい
。ただ、プーリ制御油圧P2や出力油圧P、の場合には
、直結駆動からベルト駆動への切換時に、第4図に示す
ように発進クラッチ油圧P4の立ち上がり特性を自動調
整できる利点がある。なお、本発明は実施例のような■
ベルト式無段変速機に限らず、トロイダル形無段変速機
などの他の無段変速機にも適用できることは勿論である
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によればクラッチ
制御弁から第1クラツチおよび第2クラツチヘの油路中
のそれぞれアキュムレータを設け、第1クラツチ側のア
キュムレータの背圧室に低速比において高くなる油圧を
導いたので、無段変速駆動から直結駆動への切換時には
必ず高速比側にあるため、アキュムレータは正常に作動
して第1、第2クラツチ油圧の緩やかな立ち下がり、立
ち上がりを実現し、切換ショックを解消できる。
また、非走行レンジから走行レンジへの切換時や急減速
時には無段変速装置は低速比側に制御されるので、第1
クラツチ側のアキュムレータは非作動状態となり、発進
クラッチ油圧の立ち上がりあるいは立ち下がりが12と
なる。したがって、発進時の時間遅れや急減速時の発進
クラッチの切れ不良を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる直結機構付無段変速機の一例の
全体構造図、第2図は油圧制御装置の油圧回路図、第3
図はベルト駆動から直結駆動への切換時におけるクラッ
チ油圧の変化図、第4図は直結¥IA動からベルト駆動
への切換時におけるクラッチ油圧の変化図、第5図はラ
イン圧及びプーリ制御油圧とデユーティ比との関係を示
す図、第6図は変速線図である。 13・・・入力軸、15・・・直結クラッチ(第2クラ
ツチ)、1日・・・直結駆動ギヤ、30・・・無段変速
装置、32・・・駆動側プーリ、35・・・トルクカム
装置、42・・・従動側プーリ、48・・・油室、54
・・・Vヘルド、60・・・発進クラッチ(第1クラツ
チ)、63・・・前後進切換機構、72・・・減速ギヤ
(直結従動ギヤ)、80・・・ディファレンシャル装置
、82・・・出力軸、150・・・プーリ制御弁、16
0・・・クラッチ制御弁、171〜173・・・電磁弁
、174・・・第1アキユムレータ、174a・・・背
圧室、175・・・第2アキユムレータ。 第3図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入、出力軸間に、無段変速装置を有する無段変速
    経路と該無段変速経路の最高速比近傍の直結伝達比を有
    する直結駆動経路とを並列に設け、無段変速経路中には
    無段変速駆動時に結合される第1クラッチを有し、直結
    駆動経路中には直結駆動時に結合される第2クラッチを
    有する直結機構付無段変速機において、第1クラッチと
    第2クラッチとに選択的に油圧を供給するクラッチ制御
    弁と、クラッチ制御弁から第1クラツチヘの油路中およ
    び第2クラッチへの油路中にそれぞれ設けられたアキュ
    ムレータとを備え、第1クラッチ側のアキュムレータの
    背圧室に、無段変速装置が低速比状態の時に高くなる油
    圧を導いたことを特徴とする直結機構付無段変速機の油
    圧制御装置。
  2. (2)上記無段変速装置は従動側プーリに変速比制御用
    油室を有するVベルト式無段変速装置であり、上記変速
    比制御用油室の油圧をアキュムレータの背圧室に導いた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の直結機構
    付無段変速装置の油圧制御装置。
JP8028387A 1987-04-01 1987-04-01 直結機構付無段変速機の油圧制御装置 Pending JPS63246555A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019086139A (ja) * 2017-11-10 2019-06-06 トヨタ自動車株式会社 車両の伝動装置

Cited By (1)

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