JPS62215152A - 湿式クラツチの制御装置 - Google Patents

湿式クラツチの制御装置

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JPS62215152A
JPS62215152A JP61055368A JP5536886A JPS62215152A JP S62215152 A JPS62215152 A JP S62215152A JP 61055368 A JP61055368 A JP 61055368A JP 5536886 A JP5536886 A JP 5536886A JP S62215152 A JPS62215152 A JP S62215152A
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JP
Japan
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clutch
valve
solenoid valve
hydraulic pressure
pressure
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Application number
JP61055368A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Shimamoto
雅夫 嶋本
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62215152A publication Critical patent/JPS62215152A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/021Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings toothed gearing combined with continuous variable friction gearing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動変速機などに使用される湿式クラッチの制
御装置に関するものである。
従来技術とその問題点 従来、人、出力軸間に固定伝達比を有する直結駆動経路
とVベルト式無段変速装置を有する無段変速経路とを並
列に設けるとともに、出力軸側に第1クラツチを、入力
軸と無段変速装置間に第2クラツチを、無段変速装置と
出力軸間に第3クラツチをそれぞれ設け、ベルト駆動時
には第2.第3クラツチを閉じて第1クラツチを開き、
直結駆動時には第2.第3クラツチを開いて第1クラツ
チを閉じる構成とした自動変速機が特公昭57−231
36号公報にて知られている。
上記自動変速機において、第1.第2クラツチは湿式ク
ラッチであり、これらクラッチのうちの一方を係合し他
方を遮断する場合、双方のクラッチが共に係合する、所
謂ダブルクラッチを防止するため、油圧回路中にはこれ
らクラッチへの油圧を選択的に切り換える切換バルブが
設けられてい  □る。この切換バルブを作動させるた
め、切換バルブの一端には車速に対応した信号油圧を導
き、他端にはエンジン出力に対応した信号油圧を導いて
いる。
ところが、上記のように油圧源からの油圧を切換バルブ
で選択的に一方のクラッチへ導くだけでは、一方のクラ
ッチ油圧は急激に立ち上がり、他方のクラッチ油圧は急
激に立ち下がるため、円滑なりラッチ間の切換、所謂ク
ラッチtoクラッチを行い難い。そこで、油圧回路中に
ソレノイドバルブを追加し、各クラッチ油圧をソレノイ
ドバルブの電子制御により制御すれば、クラッチ油圧の
立ち上がり特性を自在に制御できる。しかしながら、ク
ラッチ油圧の立ち下がり特性は、たとえソレノイドバル
ブを電子制御しても切換バルブがドレンボートを開いた
段階で瞬時に油圧が抜けるため、制御できない。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、クラッチ油圧の立ち上がり。
立ち下がり特性を自在に制御して円滑なりラッチ間の切
り換えを行うことができる湿式クラッチの制御装置を提
供することにある。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、2個の湿式クラ
ッチへの油圧を選択的に切り換える切換バルブと、各湿
式クラッチの油圧を制御するソレノイドバルブとを備え
、少なくとも一方の湿式クラッチと切換バルブとの間に
、上記ソレノイドバルブと該ソレノイドバルブより上流
側にドレン流量を制限するワンウェイオリフィスとを直
列に設けたものである。
即ち、ソレノイドバルブと切換バルブとを併用すること
によって、ダブルクラッチの防止及び油圧の立ち上がり
制御を行い、同時にソレノイドバルブより上流側にワン
ウェイオリフィスを設けることにより、切換バルブを経
てドレンされる流量を絞り、ソレノイドバルブはそれ自
身からドレンされる流量を絞ることにより自在な立ち下
がり特性を得るものである。したがって、油圧の立ち上
がり、立ち下がりのいずれの特性も自在に制御でき、極
めて円滑なりラッチtoクラッチが可能となる。
実施例の説明 第1図は本発明を適用した■ベルト式無段変速機の一例
の全体構造を示し、大略、入力軸13、直結クラッチ1
5、無段変速装置30、従動軸41、発進クラッチ60
、前後進切換機構63およびディファレンシャル装置8
0で構成されている。
エンジンのクランク軸10は、エンジンのトルク変動を
吸収するためのフライホイール11およびトーショナル
ダンパ12を介して入力軸13の右端部に接続されてお
り、入力軸13の右端部近傍には入力軸13により駆動
されるオイルポンプ14が配置されている。入力軸13
の中間部には湿式直結クラッチ15のクラッチドラム1
6がスプライン結合されており、クラッチハブ17は入
力軸13上に回転自在に支持された直結駆動ギヤ18に
結合されている。直結クラッチ15は直結駆動時に直結
駆動ギヤ18を入力軸13に対して連結するものである
が、緊急発進クラッチも兼ねている。入力軸13の左端
部には外歯ギヤ19が一体形成されており、この外歯ギ
ヤ19ば無段変速装置30の駆動軸31に固定された内
歯ギヤ20と噛み合い、入力軸13の駆動力を減速して
駆動軸31に伝達している。
無段変速装置30番士、駆動軸31に設けた駆動側プー
リ32と、従動軸41に設けた従動側プーリ42と、両
プーリ間で摩擦駆動されるゴム製又は樹脂製の無端Vベ
ルト54とで構成されている。駆動側プーリ32は駆動
軸31に固定された固定シーブ33と軸方向および回転
方向に移動自在な可動シーブ34とを有し、可動シーブ
34の背後に設けた推力発生用のトルクカム装置35と
圧縮スプリング36とによって可動シーブ34にトルク
伝達に必要な推力を加えている。上記トルクカム装置3
5は、可動シーブ34と駆動軸31の左端部に固定され
たトルクカムフランジ37との対向面に設けたカム面3
8.39間にカムローラ40を転勤可能に配置したもの
で、入力トルクに比例した推力を発生する。上記トルク
カム装置35は可動シーブ34とトルクカムフランジ3
7から一体に突設したシリンダ34a、37aにより形
成される空間内に配置され、この空間にはカムローラ4
0やカム面38.39の摩耗を軽減するためグリースな
どの潤滑油が封入されている。
従動側ブー1J42も従動軸41の左端部に固定された
固定シーブ43とボールスプライン45によって軸方向
にのみ移動自在な可動シーブ44とを有し、可動シーブ
44の背後にはシリンダ46が固定されている。このシ
リンダ46の内側には従動軸41に固定されたピストン
47が配置され、このピストン47によって仕切られた
一方の室が変速比制御用の油圧室48であり、他方の室
が油圧室48で発生する遠心油圧骨を相殺するための副
室49となっている。上記油圧室48への作動油の給排
は従動軸41の軸心に設けた作動油路50を介して行わ
れ、副室49への潤滑油の給排は上記作動油路50の外
側に形成された潤滑油路51を介して行われる。上記油
圧室48からボールスプライン45を介して漏れ出た作
動油は従動軸41に形成した排油油路52を介して潤滑
油路51へ戻され、また副室49と外部とはダイヤフラ
ム53でシールされているので、外部へ油漏れを起こす
おそれがない。
従動軸41の右端部には湿式発進クラッチ60が設けら
れており、この発進クラッチ60のクラッチドラム61
は従動軸41にスプライン結合され、タラソチハブ62
は前後進切換機構63のスプラインハブ64に連結され
ている。上記発進クラッチ60はベルト駆動時には席時
結合され、直結駆動時には常時遮断され、また発進時に
はクラッチ油圧を微細制御して徐々に結合される。スプ
ラインハブ64の両側には前進ギヤ65と後退ギヤ66
とが回転自在に設けられ、切換スリーブ67によってい
ずれか一方のギヤがスプラインハブ64と連結される。
従動軸41と平行に配置されたアイドル軸6日には、後
退ギヤ66に噛み合う後退アイドルギヤ69と別の後退
アイドルギヤ70とが一体形成されている。減速軸71
も従動軸41と平行に配置されており、この減速軸71
には一体形成された減速ギヤ72と終減速ギヤ73とが
回転支持されている。減速ギヤ72は直結駆動ギヤ18
と前進ギヤ65と後退アイドルギヤ70とに同時に噛み
合い、直結従動ギヤを兼ねている。終減速ギヤ73はデ
ィファレンシャル装置80のリングギヤ81に噛み合い
、動力を車軸(出力軸)82に伝達している。
上記構成部品はハウジングケース1.2及びカバー3に
よって覆われており、特に無段変速装置30はハウジン
グケース2の隔壁2aによってクラッチ15.60やギ
ヤ機構などと隔離され、カバー3に設けた空気孔(図示
せず)によって大気と連通しれいる。そして、駆動側プ
ーリ32及び従動側プーリ42の背後にそれぞれ冷却フ
ィン55を一体形成することにより、空冷効果を高めて
いる。
上記構成のVベルト式無段変速機において、直結クラッ
チ15.直結駆動ギヤ18.減速ギヤ72.終。
減速ギヤ73.ディファレンシャル装置80は直結駆動
経路を形成しており、外歯ギヤ19.内歯ギヤ20、無
段変速装置301発進発進クラッチ、前進用ギヤ65、
減速ギヤ72.終減速ギヤ73.ディファレンシャル装
置80はベルト駆動経路(前進時)を形成している。そ
して、直結駆動経路における入力軸13と車軸82間の
直結伝達比は、ベルト駆動経路における入力軸13と車
軸82間の最高速比と等しく設定されている。
第2図は油圧制御装置を示し、100はレギュレータバ
ルブ、110はマニュアルパル7’、120は前後進切
換バルブ、130は作動ピストン、140はプーリ制御
バルブ、150はクラッチ制御バルブ、160はマイク
ロコンピュータなどからなるコントローラ、161はプ
ーリ制御用ソレノイドバルブ、162は発進制御用ソレ
ノイドバルブ、163は直結制御用ソレノイドバルブで
ある。
オイルポンプ14の吐出油圧はレギュレータバルブ10
0の右端ポート101と中間ポート102とに作用して
おり、右端ポート101の油圧によりスプール103は
スプリング104に抗して左方へ移動し、スプール10
3のランド103aが図面で示す位置に達するとポート
102とドレンポート105とが連通し、油はオイルポ
ンプ14の吸い込み側へ戻される。したがって、スプー
ル103はこの位置で釣り合い、所望のライン圧P、に
調圧される。なお、ポート106は潤滑油を入力軸13
及び従動軸41に供給するための潤滑ポートである。ス
プール103の左側には順次径の小さい2個のランド1
07a、 107bを有するプランジャ107が配置さ
れており、上記各ランド107a、 107bに油圧を
導く2個の背圧ポート108゜109が形成されている
。そして、ポート108にはプーリ制御用ソレノイドバ
ルブ161から信号油圧Plが導かれ、ボート109に
は走行レンジ(D。
L、R時)においてONとなる信号油圧P2が導かれて
いる。したがって、これら信号油圧P、。
P2によってプランジャ107がスプール103を右方
へ押し、ライン圧PLを次式のように信号油圧P、、P
2とスプリング104のばね荷重S、との和に釣り合っ
た油圧の調圧している。
PLXA。
−P+ XA2 +P2  (A3 A2 ) +SI
・・・(1)上式において、A1はスプール103の右
端のランド103bの受圧面積、A 2 + A 3は
それぞれプランジャ107のランド107a、 107
bの受圧面積である。
マニュアルバルブ110は、シフトレバ−と連動してP
、R,N、D、Lの各位置に作動されるスプール111
を有しており、このスプール111により入力ポート1
12から2個の出力ポート113.114へ油路を選択
的に切り換えるようになっている。
例えばDレンジにおいては図示するようにボート113
からライン圧が前進油圧P3として出力され、ボート1
14はドレンされる。LレンジはDレンジと同様であり
、Nレンジではボート113がドレンされ、ポー1−1
14からライン圧が後退油圧P4として出力される。さ
らに、Pレンジではランド111aによって入力ポート
112が閉じられ、Nレンジでは入力ポート112と出
力ポート113,114の間がランド1lla、l1l
bによって遮断されるので、いずれの出力ポートもドレ
ンされる。
前後進切換バルブ120はスプリング121により右方
へ付勢されたスプール122を有しており、このスプー
ル122の左端部は前後進切換スリーブ67を作動させ
るフォーク123と一定ストロークだけ相対移動可能に
係合している。前後進切換バルブ120には4個のボー
ト124〜127が設けられており、ボート124.1
25には出力ポート114から後退油圧P4が導かれて
いる。また、出力ポートであるボート126は発進用ソ
レノイドバルブ162とレギュレータバルブ100のボ
ー目09とに接続されており、ボート127には上記マ
ニュアルバルブ110の出力ポート113から前進油圧
P3が導かれている。第2図中、前後進切換バルブ12
0の上半分は後退位置、下半分は前進位置を示し、前進
時には前進油圧P3がボート127.126を介して出
力され、後退時には後退油圧P4がポー) 125.1
26を介して出力される。上記スプール122はフォー
ク123と連動して前進位置と後退位置とに正確に位置
決めされるようになっており、例えば前進時にはフォー
ク123が左方に移動しているので、スプール122の
端部に固定したスナップリング128がスプリング12
1のばね力によりフォーク123と当接して位置決めさ
れ、後退時にはフォーク123が二点鎖線で示すように
右方へ移動しているので、右端ボート124に作用する
後退油圧P4によりスプール122の段部122aがフ
ォーク123に当接した位置で位置決めされる。
作動ピストン130は左右の室131.132に作用す
る油圧によって移動自在なピストン部材133を有し、
このピストン部材133には上記フォーク123を作動
させるフォークシャフト134が連結されて′いる。上
記右室132にはマニュアルバルブ110の出力ポート
113から前進油圧P3が導かれ、左室131には出力
ポート114から後退油圧P、が導かれており、第2図
は前進位置を示している。
プーリ制御バルブ140は4個のボート141〜144
を有しており、右端ポート141にはプーリ制御用ソレ
ノイドバルブ161から信号油圧P、が導かれ、ボート
142ばマニュアルバルブ110の出力ポート114と
接続され、ボート143ば従動側プーリ42の油圧室4
8と接続され、ボート144には常時ライン圧PLが導
かれている。そして、上記ボート143と144との連
通、あるいはボート143と142との連通を選択的に
切り換えるスプール145がスプリング146によって
右方へ5付勢された状態で配置されている。第2図上半
分は信号油圧P、がON、下半分は信号油圧P、がOF
Fの状態に於けるスプール145の位置を示している。
上記ボート143はスプール145の内部に形成した連
通孔145aを介してスプリング146を収容した左端
室147と連通しており、これにより出力油圧P5は次
式によって与えられる油圧に制御される。
P、x13.=P、XB2−32   ・・・(2)(
2)式において、B、はスプール145の左側ランド1
45bの受圧面積、B2はスプール145の右側ランド
145cの受圧面積、B2はスプリング146のばね荷
重である。一般に、ソレノイドバルブはその特性上、O
FF時においても信号油圧P、に多少の残圧が存在し、
この残圧の影響でソレノイドバルブ161のOFF時に
おける出力油圧P5を零(ドレン)にできないのが通例
である。ところが、上記プーリ制御バルブ140は出力
油圧P5をスプリング146と同−室147にフィード
バックしたので、(2)式のように信号油圧P、による
荷重からスプリング荷重S2を差し引いた分が出力油圧
P5による荷重となり、残圧をP、゛とするとP、’ 
 xB2≦ 82 となるようにスプリング荷重S2を設定すれば、出力油
圧P5を容易に零にすることができる。して自在に制御
することが可能であり、プーリ制御の自由度が極めて高
くなる。
なお、マニュアルバルブ110のボート114とプーリ
制御バルブ140のボー目42とを結ぶ油路中にはオリ
フィス148と一方弁149とが並列に設けられており
、前進時に信号油圧P1が急に零となっても出力油圧P
5はオリフィス148を介して緩やかにドレンされるの
で、ベルト54の弛みを防止でき、後退時には一方弁1
49を介して後退油圧P、がボート142へ瞬時に導か
れるので、油圧の遅れが生じない。
クラッチ制御バルブ150は合計6個のボート151〜
156を有しており、これらボートを切り換えるスプー
ル157がスプリング158により左方へ付勢された状
態で配置されている。左端のボート151はプーリ制御
バルブ140の出力ポート143及び発進制御用ソレノ
イドバルブ162と三方弁159を介して接続されてお
り、ボート152はマニュアルバルブ110の出力ポー
ト113と接続されて前進油圧P3が導かれており、ボ
ート153は直結制御用ソレノイドバルブ163を介し
て直結クラッチ15に接続されている。ボート153と
直結制御用ソレノイドバルブ163とを結ぶ油路中には
オリフィス170と一方弁171 とを並列配置したワ
ンウェイオリフィスが設けられている。ボート154は
ドレンポートであり、ボート155は互いに並列配置さ
れたオリフィス172と一方弁173とを介して発進ク
ラッチ60へ接続され、ボート156には発進制御用ソ
レノイドバルブ162から出力油圧P6が導かれている
例えば、ベルト駆動時には左端のボート151にプーリ
制御バルブ140の出力油圧P5あるいは発進用ソレノ
イドバルブ162の出力油圧P6のうち高い油圧が三方
弁159を介して導かれるので、スプール157は第2
図下半分に示すように右端位置に移動し、直結クラッチ
15へ通じるボート153をドレンボート154 と連
通させ、発進クラッチ60へ通じるボート155をボー
ト156と連通させる。そのため、直結クラッチ15は
遮断され、発進クラッチ60は結合される。また、直結
駆動時には油圧室48の油圧が低くかつ発進制御用ソレ
ノイドバルブ162がOFFされるので、左端のボート
151に導かれる出力油圧p5.p6が零又は微少値と
なり、スプール157は第2図上半分に示すようにスプ
リング158のばね力により左端位置に移動する。
そのため、ボート152.153が連通して直結クラッ
チ15が結合され、ボート155とドレンボート154
とが連通して発進クラッチ60は遮断される。このよう
にクラッチ制御バルブ150は発進クラッチ60と直結
クラッチ15とに選択的に油圧を切り換える切換バルブ
としての機能を有し、双方のクラッチが同時に係合する
所謂ダブルクラッチを防止している。
第3図はベルト駆動から直結駆動への切換時における各
クラッチ1j、60のクラッチ油圧の変化、第4図は直
結駆動からベルト駆動への切換時におけるクラッチ油圧
の変化を示している。ベルト駆動から直結駆動へ切り換
わる時にはベルト駆動経路の変速比と直結駆動経路の伝
達比とが略一致しているので、第3図のように発進クラ
ッチ60の遮断及び直結クラッチ15の結合を速やかに
行ってもショックがない。一方、キックダウン時のよう
に直結駆動からベルト駆動へ切り換える時には、べルト
駆動経路の変速比と直結駆動経路の伝達比とが食い違っ
ているので、発進クラッチ60の結合及び直結クラッチ
15の遮断を急激に行うと大きなショックを伴うことに
なる。そのため、直結クラッチ15への油路中にオリフ
ィス170と一方弁171 とからなるワンウェイオリ
フィスを設けるとともに、発進クラッチ60への油路中
にもオリフィス172と一方弁173とからなるワンウ
ェイオリフィスを設け、一方弁171と173の向きを
逆にしている。
したがうて、直結クラッチ15のドレン流量がオリフィ
ス170により絞られてクラッチ油圧が緩やかに立ち下
がり、発進クラッチ60のクラッチ油圧はオリフィス1
72により絞られて緩やかに立ち上がり、第4図のよう
な特性を示すことになる。なお、発進制御用ソレノイド
バルブ162と直結制御用ソレノイドバルブ163を微
細制御すれば、第4図にそれぞれ斜線で示す範囲内にお
いてクラッチ油圧を自由に制御することもできる。
コントローラ160には入力軸13の入力回転数(又は
エンジン回転数)、車軸82の出力回転数(又は車速)
、ブレーキ信号、スロットル開度信号、ポジションスイ
ッチ信号などが入力され、コントローラ160内に予め
記憶されたデータと比較判別してソレノイドバルブ16
1〜163に制御信号を出力している。上記ソレノイド
バルブ161〜163は従来のニードル式のソレノイド
バルブとは異なり、第5図に示す構造を有している。す
なわち、非磁性のバルブボデー180には入力ポート1
81と出力ポート182とドレンポート183とが形成
されており、中央の弁室184には入カポー目81とド
レンボート183とを選択的に開閉する磁性ボール18
5が移動自在に収容されている。上記ボール185はス
プリング186によって入力ポート181を閉じる方向
に付勢されており、コイル187に励磁電流が流れると
ボール185は第5図右方向に移動してドレンポート1
83を閉じるようになっている。なお、第5図は常閉バ
ルブを示したが、スプリング186を排除して常開バル
ブとしてもよく、この場合にはソレノイドバルブに入力
される信号のON、OFFが逆になる。
上記構造のソレノイドバルブは油圧の脈動が少ないので
、プーリ制御用ソレノイドバルブとして使用するときオ
リフィスを介さずに信号油圧を出力することができ、ま
た比較的大きな流量を制御できるので、クラッチ制御用
ソレノイドバルブとして使用すると、発進クラッチ60
と直結クラッチ15への作動油圧をスプールバルブを使
用せずに直接制御することができる。また、弁体がボー
ル185であるため塵混入に対する動作信頼性が向上す
るとともに、可動部であるボールがバルブポデーと摺動
しないので、ニードル式ソレノイドバルブに比べてデユ
ーティ制御信号の周波数の上限を高くすることができ、
その結果より微細な油圧制御が可能となる。
上記プーリ制御用ソレノイドバルブ161にはコントロ
ーラ160からデユーティ制御信号が入力されており、
信号油圧P、を出力してプーリ制御バルブ140を制御
するとともに、レギュレータバルブ100を制御してい
る。ここで、デユーティ制御信号のデユーティ比をDu
とすると、 P 1 −P L  X Du           
  −(3)であるため、(3)式を(1)式に代入し
、走行レンジでは信号油圧P2がON (P 2 = 
P L )であるためP、XA。
−PLXDu xA2+pL (Ai  A2) +S
+となり、この式からライン圧PLは S。
また、(3)式を(2)式に代入すると、P6 XB、
=pLXDu XB2 32   ・i51となるので
、(4)式を(5)式に代入してPLを消去すると、 となる。(4)式、(6)式から明らかなように、ライ
ン圧P、及び出力油圧P5はデユーティ比Duと各ラン
ドの受圧面積とスプリング荷重によって決定され、受圧
面積とスプリング荷重は一定値であるので、結局ライン
圧PL及び出力油圧P5はデユーティ比のみによって制
御できる。
第6図はライン圧P、及び出力油圧P5とデユーティ比
Duとの関係を図示したものであり、デユーティ比Du
が低い時にはライン圧も低くなり、オイルポンプ14の
吐出損失を低減して燃費向上を達成できるとともに、デ
ユーティ比が高い時(例えばキックダウン時)にはライ
ン圧P、と出力油圧P5が共に高くなり、俊敏な低速比
への変速を可能とし、応答性の向上を実現している。な
お、ニュートラル時(N、P時)には信号油圧P2がO
FFとなるので、ライン圧PL“はI P、・ =□     ・・・(7) AI −Du XA2 となり、A3>A2であるから、第6図破線で示すよう
にP、’<PLとなる。つまり、ニュートラル時にはラ
イン圧を走行レンジに比べて低く調圧し、省燃費化を図
っている。
発進用ソレノイドバルブ162はヘルド駆動の発進時に
デユーティ制御され、発進が完了して走行状態に移行す
ると常時ONされ、また直結駆動時にはOFFされる。
直結用ソレノイドバルブ163はヘルド駆動時は常時O
FFであり、直結駆動へ移行するとONとなる。また、
ベルト54が破損したり発進クラッチ60あるいはその
油圧系統が故障した時には、直結駆動経路を介して緊急
発進を行うため、直結用ソレノイドバルブ163はデユ
ーティ制御される。
第7図は上記■ベルト式無段変速機の変速線図の一例、
第8図はこの変速線図に対応した各ソレノイドバルブ1
61〜163への制御信号を示す。ここで、第7図、第
8図にしたがって油圧制御装置の動作を説明する。
(1)発進時 A点〜B点は発進制御領域であり、プーリ制御用ソレノ
イドバルブ161は連続的にONされ、ライン圧をその
まま油圧室48に導いて従動側プーリ42の有効径を大
、すなわち最低速比に保持するとともに、発進制御用ソ
レノイドバルブ162はデユーティ制御信号を受けて出
力油圧P6を徐々に増大させる。発進初期においては出
力油圧P6は低いが、クラッチ制御バルブ150のポー
ト151にはプーリ制御バルブ140の高い出力油圧P
5 (ライン圧)が作用しているので、スプール157
は右端位置にあり、発進制御用ソレノイドバルブ162
の出力油圧P6はオリフィス172を介して発進クラッ
チ60に緩やかに導かれ、ショックの無いスムーズな発
進性を実現できる。また、発進時には直結制御用ソレノ
イドバルブ163がOFFされているが、このソレノイ
ドバルブ163の動作に関係なく直結クラッチ15の油
圧はクラッチ制御バルブ150によりドレンされている
ので、直結クラッチ15は遮断されている。
(2)変速時 B点は発進クラッチ60の係合が完了した状態であり、
これ以降発進制御用ソレノイドバルブ162は連続的に
ONされる。B点から0点に至る間プーリ制御用ソレノ
イドバルブ161は依然として連続的にONされ、最低
速比を維持したままエンジン回転数及び車速を共に上昇
させる。
エンジン回転数がそのときのスロットル開度に応じた目
標エンジン回転数N、まで上昇すると(0点)、変速領
域に移行する。変速領域においてはプーリ制御用ソレノ
イドバルブ161はデユーティ制御信号を受けて出力油
圧P5を制御し、目標エンジン回転数N、を維持しなが
ら低速比から高速比へ変速ショックの無いスムーズな変
速を実現する。なお、この場合の目標エンジン回転数N
は車速の変化に対して必ずしも一定とする必要はなく、
またある所定値に一致するように制御する方法のほか、
目標エンジン回転数NEを含む所定制御幅の中に収束す
るように制御してもよい。
(3)直結駆動時 り点に近づくに従いプーリ制御用ソレノイドバルブ16
1に入力されるデユーティ制御信号のデユーティ比は漸
減し、最高速比(D点)に達するとデユーティ比はO(
%)となり、油圧室48の油圧はドレンされる。この状
態で、発進制御用ソレノイドバルブ162がOFFされ
、直結制御用ソレノイドバルブ163がONされるため
、クラッチ制御バルブ150のポー1−151へ入力さ
れる出力油圧P5、P6が共に零となり、スプール15
7は左端位置へ移動する。これにより、第3図に示した
ように直結クラッチ15の結合、発進クラッチ60の遮
断が速やかに行われ、ベルト駆動から直結駆動へ切り換
わる。
直結駆動へ切り換わった後、無段変速装置30は無負荷
状態で空転を続けるが、第9図のように無段変速装置3
0の損失トルクは最高速比で最も大きく、低速比側へ移
行するにつれて小さくなるという特性があるので、直結
駆動時の損失トルクを低減するために無段変速装置30
は最高速比より低速比側の最適変速比、例えば中間プー
リ比へ制御される。そのため、プーリ制御用ソレノイド
バルブ161には直結駆動へ切り換わった後再びデユー
ティ制御信号が入力されるが、クラッチ制御バルブ15
0のポート151に作用する出力油圧P5はスプリング
158の荷重より低いので、スプール157は左端位置
を保持する。なお、空転時の最適変速比は損失トルクの
他、キックダウン時の変速比制御の迅速性、■ベルト5
4の寿命などを総合的に勘案して決定される。
直結駆動時には直結伝達比(最高速比と同じ)の直線に
沿って運転されるが、直結駆動中にキックダウンを行う
と、無段変速装置30をその時のスロットル開度におい
て到達し得る目標変速比へ迅速に制御するとともに、直
結駆動からベルト駆動へ円滑に切り換える必要がある。
この場合には、まずプーリ制御用ソレノイドバルブ16
1にデユーティ制御信号を入力して無段変速装置30が
目標変速比となるように逸早く制御し、しかる後発進制
御用ソレノイドバルブ162をON、直結制御用ソレノ
イドバルブ163をOFFし、第4図に示したように直
結クラッチ15の遮断、発進クラッチ60の結合を緩や
かに行い、直結駆動からベルト駆動へショックの無い切
換を行う。それ以後は再び変速領域に戻って運転を続行
する。
(4)緊急発進時 ■ベルト54が破損したり発進クラッチ60自体又はそ
の油圧系統が故障した時には、ベルト駆動経路による発
進が不可能であるので、直結駆動経路を介して緊急発進
を行う。この場合には、プーリ制御用ソレノイドバルブ
161及び発進制御用ソレノイドバルブ162を連続的
に0FFL、直結制御用ソレノイドバルブ163をデユ
ーティ制御する。
ソレノイドバルブ161,162が共にOFFであるた
め、クラッチ制御バルブ150のポート151に作用す
る出力油圧P5.P6も共にOFFとなり、スプール1
57は直結位置すなわち左端位置へ移動する。直結クラ
ッチ15には直結制御用ソレノイドバルブ163を介し
てデユーティ制御油圧が導かれるので、徐々に発進を開
始し、A点からB点を通過してE点に至る。E点は緊急
発進を完了した時点であり、それ以降は直結制御用ソレ
ノイドパルプ163を連続的にONさせ、直結伝達比の
直線に沿って走行を行う。
(5)後退時(Rレンジ) 前進(D、Lレンジ)から後退へ切り換える場合には、
シフトレバ−によりマニュアルバルブ110のスプール
111をR位置に移動させる。その瞬間、前後進切換バ
ルブ120から発進制御用ソレノイドバルブ162へ導
かれる油圧P2が遮断され、前後進作動ピストン130
と前後進切換バルブ120とが共に後退位置に切り換わ
るまで、油圧P2はOFFとなる。これは、前後進の切
換が完了するまで発進クラッチ60を確実に遮断し、フ
ォーク123の切換を円滑に行うためである。後退位置
に切り換わると、プーリ制御バルブ140のポート14
2゜144に共にライン圧が導かれるので、プーリ制御
用ソレノイドバルブ161に関係なく常に油圧室48に
はライン圧が導かれ、最低速比に保持される。
後退時の発進は前進時と同様に発進制御用ソレノイドバ
ルブ162のデユーティ制御により行うが、車速か増加
しても油圧室48にはライン圧が導かれるので、最低速
比のまま走行を続ける。
+61N、Pレンジ時 N、Pレンジにおいてはマニュアルバルブ110の出力
油圧P3+P4は共にOFFとなるので、ソレノイドバ
ルブ162.163の動作に関係なく発進クラッチ60
及び直結クラッチ15には油圧が導かれず、入力軸13
と車軸82間の動力伝達は完全に遮断される。また、レ
ギュレータバルブ100の背圧ポ−ト109に導かれる
信号油圧P2もOFFとなるので、ライン圧は第6図破
線で示したように走行レンジより低く調圧され、オイル
ポンプ14の吐出損失を低減して燃費向上を実現してい
る。なお、無段変速装置30は再発進する時に備えて最
低速比に維持する必要があるので、プーリ制御用ソレノ
イドバルブ161は連続的にONされ、レギュレータバ
ルブ100により調圧されたライン圧を油圧室48に導
いている。
第10図は本発明の第2実施例を示す。上記実施例では
一方のクラッチ15への油路中に本発明のワンウェイオ
リフィス(オリフィス170.一方弁171)を設けた
ものであるが、この第2実施例では双方のクラッチへの
油路中にそれぞれワンウェイオリフィスを設けたもので
ある。200は上記クラッチ制御バルブ150と同一構
造からなる切換バルブであり、スプリング201によっ
て左方へ付勢されたスプール202を有し、左端ポート
203には信号油圧Psが導かれている。ポート204
 、205にはライン圧PLが入力され、ボー) 20
6 、207はそれぞれ第1.第2クラッチ210.2
20へ油圧を導く出力ポートであり、ポー1−208は
ドレンポートである。
一方の出力ポート206と第1クラツチ210との間に
は、上流側にオリフィス211 と一方弁212とを並
列配置したワンウェイオリフィス、下流側に第5図と同
様のソレノイドバルブ213が直列に設けられている。
また、他方の出力ポート207と第2クラツチ220と
の間にも、上流側にオリフィス221と一方弁222と
を並列配置したワンウェイオリフィス、下流側にソレノ
イドバルブ223が直列に設けられている。
上記構成の制御装置の動作を第11図にしたがって説明
すると、信号油圧PsがOFFの時には第10図のよう
にスプール202は左端位置にあり、第1クラツチ21
0が係合し、第2クラツチ220が遮断されている。い
ま、T1時において信号油圧P8をONすると、スプー
ル202が右端位置に移動して出力ポート206がドレ
ンされ、同時に出力ポート207からライン圧P、が出
力される。このとき、第1クラツチ210の油圧はソレ
ノイドバルブ213をONに維持するとドレン流量がオ
リフィス211によって制限されるので、第11図A→
Bのように緩やかな勾配で低下し、ソレノイドバルブ2
13をデユーティ制御すれば例えばA−Cのように左下
がりの斜線範囲内で油圧の立ち下がりを自在に制御でき
る。
一方、第2クラツチ220の油圧はソレノイドバルブ2
23をONに維持すると第11図D→Eのように急激に
立ち上がり、ソレノイドバルブ223をデユーティ制御
すれば例えばD −Fのように右下がりの斜線範囲内で
油圧の立ち上がりを自在に制御できる。
なお、上記の状態から再び信号油圧PsをOFFした時
も、双方のクラッチ油圧は第11図と逆になるのみで、
その動作は同様である。
この実施例の場合も、切換バルブ200によって双方の
油路を選択的に切り換えるためダブルクラッチ現象を防
止でき、またクラッチ油圧の立ち下がりの最も緩い勾配
をワンウェイオリフィスにより制限し、かつソレノイド
バルブ213,223によってその制限範囲内で自在に
制御したので、クラッチtoクラッチを容易に実現でき
る。
なお、本発明において使用されるソレノイドバルブとし
ては、実施例(第5図)のようにボール状弁体を有する
ソレノイドバルブに限らず、ニードル式ソレノイドバル
ブも使用可能であるが、ニードル式は流量に制約がある
ので、スプールバルブと併用する必要がある。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば切換バル
ブとソレノイドバルブとの組合せによって、双方のクラ
ッチが同時に係合するダブルクラッチを確実に防止でき
、かつクラッチ油圧の任意の立ち上がり特性を得ること
ができる。また、少なくとも一方の湿式クラッチと切換
バルブとの間に上流側にワンウェイオリフィス、下流側
にソレノイドバルブを直列配置したので、切換バルブを
経てドレンされる流量をワンウェイオリフィスで絞り、
かつソレノイドバルブからドレンされる流量をソレノイ
ドバルブ自身で制御できる。したがって、クラッチ油圧
の立ち下がりの最も緩い勾配がワンウェイオリフィスで
規定され、この勾配を大きくする方向にはソレノイドバ
ルブで自在に調整できるため、任意の特性のクラッチt
oクラッチを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御装置を適用した■ベルト式無段変
速機の全体構造図、第2図はその油圧制御装置の回路図
、第3図、第4図はクラッチ油圧の変化を示す図、第5
図はソレノイドバルブの構造図、第6図はライン圧及び
プーリ油圧とデユーティ比との関係を示す図、第7図は
変速線図、第8図は変速線図に対応した各ソレノイドバ
ルブへの制御信号を示す図、第9図は空転時の無段変速
装置の損失トルク特性図、第10図は本発明の第2実施
例の構成図、第11図はそのクラッチ油圧の変化を示す
図である。 15、60.210.220・・・湿式クラッチ、15
0.200・・・切換バルブ(クラッチ制御バルブ) 
、170,211,221・・・オリフィス、171,
212,222・・・一方弁、162.163゜213
.223・・・ソレノイドバルブ。 出 願 人  ダイハツ工業株式会社 代 理 人  弁理士 筒井 秀隆 増田盗 tf47ユさへ へIM+興d       へ1外陣票田jillN 
      E N E     嘘ス *>     4a!I> 手続補正書 昭和61年 7月12日 昭和61年特許願第55368号 2、発明の名称 湿式クラッチの制御装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  大阪府池田市ダイハツ町1番1号名 称  
(296)ダイハツ工業株式会社代表者 江 口 友 
紘 4、代理人 〒550 住 所  大阪市西区西木町1−13−38新興産ビル
自発補正 6、補正の対象 7、補正の内容 明細書第20頁第7行〜第8行において、「非磁性の」
とあるのを削除する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2個の湿式クラッチへの油圧を選択的に切り換え
    る切換バルブと、各湿式クラッチの油圧を制御するソレ
    ノイドバルブとを備え、少なくとも一方の湿式クラッチ
    と切換バルブとの間に、上記ソレノイドバルブと該ソレ
    ノイドバルブより上流側にドレン流量を制限するワンウ
    ェイオリフィスとを直列に設けたことを特徴とする湿式
    クラッチの制御装置。
JP61055368A 1986-03-13 1986-03-13 湿式クラツチの制御装置 Pending JPS62215152A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01131328A (ja) * 1987-11-17 1989-05-24 Daihatsu Motor Co Ltd クラッチの油圧制御装置
WO2014004274A1 (en) * 2012-06-26 2014-01-03 Borgwarner Inc. Dual-wet-clutch transmission
JP2015227697A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 トヨタ自動車株式会社 車両用変速機の制御装置

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JPS5148065A (ja) * 1974-10-22 1976-04-24 Toyota Motor Co Ltd

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