JPS63245700A - 新規cDNAプロ−ブ - Google Patents

新規cDNAプロ−ブ

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Publication number
JPS63245700A
JPS63245700A JP27301686A JP27301686A JPS63245700A JP S63245700 A JPS63245700 A JP S63245700A JP 27301686 A JP27301686 A JP 27301686A JP 27301686 A JP27301686 A JP 27301686A JP S63245700 A JPS63245700 A JP S63245700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antigen
cdna
treated
type
plasmid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27301686A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiyoshi Tsuji
辻 公美
Hidetoshi Inoko
英俊 猪子
Masahiro Maeda
雅弘 前田
Noboru Uryu
瓜生 登
Yoshio Osada
長田 嘉穂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichirei Corp
Original Assignee
Nichirei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nichirei Corp filed Critical Nichirei Corp
Priority to JP27301686A priority Critical patent/JPS63245700A/ja
Publication of JPS63245700A publication Critical patent/JPS63245700A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/705Receptors; Cell surface antigens; Cell surface determinants
    • C07K14/70503Immunoglobulin superfamily
    • C07K14/70539MHC-molecules, e.g. HLA-molecules

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 ヒトの主要組織適合性複合体である白血球抗原及(HL
A)は、臓器等の移植に重要なかかわりをもつ。本発明
は、このHLAの型判別法に関するものである。
〈従来の技術〉 HLAの型判別法は、従来血清学的または細胞学的方法
により行われている。即ち、HLAのクラスI抗原であ
るA、B、C及びクラス■抗原のうちDR,DQの各抗
原は血清学的方法、換言すれば特異抗体と補体を用いた
リンパ球障害テストにより型別の判定が行われている。
またクラス■抗原のうちD抗原はM L C(Mfed
 IyaphocyteCulture)法で、DP抗
原及P L T (PriiedLyw+phocyt
e Typing)法でそれぞれ判定されて°いる。
〈発明が解決しようとしている問題点〉最近HLAに関
する研究が進展し、HLAの遺伝子の同定、更には遺伝
子のクローニングが行われるようになった。HLAは高
度の遺伝的多型性を持つ抗原であるので、クローニング
された遺伝子をプローブとして用い、遺伝子DNAの制
限酵素切断パターンの違いからHLA型の判定をする試
みがなされた(例えば1.HL AクラスnD1N抗原
に対して試みた特許出願公開 昭58−130000 
>。HLAクラス■抗原にはDRのみならず、DSDQ
、DP、Do、等の抗原が含まれるが、これらの型のD
NA上や多型性を利用した判別法は未だ確立されるに到
っていない。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、HLAクラスIIDQ抗原及びD抗原の型判
別を遺伝子DNAの多型性に基づく制限酵素切断パター
ンの違いにより判定することを特徴とする。そのために
は、多型性を検出するためのプローブDNAの取得と、
試料DNAの切断に際して適切な制限酵素を選択するこ
とが必要である。
DQ抗原α鎖遺伝子に対するcDNAのクローニングと
塩基配列の決定を以下のように行った。
DQ膜抗に関してDQwl型をホモ接合体としてもつこ
とが判明しているヒト由来の細胞株AKIBA(+(。
lN0KOら、Present  and  futu
re development  oftranspl
antation、東海大学出版、1985)から以下
に記す方法でcDNAライブラリーを作製し、DQ膜抗
のα鎖に対するcDNAを含むクローンを単離した。即
ち、EBウィルスで形質転換し、株化したAKIBA細
胞をlG%ウシ胎児血清を加えたR P M I 16
40で培地で培養し、細胞を凍結保存した。約101個
の凍結細胞を液体窒素下で破砕し、緩衝液(0,1M)
リス−塩酸、p)(9,0,1%SDS。
25aM EDTA、  1a+M DTT、 O,1
M NaC1゜200mM バナジル・リボヌクレオシ
ド複合体を含む)と混合する。この混合液と等量のO,
1M  )リス緩衝液で飽和したフェノール液を加え、
よく撹拌してたんばく質を変性除去する。この操作を数
回繰返した後、全RNA画分を取得する。オリゴ(dT
)カラムを用いて、全RNAよりP oly(A )”
RNAを分取し、更に、ショ糖密度勾配遠心により目的
とするaRN Aを多く含む両分を分取する。
このRNA画分に、プライマーとしてオリゴ(dT)を
加え、逆転写酵素によりcDNAを合成せしめる。更1
こ、DNAポリメラーゼのK lenow−fragl
entを用い、二本鎖DNAとする。得られた二本鎖e
DNAをS1ヌクレアーゼ処理してからdC−tail
ingを行なう。一方、プラスミドpA T 153を
制限酵素Pstlで切断後dG−tailingしたも
のを用意し、前記のdC−tailingしたcD N
 Aとアニーリングする。得られたcDNA挿入プラス
ミドを大腸菌x 177Bに形質転換する。このように
して、DQ抗原α鎖遺伝子の一部の塩基配列を含むプラ
スミドpDCα107を得た。このプラスミドDNAに
ライて、M axam−G 1lbert法又はS a
nger法に準じた方法に従うことにより、塩基配列を
決定した。
CTGAGGCTGCCTTGGGAAGA ATAT
GATCCT AAACAAAGCTCTCCTGCT
GG GGGCCCTCGCTCTGACCACCGT
GATOAGCCCCTGTGGAGG  TGAAG
ACATT  GτGGCTGACCATGTTGCC
TCTTGTGGTGTA  AACTTGTACCA
GTTTTACGG  TCCCTCTGGCCAGT
TCACCCATGAATTTGA  TGGAGAT
GAG  CAGTTCTACGTGGACTTGGA
  GAAGAAGGAG  ACCGCCTGGCC
T一方、HLAの型判別をDNAの多型性を利用して行
なう場合、試料は通常判定すべき個人から採取した血液
を用いる。約2 X tG’個の血球を集め、PBSに
分散させたものに、3倍量の緩衝液(5hM トリス−
塩酸、pH8,0,20講M EDTAllohM N
 aC1,1% 5DS)を加えて細胞を溶解させる。
プロテアーゼ処理、フェノール抽出により除たんばく後
、リボヌクレアーゼ処理してRNAを除く。これに2倍
量の冷エタノールを添加して不溶化した高分子DNAを
得る。このDNAを制限酵素で切断して分析に供するが
、この時適切な種類の制限酵素を選定することが型判別
を明瞭に行う上で必要である。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、こ
れは本発明の範囲を何ら制限するものではない。
〈実施例1〉 第1図の上欄に記号をもって示された13種類のヒト由
来細胞株のHLAffiを調べた。これらの細胞のHL
A型は従来用いられている血清学的方法およびMLT法
によりDR型、およびDQ型に関して判別されている。
試料細胞から高分子DNAを抽出し、制限酵素EcoR
Iを用いて切断した後、アガロース・ゲル電気泳動によ
り断片長による分別を行う。ゲルからナイロンメンブレ
ンにDNA断片を移行させた後、HL’AクラスII 
 DQ抗原α鎖に対するcDNAをプローブとしてハイ
ブリダイゼイシクンを行うと、第1図に示すようにそれ
ぞれ17.6.6.5.6.2.8 kbpの鎖長をも
つ4種類の断片の組合せによるパターンが得られた。こ
のパターンを整理すると17 kbpおよび6.6 k
bp断片の有無により、試料細胞群のHLA  DQ膜
抗の型を2群に大別できた。更に、DQ抗原型で大別し
た一方の群はHL A  D Rw 52型を同時に有
し、他はHLAD Rw 53型を同時に有することが
判明した。
〈実施例2〉 実施例1で用いたものと同じ試料DNAを制限酵素Ps
tlで切断し、同じaDNAプローブとハイブリダイゼ
イションを行なうと、第2図に示すようにそれぞれ18
.9.0.5.9.2.5.1.8 kbpの鎖長をも
つ5種類の断片の組合せによるパターンが得られた。こ
のパターンを整理すると 18.5.9.2.5 kb
p断片の有無により試料細胞群のHLADQ抗原の型を
2群に大別できた。更にDQ抗原型で大別した一方の群
はHLADRw52型を同時に有し、他はHL A  
D Rw 53型を同時に有することが判明した。
〈発明の効果〉 HLA  DQ膜抗の型判別は従来血清学的方法で行わ
れている。この方法は、予めDQ膜抗の各型に対する抗
血清を用意しておく必要があり、高い力価をもつ抗血清
を常に確保することは大きな努力を要する。本発明で提
供するDNAの遺伝的多量に基づく制限酵素切断片のパ
ターンの多様性をHLA  DQ抗原遺伝子に対するc
D N Aをプローブとして解析する方法は、その簡便
性において従来の方法より優れている。実施例において
示したように、多数の試料に対しても一つのプローブD
NAを用いればよく、複数の制限酵素を用いることによ
り判定の精度を高めることができる。
本発明で提示したHLA  DQ抗原α鎖に対するcD
NAプローブは、DQ膜抗のw52、w53両型の判別
にも利用できることが明らかになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、株化ヒト細胞より抽出したDNAを制限酵素
EcoR1で切断し、DQ膜抗α鎖cDNAをプローブ
とした時の断片分布を示す。 第2図は、株化ヒト細胞より抽出したDNAを制限酵素
Pstlで切断し、DQ膜抗α鎖cDNAをプローブと
した時の断片分布を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、HLAクラスII DQ抗原(ヒト白血球抗原)及び
    D抗原をDNAの多型性を利用して型判別する時に使用
    するcDNAプローブ。 2、DQ抗原のα鎖遺伝子をコードするcDNAで下記
    の塩基配列の一部又は全部を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のcDNAプローブ。 【遺伝子配列があります】 3、特許請求範囲第2項記載の塩基配列を含むプラスミ
    ド。 4、特許請求範囲第1項記載のプローブを用いてHLA
     DQ抗原及びD抗原をDNAの多型性を利用して型判
    別する時に制限酵素としてPst I およびEcoR I
    を用いること。
JP27301686A 1986-11-18 1986-11-18 新規cDNAプロ−ブ Pending JPS63245700A (ja)

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JPS63245700A true JPS63245700A (ja) 1988-10-12

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