JPS63243395A - 湿式プレス - Google Patents

湿式プレス

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JPS63243395A
JPS63243395A JP63058561A JP5856188A JPS63243395A JP S63243395 A JPS63243395 A JP S63243395A JP 63058561 A JP63058561 A JP 63058561A JP 5856188 A JP5856188 A JP 5856188A JP S63243395 A JPS63243395 A JP S63243395A
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belt
felt
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ヨゼフ ミュルナー
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JM Voith GmbH
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0209Wet presses with extended press nip
    • D21F3/0218Shoe presses
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F2/00Transferring continuous webs from wet ends to press sections
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は1紙、ボール紙、またはそれに類するものを製
造する機械内で繊維素ウェブを脱水するための湿式プレ
スであって、2つのプレス要素が設けられており、その
うち少なくとも一方がロールとして構成され、その主軸
線1例えば回転軸線が、プレス面内に位置しており1両
プレス要素が協働して、一つのプレスギャップを形成し
ており、脱水しようとする繊維素ウェブが、水を吸収す
るエンドレスなベルト、例えばフェルトベルトと共にプ
レスギャップ内を通過し、その際、ベルトループを形成
するエンドレスなベルトが、ベルト案内要素、例えばベ
ルトガイドロールを介して、両プレス要素の一方に巻掛
は案内されており、プレスギャップからのエンドレスベ
ルトのアウトレット方向が、ベルトループ内に位置する
プレス要素の側で、プレス面に対してアウトレット角度
を成しており、繊維素ウェブが、プレスギャップからフ
リーな軌道を調節可能な引張応力下で引続き案内されて
いる形式の湿式プレスに関する。
〔従来の技術〕
この種の湿式プレスに係る問題としては、繊維素ウェブ
がプレスギャップを出る際の再加湿を阻止するか、ある
いは少なくともこれを著しく軽減することが挙げられる
このような問題が生ずるのは、吸水性のエンドレスベル
トが一条しか設けられていない、いわゆる「単条フェル
ト式プレス」のような湿式プレスにおいてである。しか
し、この問題が特に重きをなすのは、繊維素ウェブが、
2本のベルトの間に挾まれて、プレスギャップを通過す
る形式の湿式プレスにおいてである。その場合には、常
に一方のエンドレスベルト、以下、「第1のベルト」と
称するベルトが、他方のエンドレスベルト、以下、「第
2のベルト」と称するベルトより高い吸水能力を有して
いる。
両エンドレスベルトは、フェルトから構成可能であり、
その場合のプレスは、いわゆる「2条フェルト式プレス
」である。種々異なった構成様式による公知の2条フェ
ルト式プレスは、次に列記する文献に開示されている。
(1)ドイツ連邦共和国特許公開公報第1945454
号(対応アメリカ合衆国特許第3607626号明細書
)、。
(2)ドイツ連邦共和国特許公開公報第3324408
号。
(3)ドイツ連邦共和国特許公開公報第3205664
号(対応アメリカ合衆国特許第4503765号明細書
)フォイト(Voith)P3919゜ 2本のエンドレスベルトを有する湿式プレスは。
次の文献に示された技術によっても構成することが出来
る。
(4)ドイツ民主共和国特許第79919号明細書。
この単条フェルト式プレスにおいては、脱水しようとす
る繊維素ウェブが、吸水性のフェルトベルトと、非吸水
性の液密なプレスベルトとの間に挾まれてプレスギャッ
プを通過する。
ドイツ連邦共和国特許公開公報第3324408号によ
れば、繊維素ウェブの再加湿塵を軽減するため、紙料ウ
ェブを、プレスギャップの直後で、両フェルトベルトか
ら分離させる試みが開示されている。
しかし、実地においては、この希望的な試みが、しばし
ば実現不能となっている。その理由は、脱水しようとす
る繊維素ウェブが、実際には、常に少なくとも、ある短
い共通した走行区間を、両フェルトベルトと共に通過す
ることにある。
確かに、くり出される繊維素ウェブにおける引張応力を
高めることにより、共通した走行区間を短縮しようと試
みることは可能であるが、このことは、かなり厳しく制
限される。何故ならば、まだ湿気を帯びている繊維素ウ
ェブは、引張応力により不都合な伸長状態を示すので、
形成される繊維素ウェブの品質が、低下することになる
からである。
本発明においても、繊維素ウェブのいわゆる移行、つま
り抄紙機の始動時またはウェブ破損後に、繊維素ウェブ
を抄紙機内に繰り入れることに関係した問題が生ずる。
周知の如く、この移行工程に際しては、まず初めに、繊
維素ウェブの狭い縁部条片のみが、抄紙機の湿式プレス
と、その次のセクションとに通され、次いで、繊維素ウ
ェブがゆっくりと全幅に亘って案内される。この場合、
繊維素ウェブ内の引張応力は、必ず、特に低い値に調節
されている。
その結果、繊維素ウェブは、湿式プレスのプレスギャッ
プから出る際に、初めのうちはがなり長い共通した走行
区間を、1本のフェルトベルト、又は2本のフェルトベ
ルトの一方と共に走行することになる。
この点に鑑みて、フェルトベルトからの繊維素ウェブ再
5加湿を出来るだけ少なく抑えるため、引張応力を慎重
に高めることにより、共通の走行区間を短縮する試みが
行われている。
別の問題として、共通した走行区間の端部、っまり繊維
素ウェブが該当のフェルトベルトから解 −離される部
位が、正確には規定されていないこと、換言すると、繊
維素ウェブが、フェルトベルトから離反する時点が、時
には早く、時には遅くなるということが挙げられる。し
かも、この解離は。
抄紙機の全幅に亘って、必ずしも常に同じ箇所で行われ
るのではない。
また、2条フェルト式プレスにおいては、繊維素ウェブ
の一部が、一方のフェルトベルトと共に走行し、他の部
分が、他方のフェルトベルトと共に走行するという事態
も生じうる。これらの現象は、すべて繊維素ウェブの品
質を低下させ、がっ繊維索ウェブの裂損を惹起する。
ドイツ連邦共和国特許公開公報第1945454号には
、繊維索ウェブの再加湿率を低下させるための別の措置
が開示されている。
この公知例によれば、脱水しようとする繊維素ウェブを
、2条フェルト式プレスのプレスギャップの後方で、通
常は湿ったフェルトベルト、つまりプレスギャップ内で
、大量の水を繊維索ウェブから吸収したフェルトベルト
の後に続くようにすることが提案されている。
このフェルトベルトに付着する繊維索ウェブの力は、乾
燥したフェルトベルトに付着する力より強く、従って、
繊維素ウェブが、プレスギャップの後方で再加湿される
傾向は特に大きい。
このような傾向を妨げるべく、この公知例で提案されて
いる措置は、抄紙機の通常運転に際して、繊維素ウェブ
が、プレスギャップの後方で湿ったフェルトベルトでは
なく、乾燥したフェルトベルトと共に走行することを保
証しようとするものである。そのため、乾燥したフェル
トベルトが巻掛けられるプレスロールには、プレスギャ
ップの後方のところで、吸引ゾーンが配置されている。
また、湿ったフェルトベルトの走行工程を調節するため
の装置が設けられているので、紙料ウェブの移行中には
、この湿ったフェルトベルトが、乾燥したフェルトベル
トと共に吸引ゾーンを通過する。この吸引ゾーンは、湿
ったフェルトベルトが、連続運転中に、その正常な走行
路を通る場合にも、乾燥したフェルトベルトに固定保持
されている。
しかし、この公知の装置では、吸引ゾーンのために余計
な費用がかかり、乾燥したフェルトからの再加湿が、そ
の程度こそ僅かであるにせよ、避けられないという欠点
を免れない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、従来公知の湿式プレスを改良して、プ
レスギャップから出た繊維素ウェブが再加湿される程度
をより一層軽減し、しかも、その際、繊維素ウェブの移
行運転状態から連続運転状態への切換を容易ならしめる
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するべく、本発明においては、冒頭に
述べた形式の湿式プレスにおいて、エンドレスなベルト
のアウトレット角度が、抄紙機における湿式プレス部か
ら後続セクションへの繊維索ウェブの移行中には、連続
運転中より大きな値に設定されている。
〔発明の作用と効果〕
請求項(1)は、単条フェルト式プレスの例に関するも
のであって、フェルトベルトとして構成されたエンドレ
スで、吸水性のベルトのアウトレット方向は、有利には
請求項(2)に記載されているように、プレスギャップ
の直後に配置されたフェルトベルト案内要素のポジショ
ンをずらすことによって調節される。
フェルトベルトのアウトレット方向を、プレス平面に対
して相対的に調節する別の手段としては。
一方のプレス要素を、他方のプレス要素の軸線を中心と
して旋回させることにより、プレス面を旋回可能ならし
めることが考えられる。
以下、本発明による経緯を詳細に述べる。
まず、繊維素ウェブの移行中には、請求項(1)に規定
されたフェルトベルトのアウトレット角度が、連続運転
中より大きな値に設定される。そのため、フェルトベル
トと、該当のプレス要素、例えばプレスロールのアウト
レット側との間に位置する楔状の空気スペースが、繊維
素ウェブの移行中には、連続運転中より、プレスギャッ
プに向かって広げられる。
従って、この移行プロセス中には、空気が、プレスギャ
ップのすぐ後ろで、フェルトベルトの孔を通って繊維素
ウェブに達し、これによって、繊維素ウェブを、湿った
フェルトベルトから容易に解離させることが出来る。つ
まり、移行条片のみならず、全幅に亘って走行する繊維
素ウェブも、プレスギャップから極く僅かしか離れてい
ないところで、湿ったフェルトベルトから解離可能であ
る。
しかもこの操作は、繰り出される繊維素ウェブに、過度
に高い引張応力をかける必要なしに達成される。勿論、
繊維素ウェブは、この運転状態で、つまり移行中に、依
然として短かいとは言え、存在しない訳ではないある走
行区間を湿ったフェルトベルトと共に走行する。
なお、この共通した走行区間は、連続運転への切換に際
して、湿ったフェルトベルトのアウトレット角度を小さ
くし、場合によっては、繊維素ウェブの引張応力を慎重
に高めることにより、一層短縮することが出来る。その
際、請求項(3)におけるように、繊維素ウェブのアウ
トレット角度をも同時に、湿ったフェルトベルトのアウ
トレット角度と同じ方向に調節すると有利である。
請求項(4)は、繊維素ウェブが、2本のエンドレスベ
ルトの間に挾まれて、プレスギャップを通過する実施態
様に関するものである。換言すれば、請求項(1)にお
いて設けられている吸水性のエンドレスベルト(以下、
「第1のベルト」と称する。)のほかに、やはりエンド
レスな「第2のベルト」が設けられている。
この第2のエンドレスベルトは、多孔質の吸水性フェル
トベルトとして構成してもよいし、あるいは非透水性で
、ほぼ非吸水性のゴム質またはプラスチック質のベルト
として構成してもよい(例えば、前掲のドイツ民主共和
国特許第79919号明細書におけるように)。
次に、2本のエンドレスベルトが用いられる場合の本発
明の経過を述べると、まず、繊維素ウェブの移行中には
、連続運転中に比して、第1のベルトのアウトレット角
度が、第2のベルトのアウトレット角度より大きな値に
設定される。
この措置によって、繊維素ウェブが、その移行中には、
アウトレットギャップの直後で第1のベルトから解離さ
れ、その当初のみ短い区間を、第2のベルトと共に走行
することが可能となる。なお、このことは、第1のベル
トが、その大きなアウトレット角度に基いて、空気をプ
レスギャップの直後で、ベルトの孔を通流しうるように
することによっても達成される(「後方通気」)。
つまり、本発明の基礎となっているのは、例えば、ドイ
ツ連邦共和国特許公開公報第1945454号によるよ
うな費用の嵩む公知の手段を講じないでも、繊維素ウェ
ブを、湿ったフェルトベルトと共にではなく、つまり、
高い吸水能力を有するフェルトベルトと共にではなく、
第2のエンドレスベルトと共に走行させることが出来る
という知識である。
この第2のベルトを用いた場合には、このベルトが、フ
ェルト製のベルトであるか、非透水性のプレスベルトで
あるかとは無関係に、湿った第1のベルトの場合よりも
、はるかに低い引張力で、繊維素ウェブを解離させるこ
とが出来る。
従って、引張応力を慎重に高めることにより、繊維素ウ
ェブと第2のベルトとの共通した走行区間を、比較的容
易に著しく短縮することができる。
そのためには、連続運転への切換に際して、第2のベル
トにおいても「後方通気」を達成するべく、第2のベル
トのアウトレット角度を大きくすると同時に、単条フェ
ルト式プレスの場合と同じく、第1のベルトのアウトレ
ット角度を小さくする必要がある。最適な条件下におい
ては、繊維素ウェブをプレスギャップの直後で、両エン
ドレスベルトから同時に分離させることも出来る。
請求項(1)および(4)に示されたアウトレット角度
の変動が、請求項(1)の上位概念で規定されているよ
うに、繊維素ウェブを常にフリーな軌道で、つまり、出
来るだけエンドレスベルトの一方と接触させることなく
、抄紙機における湿式プレス部から次のセクションに走
行させうろことによって、制限されていることは明らか
である。
両エンドレスベルトのアウトレット角度を、共通の調節
装置により共に変化させて、両アウトレット角度の合計
が、ほぼ一定に保たれるようにしておくと有利である(
請求項(5))。この場合、繊維素ウェブのアウトレッ
ト角度は、一般に不変に保たれる。
しかし、繊維素ウェブのアウトレット角度をも、同時に
調節することも効果的である。
〔実 施 例〕
以下、添付図面に示した実施例に基づき、本発明の詳細
な説明する。
第1図に示された湿式プレスの主要な部分は、2つのプ
レス要素(10) (11)である。
一方のプレス要素(10)は、プレスロールとして構成
されており、そのロールジャケットには、象徴的に示さ
れているように、水を一時的に貯えておくための袋穴1
周溝、またはそれに類するものが形成されている。
他方のプレス要素(11)は、半径方向運動可能なプレ
スシューであって、このプレスシューは、固定の支持体
(12)に支承されている。プレスシュー(11)を有
するこの支持体(12)の周りでは、チューブ状の弾性
的なプレスジャケット(13)が回転する。
これら各プレス要素(10) (11) (12) (
13)は、それぞれ、その両端部で1図には一つしか示
されていない各一つのプレスフレーム(14)に支承さ
れている。
両プレス要素(10)及び(11)〜(13)は、互い
に協働して、一つの面状を呈するプレスギャップを形成
しており、破線で示された紙料ウェブ(15)が、2本
のエンドレスなフェルトベルト、つまり、上位フェルト
(16)及び下位フェルト(17)と共に、このプレス
ギャップ内を貫いて走行する。
湿式プレスのインレット側には、両フェルトベルト(1
6) (17)を案内するための共通のガイドロール(
18)が設けられている。他方、この湿式プレスのアウ
トレット側には、各フェルトベルト(16)(17)の
ために、それぞれ別個のガイドロール(19)(20)
が配置されている。
湿式プレスの中心面は、有利には鉛直方向に延びるいわ
ゆるプレス面(E)であって、本発明において重要なの
は、アウトレット側に位置する両ガイドロール(19)
 (20)が、このプレス面(E)とほぼ平行に、つま
り、有利には鉛直方向で調節可能なようになっている点
である。そのため、これら両ガイドロール(19) (
20)の支承台(19a) (20a)は、それぞれ、
スライドレール(21) (22)内に当接しており、
鉛直方向に延びるこれらのスライドレール(21) (
22)は、プレスフレーム(14)に固定されている。
支承台を摺動させるためには、それぞれ、1本のスピン
ドル(23) (24)と、スピンドル駆動装置(25
) (26)とが設けられている。各スピンドル(23
)(24)は、それぞれ単独で駆動可能であり、従って
、各ガイドロール(19) (20)も、それぞれ単独
で鉛直方向調節可能である。
しかし、両スピンドル駆動装置(25) (26)を−
緒に操作することも可能である0例えば、各スピンドル
を駆動するために、それぞ九、電気モータが設けられて
いる場合には1両電気モータの給電装置を互いに連結し
ておくことが出来る。このようにしておくと、必要に応
じて、両ガイドロール(19) <20)を、共に上方
または下方に摺動させることが出来る。
紙料ウェブ(15)は、かなり自由なウェブ軌道を通っ
てほぼ水平方向で、プレスギャップを後にする。この紙
料ウェブ(15)は、例えば、まず初めにガイドロール
(30)上に巻掛けられて、若干上向きに偏向される。
次いで、そこから、概略的に示された2本ロール式引張
プレス(31) (32)に達する。この湿式プレス内
には、象徴的に示された駆動装置(33)を有するプレ
スロール(10)が設けられている。引張プレス(31
)(32)の一方のロールも、やはり同様に駆動装置(
34)を有している。これら2つの駆動装置(33) 
(34)の回転数比は、紙料ウェブ(15)内における
所定の引張応力を設定するため、公知形式によって微調
整可能である。
第1図の実施例においては、上位フェルト(16)が、
下位フェルト(17)より高い吸水能力を有している。
このことは、まず第1に、上位フェルト(16)の巻掛
けられるプレスロール(10)が、上述した袋穴、周溝
などを有しているという事実に基いている。
従って、この上位フェルト(16)は、請求項(4)に
述べられている「第1のベルトjであり、下位フェルト
(17)は、「第2のベルト」である。
請求項(1)に規定された上位フェルト(16)のアウ
トレット角度は、第1図に符号(a)で示されている。
この角度(a)は、ガイドロール(19)を鉛直方向で
調節することによって変動させることができる。
これと全く同様に、下位フェルト(17)のアウトレッ
ト角度(b)も、ガイドロール(2o)の鉛直方向摺動
によって可変である。このアウトレット角度(b)は、
プレス要素に面したベルト側において、プレス面(E)
と、第2のベルト(17)のアウトレット方向との間で
測定した角度として規定されている。
湿式プレスのアウトレット範囲で、両フェルトベルト(
16) (17)による紙料ウェブ(15)の再加湿を
出来るだけ僅かなものに抑えるため、本発明では、次の
ような措置がとられている。
即ち、紙料ウェブを抄紙機内に「差込む」場合、つまり
、いわゆる「移行プロセス」に際しては。
角度(、)が比較的大きな値をとるように、また角度(
b)が比較的小さな値をとるように調節される。
従って、両フェルト(16) (17)は、それがプレ
スギャップを後にする際には、図に1点鎖線で示された
走行経路を辿る。従って、紙料ウェブ(15)は、プレ
スギャップを出る際に、湿った上位フェルト(16)に
付着することなく、むしろ乾燥した下位フェルト(17
)と共に少しだけ走行する。
この下位フェルト(エフ)からは、紙料ウェブ(15)
の引張応力を慎重に高めることによって、容易に解離可
能である。移行プロセスの終わりに当って。
紙料ウェブ(15)が安定して走行するようになると、
ガイドロール(19) (20)は、上方にずらされる
ので、角度(a)は小さくなり、逆に角度(b)は大き
くなる。
かくして上下両フェルト(16) (17)は、実線で
示された走行経路に沿ってプレスギャップを後にする。
このような角度変動を行うことによって1紙料ウェブ(
15)が下位フェルト(17)から構成される装置は、
更にプレスギャップのアウトレット位置に接近するよう
になるので、再加湿の度合は、最小限に抑えられる。
次に、上述した経過を第2図にそくして再び説明する。
第2図には、プレスギャップを相互間に形成している2
つのプレスロール(10’)(11’)と、紙料ウェブ
(15)と、上位フェルト(16)と、下位フェルト(
17)とが示されている。
上下両フェルト(16) (17)が通常の連続運転位
置を占める場合の走行経路が、2重の実線で示されてい
るのに対し、移行プロセス中の走行経路は、1点鎖線で
示されている。この図から明らかなように、上位フェル
ト(16)のアウトレット角度(a)が増大されること
によって、上位フェルト(16)がプレスロール(io
’)から出る点が、位置(A)から位置(A′)に移動
させられる。
従って、既に述べたように、プレスロールと上位フェル
トとの間に形成される楔状の空気スペースが、以前より
著しくプレスギャップに向かって拡張されるので、紙料
ウェブ(15)がプレスギャップから出る際に、上位フ
ェルト(16)に付着したままである状態は、回避され
る。
下位フェルト(17)の場合は、事情が逆であって。
移行プロセスに際しては、アウトレット角度(b)が意
図的に縮小され、下位フェルト(17)がプレスロール
(11’)から出る位置は、点(B)から点(B′)に
移動させられる。
従って、移行プロセス中には、紙料ウェブ(15)がプ
レスギャップを後にする際に、まず少しだけ余計に下位
フェルト(17)に付着し1次いで、ほぼ点線(15″
)に沿って、第1図に示したガイドロール(30)に向
かう方向で走行しようとする傾向が生ずる。
次に、上下両フェルト(16) (17)が、再びその
正常な(上位の)走行経路をとると1紙料ウェブ(15
)は、プレスギャップから極く僅かしか離れていないと
ころで、下位フェルト(17)から離反する。
換言すれば、紙料ウェブ(15)は、ほぼ完全に両フェ
ルトベルトから解放された状態でガイドロール(30)
に向かう。
第1図には、更に別の角度(d)及び(e)がプロット
されている0紙料ウェブ(15)と上位フェルト(16
)のアウトレット方向との間に形成される角度(d)は
、移行プロセスに際しては約3度の値をとり、ガイドロ
ール(19)が持上げられると、この値は約6度になる
。他方1紙料ウェブ(15)と、下位フェルト(17)
のアウトレット方向との間に形成される角度(e)は、
連続運転中には約3度であり。
ガイドロール(20)が降下されると、この値が約6度
になる。
第3図の実施例に示された湿式プレスは、2つのプレス
ロール(10”) (11’りを有している。この実施
例においては、脱水しようとする紙料ウェブ(15)と
共にプレスギャップを通過するフェルトベルト(16)
は、単に1本のみである。このフェルトベルト(16)
は、アウトレット側で、やはり鉛直方向摺動可能なガイ
ドロール(19)に巻掛は案内されている。
紙料ウェブ(15)は、プレスギャップからガイドロー
ル(30’ )を経て、乾燥部における第1のドラム(
36)に達し、そこでは、支持ベルト(34’)によっ
て案内される。
概略的に示されたこの実施例によれば、プレスロール(
11”)と乾燥ドラム(36)とのために、それぞれ一
つの電気モータ(M)が設けられている。これらのモー
タ(M)は、紙料ウェブ(15)における所定の可変引
張応力を調整するため、回転数制御装置(35)を介し
て、互いに接続されている。
なお、第3図には、紙料ウェブ(15)を案内するガイ
ドロール(30’ )をも、必要に応じて、鉛直方向摺
動可能に構成しうることが略示されている。
このようにすれば、アウトレット角度(a)が変動した
際にも、紙料ウェブ(15)とフェルトベルト(16)
との間の角度(C)を、一定に維持することが出来る。
第4図の実施例では、第1図の場合と同じように、各1
個のプレスロール(10)と、プレスシュー(11)と
、支持体(12)と、プレスジャケット(13)とが設
けられており、両フェルトベルト(16) (17)の
ためのガイドロール(19’ ) (20’ )は、そ
れぞれ、フレーム(14’ )に固定的に支承されてい
る。両フェルトベルト(16) (17)のアウトレッ
ト角度を変えつるようにしであるため、非回転式のベル
ト案内要素(39) (40)が、プレスギャップのア
ウトレット位置から出来るだけ近いところに設けられて
いる。
第4図から明らかなように、上位のベルト案内要素(3
9)は、飛沫受は容器(41)の一部として構成するこ
とが出来る。飛沫受は容器(41)は、プレスロール(
10)の全長に亘って軸線に平行に延びており、その両
端部で、鉛直方向摺動可能に上述のフレーム(14’)
に支承されている。
他方、下位のベルト案内要素(40)は、担体(42)
に固定されている。この担体(42)は、やはり抄紙機
の横方向に延び、鉛直方向摺動可能にフレーム(14’
)に支承されている。
上位フェルト(16)は、ベルト案内要素(39)によ
って、若干上向きに、また下位フェルト(17)は、ベ
ルト案内要素(40)によって若干下向きに、それぞれ
、偏向案内されている。これらのベルト案内要素(39
) (40)を、垂直方向で摺動させることによって、
各フェルトベルト(16) (17)の偏向度を変える
ことが可能である。従って、第1図および第2図に関し
て説明したのと全く同じように、両フェルトベルトのア
ウトレット角度を変えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ロングギャッププレスとして構成された2条
フェルト式プレスを示す図である。 第2図は、2本ロール型2条フェルト式プレスのプレス
ギャップを概略的に示した拡大図である。 第3図は、2本ロール型単条フェルト式プレスの概略図
である。 第4図は、ロングギャッププレスとして構成された第1
図の実施例とは若干異なる2条フェルト式プレスの概略
図である。 (10)(11)プレス要素 (10’ )(10”) (11’ ) (11”)プ
レスロール(12)支持体        (13)プ
レスジャケット(14)プレスフレーム     (1
4’ )フレーム(15)紙料ウェブ (15つ紙料ウェブの走行経路を示す点線(16)上位
フェルト     (17)下位フェルト(1g) (
19) (19’ ) (20) (20’ )ガイド
ロール(19a) (20a)支承台      (2
1) (22)スライドレール(23) (24)スピ
ンドル    (25) (26)スピンドル駆動装置
(30) (30’ )ガイドロール   (31) 
(32)引張プレス(33)プレスロールの駆動装置(
34)引張プレスの駆動装置(34’)支持ベルト  
    (35)回転数制御装置(36)乾燥ドラム 
     (39) (40)ベルト案内要素(41)
飛沫受は容器     (42)担体(E)プレス面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙、ボール紙、またはそれに類するものを製造す
    る機械内で繊維素ウェブを脱水するための湿式プレスで
    あって、 (イ)2つのプレス要素(10)(11)が設けられて
    おり、そのうち少なくとも一方がロールとして構成され
    、その主軸線(例えば、回転軸線)がプレス面(E)内
    に位置しており、両プレス要素(10)(11)が協働
    して、一つのプレスギャップを形成しており、(ロ)脱
    水しようとする繊維素ウェブ(15)が、水を吸収する
    エンドレスなベルト(例えば、フェルトベルト(16)
    )と共に、プレスギャップ内を通過し、その際、ベルト
    ループを形成するエンドレスなベルトが、ベルト案内要
    素(例えば、ベルトガイドロール(18)(19))を
    介して、両プレス要素の一方(10)に巻掛け案内され
    ており、 (ハ)プレスギャップからのエンドレスベルト(16)
    のアウトレット方向が、ベルトループ内に位置するプレ
    ス要素(10)の側で、プレス面(E)に対してアウト
    レット角度(a)を成しており、 (ニ)繊維素ウェブ(15)が、プレスギャップからフ
    リーな軌道を調節可能な引張応力下で引続き案内されて
    いる、 形式によるものにおいて、 (ホ)エンドレスなベルト(16)のアウトレット角度
    (a)が、抄紙機における湿式プレス部から後続セクシ
    ョンへの繊維素ウェブ(15)の移行中には、連続運転
    中より大きな値に設定されていることを特徴とする湿式
    プレス。
  2. (2)プレスギャップの直後に設けられたベルト案内要
    素(19)(39)の位置が、プレス面(E)に対して
    ほぼ平行に調節可能であることを特徴とする請求項(1
    )記載の湿式プレス。
  3. (3)繊維素ウェブ(15)が、プレスギャップの後方
    で調節可能な案内要素(例えば、ガイドロール(30′
    ))に巻掛けられており、エンドレスなベルト(16)
    のアウトレット方向と、繊維素ウェブ(15)のアウト
    レット方向との間に形成される角度(c)が、両案内要
    素(19)(30′)の共通した調節により、移行時と
    連続運転時とでほぼ一様な値に維持されていることを特
    徴とする請求項(2)記載の湿式プレス。
  4. (4)水を吸収するエンドレスなベルト(16)(以下
    、これを「第1のベルト」と称する。)のほかに、同じ
    くエンドレスな「第2のベルト」(17)が、プレスギ
    ャップを通して案内されており、その際、第2のベルト
    (17)が、両プレス要素のうち、他方の要素(11)
    に巻掛けられており、更に、第2のベルト(17)が、
    第1のベルト(16)より低い吸水能力を有するように
    構成されており、かつ第2のベルト(17)のアウトレ
    ット角度(b)が、繊維素ウェブ(15)の移行中には
    、連続運転中より小さく設定されていることを特徴とす
    る請求項(1)または(2)記載の湿式プレス。
  5. (5)両エンドレスベルト(16)(17)のアウトレ
    ット角度(a)(b)を共に変動させるための装置が設
    けられており、両アウトレット方向を共に変動する際に
    、各アウトレット角度の合計が、ほぼ一定に保たれるよ
    うになっていることを特徴とする請求項(4)記載の湿
    式プレス。
  6. (6)両エンドレスベルト(16)(17)が、フェル
    トベルトとして構成されていることを特徴とする請求項
    (4)または(5)記載の湿式プレス。
  7. (7)第1のベルトがフェルトベルトとして、また第2
    のベルトが液密なプレスベルトとして構成されており、
    プレスベルトが、プレスシューとして構成されたプレス
    要素により、ロールとして構成されたプレス要素に圧着
    されうるようになっていることを特徴とする請求項(4
    )または(5)記載の湿式プレス。
  8. (8)少なくとも一方のエンドレスベルト(16)(1
    6)及び(17)のアウトレット方向を変動させるため
    の装置が、非回転式の偏向装置(39)(40)として
    構成されていることを特徴とする請求項(1)乃至(7
    )のいずれかに記載の湿式プレス。
  9. (9)偏向装置(39)が、飛沫受け容器(41)の1
    部として構成されていることを特徴とする請求項(8)
    記載の湿式プレス。
  10. (10)繊維素ウェブ(15)のアウトレット方向と両
    エンドレスベルト(16)(17)のアウトレット方向
    との間に形成される可変な両角度(d)(e)が、各ア
    ウトレット角度(a)(b)の調節に際して、ほぼ2°
    〜8°の範囲内で変動するようになっていることを特徴
    とする請求項(4)乃至(9)のいずれかに記載の湿式
    プレス。
JP63058561A 1987-03-13 1988-03-14 湿式プレス Granted JPS63243395A (ja)

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