JPS63242337A - 無機塩類粒体の製造方法 - Google Patents

無機塩類粒体の製造方法

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JPS63242337A
JPS63242337A JP7627887A JP7627887A JPS63242337A JP S63242337 A JPS63242337 A JP S63242337A JP 7627887 A JP7627887 A JP 7627887A JP 7627887 A JP7627887 A JP 7627887A JP S63242337 A JPS63242337 A JP S63242337A
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JP
Japan
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water
granulation
binder
soluble
salts
Prior art date
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Pending
Application number
JP7627887A
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English (en)
Inventor
Tomotoshi Wada
智敏 和田
Akio Takimoto
滝本 明男
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Kunimine Industries Co Ltd
Original Assignee
Kunimine Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水溶性態a塩類粉末からの造粒方法に関し、さ
らに詳しくは精製度の低い粗製の水溶性無機塩類を用い
ても、効率よ〈造粒物を得ることができる、無機塩類粒
体の製造方法に関する。
(従来の技術) 水溶性の金属塩類の造粒物は1食料品、飼料、肥料、農
薬その他の幅広い分野に用途を有している。このような
造粒物は通常金属塩類の乾燥粉末に適当なバインダーを
添加して造粒することにより製造されている。しかし肥
料、農薬などのようにいわゆる使い捨てになる分野にお
いては、他の分野の場合と異なり、用いられる金属塩の
純度は大きな問題にならないので、造粒用の原料として
粗製品、゛ト製品などが用いられることが多い。このよ
うな原料の場合、異物の混入のために通常着色していた
り、含水率か高かったり、粉末の粒度が不均一であるな
どの不具合か精製品の場合より多くなるが、造粒前での
処理すなわち乾燥、粉砕、分級などにより十分に対応で
きるものである。
(発IJJか解決しようとする問題点)しかじ未発IJ
I者らの検討によればこのような造粒方法ては粗製の無
機塩類を用いる場合造粒装置内における機材に対する無
a塩類の付着;よか著しく高くなり、また粘結に用いる
バインダーの機能か低下し、満足に造粒できなくなると
いうことか未解決の問題として残る。
従ってこのような性状を有する粗製品の無機塩類の場合
には造粒かできないため、あらためて精製を行うような
方法か採られていた。しかしこの場合には、製造工程が
一段増加するだけでなく、経済性の点でも極めて不利で
ある。
上述のような性質を有する粗製の無機塩類でもあらため
て精製することなく、従来の方法て造粒てきれは、造粒
方法の簡略化か図れることになる。したかってその目的
を満足する製造方法の開発か要求されている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らはそのような粗製の無機塩類と造粒に用いら
れるバインダーとの相互作用について、鋭意検討を重ね
たところ、無機塩類中の異物がバインダーの粘結力に悪
影響を及ぼし、その異物が特にアルカリ性側、あるいは
酸性側に造粒対象物のpHを片寄らせる場合に造粒が困
難になること、従って適切なpH3J整剤を前記造粒対
象物に添加して、pH雰囲気を中性にすることにより、
ト述の問題点か解消されることを見出し、この知見にノ
、(づき本発明をなすに至った。
すなわち本発明は、水溶性無機塩類粉末な粘結剤を用い
造粒するに際し、造粒物を水に溶解させたときのpHか
5〜9の範囲内に入るようにpH調整剤を添加後混練、
J&形して造粒することを特徴とする無機塩類の粒体の
製造方法を提供するものである。
本発明における造粒対象としての無機塩類は。
水溶性のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩なとてあ
り、水に溶解したときのpHか5ないし9の範囲内に入
るものが好ましい。具体的には、食塩、塩化カリウム、
臭化ナトリウム、沃化カリウム、塩化カルシウム、塩化
マグネシウムなどのハロゲン化物、硫酸ナトリウム、硫
酸カリウムなどの硫酸塩、硝酸ナトリウム、硝酸カリウ
ムなどの硝酸塩、リン酸二ナトリウム塩、リン酸二カリ
ウムなどのリンPtIk11などか挙げられるか、未発
IIの対象となる無機塩類はこれらの例示化合物に限定
されるものではない。
無機塩類の造粒に用いられる粘結剤については特に限定
されないが、本発明においては例えばアルギン酸ナトリ
ウム、メチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、
ポリリン酸カリウム、メタリン酸ナトリウム、アラビア
ゴム、カゼイン、ファーガム、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロースなどの増粘性を有す
るもの、粉末粒子に対する結着性を示すものなどを用い
るのが好ましい。無機塩類に対する上述の粘結剤の配合
量は、l−1的とする造粒物の物性、塩類の種類、造粒
手段などにより適宜調整され、通常は無11111類に
対して重量てO,1〜10.0%の範囲内から選ばれる
一方無機塩類あるいは上述の粘結剤などに含まれる水分
は、造粒方法によってはバインダーとしての役割りを果
すこともあり、さらに粘結剤を無a塩類中に分散させる
ための機能を果すこともある。従って造粒に際して、対
象物中の水分量か低い場合には必要な1よを添加しても
よい。混練時の水分量は20重量%まての範囲である。
kネIIIL:″ぶいてと土 帽l!類と粘結剤、そし
て必要に応じて添加される木から構成される造粒対象物
を水に溶解させたときにそのpHを5〜9、好ましくは
6〜8の範囲に入るように調整するために、pH調整剤
が添加されるか、pHか上記の範囲内に入るような機能
を有する限り、酸あるいはアルカリの種類には限定され
ない。しかし水溶性の造粒物を得るためには、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ
、塩酸、臭酸なとの無a塩類中の異物と反応しても水溶
性の中性塩を形成する機能を有するものを用いるのか特
に好ましい。
上述のpH調整剤は、上述の造粒対象物に添加してもよ
いか、粘結剤への影響を防ぐために、無a塩類に予め添
加混練してから、その後に粘結剤を添加する方法を採る
のか好ましい。pH調整剤は必要な量を水に溶解ないし
は希釈して無aa!類に添加する方法か採られる。
無機塩類とpH3J整剤の混練、あるいはそれに引続く
粘結剤および必要に応じて添加される水を添加しての混
練は通常の混練手段を用いて達成させる。具体的な混練
を行う手段としては、濡れた粉末をこねまぜ、あるいは
かきまぜすることのできる装置、例えば横型二軸の回転
攪拌軸を有するミキサー、縦形の攪拌軸を有するかきま
ぜ機などが用いられる。
L述の混練方法により得られた造粒対象物より造粒を行
うための具体的な方法としては、濡れた粉末を成形でき
る装置を用いることにより目的を達せられる。すなわち
対象物を転動させたり、攪拌させたり、振動をケーえる
ことにより対象物を相互に衝突、接触させることにより
造粒する方法。
あるいは対象物を通出な形状を有するノズル孔よりスト
リング状に押出して成形する方法などが適宜採用される
なおL述の混練、造粒に際して、顔料、充填剤その他の
添加剤を適宜配合することも本発明の趣旨を妨げるもの
てはない。
(発明の効果) 本発明の造粒方法により、粗製の無機塩類を用いても支
障なく造粒することか可能となった。すなわち異物混入
量の多い材料、例えば天然に採掘された状j!?の材料
のように若干の水溶性の異物を含有していても、通常の
粘結剤を用いることにより、1冷rliに、歩止まりの
極めて高い造粒か実施できるようになった。また水に不
溶性の異物を成形する場合、成形装置のいわゆるデッド
スペースにこれらが滞留した場合、トラブルを引起こし
たり、装置の機材を腐食させたり、クリーニングか困難
になることか多いが、本発明によりこのような難点を解
消することが可能となった。
また本発明の方法で得られる造粒物は、水に不溶性分を
微小にすることかできるため、例えば肥料、農薬あるい
はこれらのベースとして用いる場合に非常に好適となる
。すなわち不溶性分のないことから、次工程例えば農薬
などの含浸、乾燥などの工程におけるハンドリングも容
易である。また造粒物が中性雰囲気にあるため、施肥、
散布などの操作に於て、農作物への悪影響が認められな
い。
(実施例) 以下実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明する
か、本発明は実施例により限定されるものではない。
実施例1 三井物産輛社より市販されている粗製の無水の塩化カリ
ウム(薄い赤味を帯びた結晶、KCuの純度62%、5
%の水溶液のpHか9.23)5kgに対し、水700
dとともに6Nの塩酸10dを添加して、不二パウダル
■製20文バッチニーダ−にて、10分間こねまぜを行
った。引続いてグア・ガム15gとアルギン酸ナトリウ
ム30gを添加してさらに10分間こねまぜて、造粒対
象物を得た。
上記の造粒対象物を不二パウタルー製横押し型造粒a 
(EXD−100型)にてセットスクリーンはSUS製
0.9mmφを用いて造粒速度60秒間で造粒を行い、
乾燥は不二バウダル■製ミゼットドライヤーにて温風温
度120℃にて10分間乾燥して0.9mmφxl〜5
mmHの円↓F−JPのベレ、・、トとした一浩粒晶と
しての所定の形状を有するものの収率は93%で、硬度
試験を層積法に基づき行ったところ、造粒品硬度は5%
であり、造粒物の表面は滑らかであった。なお得られた
造粒物の5%水溶液のPHは7.5てあった。
比較例1 実施例1において、塩酸を添加しなかった以外は、実施
例1と全く同様にして塩化カリウムの造粒を行9た。造
粒収率は63%てあり、造粒品の硬度は20%〜30%
てあった。なお得られた造粒物の表面は粗く、ザラザラ
していた。
実施例2 実施例1において、添加する6Nの塩酸の添加j、1−
をド表のように変化させ、実施例1て用いたバインダー
の代りにカルボキシメチルセルロースを30g添加した
以外は実施例1と同様にして、造粒を行った。
得られた造粒物のpH,物性などは下表に示す通りであ
る。
ド記表の結果より実験No、l、2.7に比べ造粒物の
pH5〜9である実験N003〜6では粒状物の硬度が
優れ、著しく高い収率な示すことがわかる。
第1表 特許出願人 クニミネ工業株式会社 代理人 弁理士 飯 1)敏 三”、;:、j、、、i
、、”。
−、、、ニア7:’1./

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水溶性無機塩類粉末を粘結剤を用い造粒するに際し、造
    粒物を水に溶解させたときのpHが5〜9の範囲内に入
    るようにpH調整剤を添加後、混練、成形して造粒する
    ことを特徴とする無機塩類の粒体の製造方法。
JP7627887A 1987-03-31 1987-03-31 無機塩類粒体の製造方法 Pending JPS63242337A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5767090A (en) * 1980-10-08 1982-04-23 Mitsubishi Chem Ind Manufacture of granular chemical fertilizer containing slow-release potassium
JPS5869794A (ja) * 1981-10-19 1983-04-26 日本化学工業株式会社 溶成りん肥顆粒品の製造方法
JPS59141479A (ja) * 1982-12-29 1984-08-14 藤後 幸功 粒状酸性鉱さい質肥料とその製造法
JPS59190286A (ja) * 1983-04-13 1984-10-29 石原肥料工業株式会社 苦土入り粒状複合肥料の製造方法
JPS61286289A (ja) * 1985-06-07 1986-12-16 北海道農材工業株式会社 防散炭酸カルシウム肥料の製造方法

Patent Citations (5)

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