JPS63241225A - 漏洩水の止水方法 - Google Patents
漏洩水の止水方法Info
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- JPS63241225A JPS63241225A JP62077171A JP7717187A JPS63241225A JP S63241225 A JPS63241225 A JP S63241225A JP 62077171 A JP62077171 A JP 62077171A JP 7717187 A JP7717187 A JP 7717187A JP S63241225 A JPS63241225 A JP S63241225A
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Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば、地下構造物や地下構築物等の漏洩水
の止水方法に関し、特に、地下水を汚染する恐れの全く
ない無公害且つ効果的な漏洩水止水方法に関するもので
ある。
の止水方法に関し、特に、地下水を汚染する恐れの全く
ない無公害且つ効果的な漏洩水止水方法に関するもので
ある。
地下構造物等の工事においては、水の漏洩は不可避的現
象であって、工事を妨げる漏洩現象を防止するための多
くの工法が知られでいる。その実用的なものとしては、
例えば、反応型合成樹脂を利用するもの及び水ガラス系
閉塞材を利用するものが代表的であるが、前者は、漏洩
箇所閉塞用の原料液に重合性単量体が使用されるので、
その単量体の地下への浸透による地下水の汚染が大きな
問題であり、また、後者は、水ガラスのアルカリの溶出
による地下水のＰＨの上昇が問題となっている。
象であって、工事を妨げる漏洩現象を防止するための多
くの工法が知られでいる。その実用的なものとしては、
例えば、反応型合成樹脂を利用するもの及び水ガラス系
閉塞材を利用するものが代表的であるが、前者は、漏洩
箇所閉塞用の原料液に重合性単量体が使用されるので、
その単量体の地下への浸透による地下水の汚染が大きな
問題であり、また、後者は、水ガラスのアルカリの溶出
による地下水のＰＨの上昇が問題となっている。
従って１本発明の目的は、地下水を汚染する等の環境に
悪影響を与えることなく地下における漏洩水を止水し得
る効果的方法を提供することにある。また、他の目的は
、そのような地下の漏洩箇所の閉塞を容易に達成し得る
閉塞材料を提供することにある。
悪影響を与えることなく地下における漏洩水を止水し得
る効果的方法を提供することにある。また、他の目的は
、そのような地下の漏洩箇所の閉塞を容易に達成し得る
閉塞材料を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成する漏洩水の止水方法につ
いて研究を重ねた結果、極めて実用的且つ効果的技術を
開発した。
いて研究を重ねた結果、極めて実用的且つ効果的技術を
開発した。
すなわち、本発明は、吸水性且つ水膨潤性の高分子物質
を水溶性高分子物質を水溶化助剤として水に溶解させ、
得られた粘稠な水溶液を水の漏洩箇所に注入して上記水
膨潤性高分子物質をゲル化させることを特徴とする漏洩
水の止水方法を提供するものである。
を水溶性高分子物質を水溶化助剤として水に溶解させ、
得られた粘稠な水溶液を水の漏洩箇所に注入して上記水
膨潤性高分子物質をゲル化させることを特徴とする漏洩
水の止水方法を提供するものである。
本発明の方法においては、吸水性及び水膨潤性を有する
高分子物質と水溶性高分子物質とを組み合わせて調製さ
れた粘稠な水溶液を止水材として用いることが特徴的で
あって、この粘稠な水溶液を水中に加えた場合、溶解助
剤である水溶性高分子物質は水中に拡散溶出することに
より、吸水性高分子物質はゲル状に析出する性質をもつ
ものである。従って、この高い粘性の水溶液は流動する
水と接触することにより、水溶性の高分子物質は流去し
て吸水性の高分子物質が水不溶化したゲルを形成し、そ
のゲルが漏洩水の流路間隙を密に充てんして止水効果が
得られるようである。
高分子物質と水溶性高分子物質とを組み合わせて調製さ
れた粘稠な水溶液を止水材として用いることが特徴的で
あって、この粘稠な水溶液を水中に加えた場合、溶解助
剤である水溶性高分子物質は水中に拡散溶出することに
より、吸水性高分子物質はゲル状に析出する性質をもつ
ものである。従って、この高い粘性の水溶液は流動する
水と接触することにより、水溶性の高分子物質は流去し
て吸水性の高分子物質が水不溶化したゲルを形成し、そ
のゲルが漏洩水の流路間隙を密に充てんして止水効果が
得られるようである。
また、地下水、コンクリート構造体中の硬度成分と高分
子物質が反応して水に不溶化したゲルが形成され、空隙
の充填効果は更に期待される。
子物質が反応して水に不溶化したゲルが形成され、空隙
の充填効果は更に期待される。
本発明における粘稠な水溶液の調製に用いられる吸水性
で且つ水膨潤性の高分子物質は、各種のものが知られて
いるが、本発明の方法に好都合に用いられるものとして
は１例えば、ポリアクリル酸やアクリル酸を主成分とす
る非水溶性の共重合体類を代表的なものとして挙げるこ
とができる。
で且つ水膨潤性の高分子物質は、各種のものが知られて
いるが、本発明の方法に好都合に用いられるものとして
は１例えば、ポリアクリル酸やアクリル酸を主成分とす
る非水溶性の共重合体類を代表的なものとして挙げるこ
とができる。
また、水膨潤性高分子物質を水に溶解させる助剤として
は１例えば、ポリアクリル酸ナトリウム。
は１例えば、ポリアクリル酸ナトリウム。
ポリエチレンオキシド、ポリビニルアルコール及びカル
ボキシメチルセルローズ等の水溶性高分子物質が挙げら
れる。この水溶性高分子物質の水膨潤性高分子物質に対
する使用量は、水膨潤性高分子物質を水に溶解させるこ
とができるならば何ら制限されないが、好ましくは、可
及的少量が採用される。それらの割合は、用いられる水
膨潤性高分子物質と水溶性高分子物質助剤との個々の組
合せによってそれぞれ異なり、その助剤の好ましい使用
量は［１４な実験によって容易に決定することができる
。
ボキシメチルセルローズ等の水溶性高分子物質が挙げら
れる。この水溶性高分子物質の水膨潤性高分子物質に対
する使用量は、水膨潤性高分子物質を水に溶解させるこ
とができるならば何ら制限されないが、好ましくは、可
及的少量が採用される。それらの割合は、用いられる水
膨潤性高分子物質と水溶性高分子物質助剤との個々の組
合せによってそれぞれ異なり、その助剤の好ましい使用
量は［１４な実験によって容易に決定することができる
。
また、本発明の方法において、水の漏洩箇所へ注入され
る粘稠な水溶液は、適度の粘稠度を有することが好まし
く、その粘度は、漏洩水の流出量。
る粘稠な水溶液は、適度の粘稠度を有することが好まし
く、その粘度は、漏洩水の流出量。
その間隙の大きさ等によって変動するであろうが、例え
ば、１０，０００ｃｐｓかｌ二１グリース状の粘度範囲
のものが好ましへ用いられる。゛その粘度は、主として
、溶解させる吸水、膨潤性の高分子物質と水溶性高分子
物質との濃度を選択するごとにより容易に調整すること
ができる。
ば、１０，０００ｃｐｓかｌ二１グリース状の粘度範囲
のものが好ましへ用いられる。゛その粘度は、主として
、溶解させる吸水、膨潤性の高分子物質と水溶性高分子
物質との濃度を選択するごとにより容易に調整すること
ができる。
調整された粘稠な水溶液は、洩れ出る水に抗してその間
隙を充てんするように、通常、バイパス等を利用して加
圧注入される。そのような圧入は、彼処ＩＩ箇所の状況
に応じて好適な圧入技術が適宜採用される。
隙を充てんするように、通常、バイパス等を利用して加
圧注入される。そのような圧入は、彼処ＩＩ箇所の状況
に応じて好適な圧入技術が適宜採用される。
水が漏洩する間隙に注入された粘稠な水溶液は、一般に
、その中の水溶性物質が浅水に伴われて余分の水と共に
除去され、吸水性、膨潤性高分子物質がゲル状に析出し
て容易に膨潤体を形成すると共に漏洩間隙を密に充てん
するので、漏洩水が効果的に防止される。更に、粘稠な
水溶液中の水膨潤性高分子物質は、地下水及びコンクリ
ート構造物の中の硬度成分と反応して水に不溶化したゲ
ルを形成し多孔体の空隙を充てんするので、一層安定な
止水効果が期待できる。
、その中の水溶性物質が浅水に伴われて余分の水と共に
除去され、吸水性、膨潤性高分子物質がゲル状に析出し
て容易に膨潤体を形成すると共に漏洩間隙を密に充てん
するので、漏洩水が効果的に防止される。更に、粘稠な
水溶液中の水膨潤性高分子物質は、地下水及びコンクリ
ート構造物の中の硬度成分と反応して水に不溶化したゲ
ルを形成し多孔体の空隙を充てんするので、一層安定な
止水効果が期待できる。
また１本発明の方法において、注入されクラック表面に
溢れた粘稠水溶液を加熱するとき、一層短時間で止水効
果が達成される。
溢れた粘稠水溶液を加熱するとき、一層短時間で止水効
果が達成される。
本発明によれば、例えば地下構造物の水の漏洩間隙が簡
易に閉塞され、漏洩水が効果的に防止できるばかりでな
く、その処置によって地下水が汚染される恐れは実質的
にないので１本発明の方法は実用的にも環境衛生上から
も極めて望ましいものである。
易に閉塞され、漏洩水が効果的に防止できるばかりでな
く、その処置によって地下水が汚染される恐れは実質的
にないので１本発明の方法は実用的にも環境衛生上から
も極めて望ましいものである。
次に、実施例により１本発明を更に詳細に説明する。例
中の部数は、特にことわりがない限り重量による一 実施例１ 水１００部にカルボキシメチルセルローズ３部を溶解し
、これにスターチポリアクリレート３部を添加してよく
かきまぜ、透明な粘稠液を得た。この水溶液をコンクリ
ート壁に発生した水が漏洩するクラック（約０．５゛ｌ
ｌｌ１）の止水に適用した、止水に際して、該クラック
にバイパスをつくり、調製水溶液をその一端から２ ｋ
ｇ／ｃｄの圧力で注入した。
中の部数は、特にことわりがない限り重量による一 実施例１ 水１００部にカルボキシメチルセルローズ３部を溶解し
、これにスターチポリアクリレート３部を添加してよく
かきまぜ、透明な粘稠液を得た。この水溶液をコンクリ
ート壁に発生した水が漏洩するクラック（約０．５゛ｌ
ｌｌ１）の止水に適用した、止水に際して、該クラック
にバイパスをつくり、調製水溶液をその一端から２ ｋ
ｇ／ｃｄの圧力で注入した。
充てんされ、クランクから溢れ出た止水材溶液を熱風加
熱してゲル化させると、止水が極めて短時間に達成され
た。
熱してゲル化させると、止水が極めて短時間に達成され
た。
この粘稠水溶液は、水酸化カルシウムの飽和水溶液を接
触させると、白色ゲルを形成した。
触させると、白色ゲルを形成した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、吸水性且つ水膨潤性の高分子物質を水溶性高分子物
質を水溶化助剤として水に溶解させ、得られた粘稠な水
溶液を水の漏洩箇所に注入して上記水膨潤性高分子物質
をゲル化させることを特徴とする漏洩水の止水方法。 ２、吸水性且つ水膨潤性高分子物質が、アクリル酸系重
合体である特許請求の範囲第１項に記載の止水方法。 ３、水溶性高分子物質が、ポリアクリル酸ナトリウム、
ポリエチレンオキシド、ポリビニルアルコール及びカル
ボキシメチルセルローズより成る群から選択される特許
請求の範囲第１項に記載の止水方法。 ４、粘稠な水溶液が、１０，０００ｃｐｓないしグリー
ス状の範囲の粘度に調整された特許請求の範囲第１項に
記載の止水方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62077171A JPS63241225A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 漏洩水の止水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62077171A JPS63241225A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 漏洩水の止水方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63241225A true JPS63241225A (ja) | 1988-10-06 |
Family
ID=13626348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62077171A Pending JPS63241225A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 漏洩水の止水方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63241225A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109555165A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-04-02 | 洛阳双瑞特种装备有限公司 | 一种地下空间构筑物变形缝渗漏水治理工艺 |
| CN111021428A (zh) * | 2019-05-22 | 2020-04-17 | 四川童燊防水工程有限公司 | 地下建筑底板堵漏灌浆及加固施工方法 |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP62077171A patent/JPS63241225A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109555165A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-04-02 | 洛阳双瑞特种装备有限公司 | 一种地下空间构筑物变形缝渗漏水治理工艺 |
| CN111021428A (zh) * | 2019-05-22 | 2020-04-17 | 四川童燊防水工程有限公司 | 地下建筑底板堵漏灌浆及加固施工方法 |
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