JPS6324101A - 前輪２軸車両の前前輪と前後輪との平行度調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｒ、産業上の利用分野］ 本発明は前後１対の車軸に支持された４個の車輪の向き
を頌（づて舵取りを行う形式のいわゆる前輪２軸車両に
あける前前輪と前後輪との平行度を調整する装置に関す
るものである。

［従来の技（イｉ］ 前輪２軸車両では、前輪１軸市両で行う前輪のホイルア
ライメント（トーイン、キャンバ、キャスタ、キングピ
ンの傾斜角）を調整するだけでは、タイヤの（ｑ摩耗が
多く琵生し、前４輪の平（テ度についてもｙ４整する必
要がある。

従来は前４輪の平（テ度を調整するために、第１図に示
すように左右の前前輪２の前端とフレーム１２との間隔
Ａ＋　、Ａ２　、前前輪２の後端とフレーム１２との間
隔Ｂｉ　、　Ｂ２　、左右の前後輪６の前端とフレーム
１２との間隔Ｃ１，Ｃ２，ｔ＞よび前後輪６の後端とフ
レーム１２との間隔Ｄ１．Ｄ２をそれぞれ測定して、Ａ
Ｉ　＝Ａ２　、ｓ＋　＝８２、ＣＩ　＝Ｃ２、ＤＩ　＝
Ｄ２となるよう（こ、左右の前前輪２を連結するリンク
３と左右の前後輪６を）Ｗ結するリンク５とを互いに連
結するリンクロッド４を調整していたのであるが、呂車
輪を支持ｆる阪ばねの端面の誤差が大きく、タイヤの（
１＠耗が起り易かった。

［発明が解決しようとする問題点ｊ 本発明の目的はこのような問題に鑑み、車体を地面から
引き上げた状態で操向操作を１１いながら、前前輪と前
後輪とが平行になるようにリンクロツドの調整を行う、
前前輪と前後輪との平行度調整ａ置を提供することにあ
る。

上記目的を達成するために、本発明の構成は前前輪およ
び前後輪のディスク端面にそれぞれ車軸中心を挟んで前
後に吸着される同厚の前後１対のマグネットベースと、
多対のマグネットベースの間に吸着される前後１対のス
トレートエツジと、前後１対のストレートエツジに張り
渡されて相互の平行度を検査する糸とを具喝するもので
ある。

［作用］ 車両をジヤツキにより持ち上げ、前前輪２および前後輪
６の各ディスク端面７に車軸を挟んでマグネットベース
８を吸着し、このマグネットベース８にストレートエツ
ジ９を前後方向に延びるように吸着させて、これらのス
トレートエツジ９の間に糸を張りながら舵取操作により
前前輪２および前後輪６を傾けると、途中で前後１対の
ストレートエツジ９の間に糸１３が平行に張り渡される
位置があれば、前前輪２と前後輪６との平行度が維持さ
れているのであって、なければリンクロッドによりＦＪ
４整して同様の作業を繰り返すことにより前前輪２と前
後輪６との平１１度が１１られる。

［発明の実施例］ 第２．３図に示すように、まず前輪２軸車両は第１図の
場合と同様に左右１対の前前輪２が前前リンク３をもっ
て操向可能に連結され、同様にと右１対の前後輪６が前
後リンク５をもって連結される。前前リンク３と前後リ
ンク５とは車両の前後方向に延びるリンクロッド４をも
って互いにｊｌ結される。

本発明に係る調整装置は前前輪２のディスク端面７に車
軸中心を挟んで吸着される前（多１対のマグネットベー
ス８と、マグネットベース８の間に掛は渡して吸着され
るストレートエツジつと、同様に前後輪６のディスク端
面７にｒｆｔＭされる１対のマグネットベース８と、こ
れらのマグネットベース８に掛は渡して吸着される１対
のストレートエツジつと、前述した前前輪２側のストレ
ー１〜エツジつと前後輪６側のストレートエツジ９との
間に張り渡される糸１３とから構成される。４個のマグ
ネットベース８は精密な同じ厚さの寸法をもつ永久磁石
からなるゲージブロックである。ストレートエツジ９は
互いに反対側の長手方向の面を平坦かつ平行に仕上げら
れている。

次に、上述の調整装置を用いて前前輪２と前後輪６との
平行度を調整する方法について説明する。

第２図に示すように、まず車両のフレーム１２の少なく
とも前方部分をジヤツキなどにより持ち上げ、前前輪２
および前後輪６を地面１４から引き上げ、自由に操向し
得る状態とする。そして、各車輪のハブ、キングピン、
ジヨイント部Ｕボルトなどに緩みがないかどうかを５１
認し、緩みがあればこれを締め付ける。

次いで、右側の車輪について平行度を調整する場合につ
いて説明すれば、ディスク端面７を清蜀した後、車軸中
心線を挟んで前後の傷のない平坦面にマグネットベース
８を吸着させ、さらにこれらのマグネットベース８の外
端面にストレー１〜エツジ９をほぼ水平に吸着支持する
。

次いで、ハンドルを少し布切りにし、ストレートエツジ
９の外側面に合せて糸１３を張り渡す。

この場合糸１３の一方の端部を第３図に示すように一方
のストレートエツジ９の端部０に動かないように支持し
たうえ、糸１３の他端部を真っ直ぐに緊張させて、第３
図に破線で示す位置から矢印Ｘで示す方向に移動させな
がら、前後輪６　ｆｕｌｌのストレートエツジ９の外側
面へ接近させ、各ストレートエツジ９の前後端部０−Ｌ
　　Ｍ　　Ｎが一直線上に並ぶか否かを糸１３で点検す
る。

前前輪２および前後輪６を右または左に微小角だけ舵取
りしながら、各ストシ・−トエツジ９の端部０−　Ｌ　
−１ｖｌ　−Ｎが一直線に並ぶ位置を見出すのであるが
、このような車輪の操向位置かない場合には、前前輪２
と前後輪６との平ｊテ度が狂っているのであり、リンク
ロッド４を回転して調整し、再び前述と同様の作業を繰
り返し、各ストレー１〜−１ツジ９の端ａｌｔｏ−Ｌ−
〜４−Ｎが一致するようにする。

上述のようにして前前輪２と前後輪６とが前後方向に一
直線上に並ぶように取り付けられていれば、車両の直進
状態では第４図に示すようにトーインにより左右の前前
輪２および前後輪６の前端縁の間隔が後端縁のそれより
も狭くなっており、これらの間隔Ｅ１．Ｅ２が互いに等
しく、また左側の前前輪２と前後輪６の軸心間の距離Ｆ
１と、右側の前前輪２と前後輪６の軸心間の距離Ｆ２と
は等しくなっている。したがって、このような状態では
車両の操向操作に対して４つの車輪に対して平均的には
ほぼ同等の摩擦抵抗が動き、特定の車輪のタイヤだけが
摩耗したり、あるいはタイヤの片側だけが極端に偏摩耗
することがない。

［発明の効果〕 本発明は上述のように、前輪２軸車両の前前輪と前後輪
との平行度調整装置として、前前輪および前後輪のディ
スク端面にそれぞれ車軸中心を挾んで前後に吸着される
同厚の前後１対のマグネットベースと、各列のマグネッ
トベースの間に吸着される前後１対のストレートエツジ
と、前後１対のストレートエツジに張り渡されて相互の
平行度を検査する糸とからなるものであり、４個のマグ
ネットベースを用いて前後の車輪にそれぞれストレー１
、エツジを吸着し、車輪を微小角度だけちまたは左へ切
りながら、糸を用いて前後のストレートエツジの平１テ
関係を調べるものであるから、その調整方法が簡単であ
り、前前輪と前後輪との関係を直接調へるものであるか
ら、平行度を正確に調整することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の前輪２軸車両の前前輪と前後輪との平（
テ度の測定方法についての説明図、第２図は本発明によ
る調ＭＫ買の使用状態を示す側面図。 第３図は同平面図、第４図は本発明の詳細な説明する平
面図である。 ２：前前輪　３：前前リンク　４ニリンクロット５：前
後リンク　６二前後輸　７：デイク喘面８：マグネット
ベース　９ニストレー１〜エツジ１２：フレーム　１３
：糸　１４；地面特許出願人　いすイ自動車株式会社 代理人　　　弁理士　　山本俊夫 第　４　図 第　２　図 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前前輪および前後輪のディスク端面にそれぞれ車軸中心
   を挟んで前後に吸着される同厚の前後１対のマグネット
   ベースと、各対のマグネットベースの間に吸着される前
   後１対のストレートエッジと、前後１対のストレートエ
   ッジに張り渡されて相互の平行度を検査する糸とからな
   る、前輪２軸車両の前前輪と前後輪との平行度調整装置
   。