JPS63240202A - 無指向性アンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は有無指向アンテナに関し、特に鋭い垂直指向性
の制御を可能とした構造に関する。

〔従来の技術〕

従来、この主の無指向性アンテナは、垂直ダイポールア
ンテナやブラウンアンテナなどの無指向性アンテナを複
数個積み重ねることにより垂直面の指向性を制御し、利
得を得るものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の無指向性アンテナは、原理的に個々のア
ンテナに給電する高周波電力の位相を制御する必要があ
り、構造が複雑になること、垂直面の内の指向性すなわ
ち打上げ角の制御が利得と独立にできないなどの欠点が
ある。

本発明の目的は、このような欠点を除き、簡単な構造で
、利得と打上げ角の制御を独立に行なうことの出来る無
指向性アンテナを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の無指向性アンテナは、地表面に対し垂直上方に
指向性を有する単一指向性の幅射器と、この幅射器の主
ビームの中心線上に回転対象軸を有し、頂点を下にした
円錐形の反射器とを有している。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図（ａ）は本発明の第１の実施例を示す縦断面図で
ある。図中、１は幅射器となるパラボラアンテナ、２は
反射器となる頂角θ−９０゛の金属性の円錐形反射板で
ある。パラボラアンテナ１から輻射された電波３は反射
板２の表面で反射方向に進む電波４となる。この際反射
板（２）に対する電波の入射角と反射角が等しくなるか
ら頂角θ−９０°の時垂直内面の打上げ角はＯｏとなる
。才な垂直面のビーム幅は幅射器１のビーム幅と同一と
なる。即ち、その垂直面指向性は、第１図＜ｂ）で示さ
れるような無指向性アンテナとして動作する。

第２図（ａ＞は本発明の第２の実施例を示す縦断面図で
ある。本実施例は、第１の実施例に対し反射器２′の頂
角θが９０゛以上の金属性円錐形反射板である。この場
合には、θ〉９０゛であるため幅射器１からの電波３は
反射器２′で反射された際下方に輻射される電波４′と
なる。すなわち、その垂直面指向性は第２図（ｂ）のよ
うになり打上げ角はマイナスとなる。この場合も、ビー
ム幅は幅射器１のビーム幅と同一である。

これら、実施例のいずれの場合でも、垂直面内のビーム
幅は単一指向性の幅射器１のビーム幅で決まり、反射器
２の頂角θによる打上げ角の制御を利得と独立に行なう
ことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、指向性のすぐれた単一指
向性アンテナを幅射器として用いて、円錐形の反射器と
組み合わせることにより、幅射器の主ビームと同一の鋭
い垂直面ビーム幅を有する無指向性のアンテナを実現で
きると共に、反射器の円錐の頂角を変えることにより、
垂直面内の打上げ角を自由に制御することができる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）は本発明の第１の実施例の縦断面
図およびそのアンテナの垂直面内の指向性を示すパター
ン図、第２図（ａ）、（ｂ）は本発明の第２の実施例の
縦断面図およびそのアンテナの垂直面内指向性を示すパ
ターン図である。 １・・・幅射器（パラボラアンテナ）、２．２’・・・
反射器、３・・・幅射器から輻射された電波、４゜４′
・・・反射器で反射された電波。 ＝５− ルン 隋１目 箭Ｚ口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 地表面に対し垂直上方に指向性を有する単一指向性の幅
   射器と、この幅射器の主ビームの中心線上に回転対象軸
   を有し、頂点を下にした円錐形の反射器とを備えること
   を特徴とする無指向性アンテナ。