JPS6323970Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323970Y2 JPS6323970Y2 JP2096883U JP2096883U JPS6323970Y2 JP S6323970 Y2 JPS6323970 Y2 JP S6323970Y2 JP 2096883 U JP2096883 U JP 2096883U JP 2096883 U JP2096883 U JP 2096883U JP S6323970 Y2 JPS6323970 Y2 JP S6323970Y2
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- JP
- Japan
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- powder
- cyclone
- discharge
- discharge valve
- center
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- Expired
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- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 37
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
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- Cyclones (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、粉体の空気輸送装置に用いられるサ
イクロン分離器における粉体排出装置に関するも
のである。
イクロン分離器における粉体排出装置に関するも
のである。
(従来の技術)
従来のサイクロン分離器における粉体排出装置
としては、ロータリーバルブやバタフライバル
ブ、あるいはノズルから圧縮空気を吹き込んで強
制的に粉体を排出させる装置などがある。
としては、ロータリーバルブやバタフライバル
ブ、あるいはノズルから圧縮空気を吹き込んで強
制的に粉体を排出させる装置などがある。
また、サイクロン本体の下底に小さなダスト排
出口設け、この排出口を、片持ち支持の可撓性舌
片で下方より閉じるようにしたサイクロン集塵装
置が、本出願前に提案されている(実開昭54−
181394号公報)。
出口設け、この排出口を、片持ち支持の可撓性舌
片で下方より閉じるようにしたサイクロン集塵装
置が、本出願前に提案されている(実開昭54−
181394号公報)。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、ロータリーバルブやバタフライバルブ
は、完全なシール機能を果たすことができないば
かりでなく、バルブ部分に粉の噛み込みや付着が
生じ、排出作用が円滑に行われなくなることがあ
る。
は、完全なシール機能を果たすことができないば
かりでなく、バルブ部分に粉の噛み込みや付着が
生じ、排出作用が円滑に行われなくなることがあ
る。
一方、ノズルから圧縮空気を吹き込んで強制的
に粉体を排出させる装置は、排出作用が強制的で
あるため、サイクロン内部で形成している過気流
を乱し、捕集効率を著しく低下させる欠点があ
る。
に粉体を排出させる装置は、排出作用が強制的で
あるため、サイクロン内部で形成している過気流
を乱し、捕集効率を著しく低下させる欠点があ
る。
また、公開公報で提案されたサイクロン集塵装
置は、塵埃の代わりに粉体だとすると、サイクロ
ン本体のシール下底の排出口周囲の段差に粉体の
堆積や滞留が起こり、それの崩壊で一度に多量の
粉体が排出されるので、排出口や輸送経路を閉塞
することがあり、サイクロン本体内に形成される
過気流の中心と排出口の中心が偏倚した状態で粉
体が排出されるので、サイクロン本体内の過気流
が乱れ捕集効率が低下する。
置は、塵埃の代わりに粉体だとすると、サイクロ
ン本体のシール下底の排出口周囲の段差に粉体の
堆積や滞留が起こり、それの崩壊で一度に多量の
粉体が排出されるので、排出口や輸送経路を閉塞
することがあり、サイクロン本体内に形成される
過気流の中心と排出口の中心が偏倚した状態で粉
体が排出されるので、サイクロン本体内の過気流
が乱れ捕集効率が低下する。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記の点に鑑みて考案されたもので
あつて、機械的作動や圧縮空気を用いることな
く、また、自重による排出であつても、崩壊によ
る一度に沢山の排出を防ぎ、円滑に粉体を排出で
きる装置をうることを目的とするものである。
あつて、機械的作動や圧縮空気を用いることな
く、また、自重による排出であつても、崩壊によ
る一度に沢山の排出を防ぎ、円滑に粉体を排出で
きる装置をうることを目的とするものである。
そのために、本考案にあつては、粉体の空気輸
送装置において、サイクロン分離器下端と吸引管
との接続部の粉体取出口に中心から放射状にスリ
ツトを入れた弾力性のある排出弁を設けることに
より解決を図つたものである。
送装置において、サイクロン分離器下端と吸引管
との接続部の粉体取出口に中心から放射状にスリ
ツトを入れた弾力性のある排出弁を設けることに
より解決を図つたものである。
本考案のものによれば、輸送空気から分離して
サイクロン分離器内部に堆積した粉体は、自重に
より大きく崩壊することなく、吸引管に落下排出
され、排出後は、弾力性のある排出弁の復元力で
密閉状態を保つため、サイクロン内部の過気流を
乱さず捕集効率も低下しないようになつている。
サイクロン分離器内部に堆積した粉体は、自重に
より大きく崩壊することなく、吸引管に落下排出
され、排出後は、弾力性のある排出弁の復元力で
密閉状態を保つため、サイクロン内部の過気流を
乱さず捕集効率も低下しないようになつている。
更に、構造がきわめて簡単なため、操作保守が
容易となり、機械的トラブルも一切なく、したが
つて、分離器の性能を充分発揮するに至つたもの
である。
容易となり、機械的トラブルも一切なく、したが
つて、分離器の性能を充分発揮するに至つたもの
である。
(実施例)
以下、図面に示す実施例について説明する。
第1図において、1はサイクロン本体であつ
て、上下2段に形成され、2は上段のサイクロン
本体に設けられた粉体の混入した送風管であり、
3はその排気管である。
て、上下2段に形成され、2は上段のサイクロン
本体に設けられた粉体の混入した送風管であり、
3はその排気管である。
下段のサイクロン本体の下部の粉体取り出し口
には、吸引管6との間に中心から放射状にスリツ
ト4のある、しかも弾力性を有する排出弁5が取
付けられている。
には、吸引管6との間に中心から放射状にスリツ
ト4のある、しかも弾力性を有する排出弁5が取
付けられている。
スリツト4は、サイクロン本体の下部の粉体取
り出し口の周縁に達するものである。
り出し口の周縁に達するものである。
この排出弁5は弾力性があればよく、例えば、
ゴム、テフロンあるいはこれらにピアノ線などを
入れて弾力性をもたせたもの等が用いられ、ま
た、排出する粉体の流動性や水分含有量などの特
性によつて耐熱加工処理や表面加工処理を行つた
ものを用いる。更に、使用する排出弁の材料特性
や厚さに応じて中心部周囲を肉薄にしてもよい。
ゴム、テフロンあるいはこれらにピアノ線などを
入れて弾力性をもたせたもの等が用いられ、ま
た、排出する粉体の流動性や水分含有量などの特
性によつて耐熱加工処理や表面加工処理を行つた
ものを用いる。更に、使用する排出弁の材料特性
や厚さに応じて中心部周囲を肉薄にしてもよい。
この肉薄にする方法としては、サイクロン内面
において外周より中心部に向けて徐々に肉薄にす
るのが特に好ましい。更に又、該排出弁の外形形
状はサイクロン排出口の形状に合わせ円形であつ
ても、多角形でもよい。
において外周より中心部に向けて徐々に肉薄にす
るのが特に好ましい。更に又、該排出弁の外形形
状はサイクロン排出口の形状に合わせ円形であつ
ても、多角形でもよい。
8は、吸引管6の空気取入口であり、7は吸引
管6につながる別のサイクロン本体、9は排気ポ
ンプである。
管6につながる別のサイクロン本体、9は排気ポ
ンプである。
本考案は、以上のように構成されているので、
送風管2より粉体が空気と共に、サイクロン本体
1に導入され、ここで旋回流が与えられて、粉体
は選別されつつ下降し、空気は排気管3から排出
される。
送風管2より粉体が空気と共に、サイクロン本体
1に導入され、ここで旋回流が与えられて、粉体
は選別されつつ下降し、空気は排気管3から排出
される。
かくして分離された粉体は、排出弁5上に堆積
するが、ある堆積量以上となると、スリツト4に
よつて放射状の弁は下向きに中心部に向かつて開
口し、したがつて、粉体は吸引管6に落下し、サ
イクロン7で再度分離されて、図示しないタンク
に収納される。
するが、ある堆積量以上となると、スリツト4に
よつて放射状の弁は下向きに中心部に向かつて開
口し、したがつて、粉体は吸引管6に落下し、サ
イクロン7で再度分離されて、図示しないタンク
に収納される。
そして、サイクロン7における排気は、ポンプ
9を通じて外部に放出される。
9を通じて外部に放出される。
排出弁5上に粉体がなくなると、排出弁5はそ
の弾性によつて元の状態に復元し、再度粉体が堆
積すると再び排出弁は自動的に開いて、吸引管か
ら粉体は吸引されるものである。
の弾性によつて元の状態に復元し、再度粉体が堆
積すると再び排出弁は自動的に開いて、吸引管か
ら粉体は吸引されるものである。
また、排出弁が破損した場合、フランジ接手部
分から容易に取り出せるので、取替が容易であ
る。
分から容易に取り出せるので、取替が容易であ
る。
(考案の効果)
以上のように、本考案のものは公知の排出装置
のような機械的動作によることなく、粉体の堆積
量で自動的に粉体排出を行なうようにしたので、
サイクロン本体の下部の粉体取り出し口と略同一
外径で、中心部から放射状にスリツトを入れた弾
力性のある排出弁を設けたから、粉体は弁体に過
度に堆積することなく、徐々に周囲より中心に向
かつて崩れてスムーズに排出されるので、粉体が
つまるということはなく、サイクロン本体内の渦
気流、取り出し口、排出弁のそれぞれの中心が一
致しているので、渦気流が乱れず、粉体の捕集効
率が低下することがない。
のような機械的動作によることなく、粉体の堆積
量で自動的に粉体排出を行なうようにしたので、
サイクロン本体の下部の粉体取り出し口と略同一
外径で、中心部から放射状にスリツトを入れた弾
力性のある排出弁を設けたから、粉体は弁体に過
度に堆積することなく、徐々に周囲より中心に向
かつて崩れてスムーズに排出されるので、粉体が
つまるということはなく、サイクロン本体内の渦
気流、取り出し口、排出弁のそれぞれの中心が一
致しているので、渦気流が乱れず、粉体の捕集効
率が低下することがない。
しかも構造がきわめて簡単となつて操作保守が
容易となり、さらには機械的トラブルは一切な
く、これを装備した分離器を有する粉体の空気輸
送装置は、その機能を充分に発揮することができ
る。
容易となり、さらには機械的トラブルは一切な
く、これを装備した分離器を有する粉体の空気輸
送装置は、その機能を充分に発揮することができ
る。
第1図は本案装置のブラント図、第2図は排出
弁部分の切断面図、第3図は排出弁の平面図、第
4図は同上A−A断面図である。 1……サイクロン本体、2……送風管、3……
排気管、5……排出弁、6……吸引管。
弁部分の切断面図、第3図は排出弁の平面図、第
4図は同上A−A断面図である。 1……サイクロン本体、2……送風管、3……
排気管、5……排出弁、6……吸引管。
Claims (1)
- 粉体の空気輸送装置において、サイクロン分離
器の下端と吸引管とを接続するとともに、この接
続部の粉体取り出し口に、これと略同一外径で、
中心から放射状にスリツトを入れた弾力性のある
排出弁を設けてなるサイクロン分離器の粉体排出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2096883U JPS59127757U (ja) | 1983-02-16 | 1983-02-16 | 粉体の空気輸送装置におけるサイクロン分離器の粉体排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2096883U JPS59127757U (ja) | 1983-02-16 | 1983-02-16 | 粉体の空気輸送装置におけるサイクロン分離器の粉体排出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59127757U JPS59127757U (ja) | 1984-08-28 |
JPS6323970Y2 true JPS6323970Y2 (ja) | 1988-07-01 |
Family
ID=30152095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2096883U Granted JPS59127757U (ja) | 1983-02-16 | 1983-02-16 | 粉体の空気輸送装置におけるサイクロン分離器の粉体排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59127757U (ja) |
-
1983
- 1983-02-16 JP JP2096883U patent/JPS59127757U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59127757U (ja) | 1984-08-28 |
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