JPS63239557A - Cad装置 - Google Patents

Cad装置

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JPS63239557A
JPS63239557A JP62073422A JP7342287A JPS63239557A JP S63239557 A JPS63239557 A JP S63239557A JP 62073422 A JP62073422 A JP 62073422A JP 7342287 A JP7342287 A JP 7342287A JP S63239557 A JPS63239557 A JP S63239557A
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Tomotoshi Ishida
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、機械設計作業に用いるCAD(comput
er aided design)装置に関する。具体
的には機械または部品等の形状(以下、単に機械形状ま
たは形状と称する)を表わす点、線2面、立体2寸法等
の形状データからなる設計データに基づいて、その設計
データに含まれる公差を考慮した関連形状を表示する機
能、すなわち実際に製作され得る部品等の形状幅を考慮
して、関連部品等の組立状態における相互関係を表示す
る機能を備えたCAD装置に関する。
〔従来の技術〕
機械形状を表現する点、線2面を陰極線管(CRT)ま
たはその他の表示媒体で表示する用途は数多くある。こ
のような表示装置の入力は。
点は座標値で特定し、線は端点と線の方程式とで特定し
、面は面を囲む線と面の方程式とで特定し、立体は立体
を囲む面とその面の方程式とで特定し、寸法は基準寸法
、上の寸法許容差、下の寸法許容差の値と、寸法の方向
と、寸法を規定する両端の点、線1面によって特定する
のが普通である。
また、一般的な表示装置は、2次元的に一平面上に表示
を行うので、表示装置には、3次元の入カデータを2次
元平面上に投影する機能をもつ表示装置と、2次元平面
上に投影した2次元の形状データに変換した入力のみを
受付ける表示装置が存在する。
どちらの表示装置を用いても、投影したデータを直接的
に表示すれば、機械の点は、上の寸法許容差や下の寸法
許容差(以下、適宜公差と称する)考慮しない大きさの
点として、また機械の線は、公差を考慮しない大きさの
点、または太さと長さの線として、また機械の面は、公
差を考慮しない太さと長さの線、またはそのような線で
囲む面として表示される。また寸法は、公差を考慮しな
い太さおよび長さの寸法線または寸法補助線および基準
寸法、上の寸法許容差、下の寸法許容差を表わす数値に
より表示されるようになっている。
そして、基準寸法の値は、図形的に寸法線の長さとして
表示していた。そして、複数の各部基準寸法を加減する
ことにより、基準寸法で製作したときの機械に係る任意
の2つの図形要素の間隔を求め、その間隔を図形要素の
位置座標の差どして図形表示していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来は、公差の値は図形的には表示されないば
かりでなく、公差の集積結果も図形的には何ら表示され
なかった。
また、一般に、複数の数値を比較検討するとき、人間工
学的には数字による表現よりも、数値に対応する長さの
図形で表現する方が好ましい。例えば、棒グラフや円グ
ラフが用いられるのは、このためである。機械形状の表
示装置においても、基準寸法のみならず、公差および公
差の集積結果をも形状要素の長さとして表示する方が好
ましい。
しかし、従来このような機能を有していなかったため1
組立てに支障があるか否かの判断を含めた設計作業が煩
雑で、能率が悪いという問題があった。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決すること、い
い換えれば基準寸法と公差からなる設計データに基づい
て公差を考慮した関連形状を表示する能力、すなわち実
際に製作され得る部品等の形状幅を考慮して、関連部品
等の組立状態における相互関係を表示する機能を有した
ものとし、設計の作業性と能率を向上させることができ
るCAD装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するため、与えられる2以上
の部品からなる機械の設計寸法に基づいて、予め設定さ
れた基準点からの各部品の組立状態における外形位置を
演算し、該演算結果に基づいて、前記機械の組立状態を
図形表示する表示装置を備えてなり、連記各部品の公差
を含めて前記基準点からの部品の外形位置座標の最大値
と最小値を演算する手段と、該演算結果に基づいて1組
立状態における各部品相互が係合する部分の外形位置が
存在する可能性のある領域を演算する手段と、該演算結
果の領域を前記図形表示に合わせて表示させる手段と、
を有してなるCAD装置としたことにある。
〔作用〕
このような構成することにより、公差を含めた部品の外
形位置が、その存在する可能性のあ・る領域として図形
表示されることになる。したがって、設計者は表示図形
を視ることにより、上記領域が他の関連する部品の同領
域との重なり状態を容易に判断することができ、これに
よって設計の合理性を直ちに検討することができること
になる。
〔実施例〕
(実施例1) 第1図に本発明の一実施例のCAD装置を示す。
図示のように、入力媒体1と、データ処理装置2と、表
示端末装置3とから構成されている。入力媒体1は、磁
気テープまたは磁気ディスクであることが好ましいが、
特定の用途にとって便利な他の任意の媒体であってもよ
い。処理装置2は、を子計算機であることが好ましいが
、表示しようとするデータを処理するためにだけ使われ
る特殊装置であってもよい。本発明の好ましい実施例で
は、表示端末装置3は、線を個別のベクトルとして表示
する機能、および領域を特定の色に塗り潰す機能を有す
る。例えばCRTなどの表示装置であることが好ましい
、しかし、これは例えば作図装置のような他の任意の適
当な表示媒体であってもよい。
本実施例を説明するにあたり、具体的な機械として、第
2図(A)、(B)、(C)、(D)に示す形状のもの
に適用した場合を例にして説明する。なお、同図(D)
は、組立てた状態の斜視図を示し、同図(A) 〜(C
)は、各部品10,30.50の斜視図を示す、第2図
図示部品の各部設計データは、第3図(A)〜(C)に
示す内容となっており、入力媒体1を介して入力される
第3図のデータは、第2図(A)、(B)、(C)。
(n)に示す3つの部品10,30,501’構成され
る機械の組立状態の形状を、平面に投影した結果として
、2゛次元的に表示するようにしたものである。なお、
このデータ構成は、本発明を実施例するデータ構造とし
て特に好ましい構成であるが、本発明は必ずしもこの構
成に限定されるものではない。
また、第3図のデータでは、形状は外形を表ゎす直線の
組によって特定され、各直線は両端の点によって特定さ
れている。例えば、直線15は両端点11と12によっ
て特定されている。各点は点の座標値によって特定され
ている。例えば、点11は座標(20,10)によって
特定されている6また。いくつかの直線の間隔は、基準
寸法。
上の寸法許容差、下の寸法許容差という寸法値によって
特定されている。例えば、直線15と直線17の間隔は
寸法19によって特定されており、寸法値は20−:、
1である。なお、第3図(a)〜(Q)の点、直線9寸
法の欄の数値、符号は、第2図の各部(点、直線1寸法
)に付した符号に対応され、Xyyは基準差標(図示基
準点p)からの座標寸法を表わす。
第6図に本実施例の処理手順のフローチャートを示す。
まず、第3図に示した形式の入力データが1列理装置2
に読み込まれる(100)、そして、直線と端点1点と
座標値1寸法と直線の3つの表形式で保存される。
次に−XtY各座標ごとに基準座標を設定し。
この表形式のデータから、各点の位置座標を寸法の式と
して生成する(200)。第3図のデータからは、例え
ばx=20.y=oが予め定められた基準座標であるの
で、第7図に示すデータが生成される。この結果、例え
ば点13のxJI棚は。
寸法81と寸法19の和となり、点13のy座標は、寸
法71と寸法83と寸法20の和となる。
基準座標は固定した位置、例えば原点位置とすることも
できるが、この装置の利用者が予め用意した基準座標の
データを用いることもできる。
次に、公差を考慮して、各部の位置座標値の最大値と最
小値を生成する(300)。第7図のデータからは、第
8@に示すデータが生成される。
例えば点13のy座標の最大値は、寸法712寸法83
1寸法20がいずれも最大となる時に生じる35+0.
2  となり、最大値は、寸法711寸法832寸法2
0がいずれも最小となる時に生じる35−0.2となっ
ている。
次に、直線と点の表と、点の位置座標の最大値と最小値
から、各直線の存在する可能性のある領域を表現する直
線と点のデータを作成する(400)。
例えば、直線37の存在する可能性のある領域は、第9
図右上から左下へのハツチングの部分37Aであり、直
線38の存在する可能性のある領域は、第9図左上から
右下へのハツチングの部分38Aである。各直線は1元
の直線と垂直な方向へは端点の座標値の最大値と最小値
の間の領域とし、元の直線の方向へは各端点ごとの座標
値の最大値と最小値の平均の間の領域とする。そこで、
この長方形領域を囲む4辺と4点、および元の直線の方
向で長方形の中央を通り、元の直線と平行な長方形の辺
と同じ長さの直線のデータを、両端点で限定する形式で
生成する。例えば、直Al37および直線38の存在す
る可能性のある領域を表現する直線および点としては、
第10図(A)、(B)に示すデータとして生成される
。この際、領域37A。
38Aの幅は、長さに比較して非常に狭いので、実寸法
または単純な拡大、縮小で表示した場合、領域は見にく
い、そこで、本実施例では、幅のみを10倍に拡大して
直線と点のデータを作成している。
最後に、かかる直線分を表示し、その直線分で囲まれる
領域37A、38Aを、あらかじめ指定した色で塗り潰
すことによって、形状を明瞭に表示する(500)。
第11図(A)〜(C)は、各点の位置座標を表現する
寸法の式を生成する処理(200)を、゛さらに詳しく
示す図である。以下では、数式表現のX座標を数式X座
標とよび、これと区別するため、数値表現のX座標を数
値X座標とよぶ、X座標についても同様とする。
この処理の大きな流れは、まず、入力された点のデータ
から、予め定めたXの基準座標上の点を1つ選び(21
0)、この点pは、基準座標上に位置するので、この点
の数式X座標値を数式表現のOとしく220)、その点
を基点に各点の数式表現のX座標値を生成しく230)
、X座標についても同様の処理(250,260,27
0)を行うことである。基準座標は、固定した位置とし
て予め決めておくこともできるが、適宜、必要に応じて
この装置の利用者が指示できる方法を用意しであること
が望ましい。
処理230は、点pを端点とするすべての直線分Qにつ
いて、231の処理を行うことによって実施される。
処理231は、点pの数値X座標値と直線Qのpでない
端点の数値X座標値が等しい、すなわち直線QがX座標
軸と平行で、しかも直線Qのpでない端点の数式X座標
がまた設定されていない場合のみ(232)、233お
よび234の処理を行うことによって実施される。
処理233は、直線Qのpでない端点の数式X座標にp
の数式X座標値と同一の値を代入することによって実施
される。
処理234は、直線Qを端とするすべての寸法、すなわ
ち直線Qと他の直線の間を規定している寸法dについて
、235,236,237,241の処理を順に行うこ
とによって実施される。
のうち、Qでない直線をα′とすることによって実施さ
れる。
処理236は、直線Q′の任意の1端点p′とすること
によって実施される。
処理237は、点pの数値X座標値と点p′の数値X座
標値を比較して、前者が後者以外の場合。
238の処理を行い、そうでない場合、239の処理を
行うことによって実施される。処理238は、点p′の
数式xl!Amとして(点pの数式X座標値十d)を代
入することによって実施され、処理239は、点pの数
式X座標として(点pの数式座標値−d)を代入するこ
とによって実施される。
処理241は、点p′を点pとみなし、直線Q′を直線
Qとみなして、231の処理を行うことによって実施さ
れる。すなわち、いわゆる再帰的処理を行うことによっ
て実施される。
第12図は、各位置座標の最大値および最小値を生成す
る処理(300)を、さらに詳しく示した図である。
この処理は、すべての点p(310)の各座標(xt 
y)について(320)、各数式座標値の最大値と最小
値を生成する処理である330゜340.350,36
0を行うことによって実施される。
処理330は、数式座標値を、寸法を変数とする多変数
関数式とみなす処理として実施される。
処理340は、多変数関数式を構成している各寸法につ
いて(340)、偏微分を行い関数の傾きf 、/ を
求め(341)、f+’の正負によって(342)、L
*およびS、に寸法の最大値または最小値を代入する処
理として実施される。ここでいう寸法の最大値とは、基
準寸法の値と上の寸法許容差の和であり1寸法の最小値
とは、基準寸法の値と下の寸法許容差の和である。
処理350は、Liに設定した値を関数式に代入し、数
式座標の最大値を求める処理として実施される。
処理360は、S、に設定した値を関数式に代入し、数
式座標の最大値を求める処理として実施される。
第13図は、各直線の存在する可能性のある領域を表現
する直線と点のデータを生成する処理(400)を、さ
らに詳しく示した図である。この処理は、410および
420を処理することによって実施される。
処理410は、直線の存在する可能性のある領域の幅が
形状全体と比較して非常に狭いので、幅のみを拡大して
表示するための拡大率をkとする処理として実施される
処理420は、入力データ中のすべての直線αニツイテ
、処理430,440,450,460を、順に行うこ
とによって実施される。
処理430は、直線Qの両端点をplおよびp2とする
処理として実施される。
処理440は、 X1mInに1点p1のX座標の最小値を。
X1+aaxに1点p1のX座標の最大値を、’/1m
1nに、点p1のX座標の最小値を、ylmaxに1点
p1のX座標の最大値を。
XZlnに、点p2のX座標の最小値を、XmmAKに
、点p2のX座標の最大値を、y2.1□に、点p2の
X座標の最小値を、y21Iaxに1点p2のX座標の
最大値を、それぞれ代入することによって実施される。
処理450は、 XLme&Bに、X1mInと11slXの平均値を。
ylmeanに、ylmtnとX1+aaxの平均値を
XZvae&nに、X12w+InとX Zmaxの平
均値を、X2seanに、y!1IInとX2+aax
の平均値を、それぞれ代入することによって実施される
処理460は、plの数式X座標とp2の数式X座標を
比較して1等しい、すなわち直線QがX座標軸に平行な
らば、461と462の処理を行い、そうでないなら、
463と464の処理を行うことによって実施される。
処理461は、 新たなXl、、、として、  (X l+5ln−X 
zmean) X k +工□11.!nを。
新たなXLm&xとして、(X 1max−X 1+m
ean) X k +X 1seanを。
新たなX2mInとして%  (X2mIn−xzme
an) X k +X2aeanを・ 新たなX2ma’xとして、(X zmaX−X 2s
ean ) X k +X2wre。を、 それぞれ代入することによって実施される。
処理462は、5直線、 (XI@Inl  yt+mean)      (X
21r++  yzmean)(x 1saXl  x
zmean)     (x 2mAXp  y zm
ean)(xlmeanHylmein)   (Xz
meany 3’zmean)(X1mtn+ ytm
ean)   (Xi□XI ytmean)(X2m
In+ yzsean)   (X!maxp 12s
ean)およびこの5直線の端点となる6点を限定する
データを生成することによって実施される。
処理463は。
新たなylmInとして、(ylmtn  3’ 1+
mean) X k +y1aelinを。
新たなylmaxとして、(’t x@ax−V tm
ean) X k +3’1meanを、 新たな7Zvsinとして、(X2mIn−’/ 2m
5in) X k +’/ 2seanを、 新たなy2w+&Xとして、(V zmax−7was
an) X k +72seanを、 それぞれ代入することによって実施される。
処理464は、5直線 (XLwreang ylmtn) −(X2sean
、Xzmtn)(X1+allin、  yzmax)
  +  (xzmsan*  :72slX)(Xr
waeanv  3/1mean)     (X2s
eany  yzmean)(x 1膿e&ng  ’
/ 1+m1n)  −(X l諺@any3’l賢a
x)(X2sean、 ylmtn) −(X2sea
n、 ylyaax)およびこの5直線の端点となる6
点を限定するデータを生成することによって実施される
第14図は、各直線の存在する可能性のある領域を表現
する直線およびそれらの直線で囲む領域を表示する処理
(500)を、さらに詳しく示した図である。この処理
は、510および540を処理することによって実施さ
れる。
処理510は、第13図で生成した各直線の存在する可
能性のある領域を表現する直線をすべて表示するまで、
520および530の処理をすることによって実施され
る。
処理520は、存在可能性領域を表現する直線を5本ず
つ組で表示することによって実施される。
5本とは、入力データ中の直線1本を表現する1組であ
り、例えば、第9図の領域38Aを囲む4本の直線と、
中心線1本からなる。
処理530は、処理520で表示された5本の直線で囲
まれる領域を予め定められた色で塗り潰す処理である。
処理520では、5本の直線によって2つの長方形領域
を発生させるので、ここの処理では、この2つの長方形
領域を両方とも塗り潰す。
処理540は、入力データ中の各寸法dについて(54
0)、寸法線2寸法補助線2寸法値を表示する(550
)ことによって実施される。
このように処理された結果、本実施例によれば。
第2図(D)に示す機械形状は、第4図に示したように
表示される。つまり、同図に示すように、部品の外部を
示す各直線が、上の寸法許容差およよび下の寸法許容差
゛およびその集積結果に比例関係のある長さの辺を持つ
長方形(ハツチング部分)およびこの長方形の対向する
2辺と平行で、同じ長さで2辺の中央を通る線分とによ
って表示される。なお、これらの直線のうち、基準座標
上の直線は加工組立後の位置する可能性のある領域の幅
が0なので、1辺の長さが0の長方形となり、実際には
1直線として表示される。
したがって、本実施例によれば、設計者は、部品3oの
面37の表示された長方形部分と、°部品50の面63
の表示された長方形部分に重なる部分がないことを確認
するだけで、設計寸法の合理性を容易に確認できるとい
う効果がある。
すなわち、通常機械の製作にあたっては、加工上の制約
から1部品を眼窩に基準寸法に一致させて作ることはで
きない。このため、設計時には、製作指示として、加工
上の制限を決める意味で。
基準寸法とともに上の寸法許容差および下の寸法許容差
を設定している。このような制約のもとて部品を加工す
ると、加工後の実寸法は、許容域内のある値となるが、
加工前には許容域中のどのような値になるかは予想でき
ない。このため、設計者は実寸法が許容域中のどのよう
な値になっても機械が正常に機能するように、上の寸法
許容差おび下の寸法許容差を決めている。しかし、機械
が正常に機能するためには、組立状態での寸法の検討が
不可欠であるため、設計者には、各部品を設計寸法の許
容域内に加工するときの組立状態の各部の寸法を、計算
、予測して1部品設計寸法の合理性を検討することが要
求されるのである。
この点、上述したように、本実施例によれば、極めた容
易に設計寸法の合理性を判断できるのである。
これに対し、従来は公差を考慮しない基準寸法のみに対
応させた第5図の表示状態とされ、上の寸法許容差およ
び下の寸法許容差すよびその集積結果に関係する長さに
ついては、図形による表示がなされていないことから、
例えば第2図に示す機械の寸法の合理性の検討では5部
品50の凹部に他の2部品10.30が入るため、各部
品10゜30.50の各寸法が許容域内のどのような値
になっても、凹部の幅が他の2部品10.30の幅の和
以上となることを確認する必要がある。したがって、従
来は、第5図に表示されたデータから、以下のような面
倒な計算を行い、求めた結果の範囲で、すべて正となる
ことを確認しなければならず、極めて煩雑なものとなる
のである。
(4o:::ff1)−< (2o−:、1) +(2
o−g、□))=(40+。0、)   (40−:、
2)” (40+o、t)+ (40o )=(0,。
り>0 なお、存在可能性領域の表示は、ハツチングの代わりに
、形状を表現する線と異なる色で塗り潰すこと、形状を
表現する線を表示せず、存在可能性領域のみを面ごとに
異なる色で塗り潰すこと。
数値による表示とともに表示すること等が可能である。
(実施例2) 次に、第1図に示す入力媒体1と、データ処理装置2と
、表示端末装置3とが構成してなる実施例2を説明する
。本実施例は、第15図に示す2つの部品5,6で構成
された機械を、第16図(A)、(B)および第17図
のように表示させた例である。第17図、第16図(A
)の左上のピン6Aおよび穴5Aの部分を拡大表示した
ものであり、右上から左下へのハツチング部分が穴5A
の形状、左上から右下へのハツチング部分がピン6Aの
形状を表現する線の存在可能性領域である。
この図を見ると、2つの領域に重なり部分があり、ピン
6Aを穴5Aに挿入できない可能性があることがわかる
第15図の形状に、第18図(A)、(B)のように寸
法が指定しであるとき、この形状を表現する入力データ
の例として、第19図(A)、(B)に示すデータとな
る。このデータは、3次元空間内の点をxyz座標とし
て与えたとき、その点が部品内に含まれるか含まれない
かを判定できる形式の立体表現のデータと、寸法のデー
タである。
データ処理装置2は、まずこのデータから、2次元の表
示装置3に表示するために、基準座標を元に2次元に投
影した線のデータを作成する。このデータ、例えば原点
を基準にして平面図を表示する場合には、下記の8本の
線のデータである。
x2+y2−f2/4=0・・・■ (x−h/ 2) ”+y2−k”/4=O−■(x−
h CO5i/2)”+(y−h SIN i/2)”
−k”/4=0・・・■ (x  h CO5j/2)2+(y  h SIN 
j/2)2−k”/4=0・・・■ (x−q) 2+ (y−r) 2−Q2/4=O−・
・■(x−m/2−q) ”+ (yr) 2p”/4
     ・・・■(x −re CO5n/2−q)
”+(y −m SIN n/2−r)”−p2/4=
O・・・■ (x−IIICOS n/2−q) 2+ (y −m
 SrN n/2−r)”−p”/4=Q     ・
・・■ これらは1寸法値(a ” r )を用いた式で表現さ
れている。
従来は、これらの線a−rの寸法を、基準寸法に固定し
て表示していたが、本実施例では、各寸法が最大値と最
小値の間の範囲に分布するとき。
存在する可能性のある領域を生成して表示する。
なお、この存在可能性領域を生成する2種類の方法を用
意している。
第1の方法は1式の形から直接的に領域を生成する方法
であり、例えば、■式は半径部分のみに寸法の分布が存
在するから、次式■を生成する。
f、I、、”/4≦xz+y2≦f −ax”/ 4 
  −■第2の方法では、任意の点(xt y)を与え
るときに、その点が領域内に含まれるか含まれないかを
判定する形式で表現する方法であり、例えば、■式から
は次の手順で求める。
与えられたXe’/に対して1次式[相]を満たすり。
kが存在するかどうかを判定すれば良い。
s(X+ y)= (x−h/2)z+k”/4  ・
・−4tlSは連続的だから、次式Oを満たすかどうか
の判定と同値である。また、次式Oが成立する。
5urn  (X+  3’)  ≦0≦ smax 
 (x、  y)  −〇これらのことから、X≦h 
+asa。/2の場合は、る。
h す、8maXy Sm+。は次式Oとなる。
このように、生成された存在可能性領域が表示装置に表
示される。第1の方法で生成された領域は、境界線の描
画および境界内の塗り潰しで表示され、第2の方法で生
成された領域は、表示領域中のいくつかの点で領域の内
外を判定し、領域内の場合のみ点を表示するという方法
で表示される。
上述したように1本実施例によれば、前記実施例1と同
一の効果を奏することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、基準寸法と公差
からなる設計データに基づいて公差を考慮した関連形状
を表示する機能、すなわち実際に製作され得る部品等に
形状幅を考慮して、関連部品等の組立状態における相互
関係を表示する機能を有したもとすることができ、これ
により設定した寸法公差の影響を図形情報として把握で
き、設計の作業性と能率を大幅に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の構成図、第2図(A)
〜(D)は一実施例を説明するための機械部品の外形を
示す斜視図、第3図(A)〜(C)は入力設計データの
一例を示す図、第4図は実施例による表示図形の一例を
示す図、第5図は従来例による表示図形の一例を示す図
、第6図は実施例の処理手順を示すフローチャート図、
第7図と第8図は処理途中のデータ例を示す図、第9図
は実施例の図形表示例を説明する図、第10図(A)。 (B)は処理途中のデータ例を示す図、第11図(A)
〜(C)、第12図、第13図、第14図は第6図フロ
ーチャートの詳細を示すフローチャート図、第15図は
他の実施例を説明するための機械部品の外形を示す斜視
図、第16図(A)。 (B)は第15rj!iに係る機械の表示図形の一例を
示す図、第17図は第16図(A)の部分拡大図。 第18図は第15図の機械の設計寸法の指定例を示す図
、第19図(A)、(B)は第15図の機械に係る入力
設計データの一例を示す図である61・・・入力媒体、
2・・・データ処理装置、3・・・表示端末装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、与えられる2以上の部品からなる機械の設計寸法に
    基づいて、予め設定された基準点からの各部品の組立状
    態における外形位置を演算し、該演算結果に基づいて前
    記機械の組立状態を図形表示する表示装置を備えてなり
    、前記各部品の公差を含めて前記基準点からの部品の外
    形位置座標の最大値と最小値を演算する手段と、該演算
    結果に基づいて組立状態における各部品相互が係合する
    部分の外形位置が存在する可能性のある領域を演算する
    手段と、該演算結果の領域を前記図形表示に合わせて表
    示させる手段と、を有してなることを特徴とするCAD
    装置。
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