JPS63239176A - 板状多孔性粉体及びその製造方法 - Google Patents

板状多孔性粉体及びその製造方法

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JPS63239176A
JPS63239176A JP4502187A JP4502187A JPS63239176A JP S63239176 A JPS63239176 A JP S63239176A JP 4502187 A JP4502187 A JP 4502187A JP 4502187 A JP4502187 A JP 4502187A JP S63239176 A JPS63239176 A JP S63239176A
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JP
Japan
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plate
powder
porous
porous powder
shaped
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芳樹 塩貝
宇田 敏昭
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Noevir Co Ltd
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Noevir Co Ltd
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  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、粒度、空孔径の均一な板状多孔性粉体および
その製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、多孔性の珪藻土を焼成する事により、多孔性粉体
を製造する事は知られている。
〈発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来行なわれてきた方法
では、粒度分布の不均一性、空孔径の不均一性、脆弱性
、非板状形、即ち板状多孔質粉体の安定性等に欠ける等
の多くの未解決の問題点があった。 本発明者らは、こ
うした従来方法の欠点を解決し、焼成し、水簸分級した
多孔性の珪藻土に板状結晶のカオリンと焼結性を促進す
る長石を加えて焼結反応させることにより、前記の特徴
を兼ね備えた板状多孔性粉体を製造しうることを見出し
た。
(問題点を解決するための手段) 本発明は多孔性の珪藻土を焼成し、水簸分級した後、板
状結晶のカオリンと焼結性を促進する長石を加えて焼結
反応させて板状で且つ多孔質であることを特徴とする、
板状多孔質セラミック粉体を提供する。
以下、本発明の構成について更に詳細に説明する。
まず、本発明の第一工程として、多孔性の珪藻土を80
0〜1200°Cで4〜6時間焼成した後、水を加えて
粉砕し更に分級操作で5〜20μの粒子をI与る。 こ
の工程の目的は、望ましい粒径の粒子を得る為に焼成、
粉砕の処理する事により、分級1桑作の作業性を容易に
する事、また次の工程でのカオリンと長石との混合性、
焼結性をよくする事及び不純物を11発除去すること等
である。
得られた粒子に重量比でカオ°リン5〜50%望ましく
は10〜30%、微粉長石0.1〜1%望ましくは0.
2〜0.5%を調合し、水を加えて水分量60%に調整
し、過粉砕しないようにカルボキシメチルセルロースや
カルボキシビニルポリマーのような水溶性高分子を粘度
調整剤として、0.1〜1%望ましくは0,3〜0.5
%を添加して混合する。 この後、この混合物を80〜
100℃で5〜6時間乾燥する。 乾燥後、900〜1
000℃で4〜6時間焼成する。
この工程で、カオリンの微細粒子が多孔性の珪藻土粒子
の表面に被膜のように付着して焼結し、また長石がそれ
を促進することにより強度が向上し、pH,呈色の安定
な粒子を得ることができる。
これを再び解砕分級して希望の粒径範囲の粒子を得る。
4、発明の効果 本発明により、前記したように板状で且つ多孔質である
ことを特徴とする板状多孔性粉体が得られる。
本発明の板状多孔質セラミック粉体は板状である事によ
り、平滑性、密着性に優れ、多孔質である事により通気
性に優れ、又物理的強度にも優れたものである。
即ち、本発明の板状多孔質性粉体を塗料、化粧料などに
添加する事により、平滑性、密着性9通気性に優れた化
粧料が得られる。
5、実施例 次に例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
配合量は重量%である。
(実施例1) 珪藻土をシャトルキルンで1000℃で5時間焼成する
。 次にボールミルで水分量70%に調整して3時間粉
砕後、水筒分級し最大粒径15〜20μの粒子を得る。
 次に得られた粒子に重量比でカオリンlO%、微粉長
石0.2%を調合し、水を加えて水分量60%に調整し
過粉砕しないように粘度調整剤としてカルボキシメチル
セルロースを0.5%添加して、ボールミルで1時間混
合する。 この後、この混合物を90℃で6時間乾燥す
る。 乾燥後、1000℃で5時間焼成する。 これを
再び解砕分級して最大粒径20μ以下の粒子を得た。 
走査型電子顕微11(明石走査型電子顕微鏡ALPII
−10型)での観察により、第1図に示す粒子構造の板
状多孔性粉体である事が確認できた。 又、当該粉体の
対破砕強度試験として、得られた粉体をワセリンに分散
せしめてスラリー状とした後にライカイ機処理を15分
行った。 かかる処理により当該粉体がほとんど破砕さ
れていなかったことは、試@後の粉体の粒子構造を走査
型電子顕微鏡(明石走査型電子顕微lit ALPII
A−10型)で観察した第2図に示す通り明らかである
。 又、得られた粉体の化学分析8粒度分布、 Lab
系白色白色度pH,見掛は比重は表1に示す通りであっ
た。
(比較例1) 珪藻土をシャトルキルンで1000℃で5時間焼成する
。 得られた粉体を走査型電子顕微鏡(明石走査型電子
顕微tlI ALPIIA−10型)で観察した結果、
第3図の通り多孔質であった。  しかし、これを希望
粒子径である最大粒径20μ以下になるように解砕分級
した所、第4図に示す走査型電子間W1境(明石走査型
電子顕微鏡ΔLPIIA−10型)で観察結果より明ら
かなように、全く多孔質構造は見られない。
(実施例2) 珪藻土をシャトルキルンで1100℃で5時間焼成する
。 次にボールミルで水分量70%に調整して3時間粉
砕後、水層分級し最大粒径15〜20μの粒子を得る。
 次に得られた粒子に重量比でカオリン30%、微粉長
石0.4%を調合し、水を加えて水分量60%に調整し
、過粉砕しないように粘度調整剤としてカルボキシビニ
ルポリマーを0.5%添加して、ボールミルで1時間混
合する。 この後、この混合物を90℃で6時間乾燥す
る。 乾燥後、tooo℃で6時間焼成する。 これを
再び解砕分級して最大粒径20μ以下の粒子を得た。 
走査型電子顕微Il(明石走査型電子顕微鏡A L P
 It^−10型)で観察により、第5図に示す粒子構
造の板状多孔性セラミック粉体である事が判明した。 
又、当該粉体のライカイ機処理を15分行った。 かか
る処理により、当該粉体がほとんど破砕されていなかっ
たことは、試験後の粉体の粒子構造を走査型電子顕微鏡
(明石走査型電子顕微鏡ΔLPIIA−10型)で観察
した第6図に示す通り明らかである。 又、得られた粉
体の化学分析1粒度分布、 Lab系白色度、pH見掛
は比重は表1に示す通りであった。
表1
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例1により製造−された粉体の
電子顕微鏡写真(1500X)である。 第2図は、本発明の実施例1により製造された粉体を1
5分間ライカイ機処理した粉体の電子顕微鏡写真(15
00X )である。 第3図は、上記比較例1により製造された粉体の電子顕
微鏡写真(1500x)である。 ff14図は、上記比較例1により製造された粉体を1
5分間ライカイ機処理した粉体の電子顕微鏡写真(15
00X )である。 第5図は、本発明の実施例1により製造された粉体の電
子顕微鏡写真(3000x)である。 第6図は、本発明の実施例1により製造された粉体を1
5分間ライカイ機処理した粉体の電子顕微鏡写真(30
00X )である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)珪藻土と板状結晶のカオリンと長石の分散混合物
    を焼結した板状多孔性粉体
  2. (2)珪藻土と板状結晶のカオリンと長石の分散混合物
    を焼結する板状多孔性粉体の製造方法
  3. (3)珪藻が焼成し、分級したものである特許請求の範
    囲第2項記載の板状多孔性粉体の製造方法
  4. (4)分級方法が水簸分級である特許請求の範囲第3項
    記載の板状多孔性粉体の製造方法
  5. (5)焼成温度が900〜1000℃である特許請求範
    囲第2項、第3項記載の板状多孔性粉体の製造方法
JP4502187A 1987-02-26 1987-02-26 板状多孔性粉体及びその製造方法 Granted JPS63239176A (ja)

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JPS63239176A true JPS63239176A (ja) 1988-10-05
JPH058150B2 JPH058150B2 (ja) 1993-02-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03105511U (ja) * 1989-07-10 1991-10-31

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JPH03105511U (ja) * 1989-07-10 1991-10-31

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