JPS63238416A - 2次元インチワ−ムとその原点位置合わせ装置 - Google Patents

2次元インチワ−ムとその原点位置合わせ装置

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JPS63238416A
JPS63238416A JP62071388A JP7138887A JPS63238416A JP S63238416 A JPS63238416 A JP S63238416A JP 62071388 A JP62071388 A JP 62071388A JP 7138887 A JP7138887 A JP 7138887A JP S63238416 A JPS63238416 A JP S63238416A
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clamp
arm
piezoelectric actuator
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clamping
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洋志 徳本
Hiroshi Bando
寛 阪東
Akio Suzuki
紀生 鈴木
Sadao Kawashima
貞夫 河島
Osamu Mizuguchi
修 水口
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Kobe Steel Ltd
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、試料等を原子スケールで変位させる用途、
例えば、走査型トンネル顕微鏡の試料の移動等に用いら
れる2次元インチワームに関する。
〔従来の技術〕
この種の2次元インチワームとしては、従来、刊行物「
精密工学会誌、Vo 1.52.Na8゜“86.P1
61〜164」に記載されたものがある。第4図はこの
従来の2次元インチワームの構成と移動原理を示したも
のであって、該2次元インチワームは、電圧制御により
比較的節単にサブミクロンオーダの伸縮変位が得られる
圧電アクチュエータを用いており、4個の移動部材A、
 B、C,Dと隣接する移動部材間に圧入された4個の
圧電アクチュエータ1.2.3.4及び各移動部材の裏
面にねじ止めされ移動部材を基板に独立に固定する静電
チャックからなる。
X軸方向に直進させる場合には、まず移動部材AとDを
固定し、この状態で圧電アクチュエータ1と3を伸ばす
。次ぎに移動部材BとCを固定し、移動部材AとDの固
定を解除したのち、圧電アクチュエータ1と3を縮め、
移動部材AとDを固定する。ここで移動部材BとCの固
定を解除すると(1サイクルの終了)、2次元インチワ
ームはわずかにX方向に移動する。後はこの動作を繰り
返すことにより2次元インチワームは徐々に、丁度尺取
虫運動をして直進する。反対方向に直進させるためには
、圧電アクチュエータの伸縮に対し、て移動部材の固定
のタイミングを入れ替えればよい。Y軸方向の直進は、
同様に圧電アクチュエータ2と4を伸縮させて行う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
圧電アクチュエータは1ボルトで1nm程度の伸縮変位
が可能であるので、この種の2次元インチワームは、例
えば、走査型トンネル顕微鏡の試料台の微動機構として
極めて有効な手段であるが、従来のものでは、各移動部
材の固定手段として静電チャックを使用しているので、
移動速度(ステッピングレート)を高くすると、静電チ
ャック誘電層の残留分極が顕著になって、静電力による
移動部材の固定及び固定解除の動作が不確実となり、1
サイクル当たりの変位量が減少するようになるので、高
速移動を得ることができないという問題がある上、移動
部材の移動時には摺動移動となるので摺動による摩擦力
のため、変位量が安定せず、現在以上の精度の向上が難
しいという問題があった。特に、超高真空下で使用する
場合には潤滑剤を用いることができないので摺動抵抗が
大きくなるという問題があった。
この発明は上記問題を解消するためになされたもので、
移動時は摺動することなく移動し、クランプとその解除
動作を圧電アクチュエータの動作サイクルに確実に応答
させることができる2次元インチワーム及びその原点位
置合わせ装置を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、順次90度間隔で
伸びる4本のアームを有する十字形アーム体とし、4本
の各アームが、上下対称構造であって、アーム本体中央
部側に連続して移動用圧電アクチュエータを保持してな
る非わん曲変形構造の伸縮部を有するとともに該伸縮部
に連続してクランプ用圧電アクチュエータを保持してな
るクランプ部を有し、該クランプ部は、対応するガイド
仮にクランプ係合可能な所定面積のクランプ面部を有す
るクランプ子と該クランプ子に上記クランプ用圧電アク
チュエータの伸長変位を直接もしくは増幅して伝達して
上記クランプ子を外方へ駆動する部分からなり、上記移
動用圧電アクチュエータのアーム方向伸張変位が上記弾
性ヒンジ機構および弾性増幅機構を介して上記クランプ
子に伝達されて該クランプ子を、圧電アクチュエータ非
伸張時にクランプ子にクリアランスを介して対向する上
側もしくは下側の固定のガイド仮に圧接させる構造とし
、原点位置合わせは、2次元インチワームの1つのアー
ムのアーム端と該アームと直角をなす向きの他の1つの
アーム端がそれぞれX軸方向の基準線とY軸方向の基準
線に対して予め定められた距離に到達したことを検知す
る検知器と、両検知器が共に検知信号を送出した時に原
点到達信号を出力する回路とを用いる構成としたもので
ある。
〔作用〕
この発明では、同一軸線上にある2つのアームのクラン
プ部がクランプ動作をした場合、アーム本体の他部が上
下ガイド板間に浮くので、移動用圧電アクチュエータの
付勢による移動部分の移動はガイド板と摺動することな
く行われる。また、クランプは上下のクランプ子が上下
のガイド板を突っ張るように外方へ弾性変位することに
より行われる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、10はステンレス製の十字形をなすア
ーム体であって、中央部10A表面に試料台となる台部
10Bが突設されており、4本のアーム部11.12.
13及び14は各々移動用圧電アクチュエータ15とク
ランプ用の圧電アクチュエータ16とを収納しており、
該アーム体10は、上下に所定間隔を隔てて平行配置さ
れた固定の上側ガイド板17と下側ガイド板18との間
に所定の間隙(クリアランス)を残して移動可能に配設
される。上側ガイド板17には窓(台部10Bの移動エ
リア)17Aが形成されている。
4本のアーム部11〜14の構造は同一であるので、以
下に、該構造をアーム部11について第2図を参照して
説明する。
アーム11は、外形が長方形状をなし、第2図に示すよ
うに、上下対称な構造を有し、中央部10Aに連続する
伸縮部20と該伸縮部20に境界部30を介して連続す
るクランプ部40からなる。なお、第2図では、アーム
体10が非クランプ状態で宙に浮いた状態で示しである
。伸縮部20は中央部10Aと境界部30と連絡する2
本の平行する弾性伸縮部21.21からなり、該弾性伸
縮部21.21は中央部10A、境界部30とともに圧
電アクチュエータ15を収納する収納部22を画成して
おり、圧電アクチュエータ15は境界部30と中央部1
0Aの対向面間に圧入して接着固定されている。弾性伸
縮部21は、一方端部に有する縦向き平行ばね部23を
介して境界部30に一体に連続し、他方端部に有する横
向き平行ばね部24を介して中央部10Aに一体に連続
している。クランプ部40は、底側か間隙を介して境界
部30に対向する内側コ字部42と該内側コ字部の開口
部を覆う外側コ字部43からなる変位伝達部41を有し
ており、両コ字部は圧電アクチュエータの変位力を受け
る受圧脚44と該受圧脚44の両端から平行して伸びる
伝達部45.45からなり、圧電アクチュエータ16は
コ字部42と43の両受圧脚44間に工大固定されてい
る。内側コ字部42と外側コ字部43の伝達膓45端部
は、コ字形をなし互いに平行する外側ヒンジ部48と内
側ヒンジ部49とを有する弾性ヒンジ機構部50の外側
ヒンジ部48、内側ヒンジ部49にそれぞれ一体に連続
している。この弾性ヒンジ機構部50には弾性増幅機構
部(ヒンジ部)51が一体に連続している。52はクラ
ンプ子であって、外面側に他部より若干突出するクラン
プ面部52aを有し、自由端を弾性ヒンジ機構部50に
近接対向して上記ヒンジ部51の外側で該ヒンジ部51
に並列に設けられており、該ヒンジ部51とともに横向
き平行ばね部53を介して境界部30に一体に連続して
いる。外側ヒンジ部48、内側ヒンジ部49及びヒンジ
部51は上下面を円弧凹面にすることにより形成した弾
性ヒンジ(最内薄部)を有している。
次に、この実施例の動作について説明する。
先づ、クランプ動作を一本のアーム11について説明・
する。クランプ用圧電アクチュエータ16に所定の電圧
を印加すると、該圧電アクチュエータ16は電圧値に応
じた量だけX軸方向に伸長する。この圧電アクチュエー
タ16の伸長によりコ字部42とコ字部43の受圧脚4
4に両者を相対的に離間させる向きの押圧力が作用し両
者の伝達脚45にX軸方向で相反する向きの引張力が作
用する。今、説明の便宜上、コ字部43が図において左
方に変位したとすると、外側ヒンジ部48の最内薄部α
点が内側ヒンジ部49の最内薄部Hをけ中心に回動し該
回動に伴いヒンジ部51の最内薄部βが回動してクラン
プ子52にはこれを図示矢印向きに回動させようにする
力が作用する。核力によりクランプ子52は回動変位し
ようとするが平行ばね53の作用によってX軸方向の成
分は消されY軸方向の成分だけが作用することになり、
上下のクランプ子52はそのクランプ面がX軸方向に平
行した姿勢のままでそれぞれガイド板17及び18に向
かって変位しガイド!17及び18に圧接係合すること
になる。上記電圧の印加を停止すると、ヒンジ部48.
49及び51は弾性変位により図示の位置に復帰し、上
下のクランプ子52はガイド板17及び18がら離間し
てクランプが解除される。
次に、伸縮部20の伸縮動作について説明する。
今、アーム11が上記クランプ状態にあるとして圧電ア
クチュエータ15に正の電圧を印加して伸長させると、
中央部10AにX軸止方向に向く力が作用するので、平
行ばね部24の変位により上下の弾性伸縮部21が伸長
して中央部10AがX軸止方向にわずかに変位する。逆
に、負の電圧を圧電アクチュエータ15に印加すると該
圧電アクチュエータ15が縮み上下の弾性伸縮部21も
縮んで中央部10AfJ<X軸負方向にわずかに変位す
る。この中央部10Aの変位の軌跡は平行ばね24があ
るためX軸と同−向きの変位軌跡となる。
今、例えば、アーム11と13を上記圧電アクチュエー
タ16の伸長によりクランプさせた場合、アーム11の
クランプ子52は、人間に例えれば両手でガイド板17
.18を突っ張るような状態になるので、両アームのク
ランプ部40間にある弾性伸縮部21と中央部10Aお
よびアーム12と14はガイド板17.18間に浮いた
非接触状態に保持される。この保持時の弾性伸縮部21
及び中央部10Aの姿勢は平行ばね23があるためその
上下面間の中心線がガイド板17.18と平行する姿勢
となる。
実施例のインチワームをX軸方向へ直線移動させる場合
には、下記のシーケンスを実行させる。
なお、今、各アーム11〜14の圧電アクチュエータ1
5.16は無負荷すなわち電圧が印加されていない状態
にあるとする。
(1)アーム11と13のクランプ用圧電アクチュエー
タ16に正の電圧を印加して両アームのクランプ子52
をガイド板17.18に係合させる。これにより、上記
したようにアーム体10の他部は浮いた状態となる。
(2)アーム11の移動用圧電アクチュエータ15に 
′正の電圧を印加して伸長させるとともにアーム13の
圧電アクチュエータ15に負の電圧を印加して縮ませる
。これによりアーム体10の中央部10AはX軸方向矢
印の向きに変位する。この移動時、アーム体10の移動
部分は摺動することなく移動する。
(3)アーム12と14のクランプ用圧電アクチュエー
タ16に正の電圧を印加して両アームのクランプ子52
をガイド板17.18に係合させる。
(4)アーム11と13のクランプ用圧電アクチュエー
タ16の印加電圧を除去して両アームのクランプを解除
する。
(5)アーム11と13の圧電アクチュエータ15の印
加電圧を除去する。
(6)アーム11と13の圧電アクチュエータ16に正
の電圧を印加して両アームをクランプする。
この一連の動作により台部10Bは、わずかにX軸の正
方向に変位するので、該動作を繰り返すことにより上記
方向へ無限に移動させることができる。X軸の負方向に
移動させる場合には上記シーケンスにおいて圧電アクチ
ュエータに印加する電圧の極性を逆極性にすればよいこ
とは明らかであり、Y軸方向の移動も同様にして行うこ
とができる。
このように、本実施例では、同一軸線上にある2つのア
ームのクランプ部がクランプ動作をした場合、アーム本
体の他部が上下ガイド板間に浮くので、移動用圧電アク
チュエータの付勢による移動部分の移動はガイド板と摺
動することなく行われる。このため、従来のような摩擦
力の影響を受けないので、常時、移動用圧電アクチュエ
ータに印加した電圧の大きさに対応した量だけ移動する
ことになり、移動量が安定する。
また、クランプはクランプ子の圧接力により従来のよう
な静電チャックを使用しないので、クランプとその解除
動作はクランプ用圧電アクチュエータへの電圧印加、電
圧除去に正確に応答することになり、アーム体を高速で
移動させることができる。
また、アーム体は対称十字形であるので、圧電アクチュ
エータの発する熱による変位が起きても該変位はアーム
外方に向い中央部では相殺されるので該中央部が熱変位
する恐れがない。
ところで、この実施例の2次元インチワームはX−Y平
面を自由に移動させることができるが、このままではX
−Y平面における絶対点に対する位置を知ることができ
ない。第3図はこれを解決するための原点位置合わせ装
置を設けたもので、以下、これについて説明する。
第3図において、61はX軸ストッパ、62はY軸スト
ッパであって、前者はアーム体10のX軸移動方向に対
して直角の向きに、後者はY軸移動方向に対して直角の
向きにしてガイド板18上の所定の位置に固定される。
図はアーム体10のアーム11の端面がX軸ストッパ6
1の側面(Y軸方向の基準線)に、アーム14の端面が
Y軸ストッパ62の側面(X軸方向の基準線)にそれぞ
れ当接した状態を示しており、この時のアーム体中心O
の位置を原点とすれば、アーム体10の移動制御を行う
前に図示の位置にアーム体10を移動(これを原点位置
合わせという)させることにより、その後は、移動した
アーム体10のX−Y座標を該アーム体lOの移動サイ
クルを計数することにより簡単に知ることができる。ア
ーム体10が原点位置に到達したことを検知するには、
X軸ストッパ61、Y軸ストッパ62を、例えば、導電
計で構成して、原点到達信号を作成するようにすればよ
い。また、第3図では、アーム体10がX軸ストッパ6
1、Y軸ストッパ62の両者に接触させて原点位置合わ
せを行う例であるが、X軸ストッパ61.Y軸ストッパ
62にそれぞれ距離検出器のセンサ63.64を設け、
アーム11端がX軸ストッパ61に対して一定距離を隔
てる位置に到達するとともにアーム14端がX軸ストッ
パ61に対しである距離を隔てる位置に到達したことを
検知回路65で検知した時のアーム体中心0の位置を原
点位置とするようにしてもよい。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明した通り、移動時、移動部分は浮き
状態で移動し、クランプ動作はクランプ子の圧接係合に
よるクランプの動作であることにより、1移動サイクル
当たりの移動量が移動用圧電アクチュエータの伸縮量に
正確に応答するので、従来に比して高精度な微動変位を
簡単に得ることができる他、高速移動を容易に実現する
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す平面図、第2図は上記
実施例における■−■断面図、第3図はこの発明の他の
実施例を示す一部破断平面図、第4図は従来の2次元イ
ンチワームの基本構成と移動原理を示す図である。 10・−アーム体、IOA・・・−中央部、11〜14
・・−・アーム、15・−移動用圧電アクチュエータ、
16・−・クランプ用圧電アクチュエータ、17.18
−・ガイド板、17A・−移動エリア、2〇−伸縮部、
21−弾性伸縮部、23.24.53・−平行ばね部、
30・・−・境界部、40−・クランプ部、41−・変
位伝達部、50−・弾性ヒンジ機構部、51・−弾性増
幅機構部、52−・クランプ子、52a・−・クランプ
面部、61−・−・X軸ストッパ、62−Y軸ストッパ
、63.64−・距離検出器のセンサ、65・−検知回
路。 第1図 第3図 Y 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の間隔を隔てて平行する上側及び下側ガイド
    板間に所定の隙間を残して移動可能に配置される十字形
    のアーム体であつて、上側ガイド板が画成する移動エリ
    アに突出する台部を中央部に有し、該中央部の側部から
    順次90度間隔で伸びる4本の各アームが、上下対称構
    造であつて、上記中央部側に連続して移動用圧電アクチ
    ュエータを保持してなる非わん曲変形構造の伸縮部を有
    するとともに該伸縮部に連続してクランプ用圧電アクチ
    ュエータを保持してなるクランプ部を有し、該クランプ
    部は、対応する上記ガイド板にクランプ係合可能な所定
    面積のクランプ面部を有するクランプ子と該クランプ子
    に上記クランプ用圧電アクチュエータの伸長変位を直接
    もしくは増幅して伝達して上記クランプ子を外方へ駆動
    する部分からなることを特徴とする2次元インチワーム
  2. (2)アームの伸縮部が、アーム体の中央部と該中央部
    に対してアーム長手方向所定間隔を隔ててクランプ部が
    連続する境界部との間を橋絡して移動用圧電アクチュエ
    ータが圧入される収納部を画成してなる平行する2本の
    弾性伸縮部からなり、該弾性伸縮部は上記中央部側端部
    に縦向き平行ばね部を有し上記受圧部側端部に横向き平
    行ばね部を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の2次元インチワーム。
  3. (3)アームのクランプ部が、該クランプ部を伸縮部と
    境界する境界部に連続する横向き平行ばね部と、クラン
    プ用圧電アクチュエータが圧入される収納部を画成する
    変位伝達部、該変位伝達部に一体に連続して該変位伝達
    部のアーム長手方向変位を回動変位に変換する弾性ヒン
    ジ機構部と、クランプ子に並列し上記弾性ヒンジ機構部
    と上記平行ばね部に一体に連続して上記弾性ヒンジ機構
    部の上記回動変位を増幅して上記クランプ子に伝達する
    弾性増幅機構部を有し、上記クランプ子が、上記平行ば
    ね部を介して上記境界部に一体に連続する一端が自由端
    であるクランプ子であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の2次元インチワーム。
  4. (4)所定の間隔を隔てて平行する上側及び下側ガイド
    板間に所定の隙間を残して移動可能に配置される十字形
    のアーム体であつて、上側ガイド板が画成する移動エリ
    アに突出する台部を中央部に有し、該中央部の側部から
    順次90度間隔で伸びる4本の各アームが、上下対称構
    造であつて、上記中央部側に連続して移動用圧電アクチ
    ュエータを保持してなる非わん曲変形構造の伸縮部を有
    するとともに該伸縮部に連続してクランプ用圧電アクチ
    ュエータを保持してなるクランプ部を有し、該クランプ
    部は、対応する上記ガイド板にクランプ係合可能な所定
    面積のクランプ面部を有するクランプ子と該クランプ子
    に上記クランプ用圧電アクチュエータの伸長変位を直接
    もしくは増幅して伝達して上記クランプ子を外方へ駆動
    する部分からなる2次元インチワームの1つのアームの
    アーム端と該アームと直角をなす向きの他の1つのアー
    ム端がそれぞれX軸方向の基準線とY軸方向の基準線に
    対して予め定められた距離に到達したことを検知する検
    知器と、両検知器が共に検知信号を送出した時に原点到
    達信号を出力する回路とを有する2次元インチワームの
    原点位置合わせ装置。
JP62071388A 1987-03-27 1987-03-27 2次元インチワ−ムとその原点位置合わせ装置 Granted JPS63238416A (ja)

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