JP3104890B2 - トンネル電子顕微鏡探針の粗動位置決めアクチュエータ - Google Patents

トンネル電子顕微鏡探針の粗動位置決めアクチュエータ

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JP3104890B2
JP3104890B2 JP04204151A JP20415192A JP3104890B2 JP 3104890 B2 JP3104890 B2 JP 3104890B2 JP 04204151 A JP04204151 A JP 04204151A JP 20415192 A JP20415192 A JP 20415192A JP 3104890 B2 JP3104890 B2 JP 3104890B2
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俊郎 樋口
暢久 西沖
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電素子を用いたST
M(トンネル電子顕微鏡)探針の粗動位置決めアクチュ
エータに関する。
【0002】
【従来の技術】STM探針と試料の間のギャップ制御は
通常、圧電素子を用いて行なわれる。その時の制御にお
ける分解能は非常に高いので、動作ストロークも約0.
1μm以下と小さな値となってしまう。そのため、ま
ず、この距離内にセットされるまで試料と探針を近づけ
てやる必要があり、この位置決め動作を粗動位置決めと
呼んでいる。粗動位置決め機構の実現には種々の方式が
用いられているが、いずれも一長一短であり、目的と用
途にあわせた方式を採用することで短所をカバーして使
用されている。
【0003】従来、STMの粗動機構に多く用いられて
いる方式としてインチワーム機構がある。図7はかかる
従来のインチワーム機構の構成図である。まず、図7
(a)に示すように、伸縮用圧電素子2を伸長させた状
態でクランプ用圧電素子3で中央のスピンドル4をつか
む。
【0004】次に、図7(b)に示すように、伸縮用圧
電素子2を収縮させてスピンドル4を左側へ送り込む。
次に、図7(c)に示すように、スピンドル4をクラン
プ用圧電素子1につかみ変える。次に、図7(d)に示
すように、クランプ用圧電素子1でスピンドル4をつか
んだ状態で、伸縮用圧電素子2を伸長させる。
【0005】このステップを繰り返し行う。このよう
に、クランプ用圧電素子1,3で中央のスピンドル4を
交互につかみ変えながら、伸縮用圧電素子2を伸縮させ
て段階的にスピンドル4を送り込んでいくものである。
このインチワーム機構をSTMの粗動機構に用いた場合
の長所を以下に示す。 (1)数nmの分解能を持ちつつ1mm以上の長いスト
ロークがとれる。 (2)送り機構に圧電素子の伸縮を直接用いているの
で、1ステップ当りの送り量が常に安定しており、動作
の信頼性が高い。 (3)超高真空中での使用が可能である。
【0006】以上のような長所を有するインチワーム機
構であるが、移動時に明確な案内機構を持たないため、
同時に以下のような短所も併せ持っている。 (a)図8に示すように、つかみ変えの瞬間に不安定な
変位を生じる。 (b)回転方向に規制がないため、何度もストロークさ
せると、スピンドルがねじれてくる。 (c)静止時は圧電素子でクランプすることにより保持
しているので、機械的な剛性や熱的な安定性に問題があ
る。
【0007】また、インチワーム機構の他に用いられて
いる方式として、摩擦力による保持と慣性力による駆動
を利用した微小移動装置(スティックスリップ機構)が
ある。その代表的なものとして、本願発明者によって開
発された微小移動装置(IDM)を、図9及び図10に
示す(特開昭63−299785号公報参照)。
【0008】この微小移動装置は、移動体10に圧電素
子11を介して慣性体(重り)12を取り付け、圧電素
子11の急激な伸縮によって衝撃的に発生する慣性力を
利用している。ここでは、移動体10は摺動面15の摩
擦力によって保持されており、慣性力が最大静止摩擦力
を超えたとき動き始め、動摩擦力を下回ると停止する。
【0009】また、移動体10を左方向に移動する時に
は、圧電素子11の急激な伸長と収縮により、図9
(a)〜(e)に示すステップで駆動することができ
る。更に、移動体10を右方向に移動する時には、圧電
素子11の急激な収縮と伸長により、図10(a)〜
(e)に示すステップで駆動することができる(詳細
は、特開昭63−299785号公報参照)。
【0010】この微小移動装置をSTMに用いた場合の
長所を下に記す。 (1)数nmの分解能を持ちつつ1mm以上の長いスト
ロークがとれる。 (2)移動の際に摺動面がガイドとなるため、姿勢安定
性が良好である。 (3)静止時の機械的剛性が高くとれ、外的振動に強
い。 (4)静止させておくのに駆動を必要としないので熱や
ノイズが発生しない。 (5)移動体が摺動面で接しているので熱的に安定であ
る。
【0011】STMへの応用を考えた場合、スティック
スリップ機構の方が装置に対する影響が少ないという点
では優れている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たスティックスリップ機構においては、摩擦という解析
の難しい現象を利用しているため、移動量の再現性が悪
く、動作信頼性が低いという欠点を持っている。本発明
は、上記問題点を除去し、安定性が高く、しかも移動量
の再現性が良好で、動作信頼性が高い、トンネル電子顕
微鏡探針の粗動位置決めアクチュエータを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、トンネル電子顕微鏡探針の粗動位置決め
アクチュエータにおいて、摩擦面を有する基部と、該基
部と対向する固定面を有する固定部と、該基部上にセッ
トされ、トンネル電子顕微鏡探針が取り付けられる移動
体と、該移動体の移動方向の一面に取り付けられる粗動
圧電素子と、該粗動圧電素子の端面に取り付けられる慣
性体と、該慣性体の少なくとも一面に取り付けられ、前
記固定部に対向するとともに先端がフリーであるチャッ
キング用圧電素子とを設けるようにしたものである。
【0014】
【作用】本発明によれば、上記したように構成されるの
で、図2(a)に示すように、STM探針34が取り付
けられる移動体30を初期設定し、図2(b)に示すよ
うに、チャッキング用圧電素子33を伸長させて、固定
部22の固定面23にチャッキング用圧電素子33の自
由端面33aを押し付けて、慣性体32を基部20の摩
擦面21に圧接させて、移動体30をロックする。この
状態で、図2(c)に示すように、粗動圧電素子31を
伸長させて、移動体30のみを左方向へ移動させる。次
に、図2(d)に示すように、チャッキング用圧電素子
33を収縮させて、ロックを解く。次に、図2(e)に
示すように、伸長している粗動圧電素子31を収縮させ
て、慣性体32を移動体30側へ引き寄せる。
【0015】このようにして、移動体30の粗動を確実
に行わせることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す
STM探針の粗動位置決めアクチュエータの構成図、図
2はそのSTM探針の粗動位置決めアクチュエータの動
作を示す図である。
【0017】図1において、20は摩擦面21を有する
基部、22はその基部20と対向する固定面23を有す
る固定部である。その基部20にはSTM探針34が取
り付けられる移動体30が載置される。その移動体30
の側面には粗動圧電素子31が取り付けられ、更に、そ
の粗動圧電素子31の端面には、慣性体(カウンタマ
ス)32が取り付けられる。その慣性体32の上面には
チャッキング用圧電素子33が固定され、その先端はフ
リーとなっている。つまり、チャッキング用圧電素子3
3は自由端面33aを有しており、固定部22の固定面
23に対向するように構成されている。
【0018】以下、そのSTM探針の粗動位置決めアク
チュエータの動作を図2を用いて詳細に説明する。ま
ず、図2(a)に示すように、STM探針34が取り付
けられる移動体30を初期設定する。次に、図2(b)
に示すように、チャッキング用圧電素子33を伸長させ
て、固定部22の固定面23にチャッキング用圧電素子
33の自由端面33aを押し付けて、慣性体32を基部
20の摩擦面21へ圧接させて、移動体30をロックす
る。
【0019】次に、この状態で、図2(c)に示すよう
に、粗動圧電素子31を伸長させて、移動体30のみを
左方向へ移動させる。次に、図2(d)に示すように、
チャッキング用圧電素子33を収縮させて、ロックを解
く。次に、図2(e)に示すように、伸長している粗動
圧電素子31を収縮させて、慣性体32を移動体30側
へ引き寄せる。
【0020】このようにして、移動体30の粗動を行わ
せることができる。以下、同様の工程を繰り返して、更
に移動体30を左方向へ移動させることもできる。ま
た、移動体は上記とは逆に構成して、右方向へ移動させ
るようにすることができることは言うまでもない。
【0021】このように構成することにより、インチワ
ーム機構の信頼性と、スティックスリップ機構の安定性
を兼ね備えたSTM探針の粗動位置決めアクチュエータ
を得ることができる。図3は本発明の第2実施例を示す
STM探針の粗動位置決めアクチュエータの構成図であ
る。なお、前記実施例と同じ部分については、同じ番号
を付してその説明は省略する。
【0022】この実施例においては、STM探針34を
有する移動体30に固定される粗動圧電素子35の端面
には慣性体36が設けられ、この慣性体36の両側面か
らチャッキング用圧電素子37,38が取り付けられて
いる。そこで、チャッキング用圧電素子37,38が収
縮して、基部20及び固定部22から離れてロックされ
ていない場合は、慣性体36は基部20に摺動すること
なく、移動させることができる。したがって、慣性体3
6の摺動抵抗がないため、前記したIDM方式との併用
が可能である。
【0023】図4は本発明の第3実施例を示すSTM探
針の粗動位置決めアクチュエータの構成図であり、特に
Z方向に粗動されるSTM探針の粗動位置決めアクチュ
エータを示している。図5は図4のA−A線断面図であ
る。これらの図に示すように、V字状の溝41を有する
Vブロック40はSTM探針42aを具備する移動体4
2の固定兼ガイドを行う。このV字状の溝41に移動体
42がセットされ、その移動体42の2斜面42b上に
はローラベアリング49がリテーナ48に保持され装着
され、その上に予圧用Vブロック50が配置される。そ
の予圧用Vブロック50は、ボール51、天板46を貫
通する予圧用ブッシュ52、その予圧用ブッシュ52に
作用する予圧用バネ53を有し、その予圧用バネ53の
バネ力は、雄ねじが刻設された予圧調整ネジ56に螺合
する調整ロックナット55の回転により調整することが
できる。
【0024】したがって、常時移動体42には圧力が付
与され、移動体42は、Vブロック40のV字状の溝4
1へ押さえ付けられているので、図4に示すように、チ
ャッキング用圧電素子45が収縮して、その自由端面4
5aが固定部であるチャッキング用ブロック47から離
れ、ロックされていない場合でも、移動体42は下降す
ることなく保持されている。
【0025】なお、この実施例における位置決めアクチ
ュエータの動作は、前記したものと同様である。すなわ
ち、慣性体44はチャッキング用圧電素子45の伸長に
より、その自由端面45aがチャッキング用ブロック4
7に圧接されて、ロックされる。そこで、粗動圧電素子
43を伸長させて、移動体42のみを下方向へ移動させ
る。
【0026】その後、チャッキング用圧電素子45を収
縮させて、ロックを解き、伸長している粗動圧電素子4
3を収縮させて、慣性体44を移動体42側へ引き寄せ
る。このように、構成することにより、確実なZ軸方向
への動作を行わせることができる。図6は本発明の第4
実施例を示すSTM探針の粗動位置決めアクチュエータ
の構成図であり、特にZ方向に粗動されるSTM探針の
粗動位置決めアクチュエータを示している。
【0027】この図において、60は磁性体からなる摩
擦面61を有する基部、62は基部60に対向する固定
面63を有する固定部、70は少なくとも底面に磁石7
1とSTM探針75を具備する移動体であり、その移動
体70の上端面には粗動圧電素子72が設けられ、その
端面には慣性体73が取り付けられる。この慣性体73
の固定部62側の面にはチャッキング用圧電素子74が
取り付けられ、その先端はフリーになっている。つま
り、チャッキング用圧電素子74は自由端面74aを有
している。
【0028】そこで、移動体70はできるだけ軽量に構
成され、ロックされていない場合でも、磁気吸引力によ
り、移動体70は基部60の摩擦面61に保持されてい
る。この状態で、チャッキング用圧電素子74の伸長に
より、移動体70はロックされた後、粗動圧電素子72
の伸長により、移動体70の磁気吸引力による保持力に
打ち勝って、移動体70を下方に移動させることができ
る。
【0029】また、方向を逆にして移動体70を上方に
移動させることができることは言うまでもない。なお、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本
発明の範囲から排除するものではない。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、安定性が高く、しかも移動量の再現性が良好
で、動作信頼性が高いSTM探針の粗動位置決めアクチ
ュエータを得ることができる。更に、超高真空のような
極限的な環境における微小アクチュエータへの適用がで
き、スティックスリップ機構の動作と組み合わせられる
ことから、広い分野への応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すSTM探針の粗動位
置決めアクチュエータの構成図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すSTM探針の粗動位
置決めアクチュエータの動作を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例を示すSTM探針の粗動位
置決めアクチュエータの構成図である。
【図4】本発明の第3実施例を示すSTM探針の粗動位
置決めアクチュエータの構成図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示すSTM探針の粗動位
置決めアクチュエータの構成図である。
【図7】従来のインチワーム機構の構成図である。
【図8】従来のインチワーム機構の動作特性を示す図で
ある。
【図9】従来の微小移動装置(IDM)の左方向への駆
動説明図である。
【図10】従来の微小移動装置(IDM)の右方向への
駆動説明図である。
【符号の説明】
20,60 基部 21,61 摩擦面 22,62 固定部 23,63 固定面 30,42,70 移動体 31,35,43,72 粗動圧電素子 32,36,44,73 慣性体 33,37,38,45,74 チャッキング用圧電
素子 33a,45a,74a 自由端面 34,42a,75 STM探針 40 Vブロック 41 V字状の溝 42b 2斜面 46 天板 47 チャッキング用ブロック 48 リテーナ 49 ローラベアリング 50 予圧用Vブロック 51 ボール 52 貫通する予圧用ブッシュ 53 予圧用バネ 55 調整ロックナット 56 予圧調整ネジ 71 磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西沖 暢久 神奈川県川崎市高津区諏訪53−5 リバ ーハイツ多摩川105号 (56)参考文献 特開 平4−369408(JP,A) 特開 平3−208246(JP,A) 特開 昭63−299785(JP,A) 特開 平3−120401(JP,A) 実開 平4−87407(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 7/00 - 7/34 102 G01B 21/00 - 21/32 G12B 1/00 - 17/08 H01L 41/08 H02N 1/00 - 15/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)摩擦面を有する基部と、(b)該基
    部と対向する固定面を有する固定部と、(c)該基部上
    にセットされ、トンネル電子顕微鏡探針が取り付けられ
    る移動体と、(d)該移動体の移動方向の一面に取り付
    けられる粗動圧電素子と、(e)該粗動圧電素子の端面
    に取り付けられる慣性体と、(f)該慣性体の少なくと
    も一面に取り付けられ、前記固定部に対向するとともに
    先端がフリーであるチャッキング用圧電素子とを具備す
    るトンネル電子顕微鏡探針の粗動位置決めアクチュエー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記慣性体の対向する2面にチャッキン
    グ用圧電素子を具備することを特徴とする請求項1記載
    のトンネル電子顕微鏡探針の粗動位置決めアクチュエー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記トンネル電子顕微鏡探針はXY方向
    に駆動されることを特徴とする請求項1記載のトンネル
    電子顕微鏡探針の粗動位置決めアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記トンネル電子顕微鏡探針はZ方向に
    駆動されることを特徴とする請求項1記載のトンネル電
    子顕微鏡探針の粗動位置決めアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記移動体を常時保持する予圧機構を具
    備する請求項4記載のトンネル電子顕微鏡探針の粗動位
    置決めアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記移動体を常時保持する磁気吸引装置
    を具備する請求項4記載のトンネル電子顕微鏡探針の粗
    動位置決めアクチュエータ。
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