JPS6323772A - 熱可塑性樹脂成形品への塗装法 - Google Patents

熱可塑性樹脂成形品への塗装法

Info

Publication number
JPS6323772A
JPS6323772A JP14786086A JP14786086A JPS6323772A JP S6323772 A JPS6323772 A JP S6323772A JP 14786086 A JP14786086 A JP 14786086A JP 14786086 A JP14786086 A JP 14786086A JP S6323772 A JPS6323772 A JP S6323772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
thermoplastic resin
molded article
coated
curing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14786086A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yotsutsuji
晃 四ツ辻
Noriko Amano
天野 紀子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP14786086A priority Critical patent/JPS6323772A/ja
Publication of JPS6323772A publication Critical patent/JPS6323772A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリカーボネートやアクリル樹脂なとの熱可塑性樹脂は
一般的性質としてすぐれた加工性、物理的性質を有して
いるが、各種成形品として実用される例においては、表
面かたさがあまりにも低いため、すぐにスリIMがつき
、結果として汚染されるという欠点を有している。また
熱可塑性樹脂の種類によっては、著しく耐候性が悪い。
例えばポリカーボネートなどは屋外ζこ1年も放置する
と著しく黄変する。
このような欠点を改善する方法として、最近では板ある
いは成形品に対して、シラン系あるいはアクリル系の架
橋型硬質塗↑↓のnHが1了われるようになってきてる
。ポリカルボネートを例に挙げて現在行われている硬7
1塗膜形成法を概説するど先頭1ヒ型多官能性アクリル
塗料を3〜lOミクロンの厚さに塗布したのち、風乾後
紫外線([JV)を5〜30秒照射して塗膜を硬(ヒさ
せる。得られた塗膜はスチールウール硬度(S〜V)で
4〜6(ポリカーボネートを10としガラス板を1とし
たときの硬さ、荷重11Cg)程度の硬さを示し、もち
ろん耐スリIM性、耐汚染性は著しく改善されたもので
ある。
しかし、このT4塗装板はつぎのような欠点を有してい
る。(イ)耐熱性=100〜140℃に加熱すると塗装
膜にクラックが発生ずる。このため耐熱性および熱衝撃
がかかるような用途に使用できない。(ロ)平板などに
片面だけ塗装すると板にそりが発生する。(ハ)塗膜の
収縮応カニこよって耐煮沸性および耐湿性が悪いなどで
ある。この理由は架橋型多官能性アクリル樹脂:よ硬化
時の収縮があまりにも大きい(普通3〜726)ためで
ある。この収縮を完全に防止する方法は今だに発見され
ていないのが現状である。そこで本発明者は多官能性ア
クリル樹脂の硬化収縮を塗装技術で何とか改善できない
ものかと鋭意検討した結髪、以下に述べる現象をうまく
利用することによって硬Mn膜塗布板が有している前記
欠点を大幅に改善することができた。すなわち一般にポ
リカーボア。
−トやアクリル樹脂等の熱可塑性樹脂は線膨張係数が5
〜9X10−5/℃と大きい特性を有している。そこで
多官能性アクリレート樹脂を成形品に塗布したのち、塗
料が未硬化の状態で成形品を昇温させてゆき、適切な温
度になったとき、すなわち適切な膨張を示したときに、
例えば紫外線等を照射して、塗布された架橋型樹脂を硬
化させろ。
当然塗膜は硬化収縮を示すが、これに追随してポリカー
ボネート板も冷却による収縮を開始するので塗膜の硬化
収縮応力は著しく緩和され、結果として塗装膜の耐久性
を大幅に改善することができたまた、ラジカル硬化反応
は一般に空気に触れる条Pl−(大気中)では表面が硬
化し難い特徴があるそこで塗膜硬化雰囲気をN2.Ar
、He、Ne等の不活性ガス中で行ったところ、より硬
度の高い完全硬化塗膜が得られた。
本発明に用いられる塗料用樹脂としては特に限定するも
のではないが各種多官能アクリレート、多官能エポキシ
アクリレート、多官能ウレタンアクリレート、多官能ポ
リエステルアクリレート等を単独であるいはこれらの混
合物あるいはさらにこれに単官能性アクリル故エステル
またはメタクリル酸エステルモノマーおよびオリゴマー
を要求性能に合わせて適量混合されたものが使用できる
アクリレート配合物の硬化方法としては紫外線重合開始
剤による架橋、可視光線重合開始剤による架橋のいずれ
もが適用できる。
以下実施例にもとずき本発明の具体的事例を示す。
実施例1゜ ペンタエリスリトールトリアクリレート30g酢酸ブチ
ル70g、紫外線重合開始剤としてイルガ■ニア184
(チバガイギ社製)、シリコン系レヘリング剤0.1g
を混合した紫外線硬化型塗料をポリカーボネート板上に
塗膜厚さが5ミクロンになるよう塗布し、50℃て5分
間乾燥後、塗布試料を20℃140℃、60℃280℃
、100℃、120℃に昇温し、各温度条件下で、水銀
ランプより紫外線を1分照射して塗膜を硬化させた得ら
れた硬化塗膜は以下の特性を示し、高温条件はと得られ
た塗布膜の耐久性はすぐれていた。
耐熱性  (クラック発生温度1℃)耐煮沸性 2  lI      ハタリ     ハクリ   
−3傅A夕17   1隻jυ力、−シー耐湿性試験後
の コハシ目ハクリ 、(95℃−24br)の゛リ−
−一皆−!L  ’−−− 耐熱性  (クラック発生温度2℃)+40’    
    +40耐 煮沸性 2[111J′″″;t   戸口t     。
耐湿性試験後の コバン目ハクリ 、 (95℃−24
hr)実施例2゜ 実施例1の方法において、紫外線硬化雰囲気をチッ素雰
囲気として同様試験を行った。得られた試料の表層部は
完全硬化しており、前記試験結果とほぼ同様であったが
、耐煮沸試験後、耐湿性試験後の塗膜の硬度低下をほと
んと示さなかったことから、不活性ガス雰囲気の使用は
より本発明の効果を高めることが判明した。
実施例3゜ 実施例1の方法において被塗布板をポリメチルメタクリ
レートに変えて同様手法で試験を行ったその結果は、つ
ぎのようであった。
LlfJ  −久 10 耐熱性、 (+20℃) クラック  わずかに  異常なし え     クラック 耐湿性試験後の コバン目ハクリ 、  (95℃−2
4hr)−のソリ 、え     ゛        
           −微、小−一一一耐熱性、 (
120℃) 、Tか    −′″″を

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性樹脂板および成形品への架橋型アクリレー
    ト樹脂を主成分とする塗料の塗装において、塗膜硬化雰
    囲気を大気中あるいは不活性ガス中で50℃以上、材料
    の熱変形温度以下の範囲で行うことを特徴とする熱可塑
    性樹脂板および成形品への塗装法。 2、塗料は架橋型アクリレート樹脂を単独あるいは他の
    アクリレートとの変性体および混合物塗料であり光硬化
    型塗料であることを特徴とする特許請求範囲第1項記載
    の塗装法。 3、接着性あるいは耐候性等の品質改善を目的とする例
    においては、熱可塑性樹脂板および成形品の被塗装面に
    熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂の下塗り塗装を行い
    この上に特許請求範囲第1項および第2項に記載による
    塗装を行うことを特徴とする熱可塑性樹脂板および成形
    品への塗装法。 4、特許請求範囲第3項記載の下塗り塗料に各種紫外線
    吸収剤を混入した下層塗膜を形成し、この塗膜上に特許
    請求範囲第1項および2項記載の方法によって、塗膜を
    形成する熱可塑性樹脂板および成形品への塗装法。
JP14786086A 1986-06-24 1986-06-24 熱可塑性樹脂成形品への塗装法 Pending JPS6323772A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14786086A JPS6323772A (ja) 1986-06-24 1986-06-24 熱可塑性樹脂成形品への塗装法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14786086A JPS6323772A (ja) 1986-06-24 1986-06-24 熱可塑性樹脂成形品への塗装法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6323772A true JPS6323772A (ja) 1988-02-01

Family

ID=15439884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14786086A Pending JPS6323772A (ja) 1986-06-24 1986-06-24 熱可塑性樹脂成形品への塗装法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6323772A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4518517A (en) * 1983-03-16 1985-05-21 Colgate-Palmolive Company Non-antimicrobial deodorant cleansing composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4518517A (en) * 1983-03-16 1985-05-21 Colgate-Palmolive Company Non-antimicrobial deodorant cleansing composition

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3166434A (en) Process of coating porous substrates with polyester resins comprising fumaric acid, polyoxyalkylene glycol and dicyclopentadiene
JPS5948017B2 (ja) プラスチツク表面の保護方法
JPH11208193A (ja) 転写シート
KR101320815B1 (ko) 퍼옥사이드 경화제를 사용한 인라인 열경화성 코팅
KR101578074B1 (ko) 이형성이 향상된 전사용 코팅재 및 이를 이용한 전사방법
JPS6323772A (ja) 熱可塑性樹脂成形品への塗装法
JP2004001350A (ja) 複合シート及びその複合シートを用いる成形品の製造法
JPS60161121A (ja) 樹脂成形品の絵付け方法
WO2003061850A1 (fr) Procede pour former un film de revetement
JP3933279B2 (ja) 転写シート
JPS6038479A (ja) 紫外線で硬化する被覆組成物
KR102627768B1 (ko) 보호필름용 저수축 점착시트
JPS60149417A (ja) 表面高硬度成形品の製造法
JPS60215030A (ja) 耐摩耗性合成樹脂成形品の製造方法
JPS5929308B2 (ja) 光硬化性被覆組成物の硬化方法
JP4459610B2 (ja) 加飾シートの製造方法及び成形同時加飾成形品の製造方法
JPS5978243A (ja) ポリオレフイン類の被覆方法
JPH0791489B2 (ja) ポリオレフィン表面改質用の光硬化性樹脂組成物
JP3885981B2 (ja) 転写シート
KR100286665B1 (ko) 철판코팅용고접착자외선경화수지조성물및이를이용한자외선경화성이우수한철판코팅용이중도막제조방법
CN117801770A (zh) 一种uv、湿气双固化可剥蓝胶及其制备方法
JPH04292638A (ja) 耐擦傷性及び帯電防止性に優れた表面を有する合成樹脂成形品及びその製造方法
JPS63135207A (ja) 接合方法
JPS60149416A (ja) 表面高硬度成形品の製造法
JPH04272913A (ja) 紫外線硬化型組成物