JPS63236590A - 油水分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば、工場廃液を河川に排水するにあたっ
て、洗浄廃液等に含まれる油分を水から分離除去するた
めの油水分離装置である。

（従来の技術） 従来のフロートを利用した油水分ｌ１１１装置としては
、液槽に収容された油分が含まれる液の表面にフロート
が設けられ、このフロートによって液面よりやや下側に
開口された集油筒が垂直に保持され、この集油筒から可
撓性ボースによって前記液槽の外部に前記液面の油分が
取出されるものがある。

従来は、前記液槽、フロート、集油筒および可撓性ホー
スが１組で使用されており、これらを複数組で使用する
場合は、その各組に対応する貯油槽を同数設け、その各
貯油槽の上部にそれぞれ汲上ポンプを設け、この各ポン
プによって対応する貯油槽の油を吸い上げ、浮上式弁ｍ
装置等のより分離効果の高い油水分離装置に送っている
。

（発明が解決しようとする問題点） このように、従来の油水分ｌｌ！Ｉｔ装置は、液槽が複
数の場合は、それに伴って同数の汲上ポンプが必要とな
り、好ましくなかった。

本発明の目的は、１台の汲上ポンプによって複数の液槽
の油分を処理できるようにすることにある。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明は、液槽１１に収容された油分が含まれる液の表
面にフロート１３が設けられ、このフロート１３によっ
て液面１８よりやや１ζ側に開口された集油筒１４が垂
直に保持され、この集油０１１４から可撓性ホース１９
１．：よって前記′Ｉ１１槽１１の外部に前記液面１８
の油分が取出される油水分離装置において、前記液槽１
１が複数設けられ、この各攻槽１１の液面１８に前記フ
ロート１３Ｊ３よび前記集油筒１４が設けられ、この各
集油筒１４に接続された可撓性ホース１９が共通の貯油
槽１２に連通され、この貯油槽１２に汲上ポンプ２３の
吸込管２４が挿入されたものである。

（作用） 本発明は、各液槽１１内の液面１８に浮上している油分
が、それぞれ液面１８よりゃ１５下側に位置する集油８
１４の上面開口に流込み、可撓性ホース１９を経て共通
の貯油槽１２に溜まる。この貯油槽１２内の油面２５が
常に全ての液槽１１内の液面１８より下側に位置するよ
うに汲上ポンプ２３によって貯油槽１２内の油分を吸上
げると、その液面１８・油面２５間の落差が確保されて
各液槽１１内から共通の貯油槽１２内に常に油分が集め
られる。

（実施例） 以下、本発明を図面に示される実施例を参照して詳堀に
説明する。

第３図に示されるように、円形配置された複数の液槽１
１の中央部にパイプ材によって構成された共通の貯油槽
１２が配設されている。前記各液槽１１の液面にはフロ
ート１３および集油筒１４が設けられている。

すなわち、第１図および第２図に示されるように、液槽
１１に収容さ机た油分が含まれる液１５の長面に、上下
の連結板１Ｇによって一体化された−１・１の円形フロ
ート１３が設けられ、このフロート１３の連結板）６の
中央部によって前記集油筒１４が垂直に保持されている
。この集油筒１４の上面の流入口１７は液面１８よりや
や下側にイ装置するように設定されている。この集油筒
１４の下部にば可撓性ホース１９が接続されている。

この各集油筒１４に接続された可撓性ボース１９は前記
共通の貯油槽１２の接続口２１に連通されている。この
貯油（何１２のＬ部に取付板２２を介して汲上ポンプ２
３が設置され、この汲上ポンプ２３の吸込管２４が貯ｉ
ｄｌ槽１２の底部まで挿入されている。この汲上ポンプ
２３の油分汲上げによって貯１１ｔＩ槽１２の油面２５
のレベルが全ての液槽１１の液面１８より下側に制御さ
れるようにづる。

そうして、各液槽１１内の液面に浮トしている油分が、
それぞれ液面１８よりやや下側に位置する集１１１１筒
１４の流入口１７に流込み、可撓性ホース１つを経て共
通の貯油槽１２に溜まる。前記貯油槽１２の油面２５に
は図示しないフロートスイッチ等の油面レベル検知手段
が設けられ、この油面レベル検知手段によって、前記貯
油槽１２内の液面２５が常に全ての液槽１１内の液面１
８より下側に位置するように汲上ポンプ２３が駆動制御
される。

このように汲上ポンプ２３を制御して貯油］ｎ１２内の
油分を吸上げると、その液面１８と油面２５との間の落
差が確保されて各液槽１１内から共通の貯油槽１２内に
常に油分が流入する。そして、前記ポンプ２３から吐出
された油分は、よりｎ度の油水分離装置に圧送され、ｈ
ｂ分を完全に除去される。

なお、前記複数の液槽１１は、第３図に示されるように
隔壁を介して連続的に設けられたものでもよいし、ある
いは完全に独立したものでしよいし、また各液槽１１の
形状は角形でもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、複数の液槽と板上ポンプとの間に貯油
槽を介在させることで、１台の汲上ポンプによって複数
の液槽の油分を処理でき、複数の汲上ポンプの設置に要
する手間および費用を節約でき、１台のポンプの稼働効
率を上げることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の油水分離装置の一実施例を示す断面図
、第２図はそのフロートの平面図、第３図はその全体配
置構成を示す平面図である。 １１・・液槽、１２・・貯油櫓、１３・・フロート、１
４・・集油筒、１８・・液面、１９・・可撓性ホース、
２３・・汲上ポンプ、２４・・吸込管、２５・・油面。 】Ｌ源４

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）液槽に収容された油分が含まれる液の表面にフロ
   ートが設けられ、このフロートによつて液面よりやや下
   側に開口された集油筒が垂直に保持され、この集油筒か
   ら可撓性ホースによつて前記液槽の外部に前記液面の油
   分が取出される油水分離装置において、 前記液槽が複数設けられ、この各液槽の液面に前記フロ
   ートおよび前記集油筒が設けられ、この各集油筒に接続
   された可撓性ホースが共通の貯油槽に連通され、この貯
   油槽に汲上ポンプの吸込管が挿入されたことを特徴とす
   る油水分離装置。
2. （２）汲上ポンプによって貯油槽の油面レベルが全ての
   液槽の液面より下側に制御されることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の油水分離装置。