JPS63236582A - スケ−ルの剥離方法 - Google Patents
スケ−ルの剥離方法Info
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- JPS63236582A JPS63236582A JP62069081A JP6908187A JPS63236582A JP S63236582 A JPS63236582 A JP S63236582A JP 62069081 A JP62069081 A JP 62069081A JP 6908187 A JP6908187 A JP 6908187A JP S63236582 A JPS63236582 A JP S63236582A
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はスケールの剥離方法に係り、特に金属製配管等
の部材表面に堆積したスケールを除去すべく部材表面か
らスケールを剥離させるためのスケールの剥離方法に関
する。
の部材表面に堆積したスケールを除去すべく部材表面か
らスケールを剥離させるためのスケールの剥離方法に関
する。
[従来の技術]
一般に金属製の配管やタンク等の金属製部材の表面には
、移送されたり貯留される流体等に含有される汚損吻質
の付着等により、また金属製部材自身の表面に1成され
る錆や被膜等に起因してスケールが堆積する。このスケ
ールは第3図に示すように、部材表面aに順次堆!?i
mを形成することとなってJ3す、殊に部材長面a部分
には付着後長時間経過して、硬質化し除去が困難化する
ハードスケールbが堆積し、このハードスケールbの上
には付着少量もない軟質な比較的除去が容易なソフトス
ケールCが堆積する。ところで、このようなスケールb
、cが堆積し成長すると、管路抵抗を増加させたり、ま
た堆積物にtIi耐性物質が含まれる場合には放射線レ
ベルを上袢さぽる専横々な支障が生ずるため、これらス
ケールb、cを除去する作業が行なわれている。
、移送されたり貯留される流体等に含有される汚損吻質
の付着等により、また金属製部材自身の表面に1成され
る錆や被膜等に起因してスケールが堆積する。このスケ
ールは第3図に示すように、部材表面aに順次堆!?i
mを形成することとなってJ3す、殊に部材長面a部分
には付着後長時間経過して、硬質化し除去が困難化する
ハードスケールbが堆積し、このハードスケールbの上
には付着少量もない軟質な比較的除去が容易なソフトス
ケールCが堆積する。ところで、このようなスケールb
、cが堆積し成長すると、管路抵抗を増加させたり、ま
た堆積物にtIi耐性物質が含まれる場合には放射線レ
ベルを上袢さぽる専横々な支障が生ずるため、これらス
ケールb、cを除去する作業が行なわれている。
[発明が解決しようとする問題点1
従来、この種のスケールb、cの除去作業としては、砂
粒や氷粒等を部材表面aに衝突させて堆積したスケール
b、cを破壊するブラスト作業が行なわれている。
粒や氷粒等を部材表面aに衝突させて堆積したスケール
b、cを破壊するブラスト作業が行なわれている。
しかしながら、このようなブラスト作業では、十分にス
ケールb、cを除去できないという問題があった。
ケールb、cを除去できないという問題があった。
殊に、部材表面a側に堆積したハードスケールbは硬質
であり、且つ部材表面aとの密着性が強固であるため、
外側から部材表面aにブラスト処理を廠しても、部材表
面aとハードスケールbとの密着性を断ち切ることが困
難であり、十分なスケール除去作業を施すことができな
かった。
であり、且つ部材表面aとの密着性が強固であるため、
外側から部材表面aにブラスト処理を廠しても、部材表
面aとハードスケールbとの密着性を断ち切ることが困
難であり、十分なスケール除去作業を施すことができな
かった。
また化学的洗浄剤を使って堆積したスケールb。
Cを溶解させる方法も行なわれているが、溶解温度及び
時間の制御が困難であり部材表面aを強く溶解させて表
面状態を悪化させてしまうなどの不都合があった。
時間の制御が困難であり部材表面aを強く溶解させて表
面状態を悪化させてしまうなどの不都合があった。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明は、金
属製配管等の部材表面に堆積したスケールを除去すべく
部材表面から剥離させるための方法において、スケール
が堆積した部材を加熱し熱変形させてスケールを剥離さ
せるようになっている。
属製配管等の部材表面に堆積したスケールを除去すべく
部材表面から剥離させるための方法において、スケール
が堆積した部材を加熱し熱変形させてスケールを剥離さ
せるようになっている。
更に詳しくは、部材と堆積したスケールの機械的性質の
相違に着目して、部材を加熱することにより生ずる部材
の熱変形乃至熱応力によって部材とスケールとの密着性
を破壊し、スケールに亀裂を生じさせたり、スケールを
脆くしたりしてスケールの剥離を促進するようにしたも
のである。
相違に着目して、部材を加熱することにより生ずる部材
の熱変形乃至熱応力によって部材とスケールとの密着性
を破壊し、スケールに亀裂を生じさせたり、スケールを
脆くしたりしてスケールの剥離を促進するようにしたも
のである。
[実施例]
以下に本発明の好適−実論例を添付図面に従って詳述す
る。
る。
本発明は鋼の焼きならしにおいて、鋼材の組織と、鋼材
の表面に生成される酸化物被膜との機械的性質、殊に線
膨張係数の相違により、冷却後鋼材自体の熱収縮に追従
できない被膜に亀裂が生ずることに着目し、ハードスケ
ールも硬く脆いものであるからこれを利用することによ
って部材に堆積したスケールの剥離を促進させるように
なっている。具体的な手法としては、スケールが堆積し
た部材を加熱し熱変形させてスケールを剥離ざけるよう
になっている。
の表面に生成される酸化物被膜との機械的性質、殊に線
膨張係数の相違により、冷却後鋼材自体の熱収縮に追従
できない被膜に亀裂が生ずることに着目し、ハードスケ
ールも硬く脆いものであるからこれを利用することによ
って部材に堆積したスケールの剥離を促進させるように
なっている。具体的な手法としては、スケールが堆積し
た部材を加熱し熱変形させてスケールを剥離ざけるよう
になっている。
先ず、部材の熱膨張変形による場合について説明する。
これは、部材が何ら拘束を受けずに自由膨張できる場合
である。
である。
第1図(△)は、部材1の厚さ方向と温度との関係を示
すグラフであり、第1図(B)は部材″1の膨張状態を
示した側面図である。また第1図(△)は、スケールが
堆積した表面2にアイスプラス1〜処理を行なっている
場合を示しており、この表面2は低温Toであるのに対
し、加熱処理が施される反対側の表面3が相当の温度T
1に上昇されることから、部材1内部には相当の温度勾
配が生ずるく図中、Gで示す)。この場合には、平均的
な温度Tllで考えるのが便利である。
すグラフであり、第1図(B)は部材″1の膨張状態を
示した側面図である。また第1図(△)は、スケールが
堆積した表面2にアイスプラス1〜処理を行なっている
場合を示しており、この表面2は低温Toであるのに対
し、加熱処理が施される反対側の表面3が相当の温度T
1に上昇されることから、部材1内部には相当の温度勾
配が生ずるく図中、Gで示す)。この場合には、平均的
な温度Tllで考えるのが便利である。
他方、サンドプラス1−処理を行なっている場合には、
加熱温度Ti相当で考えれば良い。
加熱温度Ti相当で考えれば良い。
いずれの場合にあっても、部材1を加熱することにより
、部材1自体は自由に変形して相当熱膨張する(図中、
Hで示す)。これに対してハードスケールは硬く脆くほ
とんで熱膨張しない。従って、部材1の熱膨張に追従で
きないハードスケールは、部材表面2との密着性が破壊
されて割れや亀裂が生じ、部材表面2から剥離されるこ
ととなる。このような部材表面2に対してブラスト処理
を行なえば、より適切なスケール除去を行なうことがで
きる。
、部材1自体は自由に変形して相当熱膨張する(図中、
Hで示す)。これに対してハードスケールは硬く脆くほ
とんで熱膨張しない。従って、部材1の熱膨張に追従で
きないハードスケールは、部材表面2との密着性が破壊
されて割れや亀裂が生じ、部材表面2から剥離されるこ
ととなる。このような部材表面2に対してブラスト処理
を行なえば、より適切なスケール除去を行なうことがで
きる。
次に部材の熱応力に基づく場合について説明する。これ
は部材がその幾何学的条件に拘束されて変形が規制され
る場合である。
は部材がその幾何学的条件に拘束されて変形が規制され
る場合である。
第2図(A>は、第1図(A)と同様、アイスブラスト
処理が施されてスケール側表面2と加熱側表面3との間
に相当の温度勾配Gが生じている場合の部材1の厚さ方
向と湿度との関係を示すグラフであり、第2図(B)は
部材1の変形挙動を示した側面図である。
処理が施されてスケール側表面2と加熱側表面3との間
に相当の温度勾配Gが生じている場合の部材1の厚さ方
向と湿度との関係を示すグラフであり、第2図(B)は
部材1の変形挙動を示した側面図である。
部材゛1を加熱することにより部材゛1内部に温度勾配
Gが生ずると、仮想的には、加熱側表面3が著しく膨張
し、スケール側表面2はほとんど膨張せず、部材1は断
面台形状を呈し得る(図中、二点鎖線J参照)。しかし
実際には部材1は断面矩形状を維持して変形するから、
スケール側表面2側の部材内部には、引張応力σが発生
する。この応力により、表面2に堆積したスケールと部
材表面2との間にズレを生じ得、これら相互間の密着性
が不安定化してスケールを脆くさせることになる。
Gが生ずると、仮想的には、加熱側表面3が著しく膨張
し、スケール側表面2はほとんど膨張せず、部材1は断
面台形状を呈し得る(図中、二点鎖線J参照)。しかし
実際には部材1は断面矩形状を維持して変形するから、
スケール側表面2側の部材内部には、引張応力σが発生
する。この応力により、表面2に堆積したスケールと部
材表面2との間にズレを生じ得、これら相互間の密着性
が不安定化してスケールを脆くさせることになる。
このような部材表面2に対してプラスト処理を行なえば
、より適切なスケール除去を行なうことができる。
、より適切なスケール除去を行なうことができる。
実際のスケール剥離のシステムは、これら2つの挙動が
組み合わされると考えられ、部材1の熱膨張変形が主導
的であり、熱応力によるものは付加的であると考えられ
る。
組み合わされると考えられ、部材1の熱膨張変形が主導
的であり、熱応力によるものは付加的であると考えられ
る。
尚、部材″1の加熱方法として、高周波加熱やガスバー
ナによる専横々な方法がある。
ナによる専横々な方法がある。
[発明の効果]
以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を
発渾する。
発渾する。
金属製配管等の部材表面に堆積したスケールを除去すべ
く部材表面から剥離させるに際して、部材とスケールと
の機械的性質の差異に基づいて部材を加熱し熱変形させ
部材表面とスケールとの密着性を破壊させるようにした
ので、スケールを効果的に剥離させることができる。
く部材表面から剥離させるに際して、部材とスケールと
の機械的性質の差異に基づいて部材を加熱し熱変形させ
部材表面とスケールとの密着性を破壊させるようにした
ので、スケールを効果的に剥離させることができる。
第1図は本発明の部材の熱変形膨張による場合を示した
ものであり、第1図(A)は部材の厚さ方向と温度との
関係を示すグラフ、第1図(B)は変形状態を示す側面
図、第2図は本発明の部材の熱応力に基づく場合を示し
たものであり、第2図(A)は部材の厚さ方向と温度と
の関係を示すグラフ、第2図(B)は変形状態を示す側
面図、第3図はスケールの堆積状態を示す部材の側断面
図である。 図中、1は部材、2はスケールが堆積した部材表面であ
る。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社代理人弁理士
絹 谷 信 雄第3図
ものであり、第1図(A)は部材の厚さ方向と温度との
関係を示すグラフ、第1図(B)は変形状態を示す側面
図、第2図は本発明の部材の熱応力に基づく場合を示し
たものであり、第2図(A)は部材の厚さ方向と温度と
の関係を示すグラフ、第2図(B)は変形状態を示す側
面図、第3図はスケールの堆積状態を示す部材の側断面
図である。 図中、1は部材、2はスケールが堆積した部材表面であ
る。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社代理人弁理士
絹 谷 信 雄第3図
Claims (1)
- 金属製配管等の部材表面に堆積したスケールを除去すべ
く該部材表面から剥離させるための方法において、上記
スケールが堆積した上記部材を加熱し熱変形させてスケ
ールを剥離させるようにしたことを特徴とするスケール
の剥離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62069081A JPS63236582A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | スケ−ルの剥離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62069081A JPS63236582A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | スケ−ルの剥離方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63236582A true JPS63236582A (ja) | 1988-10-03 |
Family
ID=13392280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62069081A Pending JPS63236582A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | スケ−ルの剥離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63236582A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06205735A (ja) * | 1993-01-07 | 1994-07-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 食器洗い乾燥機 |
-
1987
- 1987-03-25 JP JP62069081A patent/JPS63236582A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06205735A (ja) * | 1993-01-07 | 1994-07-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 食器洗い乾燥機 |
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