JPS63235854A - 探傷装置 - Google Patents

探傷装置

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JPS63235854A
JPS63235854A JP7087787A JP7087787A JPS63235854A JP S63235854 A JPS63235854 A JP S63235854A JP 7087787 A JP7087787 A JP 7087787A JP 7087787 A JP7087787 A JP 7087787A JP S63235854 A JPS63235854 A JP S63235854A
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JP
Japan
Prior art keywords
coils
magnetic field
coil
inspected
detector
Prior art date
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Pending
Application number
JP7087787A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiaki Ishihara
道章 石原
Shigeki Shigiyoku
重喜 師玉
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は全屈の探傷装置に関し、更に詳述すれば漏洩磁
束探傷と渦流探傷の長所のみを利用した安価な簡易な探
傷装置を提案するものである。
〔従来技術〕
鋼管、スラブ等の磁性体表面には割れ状欠陥とピント状
欠陥とが存在し、前者には主として漏洩磁束探傷が、ま
た後者には主として渦流探傷が適用されてきた。
両方式の探傷を行う場合には探傷装置の設置のために広
いスペースを必要とし、また設(xi費が高くつくので
1つの装置で2種類の欠陥を検出することができる装置
の開発が試みられている。
第8図は特開昭58−218644号に示されている装
置を示し、被検査材Aに2つの磁極面を対向させたU型
組磁石81と、U型組磁石81の中央に、一方の磁極面
を対向させた夏型電磁石82もしくは巻回面を被検査材
表面と平行にしたコイルと、夏型電磁石82もしくはコ
イルと被検査材Aとの間に配され、夏型電磁石もしくは
コイルの長手方向の磁場を検出する磁場検出器83とを
備えており、U型組磁石81によって被検査材への表面
に沿う磁場を形成し、また夏型電磁石82もしくはコイ
ルによって被検査材Aの表面に垂直な磁場を形成し、前
者の磁場による漏洩磁束を磁場ヰ★出器83で検出し、
また後者の磁場の変動を同じく磁場検出器83で検出し
2種類の欠陥を検出する。
第9.10図は特開昭60−147647号に開示され
たものであり、被検査材Aの表面と軸心を平行にして2
つのコイル91.92を同心的に対設し、被検査材Aに
対向する巻線部間に、コイル91.92の半径方向(被
検査材への表面と直交する方向)の磁場を検出する磁場
検出器93を設けたものであり、コイル91には適宜周
波数の交流を通電し、コイル92にはその整数倍の周波
数の交流を通電し、両交流の位相を整合させる。そうす
るとある期間には第9図に示すように両コイルの磁場形
成方向が同方向となって被検査材への表面に沿う磁場が
形成され、ここに割れ状欠陥Bが存在するとここからの
漏洩磁束が磁場検出器93によって検出されることにな
る。またある期間では第10図に示すように2つのコイ
ル91.92による磁場形成方向が逆方向となって両コ
イル間の部分で被検査材Aに垂直な方向の磁場が形成さ
れ、ピント状の欠陥Cが存在すると、被検金材A表面で
の渦流発生状態に変動を来たし、これが検出できること
になる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上の2つの装置のうち前者においてはU帯電磁石81
が大型のものとなり高価につき、また被検査材の寸法に
よっては磁路長が変化し、磁化能が変化するという問題
点がある。
一方後者は、異周波数の電源を必要とし、またそれらの
位相整合、更には異なる周波数の同期検波のための回路
が複雑であるという問題点がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
のであって、3つのコイルを用い、これらの磁場形成方
向を工夫することにより、大型の磁石或いは複雑な回路
を必要としない複合の探傷装置を提供することを目的と
する。
C問題点を解決するための手段〕 本発明に係る探傷装置は、同心配置されており、相隣す
る2つのコイルからなる第1コイル対は発生磁場方向を
同方向とし、相隣する2つのコイルからなる第2コイル
対は発生磁場方向を逆方向とするように、夫々の巻回方
向が設定されている3つ以上のコイルと、これらのコイ
ルに通電する単一の交流電源と、第1.第2コイル対の
各コイルの巻線部間に夫々配され、第1.第2コイル対
が各々形成する合成磁場を検出する複数の磁場検出器と
を具備することを特徴とする。
〔作用〕
第1コイル対によって被検査材表面に沿う磁場が、また
第2コイル対によって被検査材表面に垂直な磁場が夫々
形成される。従ってこれらの間に配した磁場検出器は被
検査材表面の欠陥により発生する漏洩磁束及び渦流の乱
れに伴って反応する磁場変化を検出することになる。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
第1図は本発明に係る探傷装置のコイル及び磁場検出器
の配置を示す模式図、第2図はその回路図である。コイ
ル11,12.13は同仕様の円形コイルであって等し
い間隔を隔てて11,12.13の順に同心配置されて
おり、この軸を被検査材Aの表面に平行に配置している
第1のコイル対をなすコイル11.12間には磁場検出
器14が、また第2のコイル対をなすコイル12゜13
間には磁場検出器15が被検査材Aに対向する巻線部間
において被検査材表面と適当なリフトオフをもって配置
されている。
磁場検出器14.15は被検査材Aの表面近傍の磁場変
化を検出する。
コイル11,12.13は第2図に示すように直列接続
されて、その励磁電源たる発振器16に接続されている
。これらのコイル11.12.13の接続方法は直列に
限らず並列でも直並列混合でもよいが、並列の場合は各
コイルに通電する電流の位相をそろえる必要がある。そ
の接続方法或いは巻回方向の適当な設定により第1図に
示すようにコイル11.12の交流電流通電方向が逆方
向となるように(◎、■にて示す)、つまりコイル11
.12による磁場形成方向が同一方向に、コイル12.
13による磁場形成方向が逆方向になるようにする(破
線で示す)。
そうすると実線で示すようにコイル11.12の合成磁
場は被検金材A表面に沿う方向の風珈となり、コイル1
2.13の合成磁場は実線で示すようにこれらのコイル
12.13間において被検査材A表面に垂直な方向の磁
場となる。
従って第1図に示すように割れ状欠陥Bが存在するとこ
の部分で漏洩磁束が大となり、磁場検出器14によって
検出されることになる。またピット状欠陥Cが存在する
場合は被検査材A表面の渦電流生成状態が変化し、これ
が磁場検出器15に検出されることになる。つまり2種
類の欠陥がこの装置で検出できることになる。
第2図において17.18は同期検波器であって、磁場
ヰ★出器14.15出力の夫々を発振器16出力に同期
して検波するものであり、その出力はレコーダ19.2
0夫々に記録される一方、比較器21.22によって欠
陥判別のために設定された闇値と比較されこれを越える
場合は有害欠陥として、適宜の表示を行うようにしてい
る。
第3図はレコーダ19.20による記録結果を模式的に
記したものであり、割れ状欠陥B及びピント状欠陥Cが
存在する管を被検査材Aとして本発明装置を通用した場
合、各レコーダ19.20には図示の如き欠陥を表す信
号が各別に記録された。
第4図は割れ状欠陥B及びビット状欠陥Cに相当する人
工欠陥を作成した試料につき磁場検出器14によって得
た信号のレベルを示し、第5図には同試料につき磁場検
出器15によって得た信号のレベルを示している。
いずれも横軸に深さを、また縦軸に検出レベルをとって
いる。これらの対比から第1のコイル対(コイル11.
12)と磁場検出器14との働きにより割れ状欠陥Bを
有効に、また第2のコイル対(コイル12.13)と磁
場検出器15との働きによりピント状欠陥Cを有効に検
出できることが明らかである。
第6,7図は本発明装置の他の実施例を示している。こ
の実施例はコイルを4つ備えると共に各コイル間に磁場
検出器を設けたものである。
即ち中央の2つのコイル62.63を前記第1コイル対
としてその合成磁場によって被検査材Aの表面に沿う磁
場を形成する。また−側のコイル61と62とによって
、また他側のコイル64と63とによって前記第2のコ
イル対を2つ設ける。そして漏洩磁束検出用にはコイル
62.63間に磁場検出器60を、渦流の乱れにより発
生する反応磁場検出用にはコイル61.62及び63.
64間の夫々に磁場検出器65.67を各配置する。逆
にコイル62.63を垂直磁場発生用、コイル61.6
2及びコイル63.64を水平磁場発生用とすることも
可能である。但しピント状欠陥は一般に単独に存在する
場合が多く、従って割れ状欠陥に比して被検金材長手方
向(軸方向)の長さが小である。このため検出能をピン
ト状、割れ状欠陥双方を同一レベルにする上においては
第6図に示した磁場配位が望ましい。
第7図はこの実施例の被検査材A側の屓閲図である。こ
の図に示したように磁場検出器65.66.67を多数
の磁場検出素子(センサコイル、感磁ダイオード等)を
連設したものにより探傷走査方向と直交する方向く幅方
向)に長い構成とする場合は1回の探傷走査で広い幅の
探傷が可能である。
なおこのような構成とする場合はコイルは円形とせず、
被検査材A側が長い楕円コイル或いは矩形コイルであっ
てもよい。
第7図において矢符は電流の方向を示す。
〔効果〕
以上の如き本発明による場合は、空心コイルを用いてい
るので、大きな電磁石を必要としない。
また励磁電源が単一であり、検出信号処理も単純な同期
検波回路でよく、2種類の欠陥の探傷が同時的に行える
小型の装置が簡単な構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置のコイル配置図、第2図はその電気
回路図、第3図は本発明装置の記録波形図、第4.5図
は磁場検出器の検出特性図、第6゜7図は本発明装置の
他の実施例を示すコイル配置図、第8図は従来装置の模
式図、第9,10図は他の従来装置の模式図である。 11、12.13.61.62.63.64・・・コイ
ル14、15.65.66、67・・・磁場検出器 1
6・・・発振器時 許 出願人  住友金屈工業株式会
社代理人 弁理士  河  野  登  夫第  1 
 図 第 2図 第  3  図 深  さ  (mm) 簗 5 図 第6図 簗7図 第  8  図 19図 簗 10 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、同心配置されており、相隣する2つのコイルからな
    る第1コイル対は発生磁場方向を同方向とし、相隣する
    2つのコイルからなる第2コイル対は発生磁場方向を逆
    方向とするように、夫々の巻回方向が設定されている3
    つ以上のコイルと、これらのコイルに通電する単一の交
    流電源と、第1、第2コイル対の各コイルの巻線部間に
    夫々配され、第1、第2コイル対が各々形成する合成磁
    場を検出する複数の磁場検出器とを具備することを特徴
    とする探傷装置。
JP7087787A 1987-03-24 1987-03-24 探傷装置 Pending JPS63235854A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007183197A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Hitachi Ltd 渦電流探傷センサ
EP3321671A4 (en) * 2015-07-09 2019-01-09 Hitachi High-Technologies Corporation RAIL INSPECTION DEVICE AND RAIL INSPECTION SYSTEM

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