JPS63235701A - 手動流体圧制御ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は手動流体圧制御ユニットに関する。

（従来の技術） 本発明の手動流体圧制御ユニットは、　ＥＰ−Ａ−０１
５２２１９特許明細書に記載の型式の流体圧調整可能な
自動車用外部ミラーアセンブリに特に応用できる。上記
特許明細書に開示されるミラーアセン７’１Ｊｉｄ、３
つのシールされたマスター／スレーブ流体圧ユニット’
を備え、そのスレーブ・アクチュエータは枢動可能に設
けられた反射部材の枢動軸の周囲に等間隔で隔置されて
いる。

この型式のミラー・アセンブリにおいては、アセンブリ
を乗物に取付ける前に種々の流体圧ユニットを充填しか
つシールすることが望ましい。これを行うためには、マ
スター・アクチュエータを含む制御ユニットヲ、このユ
ニットヲ取付ける際に用いられる車体の開口が極力小さ
くなるように、設計することが必要である。この開口の
寸法に影響を与える１つの要因はアクチュエータの中に
収容されるべき流体圧液体の体積である。この液体の体
積を極力小さくするためには、手動制御の運動により移
動される液体の割合を極力大きくすることが望ましい。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は上述の如き要請に合致したアクチェエータを提
供することを課題とする。

（課題を解決するための手段） 本発明によれば、ハウジング全有する手動流体圧制御ユ
ニットであって、前記ハウジングの一端部から突出しか
つ自在軸受により前記ハウジングに取付けられた制御レ
バーと、前記ハウジングの円筒状壁の周囲に隔置されか
つ各々がハウジングから突出する可撓性の管を有する可
撓性壁を備えた３つの球状体と、全備えて成るユニット
であって、各々の球状体はその径方向内壁に固定された
補強リブを有しており、この３つの補強リブは前記レバ
ーと係合しており、したがってこのレバーがシリンダの
軸と平行な位置から動くと少くとも１つの球状体を圧縮
しかつ少くとも残りの２つの球状体の１つを膨張するよ
うに構成されたことを特徴とする手動流体圧制御ユニッ
トが提供される。

（実施例） 第１図および第２図を参照すると、手動操作可能なアク
チュエータはその一端に縮径の円筒状ネック部１２を有
する中空の円筒状の７・ウジング１０から成っている。

ネック部１２はその自由端にねじ切り部１４ｔ−有して
おり、このネック部は使用時にトリム材料層１８により
て覆われたパネル１６の開口を通りて伸びるためのもの
である。アクチュエータはナツト２０により適所に固定
される。

ネック部１２は半球形状のソケットを備えており、この
ソケットの中に凸状球形部２２が嵌合している。球形部
２２はレバー２４の端部に沿った中間点に設けられてい
る。ハウジング１０の中に伸びるレバー２４の端部は、
第２図に最も良く示されているように、三角形状断面を
有する一体のブツシャ２６を支持している。

ハウジングの他端部はキャップ２８によって閉止されて
おり、このキャップを通って３つのチューブ３０．３２
．３４が伸びている。第１図においては２つのチューブ
だけが示されている。各々のチューブ３０．３２．３４
はそれぞれの可撓性壁を有するバルブすなわち球状体３
６．３８．４０に連結されている。チューブ３６．３８
．４０は円筒形状のノ・ウジング１０の中に設けられか
つブツシャ２６の周囲で均一に隔置されている。

第３図全参照すると、３つのバルブは可撓性のシート材
料製の２つの層４２，４４から一体品として形成されて
いる。３つのバルブの境界は２つの層４２．４４を連結
する線４６等の溶接線によって形成されている。可撓性
材料製の成形品ユニット４８には長手方向に伸びる３つ
のリブ５０．５２．５４が形成されており、各々のリブ
は部分円筒形状の径方向外面およびリブにほぼ三角形状
の断面を与えるように配列された２つの内面を有してい
る。リブ５０の上端は符号５６において切断されており
、また残りの２つのリブは以下に述べる目的のため同様
に切断されている。

リブ５０と５２の間およびリブ５２と５４の間にはイン
サート４８が設けられておりこれはシート材料４４と同
様の可視性を有している。第３図に示すアセンブリ全体
はしたがって巻くことができ、端部キャップ２８を吸付
ける前にノ・ウジングの中に入れることができる。

可撓性のシート材料４４から別々にユニット４８を形成
する代りに、両方を互に一体にして成形しこの結合され
たユニットをシート材料に溶接することもできる。

使用において、第１図および第２図に示すようにレバー
２４が中立位置にある時には、各パルプ３６．３８．４
０の中には等しい体積の流体圧液体が存在している。レ
バーを第４図に示したように右方へ動かすと、ブツシャ
２６がパルプ３６を圧縮するとともにパルプ３８および
４０を膨張させる。

この様子は第５図に最も良く示されている。リプ５０．
５２，５４の上端において切断された部分５６はこの運
動の間のレバー２４の偏動を防止する。

いずれの方向にレバーを動かしても、３つのパルプ３６
．３８．４０の中に存在する液体の全量は一定である。

３つのチューブ３０．３２．３４の他端は第６図に示す
乗物用外部ミラーに連結される。このミラーは支持体６
４上に設けられる反射部材６２全有するハウジング６０
を備えている。凸形の部分球形状の縁面６８を有するマ
ツシュルーム形状の部分６６がハウジング６０の内面上
に一体に形成されている。支持体６４はフランジ７０を
有し、このフランジは縁面６６と係合する凹形の部分球
形状の内面を有している。

部分６６の支持体６４に面する面はその中心の回りに等
間隔で設けられた３つの半球形状の凹所を有している。

第６図においてはこれら３つの凹所の中の１つ７２だけ
が示されている。凹所７２はチューブ３０に連結される
球状の可撓性パルプ７４を収容している。他の２つの凹
所の各々は同様のパルプを収容しており、パルプ７６は
チューブ３２にまた他のパルプ（図示せず）はチューブ
３４に連結されている。３つのチューブ３０．３３．３
４の中の流体圧液体の各々の体積およびそれぞれのパル
プの体積は、レバー２４がその中立位置にあるときに３
つの球形状のパルプが７ランジ６８を縁面６８に接触さ
せかつ支持体６４が部分６６の向い合う面に平行になる
ように選ばれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明におけるアクチェエータをその制御レバ
ーが中立位置にある状態で示す長手方向断面図、第２図
は第１図の２−２線に沿う断面図、第３図は第１図のア
クチュエータの要素の平面図、第４図は第１図と同様で
あるが制御レバーを中立位置から移動させた状態で示す
断面図、第５図は第４図の５−５．１に沿う断面図、第
６図は第１図乃至第５図に示したアクチュエータに用い
られるミラーヘット９の断面図である。 （主要符号の説明） １０：ハウジング ２４：制御レバー ３６．３８．４０：球状体 ５０．５２．５４：リブ。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ハウジング（１０）を有する手動流体圧制御ユニ
   ットであって、前記ハウジングの一端部から突出しかつ
   自在軸受（２２）により前記ハウジングに取付けられた
   制御レバー（２４）と、前記ハウジングの円筒状壁の周
   囲に隔置されかつ各々がハウジングから突出する可撓性
   の管を有する可撓性壁を備えた３つの球状体（３６、３
   ８、４０）と、を備えて成るユニットにおいて、各々の
   球状体はその径方向内壁に固定された補強リブ（５０、
   ５２、５４）を有しており、この３つの補強リブは前記
   レバー（２４）と係合しており、したがってこのレバー
   がシリンダの軸と平行な位置から動くと少くとも１つの
   球状体を圧縮しかつ少くとも残りの２つの球状体の１つ
   を膨張するように構成されたことを特徴とする手動流体
   圧制御ユニット。
2. （２）請求項１記載の手動流体圧制御ユニットにおいて
   、前記３つの流体圧球状体は、ハウジングの円筒形状の
   内壁に当接するようになされたシート状の可撓性材料製
   の第１の壁（４２）および各球状体の縁部の周囲の第１
   の壁（４２）に溶接された可撓性材料製の第２の壁（４
   ４）から成る一体物（４８）として、形成され、前記３
   つのリブは一体物として形成され、隣接するリブが第２
   の壁により相互に連結されていることを特徴とするユニ
   ット。
3. （３）請求項２記載の手動流体圧制御ユニットにおいて
   、リブが第２の壁と一体に形成されることを特徴とする
   ユニット。
4. （４）請求項１、２又は３記載の手動流体圧制御ユニッ
   トを備えた流体圧調節可能な自動車用外部ミラー。