JPS6323360Y2 - - Google Patents

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JPS6323360Y2
JPS6323360Y2 JP15008079U JP15008079U JPS6323360Y2 JP S6323360 Y2 JPS6323360 Y2 JP S6323360Y2 JP 15008079 U JP15008079 U JP 15008079U JP 15008079 U JP15008079 U JP 15008079U JP S6323360 Y2 JPS6323360 Y2 JP S6323360Y2
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JP
Japan
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pressure
refrigerant
gauge
main pipe
vacuum
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JP15008079U
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JPS5668699U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は冷凍機の冷媒充填装置、特に多目的の
冷凍機用冷媒充填装置に関するものである。
(従来技術) 冷凍機の冷媒系統に水分が残留し、冷媒中に混
入すると、物埋的には吸入ガス温度が0℃以下に
なつた場合氷結し、冷媒の流れに悪影響を与え、
化学的にはフロン系冷媒においては塩酸やフツ化
水素酸を生じ、吐出および吸入弁、軸受、軸封装
置など金属に対し腐食を生じ、パツキングや電気
絶縁を侵し、潤滑油にも悪影響を与える。これら
の現象を取り除くためにはどうしても装置内の水
分を完全に除去しなければならない。
従来は、内田秀雄「冷凍機械工学ハンドブツ
ク」(昭和40−1−30)(株)浅倉書店(p794〜
p802;特にp795)に記載されているように冷凍
装置の冷媒充填において、冷媒注入前に、装置内
の水分を除去するに先立つて装置内を真空にして
いる。
(考案が解決しようとする課題) 然しながら上記従来例に示すように水分を除去
する目的で装置内を真空にることは既知であつて
も現実に装置内の水分が除去されたか否かは確認
できない事柄であつた。
即ち上記従来例では真空度を700mmHgとして4
時間は運転すると記載されているのみであつて、
その装置の室温との関係は何等考慮されておらず
従つて水分除去が達成されたか否かは全く不明な
ものであつた。
本考案の目的はこの点を改良した冷凍機の冷媒
充填装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の上記目的は主配管と、この主配管に真
空ポンプ用バルブを介して接続した真空ポンプ
と、前記主配管に真空計用バルブを介して接続し
た圧力目盛及びこれに沿つて設けた圧力値におけ
る水分沸点温度目盛を有する真空計と、前記主配
管に夫々バルブを介して接続した低圧用及び高圧
用圧力計及び冷媒チヤージングシリンダと、前記
低圧用及び高圧用圧力計の入口を夫々コンプレツ
サーを含む冷凍機の冷媒路におけるコンプレツサ
ーの吸入側及び吐出側に接続する接続ホースとよ
り成り、前記真空ポンプにより前記主配管及び冷
媒路を負圧とし前記真空計が示した前記水分沸点
温度値が室温より低下したことを確認した後冷媒
チヤージングシリンダより冷媒を前記冷媒路内に
注入し、その注入状態を前記低圧用及び高圧用圧
力計の読みによつて確認できるようにしたことに
よつて達成できる。
(実施例) 以下図面によつて本考案の実施例を説明する。
図中1は冷凍機のコンプレツサー、2は真空ポ
ンプ、3は冷媒チヤージングシリンダ、4はその
チヤージング量指示計を示し、本考案においては
真空ポンプ2をホース5、真空ポンプ用バルブ6
を介して主配管7に接続し、この主配管7には
夫々真空計バルブ8、低圧用圧力計バルブ9、及
び高圧用圧力計バルブ10を介して真空計11、
低圧用圧力計12、高圧用圧力計13を接続する
と共に、前記主配管7に冷媒チヤージングシリン
ダ用バルブ19及びホース14を介して冷媒チヤ
ージングシリンダ3を接続し、前記低圧用及び高
圧用圧力計12,13の入口を夫々ホース15,
16を介してコンプレツサー1の冷媒吸入口17
及び吐出口18に接続せしめる。
尚本考案における真空計としては低圧目盛と、
この低圧目盛に沿つて設けられた対応する位置の
低圧目盛の圧力における水分沸点温度目盛とを有
するものを用いる。
上記の構成になる本考案冷媒充填装置は下記の
ように操作する。
1 バルブ6,8,9,10を開き真空ポンプ2
を作用せしめてコンプレツサー1を含む冷凍機
の冷媒路内及び配管内の空気を除去し、その状
態を真空計11によつて読み取る。真空計11
からその気圧での水分沸点温度目盛を読み取り
この水分沸点温度目盛が室温以下になつたこと
を確認した後真空ポンプ2の作動を止め、バル
ブ6,8を閉じる。
2 バルブ10又は9を閉じバルブ19を開き冷
媒チヤージングシリンダ3よりホース14,1
5または14,16を介して冷媒をコンプレツ
サー1を含む冷凍機の冷媒路内に注入する。
3 バルブ9,10を閉じコンプレツサー1を運
転し、その吸入側、吐出側の圧力を夫々圧力計
12,13によつて読み取り正常な運転か否か
を確認する。
(考案の効果) 上記のように本考案装置によればコンプレツサ
ーを含む冷凍機の冷媒路に対する冷媒の充填を極
めて簡単確実に行い得ると共にその充填状態を確
実に確認でき、又配管等内に残存する水分の除去
も真空計11の水分沸点温度を見て視覚的に(例
えば水分沸点温度が大気温度以下であれば配管内
の水分の蒸発が確実に開始されていることが判
る)行い得るのでその信頼性が増し、更に真空ポ
ンプ用バルブ6のみを閉じた状態で真空計11の
読みの経時的変化を見れば配管内に漏水又は残存
水分等があつても直ちにこれを確認できる等大き
な利益がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案装置の説明図である。 1……コンプレツサー、2……真空ポンプ、3
……冷媒チヤージングシリンダ、4……チヤージ
ング量指示計、5……ホース、6……真空ポンプ
用バルブ、7……主配管、8……真空計バルブ、
9……低圧用圧力計バルブ、10……高圧用圧力
計バルブ、11……真空計、12……低圧用圧力
計、13……高圧用圧力計、14,15,16…
…ホース、17……冷媒吸入口、18……吐出
口、19……冷媒チヤージングシリンダ用バル
ブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主配管と、この主配管に真空ポンプ用バルブを
    介して接続した真空ポンプと、前記主配管に真空
    計用バルブを介して接続した圧力目盛及びこれに
    沿つて設けたその圧力値における水分沸点温度目
    盛を有する真空計と、前記主配管に夫々バルブを
    介して接続した低圧用及び高圧用圧力計及び冷媒
    チヤージングシリンダと、前記低圧用及び高圧用
    圧力計の入口を夫々コンプレツサーを含む冷凍機
    の冷媒路におけるコンプレツサーの吸入側及び吐
    出側に接続する接続ホースとより成り、前記真空
    ポンプにより前記主配管及び冷媒路を負圧とし前
    記真空計が示した前記水分沸点温度値が室温より
    低下したことを確認した後冷媒チヤージングシリ
    ンダより冷媒を前記冷媒路内に注入し、その注入
    状態を前記低圧用及び高圧用圧力計の読みによつ
    て確認できるようにしたことを特徴とするコンプ
    レツサーを含む冷凍機の冷媒充填装置。
JP15008079U 1979-10-31 1979-10-31 Expired JPS6323360Y2 (ja)

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JPS5668699U JPS5668699U (ja) 1981-06-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5336039B2 (ja) 2006-07-21 2013-11-06 ダイキン工業株式会社 二酸化炭素を冷媒として用いる冷凍装置における冷媒充填方法

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JPS5668699U (ja) 1981-06-06

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