JPS63232788A - 高精細テレビジヨン信号処理方法 - Google Patents
高精細テレビジヨン信号処理方法Info
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- JPS63232788A JPS63232788A JP62066320A JP6632087A JPS63232788A JP S63232788 A JPS63232788 A JP S63232788A JP 62066320 A JP62066320 A JP 62066320A JP 6632087 A JP6632087 A JP 6632087A JP S63232788 A JPS63232788 A JP S63232788A
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Landscapes
- Color Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、現行のテレビジョン放送信号と互換性を持ち
、現行のテレビジョン放送13号に含まれない高精細な
輝度信号や色信号を多重伝送できる高精細テレビジョン
信号処理方法に関するものである。
、現行のテレビジョン放送13号に含まれない高精細な
輝度信号や色信号を多重伝送できる高精細テレビジョン
信号処理方法に関するものである。
従来の技術
我が国の現在のNTSC(ナショナル テレビジョン
システム コミソティ (NationalTelev
isi−on System Comm1ttee )
)方式によるカラーテレビジョン放送が昭和35年に
開始されて以来、25年以上が経過した。その間、高精
細な画面に対する要求と、テレビジョン受(iiの性能
向上に伴い、各種の新しいテレビジョン方式が提案され
ている。また、サービスされろ番組の内容自体も単なる
スタジオ番組や中継番組などから、シネマサイズの映画
の放送など、より高画質で臨場感を伴う映像を有する番
組へと変化してきている。
システム コミソティ (NationalTelev
isi−on System Comm1ttee )
)方式によるカラーテレビジョン放送が昭和35年に
開始されて以来、25年以上が経過した。その間、高精
細な画面に対する要求と、テレビジョン受(iiの性能
向上に伴い、各種の新しいテレビジョン方式が提案され
ている。また、サービスされろ番組の内容自体も単なる
スタジオ番組や中継番組などから、シネマサイズの映画
の放送など、より高画質で臨場感を伴う映像を有する番
組へと変化してきている。
現行放送は、走査線数525本、2:1 飛越走査、輝
度信号水平帯域幅4.2MHz、アスペクト比4:3と
いう諸仕様(たとえば、文献 放送技術双書 カラーテ
レビジョン 日本放送協会編目本放送出版協会 196
1年 参照)を有しているが、このような背景のもとで
現行放送との両立性および水平解像度の向上を図ったテ
レビジョン信号構成方法が提案されている。−例を以下
に述べる。NTSC方式のテレビジョン信号を時間周波
数11と垂直周波数f2の2次元平面で図示すると第8
図のようになる。色信号Cは色副搬送波fscの位相関
係から第2.第4象限に存在することになる。ここで空
いている第1.第3象限に輝度信号の高域成分を多重し
、受信側ではフィールド演算により色信号と多重高域成
分を分離し水平解像度を向上させるということを特徴と
している。(特開昭59−171387号公報参照)次
にこの方式の具体的な信号処理方法についてブロック図
にもとづいて説明する。第5図はそのブロック図、第6
図は信号合成方法を説明するための各部の周波数スペク
トル図、第7図は信号復調方法を説明するための各部の
周波数スペクトル図である。まず広帯域の輝度信号(O
〜6.2MIIz)が周波数分離器lに入力され、広域
成分YHと低域成分YLに分離される。図に示された英
記号は第6図、第7図の英記号に対応する。ここで輝度
信号の低域成分YLは従来のNTSC方式の1変信号に
対応する。一方輝度信号の広域成分Yl(は周波数変換
器2で低域に変換される6色信号夏。
度信号水平帯域幅4.2MHz、アスペクト比4:3と
いう諸仕様(たとえば、文献 放送技術双書 カラーテ
レビジョン 日本放送協会編目本放送出版協会 196
1年 参照)を有しているが、このような背景のもとで
現行放送との両立性および水平解像度の向上を図ったテ
レビジョン信号構成方法が提案されている。−例を以下
に述べる。NTSC方式のテレビジョン信号を時間周波
数11と垂直周波数f2の2次元平面で図示すると第8
図のようになる。色信号Cは色副搬送波fscの位相関
係から第2.第4象限に存在することになる。ここで空
いている第1.第3象限に輝度信号の高域成分を多重し
、受信側ではフィールド演算により色信号と多重高域成
分を分離し水平解像度を向上させるということを特徴と
している。(特開昭59−171387号公報参照)次
にこの方式の具体的な信号処理方法についてブロック図
にもとづいて説明する。第5図はそのブロック図、第6
図は信号合成方法を説明するための各部の周波数スペク
トル図、第7図は信号復調方法を説明するための各部の
周波数スペクトル図である。まず広帯域の輝度信号(O
〜6.2MIIz)が周波数分離器lに入力され、広域
成分YHと低域成分YLに分離される。図に示された英
記号は第6図、第7図の英記号に対応する。ここで輝度
信号の低域成分YLは従来のNTSC方式の1変信号に
対応する。一方輝度信号の広域成分Yl(は周波数変換
器2で低域に変換される6色信号夏。
Qは、通常のNTSC方式と同様に直交変調され1、加
算器4で輝度信号YL及び低域変換された輝度信号の広
域成分と加算される。このようにして合成された複合映
像信号は第6図の(h)に示す周波数スペクトルを有し
、第8図に示したような3次元空間周波数配置になって
いる。
算器4で輝度信号YL及び低域変換された輝度信号の広
域成分と加算される。このようにして合成された複合映
像信号は第6図の(h)に示す周波数スペクトルを有し
、第8図に示したような3次元空間周波数配置になって
いる。
つぎにこのように合成して得られた信号を復調するには
、まず第5図にあるYC分離器5により輝度信号YLと
色信号に分離する。ここで多重された高域の輝度信号Y
h’ は色信号の方に分離される。’/11’ 、
C’ 分離器6はフィールドメモリで構成されYH”と
Coを分離する0色信号C゛。
、まず第5図にあるYC分離器5により輝度信号YLと
色信号に分離する。ここで多重された高域の輝度信号Y
h’ は色信号の方に分離される。’/11’ 、
C’ 分離器6はフィールドメモリで構成されYH”と
Coを分離する0色信号C゛。
は従来どうり直交復調器8で復調される。一方Y)I’
は周波数変換器7で周波数変換され元の広域の輝度信
号に変換される。最後に加算器9で輝度信号YLと加算
され広帯域の輝度信号を得る。
は周波数変換器7で周波数変換され元の広域の輝度信
号に変換される。最後に加算器9で輝度信号YLと加算
され広帯域の輝度信号を得る。
このように周波数の隙間に高域の輝度信号を多重し水平
の解像度を向上させるのであるが、現行のNTSC方式
のテレビ受信機で受像した場合多重した信号が妨害とな
って画面に現れることがある。特に低域の輝度信号にド
ツト妨害となり現れる場合は著しく見辛い画面となる欠
点がある。これは現行の受信機のなかにはYC分離器に
簡単なバンドパスフィルターを用いて狭帯域色復調をし
ているものが多いからである。
の解像度を向上させるのであるが、現行のNTSC方式
のテレビ受信機で受像した場合多重した信号が妨害とな
って画面に現れることがある。特に低域の輝度信号にド
ツト妨害となり現れる場合は著しく見辛い画面となる欠
点がある。これは現行の受信機のなかにはYC分離器に
簡単なバンドパスフィルターを用いて狭帯域色復調をし
ているものが多いからである。
もう一つの欠点としては、動画伝送の場合に重畳した信
号と元の色信号が干渉し受信時にうまく分離できないこ
とがある。そのため動画伝送の場合には多重をやめるこ
とが考えられている。これは静止画像と動画像の解像度
の差が目につきやすく違和感を与える欠点がある。
号と元の色信号が干渉し受信時にうまく分離できないこ
とがある。そのため動画伝送の場合には多重をやめるこ
とが考えられている。これは静止画像と動画像の解像度
の差が目につきやすく違和感を与える欠点がある。
また、重畳する信号として輝度信号の高域成分だけでな
く、色信号の高域成分を多重することも考えられる。N
TSC方式のテレビジョン信号においては、色信号のう
ち■信号は1 、 5 Mllz、、Q信号は0.5M
l!zに帯域が制限されていて、受像機において色にじ
みや色ずれの原因にもなっている。そこでNTSC方式
においても、色信号の伝送帯域をひろげ高精細な色信号
を伝送しようという試みもある。
く、色信号の高域成分を多重することも考えられる。N
TSC方式のテレビジョン信号においては、色信号のう
ち■信号は1 、 5 Mllz、、Q信号は0.5M
l!zに帯域が制限されていて、受像機において色にじ
みや色ずれの原因にもなっている。そこでNTSC方式
においても、色信号の伝送帯域をひろげ高精細な色信号
を伝送しようという試みもある。
発明が解決しようとする問題点
以上のように、現行のテレビジョン放送は信号の帯域が
規格で制限されており、さらに何らがの多重情報を付加
することは容易ではなく前述のように水平解像度を向上
させる方法の提案がなされているが、現行のテレビジョ
ン放送に対する両立性および動画像時における多重成分
復調特性の劣化という観点からすると問題が残されてい
る。また電波資源の有効利用という点からすると、徒に
伝送帯域を拡張するわけにはいかない。本発明はかかる
問題点に鑑みてなされたもので、現行のテレビジョン方
式と両立性があり、規格で定められた帯域内で高精細な
輝度信号と色(3号を同時に多重伝送できるテレビジョ
ン信号伝送処理方法を提供することを目的とする。
規格で制限されており、さらに何らがの多重情報を付加
することは容易ではなく前述のように水平解像度を向上
させる方法の提案がなされているが、現行のテレビジョ
ン放送に対する両立性および動画像時における多重成分
復調特性の劣化という観点からすると問題が残されてい
る。また電波資源の有効利用という点からすると、徒に
伝送帯域を拡張するわけにはいかない。本発明はかかる
問題点に鑑みてなされたもので、現行のテレビジョン方
式と両立性があり、規格で定められた帯域内で高精細な
輝度信号と色(3号を同時に多重伝送できるテレビジョ
ン信号伝送処理方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明のテレビジョン信号
処理装置は、残留側波帯振幅変調されたテレビジョン信
号の残留側波帯内および前記残留側波帯振幅変調の搬送
波の周波数に関して前記残留側波帯とは対称な帯域内に
、前記テレビジョン信号の搬送波と同一周波数でかつ位
相が90’異なる搬送波を、前記テレビジョン信号に含
まれない多重信号で搬送波抑圧両側波帯振幅変調し、受
信機の映像中間周波増幅段の周波数特性とは逆の周波数
特性をもつナイキストフィルタ(逆ナイキストフィルタ
ーと称する)により残留側波帯にしたものを多重するこ
とを特徴とする。また、多重信号は元のテレピノシン信
号の同1υ1信号以外の部分にのみ多重するようにして
もよい。
処理装置は、残留側波帯振幅変調されたテレビジョン信
号の残留側波帯内および前記残留側波帯振幅変調の搬送
波の周波数に関して前記残留側波帯とは対称な帯域内に
、前記テレビジョン信号の搬送波と同一周波数でかつ位
相が90’異なる搬送波を、前記テレビジョン信号に含
まれない多重信号で搬送波抑圧両側波帯振幅変調し、受
信機の映像中間周波増幅段の周波数特性とは逆の周波数
特性をもつナイキストフィルタ(逆ナイキストフィルタ
ーと称する)により残留側波帯にしたものを多重するこ
とを特徴とする。また、多重信号は元のテレピノシン信
号の同1υ1信号以外の部分にのみ多重するようにして
もよい。
作用
本発明は、上記した方法によって現行テレビジョン放送
の規格の帯域内で高精細な輝度信号や色信号を多重伝送
可能とするテレビジョン信号を合成することにより、専
用の受信機では従来のテレビジョン放送の映像のみなら
ず輝度信号および色信号の帯域を拡大した高精細な映像
をも得ることができ、さらに現行のテレビジョン受信機
でも従来のテレビジョン放送の映像を殆ど支障な(受信
することができる。また多重信号は動画伝送時でも静止
画伝送時と同様に多重できるので、常に違和感のない高
画質かえられる。
の規格の帯域内で高精細な輝度信号や色信号を多重伝送
可能とするテレビジョン信号を合成することにより、専
用の受信機では従来のテレビジョン放送の映像のみなら
ず輝度信号および色信号の帯域を拡大した高精細な映像
をも得ることができ、さらに現行のテレビジョン受信機
でも従来のテレビジョン放送の映像を殆ど支障な(受信
することができる。また多重信号は動画伝送時でも静止
画伝送時と同様に多重できるので、常に違和感のない高
画質かえられる。
実施例
以下本発明の高精細テレビジョン信号処理方法の一実施
例について、図面を参照しながら説明する。
例について、図面を参照しながら説明する。
第1図fatは、本発明の一実施例に係る送信側での高
精細テレビジョン信号合成方法を示すブロック図である
。また第2図は、それに対応した各部所の信号波形を示
した説明図である。また第1図[blは、本発明の一実
施例に係る受信側での高精細テレビジョン信号復調方法
を示すブロック図である。また第3図は、それに対応し
た各部所の信号波形を示した説明図である。
精細テレビジョン信号合成方法を示すブロック図である
。また第2図は、それに対応した各部所の信号波形を示
した説明図である。また第1図[blは、本発明の一実
施例に係る受信側での高精細テレビジョン信号復調方法
を示すブロック図である。また第3図は、それに対応し
た各部所の信号波形を示した説明図である。
はじめに第1図fa)に示す送信側の信号合成方法につ
いて説明する。広帯域(O〜5.2MIIZ)の輝度信
号が、合成器6で変調色信号と加算される。
いて説明する。広帯域(O〜5.2MIIZ)の輝度信
号が、合成器6で変調色信号と加算される。
ここでは色差信号1.Qはそれぞれ1.5MHzの広帯
域で変調2S1および2に人力される。変調器lおよび
2は位相が90″違う搬送波sinωsctとcosω
sctで直角2相変調され、加算2″&5で加算される
。加算された信号は第2図fd)に示すように、2,1
〜4.1Ml1zに成分をもつ。このようにしてつくら
れた変調色信号は合成器6で輝度信号と加算される。第
2図+81にその信号スペクトルを示す、つぎに周波数
分離器7で4.2MHz以下の部分と4.2Ml1z以
上の部分に分離する。
域で変調2S1および2に人力される。変調器lおよび
2は位相が90″違う搬送波sinωsctとcosω
sctで直角2相変調され、加算2″&5で加算される
。加算された信号は第2図fd)に示すように、2,1
〜4.1Ml1zに成分をもつ。このようにしてつくら
れた変調色信号は合成器6で輝度信号と加算される。第
2図+81にその信号スペクトルを示す、つぎに周波数
分離器7で4.2MHz以下の部分と4.2Ml1z以
上の部分に分離する。
4.2M1lz以上の部分(第2図(f))は4.2M
1lzの信号cosωccLを乗算して周波数変換器8
で周波数変換し、O〜l 、 OMllzの信号(第
2図(g))にする。この周波数変換のための信号co
sωcctは別途、たとえば垂直帰線期間などに多重伝
送する。さらに低域変換された輝度信号は変調器って、
4.2M+Iz以下の部分は変調器10で、それぞれ映
像搬送波sinωvct、 cosωvctで直交変
調される。この場合変調器9で変調される帯域幅IM
Ilzの多重信号は直流成分をあらかじめ1m圧してお
けば、第2図filに示すように搬送波ln1圧変調に
なって後で示すように都合がよい。この信号は第2図(
1)に図示量るような特性の逆ナイキストフィルタ11
を通過し、一方の主映像信号は第2図(h)に示すよう
なVSBフィルタ12を通過し、合成器13で合成され
、第2図filに示すような信号となる。この合成信号
は残留側波帯振幅変調した主映像信号に対して、約IM
IIzの多重信号(4,2〜5 、 2 Mllzの輝
度信号と0 、 5〜1 、 5 M llzの1、
Q信号)が残留側波帯部分にm畳された形になっている
。この合成信号を現行の受像機で受信した場合に再生さ
れる映像信号は、第3図fdlで示すような信号となり
0.5MIIz以上でのI、Q信号間のクロストークが
考えられるが、現行受像機ではI、C11i号を0.5
M1lzまでしか利用していないため問題は生じない。
1lzの信号cosωccLを乗算して周波数変換器8
で周波数変換し、O〜l 、 OMllzの信号(第
2図(g))にする。この周波数変換のための信号co
sωcctは別途、たとえば垂直帰線期間などに多重伝
送する。さらに低域変換された輝度信号は変調器って、
4.2M+Iz以下の部分は変調器10で、それぞれ映
像搬送波sinωvct、 cosωvctで直交変
調される。この場合変調器9で変調される帯域幅IM
Ilzの多重信号は直流成分をあらかじめ1m圧してお
けば、第2図filに示すように搬送波ln1圧変調に
なって後で示すように都合がよい。この信号は第2図(
1)に図示量るような特性の逆ナイキストフィルタ11
を通過し、一方の主映像信号は第2図(h)に示すよう
なVSBフィルタ12を通過し、合成器13で合成され
、第2図filに示すような信号となる。この合成信号
は残留側波帯振幅変調した主映像信号に対して、約IM
IIzの多重信号(4,2〜5 、 2 Mllzの輝
度信号と0 、 5〜1 、 5 M llzの1、
Q信号)が残留側波帯部分にm畳された形になっている
。この合成信号を現行の受像機で受信した場合に再生さ
れる映像信号は、第3図fdlで示すような信号となり
0.5MIIz以上でのI、Q信号間のクロストークが
考えられるが、現行受像機ではI、C11i号を0.5
M1lzまでしか利用していないため問題は生じない。
また、第1図ta+の合成器13を制御して元のテレビ
ジョン信号の同期信号以外の部分だけ多重信号を加算す
るようにしてもよい。この場合後で述べるように、同期
信号を基準として映像搬送波を再生する方式の映像同期
検波器においては多重信号の重畳による特性の劣化がな
〈従来どうり良好な受信性能かえられる。
ジョン信号の同期信号以外の部分だけ多重信号を加算す
るようにしてもよい。この場合後で述べるように、同期
信号を基準として映像搬送波を再生する方式の映像同期
検波器においては多重信号の重畳による特性の劣化がな
〈従来どうり良好な受信性能かえられる。
次に本発明の一実施例における受信側での高精細テレビ
ジョン信号復調方法を第1図(b)と第3図にもとづき
説明する。
ジョン信号復調方法を第1図(b)と第3図にもとづき
説明する。
受信された合成変調信号は第3図(alのようになって
いる。これは第2図(Jlと同じである。通常の受信機
ではチューナの出力がこれにあたる。第1図(blにお
いて人力された合成変調信号はナイキストフィルタ14
とバンドパスフィルタ15に導入される。第1図fbl
においてこのナイキストフィルタから復調器16、yc
分離器20の系列は通常のNTSC受信機と同じ構成に
なっている。このナイキストフィルタは映像搬送波■1
のところで振幅が6dB減衰し、映像搬送波I、に関し
てほぼ奇対称な振幅特性を有するような特性となってい
る。一方第2図tl+で示したように、多重信号を送信
側でこのフィルタの周波数特性とは逆の特性をもつ逆ナ
イキストフィルタで帯域制限するので、第3図(blの
多重信号成分はほぼ両側波帯となる。
いる。これは第2図(Jlと同じである。通常の受信機
ではチューナの出力がこれにあたる。第1図(blにお
いて人力された合成変調信号はナイキストフィルタ14
とバンドパスフィルタ15に導入される。第1図fbl
においてこのナイキストフィルタから復調器16、yc
分離器20の系列は通常のNTSC受信機と同じ構成に
なっている。このナイキストフィルタは映像搬送波■1
のところで振幅が6dB減衰し、映像搬送波I、に関し
てほぼ奇対称な振幅特性を有するような特性となってい
る。一方第2図tl+で示したように、多重信号を送信
側でこのフィルタの周波数特性とは逆の特性をもつ逆ナ
イキストフィルタで帯域制限するので、第3図(blの
多重信号成分はほぼ両側波帯となる。
次にこれをベクトル表示すると第4図fatのようにな
る。ここで11は主映像信号の映像搬送波、■2は多重
信号の搬送波(ilIl常抑圧するので点線で示しであ
る)でrlと同一周波数でかつ位相が90’異なる搬送
波である。ナイキストフィルタを通過した主映像信号(
第3図(bl)は搬送波■1を中心に考えると第4図(
blに示すように残留側波帯となっているので、上下側
波帯はベクトルa g 。
る。ここで11は主映像信号の映像搬送波、■2は多重
信号の搬送波(ilIl常抑圧するので点線で示しであ
る)でrlと同一周波数でかつ位相が90’異なる搬送
波である。ナイキストフィルタを通過した主映像信号(
第3図(bl)は搬送波■1を中心に考えると第4図(
blに示すように残留側波帯となっているので、上下側
波帯はベクトルa g 。
ベクトルaLとなり直交ベクトルに分解するとベクトル
aI、ベクトルa2となる。またこの場合多重信号はほ
ぼ両側波帯となっているので、上下側波帯をベクトルb
1.ベクトルbLとすればそれらの合成ベクトルはb2
となり、ベクトル■1と直交する成分だけとなる。すな
わち搬送波■1で同1す1検波するとベクトルa2.ベ
クトルb2成分による直交ひずみは発生せず、映像同期
検波をおこなっている現行のテレビジョン受信機に対す
る多重信号による妨害は原理的におこらない。
aI、ベクトルa2となる。またこの場合多重信号はほ
ぼ両側波帯となっているので、上下側波帯をベクトルb
1.ベクトルbLとすればそれらの合成ベクトルはb2
となり、ベクトル■1と直交する成分だけとなる。すな
わち搬送波■1で同1す1検波するとベクトルa2.ベ
クトルb2成分による直交ひずみは発生せず、映像同期
検波をおこなっている現行のテレビジョン受信機に対す
る多重信号による妨害は原理的におこらない。
次に本発明の実施例における受信側での多重信号復調方
法について説明する。チューナの出力である映像中間周
波帯の信号を第1図(blのバンドパスフィルタ15で
帯域制限する(第3図(b))。これをベクトル表示す
ると第4図(C1のようになる。
法について説明する。チューナの出力である映像中間周
波帯の信号を第1図(blのバンドパスフィルタ15で
帯域制限する(第3図(b))。これをベクトル表示す
ると第4図(C1のようになる。
多重信号は搬送波■2を中心に考えると残留側波帯とな
っているので、上下側波帯はベクトルbU。
っているので、上下側波帯はベクトルbU。
ベクトルbLとなり直交ベクトルに分解するとベクトル
b1.ベクトルb2となる。また主映像信号はバンドパ
スフィルタによりほぼ両側波帯となるので、上下側波帯
をベクトルa g 、ベクトルaLとすればそれらの合
成ベクトルはalとなり、ベクトルI2と直交する成分
だけとなる。すなわち搬送波1□で同!iIl検波する
とベクトルaI、ベクトルb1成分による直交ひずみは
発生せず、多重信号成分のみを復調することができる。
b1.ベクトルb2となる。また主映像信号はバンドパ
スフィルタによりほぼ両側波帯となるので、上下側波帯
をベクトルa g 、ベクトルaLとすればそれらの合
成ベクトルはalとなり、ベクトルI2と直交する成分
だけとなる。すなわち搬送波1□で同!iIl検波する
とベクトルaI、ベクトルb1成分による直交ひずみは
発生せず、多重信号成分のみを復調することができる。
第1図(blにおいて主映像信号は復調器16で、多重
信号は復調器17でそれぞれ再生搬送波sinωνCt
、cosωvctで直交同期検波される。検波された多
重信号は周波数変換器18で第3図(「)に示すように
元の周波数に変換される。ここで、変換のために必要な
信号CO3ωcctはたとえば垂直帰線区間などに多重
して別途伝送されるものである0周波数変換された信号
は、復調器16で検波された主映像信号と加算器19で
加算され(第3図(gl)、YC分離器20で広帯域の
輝度信号Yと色信号Cに分離される。この色信号Cは、
直交復調器21によってI、Q信号に分離される。この
ようにして広帯域の輝度信号Y(第3図(hl)、帯域
1.5MIIzの色信号I (第3図(1))およびQ
(第3図(」))が再生される。なお、本実施例では伝
送する■信号の帯域をNTSC方式と同し1.5MII
zとしたが、■信号の帯域は2MIIz程度まで拡大し
てもよい。ただし、その場合でも本発明による多重方法
で1MIIzの帯域に多重できる■信号の帯域は0.5
〜1.5MIIzである。
信号は復調器17でそれぞれ再生搬送波sinωνCt
、cosωvctで直交同期検波される。検波された多
重信号は周波数変換器18で第3図(「)に示すように
元の周波数に変換される。ここで、変換のために必要な
信号CO3ωcctはたとえば垂直帰線区間などに多重
して別途伝送されるものである0周波数変換された信号
は、復調器16で検波された主映像信号と加算器19で
加算され(第3図(gl)、YC分離器20で広帯域の
輝度信号Yと色信号Cに分離される。この色信号Cは、
直交復調器21によってI、Q信号に分離される。この
ようにして広帯域の輝度信号Y(第3図(hl)、帯域
1.5MIIzの色信号I (第3図(1))およびQ
(第3図(」))が再生される。なお、本実施例では伝
送する■信号の帯域をNTSC方式と同し1.5MII
zとしたが、■信号の帯域は2MIIz程度まで拡大し
てもよい。ただし、その場合でも本発明による多重方法
で1MIIzの帯域に多重できる■信号の帯域は0.5
〜1.5MIIzである。
現行の受像機は殆ど映像復調は同期検波方式を採用して
いるが、映像搬送波の再生は完全ではない。すなわち同
期信号部分の映像搬送波の大きい所で位相比較している
が、伝送路の種々の歪などで位相がずれることもある。
いるが、映像搬送波の再生は完全ではない。すなわち同
期信号部分の映像搬送波の大きい所で位相比較している
が、伝送路の種々の歪などで位相がずれることもある。
また同期信号部分には多重信号を重畳しない方が望まし
い。また一部の受像機で搬送波再生型の検波方式を採用
しているが、この場合は多重信号により検波軸が多少ず
れることもある。その意味ではこの発明のように輝度信
号の高域成分や色信号の高域成分を多重する場合は比較
的直交歪が目につきにくいといえる。
い。また一部の受像機で搬送波再生型の検波方式を採用
しているが、この場合は多重信号により検波軸が多少ず
れることもある。その意味ではこの発明のように輝度信
号の高域成分や色信号の高域成分を多重する場合は比較
的直交歪が目につきにくいといえる。
以上述べたように現行の受信機では、映像搬送波■1で
同期検波することにより、多重信号はほぼ打ち消される
ので、多重13号による妨害は殆ど発生しない。また多
重信号復調用の受信機では、前記処理と同様に主映像信
号だけでなく、フィルタリングおよび映像搬送波■2で
同期検波することにより、多重された高精細な輝度信号
と色信号も直交ひずみなく取り出すことができる。また
この発明の方式では、多重信号は主映像信号の映像搬送
波と直行二相変調をしているため、動画伝送時にも静止
画伝送時と同様に伝送が可能である。
同期検波することにより、多重信号はほぼ打ち消される
ので、多重13号による妨害は殆ど発生しない。また多
重信号復調用の受信機では、前記処理と同様に主映像信
号だけでなく、フィルタリングおよび映像搬送波■2で
同期検波することにより、多重された高精細な輝度信号
と色信号も直交ひずみなく取り出すことができる。また
この発明の方式では、多重信号は主映像信号の映像搬送
波と直行二相変調をしているため、動画伝送時にも静止
画伝送時と同様に伝送が可能である。
発明の効果
以上品説明から明らかなように、残留側波帯振幅変調さ
れたテレビジョン信号の残留側波帯内に前記残留側波帯
振幅変調の搬送波の周波数に関して前記残留側波帯とは
対称な帯域内に、前記テレビジョン信号の高域輝度信号
と高域色信号を同時に重畳させることにより、現行のテ
レビジョン方式の帯域内に高精細な輝度信号と色信号を
多重することができ、さらに、現行のNTSC方式では
I信号の0.5〜1.5MIIzの帯域については片側
波で伝送しているのに対し、■信号をO〜1.5MHz
の帯域で両側波伝送しているのと同様の効果が得られる
。そして現行のテレビジョン受信機で受信した場合も妨
害を殆ど与えず両立性がある。また専用の受信機では多
重した信号を直交ひずみな(取り出すことができ、電波
資源の有効利用という観点からしても非常に効果がある
。
れたテレビジョン信号の残留側波帯内に前記残留側波帯
振幅変調の搬送波の周波数に関して前記残留側波帯とは
対称な帯域内に、前記テレビジョン信号の高域輝度信号
と高域色信号を同時に重畳させることにより、現行のテ
レビジョン方式の帯域内に高精細な輝度信号と色信号を
多重することができ、さらに、現行のNTSC方式では
I信号の0.5〜1.5MIIzの帯域については片側
波で伝送しているのに対し、■信号をO〜1.5MHz
の帯域で両側波伝送しているのと同様の効果が得られる
。そして現行のテレビジョン受信機で受信した場合も妨
害を殆ど与えず両立性がある。また専用の受信機では多
重した信号を直交ひずみな(取り出すことができ、電波
資源の有効利用という観点からしても非常に効果がある
。
第1図(alは本発明の一実施例における送信側での高
精細テレビジョン信号合成方法を示すブロック図、第1
図fblは本発明の一実施例における受信側での高精細
テレビ信号復調方法を示すブロック図、第2図[al〜
(Jlは本発明の一実施例における送信側での各部にお
ける信号のスペクトル図、第3図+al〜(」)は本発
明の一実施例における受信側での各部における信号のス
ペクトル図、第4図(a)、 (bl。 (C1は本発明の多重方法を説明するためのベクトル図
、第5図は従来の高精細テレビジョン信号伝送ブロック
図、第6図(al〜(hlは従来の高精細テレビジョン
信号合成装置の各部の信号のスペクトル図、第7図(a
l〜(11は従来の高精細テレビジョン信号復調装置の
各部の信号のスペクトル図、第8図は従来からあるNT
SC方式と互換性のある高精細信号多重方式のテレビジ
ョン信号を時間周波数rと垂直周波数νの2次元平面で
示したスペクトル図である。 11・・・・・・逆ナイキストフィルタ、12・・・・
・・VSBフィルタ、14・・・・・・ナイキストフィ
ルタ、15・・・・・・バンドパスフィルタ。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名@3図 第4図 ta J (’or (C) 牛 第6図 0)タ1ブ言号 工 I!タシイ言号 Q第
7 ズ 伍1 b、(L5 0.b第8
図 ν
精細テレビジョン信号合成方法を示すブロック図、第1
図fblは本発明の一実施例における受信側での高精細
テレビ信号復調方法を示すブロック図、第2図[al〜
(Jlは本発明の一実施例における送信側での各部にお
ける信号のスペクトル図、第3図+al〜(」)は本発
明の一実施例における受信側での各部における信号のス
ペクトル図、第4図(a)、 (bl。 (C1は本発明の多重方法を説明するためのベクトル図
、第5図は従来の高精細テレビジョン信号伝送ブロック
図、第6図(al〜(hlは従来の高精細テレビジョン
信号合成装置の各部の信号のスペクトル図、第7図(a
l〜(11は従来の高精細テレビジョン信号復調装置の
各部の信号のスペクトル図、第8図は従来からあるNT
SC方式と互換性のある高精細信号多重方式のテレビジ
ョン信号を時間周波数rと垂直周波数νの2次元平面で
示したスペクトル図である。 11・・・・・・逆ナイキストフィルタ、12・・・・
・・VSBフィルタ、14・・・・・・ナイキストフィ
ルタ、15・・・・・・バンドパスフィルタ。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名@3図 第4図 ta J (’or (C) 牛 第6図 0)タ1ブ言号 工 I!タシイ言号 Q第
7 ズ 伍1 b、(L5 0.b第8
図 ν
Claims (3)
- (1)残留側波帯振幅変調されたテレビジョン信号の残
留側波帯内および前記残留側波帯振幅変調の搬送波の周
波数に関して前記残留側波帯とは対称な帯域内に、前記
搬送波と同一周波数でかつ位相が90°異なる搬送波を
、前記テレビジョン信号の高精細輝度信号と高精細色信
号の複合信号で変調し、搬送波周波数で半分に減衰し、
前記搬送波周波数に関して奇対称な振幅特性を有するナ
イキストフィルタにより残留側波帯にした信号を重畳す
ることを特徴とする高精細テレビジョン信号処理方法。 - (2)多重信号で変調した信号は、前記多重信号を元の
テレビジョン信号の同期信号以外の部分にだけ多重した
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の高精
細テレビジョン信号処理方法。 - (3)多重されたテレビジョン信号を、映像搬送波と9
0°位相が違う信号で復調し元の高精細な輝度信号と色
信号を得ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
記載の高精細テレビジョン信号処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62066320A JPH0744695B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 高精細テレビジヨン信号処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62066320A JPH0744695B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 高精細テレビジヨン信号処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63232788A true JPS63232788A (ja) | 1988-09-28 |
JPH0744695B2 JPH0744695B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=13312425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62066320A Expired - Lifetime JPH0744695B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 高精細テレビジヨン信号処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744695B2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP62066320A patent/JPH0744695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0744695B2 (ja) | 1995-05-15 |
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