JPS63231889A - 回路の接続部材 - Google Patents

回路の接続部材

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JPS63231889A
JPS63231889A JP6493887A JP6493887A JPS63231889A JP S63231889 A JPS63231889 A JP S63231889A JP 6493887 A JP6493887 A JP 6493887A JP 6493887 A JP6493887 A JP 6493887A JP S63231889 A JPS63231889 A JP S63231889A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は導電性に異方性會もたせることのできを接続部
材に係り、更に詳しくは集積回路、液晶表示パネルある
いはEL素子等の接続端子とそれに対同配置さ3た他の
電気部拐との朕続端子間を電気的に接続するに通した回
路の接続部材に関する。
(従来の技術) 従来より集積回路類の配線基板への接続、表示素子類と
配線基板への接続、電気回路とリードとの接続などのよ
うに接続端子が細かいピッチで並んでいる場合の接続方
法として、ノ・ンダ付や導電性接層剤による方法が広く
用いられている。しかしながら、こrしらの方法におい
ては導電回路部のみに限定して接続部材を形成しなけれ
ばならないので、高密度、高精細化の進む微細回路の接
続に困難全きたしていた。
最近このような回路接続用の接続S材について検討が加
えら扛、すでに特開昭51−20941号公報、特開昭
55−104007号公報、特開昭56−122193
号公報、特開昭51−21192号公報等により提案さ
nている。
これらはいはいには、該金属の融点以上の温匿が必要で
あり、接続温度が金踊の融点より高くなる程、溶融金属
の粘度低下により電気的接続を必要とする(口)踏部以
外にも流tだす結果、隣接回路間との充分な絶縁性が得
ら扛ず微細回路に対応できなかった。その為に接続時の
昇温カーブに光分留意して、温度・時間の条件全般足し
なければならなかった。
本発明者等は上記欠点を解消する方法として、熱可塑性
粒子のはy全表向を、融点が100〜250℃の低融点
金属により被榎さγした粒子と絶縁性接着剤とよりなる
回路の接続部材全提案した。(特願昭59−19924
7号)この方法によりは、接続時の加熱加圧により尋篭
性寂子相互もしくは4電性粒子と回路とが浴融連結し、
また熱可塑性核材は回路と面接触状となるため優れた接
続信頼性が得らn、さらに高分子核材の変形度により接
続状態を広い条件中で制御可能であり、低融点金属は薄
層であるために隣接回路との絶縁性も光分に得られるも
のであった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら前記した先願発明は、その後の検討により
次の問題点を有していることがわかった。
すなわち、低融点金属の被櫟層を粒子表面に施した場合
には、金属の厚みが薄層であるのに対しその表面積が大
きな為に、接続部材中の導電性粒子は特にその表面層近
傍に発生する酸化堝食のために導電性が低下するので、
保管を窒素雰囲気中や但温化で行なうなどの特別な配慮
を必要とすることであった。
本発明は上記従来技術の欠点に鑑みてなされたものであ
り保存安定性ならびに接続のJtN頼性にすぐれた回路
の接続部材を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) か瓦る目的は本発明によrしは、高分子重合体からなる
核材表面に熱圧により合金となりうる2重の金属薄層を
設けた4電性粒子と熱活性を有する絶縁性接着剤とから
なる接続部材を用いることにより達成さrLる。
以下本発明にかかる接続部材の禍成を図面音用いて説明
する。第1図は本発明に使用する導電性粒子を示す@l
模式図であり、高分子核材1の表面が第1の金属薄層2
および第2の金属薄層3で被接された状態を示している
本発明で用いらnる尚分子核材1としては、各種プラス
チック類筐たはゴム類や天然尚分子類があり、これらを
主成分として必要に応じて架橋剤、硬化剤、安定剤など
の飽加剤を用いることができる。
高分子核材1の構造としては、完全な充実体、内部が気
体からなる中空体、内部に気泡地を有する発泡体、小粒
子の集りである凝集体などのいすnでも良く、これらを
単独あるいは複台して用いることが可能である。
高分子核材の形状は、はy球状が代表的であるがその形
状については特に問わない。
とnらの高分子核材は回路接続時の加圧あるいは加熱加
圧により軟化あるいは変形可能であることが好ましいが
必須要件ではない。
高分子核材は既知の技術たとえは特開昭57−1770
1号公報、%開昭59−170114号公報あるいは特
開昭60−208334号公報に記載された方法などに
より製造することもできるが、東洋曹達工業■、日本付
成ゴム■、住友化学工業■、日本触媒化学工業■、東し
■、鐘紡■、日立化成工業−などから、クロマトグラム
用光填剤、標準粒子化粧品用途向などとして市販さr(
ている樹脂微粒子を用いることができる。
金属薄層2および6は次の要件を満たす各袖の金属が適
用可能である。
すなわち金属薄層2おJび3の選択にあたっての要件は
、標準電惚(Eo)の大なる方を金属薄層の第2層とす
ること、および金I!4薄層2および乙の2者間での付
会化されたときの融点が100へ250℃の範囲にある
ことを必要とする。融点範囲を100〜250℃とした
理由は、100℃以下では回路接続部における英用土の
耐熱性が不足し、250℃以上では接続時に高温を要す
るため回路に装着する電子部品類に熱損傷を及ぼすため
である。
Eoは基準を極と組み付せて電池をつくっ1こ時の端子
間電圧であり本発明においては丸善株式会社発行の化学
便覧基礎機、改訂2版、1204〜1206頁記載の値
によった。Eoが大なる方を金属薄層の第2Nkとする
ことは、金属薄層2,6の耐酸化腐食性を同上させるこ
とから必要″′r:ある。
Eoの値を例示すると、小さな順にたとえはAI (−
1,662V)、Zn(−Q、763)、Cd(−Q、
403)、 In(−0,343)、TI (−0,3
36)、5n(−0,136)、Pb(−a126)、
5b(0,152)、Ag((L799)、Au(1,
691Jなどがある。
同様に融点について例示すると(前掲誉765頁)たと
えばAg/Sn (227℃)、Au/pb(215)
、Au/Sn  (2f  7 )、Au/TI(13
1)、Cd/Un (125)、Cd/p b(248
)、Cd/Sn (177)、In/5n(117)、
In/Zn (141)、Pb/5b(247)、Sb
/Sn (185)などがある。
こrしら金属の尚分子核材1への形成方法としては、蒸
看法、スパッタリング法、めっき法、溶射法などが通用
できるが、均一厚みのピンホールのない薄層を形成でさ
ることから無11解めっき方法が好ましい。特に第2の
被積層は腐食防止の点からピンホール等の欠陥の無い反
映とすべきであり、そのためには置換性による無電糎め
っき法がさらに好ましい。被&層の厚みとしては、第1
層と第2層を付わせて0.01〜5μm程度が通用でき
、0.05〜1μmがさらに良好である。この厚みは4
を性靭子の粒径の1/〜1/  に入るものが好ましく
、第1層s     ioo。
と第2層の厚み比は特に規定しない。また第1層の中に
は、その下地層としての第3の金属層や表面処理剤によ
る/i#を、さらに形成することも可能である。
上記により得らnた導電性粒子は平均寂径が0.5〜5
0μm、粒子径の最大径に対する最小径の比が0.5〜
1.0であるものが好ましい。粒子径が05μm以下で
は多量の4電性粒子ケ必要とし、筐だ結果的に充填粒子
量が多くなるため接着力の低下が大きく、50μm以上
になると、粒子が大きく隣接回路間(スペース部)が導
通されるようになる為好ましくない。
導電性粒子の形状については、前記の如く最大径に対す
る最/J%径の比(以下′E1径比)が0.5S−1,
0程度が好ましい。この範囲外では、粒子がフレーク状
になり、本発明の目的とする(口)路間の導通性と隣接
回路間の絶縁性を得るには不向きになるし、また回路間
の接着性も低下する傾向が強くなる。この範囲を満たす
例としては、はy球状であるものが代表的であるが、上
記の条件を満たすものであれば特に限定されない。
また粒子表向に突起物や凹凸があっても良い。
筐た単−粒子に限定さγLず凝楽体からなる粒子であっ
ても良い。
複だ粒子径は全体的な平均粒径全とるものとし、粒子の
形状や粒子径の測定は、たとえば走査形電子顯彼鏡など
による方法が便利である。
導電性粒子が球状であると、接続時の加熱加圧により粒
子相互あるいは粒子と回路面との接触を得やすく高導電
性を得やすい。
導電性粒子は接続部材の厚み方向に単層で存在しても良
いし、厚み方向に複数個配列した構造であっても良い。
また、カーボンや金属枝子およびめっき粒子などの通常
の2に電性粒子と板付して用いることもできる。
接着剤中に占める導電性粒子はQ、1へ10体積%が好
ましい。a1体積%以下では満足する導電性が得られず
、10体S%以上では1舞接回路との絶縁性が低下しま
た、接続部材の透明性が低下して接続部材の位置合せが
行い難くなる。
本発明で用いろnる接着剤としては、回路接続時におい
て、250℃以下で活性化するものであれば良い。ここ
で活性とは、熱溶融糸での流動性や、硬化糸での反応剤
の活性化などを云う。このような接着剤は、基本的には
絶縁性を示す通常の接着性シート類に用いらtている配
合が適用可能である。通常の接層シート類に用いらnる
配付は凝集力を付与するポリマーと、その他必要に応じ
て用いる粘着付与剤、釉層性調整剤、架橋剤、老化防止
剤、分散剤等からなっている。
本発明にか又る接続部材の製造方法としては、ポリマお
よびその他必要に応じて使用する添加剤からなる接着剤
組成物を溶剤に泗解するか懸濁状に媒体中に分散しある
いは熱溶融させて液状とした後に24111性粒子をボ
ールミルなどの通常の方法により混甘し、導電性粒子混
合接着剤組成物を得る。
上記導電性粒子#、付接接着剤、接続を要する一方ある
いは双方の回路上にスクリーン印刷やロールコータ等の
手段を用いて直接回路上に接続部劇層を形成しても良い
。また接続部材の連続長尺体を回路上に施しても良い。
この場合接続部材の連続長尺体を得るには紙やプラスチ
ックフィルム等に必要に応じて剥離処坤を行なったセパ
レータ上に前記手段により接続部材ノー全形成後巻重し
ても良いし、接着層の粘着性が無い場合においてはセパ
レータを用いずに巻重することも可能である。
このようにして得ろねた接続部材はかなりの透明性を有
する。接続部材が透明性を有すると製造時の品質管埋が
行い易く外観上の見映えも良い。讐た表示系予知の接層
等においては、被着体を透視できる構成をとることが口
J能となる。
得ろわだ接続部材音用いて回路を接着する方法としては
、たとえば回路にフィルム状接続部材を仮貼付した状態
でセパレータのある場合にはセパレータを剥離し、ある
いは4を性接着剤組成物を塗布し必要に応じて溶剤除去
後の状態でその而に回路を熱プレスあるいは加熱ロール
等で貼付ければよい。
第2図は、か〜る方法により回路を接続した状態を模式
的に示したもので、熱と圧力によって接着剤5が軟化流
動するとともに4’[、性粒子も軟化変形し、温度と圧
力の影響を受は易い回路(接続端子)6,7間において
は各回路に接する而で高分子核材1の被接層である、第
1の金属薄層2と第2の金属薄層3は相互に拡散混合す
ることで台金化し融点100〜250℃の一体化層4′
f:形成する。
このとき一体化層は回路6およびZ上に浴融し、回路と
の金属結合を形成して密着化する。
一方、非回路部6と6′間においては、(ロ)路間6゜
7あるいは6,7′はどには加圧さγLないために変形
することは少なく、従って導電性粒子の粒径JP添加量
を選択することと付わせて、隣接回路との絶縁性が光分
に保たれる。
第3図から第5図は本発明になる導電性粒子を用いた回
路接続時の導電性粒子を示す断@模式図である。
第3図においては回路10が一体化層4と金属結合を形
成しないたとえば酸化インジウムのような場合であるが
、この場合も一体化層4は溶融により回路10と密着し
大きな接触面積をとることができるので信頼性が向上す
る。
第4図においては高分子核材1が100〜250℃の範
囲において軟化変形しない場合であるが、この場合も回
路と一体化層4とで金属結合を形成し、また金属薄層2
および3は薄層であり、筐た高分子核材1は回路接続後
の熱変化に対して接着剤と熱膨張係数や弾性率が同様な
性質であるため光分は追随性を有するので信頼性の高い
接続が得られる。
第5図は回路6,7間において複数ないしそれ以上の導
電性粒子が存在する場合であるが、回路6および7ある
いは粒子接M都の表面において一体化層を形成するので
、やはり信頼性に富んだ接続が得らnる。なお上記した
第6図から第5図はそれぞr′L複合してももちろん良
好な結果が得らnる。
(作用) 本発明においては、導電性粒子の第2の金属薄層に標準
電極電位の大きな金w4を形成するので、導電性粒子の
酸化や腐食が発生し難い。すなわち標準電極電位の大き
な程、よく知らnているようにイオン化傾向は/hさく
、安定な最外層(第2の金属薄層)により外部雰囲気と
遮断されるので、第1の金属薄層は劣化を生じ難い。
そのために導電性粒子の保存性が大巾に向上し、またこ
の接続部材を用いた接続回路の寿命特性を著しく向上で
きる。
また回路接続時の接着剤の活性化温度を適宜設定するこ
とにより、金属薄層の第1層と第2層は回路接続時の熱
によりl@融し低融点の付会を形成し、回路面と強固な
金属結付を形成するなどして連結もしくは密着性に富ん
だ接続を得ることかできるので回路との低抵抗接続がo
J能となる。
この時高分子核材は、接着剤と比較的性質が似ているこ
とから熱膨張係数や弾性率などの特性を近似もしくは一
致することか口J能であり、金属は薄層であるので熱変
形に対して追随性の高い接続を得ることができる。
さらに41!性粒子の金属薄層の第1 /#と第2層は
、熱や圧力により藺単に相互で拡散するので、前記一体
化層を主に回路間において形成する。
一方、熱や圧力の影曽の少ない隣接回路間においては粒
子の変形が少く、高精細性で分解能の高い接続が得らn
る。
(実施例) 以下実施例により、さらに詐細に説明する。
実施例−1 (1)  導電性粒子の作製 トレパールEP−B(平均粒径5μm硬化エポキシ粒子
球、東し株式会社裂商品名〕會、サーキットブレツブ1
017〔クリーナ、日本エレクトロプレイテインクエン
ジニャース株式会社(以下EEJAと略)製部品名〕中
で60℃−30分間前処理した。次にチーキットブレツ
ブ3316(アクテペータ、EEJA製商品名)中で、
20℃−3分間の活性化処理を行なった。
その後、第1表に示した無電% S nめつき液中で8
0℃−1時間のスズめっきを行なった。さらにその後、
無電解金めつき浴511(上村工業株式会社製商品名)
中にて90℃−10分間の置換金めつきを行なった。上
記の各処理およびめっき時は、液を充分に攪拌しながら
行ない、各工程の後には水洗をおこなった。
以上の粒子構成は走査型電子顕微鏡(SEM)による断
面観察の結果、第1層がSnO,1am第2層がAuQ
、05μm’″Cあり、比重はピラノメータ法により測
定の結果1.9であった。
(2)  接続部材の作製 il剤は二ボール1032にトリルゴム、日本ゼオン株
式会社製商品)、ヒタノール2400(アルキルフェノ
ール樹脂、日立化成工業株式会社製商品名)、エピコー
ト1001(ビスフェノール型エポキシ1lllft、
油化シェルっボキク株式会社製商品名)、キニアゾール
29Z(2−2エニルイミダゾール、四国化成工業株式
会社製藺品名)をそ7LぞγL50/20/30/2の
重量比で配付し、全体を20%のメチルエテルケトン浴
液とした。
この接着剤中に(1)により得た導電性粒子全固形分比
で2体積%となるように混合分散(接着剤の比重は1.
0)とした。この4電性粒子混合接着剤溶液を、バーコ
ータによりセパレータ(シリコーン処理ポリエステルフ
ィル、ム)上に塗布し、100℃−6分間の乾燥により
厚み20μmのフィルム状接続部材會得1こ。
(3)回路の接続構造体の作製 ライン巾Q、 1m+n、ピッチ(12mm、厚み18
μmのCu回路を有する全回路中1100II1のフレ
キシブル回路叛(FPC)に、接着中6mm長さ100
+nmに切断した接続部材を載置して手帖りにより接続
部材付のFPCを得た。
その後セパレータを剥離して他の同一ピッチを有する透
BA導電ガラス(酸化インジウム(ロ)路、ガラス厚み
1mm )と顕倣鏡下で回路の位置合せを行ない、17
0℃−20kg/(m−20秒の加熱加圧により接続後
、さらに220℃−10分間の加熱を5kg/−の加圧
下で行ない接着剤を硬化した。
(4)評価 導電性粒子の保存性をみるために、めっき直後の粒子と
その粒子をさらに60℃−90%RH下で100時間処
理したものとを用いて、接続部材全作製して評価した。
上記接続部材により構造体全作製後に2分して、一方は
接続部の観察全行ない、他の一方は接続信頼性の評価を
行うために初期の抵抗特性の測定後に60℃−90%R
H下で、1、500時間保存後の抵抗を測定した。
抵抗は接続回路の抵抗をマルチメータにより、また隣接
回路との絶縁性全絶線抵抗計により求めた。結果を第3
表に示した。
実施flJ−1においては、粒子のみの保存状態を変え
ても特性差が無く、良好な保存性を有していることがわ
かった。また接続部の断面をSEMで観察したところ、
Cul路には金属被87−が一体化した金属結合をして
おり、fTo回路面でも一体化した台金層が光分に密着
している様子が観察できた。
このことは金属の被a層全形成するSnとAuが、接着
剤の熱処理時において台金一体化した為とみられる。一
体化した金属部は回路および接着剤により崗囲ヲ堕わn
ているので、回路接続後は酸化劣化が進行しないものと
考えらγ(る。
実施例−2 実施例−1と同様に試料の作製と評価を行なったが、第
2の金)/I4薄層をpbとし、また接着剤もホットメ
ルト系とした為に回路の接続条件も若干変えた。
pbめっき浴組成は第2表に示した。条件は40℃で1
時間である。この導電性粒子は、第1層がSn0.1μ
m、第2層がPb11μmの構成であり比重は1.8で
あった。
接着剤は、ツルプレンT  406(ステレンーブタジ
エンプロックボリマー、旭化成工業株式会社製商品名)
、Y8ボリスタS−145(テルペンフェノール、安原
油脂株式会社製商品名)を固形分重量比で75対25と
して、全体を20%トルエン浴液とし、実施例−1と同
様にして接続部材を得た。以上の接続部材を用いて19
0℃−20kg/cm−1分間の加熱加圧により接続構
造体を得た。
評価結果を第6表に示すが、本実施例においては接着剤
をホットメルト性としたので後加熱は不要であり、Pb
/Sn糸であるために190℃の加熱加圧で、実施例−
1と同様な良好な結果を得た。
比較例 実施例−2と同様であるが、金属薄層を半田めっきとし
その下地層としてCu f用いた。
すなわち導電性粒子は実施例−1と同様にトレバールE
P−B’ii用いて、クリーナ、アクテペータの各処理
後に、無電解鋼めっきによる下地を20℃−30分間の
処理により作製後に、半田めっきを20℃で2A/#と
なるまうに電気めっき法により10分間おこなった。め
っき液は銅がサーキットプレツブ5501、半田がンル
ダーレックス−LPG−+[?あり、いずiLもEEJ
Aの商品名である。本比較例の導電性粒子は第1/?v
の銅0.1 am 、 第2層が牛[E[118mであ
り、比重は1.8であった。
本比較例の場合には、粒子の保存試験後は黒色状に変色
していた。また接続抵抗か高く、隣接(ロ)路との絶縁
性も悪かった。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によ7Lば、接続部材の保存
特性が良好であり、この接続部材を用いた回路の接続体
は、低抵抗、高分解能、長期寿命特性などの優iした特
性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いる導電性粒子の断面模式図。 第2図は、本発明になる接続部材を用いた回路(端子)
の接続の様子を示す断面模式図。 第3図から第5図は本発明になる接続部材を用いた回路
接続時の411性粒子を示す断面模式符号の説明 1 高分子核材    2 第1の金属薄層3 第2の
金属薄層  4一体化層 5 接着剤      6 端子電極 7 端子電極     8 基板 9 基板       10  端子電極代理人弁理士
 廣 瀬  章′べ 手続補正書(11醗) 特許庁長官殿      7162“4”24 B2、
発明の名称 回路の接続部材 3、補正をする者 事件との関係       特許出願人名 称 (44
5)日立化成工業株式会社4、代 理 人 電話東京346−3111 (大代表)&補正の内容 には、」 「これらはいずnもその基本思想は、相対峙する回路間
に導電性材料を含む異方導電性の接続部材層を設け、加
圧または加熱加圧手段を構じることによって、回路間の
電気的接続と同時に隣接回路間に絶縁性を付与し相対峙
する回路を接着固定するものである。 しかしながらこのような従来の方法においては、回路間
の導通は王として複数個の導電性材料、多くの場合には
金楓粒子の接触によって得られるものであり、いま−歩
導通の信頼性が不足していた。 上記導通の信頼性向上の方法として、接着剤成分中に熱
浴融性金属粒子を充填し、回路接続時の加熱により金属
粒子を溶融させて接続する試みもある。 しかしながらこの方法においても、接続時の条件中が狭
く温度・圧力一時間の厳密なコントロールが要求さnる
為、接続信頼性が充分に得られない欠点を有していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対向配置された2つの絶縁性基板上に設けられた接
    続端子間に、導電性接続部材を配置し熱圧することによ
    り端子間の導通接続をするものにおいて、前記導電性接
    続部材が高分子重合体からなる核材表面に形成された第
    1の金属薄層および第1の金属薄層の上に形成された第
    2の金属薄層とからなる導電性粒子と熱活性の絶縁性接
    着剤とよりなり、前記導電性粒子は接続すべき端子間に
    おいて熱圧により第1の金属薄層と第2の金属薄層とが
    融合一体化した合金層を形成するものであることを特徴
    とする回路の接続部材。 2、核材表面に形成された金属薄層において、第1の金
    属薄層より第2の金属薄層の標準電極電位が大である特
    許請求の範囲第1項記載の回路の接続部材。 3、第1の金属層と第2の金属層から形成される合金層
    の溶融温度が100〜250℃の範囲である特許請求の
    範囲第1項記載の回路の接続部材。
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