JPS63231775A - 浮動ヘツドスライダ - Google Patents
浮動ヘツドスライダInfo
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- JPS63231775A JPS63231775A JP6381587A JP6381587A JPS63231775A JP S63231775 A JPS63231775 A JP S63231775A JP 6381587 A JP6381587 A JP 6381587A JP 6381587 A JP6381587 A JP 6381587A JP S63231775 A JPS63231775 A JP S63231775A
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 abstract description 16
- 239000010409 thin film Substances 0.000 abstract description 10
- 239000010408 film Substances 0.000 abstract description 8
- 238000005188 flotation Methods 0.000 abstract 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000005339 levitation Methods 0.000 description 3
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気ディスク装置用浮動ヘッドスライダに係り
、特に高密度記録でかつ高信頼性磁気ディスク装置に好
適な低浮上量で軽荷重の浮動ヘッドスライダに関する。
、特に高密度記録でかつ高信頼性磁気ディスク装置に好
適な低浮上量で軽荷重の浮動ヘッドスライダに関する。
従来の浮動ヘッドスライダは、例えば特公昭57−56
9号公報に記載のように、互いに平行であり(]) 同一平面上にある下向きに且つ長さ方向に延びる3つの
浮上用レールを含み、各々のレールは前縁からテーパー
を形成しているテーパ部分と平坦部とからなっていた。
9号公報に記載のように、互いに平行であり(]) 同一平面上にある下向きに且つ長さ方向に延びる3つの
浮上用レールを含み、各々のレールは前縁からテーパー
を形成しているテーパ部分と平坦部とからなっていた。
上記スライダは磁気記録媒体の静止時には媒体上に接触
状態にあり、次いで、磁気媒体の回転により、媒体と前
記レールとの間に空気ベアリング膜が形成され、媒体上
に一定の微小間隙で浮上するように設計されていた。
状態にあり、次いで、磁気媒体の回転により、媒体と前
記レールとの間に空気ベアリング膜が形成され、媒体上
に一定の微小間隙で浮上するように設計されていた。
この浮上量は、磁気ディスク装置の大容量化とともに微
小化しており、現在の大容量磁気ディスク装置でのそれ
は0.2〜0.3μmである。今後とも装置の大容量化
とともに、この浮上量は微小化されることは明らかであ
る。
小化しており、現在の大容量磁気ディスク装置でのそれ
は0.2〜0.3μmである。今後とも装置の大容量化
とともに、この浮上量は微小化されることは明らかであ
る。
一方、装置の信頼性を確保することが磁気ディスク装置
においては重要な課題である。この問題を解決するため
に、浮動ヘッドスライダの浮上用レールと磁気記録媒体
との間に形成される空気ベアリング膜が何らかの理由に
より破損して、前記レールと記録媒体が接触した場合に
も記録媒体がレールから受ける衝撃力を小さくするよう
に、浮動ヘッドスライダ懸架機構の荷重を軽くする必要
がある。
においては重要な課題である。この問題を解決するため
に、浮動ヘッドスライダの浮上用レールと磁気記録媒体
との間に形成される空気ベアリング膜が何らかの理由に
より破損して、前記レールと記録媒体が接触した場合に
も記録媒体がレールから受ける衝撃力を小さくするよう
に、浮動ヘッドスライダ懸架機構の荷重を軽くする必要
がある。
つまり、浮動ヘッドスライダの浮上量をより微小化する
とともに、懸架機構がスライダに与える荷重を小さくす
ることが必要となったのである。
とともに、懸架機構がスライダに与える荷重を小さくす
ることが必要となったのである。
第2図は従来の浮動ヘッドスライダ1の浮」二概容図を
示しており、第13図は第12図の浮動ヘッドスライダ
]の空気ベアリング表面を見た平面図を示している。
示しており、第13図は第12図の浮動ヘッドスライダ
]の空気ベアリング表面を見た平面図を示している。
浮動ヘッドスライダ1は、S架機構3により支持されて
おり、回転する記憶媒体2と浮上用レール4の平坦部6
及びテーパ部5の間に空気ベアリング膜を形成して浮上
している。磁気ディスク装置の記憶容量に大きな影響を
及ぼす磁気コアギャップ部11と記憶媒体2との間隔を
スライダの浮上量h2.とすると、浮上量h2は記憶媒
体の走行速度U及び浮上用レール4の幅すが一定の場合
には懸架荷重Wにより式(1)のように表わされる。
おり、回転する記憶媒体2と浮上用レール4の平坦部6
及びテーパ部5の間に空気ベアリング膜を形成して浮上
している。磁気ディスク装置の記憶容量に大きな影響を
及ぼす磁気コアギャップ部11と記憶媒体2との間隔を
スライダの浮上量h2.とすると、浮上量h2は記憶媒
体の走行速度U及び浮上用レール4の幅すが一定の場合
には懸架荷重Wにより式(1)のように表わされる。
式(1)では、荷重Wのときの浮上量をhzで表わし荷
重W′のときの浮上量をhz’で表わしている。
重W′のときの浮上量をhz’で表わしている。
一方、懸架機構3の荷重W及び記憶媒体2の速行速度U
が一定の場合には、浮上量hzは式(2)%式% 式(2)では、スライダ浮上用レールのレール幅がbの
ときの浮上量をhzとし、レール幅がb′のときの浮上
量をhx’で表示している。
が一定の場合には、浮上量hzは式(2)%式% 式(2)では、スライダ浮上用レールのレール幅がbの
ときの浮上量をhzとし、レール幅がb′のときの浮上
量をhx’で表示している。
従来の浮動ヘッドスライダでは、浮上量hzを減少させ
るためには式(1)かられかるようにスライダ懸架機構
3の荷重Wを増加させるか、あるいは、式(2)かられ
かるようにスライダのレール幅すを狭くする必要があっ
た。
るためには式(1)かられかるようにスライダ懸架機構
3の荷重Wを増加させるか、あるいは、式(2)かられ
かるようにスライダのレール幅すを狭くする必要があっ
た。
スライダの懸架機構3の荷重Wを増加させることは、空
気ベアリング膜が破損したときに、スライダが記憶媒体
2に与える接触面圧P。を増加させることになる。接触
面圧Pcは荷重Wを浮動ヘッドスライダ1の浮上レール
の浮上面面積Sで割ったものであり、式(3)で表わさ
れる。
気ベアリング膜が破損したときに、スライダが記憶媒体
2に与える接触面圧P。を増加させることになる。接触
面圧Pcは荷重Wを浮動ヘッドスライダ1の浮上レール
の浮上面面積Sで割ったものであり、式(3)で表わさ
れる。
Pc = (w/ 2 S) −
(3)浮上面面積Sはレール幅すにレール長さQRを掛
けたものである。接触面圧Pcが大きくなると。
(3)浮上面面積Sはレール幅すにレール長さQRを掛
けたものである。接触面圧Pcが大きくなると。
スライダと記憶媒体2の接触時にスライダが記憶媒体2
に与えるダメージが増加して磁気ディスク装置の信頼性
低下を招く。
に与えるダメージが増加して磁気ディスク装置の信頼性
低下を招く。
スライダレール幅すを小さくする方法は、懸架機構3の
荷重Wが一定であっても、空気膜が破損したときのスラ
イダと記憶媒体2の接触面圧Pcを増加させることであ
り、磁気ディスク装置の信頼性の面からは好ましくない
。
荷重Wが一定であっても、空気膜が破損したときのスラ
イダと記憶媒体2の接触面圧Pcを増加させることであ
り、磁気ディスク装置の信頼性の面からは好ましくない
。
つまり、従来の浮動形ヘッドスライダ1では、浮上量h
2を低下させると、接触面圧Pcを増加させることにな
り、磁気ディスク装置の信頼性を低下させるという問題
があった。
2を低下させると、接触面圧Pcを増加させることにな
り、磁気ディスク装置の信頼性を低下させるという問題
があった。
本発明の目的は、浮動ヘッドスライダ1と記憶媒体2が
接触したときの接触面圧Pcを増加させることなく、ス
ライダの浮上量h2を低減することにある。
接触したときの接触面圧Pcを増加させることなく、ス
ライダの浮上量h2を低減することにある。
上記目的は、浮動ヘッドスライダ1の浮上用レール4の
平坦部6にレールの長手方向に直交するように、レール
側端からレール幅方向に延び、かつ他の側端にまで達し
ない溝を少なくとも1個所以上設けることにより、スラ
イダを浮上させ、かつその浮上量h2を決定する浮上用
レール4と記憶媒体2間の圧縮空気を効果的に大気に解
放することが可能となり、これにより荷重Wを増加させ
ることなく、かつ浮上用レール4のレール幅すを狭くす
ることなくスライダの浮上最低下を達成できる。
平坦部6にレールの長手方向に直交するように、レール
側端からレール幅方向に延び、かつ他の側端にまで達し
ない溝を少なくとも1個所以上設けることにより、スラ
イダを浮上させ、かつその浮上量h2を決定する浮上用
レール4と記憶媒体2間の圧縮空気を効果的に大気に解
放することが可能となり、これにより荷重Wを増加させ
ることなく、かつ浮上用レール4のレール幅すを狭くす
ることなくスライダの浮上最低下を達成できる。
浮動ヘッドスライダの浮上用レールの平坦部に、レール
側端からレール幅方向に延び、かつ他の側端にまで達し
ない溝は、浮動ヘッドスライダを浮止させ、かつその浮
上量h2を決定している記憶媒体と浮上用レール間の圧
縮空気を効率よく、かつ十分に大気に解放することがで
きる。これによって、浮」二層レールの浮上能力を低下
させることが可能となる。ゆえに、浮上量h2を低下さ
せるために、懸架機構の荷重Wを増加させる必要もなく
、またスライダレール幅すを狭くすることにより浮上面
面積Sを減少させる必要もない。
側端からレール幅方向に延び、かつ他の側端にまで達し
ない溝は、浮動ヘッドスライダを浮止させ、かつその浮
上量h2を決定している記憶媒体と浮上用レール間の圧
縮空気を効率よく、かつ十分に大気に解放することがで
きる。これによって、浮」二層レールの浮上能力を低下
させることが可能となる。ゆえに、浮上量h2を低下さ
せるために、懸架機構の荷重Wを増加させる必要もなく
、またスライダレール幅すを狭くすることにより浮上面
面積Sを減少させる必要もない。
このため、浮動ヘッドスライダ1と記憶媒体2との接触
面圧Pc をほとんど増加させることなく浮動ヘッドス
ライダの浮」二景を低下させることが可能となる。
面圧Pc をほとんど増加させることなく浮動ヘッドス
ライダの浮」二景を低下させることが可能となる。
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図及び第3図を
参照して説明する。
参照して説明する。
浮動ヘッドスライダ1は、テーパ部5と平坦部6からな
る2本の浮上用レール4及び薄膜ヘッド21により構成
され、懸架機構3により支持され回転する記憶媒体2の
上に空気ベアリング膜を形成して浮上している。前記各
浮上用レール4の平坦部6には、レール側端12aから
レール幅方向に延び、かつレールの他の側端1.2 b
にまで達しない溝を、浮上用レール4のテーパ部5及び
流出端面8の薄膜ヘッド21近傍の2ケ所に設けている
。
る2本の浮上用レール4及び薄膜ヘッド21により構成
され、懸架機構3により支持され回転する記憶媒体2の
上に空気ベアリング膜を形成して浮上している。前記各
浮上用レール4の平坦部6には、レール側端12aから
レール幅方向に延び、かつレールの他の側端1.2 b
にまで達しない溝を、浮上用レール4のテーパ部5及び
流出端面8の薄膜ヘッド21近傍の2ケ所に設けている
。
回転する記憶媒体2と浮上用レール4との間には動圧空
気軸受の原理により、空気ベアリング膜が形成され、浮
動ヘッドスライダ1が回転する記憶媒体2の上に浮」ニ
する。平坦部6の後縁に平坦部6と同一面上にある薄膜
ヘッド21のギャップ部11と記憶媒体2との距離を浮
上量h2とすると、浮上量h2と浮上用レール4と記憶
媒体2との間に発生する空気ベアリング膜の圧力Pとの
間にはおおむね式(3)の関係がある。
気軸受の原理により、空気ベアリング膜が形成され、浮
動ヘッドスライダ1が回転する記憶媒体2の上に浮」ニ
する。平坦部6の後縁に平坦部6と同一面上にある薄膜
ヘッド21のギャップ部11と記憶媒体2との距離を浮
上量h2とすると、浮上量h2と浮上用レール4と記憶
媒体2との間に発生する空気ベアリング膜の圧力Pとの
間にはおおむね式(3)の関係がある。
式(3)において、bは浮上用レール4のレール幅、Q
8はレール長さ、P8は大気圧を表わしている。つまり
1式(3)は浮上用レール4と記憶媒体2間に発生する
圧力Pの積分値により、浮上量h2が決定されることを
示している。
8はレール長さ、P8は大気圧を表わしている。つまり
1式(3)は浮上用レール4と記憶媒体2間に発生する
圧力Pの積分値により、浮上量h2が決定されることを
示している。
第3図は浮上用レール4の長手方向に沿う圧力分布を示
すものであり、実線aは第1図、第2図に示す実施例に
おける圧力分布、破線すは従来構造における圧力分布を
それぞれ示している。
すものであり、実線aは第1図、第2図に示す実施例に
おける圧力分布、破線すは従来構造における圧力分布を
それぞれ示している。
第3図に示すように、本実施例で各平坦部6に設けた溝
9は浮上用レール4と記憶媒体2との間に発生する圧力
Pを十分に大気圧Paまで減少させることが可能となる
。このため、式(3)から浮上量h2を低下させること
が可能となる。またこの溝9は、従来型の浮動ヘッドス
ライダでは圧力Pが極大となる平坦部6のテーパ部5近
傍と、流出端8近傍に設けられている。このため、微小
な溝9により、効率よく圧力Pを大気圧Paにまで解放
することが可能である。このため、式(3)で与えられ
る接触面圧Pc をほぼ一定に保ったままで、スライダ
の浮上量h2を低下させることが可能となる。
9は浮上用レール4と記憶媒体2との間に発生する圧力
Pを十分に大気圧Paまで減少させることが可能となる
。このため、式(3)から浮上量h2を低下させること
が可能となる。またこの溝9は、従来型の浮動ヘッドス
ライダでは圧力Pが極大となる平坦部6のテーパ部5近
傍と、流出端8近傍に設けられている。このため、微小
な溝9により、効率よく圧力Pを大気圧Paにまで解放
することが可能である。このため、式(3)で与えられ
る接触面圧Pc をほぼ一定に保ったままで、スライダ
の浮上量h2を低下させることが可能となる。
従来のスライダでは懸架機構3の荷重Wを増加させるか
、あるいは浮上用レール4のレール幅bを狭くすること
により浮上量h2を低下させていた。このため浮上量低
下に伴う接触面圧Pcの増加を避ることかできなかった
。しかし、本発明により接触面圧Pc をほぼ一定に保
ちながら浮上量h2を低下させることが可能となる。こ
れにより低浮上量でかつ信頼性の高い浮動ヘッドスライ
ダを実現することが可能となる。溝9は、レール側端1
2aから他の側端12bまで設けなくとも十分に上記の
効果がある。このため溝9をレール側端12aから他の
レール側端12bに達するまで延ばす必要はない。
、あるいは浮上用レール4のレール幅bを狭くすること
により浮上量h2を低下させていた。このため浮上量低
下に伴う接触面圧Pcの増加を避ることかできなかった
。しかし、本発明により接触面圧Pc をほぼ一定に保
ちながら浮上量h2を低下させることが可能となる。こ
れにより低浮上量でかつ信頼性の高い浮動ヘッドスライ
ダを実現することが可能となる。溝9は、レール側端1
2aから他の側端12bまで設けなくとも十分に上記の
効果がある。このため溝9をレール側端12aから他の
レール側端12bに達するまで延ばす必要はない。
また本実施例は、薄膜ヘッドの大きさの制限からレール
幅すを狭くすることができず、懸架機構3の荷重Wを増
加させて浮上量h2を低下させていた従来の浮動ヘッド
スライダにおいても、荷重Wを増加させることなく浮上
量h2を低下させることが可能である。
幅すを狭くすることができず、懸架機構3の荷重Wを増
加させて浮上量h2を低下させていた従来の浮動ヘッド
スライダにおいても、荷重Wを増加させることなく浮上
量h2を低下させることが可能である。
第4図は本発明の第2の実施例を浮上用レール面から見
た平面図、第5図は浮上状態におけるその側面図を示し
ている。第2の実施例の浮上ヘラトスライダ1は2本の
浮上用レール4を持ち、各レールの平坦部6には、レー
ル側端12aからレール幅方向に延び、かつ他の側端1
2bにまで達しない溝9を浮上用レールのほぼ中心部に
1つ設けている。この溝9は第1の実施例の溝と同様に
、浮上用レール4と記憶媒体2の間の圧縮空気の空気圧
力Pを大気圧力Paに解放することが可能で、第1の実
施例と同等の効果を得ることが可能である。本実施例の
溝9は、1本の浮上用レール4を溝9を境にしてテーパ
部5側と流出端面8側の2つの浮上レールにほぼ分割す
ることになり、これ′4より浮上用レール4と記憶媒体
2の間に発生する圧縮空気の発生を効果的に抑え、浮上
用レール4の浮上能力を低下させることができる。
た平面図、第5図は浮上状態におけるその側面図を示し
ている。第2の実施例の浮上ヘラトスライダ1は2本の
浮上用レール4を持ち、各レールの平坦部6には、レー
ル側端12aからレール幅方向に延び、かつ他の側端1
2bにまで達しない溝9を浮上用レールのほぼ中心部に
1つ設けている。この溝9は第1の実施例の溝と同様に
、浮上用レール4と記憶媒体2の間の圧縮空気の空気圧
力Pを大気圧力Paに解放することが可能で、第1の実
施例と同等の効果を得ることが可能である。本実施例の
溝9は、1本の浮上用レール4を溝9を境にしてテーパ
部5側と流出端面8側の2つの浮上レールにほぼ分割す
ることになり、これ′4より浮上用レール4と記憶媒体
2の間に発生する圧縮空気の発生を効果的に抑え、浮上
用レール4の浮上能力を低下させることができる。
本実施例では各浮上用レールに1つの溝9を設ければ良
いために第1の実施例に比べ加工量が少なくて良い。
いために第1の実施例に比べ加工量が少なくて良い。
第6図は本発明の第3の実施例を浮上用レール面から見
た平面図、第7図は浮上状態におけるその側面図を示し
ている。第3の実施例の浮動ヘラトスライダ1は、テー
パ部5と平坦部6からなる2本の浮上用レール4の他に
、浮動ヘッドスライダの中心に、センターレール13を
有し、センターレールの流出端部に磁気コア10が設置
された従来型の浮動ヘッドスライダの各浮上用レール4
面に、第2の実施例と同様に溝9を各浮上用レールのほ
ぼ中心に浮上レール11本当り1つ設けたものである。
た平面図、第7図は浮上状態におけるその側面図を示し
ている。第3の実施例の浮動ヘラトスライダ1は、テー
パ部5と平坦部6からなる2本の浮上用レール4の他に
、浮動ヘッドスライダの中心に、センターレール13を
有し、センターレールの流出端部に磁気コア10が設置
された従来型の浮動ヘッドスライダの各浮上用レール4
面に、第2の実施例と同様に溝9を各浮上用レールのほ
ぼ中心に浮上レール11本当り1つ設けたものである。
第2の実施例と同様に、スライダと記憶媒体2との接触
面圧Pcを増加させることなく浮上量h2を低減するこ
とが従来型浮動ヘッドスライダでも可能である。
面圧Pcを増加させることなく浮上量h2を低減するこ
とが従来型浮動ヘッドスライダでも可能である。
第8図は本発明の第4の実施例を浮上用レール面から見
た平面図、第9図は浮上状態におけるその側面図を示し
ている。第4の実施例の浮動ヘッドスライダ1は、第3
の実施例と同じ従来型浮動ヘッドスライダの各浮上用レ
ール4の平坦部に、第1の実施例と同様に、溝9をテー
パ部5近傍及び流出端面8近傍の2つ設けたものである
。第1の実施例と同様にスライダと記憶媒体2との接触
面圧P。を増加させることなく浮上量h2を低減するこ
とが従来型浮動ヘッドスライダでも可能である。
た平面図、第9図は浮上状態におけるその側面図を示し
ている。第4の実施例の浮動ヘッドスライダ1は、第3
の実施例と同じ従来型浮動ヘッドスライダの各浮上用レ
ール4の平坦部に、第1の実施例と同様に、溝9をテー
パ部5近傍及び流出端面8近傍の2つ設けたものである
。第1の実施例と同様にスライダと記憶媒体2との接触
面圧P。を増加させることなく浮上量h2を低減するこ
とが従来型浮動ヘッドスライダでも可能である。
以上説明したように、本施例によれば、浮上用レールと
記憶媒体間の圧縮空気圧力Pを効果的に大気圧Paに解
放することができることにより、懸架機構の荷重Wを増
加させることなく、またスライダレール幅すを狭くして
浮上レール面積Sを減少させることなく、つまり荷重W
を浮上レール面積Sで割った接触面積Pc=(w/2S
)を増加させることにより、スライダの浮上量h2を低
下させることが可能である。
記憶媒体間の圧縮空気圧力Pを効果的に大気圧Paに解
放することができることにより、懸架機構の荷重Wを増
加させることなく、またスライダレール幅すを狭くして
浮上レール面積Sを減少させることなく、つまり荷重W
を浮上レール面積Sで割った接触面積Pc=(w/2S
)を増加させることにより、スライダの浮上量h2を低
下させることが可能である。
従来の浮動ヘッドスライダで、浮上量h2を1/2にす
るためには、懸架荷重Wを約2倍にする必要がある。こ
のため接触面圧Pcはレール面積Sが一定であるため約
2倍になる。レール幅すを狭くして浮上量h2を1/2
にした場合にも同様に接触面圧の増加をもたらす。しか
し本発明によれば接触面圧Pcをほぼ一定に保ったまま
で浮上量h2を任意の浮」二量に減少させることが可能
である。特に、薄膜ヘッドの大きさの制限から、しく1
3) −ル幅すを狭くできないために、荷重Wを増加させて、
浮上量h2を低減させていた、薄膜ヘッド搭載の浮動ヘ
ッドスライダにおいても、本発明により懸架機構の荷重
Wを増加させることなく浮上量h2を低下させることが
できる。
るためには、懸架荷重Wを約2倍にする必要がある。こ
のため接触面圧Pcはレール面積Sが一定であるため約
2倍になる。レール幅すを狭くして浮上量h2を1/2
にした場合にも同様に接触面圧の増加をもたらす。しか
し本発明によれば接触面圧Pcをほぼ一定に保ったまま
で浮上量h2を任意の浮」二量に減少させることが可能
である。特に、薄膜ヘッドの大きさの制限から、しく1
3) −ル幅すを狭くできないために、荷重Wを増加させて、
浮上量h2を低減させていた、薄膜ヘッド搭載の浮動ヘ
ッドスライダにおいても、本発明により懸架機構の荷重
Wを増加させることなく浮上量h2を低下させることが
できる。
第10図は本発明の第5の実施例を浮上用レール面から
みた平面図、第11図は浮上状態におけるその側面図を
示している。
みた平面図、第11図は浮上状態におけるその側面図を
示している。
第5の実施例において、各浮上用レール4の平坦部6に
は、そのテーパ部5の近傍及び流出端面8の近傍に浮上
用レール4の幅すを2等分するレニル長手方向の中心I
IACに対して、直角となる同一線上に、レール両側端
から中心線Cに向い、かつ中心線Cにまで達しない対の
溝9を一対ずつ設けている。
は、そのテーパ部5の近傍及び流出端面8の近傍に浮上
用レール4の幅すを2等分するレニル長手方向の中心I
IACに対して、直角となる同一線上に、レール両側端
から中心線Cに向い、かつ中心線Cにまで達しない対の
溝9を一対ずつ設けている。
このように構成しても、前述の実施例と同様の作用、効
果を得ることができるほか、本実施例では、溝9は、レ
ール中心部に達していないので、スライダの浮」二用レ
ール4の長手方向の任意の位置における浮上量りを測定
することが可能である。
果を得ることができるほか、本実施例では、溝9は、レ
ール中心部に達していないので、スライダの浮」二用レ
ール4の長手方向の任意の位置における浮上量りを測定
することが可能である。
また、従来の浮上量測定器をそのまま流用することによ
り、薄膜ヘッド21のギャップ部11と記憶媒体2の距
離、つまり、浮上量h2を精度よく測定することが可能
となる。
り、薄膜ヘッド21のギャップ部11と記憶媒体2の距
離、つまり、浮上量h2を精度よく測定することが可能
となる。
また、本実施例の溝9は、レール中心線Cに対して直角
となる同一線上にレール両側端から中心線に向かって同
・−の大きさで設けである。このために、レール中心線
Ctil−境界として均一に圧力Pを大気圧Paに解放
することが可能となり、レール中心線Cを中心とした回
転運動も発生しない。
となる同一線上にレール両側端から中心線に向かって同
・−の大きさで設けである。このために、レール中心線
Ctil−境界として均一に圧力Pを大気圧Paに解放
することが可能となり、レール中心線Cを中心とした回
転運動も発生しない。
ゆえに、スライダの浮上姿勢を変えることなく、浮」二
量h2を低下させることが可能となる。
量h2を低下させることが可能となる。
また、前述の第]−図〜第9図に示した第1〜第4の実
施例に示した溝9の代わりに、第10図。
施例に示した溝9の代わりに、第10図。
第11図に示したようなレール中心線Cに対して直角と
なる同一線上に、レール両側端から中心線Cに向い、か
つ、中心線Cにまで達しないような溝構造としてもよい
。
なる同一線上に、レール両側端から中心線Cに向い、か
つ、中心線Cにまで達しないような溝構造としてもよい
。
このように構成しても、第10図、第11図に示した構
造と同じような作用、効果を得ることができる。
造と同じような作用、効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、浮上用レールと
記憶媒体間の圧縮空気を効果的に大気に解放することが
でき、荷重を増加させることなく。
記憶媒体間の圧縮空気を効果的に大気に解放することが
でき、荷重を増加させることなく。
レール幅を狭くすることなくスライダの浮上量を低下す
ることができる。
ることができる。
第1図は本発明の第1の実施例の平面図、第2図は第1
図に示す第1.の実施例の側面図、第3図は本発明の第
1の実施例と従来例における圧力分布を説明する図、第
4図は本発明の第2の実施例の平面図、第5図は第4図
に示す第2の実施例の側面図、第6図は本発明の第3の
実施例の平面図、第7図は第6図に示す第3の実施例の
側面図、第8図は本発明の第4の実施例の平面図、第9
図は第8図に示す第4の実施例の側面図、第10図は本
発明の第5の実施例の平面図、第11図は第10図に示
す第5の実施例の側面図、第12図は従来型浮動ヘッド
スライダの平面図、第13図は(I6) 第12図の側面図である。 1・・・浮動ヘッドスライダ、2・・・記憶媒体、3・
・・懸架機構、4・・・浮上用レール、5・・・テーパ
部、6・・・平坦部、8・・・流出端面、9・・・溝、
1o・・・磁気コア、11・・・ギャップ部、12・・
・レール側端、21・・・薄膜ヘッド。
図に示す第1.の実施例の側面図、第3図は本発明の第
1の実施例と従来例における圧力分布を説明する図、第
4図は本発明の第2の実施例の平面図、第5図は第4図
に示す第2の実施例の側面図、第6図は本発明の第3の
実施例の平面図、第7図は第6図に示す第3の実施例の
側面図、第8図は本発明の第4の実施例の平面図、第9
図は第8図に示す第4の実施例の側面図、第10図は本
発明の第5の実施例の平面図、第11図は第10図に示
す第5の実施例の側面図、第12図は従来型浮動ヘッド
スライダの平面図、第13図は(I6) 第12図の側面図である。 1・・・浮動ヘッドスライダ、2・・・記憶媒体、3・
・・懸架機構、4・・・浮上用レール、5・・・テーパ
部、6・・・平坦部、8・・・流出端面、9・・・溝、
1o・・・磁気コア、11・・・ギャップ部、12・・
・レール側端、21・・・薄膜ヘッド。
Claims (1)
- 1、テーパ部と平坦部から成る浮上用レールを持つ浮動
ヘッドスライダにおいて、各浮上用レールの平坦部に、
レールの長手方向に直交するようにレール側端からレー
ル幅方向に延び、かつ他のレール側端にまで達しない溝
を少なくとも1個所以上設けたことを特徴とする浮動ヘ
ッドスライダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6381587A JPS63231775A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 浮動ヘツドスライダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6381587A JPS63231775A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 浮動ヘツドスライダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63231775A true JPS63231775A (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=13240240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6381587A Pending JPS63231775A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 浮動ヘツドスライダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63231775A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5267109A (en) * | 1991-06-14 | 1993-11-30 | Seagate Technology, Inc. | Air bearing slider with relieved trailing edge |
US6055127A (en) * | 1996-11-13 | 2000-04-25 | Seagate Technology, Inc. | Disc head slider having surface discontinuities to minimize fly stiction |
US6188547B1 (en) | 1998-06-04 | 2001-02-13 | Seagate Technology Llc | Slider with pressure relief trenches |
US6603639B1 (en) | 1998-07-21 | 2003-08-05 | Seagate Technology Llc | Slider for disc storage system |
US7054108B2 (en) | 2001-10-10 | 2006-05-30 | Seagate Technology Llc | Slider for a data storage device having improved stiction control with reduced interference with air bearing pressurization |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP6381587A patent/JPS63231775A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5267109A (en) * | 1991-06-14 | 1993-11-30 | Seagate Technology, Inc. | Air bearing slider with relieved trailing edge |
US6055127A (en) * | 1996-11-13 | 2000-04-25 | Seagate Technology, Inc. | Disc head slider having surface discontinuities to minimize fly stiction |
US6188547B1 (en) | 1998-06-04 | 2001-02-13 | Seagate Technology Llc | Slider with pressure relief trenches |
US6445543B1 (en) | 1998-06-04 | 2002-09-03 | Seagate Technology Llc | Slider with pressure relief trenches |
US6603639B1 (en) | 1998-07-21 | 2003-08-05 | Seagate Technology Llc | Slider for disc storage system |
US7054108B2 (en) | 2001-10-10 | 2006-05-30 | Seagate Technology Llc | Slider for a data storage device having improved stiction control with reduced interference with air bearing pressurization |
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