JPS6323108Y2 - - Google Patents

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JPS6323108Y2
JPS6323108Y2 JP1518583U JP1518583U JPS6323108Y2 JP S6323108 Y2 JPS6323108 Y2 JP S6323108Y2 JP 1518583 U JP1518583 U JP 1518583U JP 1518583 U JP1518583 U JP 1518583U JP S6323108 Y2 JPS6323108 Y2 JP S6323108Y2
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ball
angle
club head
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案はスイング時におけるクラブヘツドのロ
フト角に基づく理想のボール飛び出し仰角に対す
るボールの飛び出し仰角の状態を表示することの
できるゴルフ練習器に関するものである。 従来の簡便なゴルフ練習器といえば、スイング
矯正器といつたものや、クラブヘツドの動きを検
出するものや、模擬的なボールを使用する様なも
のが主流をなしていた。しかしながらゴルフとい
うスポーツは、ボールをいかに少ない打数でカツ
プに入れるかを競うものであるという点を考える
と、ゴルフの上達には、ボールの飛ぶ方向,飛距
離を自由にコントロールすることに熟達すること
が必要であり、そのためには打ち出されたボール
のデータを正確に客観的に検出表示してくれる装
置が望まれるわけであるが、上述した練習器等で
は高スピードで、ランダムな方向に打ち出された
ボールを正確に検出することは難しく上記目的に
あうものではなかつた。かといつて正確な各種デ
ータをとなると、例えば水平方向の飛び出し角度
は上下方向より、垂直方向への飛び出し角度は水
平方向より検出しなくてはならず、このため上下
方向,水平方向に、例えば発光素子および受光素
子が数多く必要になるとともに実際の装置はかな
り大がかりなものとなる欠点があつた。 この考案は簡単にボールの飛び出し仰角を模擬
表示することのできるゴルフ練習器を得ることを
目的とする。 この考案は、ゴルフクラブのスイング時におけ
るクラブヘツドおよびボールの移動状態を検出す
る検出手段と、この検出手段からの検出信号を演
算処理してボールの飛び出し仰角、クラブヘツド
速度等に関するデータを出力する第1の処理手段
と、使用するクラブヘツド毎のロフト角等を選択
する切換手段と、選択されたクラブヘツドのロフ
ト角に基づく理想のボール飛び出し仰角とボール
の飛び出し仰角とを比較処理する第2の処理手段
と、この処理結果を表示する表示装置とを備えた
ゴルフ練習器を提供するものである。 以下本考案を図とともに説明する。第1図は本
考案によるゴルフ練習器の全体構成図である。第
1図から明らかなように、クラブヘツド73の移
動状態を検出手段としての受光素子60,61で
検出し、さらにクラブヘツド73で打撃されたボ
ール6の移動状態を検出手段としての受光素子群
11,12で検出する。これらの検出信号は第1
の処理手段91で夫々演算処理されてヘツド速
度、ボール飛び出し仰角に関するデータとして出
力され、この出力をさらに切換手段93で選択さ
れたクラブヘツド73のロフト角等に基づいて第
2の処理手段92で演算処理してロフト角に基づ
く理想のボール飛び出し仰角に対するボール飛び
出し仰角の状態を出力する。この出力を表示装置
58で理想のボール飛び出し仰角に対する状態と
してブロツク表示するように構成されている。 次に第1図に示したゴルフ練習器の詳細を第2
図ないし第10図に基づいて説明する。図におい
て、1はゴルフ練習器の本体、2はベース板3の
上に置かれた芝状部を有するマツトで、クラブヘ
ツド速度を測定する検出部71,72を収納して
いる。4はこのマツトおよび後述の基台部9の上
にひかれた白線で、目標方向を示すものである。 5はマツト2を貫通してベース板3に立設され
たテイ、6はこのテイの上に置かれるゴルフボー
ル、73はクラブヘツド、eはボールの理想飛球
軸で上方からの投影線は白線4と一致するもので
ある。9はボール6の打ち出し方向側に上記ベー
ス板5に延出して一体に設けられた基台部、10
はボール6の理想飛球軸7を中心として基台部9
の打撃者とは反対側の端部に立設された信号検出
部で後述の回路等を収納している。11,12は
信号検出部10内の基板13に理想飛球軸7方向
へ所定の距離iを隔てて、上下方向に略平行に設
けられた一対の受光素子群からなる信号検出手段
である。受光素子群11は夫々間隔rで配列され
た受光素子11a……11kからなり、受光素子
12は同様に受光素子12a……12nから構成
されている。 13はボールの理想飛球軸7を中心として上記
信号検出部10とは反対側の基台部9の端部に設
けられた信号発生部、14,15は夫々受光素子
群11,12の白線4への直角方向の延長上の信
号発生部13内に設けられた発光素子からなる信
号発生手段である。発光素子14は上記受光素子
群11,12の全体を照射することができるよう
光軸を受光素子群11,12の中央部と合致する
ように設定されており、発光素子15は上記受光
素子群12の全体を照射することができるよう光
軸を受光素子群12の中央と合致するように設定
されているものである。17,18は夫々受光素
子群11,12の前面を保護するカバー板19に
形設された透孔群であり、透孔群17は各受光素
子11……11kに対応した透孔17a……17
kからなり、透孔群18は各受光素子12a……
12nに対応した透孔18a……18nから構成
されている。 58は本体1からの信号を処理してスイングに
関するボールデータを表示する後述の表示装置、
21は表示部、23はメインスイツチ、59は後
述のクラブ選択スイツチ、25はケーブルであ
る。 つぎにこの考案の原理であるボール6の諸デー
タの測定方法を各受光素子群11,12と発光素
子14,15およびボールの飛球軸をモデル的に
示した第4図ないし第6図に基づいて説明する。 第4図は水平方向のボールの飛び出し角度を算
出する原理図で、直線aは発光素子14から受光
素子群11への光の平面aを上方から投影したも
のである。直線bは発光素子15から受光素子群
11への光の平面bを上方から投影したものであ
る。直線cは発光素子15から受光素子12への
光の平面cを上方から投影したものであり、上記
直線aとは平行なものである。直線dはボール6
の理想飛球軸7を上方から投影したもので水平方
向でのボールの進行方向を示すものであり、上記
直線a,cとは直交するものである。iは一対の
受光素子群11,12の距離、jは発光素子15
から直線dへの距離、lはボール6の載置箇所s
から直線aへの距離、θは直線bと直線cとの交
叉角である。 ボール6が飛球線eに沿つて打ち出された場合
について詳細に検討すると、上方からの投影によ
つて飛球線eは直線eによつて示され、この直線
eと直線dとの交叉角αはボール6の飛球線eの
水平方向の飛び出し角度として示されるものであ
る。m0,m1,m2は夫々光の平面a,b,cをよ
こぎつた点M0,M1,M2の上方から投影した点
を示し、夫々直線a,b,c上にある。m4
m5,m6は夫々直線dが直線a,b,cと交叉す
る交点、PXはm1から直線dへの垂線の交点であ
り、m4とPX間の距離をXとし、ボール6がM0
M1間を通過するに要する時間T1とM1とM2間を
通過するに要する時間T2を測定することによつ
て簡単な幾何学的計算から次式が算出される。 X=T1/T1+T2i (1) またm4とm5との距離Kは次式で示される。 K=i−jtanθ (2) また第4図で示した図形から幾何学的計算に基
づいて次式が算出される。 α=tan-1iT2−j(T1+T2)tanθ/{iT1+l(T1
T2)}tanθ(3) 上記αが右方向にずれたものか、左方向にずれ
たものかを判定するには上記式(1)と(2)とを比較す
ればよく、即、K>Xのときには右方向へ、K<
Xのときには左方向へずれているとすればよいも
のである。 つぎに第5図はボール6の飛び出し仰角を算出
する原理図で、光線面cをボール6がよこぎつた
点M2を検出する受光素子12cの高さをHとす
る。飛球線eの水平面からの仰角をβ、発光素子
15から受光素子12cへの光の投射角をγ、発
光素子15から受光素子群12までの水平面での
距離をJとすれば次式に算出される。 tanγ=H/J (4) また簡単な幾何学的計算に基づいて次式が算出
される。 β=tan-1cosα・tanγ/l+i {(l+i)tanα+j} (5) つぎに第6図はボール6の飛び出しの絶対速度
を算出する原理図で、光の平面aをよこぎる点
M0から光の平面cをよこぎる点M2までの時間差
と、上記M0とM2との距離とから次式が算出され
る。 V=1/T1+T2×i/cosα・cosβ (6) 次に第7図はクラブのヘツド速度を算出する測
定例で、マツト2上のボール6より後方にスイン
グ方向へ所定の距離Lだけ隔てられた同軸フアイ
バ74,75を設け、この同軸フアイバ74,7
5の内周軸で投光し、外周軸で受光することでク
ラブヘツド73がこの上を通過するときの信号を
受光素子60,61にて検出し、この両信号間の
時間差THを測定すればヘツド速度は次式で算出
できる。 VHL/TH (7) 従つて第4図ないし第7図の原理図に基づいて
説明したように、ボール6のセツト位置、発光素
子14,15、受光素子群11,12および検出
部71,72の幾何学的位置関係が一定に決めら
れていれば、ボール6の飛び出し仰角およびヘツ
ド速度は上記時間差T1,T2,THおよび高さHを
検出することにつて式(1)ないし式(7)に従つて演算
処理され、表示することができるものである。 次にボール6の飛び出し仰角の表示について説
明する。現在一般に使用されている各クラブヘツ
ドの標準ロフト角は表1,表2に示すとおりであ
る。
【表】
【表】 一方理想のボール飛び出し仰角Gは表1,表2
で示したクラブのロフト角とクラブのヘツド速度
により近似的に決定されるものである。その関係
は近似的に第8図に示すようなものであり、夫々
のクラブのロフト角とヘツド速度によつて決まる
ボールの飛び出し仰角の変化量をK、各クラブに
よつて定められる定数をFとすると、その関係は
次式のようになる。 G=KVH+F (8) 以上により、使用するクラブが決定され、ヘツ
ド速度が測定されれば理想的なボール飛び出し仰
角Gが算出されることとなり、実打撃での仰角β
との比較ができるものである。 この実施例では実打撃での仰角βと理想の仰角
Gとを比較し、βが所定の範囲内にあるときを
“仰角適正”、その範囲を上回つているときを“仰
角大”、その範囲を下回つているときを“仰角小”
と判定して表示するようにしている。例えば所定
の範囲を理想の仰角Gの20%の範囲とすれば次式
の関係となる。 “仰角適正” 0.8G≦β≦1.2G (9) “仰角大” 1.2G<β (10) “仰角小” 0.8G>β (11) 以上のデータの表示を液晶表示素子で構成した
表示例を第9図に示す。図においてAの範囲は理
想のボール飛び出し仰角Gを表示する部分であ
り、三等分された中央の扇形部に常に表示されて
いる。Bの範囲は式(5)によつて算出された実打撃
でのボールの飛び出し仰角βを表示する部分であ
り、式9ないし式(11)によつて演算された結果を表
示するものである。この表示は夫々第9図イは式
(9)の場合、第9図ロは式(10)の場合、第9図ハは式
(11)の場合を示している。 この表示例で第9図イの場合にはボール6がク
ラブ73で正しく打撃されたことを示し、ボール
の飛距離が意図したようになるものである。しか
しながら第9図ロの場合には、上にあがりすぎる
ため飛距離が短かすぎ、第9図ハの場合には仰角
が小さすぎるため飛距離が長すぎる傾向にあり、
いずれの場合にも正確さが損われるものである。
従つて練習において常に第9図イのような状態に
なるよう練習することが必要である。 しかしながら時間差T1,T2および高さHを検
出するための信号源はボール6の他、ボールを打
つために振られるクラブヘツド73による信号も
発生する。 一般にクラブでボールをヒツトすると、ボール
はクラブヘツドの速度にボールの反撥力が加算さ
れるため絶対速度は必ずボールの方が大きいが、
ゴルフのクラブには、ロフト角があり、ボールは
地表に対して仰角を持つて飛び出して行くことに
なる。従つてロフト角が大きいクラブでボールを
打撃した場合、クラブヘツドの方が先に受光素子
群11,12を遮断する場合も考えられ、この場
合受光素子群11,12の夫々最初の遮断信号を
ボール信号として判断すると、クラブヘツドの振
り抜きの軌道と速度が表示されることになり不正
確となる。 従つて本考案では、これを防ぐためクラブヘツ
ド速度を式(7)によつて算出し、このヘツド速度と
式(6)から算出された速度Vとを比較することによ
り、速度Vの方が大きい値を示していれば速度V
はボール速度と考えられ、(3),(5),(6)式等で算出
されたデータを表示部21に表示する。一方の速
度Vが速度VHと同じか小さい値を示す場合は、
クラブヘツド73のデータが混入して受光素子群
11,12が検出されていると考えられるためボ
ール側の測定データのかわりにエラー表示(例え
ばE)させることで誤表示をさけるようにしてい
る。 以上の原理を実際のシステムとして実現した回
路例を第7図に示す。 図において、31は高周波の信号を発振する発
振回路、32はこの高周波信号を例えば位相の異
なる信号Aと信号Bとに分離して出力する変調回
路、33は信号A増巾回路、34は信号B増巾回
路、35,36はドライバ回路で、夫々発光素子
14,15を駆動するものである。 44a……44kは夫々増巾回路と復調回路と
信号A検出回路と信号B検出回路とからなる検出
回路、45a……45nは夫々増巾回路と復調回
路と信号B検出回路とからなる検出回路である。
50は検出回路44a……44kからの信号Aの
検出信号をうけて、ボール6が発光素子14から
受光素子11a……11kへの光をしや断したこ
とを検出する信号Aしや断検出回路、51は同様
に信号Bの検出信号をうけて、ボール6が発光素
子15から、受光素子11a……11kへの光を
しや断したことを検出する信号Bしや断検出回
路、52は検出回路45a……45nからの信号
Bの検出信号をうけて、ボール6が発光素子15
から受光素子12a……12nへの光ををしや断
したことを検出する信号Bしや断検出回路、53
は検出回路、45a……45nからの信号Bの検
出信号をうけて、ボール6が発光素子15からの
光を受光素子12a……12nのいずれでしや断
されたかを検出して、しや断された受光素子の位
置を出力する位置検出回路、55は信号Aしや断
検出回路50からのしや断信号で時間計測をスタ
ートして信号Bしや断検出回路51からのしや断
信号でストツプするタイマ、56は信号Bしや断
検出回路51からのしや断信号で時間計測をスタ
ートして信号Bしや断検出回路52からのしや断
信号でストツプするタイマ、60,61はマツト
2上に設けられたヘツド速度測定用の同軸フアイ
バ71,72のヘツド通過信号を検出するための
受光素子、62,63は増巾回路、64はクラブ
ヘツドの通過時間を測定するためのタイマ、65
は速度に換算する除算回路である。66,67は
夫々発光素子とそれをドライブするためのドライ
バ回路である。 57は位置検出回路53とタイマ55,56、
除算回路65からの出力をうけてボールの水直方
向の飛び出し仰角、飛球軸方向の速度等の打ち出
されたボール6に関するデータおよび別途算出さ
れるヘツド速度とから式(8)ないし式(11)に従つて仰
角βと仰角Gとの比較を行ない、この結果を該ボ
ール速度とヘツド速度との相互関係が所定の条件
を満たすときに該データを表示部に出力し、それ
以外はエラー表示(例えばE)を出力する論理演
算回路、58はこのデータをうけてボールの飛び
出し仰角等の打ち出されたボールに関する情報を
表示する表示装置である。 59はアイアン、ウツド等の各クラブの切換を
行ない上記論理演算回路57内での演算処理を補
正するクラブ選択スイツチである。 以上の構成においてその動作を説明する。 まずクラブ選択スイツチ59を切換えて目的の
クラブ例えばウツドにしたのち、テイ5上に置か
れたボール6を打撃する。打撃されたボール6と
クラブヘツドは発光素子14,15と受光素子群
11,12によつて形成される光の平面a,b,
cをよこぎる。受光素子群11,12は夫々常時
には発光素子14,15からの光を受けて検出回
路44a……44kからは夫々信号Aと信号Bを
出力し、検出回路45a……45nからは信号B
を出力しているが、上記ボール6又はクラブヘツ
ド73が光の平面aをよこぎることによつて発生
する光のとだえは、信号Aしや断検出回路50に
よつて検出され、この出力はタイマ55をスター
トさせ、ついで平面bをよこぎることによつて発
生する光のとだえは、信号Bしや断検出回路51
によつて検出され、この出力はタイマ55の時間
計測をストツプさせると同時にタイマ56をスタ
ートさせる。さらにボール6又はクラブヘツド7
3が光の平面cをよこぎることによつて発生する
光のとだえは信号Bしや断検出回路52と位置検
出回路53とによつて夫々検出され、信号Bしや
断検出回路52からの出力はタイマ56の時間計
測をストツプさせ、位置検出回路53からは受光
素子群12のいずれの受光素子から光しや断が検
出されたかを出力するものである。タイマ55,
56,65および位置検出回路53は全て最初の
信号で駆動、停止が為され、論理演算回路57で
の演算処理完了後自動的にリセツトされるように
設計されることはいうまでもない。これらによつ
て論理演算回路57はタイマ55とタイマ56お
よび位置検出回路53からの出力をうけて式(1)な
いし式(11)に従つて演算処理し、その結果をボール
の飛び出し仰角βが夫々式(9),(10),(11)の範囲であ
れば夫々第9図イ,ロ,ハのようなブロツク表示
を表示装置58に表示するものである。 このように表示することによつて理想のボール
飛び出し仰角に対して自分の打撃によるボールの
飛び出し仰角がどのような状態になつているのか
が一目瞭状に判断できるのできわめて練習効果の
高いものである。 特にこの実施例においては理想のボール飛び出
し仰角に対して三段階のブロツク表示としている
ので、離れた箇所、あるいは視力の弱い人であつ
てもきわめて容易に表示内容を判別できる効果も
ある。 なお、この実施例においては、理想の仰角Gに
対する実打撃での仰角βを式(9)ないし(11)に基づく
3段階表示としているが、基準値を他の数値とす
ることや、2段階または4段階以上に分割した表
示としてもよいものである。また上記実施例では
液晶表示素子としているが、例えば発光ダイオー
ド等の表示によつてもよく、さらにこれらを夫々
色別表示としてもよいのはいうまでもない。 また受光素子と発光素子からなる検出手段とし
ているが、これに限るものではなく、例えば超音
波発生素子と超音波検出器との組合せであつても
よく、要するにボールおよびクラブヘツドの移動
状態を検出できればよいものである。 以上説明したように本考案によれば、ゴルフボ
ールの飛び出し仰角を複数ブロツク化した扇形に
て模擬表示しているので、理想のボール飛び出し
仰角に対して自分の打撃によるボールの飛び出し
仰角がどのような状態になつているのかが一目瞭
状に判断できるのできわめて練習効果の高いもの
である。その上、理想のボール飛び出し仰角に対
して三段階のブロツク表示としてるので、離れた
箇所、あるいは視力の弱い人であつてもきわめて
容易に表示内容を判別できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるゴルフ練習器の一実施
例の全体構成図、第2図はこの考案の一実施例を
示すゴルフ練習器の斜視図、第3図は受光素子と
発光素子との関係を示す要部断面図、第4図は水
平方向のボール飛び出し角度を算出するための原
理図、第5図は垂直方向のボール飛び出し角度を
算出するための原理図、第6図はボールの飛球方
向の速度を算出するための原理図、第7図はこの
考案の一実施例の要部の概略構成を示す要部断面
斜視図、第8図は理想のボール飛び出し仰角とヘ
ツド速度との相関図、第9図はその表示例を示す
図、第10図はその回路機能ブロツク図である。 図において、11,12は受光素子群からなる
信号検出手段、58は表示装置、91は第1の処
理手段、92は第2の処理手段、93は切換手段
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴルフクラブのスイング時におけるクラブヘツ
    ドおよびボールの移動状態を検出する検出手段
    と、この検出手段からの検出信号を演算処理して
    ボールの飛び出し仰角、クラブヘツド速度等に関
    するデータを出力する第1の処理手段と、使用す
    るクラブヘツド毎のロフト角を選択する切換手段
    と、この切換手段から入力した選択されたクラブ
    ヘツドのロフト角に基づいて理想のボール飛び出
    し仰角を算出し、この算出される理想のボール飛
    び出し仰角と上記第1の処理手段から入力したボ
    ールの飛び出し仰角とを比較処理する第2の処理
    手段と、90゜以下の扇形の外枠内を、この外枠の
    扇の要を通る複数の直線にて分割し、さらに上記
    要を回転中心とし上記要から上記外枠の扇の曲線
    部までの長さより短かい半径の円にて上記複数の
    直線及び上記外枠内を分割して複数のブロツク化
    した図形表示を行ない、上記第2の処理手段から
    の処理結果のボールの飛び方を上記円の外側の表
    示ブロツクに加えて表示する表示装置とを備えた
    ゴルフ練習器。
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JP5941333B2 (ja) * 2012-04-27 2016-06-29 ダンロップスポーツ株式会社 ゴルフクラブのフィッティング方法

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