JPS6322846Y2 - - Google Patents

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JPS6322846Y2
JPS6322846Y2 JP14358282U JP14358282U JPS6322846Y2 JP S6322846 Y2 JPS6322846 Y2 JP S6322846Y2 JP 14358282 U JP14358282 U JP 14358282U JP 14358282 U JP14358282 U JP 14358282U JP S6322846 Y2 JPS6322846 Y2 JP S6322846Y2
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JP
Japan
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threshing
clamping rail
clamping
spring material
conveyance
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JP14358282U
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JPS5947434U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、脱穀用挟持搬送装置の挟持レール
に、その搬送終端側からそれとは搬送方向が異る
別の搬送装置に供給される脱穀排ワラに挟持作用
するバネ材を連設し、前記挟持レールに作用する
穀稈搬送詰り検出用センサーを設けた脱穀機に関
し、詳しくは、脱穀用挟持搬送装置の穀稈搬送詰
り検出構造の改良に関する。
上記挟持搬送装置にあつては、第5図に示すよ
うに、挟持レール16の搬送終端側における弱挟
持用バネ材17挟持作用部分において脱穀排ワラ
が詰りを生じた場合に、その詰りに伴ないバネ材
17のみが弾性変形するために挟持レール16に
作用する詰り検出用センサー18では、その部分
での詰りを適切に検出できない欠点があつた。そ
こで、挟持レール16による挟持作用部分及びバ
ネ材17による挟持作用部分いずれにおいても詰
りを適切に検出するために、挟持レール16に作
用する検出センサー18に加えて、バネ材17に
作用する検出センサーを設けることも考えられる
が、この場合には、センサーが複数個となるため
に、組付構造並びに制御構造が複雑になり、製作
面、経済面において不利となる等の問題点があつ
た。
本考案の目的は、上述従来の実情に鑑みて、挟
持レールに対する簡単な改良により、1個の詰り
検出センサーで挟持レールによる挟持作用部分及
びバネ材による弱挟持作用部分いずれに詰りが生
じた場合にも適切にそれを検出できるようにする
点にある。
本考案の特徴構成は、冒記脱穀機において、前
記バネ材に沿つた延出部材を、前記バネ材よりも
排ワラ搬送経路から離して前記挟持レールに連設
してある事にある。
つまり、バネ材による挟持作用部分において詰
りが生じた場合に、バネ材がその弾性変形により
逃げ動作したとしても、延出部材に詰まり排ワラ
を接当作用させることにより、挟持レールを確実
に動作させ詰り検出センサーを操作させることが
できるので、挟持レールによる挟持作用部分及び
バネ材による弱挟持作用部分いずれに詰りが生じ
ても1個の検出センサーでその詰りを適切かつ確
実に検出することができ、しかも、挟持レールに
延出部材を設けるだけの極めて簡単な改良である
から、例えば上記両挟持作用部分に夫々検出セン
サーを設ける等のように、検出構造を複雑にする
こともなく、全体として、脱穀穀稈の詰まりに起
因したトラブルの少ない脱穀機を製作面及び経済
面においても有利に提供し得るに至つた。
次に、本考案の実施例を例示図に基づいて詳述
する。
第1図及び第2図に示すように、脱穀用挟持搬
送装置1により横倒れ姿勢で後方搬送される穀稈
に対して回転脱穀作用する扱胴2を内装した扱室
3の下方に、それからの落下脱穀処理物に対して
唐箕4からの供給風による風選別及び揺動選別板
5による後方移送に伴なう比重選別を行なう選別
部6、並びに、選別処理された一番物及び二番物
を各別に回収する夫々横送りスクリユー7a,8
aを備えた一番物及び二番物回収部7,8を設け
ると共に、脱穀排ワラを前記脱穀用挟持搬送装置
1から受け取り機体後方左右中央向きに搬送する
排ワラ搬送装置9、及び、その排ワラを細断処理
し機外に放出する排ワラ処理部10を、選別済ワ
ラ屑を機外に放出する排塵装置11と共に、機体
の後部に備え、脱穀選別、排ワラ処理等を一連の
過程で行なう脱穀機を構成してある。
前記脱穀用挟持搬送装置1は、機体の横側部の
前後に並設した駆動スプロケツト12a並びに巻
回スプロケツト12bに亘つて上部側チエーンが
扱室3の横側板に形成した扱口に側面視において
沿うように回動チエーン12cを巻回したフイー
ドチエーン装置12、及び、機体に連設支持され
たレール支持台13に、それに対して上下摺動自
在に挿通支持した前後複数本の支持稈14を介し
てフイードチエーン装置12の上部側チエーン外
周面に対向する状態で上下平行移動自在に、か
つ、各支持杆14に外嵌する状態で付設したスプ
リング15によりフイードチエーン装置12側に
付勢した状態で、断面下方向き開口コの字状の挟
持レール16を連設支持した挟持装置とにより構
成され、フイードチエーン装置12と挟持装置と
の協働により、脱穀穀稈をその穂先側部分を扱き
口から扱室3内に挿入した状態で挟持後方搬送す
るように構成してある。
前記挟持レール16を構成するに、脱穀穀稈の
受け取りを円滑にするためにその搬送始端部を上
方側に屈曲形成すると共に、第3図及び第4図に
示すように、その搬送後端部に、排ワラ搬送装置
9への搬送向き変更を伴なう脱穀排ワラの受け渡
しを円滑に行なうためにその脱穀排ワラに弱挟持
作用する杆状バネ材17を、挟持レール16の上
下中間位置から後方向きに突出する状態で連設
し、更に、そのバネ材17に沿う姿勢でかつ、バ
ネ材17よりも上方に位置させて挟持レール16
後端部に延出部分16aを一体形成すると共に、
その延出部分16aよりも上方に配置され挟持搬
送穀稈の詰りを検出するリミツトスイツチ式の検
出センサー18に対して、その詰りに起因した挟
持レール16の上昇移動に伴ない弾性的に接当し
入り操作する板バネ19を、延出部分16aの外
側面に取付け、もつて、挟持レール16による挟
持作用部分に詰まりが生じた場合はもとより、バ
ネ材17による弱挟持作用部分に詰りが生じた場
合にも、たとえバネ材が撓み逃げ動作したとして
もその詰り排ワラを延出部分16a下面に受止め
させることにより、板バネ19を挟持レール16
と共に確実に上昇動作させ、その部分での詰りを
も1個のセンサー18で適切に検出できるように
構成してある。
尚、挟持レール16の上昇動作を感知する詰り
検出用センサー18の取付位置は、適宜構成変更
が可能であり、また、板バネ19を省いて上昇状
態の挟持レール16や延出部分16aの上面を直
接的にセンサー18に接当させそれを入り操作す
るように構成する等、その具体的操作構造も各種
の構成変更が可能である。
更に、挟持レール16の後端に延出部分16a
を形成するに、挟持レール16に一体形成するに
代えて、別部材を連設する等各種の構成変更が可
能であり、それらを総称して延出部材16aと称
する。
本考案は、コンバインに搭載するものや、定置
式のもの等各種の型式の脱穀機を対象とするもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る脱穀機の実施例及び従来例
を例示し、第1図は脱穀機の一部を省略した部分
破断側面図、第2図は第1図の平面図、第3図は
要部を拡大した側面図、第4図は要部を拡大した
後面視図、第5図は従来例を示す第3図に相等す
る図である。 1……脱穀用挟持搬送装置、9……別搬送装
置、16……挟持レール、16a……延出部材、
17……バネ材、18……センサー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 脱穀用挟持搬送装置1の挟持レール16に、
    その搬送終端側からそれとは搬送方向が異る別
    の搬送装置9に供給される脱穀排ワラに挟持作
    用するバネ材17を連設し、前記挟持レール1
    6に作用する穀稈搬送詰り検出用センサー18
    を設けた脱穀機であつて、前記バネ材17に沿
    つた延出部材16aを、前記バネ材17よりも
    排ワラ搬送経路から離して前記挟持レール16
    に連設してある事を特徴とする脱穀機。 前記穀稈搬送詰り検出用センサー18が前記
    挟持レール16に取付けた板バネ19に接当す
    るよう構成してあることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第項に記載の脱穀機。
JP14358282U 1982-09-22 1982-09-22 脱穀機 Granted JPS5947434U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14358282U JPS5947434U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 脱穀機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14358282U JPS5947434U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 脱穀機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5947434U JPS5947434U (ja) 1984-03-29
JPS6322846Y2 true JPS6322846Y2 (ja) 1988-06-22

Family

ID=30320454

Family Applications (1)

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JP14358282U Granted JPS5947434U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 脱穀機

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JP (1) JPS5947434U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5947434U (ja) 1984-03-29

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