JPS63225772A - 混合弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は混合弁、より詳細には蒸気と水を混合するため
の混合弁に関するものである。

温水を供給するために冷水と蒸気との混合を使用する代
表的で共通の設備は約８０℃の温水で洗浄する必要が生
じる食品加工産業にある。

これは混合弁から温水を供給する温水ホースガンで非常
に好都合に行われている。一般的なホースガンは混合弁
から温水の流出を開始且つ停止するためのオン・オフト
リガ機構と噴射形態を調節するための調節機構とを有し
ている。

従来ホースガンに温水を供給するためにサーモスタット
混合弁が使用されている。これらの弁は温水の温度を実
質上一定に維持するように蒸気と冷水との流れを制御す
る。ため温水の温度に応答する釣合い弁を使用している
。

このような弁の欠点は水流の停止時に蒸気流を完全に遮
断しないことにあり、その結果、次の温水の流出に蒸気
の激しいバーストで開始してしまうため非常に危険であ
る。

このような弁の更に他の欠点は、これら連続的な蒸気内
破前を生じる大きな内部室で蒸気と冷水との混合を行う
ことにより極端に低い音から耳ぎわすな音に変化して一
般に作動が騒々しいことにある。このような蒸気内破前
は作動が信頼できない弁を形成してしまう不適切な機構
を付与する。またその機構の場所が問題である。

本発明の目的は上述したサーモスタット混合弁の欠点を
軽減する蒸気と水を混合する混合弁を提供することにあ
る。

本発明によれば、蒸気入口室と、水入口室と、蒸気と水
を混合するため混合室と、該混合室に接続させた出口と
、水入口室と混合室との間に備えた永久開放流体接続機
構と、蒸気入口室から混合室に流れる蒸気流量を制御す
るため水の流量に応答する弁機構とからなることを特徴
とする蒸気と水を混合する混合弁を備えろことにある。

弁機構は好ましくは蒸気入口室内に配置させたポペット
弁から成り、該ポペット弁は弁座に関してポペット弁を
移動させる水入口室と制御室に生じる圧力差に応答する
ダイアプラムに連結されている。

水入口室及び制御室は好都合には流量制限器の上流及び
下流側で水入口に接続されている。

この構成により、水入口室の圧力は水流量により制御室
内の圧力に関連して減じられ、かかる圧力差は流量の増
大により大きくなる。

流量制限器は好ましくは調整可能な制限弁からなってい
る。この方法において圧力降下は所望の最終水温を得る
ためにポペット弁の開放を制御すべく一定の水量に予め
設定させることができる。

ダイアフラムは好都合には弁座に関連してポペット弁を
開放する方向に作用する圧力差の増大に応答し且つ弁座
に関連してポペット弁を閉止する圧力差の減少に応答す
るために配置されている。この方法においてポペット弁
は水の流れがないとき蒸気の流れを遮断すべ（閉止され
る。

蒸気入口室内のばねは好ましくは弁座に関連してポペッ
ト弁を閉止する方向に該ポペット弁に作用する。その結
果として、ポペット弁はダイアフラムに至る圧力差がば
ねが弾性力に打ち勝つとき弁座に関連して開放され、弾
性力がダイアプラムに至る圧力差に打ち勝つとき閉止さ
れる。この方法において蒸気の流れは十分な水の流れが
あるときのみ発生する。

弁座は好ましくは、混合室内に蒸気の流れを分散させる
ため混合室内のディフューザに開口している。

ディフューザは好ましくは、混合室に流れる蒸気流の通
路用に複数の流出口を有し、混合室は流出口を通して水
の流れを振り分けるように構成されている。この方法に
おいて蒸気流と水流の急激で円滑な混合が得られる。

好都合には最終水温を制御するための制御機構が設けら
れている。かかる制御機構は好都合には弁座に関連して
ポペット弁の開放を制限するためストッパからなってい
る。

該ストッパは好ましくは調整可能であり、蒸気入口室に
配置され且つ手動操作可能な制御ハンドルによってポペ
ット弁に接離するように調整可能であるスピンドルから
なっている。

弁は好ましくは入口室を隔離し且つ混合室を形成する内
部仕切り壁を有する本体からなっている。

ポペット弁座は好都合には仕切り壁に取付けられ、冷水
入口室と混合室との間の永久開放流体接続機構は仕切り
壁に備えた複数の流出口から成っている。

以下、本発明の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。

図に関し、混合弁１は蒸気源（図示せず）及び冷水源（
図示せず）にそれぞれ接続する別個の入口３，４と、流
水の開始及び停止を制御するホースガン（図示せず）の
ごとき流量制御弁に接続する出口５とを有する本体２か
らなっている。

本体２は蒸気および冷水用のそれぞれの入口室７，８を
分離する内部仕切り壁６を有している。該仕切９壁６は
出口５に開口しており且つ複数の流出口１０を介して冷
水入口室８に接続されている混合！！９を形成している
。流出口１０は入口室８と混合室９との間に水を常に流
出することができる永久開口接続を備えている。

冷水入口室８は本体２の流出口１１によって冷水入口４
に接続され、流出口１１に対向して入口４に取付けられ
た調整可能な流量制限弁１２によって流量が制御される
。入口室８はその一部が起伏端ダイアフラム１３により
形成され、該ダイアフラム１３は金属板１４．１５によ
って両側部で中心に支持され且つネジ付き固定具１７に
よって本体２に固着された基板１６により本体２に密封
されている。該ダイアフラム１３は蒸気に強い繊維補強
ゴムから作られている。

基板１６は流量制限弁１２の上流で入口４に開口してい
る通路１９を通して冷水入口４と連通ずる制御室１８を
備えている。

ネジ付き固定具（図示せず）によって弁１を取り付ける
ため各隅部に孔２２を有する正方形取付は板２１がネジ
２０によって基板１６に取付けられている。

蒸気入口室７は本体２の通路２３によって蒸気人口３に
接続され、ネジ付き固定具２５により本体２に固定され
ているボンネット２４によってその一部分が形成されて
いる。

入口室７から混合室９に流れろ蒸気の流量は弁座部材２
７に対して軸線運動を行うため入口室７に配設されてい
るポペット弁２６によって制御される。該ポペット弁２
６は金属本体２８を有し、該金属本体２８には本体２８
に押し付けられた金属プラグ３０によってポリテトラフ
ルオ四エチレンの面シートリング２９が固定されている
。

弁座部材２７はステンレス鋼によって作られ）混合室９
内に取付けられたディフューザ３１に開口している。該
ディフューザ３１は混合室９内に配設された中間壁３３
に対向して混合室９に開口している複数の半径方向流出
口３２を備え、中間壁３３は入口室８がら流出口１ｏを
通して冷水流を案内する。

ポペット弁２６は弁座部材２７の案内支持体３５と、デ
ィフユーザ３１の中央孔３６と、仕切り壁６の案内孔３
７とを通しての軸線方向に摺動運動するために配設され
た押圧杆３４によってダイアフラム１３に結合されてい
る。

ダイアフラム１３は対向側部に入口室８と制御室１８中
の水圧を受ける。水流がないとき、これらの圧力は平衡
させられ、ポペット弁２６は第３図に示されろような蒸
気の流れを遮断すべく入口室７内の静水蒸気圧によって
助勢される戻しばね３８の付勢により弁座部材２７に係
合する。

水流があるとき、流量制限弁１２を至って圧力降下が生
じ、上流圧力と下流圧力とが制御室１８と入口室８に伝
達され、ダイアフラム１３を至って差圧を生じさせる。

差圧は流れの増加につれて増大し、ばね３８の付勢に抗
してポペット弁２６を開放する方向にダイアフラム１３
及び押圧杆３４を作動する力を発生し、蒸気を流し、そ
れにより加熱させる冷水と混合させる。

冷水流を蒸気ポート３２に振９向けることにより、蒸気
は円滑に冷水と混合され、混合室９の容積を小さく保持
することができる。その結果として弁１は蒸気の内破前
を連続的に生じさせることなしに静かに作動する。

最終水温を制御するため、ボンネット２４はネジ付き固
定具４２によってボンネット２４に固定された圧縮カラ
ー４１によゆ保持されたパツキン押え４０により密封さ
れている温度制御スピンドル３９を取付けている。

スピンドル３９の内端はポペット弁２６の開放運動を制
限するストッパ４３を備え、外端に接続された手動操作
可能な制御ハンドル４４によりポペット弁２６が閉鎖し
た状態で保持される第１端部位置とポペット弁２６の最
大開口を行うことができろ第２端部位置との間で軸線方
向に調整可能である。

流量制限弁１２は弁１の初期取付けにおいて使用者がス
トッパ４３の適宜な調整により所望温度を最大まで選択
することができる最高水温に設定する第２端部位置にス
トッパ４３を位置付けして調整される。

本発明は水流が低いか又はないとき蒸気流を制御するた
めの弁機構が蒸気流を遮断するように冷水流に応答する
蒸気と冷水とを混合する弁を提供することにある。この
方法において、弁は蒸気の流れを停止すると冷水が流れ
込み、それにより蒸気の流れが再び開始されるとき生じ
る蒸気の激しいバーストを防止する。

更に、冷水の供給がなくなると、蒸気流がポペット弁に
よって直ちに遮断され、それにより冷水供給路に蒸気が
漏出及び逆流するのを阻止する。同様にポペット弁は蒸
気供給路に冷水が逆流するのを阻止する。その結果とし
てポペット弁が故障した場合の用心のために一般的には
逆止弁を設けるのが好ましいが、本発明の弁は蒸気供給
路及び冷水供給路に逆止弁がなくても取付けることがで
きる。

弁には使用者が熱い表面に触れるのを阻止するためにボ
ンネットと本体の上方に装飾カバーを備えることができ
る。

本発明の弁を通して水流の流動を開始及び停止するため
の流量制御弁１は冷水入口に接続されることができ、流
量を調整する機構をも備えろことができる。

弁座部材はディフューザと一体にすることができ、例え
ば、弁座部材とディフューザは一部材のステンレス鋼の
鋳造物から構成することができろ。

弁面シートリングはポリテトラフルオロエチレン（ＰＴ
ＦＫ）の代わりにポリエーテルエーテルケトン（ＰＥＥ
Ｋ）又は他の適宜な材料から形成することができる。

ダイアツクふと弁部材とを接続する押圧杆は回転しない
ように設置させることができ、例えば、仕切り壁の案内
孔は正方形又は非円形断面から形成でき、押圧杆の一部
分を同様に同じ断面から形成してそこに収容させること
ができる。

流量制限弁の設定位置の偶発的調整又は許可なき調整を
阻止するために鎖止遮断カバーを設けることができる。

制御ハンドルは取外し可能で、温度制御スピンドルの設
定位置の偶発的調整又は許可なき調整を阻止するための
鎖止遮断板を備えた圧縮カラーにすることができる。

制御ハンドルの把持部分は取扱いを容易にすうため延伸
しても良い。

【図面の簡単な説明】

図は本発明による混合弁の実施例を示したもので、第１
図はその側面図、第２図は第１図に示した混合弁の平面
図、第３図は蒸気弁を閉止状態で示す第１図の３−３線
に沿う拡大縦断面図、第４図は蒸気弁を開放状態で示す
第３図と同様の断面図である。 図中、符号１は混合弁、７は蒸気入口室、８は水入口室
、９は混合室、２６は弁機構である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蒸気入口室と、水入口室と、蒸気と水を混合するための
   混合室と、該混合室に接続させた出口と、水入口室と混
   合室との間に備えた永久開放流体接続機構と、蒸気入口
   室から混合室に流れる蒸気流量を制御するため水流量に
   応答する弁機構とから構成したことを特徴とする蒸気と
   水を混合する混合弁。