JPS63224565A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は静止画再生またはスロー再生時に。

スーパーインポーズ信号を重畳して再生画面上に映出す
ることのできる磁気記録再生装置（以下。

ｒＶＴＲＪという）に関し、詳しくは、スーパーインポ
ーズした映像に垂直ぶれの生じないようにしたＶＴＲに
関する。

［従来の技術］ 第４図は従来の映像信号処理回路のブロック回路図、第
５図は回転ドラム上の４つのヘッドの配設位置関係を示
す図、第６図は各部の信号波形図である。第５図におい
て、（１）は回転ドラム、（２ａ）　、　（２ｂ）は異
なるアジマス角を有し、１８０゜の位置に配設されてい
る第１の１対のヘッド、（３ａ）　、　（３ｂ）はそれ
ぞれ（２ａ）　、　（２ｂ）と同じアジマス角を有し、
ヘッド（２ａ）　、　（２ｂ）から磁気テープ上に記録
されるビデオトラック上の１水平走査期間（以下、ｒｌ
ＨＪのように略記する）の整数倍、（この実施例では２
Ｈとする）に相当する距離だけ前方の位置に配設されて
いる第２の１対のヘツドで、静止画再生時またはスロー
再生時（以下、「特殊再生時」という）には同じビデオ
トラックを同じアジマス角のヘッド、例えば（２ａ）と
（３ａ）とで走査して映像信号を再生する。この場合、
ヘッド（３ａ）で再生された第２のフィールド信号（３
１）　（第６図（Ｃ）図示）は、ヘッド（２ａ）ｆｆｉ
再生された第１のフィールド信号（２１）　（第６図（
ｂ）図示）より２Ｈ進んでいる。したがって、このまま
では再生画面上で２Ｈの垂直ずれが生じるので、垂直同
期信号の付け換えを行う、すなわち、第１・ｆｆ１２の
フィールド信号（２１）　、　（３１）はヘッド切換信
号発生回路（７）で発生された、デユーティ比５０％の
ヘッド切換信号（５１）で切換えられてヘッドアンプ（
０で増幅され、ＦＭ検波回路（５）で検波されてビデオ
信号（５１）となって擬似垂直同期信号挿入回路（６）
に入力されて擬似垂直同期信号が付け換えられる。擬似
垂直同期信号発生回路（８）は、ヘッド切換信号発生回
路（７）で発生されたデユーティ比５０％のヘッド切換
信号（５１）　（第５図示）を基準として１６０６ごと
に擬似垂直同期信号（８１）を発生する。スイッチ（８
）はヘッド切換信号（７１）により切換えられ、第１の
フィールド信号（２１）が入力されているときには端子
ａ側に、第２のフィールド信号（３１）が入力されてい
るときには端子す側に切換えられる。可変遅延回路（１
０）は擬似垂直同期信号（７１）をＯ〜数Ｈの間で使用
者によって遅延量が調節可能に構成されており、再生画
面上で垂直ぶれが生じない遅延量ｘＨに調節される。こ
のようにして第１のフィールド信号（２１）にはヘッド
切換信号（７１）に同期した擬似垂直同期信号（８１）
が、第２のフィールド信号（３１）にはｘＨだけ遅延し
た擬似垂直同期信号（１０１）がそれぞれ付け換えられ
た第１．第２のフィールド信号（第６図（ｄ）　　、　
（ｅ）図示）　（８１）となってスーパーインポーズ回
路（１１）に入力される。

他方、同期分離回路（１２）は、スーパーインポーズ回
路（１１）に入力される再生信号（８１）から擬似垂直
同期信号（８１）　、　（１０１）を分離し、文字信号
発生回路（１３）に入力する。スーパーインポーズ信号
発生回路（１３）は、画面中に挿入する文字等の信号を
入力された擬似垂直同期信号（８１）　、　（１０１）
を基準として発生し、スーパーインポーズ回路（１１）
に入力する。スーパーインポーズ回路（１１）は、入力
された再生信号（８１）と、スーパーインポーズ信号（
１３１）とを重畳して合成ビデオ信号（１１１）として
出力する。

なお、可変遅延回路（１０）の遅延量を使用者が調整す
るのは、モニター装置の垂直走査回路のりニアリテイに
よって垂直ぶれが補正される最適遅延量ｘＨ（第６図（
ｄ）　　、　（ｅ）図示）が相違するのを補正するため
で、この実施例の場合（ヘッド（２ａ）と（３ａ）のず
れ量２Ｈ）では、０〜２Ｈの間で変動する。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の磁気記録再生装置は以上のように構成されている
ので、再生信号（８１）を映出した画面については垂直
ぶれが生じないように使用者が調節できる。しかし、ス
ーパーインポーズされた文字等の映像については、垂直
ぶれが生じることがあった。

これは、スーパーインポーズ信号（１３１）の発生基準
に、スーパーインポーズ回路（１１）に入力される再生
信号（Ｂ１）から分離した擬似垂直同期信号（１２１）
を用いているため、スーパーインポーズ信号（１３１）
の第１・第２のフィールド信号の映像信号成分のずれ量
が（２Ｈ−ｘＨ）となり、再生信号の映像信号成分のず
れ量と同じ２Ｈとならないためである０例えばｘＨがｌ
Ｈであったとすると、第１のフィールド信号（２１）の
映像信号成分は第２のフィールド信号（３１）に対して
２Ｈずれているのに対し、スーパーインポーズ信号（１
３１）の第１・第２のフィールド信号の映像信号成分の
ずれ量はＩＨとなり、２Ｈのずれのある再生信号の再生
画面に垂直ぶれが生じないように調節されたときには、
スーパーインポーズ信号の再生画面にはＩＨのずれに相
当する垂直ぶれが生じることになる。

この発明はこのような問題点の解消を目的としてなされ
たもので、スーパーインポーズされた映像にも垂直ぶれ
の生じない磁気記録再生装置を得ることを目的とする。

Ｅ問題点を解決するための手段］ この発明に係る磁気記録再生装置は、スーパーインポー
ズ信号の発生基準となる擬似垂直同期信号を、ヘッド切
換信号に同期した信号と、これよりヘッドの配設位置の
ずれ量に相当する分だけずれた信号とを基準として発生
させ、再生信号の第１ＩＩ第２のフィールド信号の映像
信号成分のずれ量と同じずれ量の映像信号成分をもつ第
１・第２のフィールド信号のスーパーインポーズ信号を
発生させる手段を備えたことを特徴とする。

［作用］ この発明におけるスーパーインポーズ信号発生手段は、
スーパーインポーズ信号の第１・第２フイールドの映像
信号成分を、再生信号の第１・第２のフィールド信号間
の映像信号成分のずれ量と同じずれ量でもって発生する
。したがって、再生信号の再生画面に垂直ぶれが生じな
いように調節されると、スーパーインポーズ信号の再生
画面も垂直ぶれが生じない。

［発明の実施例］ 第１図はこの発明の一実施例のブロック回路図で、第４
図と同一符号はそれぞれ同一構成部分を示している０図
において、（目）は擬似垂直同期信号（８１）を２Ｈ遅
延させる遅延回路、（１５）は同期分離回路（１２）で
分離した擬似垂直同期信号（１２１）　　（１フイール
ドごとに（８１）と（１０１）とが切換わる）と、２Ｈ
遅延した擬似垂直同期信号（１４１）とを、ヘッド切換
信号（７１）に制御されて切″換えるスイッチである。

つぎに動作を説明する。

スイッチ（１５）は分離した擬似垂直同期信号（１２１
）がヘッド切換信号（７１）に同期した擬似垂直同期信
号（８１）が入力される期間は端子ａ側に切換えられて
おり、ｘＨ遅延した擬似垂直同期信号（１０１）が入力
される期間は端子すに切換えられる。したがって、スー
パーインポーズ信号発生回路（１３）に入力される信号
（１５１）は、ヘッド（２ａ）　。

（３ａ）が再生した再生信号（２１）　、　（３１）の
映像信号成分のずれ量である２Ｈと同じずれ量をもつ信
号となり、発生されるスーパーインポーズ信号の第１・
第２のフィールド信号の映像信号成分のずれ量も同じ２
Ｈとなる。このスーパーインポーズ信号（１３１）は、
スーパーインポーズ回路（１１）で再生信号（８１）と
重畳されるので、再生信号（６１）の第１・第２フイー
ルド信号の映像信号成分とスーパーインポーズ信号（１
３１）の第１・第２のフィールド信号の映像信号成分と
はそれぞれ同じ位置関係となる。したがって、再生画面
で垂直ぶれが生じないように、可変遅延回路（ｌＯ）の
遅延量ｘＨを調節すると、スーパーインポーズ信号の再
生画面も垂直ぶれのないものとなる。

なお、上記実施例では遅延回路（１０を用いて擬似垂直
同期信号（８１）を２Ｈ７延させ、スイッチ（１５）で
同期分離回路（１２）で分離した擬似垂直同期信号のう
ちの垂直同期信号（８１）と、２Ｈ遅延垂直同期信号（
１４１）とを切換えてスーパーインポーズ信号を発生さ
せるタイミング信号（１５１）を得る構成としたものを
示したが、第２図に示すように。

片側２Ｈ遅延タイミング信号発生回路（１Ｂ）を設け、
第３図に示すように、デユーティ比５０％のヘッド切換
信号（７１）　（第３図（ａ）図示゛）の立上りには同
時に立上り、立下りには２ＨＭれて立上るタイミング信
号（１８１ａ）　、　（１８１ｂ）　（第３図（ｂ）図
示）を発生させ、このタイミング信号（１１１１）をス
ーパーインポーズ信号発生回路（１３）に入力する構成
としてもよい、この２Ｈ遅れのタイミング信号（１８１
ｂ）の発生手段は、ＣＲによる時定数回路。

クロック信号を用いたカウンターゲート回路、マイクロ
コンピュータなどで簡単に実現できる。

［発明の効果］ この発明によれば、スーパーインポーズ信号の第１０第
２のフィールド信号の映像信号成分のずれ量を、スーパ
ーインポーズ回路に入力される再生信号の第１・第２の
フィールド信号の映像信号成分のずれ量を同じになるよ
うに構成したので。

再生画像およびスーパーインポーズされた画像の双方と
も垂直ぶれの生じない磁気記録再生装置が得られる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック回路図、第２図
はこの発明の他の実施例の要部の構成を示すブロック回
路図、第３図はその信号波形図、第４図は回転ドラム上
のヘッドの配置を示す図、第５図は従来の装置のブロッ
ク回路図、第６図はその各部の信号波形図である。 （２ａ）　、　（２ｂ）・・・ヘッド、（６）・・・擬
似垂直同期信号挿入回路、（７）・・・ヘッド切換信号
発生回路、（８）・・・擬似垂直同期信号発生回路、（
１０）・・・可変遅延回路、（１１）・・・スーパーイ
ンポーズ回路、（１２）・・・同期分離回路、（１３）
・・・スーパーインポーズ信号発生回路、（１４）・・
・遅延回路、（１Ｂ）・・・片側２Ｈ遅延タイミング信
号発生回路。 なお、各図中、同一符号はそれぞれ同一、または相当部
分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）静止画再生時またはスロー再生時に、数水平走査
   期間に相当する距離だけずれた位置に配設されている２
   つのヘッドで記録媒体上の同一記録トラックを走査して
   信号を再生し、この再生信号にスーパーインポーズ信号
   を重畳するとともに、垂直同期信号をヘッド切換信号に
   同期した擬似垂直同期信号に付け換え、かつ、位相が進
   んでいるフィールド信号の擬似垂直同期信号の位相を再
   生画面に垂直ぶれが生じないように調節可能に構成され
   ている磁気記録再生装置において、上記スーパーインポ
   ーズ信号の第１・第２のフィールド信号の映像信号成分
   を上記再生信号の各フィールドの映像信号成分のずれ量
   と同じタイミングでもつてそれぞれ発生させる手段を備
   えたことを特徴とする磁気記録再生装置。