JPS63222241A - デ−タ処理方法 - Google Patents
デ−タ処理方法Info
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- JPS63222241A JPS63222241A JP5772487A JP5772487A JPS63222241A JP S63222241 A JPS63222241 A JP S63222241A JP 5772487 A JP5772487 A JP 5772487A JP 5772487 A JP5772487 A JP 5772487A JP S63222241 A JPS63222241 A JP S63222241A
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- Japan
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims abstract description 19
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000012496 blank sample Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 30
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract description 4
- 238000002835 absorbance Methods 0.000 abstract description 3
- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は原子吸光光度計を初め、紫外・可視分光光度計
やガスクロマトグラフなどにおいて、繰返し測定を行な
い、異常測定値を自動的に削除したりするために、異常
測定値が存在することを検出するデータ処理方法に関す
るものである。
やガスクロマトグラフなどにおいて、繰返し測定を行な
い、異常測定値を自動的に削除したりするために、異常
測定値が存在することを検出するデータ処理方法に関す
るものである。
(従来の技術)
原子吸光光度計では測定値の信頼性を高めるために、同
一の試料について複数回繰り返し測定を行ない、その測
定値の平均値を求めるとともに、変動係数(相対標準偏
差)CVを算出し、その変動係数Cvが予め設定された
基準値を越えた場合に異常測定値があると装置が判断し
、再度測定を繰り返すようにしている。
一の試料について複数回繰り返し測定を行ない、その測
定値の平均値を求めるとともに、変動係数(相対標準偏
差)CVを算出し、その変動係数Cvが予め設定された
基準値を越えた場合に異常測定値があると装置が判断し
、再度測定を繰り返すようにしている。
個々の測定値Xの繰返し測定の平均値を7とし。
標準偏差をSDとすると、変動係数CVはCV=SD/
又 ・・・・・・(1)と表わされる。
又 ・・・・・・(1)と表わされる。
(発明が解決しようとする問題点)
微量な試料を測定する場合、吸光度が非常に小さくて0
に近い場合には、繰返し測定の測定値Xの平均値Xが0
又はOに近い値になる。そのため、従来のように(1)
式によって変動係数Cvを算出すると、各測定値Xのば
らつきが十分小さくても変動係数CVが非常に大きくな
り、装置は異常測定値が発生したと判断してしまう。
に近い場合には、繰返し測定の測定値Xの平均値Xが0
又はOに近い値になる。そのため、従来のように(1)
式によって変動係数Cvを算出すると、各測定値Xのば
らつきが十分小さくても変動係数CVが非常に大きくな
り、装置は異常測定値が発生したと判断してしまう。
例えば、次の2つのデータを比較してみる。第1のデー
タでは3回の測定値Xが0.001,0゜000、−0
.001であったとすると、平均値又はo、o o o
であり、変動係数Cvは無限大となってしまう。これに
対して、第2のデータでは3回の測定値Xがo、oo
l、0.000,0.005であったとすると、平均値
が0.003であり、変動係数Cvは0.81となる。
タでは3回の測定値Xが0.001,0゜000、−0
.001であったとすると、平均値又はo、o o o
であり、変動係数Cvは無限大となってしまう。これに
対して、第2のデータでは3回の測定値Xがo、oo
l、0.000,0.005であったとすると、平均値
が0.003であり、変動係数Cvは0.81となる。
このように、第2のデータの方がばらつきが大きいにも
拘らず変動係数Cvが小さくなるという不合理な結果に
なる。
拘らず変動係数Cvが小さくなるという不合理な結果に
なる。
本発明は、原子吸光光度計の吸光度のように、測定値が
非常に小さい試料の場合でも、その繰返し測定において
正しく異常測定値の判定を行なうことのできるデータ処
理方法を提供することを目的とするものである。
非常に小さい試料の場合でも、その繰返し測定において
正しく異常測定値の判定を行なうことのできるデータ処
理方法を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明のデータ処理方法では、繰返し測定された測定値
Xから変動係数CV oを CVo=SD/ (X+k) −−(2)として算
出し、この変動係数CVoと予め設定値として入力され
た判断の基準値Tとの大小関係を比較し、CVo>Tで
あれば異常測定値ありと判断し、CVo≦Tであれば異
常測定値なしと判断する。ただし、SDは繰返し測定値
Xの標準偏差、又は繰返し測定値Xの平均値、kは装置
及び試料によって定まる係数である。
Xから変動係数CV oを CVo=SD/ (X+k) −−(2)として算
出し、この変動係数CVoと予め設定値として入力され
た判断の基準値Tとの大小関係を比較し、CVo>Tで
あれば異常測定値ありと判断し、CVo≦Tであれば異
常測定値なしと判断する。ただし、SDは繰返し測定値
Xの標準偏差、又は繰返し測定値Xの平均値、kは装置
及び試料によって定まる係数である。
係数kを試料ごとに定めて判断の精度を上げるために、
係数kをに一5Doとして。
係数kをに一5Doとして。
CVo=SD/ (X+に一5Do)−−(3)により
変動係数CVoを算出し、この変動係数CVoを用いて
判断の基準値Tとの大小関係を比較し、CVo>Tであ
れば異常測定値ありと判断し、CVo≦Tであれば異常
測定値なしと判断してもよい。ただし、SDoはブラン
ク試料又はベースラインの繰返し測定値Xの標準偏差、
Kは1以上の定数である。
変動係数CVoを算出し、この変動係数CVoを用いて
判断の基準値Tとの大小関係を比較し、CVo>Tであ
れば異常測定値ありと判断し、CVo≦Tであれば異常
測定値なしと判断してもよい。ただし、SDoはブラン
ク試料又はベースラインの繰返し測定値Xの標準偏差、
Kは1以上の定数である。
(作用)
(2)式又は(3)式を用いて変動係数CV。
を算出すると、繰返し測定値Xの平均値Xが0になって
も(2)式又は(3)式の分母は0にはならないため、
装置が誤って異常測定値ありと判断することがなくなる
。
も(2)式又は(3)式の分母は0にはならないため、
装置が誤って異常測定値ありと判断することがなくなる
。
(実施例)
(3)式における定数には実験によって最適な値を決定
する必要があるが、概ね2〜5程度が適当である。
する必要があるが、概ね2〜5程度が適当である。
図に(3)式を用いて異常測定値の有無を判断する場合
の手順を示す。
の手順を示す。
まず、判断の基準値Tを入力する(ステップS1)。
ブランク試料を繰り返し測定し、その測定値Xから標準
偏差SDoを算出し、メモリに記憶する(ステップS2
.S3.S4)。
偏差SDoを算出し、メモリに記憶する(ステップS2
.S3.S4)。
次に、測定試料を繰り返し測定しくステップS5)、そ
の測定値Xの平均値Yと標準偏差SDを計算する(ステ
ップS6)。
の測定値Xの平均値Yと標準偏差SDを計算する(ステ
ップS6)。
以上で求めたブランク試料の標準偏差SDo、測定試料
の平均値l及び測定試料の標準偏差SDと、予め設定し
ておいた基準値にとから(3)式により変動係数CVo
を計算し、そのCVoと基準値Tとの大小関係を比較す
る(ステップS7)。
の平均値l及び測定試料の標準偏差SDと、予め設定し
ておいた基準値にとから(3)式により変動係数CVo
を計算し、そのCVoと基準値Tとの大小関係を比較す
る(ステップS7)。
計算された変動係数CV oが基準値Tより大きい場合
は測定値に異常値ありと判断しくステップS8)、変動
係数CVoが基準値T以下であれば異常値なしと判断す
る(ステップS9)。
は測定値に異常値ありと判断しくステップS8)、変動
係数CVoが基準値T以下であれば異常値なしと判断す
る(ステップS9)。
(発明の効果)
本発明では繰り返し測定された測定値から、従来の変動
係数C■に代えて、(2)式又は(3)式で与えられる
変動係数CVoを算出し、その変動係数CVoを用いて
異常測定値の有無を判断するようにしたので、極めて濃
度の小さい試料の繰返し測定においても、正しく異常測
定値の有無を判断することができる。
係数C■に代えて、(2)式又は(3)式で与えられる
変動係数CVoを算出し、その変動係数CVoを用いて
異常測定値の有無を判断するようにしたので、極めて濃
度の小さい試料の繰返し測定においても、正しく異常測
定値の有無を判断することができる。
図は一実施例の手順を示すフローチャートである。
Claims (2)
- (1)繰返し測定された測定値Xから変動係数CV_0
を CV_0=SD/(@X@+k) (SDは繰返し測定値Xの標準偏差、@X@は繰返し測
定値Xの平均値、kは装置及び試料によって定まる係数
)として算出し、この変動係数CV_0が設定値を越え
たときに異常測定値があったと判断するデータ処理方法
。 - (2)k=K・SD_0(SD_0はブランク試料又は
ベースラインの繰返し測定値Xの標準偏差、Kは1以上
の定数)とする特許請求の範囲第1項に記載のデータ処
理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5772487A JPH0833345B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | デ−タ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5772487A JPH0833345B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | デ−タ処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63222241A true JPS63222241A (ja) | 1988-09-16 |
JPH0833345B2 JPH0833345B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=13063884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5772487A Expired - Lifetime JPH0833345B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | デ−タ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0833345B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006214813A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Dkk Toa Corp | 環境測定装置 |
WO2020053703A1 (en) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | Alma Mater Studiorum - Universita' Di Bologna | Impedentiometric system for the assessment of muscle mass |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP5772487A patent/JPH0833345B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006214813A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Dkk Toa Corp | 環境測定装置 |
JP4594120B2 (ja) * | 2005-02-02 | 2010-12-08 | 東亜ディーケーケー株式会社 | 環境測定装置 |
WO2020053703A1 (en) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | Alma Mater Studiorum - Universita' Di Bologna | Impedentiometric system for the assessment of muscle mass |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0833345B2 (ja) | 1996-03-29 |
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