JPS63221102A - 加工澱粉の製造法 - Google Patents

加工澱粉の製造法

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JPS63221102A
JPS63221102A JP5365487A JP5365487A JPS63221102A JP S63221102 A JPS63221102 A JP S63221102A JP 5365487 A JP5365487 A JP 5365487A JP 5365487 A JP5365487 A JP 5365487A JP S63221102 A JPS63221102 A JP S63221102A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、 Hの牙 な晋゛日 (技術分野) 本発明は、冷水易溶性であり洗濯糊として好適な特性を
有し、かつ、取り扱いの容易な、加工澱粉の製造方法に
関する。
(従来の技術) 衣料品などの洗濯時の仕上げとして行われる糊付けは、
繊維表面に薄い糊の被膜を形成し、それにより種々の効
果を得ることを目的としている。
例えば、糊付けすることにより、繊維に適当な固さと、
風合いと弾力性をつける;繊維につやと滑りをつけ2着
心地をよ(する;衣類のアイロン整形をよ<シ、保形を
助ける;着用中に、汚れが直接繊維の内部に滲透するこ
とを防止し1次に洗浄するとき、繊維に付けた糊が洗い
落とされることにより効果的に汚れを落とす;という効
果が得られる。
このような目的に沿う糊付としては、澱粉系化合物、フ
ノリ、などの天然物およびカルボキシメチルセルロース
、ポリビニルアルコールなどの合成品がある。そのうち
1価格の低度なこと1次回の洗濯時の糊落ちの良好なこ
となどから、澱粉系化合物が比較的多く用いられる。
澱粉系糊付は、従来では、コーンスターチや小麦澱粉に
水を添加して加熱し、α化させるいわゆる「糊炊き」の
作業が必須であり、非常に繁雑な熟練を必要とする作業
工程であった。
これに対して、最近ではあらかじめ加熱糊化させたα化
澱粉も開発されている。このα化澱粉は使用時に加熱糊
化の工程が省略でき、その使用方法は筒便である。この
α化澱粉の調製方法のひとつは、水分を含有した澱粉を
、熱ロール間を通過せしめて、澱粉を糊化させると共に
、乾燥させたのち、粉砕して7乾燥α化澱粉を得る方法
である。
別の方法は、澱粉を加熱糊化と同時に酸や酵素で部分的
に加水分解してから、加熱ロール間を通過させて乾燥し
、粉砕して乾燥α化澱粉を得る方法である。さらに別の
方法は澱粉を酸化剤で酸化し。
“その後、糊化し加熱ロール間を通過せしめ、乾燥し粉
砕する方法である。さらに別の方法は、$2粉に硼砂を
7〜15%添加して、熱ロール間を通過させ乾燥・粉砕
し乾燥α化澱粉を得る方法(米国特許に2819,98
0号公報)である。しかし、これらの方法で製造したα
化澱粉を洗濯糊用として使用すると、(1)水に速やか
に分散しない;(2)ママ粉が生じ易い;(3)水には
完全可溶ではなくて糊液貯蔵時。
容器下部にかなりの量の沈着物が残る;(4)微粉であ
るため使用時に発塵性を有する;という問題が生じる。
それゆえ、上記方法で調製したα化澱粉は、洗濯糊用澱
粉として必ずしも適当であるとは言えない。
ママ粉が生じ易い点を改良する方法としては。
高分子ポリエチレングリコールを含有する澱粉乳液を加
熱してα化する方法(特願昭48−117129)が知
られている。発明者らはこれらのすべての問題を解決す
るためのα化澱粉製造方法の研究を続けており、先に特
願昭61−188099を出願している。
この方法によるα化澱粉は上記の欠点を大幅に改良でき
たが、製品の発塵性においていささか問題を残している
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、その
目的とするところは1次に示す性質を有する洗濯糊用冷
水易溶性加工澱粉の製造方法を提供することにある: (11加熱を必要としない冷水易溶性で即席性を有して
いること。
(2)冷水溶解時に、簡単な攪拌でも、また、一時に原
料を投入しても塊状の溶は残りを生じない(ママ粉が生
じない)。また1分散性に優れていること。
(3)洗濯糊としたときに必須の以下の4条件を備えて
いること。すなわち。
イ)繊維に適当な固さと、風合いと弾力性をつける。
口)繊維につやと滑りをつけ2着心地をよくする。
ハ)衣類のアイロン整形性をよくシ、保形を助ける。そ
して。
二)着用中に汚れが直接繊維の内部に滲透することを防
止し2次回に洗浄するとき、繊維につけた糊が洗い落と
されることにより繊維の汚れもよ(落ちる。
(4)さらに前発明の問題点である使用時の発塵性(い
わゆる「粉立ち」)がないこと。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明の加
工澱粉の製造法は、澱粉1重炭酸塩。
硫酸塩、酸およびポリエチレングリコールを含有する澱
粉組成物を、混合、移送、加熱および給水装置を有する
連続式高圧・加圧・加熱装置内で。
弱酸性、水分10〜30重量%の条件下において加熱処
理し、この加圧下の混合物を連続的に大気中に押出すこ
とにより該押出物を膨化せしめた後、もしくは膨化前に
切断して所望の形状とし、そのことにより上記目的が達
成される。
本発明方法で規定する澱粉組成物に含有される澱粉とし
ては9例えば、コーンスターチ、ワキシーコーンスター
チ、馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉、小麦澱粉、タピオカスター
チなど工業的に生産される澱粉がある。さらに、各種天
然澱粉を化学的に変化させた澱粉9例えば、酸処理澱粉
などの軽度加水分解澱粉、酸化澱粉、各種澱粉エーテル
、各種澱粉エステルなども、ここでいう澱粉の定義に包
含される。しかし、実用的には、最も大量生産され1価
格が安定しているコーンスターチが経済的にも好ましい
。組成物に含有される重炭酸塩としては重炭酸ナトリウ
ムや重炭酸カリウム、硫酸塩としては硫酸ナトリウムや
硫酸カリウムが適している。酸類としては、塩酸、硫酸
、燐酸などの無機酸;および蓚酸、クエン酸などの有機
酸がいずれも用いられ得る。ポリエチレングリコールは
市販品のいずれも使用することができるが1本発明の目
的に対して好ましい性質を示すものは平均分子量が30
00以上のフレーク状または粉状のものである。これ以
下の低分子のものでは糊付は後の仕上げ特性が劣りかつ
形状が不揃いで発塵性9分散性においてやや問題がある
。本発明の特徴と1つとして前記した澱粉組成物は低分
子で外観的には粉状で流動性がなければならない。この
ためには。
平均分子量3000〜9000の粉体混合が可能な形状
が好ましい。澱粉組成物の成分のうち重炭酸塩、硫酸塩
および酸類は、得られる加工澱粉の冷水分散性、易溶性
を高める働きを有する。さらに硫酸塩は加工澱粉調製時
の成形性および成形後の形状維持性に寄与し、酸はpH
調製の役目を果たす。ポリエチレングリコールは加工澱
粉の成形性および糊付は時の仕上げ特性を向上させる。
澱粉組成物中には、澱粉100重量部に対し2重炭酸塩
が0.5〜5重量部、硫酸塩が1〜5重量部、酸が0.
3〜4重量部、そしてポリエチレングリコールが2〜7
重量部の割合で含有されて、上記混合物のpnが4〜7
の範囲で加熱糊化時の水分含量が10〜30重量%でな
ければならない。表1に示すように、各成分がすべて含
有される組成物1では優れた特性が得られるが(含有さ
れる成分を○印で示す)1成分でも欠如した場合の組成
物2〜5では種々の欠点が認められる(含有されない成
分を−で示す)。
(以下余白) ここで澱粉組成物のpHの範囲は(組成物に2倍量の水
を添加して測定する)は4〜7.好ましくは4.5〜6
.5の範囲である。pHが前記の範囲を逸脱すると2本
発明の目的とする洗濯糊用加工澱粉の性能を有しなくな
る。特に冷水溶解時の分散性が悪く、ママ粉ができやす
くなり、不均一な糊付けになる。特にpHが上記範囲を
越えて高(なり過ぎ、特に8以上になると、二軸式エク
ストリューグーなどを用いた連続高圧、加圧、加熱処理
のときに2着色(茶−褐一黒)が激しく洗濯糊としては
使用できない。
本発明の加工澱粉を得るには、まず、上記組成物の各成
分を均一に混合する0次に本発明で重要な要素の1つで
ある澱粉組成物の水分量の調整は加熱される以前に装置
内で混合することにより行われるが、加圧・加熱装置の
給水装置から水分を添加して加熱糊化時の水分量が前記
した10〜30重量%になるように調整してもよい。水
分が30重量%以上になると後述する膨化作用がなくな
り出来上がった製品の冷水溶解性が悪くなる。より好ま
しい水分量は10重量%から20重量%の範囲である。
本発明の加工澱粉の製造法に用いられる連続式高圧・加
圧・加熱装置としては2通常の押出成形機(エクストリ
ューグー)、特に2軸エクストリューダーが好適に用い
られる。この2軸エクストリューダーはプラスチック業
界9食品業界に多用されているものでよく、特別規格で
ある必要はない。本発明においては、もっばら同方向回
転型を用いたが異方向回転型でも特に本発明を制約する
ものではない。先端部圧力が少なくとも、 30kg/
cnG以上、 200kg/ciGまで加圧できること
が好ましい。上記組成物を2例えばこの2軸エクストリ
ューダーで加熱・加圧処理する。
このエクストリューグー処理により、充分にかつ適度に
クツキングが行われる。加熱・加圧処理された混合物は
押出され、この押出物は連続的に切断(ホットカット)
され、薄い圧扁粒状に仕上げられる。押出物は2組成物
中の澱粉が充分にクツキングされており、かつ重炭酸塩
により発泡するため膨化して多孔質となる。澱粉組成物
中には。
前述のように、硫酸塩やポリエチレングリコールが含有
され、さらに、水分、 pHなどが厳密に調整されてい
るため、成形性に優れ、押出物を切断して得られる前記
粒状物は、はぼ均一密度で均一形状(例えば、直径5+
n〜711.厚み2〜3龍の薄形タブレット状)となる
。本発明方法により得られた冷水易溶性加工澱粉には次
の特徴がある。
■冷水に添加したときに、容易に吸水し、ママ粉になら
ず、充分に均一な分散液となり、長時間安定であり、沈
着物は殆ど出ない。(これに対して例えば、従来のα化
コーンスターチは、溶解時に相当激しく水を攪拌しなが
ら、極く少量づつ試料を添加しなければ、ママ粉が生じ
る。−互生じたママ粉は、その後、少々の攪拌では分散
しない。)■粒状でかつほぼ均質な形状であるため取り
あつかいに便利であり1発塵性がないため作業環境を悪
化させない。
■この加工澱粉分散液の粘度は、従来のロール加熱・乾
燥方式のα化澱粉に比較して約1710位の低粘度で、
さらにこのものは加熱しても粘度の変化がない。
■接着力も強く、適当な濃度の溶液にすることにより、
接着剤として用いることも可能である。
■製造工程が簡単であり、乾燥の工程がなく。
生産コストが安い。したがって、洗濯用糊料のみならず
、他の従来のα化澱粉あるいは加工澱粉の用途にも利用
できる新しい加工澱粉の製造法である。
(実施例) 以下に本発明を実施例につき説明する。
実施Mよ (A) 加工澱粉の調製:コーンスターチ(三和澱粉工
業株式会社製)8kgに重炭酸ナトリウム(旭硝子株式
会社製)80g、蓚酸(日本合成化学株式会社製)64
g、中性無水芒硝(フジボウ愛媛株式会社製)  16
0gおよびポリエチレングリコール#6000 (日本
油脂株式会社製)  400gを添加し混合機(宝工機
■製MS−25型)にて5分間高速混合した。この混合
物の水分は12.6%であり、その一部をとり2倍量の
水を加えて得られた懸濁液のpHを測定したところ、5
.4であった。この混合物を次いで2軸エクストリュー
ダ−(株式会社幸和工業製のKEI−45−15型)に
かけた。このエクストリューグーのスクリューパターン
は通常のスクリューの先端部にフライトカットリバース
スクリューおよびニーディングディスクを各々ペアーで
とりつけたものである。ダイは10の開口部に分かれて
おり、開口部の直径は2.5flである。原料の供給速
度は毎分400gであり、水を毎分8−の割合で供給し
た。スクリューの回転速度は毎分100回転であった。
エクストリューグーの温度条件はスクリューの供給口付
近が80℃、中位部が80℃、先端部が130℃、そし
てダイ部が100℃であった。先端部の圧力は60 k
g / crj Gであった。ダイ部よりストランド状
で排出される膨化澱粉は2回転刃(6枚方700回転)
でホットカットされ、これがただちに空気輸送されて流
動層冷却装置に送られ常温に冷却された。得られた粒状
加工澱粉は、直径5酊〜7鶴の薄形タブレット状であり
2その見掛は比重は約0.09であった。この粒状加工
澱粉は、包装時あるいは、後述の各性能評価の取扱い時
において発塵性が認められなかった。
(B)性能評価 (B)−1分散性試験:(A)項で得られた加工澱粉2
gを水面上5cmの位置から4oom1の水(20°C
)番ト一度に添加した。30秒間放置後軽く攪拌して塊
状の溶は残り (ママ粉)が認められるか否かを目視観
察した。次の基準により分散性(ママ粉の発生状況)を
評価した。その結果を表2に示す。後述の(B)−2お
よび(B)−3項の結果もあわせて表2に示す。
(B)−2糊付は試験:(A)項で得られた加工澱粉を
0.5重量%の水溶液とした。この加工澱粉水溶液20
00−にブロード布#60(ポリエステル/綿(65/
35)混紡H90CII X45CI11)を浸漬し、
5分間手でもみながら糊付は処理を行った後、遠心脱水
機(パケット径24cm1;回転数300Orpm)に
て10分間脱水した。表面温度140℃でアイロン掛け
を行い。
布の糊付は状態・光沢性などを肉眼または拡大鏡。
さらには沃素溶液を滴下して顕微鏡で観察した。
別に、糊付けされた布の剛軟度をJIS 1096〜1
979に準じてスライド法で測定した。さらに、糊付は
前および糊付は後の布をそれぞれ恒温恒温室に24時間
放置し、その重量を測定して糊の付着率を算出した。
(B)−3アイロンの滑り性試験:(A)項で得られた
加工澱粉30gを2000dの水に添加し、ゆるやかに
攪拌して溶解させた。この加工澱粉水溶液にブロード布
#60(ポリエステル/綿(65/35)混紡;20ω
X20cm)を5枚を浸漬し、5分間手でもみながら糊
付は処理を行った後、遠心脱水機(パケット径24cm
 、回転数300Orpm)にて10分間脱水した。
この布に5人の判定員によりアイロン掛けを行なった。
アイロンを掛けやすいと判定された場合は。
1点、掛けにくいと判定された場合は0点とし。
5人の合計点でアイロンの滑り性(アイロンの掛けやす
さ)を判定した。使用したアイロンは自動アイロンで、
目盛は「中」 (約140℃)である。
ル較班 実施例1の加工澱粉糊の代わりにコーンスターチから得
た洗濯糊を用い、実施例1と同様に(B)項の各試験を
行なった。このコーンスターチ洗濯糊は、コーンスター
チ(三和澱粉工業株式会社製)水溶液(0,5%)を9
0℃まで加熱し、糊化させた後。
30℃まで冷却した糊液である。
(以下余白) 表2から本発明の加工澱粉は、冷水分散性が良好で、溶
解時にママ粉ができに(いことがわかる。
これを洗濯糊として利用すると、布に対する付着率が良
好であり、かつ均一に付着する。糊付けした布の剛軟度
も適当であり、アイロンの滑り性も′良好である。この
加工澱粉は上記のように冷水分散性が良好であるため、
ワッシャー(洗濯機)内にて糊付けするときには、iI
常、一旦水に分散して添加しワッシャーを運転するが、
これを省略して直接9粒状のままワッシャー内に投入し
ても問題なく糊付けが可能である。これに対して、比較
例のコーンスターチは、使用時に加熱して糊化する必要
がある。さらに、冷温度の時は均一に分散しないため、
糊付けにムラが生じやすい。
大宛桝又 実施例1のコーンスターチの代わりに馬鈴薯澱粉を用い
た。実施例1と同様に、すべての洗濯糊適性の良好な形
状の洗濯糊用加工澱粉が得られた。
実施■主 実施例1のコーンスターチの代わりに小麦澱粉を用いた
。実施例1と同様に、すべての洗濯糊適性の良好な形状
の洗濯糊用澱粉が得られた。
災施■土 実施例1のコーンスターチの代わりにワキシーコーンス
ターチを用いた。実施例1と同様に、すべての洗濯糊適
性の良好な形状の洗濯糊用加工澱粉が得られた。
尖施桝工 実施例1のコーンスターチの代わりにカチオン澱粉(三
和澱粉工業株式会社製;ハイプラス7030 )を用い
た。実施例1と同様に、すべての洗濯糊適性の良好な形
状の洗濯糊用加工澱粉が得られた。
大旅貫旦。
コーンスターチ8 kgに重炭酸ナトリウム100 g
 。
クエン酸100g、中性無水芒硝120g、ポリエチレ
ングリコール#4000 (日本油脂株式会社製;平均
分子量3040)  240 gを添加し、混合機にて
5分間高速混合した。この混合物の水分は12.8%で
あり、その一部をとり、2倍量の水を加えて得られた懸
濁液のpHを測定したところ、5.4であった。
これを1次いで、実施例1(A)項に準じて処理し。
粒状の加工澱粉の調製を行なった。得られた粒状加工澱
粉は、直径5璽宵〜7龍の薄形タブレット状であり、そ
の見掛は比重は約0.09であった。この粒状加工澱粉
は、包装時あるいは、後述の各性能“評価の取扱い時に
おいて発塵性が認められなかった。さらに、この加工澱
粉は、実施例1と同様に。
すべての洗濯糊適性が良好であった。
(発明の効果) 本発明方法によれば、このように、澱粉および各種塩類
などを含有する特定の組成の澱粉組成物のpHや水分を
厳害に規制し、2軸エクストリューダーなどによる連続
式高圧・加圧・加熱・膨化処理、および裁断処理を行う
ことにより、洗濯糊に適した特性を有する加工澱粉が得
られる。この加工澱粉は、■均質・均一形状の粒状で取
扱いが簡単であり1発塵性がなく1作業環境を悪化させ
ない;■簡単な攪拌によりママ扮を生じることなく冷水
に容易に溶け2分散性に優れる。従って糊液調整を省略
してワッシャー内に直接投入して糊付けすることも可能
である;■繊維に適度の固さと風合いと弾力性とつやと
滑りを付与し1着心地をよくすると同時に、アイロン整
形をよくし保形を助け、しかも洗濯時の脱落が容易であ
るため繊維の汚れが蓄積する問題がない;という特性を
有する。本発明方法は、製造工程が従来法に比較して著
しく簡便・容易であり、製造コストも従来法に比較して
著しく低い。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、澱粉、重炭酸塩、硫酸塩、酸およびポリエチレング
    リコールを含有する澱粉組成物を、混合、移送、加熱お
    よび給水装置を有する連続式高圧・加圧・加熱装置内で
    、弱酸性、水分10〜30重量%の条件下において加熱
    処理し、この加圧下の混合物を連続的に大気中に押出す
    ことにより該押出物を膨化せしめた後、切断し所望の形
    状とする、加工澱粉の製造法。 2、前記重炭酸塩が重炭酸ナトリウムであり、前記硫酸
    塩が硫酸ナトリウムであり、そして前記酸が蓚酸、クエ
    ン酸、リン酸および鉱酸でなる群から選ばれる少なくと
    も一種である特許請求の範囲第1項に記載の加工澱粉の
    製造法。 3、前記組成物中には、前記澱粉100重量部に対して
    、前記重炭酸塩が0.5〜5.0重量部、前記硫酸塩が
    1.0〜5.0重量部、前記酸が0.3〜4.0重量部
    、そしてポリエチレングリコールが2〜7重量部の割合
    でpHが4〜7となるように含有される特許請求の範囲
    第1項に記載の加工澱粉の製造法。 4、前記連続式高圧・加圧・加熱装置が2軸エクストリ
    ューダーである特許請求の範囲第1項に記載の加工澱粉
    の製造法。
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