JPS63220890A - ゴルフクラブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同じ惑じて全クラブを使用しうろことができ
、且つ同じスイングをすれば同じタイミングでヘッドが
ボールにスフウェアに当てることのできるゴルフクラブ
に関する。

〔従来の技術〕

従来のゴルフクラブは、長さ、重量、バランス、シャフ
トの硬さの４つの値で調整される為、これらであられさ
れるゴルフクラブの特性は静的力学量としてしか捉えら
れず、ゴルフクラブを振るときの動的力学量はあられさ
れていない。例えば、ゴルフクラブのバランスは、その
重心によってあられされるが、単に、重心位置がどこに
あるかが問題となるにすぎず、重心を現す位置は単に静
的に捉えられるにすぎない。またシャフトの硬さにあっ
ても、単にそのバネ定数が問題となる静的な力学量が表
示されるにすぎずヘッドの重量によって発生する固有振
動、即ち動的な力学量が考慮されていないという問題点
を有している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上の如く、従来のゴルフクラブは、単にゴルフクラブ
の持つ静的力学量として捉えていたものを、これを慣性
モーメントと固有振動数という動的力学量として捉える
ことにより、同じ感覚で全クラブを使用しうるようにな
し、しかも同じスイングをすれば、同じタイミングでク
ラブヘッドがボールに対しスフウェアに当てることがで
きるゴルフクラブを提供せんとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

前記本発明の目的を達成する為に、本発明は使用するゴ
ルフクラブの慣性モーメントと固有振動数を全て同一又
は近似せしめてなるゴルフクラブにある。

〔作　用〕

以上の如く、本発明にかかるゴルフクラブは、同一又は
近似せしめた慣性モーメントと固有振動数を与えてなる
ので、このゴルフクラブの使用にあたっては同じ感じで
全クラブ、即ちウッドやアイアンを使用することができ
、且つ同じスイングをすれば同じタイミングでゴルフク
ラブのヘッドをゴルフボールに対しスフウェアに当てる
ことができるのである。

〔実施例〕

本発明の詳細を更に図示した実施例にもとづき説明する
。即ち、本発明にかかるゴルフクラブは、前記する如く
、使用するゴルフクラブの慣性モーメントと固有振動数
を全て同一または近似せしめてなるにある。ここで、使
用するゴルフクラブの慣性モーメントを同一又は近似せ
しめてなることの意味は、使用するゴルフクラブ、例え
ばウッドやアイアンの慣性モーメントを同一又は近似せ
しめることにより、ウッドを振る場合においても、又ア
イアンを振る場合においても、同じ感覚で振ることがで
き、かつ同じスイングをすれば同じようなタイミングで
ボールをスフウェアに打つことが可能となる。

ここにゴルフクラブの慣性モーメントは直線運動する物
体の質量に相当するものとして理解され、回転運動する
物体、この場合においてはゴルフクラブの慣性をあられ
し、ワンセット中の全てのクラブを一定の回転力で同じ
回転速度（角速度）で振ろうとすれば、同じ慣性モーメ
ント即ち同じ惑覚で打てるようにしたことにある。即ち
、第１図に示すように、全長しのゴルフクラブ１の回転
中心をグリップ２の端部とし、グリップ２の端部がらの
距離ｒのところの微少距離ｄｒの微少質量をｄｍとすれ
ば、慣性モーメントＩは、 であられすことができる。この慣性モーメントＩがワン
セット申合てのゴルフクラブ１に対し、同一の値にする
か、又は、これに近似せしめて作ることにより、ゴルフ
ァーは自己のゴルフクラブ゛をウッドであれ、またアイ
アンであれ同じ調子で使用することができるのである。

このように慣性モーメントを同一又は近似せしめること
により、同じ力で該ゴルフクラブを振れば、同じ回転速
度が得られ、従来のゴルフクラブの如く、各クラブに応
じた振り方を調整することなく、同じ感じで全クラブを
使用することができるのである。

次に、本発明にかかるゴルフクラブは、使用するゴルフ
クラブの慣性モーメントを同一又は近似せしめるととも
に、その固有振動数をも全て同一又は近似せしめてなる
にある。即ち、ゴルフクラブはこれを振るとき、シャフ
トは必ず撓みヘッドはそれに伴って撓み運動をなすので
、ボールを当初の構えた方向に最も効率よく飛ばすため
には、クラブヘッドがボールに衝突するとき、シャフト
は真っ直ぐに戻っていなければならない。即ち、クラブ
ヘッドはゴルフボールの飛行方向に対し、スフウェアに
設定することが望まれるが、ワンセット中の全てのクラ
ブが上記のような撓み運動をする場合には、同じスイン
グによって同じタイミングでクラブヘッドがボールに衝
突しないことが多い。しかし、この固有振動数を全て同
一又は近似せしめることにより、ボールに衝突する際の
クラブヘッドは、スタンスの設定位置に戻して、同じス
イングをすれば同じタイミングでヘッドをボールに対し
スフウェアに当てることができるのである。このため、
ワンセント中の全てのクラブの固有振動数を同じ値又は
近似値に設定する必要がある。第２図はこのような固有
振動数に関する説明図であり、図中Ｍがクラブヘッドの
質量で、Ｋはそのバネ定数である。ここで、ゴルフクラ
ブ１を撓ホせて自由振動させたとき、その振動数ｆは、
クラブ１のヘッド質量Ｍとバネ定数Ｋによって決まり、
近似的に で表されることになる。この固有振動数ｆをワンセント
中のすべてのクラブについて同じ値又は近似値になるよ
うに設計、例えば、ゴルフクラブ１のシャフトの長さと
ヘッドの質ｉ１Ｍを調整して設計すれば、全ゴルフクラ
ブ１のスイングは同じフィーリングになり、ゴルフボー
ルの飛行方向も安定し、最も効率よくゴルフボールを飛
ばすことができることになる。

このように、使用するゴルフクラブの慣性モーメントと
固有振動数を全て同一又は近似せしめることにより、従
来のゴルフクラブが静的力学量として捉えてきたものを
動的力学量として捉え、両要素の設定で同じ感じで全ク
ラブを使用でき、しかも飛行方向の安定したクラブが提
供されるのである。ただ、ここで慣性モーメント■の値
は、ゴルフクラブを使用する人の腕力によって選択され
るべきものであり、腕力のある人は慣性モーメント■が
大きいゴルフクラブを、また腕力のない人は、それが小
さいゴルフクラブを使用すべきで腕力に合わせた慣性モ
ーメントを有するゴルフクラブを選択すべきである。又
、固を振動数ｆの値はゴルフクラブを使用する人の体の
回転速度に合わせたものを与えるべきで、各自の体の回
転速度の測定を行い、それにあった固有振動数のゴルフ
クラブセットを選択すべきである。

〔発明の効果〕

以上の如く、本発明にかかるゴルフクラブは使用するゴ
ルフクラブの慣性モーメントと固有振動数を全て同一又
は近似せしめてなるものであるから、全クラブを同じ感
覚で使用しうる上に、同じスイングをすれば同じタイミ
ングでクラブヘッドをボールに対しスフウェアに当てる
打ち方を容易に得ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明にかかるゴルフクラブを説明する為の説明
図であって、第１図は慣性モーメント説明用の慣性モー
メント用説明図、第２図は固有振動数用説明図である。 １：ゴルフクラブ、　　２°ニゲリツプ。 特許出願人　　・つるや株式会社 第２図 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）使用するゴルフクラブの慣性モーメントと固有振動
   数を全て同一又は近似せしめてなるゴルフクラブ。