JPS63220036A

JPS63220036A - 風向調節装置

Info

Publication number: JPS63220036A
Application number: JP5242487A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Hajiri; 羽尻　正博
Original assignee: Inoue MTP KK
Current assignee: Inoac Corp
Priority date: 1987-03-06
Filing date: 1987-03-06
Publication date: 1988-09-13
Anticipated expiration: 2010-12-06
Also published as: JPH07113480B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、自動車内等の空気吹き出し口に取り付けら
れる風向調節装置に関する。

（従来の技術）風向調節装置は、第５図の一部切欠き斜視図に示すよう
に、筒状のハウジング１０内に直交する二種類の風向板
１２．１４を回動可能に内蔵し、その風向板１２．１４
の回動により風向きを上下左右に調節するもので、自動
車内等の吹き出し口に取り付けられている。

ところで従来の風向調節装置は、第６図の組み立て図に
示すような構造からなる。即ちプラスチック等からなる
ハウジング２０を二つの分割体２２．２４から構成し、
その分割体２２．２４における対向する壁面に穴２２　
ａ　、　２２　ｂ　、　２４　ａ　、　２４　ｂを設け
ておき、他方圧に直交する二種類の風向板２６．２８に
はその両端に突起２６’ａ、２６ｂ、２８ａ、２８ｂを
設け、その風向板２６．２８を各々分割体２２．２４に
押し込んで突起２６　ａ　、　２６　ｂ　、　２８　ａ
　、　２８　ｂを各々穴２２　ａ　、　２２　ｂ　。

２４　ａ　、　２４　ｂに嵌合させて風向板を回動可能
に分割体に組み付け、その後分割体２２．２４を合体さ
せたものである。

しかしながら、前記風向調節装置は、使用中に風向板２
６．２８がハウジング２０から外れるのを防ぐため風向
板両端の突起先端間距離ａ、ｂをそれと対応するハウジ
ングの壁面間距離ｃＳｄよりも各々相当量大とする必要
がある。その結果、風向板２６．２８をハウジング分割
体２２．２４に取り付ける際に、該風向板を非常に大き
な力でもって強引に分割体内に押し込まねばならず、そ
の取り付は作業が容易ではなかった。しかも、分割体内
への風向板の押し込み方によっては、分割体あるいは風
向板の突起２６　ａ　、　２６　ｂ　、　２８　ａ　、
　２８　ｂに無理な力が加わり破損、若しくは折損する
虞れもあった。

（発明が解決しようとする問題点）そこで、この発明は前記風向調節装置の有している問題
点、即ち風向板の取り付は作業が容易ではない問題、及
びその取り付は時に分割体あるいは風向板の一部（突起
）が破損し易い問題を解決せんとするものである。

（問題点を解決するための手段）この発明は、ハウジング内に風向板を回動可能に内蔵し
てなる風向調節装置において、ハウジングを分割体から
構成し、その少なくとも一方の分割体開口部内面に少な
くとも一対のガイド溝を形成し、他方の分割体開口部端
部に前記ガイド溝と係合する突部を形成しておき、他方
風向板を一対の支持プレートに回動可能に係止し、該プ
レートを前記分割体のガイド溝に装入後他方の分割体突
部を前記ガイド溝に装入固着したことを特徴とするもの
である。

（作用）この風向調節装置は前記構造からなるため、その組み立
て時に次のような作用を発揮する。

すなわち、支持プレートを分割体のガイド溝の一端（分
割体の開口端）から該溝内に装入し、溝内にスライドさ
せることにより風向板を分割体の所定位置に装置でき、
また、他方の分割体の突部をガイド溝内に装入すること
により、該突部先端とガイド溝の内端とで支持プレート
を挟持してその位置を固定でき、それにより風向板の位
置を固定することができる。

従って、風向板を分割体に取り付ける際に大きな力が不
要になり、取り付は作業が極めて容易になるとともに、
風向板、支持プレート、及び分割体に無理な力が加わる
ことがないため、取り付は作業時に風向板等に破損を生
じる虞れがな（なる。

（実施例）以下実施例に基づいてこの発明を説明する。

第１図はこの発明による風向調節装置の一実施例を一部
切欠いて示す斜視図、第２図及び第３図はその風向調節
装置の組み立てを示す斜視図である。

図示の風向調節装置３０は、ハウジング３２内に互に直
交する二種類の風向板３４．３６を回動可能に内蔵して
なる。まずその構成部品について説明する。

ハウジング３２は、硬質プラスチックからなる筒形状を
した２つの分割体３８．４０によって構成されている。

該分割体３８．４０は、各々一対のガイド溝３８ａ１３
８ｂ、４０ａ、４０ｂと、その他方の分割体のガイド溝
と係合する突部３９　ａ　、３９　ｂ　、　４１　ａ　
、　４１　ｂ及び分割体３８．４０連結時に互に係合す
る係合突起４２と係合穴４４を有する。

ガイド溝３８　ａ　、　３８　ｂ　、　４０　ａ　、　
４０　ｂは、分割体３８．４０の開口部３９．４１にお
ける対向する内面に、一方の分割体３８のガイド溝３８
ａ、３８ｂが他方の分割体４０のガイド溝４０ａ、４０
ｂと直交するようにして設けである。

一方突部３９　ａ　、３９　ｂ　、４１　ａ　、４１　
ｂは、分割体３８．４０の連結時に前記ガイド溝４０　
ａ、　４０　ｂ、　３８　ａ、３８ｂに係合するように
して分割体３８．４０の開口部３９．４１の端部に設け
である。

風向板の３４と３６は複数の板状体３４ａないし３４ｄ
、あるいは３６ａないし３６ｅからなり、各々両端に突
起３５．３７を有する。この風向板の３４．３６は互に
直交するようにして、両端の突起３５．３７が一対の支
持プレー）４６ａ、４６ｂ、４８ａ、４８ｂの穴４７．
４９に嵌められて、支持プレートに回動可能に係止され
ている。なお、図示してないが、支持プレート４６ｂ、
４３ｂにも４７．４９に対応する穴が設けである。

また、５０は風向板３６における連結プレートであり、
風向板の３４においては図示してないが、風向板３４背
面側の上下方向に設けである。この連結プレート５０に
は、風向板３６の板状体３６ａないし３６ｅ（風向板３
４にあっては３４ａないし３４ｄ）の−側端が、その板
状体の回動を可能にして係止しである。そのため、連結
プレートの左右移動（風向板３４にあって上下移動）に
より、全部の板状体３６ａないし３６ｅ（３４ａないし
３４ｄ）が同一方向に回動する。

また、連結プレートには操作レバー５２が設けである。

この操作レバー５２は、一方の風向板３４の連結プレー
トの一部（図示せず）に係合しており、更に後記の組み
立てにより他方の風向板３６の連結プレート５０の一部
５４にも係合する。そして組み立て後にあっては、該レ
バー５２の上下動により一方の風向板３４の連結プレー
トが上下動し、また該レバー５２の左右移動により他方
の風向板３６の連結プレート５０が左右移動するように
なっている。従って該レバー５２の上下動又は左右移動
により風向板３４．３６を上下又は左右に回動すること
ができる。

このようにしてなる構成部品が、次のようにして組み立
てられて風向調節装置３０を形成している。

まずハウジング分割体３８．４０の所定位置に風向板３
４．３６を装置する。その装置は、風向板３４．３６の
係止された支持プレー）４６ａ、４６ｂ、４８ａ、４８
ｂを、分割体の所定のガイド溝３８　ａ　、　３８　ｂ
　、４０　ａ、４０ｂに装入し、該支持プレートをガイ
ド溝の奥（内端）までスライドさせることにより行う。

次いで、ガイド溝３８　ａ　、　３８　ｂ　、　４０　
ａ　、　４０　ｂに分割体の所定の突部４１　ａ　、　
４１　ｂ　、　３９　ａ　、　３９　ｂを装入し、それ
と共に分割体３８の係合突起４２を分割体４０の係合穴
４４に係合させて分割体の３８と４０を連結する。これ
によって風向板の支持プレー）４６ａ、４６ｂ、４８ａ
、４８ｂがガイド溝３８　ａ　、　３８　ｂ　、　４０
　ａ　、４０ｂ内で該ガイド溝の内端と分割体の突部４
１　ａ　、　４１ｂ、３９ａ、３９ｂ先端とで挟まれて
固定される。そしてそれと同時に、一つのハウジング３
２が形成され、所望の風向調節装置３０が形成される。

第４図はこの発明による風向調節装置の他実施例に関す
るもので、その風向調節装置６０を一部切欠いて示した
斜視図である。

この風向調節装置６０は、ハウジングの一方の分割体６
２に前記二対のガイド溝を設け、他方６４にはそのガイ
ド溝に係合する二対の突部を設けたもので、他の点は前
記の風向調節装置３０と同様の構造からなる。図中、６
２ａ、６２ｂはガイド溝、６４ａ１６４ｂは突部、６６
．６８は支持プレート、７０．７２は風向板、７４は操
作レバー、７６は係合突起、７８は係合穴である。

（発明の効果）この発明は、風向調節装置を前記構造としたために、風
向板をハウジングの分割体内に強引に押し込むことなく
、極めて容易かつ確実に該風向板を分割体に取り付ける
ことができるようになったのである。そして、それによ
って風向板の取り付は時に分割体及び風向板等に破損が
生じる虞れもなくすことができたのである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図はこの発明の風向調節装置に関するも
ので、第１図は一実施例の一部切欠き斜視図、第２図及
び第３図は風向調節装置の組み立てを説明する斜視図、
第４図は他実施例の一部切欠き斜視図である。また、第
５図は風向調節装置の一部切欠き斜視図、第６図は従来
の風向調節装置の組み立てを説明する斜視図である。３２　　ハウジング、３４．３６　　風向板、３８．４
０　　分割体、３８　ａ　、　３８　ｂ　、４０　ａ　
、　４０　ｂ　　ガイド溝、３９ａ、３９ｂ、４１ａ、
４１ｂ　　突部、４６ａ、４６ｂ、４８ａ、４３ｂ　　
支持プレート

Claims

【特許請求の範囲】

ハウジング内に風向板を回動可能に内蔵してなる風向調
節装置において、ハウジングを分割体から構成し、その
少なくとも一方の分割体開口部内面に少なくとも一対の
ガイド溝を形成し、他方の分割体開口部端部に前記ガイ
ド溝と係合する突部を形成しておき、他方風向板を一対
の支持プレートに回動可能に係止し、該プレートを前記
分割体のガイド溝に装入後他方の分割体突部を前記ガイ
ド溝に装入固着したことを特徴とする風向調節装置。