JPS632184Y2 - - Google Patents
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- JPS632184Y2 JPS632184Y2 JP1981190281U JP19028181U JPS632184Y2 JP S632184 Y2 JPS632184 Y2 JP S632184Y2 JP 1981190281 U JP1981190281 U JP 1981190281U JP 19028181 U JP19028181 U JP 19028181U JP S632184 Y2 JPS632184 Y2 JP S632184Y2
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 45
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプレス機械における素材支承装置に関
わり、更に詳細には素材をプレス機械の加工中心
に対して接近離反する方向(Y軸方向)と、Y軸
方向に直交する方向(X軸方向)とに、数値制御
の位置決め装置と把持装置によつてプレス機械の
上下工具の中間に移送位置決め配置支承する装置
に関するものである。
わり、更に詳細には素材をプレス機械の加工中心
に対して接近離反する方向(Y軸方向)と、Y軸
方向に直交する方向(X軸方向)とに、数値制御
の位置決め装置と把持装置によつてプレス機械の
上下工具の中間に移送位置決め配置支承する装置
に関するものである。
従来、素材をプレス機械の加工中心に対しY軸
方向の移動をさせるのに、例えば実公昭56−
45694号公報に示されるように、ベルト状の素材
支承物が設けられ、その一端が把持装置に連結さ
れていて素材を前記加工中心に接近させるに従つ
てベルト状の素材支承物を下方のドラムに巻きと
る方式のものが知られているが、この方式の装置
では比較的小形の素材を手動で、ベルト上面を擦
らないように把持させてから取扱うのには有効だ
が、大形の素材を自動的にX軸方向からベルトの
上面に送り込んで把持する場合にはベルトか素材
の何れかが相互の摺動によつて損傷する欠点があ
つた。
方向の移動をさせるのに、例えば実公昭56−
45694号公報に示されるように、ベルト状の素材
支承物が設けられ、その一端が把持装置に連結さ
れていて素材を前記加工中心に接近させるに従つ
てベルト状の素材支承物を下方のドラムに巻きと
る方式のものが知られているが、この方式の装置
では比較的小形の素材を手動で、ベルト上面を擦
らないように把持させてから取扱うのには有効だ
が、大形の素材を自動的にX軸方向からベルトの
上面に送り込んで把持する場合にはベルトか素材
の何れかが相互の摺動によつて損傷する欠点があ
つた。
又、素材を支承するテーブル全面に多数のボー
ルブツシユを設け、把持装置のY軸方向前進にと
もなつてボールブツシユをテーブル表面より低く
没入させる方式のものも知られているが、ボール
ブツシユは全方向に自由に回転する筈であつても
現在市場で入手できるものは何れも滑り摩擦に依
存しているために回転が円滑でなかつたり、多数
のボールブツシユをすべて同じ滑り摩擦で回転す
るように維持することは困難であつた。又ボール
と素材との点接触に起因する軟質素材の受ける傷
も少くない問題があつたのである。
ルブツシユを設け、把持装置のY軸方向前進にと
もなつてボールブツシユをテーブル表面より低く
没入させる方式のものも知られているが、ボール
ブツシユは全方向に自由に回転する筈であつても
現在市場で入手できるものは何れも滑り摩擦に依
存しているために回転が円滑でなかつたり、多数
のボールブツシユをすべて同じ滑り摩擦で回転す
るように維持することは困難であつた。又ボール
と素材との点接触に起因する軟質素材の受ける傷
も少くない問題があつたのである。
本考案は上記した従来装置の欠点を克服すべく
なされたもので、以下に図面にもとづいて好適実
施例を詳細に説明する。
なされたもので、以下に図面にもとづいて好適実
施例を詳細に説明する。
第1図は、本考案を実施したプレス機械として
門型タレツトパンチプレス1を例示したものであ
つて、上部タレツト3と下部タレツト5を備え、
上部タレツト3には多数のパンチ7を、下部タレ
ツト5には前記パンチ7と対応するダイ9を上下
に中心を一致させて保持していて、回転軸のまわ
りを同期して回動し、プレスのラム11の下端に
設けられたストライカ13の直下の加工中心15
に位置を占めた一対のパンチ7とダイ9との間に
挿入位置決めされた素材17をパンチング加工を
する機械である。
門型タレツトパンチプレス1を例示したものであ
つて、上部タレツト3と下部タレツト5を備え、
上部タレツト3には多数のパンチ7を、下部タレ
ツト5には前記パンチ7と対応するダイ9を上下
に中心を一致させて保持していて、回転軸のまわ
りを同期して回動し、プレスのラム11の下端に
設けられたストライカ13の直下の加工中心15
に位置を占めた一対のパンチ7とダイ9との間に
挿入位置決めされた素材17をパンチング加工を
する機械である。
上記加工の加工中心15に対して素材17を前
後左右に移動して位置決めするには、第2図によ
り明らかなように、タレツトパンチプレス1の機
台19の両側にガイドバーブラケツト21を設
け、その上にガイドバー23をY軸方向に平行に
設ける。
後左右に移動して位置決めするには、第2図によ
り明らかなように、タレツトパンチプレス1の機
台19の両側にガイドバーブラケツト21を設
け、その上にガイドバー23をY軸方向に平行に
設ける。
ここにY軸と呼ぶ方向は、第2図に最も明らか
なように、タレツトの回転軸心と加工中心15と
を結ぶ直線方向を云い、Y軸と直交する方向をX
軸方向と呼ぶのである。
なように、タレツトの回転軸心と加工中心15と
を結ぶ直線方向を云い、Y軸と直交する方向をX
軸方向と呼ぶのである。
前記ガイドバー23に案内されてY軸方向に移
動するサイドテーブル25が機台19の両側にあ
つてキヤリツジベース27がY軸方向右端で2つ
のサイドテーブル25を連結している。前記キヤ
リツジベース27は、詳細は図示を省略してある
が本実施例では、第1図に示すサーボモータ29
によりリードスクリユーを介してナツト部材装置
を内蔵する被動部31を経て左右のサイドテーブ
ル25とともにY軸方向に数値制御的に往復移動
位置決め作業をする。
動するサイドテーブル25が機台19の両側にあ
つてキヤリツジベース27がY軸方向右端で2つ
のサイドテーブル25を連結している。前記キヤ
リツジベース27は、詳細は図示を省略してある
が本実施例では、第1図に示すサーボモータ29
によりリードスクリユーを介してナツト部材装置
を内蔵する被動部31を経て左右のサイドテーブ
ル25とともにY軸方向に数値制御的に往復移動
位置決め作業をする。
更にキヤリツジベース27の中には、図示を省
略したX軸方向制御のサーボモータが設けられ、
サーボモータによつて回転されるリードスクリユ
ーがあつて、ナツト部材を備えたキヤリツジ33
がX軸方向に駆動されて移動位置決めされる。
略したX軸方向制御のサーボモータが設けられ、
サーボモータによつて回転されるリードスクリユ
ーがあつて、ナツト部材を備えたキヤリツジ33
がX軸方向に駆動されて移動位置決めされる。
該キヤリツジ33には、把持装置35がX軸方
向に相互の距離を調節固定自在に設けてあつて、
流体圧シリンダによつて素材17を把持、開放の
作用を行う。
向に相互の距離を調節固定自在に設けてあつて、
流体圧シリンダによつて素材17を把持、開放の
作用を行う。
以上主として第1図について説明したところは
公知の装置であり、前記したように機台19の間
のテーブルは従来は固定式になつていて、左右の
サイドテーブル25も含めて全テーブル上に多数
のボールブツシユが設置されていた。そして、こ
れらのテーブル上面へ、X軸方向に自動的に送り
込まれてくる素材を各テーブル上面から浮かした
状態で支承し、素材の一角を数値制御原点に整合
して把持し、その後の加工中心に対する素材のX
軸、Y軸方向移動も素材の面積の大部分はこれら
のボールブツシユに支承されたままテーブルから
浮上した状態で行われたものである。
公知の装置であり、前記したように機台19の間
のテーブルは従来は固定式になつていて、左右の
サイドテーブル25も含めて全テーブル上に多数
のボールブツシユが設置されていた。そして、こ
れらのテーブル上面へ、X軸方向に自動的に送り
込まれてくる素材を各テーブル上面から浮かした
状態で支承し、素材の一角を数値制御原点に整合
して把持し、その後の加工中心に対する素材のX
軸、Y軸方向移動も素材の面積の大部分はこれら
のボールブツシユに支承されたままテーブルから
浮上した状態で行われたものである。
本実施例の装置は第2図に示したように、下部
タレツト5の直径よりやや大きいX軸方向巾を持
つ中央部テーブルを二分して、加工中心15付近
でくびれた固定中央テーブル37と、棒状部材3
9を並列連結して環状ベルト状に組みその両端を
キヤリツジベース27に固着してY軸方向に往復
移動する可動中央テーブル41とから構成してい
る。
タレツト5の直径よりやや大きいX軸方向巾を持
つ中央部テーブルを二分して、加工中心15付近
でくびれた固定中央テーブル37と、棒状部材3
9を並列連結して環状ベルト状に組みその両端を
キヤリツジベース27に固着してY軸方向に往復
移動する可動中央テーブル41とから構成してい
る。
第3図、第4図によつて可動中央テーブル41
について説明する。
について説明する。
機台19をまたぐ繋ぎ板43の上に、ガイドバ
ー23の内側にフランジ部の長さの異なるチヤン
ネル部材をとりつけている。加工中心15から遠
い部分には長い不等長脚チヤンネル部材45を、
加工中心に近い部分には短い不等長脚チヤンネル
部材47を何れも開放部を向い合わせにとりつけ
てある。この長い不等長脚チヤンネル部材45に
支持部材49が上下に高さを調節固定自在にとり
つけられており、その上に全長にわたつて2本の
レール部材51が設けてある。
ー23の内側にフランジ部の長さの異なるチヤン
ネル部材をとりつけている。加工中心15から遠
い部分には長い不等長脚チヤンネル部材45を、
加工中心に近い部分には短い不等長脚チヤンネル
部材47を何れも開放部を向い合わせにとりつけ
てある。この長い不等長脚チヤンネル部材45に
支持部材49が上下に高さを調節固定自在にとり
つけられており、その上に全長にわたつて2本の
レール部材51が設けてある。
該レール部材51のY軸方向両端には半円形盤
53が取りつけてあつて、その厚みの中にレール
部材51と同じ溝が設けてあつてチエン55を案
内している。上記チエン55はキヤリツジベース
27に両端を固着した環状をなしている。第2図
に破線で示す57,59がその結合部分で、この
位置に2本のチエン55があつてY軸方向に移動
往復しているのである。
53が取りつけてあつて、その厚みの中にレール
部材51と同じ溝が設けてあつてチエン55を案
内している。上記チエン55はキヤリツジベース
27に両端を固着した環状をなしている。第2図
に破線で示す57,59がその結合部分で、この
位置に2本のチエン55があつてY軸方向に移動
往復しているのである。
第7図にもつとも明らかに見られるように、チ
エン55の内側リンクには2本のチエンをX軸方
向で連結する連結部材としての角材61が設けて
あり、第2図に示してあるように、可動中央テー
ブル41にX軸方向に送り込まれる素材の全面を
均一に支承してX軸方向に滑動するボールベアリ
ング63を適宜数設けてあり、このボールベアリ
ングのアウターレースは軟質合成樹脂で被覆され
たローラ65になつている。
エン55の内側リンクには2本のチエンをX軸方
向で連結する連結部材としての角材61が設けて
あり、第2図に示してあるように、可動中央テー
ブル41にX軸方向に送り込まれる素材の全面を
均一に支承してX軸方向に滑動するボールベアリ
ング63を適宜数設けてあり、このボールベアリ
ングのアウターレースは軟質合成樹脂で被覆され
たローラ65になつている。
またチエン55の外側リンクには2本のチエン
をX軸方向で連結する角材67が設けてあつて、
第2図に示してあるように、前記ローラ65の間
で素材を補助的に支承するフリーローラベアリン
グ69が適宜数出没自在な穴71が設けてある。
をX軸方向で連結する角材67が設けてあつて、
第2図に示してあるように、前記ローラ65の間
で素材を補助的に支承するフリーローラベアリン
グ69が適宜数出没自在な穴71が設けてある。
このフリーローラベアリング69は、第3図に
示されたように、環状チエン55の上下中間でX
軸方向に設けられた水平な支板73上に固着され
ていて、不等長脚チヤンネル部材45に下向きに
設けられた流体圧シリンダ75に駆動されて、前
記した角材67に設けられた穴71から可動中央
テーブル41の上面へ出没自在に構成してある。
示されたように、環状チエン55の上下中間でX
軸方向に設けられた水平な支板73上に固着され
ていて、不等長脚チヤンネル部材45に下向きに
設けられた流体圧シリンダ75に駆動されて、前
記した角材67に設けられた穴71から可動中央
テーブル41の上面へ出没自在に構成してある。
またチエン55のすべての連結ピン77は車輪
79を回転自在に支承しており、前記したレール
部材51の溝の中で回転し可動中央テーブル41
の上面を一定高さに維持しているが、可動中央テ
ーブル41の加工中心15に近い端部に設けられ
た前記した短いチヤンネル部材47上には上向き
にピストンロツド81が作動する複数の流体圧シ
リンダ83が設けてあつて、ピストンロツド81
の上端に固定された上皿部材85がX軸方向に延
びて設けられている。この上皿部材85はそのY
軸方向中央でボルト部材87に案内されて上下移
動し、第7図に示したボルト部材87では上限を
規制し、第4図に示したスタツド89では下限を
規制している。
79を回転自在に支承しており、前記したレール
部材51の溝の中で回転し可動中央テーブル41
の上面を一定高さに維持しているが、可動中央テ
ーブル41の加工中心15に近い端部に設けられ
た前記した短いチヤンネル部材47上には上向き
にピストンロツド81が作動する複数の流体圧シ
リンダ83が設けてあつて、ピストンロツド81
の上端に固定された上皿部材85がX軸方向に延
びて設けられている。この上皿部材85はそのY
軸方向中央でボルト部材87に案内されて上下移
動し、第7図に示したボルト部材87では上限を
規制し、第4図に示したスタツド89では下限を
規制している。
一方前記したローラ65を内蔵する角材61の
ローラ65を備えた位置の角材裏側に少しく長い
ローラブラケツト91を介してローラ93が設け
てあり、該ローラ93が前記した上皿部材85に
当接すると、チエン55は上皿部材のある間だ
け、前記したチエンの連結ピンのまわりに回転す
る車輪79をレール部材51から浮上させて、チ
エンを上昇させるのである。
ローラ65を備えた位置の角材裏側に少しく長い
ローラブラケツト91を介してローラ93が設け
てあり、該ローラ93が前記した上皿部材85に
当接すると、チエン55は上皿部材のある間だ
け、前記したチエンの連結ピンのまわりに回転す
る車輪79をレール部材51から浮上させて、チ
エンを上昇させるのである。
さらにまた、前記した連結ピン77ごとに設け
られた多数の車輪79の、例えば離れた5個ごと
の車軸には、別に第8図に明らかな裏車輪95が
用意してあつて、環状チエン55の下側部分で、
長い方のチヤンネル部材45に設けたガイドレー
ル97上に乗つて移行し、チエンが自重でたれ下
がるのを防止している。
られた多数の車輪79の、例えば離れた5個ごと
の車軸には、別に第8図に明らかな裏車輪95が
用意してあつて、環状チエン55の下側部分で、
長い方のチヤンネル部材45に設けたガイドレー
ル97上に乗つて移行し、チエンが自重でたれ下
がるのを防止している。
なお前記した左右のサイドテーブル25にも、
第2図に示したように素材17を支承するローラ
65′が多数設けてありY軸方向に3個ずつ共通
の軸のまわりに回転しており、ローラ65′の間
に例えば6個のフリーローラベアリング69′が
第3図に見られるように上向きの複数の流体圧シ
リンダ75′に駆動される支板73′に支えられて
サイドテーブル25に設けられた穴71′に対し
て出没自在となつている。
第2図に示したように素材17を支承するローラ
65′が多数設けてありY軸方向に3個ずつ共通
の軸のまわりに回転しており、ローラ65′の間
に例えば6個のフリーローラベアリング69′が
第3図に見られるように上向きの複数の流体圧シ
リンダ75′に駆動される支板73′に支えられて
サイドテーブル25に設けられた穴71′に対し
て出没自在となつている。
次に固定中央テーブル37について述べる。
固定中央テーブル37は、加工中心15に最も
近い位置で素材17を支承するものであり、素材
をX軸、Y軸両方向に移動する位置であるから、
支承するのにフリーボールベアリング99が設け
てあり、その中で、可動中央テーブル41に近い
一線上に並んだ4個は後述する上下に位置を変え
るものであり、加工中心15を越えてタレツトの
軸に近い部分の2個は固定中央テーブル37に固
定された上下位置固定のフリーボールベアリング
101である。
近い位置で素材17を支承するものであり、素材
をX軸、Y軸両方向に移動する位置であるから、
支承するのにフリーボールベアリング99が設け
てあり、その中で、可動中央テーブル41に近い
一線上に並んだ4個は後述する上下に位置を変え
るものであり、加工中心15を越えてタレツトの
軸に近い部分の2個は固定中央テーブル37に固
定された上下位置固定のフリーボールベアリング
101である。
第4図と第6図に示した1つの実施例では、上
下可動のフリーボールベアリング99が、固定中
央テーブル37の下側に突出して設けられた支点
103で揺動自在なレバー105の右端に取りつ
けられており、レバー105の左端は、固定中央
テーブル37の下面に垂直に植設されたガイドポ
スト107に案内されて上下に移動可能なスライ
ドブロツク109に連結されており、スライドブ
ロツクは回転自在なローラ111を備えていて、
サイドテーブル25の下面に備えたドグ113に
当接することによつて、弾機115に抗してレバ
ー105の左端側を上昇させ、上下可動フリーボ
ールベアリング99を下降させる。上下可動のフ
リーボールベアリング99の上昇限を設定するの
は、ガイドポスト107の下端に設けたストツパ
ーナツト117であり、下降限を設定するのはド
グ113の上面高さである。
下可動のフリーボールベアリング99が、固定中
央テーブル37の下側に突出して設けられた支点
103で揺動自在なレバー105の右端に取りつ
けられており、レバー105の左端は、固定中央
テーブル37の下面に垂直に植設されたガイドポ
スト107に案内されて上下に移動可能なスライ
ドブロツク109に連結されており、スライドブ
ロツクは回転自在なローラ111を備えていて、
サイドテーブル25の下面に備えたドグ113に
当接することによつて、弾機115に抗してレバ
ー105の左端側を上昇させ、上下可動フリーボ
ールベアリング99を下降させる。上下可動のフ
リーボールベアリング99の上昇限を設定するの
は、ガイドポスト107の下端に設けたストツパ
ーナツト117であり、下降限を設定するのはド
グ113の上面高さである。
第5図に示したのは上下可動フリーボールベア
リング99を上下動させる機構の第2実施例で、
前記した上皿部材85にフリーボールベアリング
のハウジングが直結されており、流圧体シリンダ
83によつて上皿部材85と一体的に上下に移動
する機構になつている。
リング99を上下動させる機構の第2実施例で、
前記した上皿部材85にフリーボールベアリング
のハウジングが直結されており、流圧体シリンダ
83によつて上皿部材85と一体的に上下に移動
する機構になつている。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりであるから、その記載より明
らかなように、本考案においては、キヤリツジベ
ースを介して連結された両サイドテーブルの間に
配置された可動中央テーブルは、キヤリツジベー
スに連結された複数のチエンを備えると共に、X
軸方向に延伸して複数のチエンに支承されかつY
軸方向へ適宜間隔に配置された複数の連結部材を
備えてなるものであり、かつ複数の連結部材およ
び両サイドテーブルには、素材を支承しかつ素材
がX軸方向に移動されるときにのみ回転される複
数のローラを回転自在に装着してなるものであ
る。
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりであるから、その記載より明
らかなように、本考案においては、キヤリツジベ
ースを介して連結された両サイドテーブルの間に
配置された可動中央テーブルは、キヤリツジベー
スに連結された複数のチエンを備えると共に、X
軸方向に延伸して複数のチエンに支承されかつY
軸方向へ適宜間隔に配置された複数の連結部材を
備えてなるものであり、かつ複数の連結部材およ
び両サイドテーブルには、素材を支承しかつ素材
がX軸方向に移動されるときにのみ回転される複
数のローラを回転自在に装着してなるものであ
る。
したがつて本考案によれば、素材をY軸方向に
移動するときには、両サイドテーブル、可動中央
テーブルと素材とが一体的に移動し、相対的な移
動がないものである。そのため、素材をY軸方向
に移動するときには、相対的な移動による滑り等
を生じることがなく、素材の下面に擦り傷等を生
じるようなことがないものである。
移動するときには、両サイドテーブル、可動中央
テーブルと素材とが一体的に移動し、相対的な移
動がないものである。そのため、素材をY軸方向
に移動するときには、相対的な移動による滑り等
を生じることがなく、素材の下面に擦り傷等を生
じるようなことがないものである。
また、素材をX軸方向に移動するときには、素
材を支承した複数のローラが回転することとな
り、擦り傷の発生を防止しているものである。
材を支承した複数のローラが回転することとな
り、擦り傷の発生を防止しているものである。
ところで、従来においては、ボールでもつて素
材を支持し、素材をX軸、Y軸方向に移動すると
きに上記ボールが回転される構成が一般的であつ
たので、ボールと素材との接触が点接触となつて
面圧が高く、擦り傷を生じ易いものであつたので
ある。
材を支持し、素材をX軸、Y軸方向に移動すると
きに上記ボールが回転される構成が一般的であつ
たので、ボールと素材との接触が点接触となつて
面圧が高く、擦り傷を生じ易いものであつたので
ある。
ところが本考案においては、複数のローラでも
つて素材を支持する構成であり、しかもY軸方向
には相対的な移動がなく、素材がX軸方向に移動
されるときにのみ回転される構成であるから、ロ
ーラと素材とが線接触となつて面圧が低下すると
共にローラが回転し易いものとなり、素材の下面
における擦り傷の発生が少なくなるものである。
つて素材を支持する構成であり、しかもY軸方向
には相対的な移動がなく、素材がX軸方向に移動
されるときにのみ回転される構成であるから、ロ
ーラと素材とが線接触となつて面圧が低下すると
共にローラが回転し易いものとなり、素材の下面
における擦り傷の発生が少なくなるものである。
第1図は、一般的な門型タレツトパンチプレス
の正面図、第2図は、本考案の装置の全体平面
図、第3図は、第2図の−断面矢視図、第4
図は、第2図の−断面矢視図、第5図は、第
4図の一部に関する別実施例図、第6図は、第4
図の部拡大詳細図、第7図は、第2図の−
断面矢視拡大図、第8図は、第3図の部拡大詳
細図である。 図面中の主要部を表わす符号の説明、1……タ
レツトパンチプレス、3……上部タレツト、5…
…下部タレツト、15……加工中心、25……サ
イドテーブル、27……キヤリツジベース、33
……キヤリツジ、35……把持装置、37……固
定中央テーブル、41……可動中央テーブル、6
5……ローラ。
の正面図、第2図は、本考案の装置の全体平面
図、第3図は、第2図の−断面矢視図、第4
図は、第2図の−断面矢視図、第5図は、第
4図の一部に関する別実施例図、第6図は、第4
図の部拡大詳細図、第7図は、第2図の−
断面矢視拡大図、第8図は、第3図の部拡大詳
細図である。 図面中の主要部を表わす符号の説明、1……タ
レツトパンチプレス、3……上部タレツト、5…
…下部タレツト、15……加工中心、25……サ
イドテーブル、27……キヤリツジベース、33
……キヤリツジ、35……把持装置、37……固
定中央テーブル、41……可動中央テーブル、6
5……ローラ。
Claims (1)
- 加工中心15を間にしてX軸方向に離隔して基
台19に設けられたY軸方向のガイド部23にそ
れぞれサイドテーブル25を移動自在に支承して
設けると共に、両サイドテーブル25をX軸方向
に延伸したキヤリツジベース27を介して互いに
連結し、上記キヤリツジベース27にX軸方向へ
往復動自在に支承されたキヤリツジ33の把持装
置35に把持された素材17を、前記両サイドテ
ーブル25の間において支持する可動中央テーブ
ル41を両サイドテーブル25の間に配置して設
け、上記可動中央テーブル41は、Y軸方向に延
伸して前記基台19に走行自在に支承されかつ前
記キヤリツジベース27に連結された複数本のチ
エン55を備えると共に、X軸方向に延伸して上
記複数のチエン55に支承されかつY軸方向へ適
宜間隔に配置された複数の連結部材61を備えて
なり、前記両サイドテーブル25および複数の連
結部材61に、素材17を支承しかつ素材17が
X軸方向に移動されるときにのみ回転される複数
のローラ65を回転自在に装着してなることを特
徴とするプレス機械における素材支承装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19028181U JPS5896838U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | プレス機械における素材支承装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19028181U JPS5896838U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | プレス機械における素材支承装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5896838U JPS5896838U (ja) | 1983-07-01 |
JPS632184Y2 true JPS632184Y2 (ja) | 1988-01-20 |
Family
ID=33307624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19028181U Granted JPS5896838U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | プレス機械における素材支承装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5896838U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0773752B2 (ja) * | 1986-07-31 | 1995-08-09 | 松下電器産業株式会社 | パンチング装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS487751U (ja) * | 1971-06-10 | 1973-01-27 | ||
JPS5645694U (ja) * | 1979-09-18 | 1981-04-23 |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP19028181U patent/JPS5896838U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS487751U (ja) * | 1971-06-10 | 1973-01-27 | ||
JPS5645694U (ja) * | 1979-09-18 | 1981-04-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5896838U (ja) | 1983-07-01 |
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