JPS63218126A - カラ−受像管 - Google Patents

カラ−受像管

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JPS63218126A
JPS63218126A JP62050199A JP5019987A JPS63218126A JP S63218126 A JPS63218126 A JP S63218126A JP 62050199 A JP62050199 A JP 62050199A JP 5019987 A JP5019987 A JP 5019987A JP S63218126 A JPS63218126 A JP S63218126A
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井上 雅及
Kiyoshi Tokita
清 時田
Kazunori Nakane
和則 中根
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    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はカラー受像管に関し、特にマスクフレームをそ
の対角部に取り付けたスプリング部材で係止する方式の
カラー受像管の長時間ビユリティドリフトの改良に関す
るものである。
(従来の技術) カラー受像管内にシャドウマスクを支持する方法として
、スプリング部材を用いてパネル内壁対角部に植設され
たスタッドピンにより懸架する方法は厩知である。
例えば特公昭46−4104号公報には、シャドウマス
クをスプリング部材により、はぼ矩形状のパネルの四隅
に固定する構造が示されている。
この方式の長所は、第1にほぼ矩形状のマスクフレーム
を四隅で支えるために、マスクフレームに対する変形の
影響が辺の中央部で支持する方式に比べて小さいという
ことである。すなわち、ビームランディングのばらつき
を小さく抑えることができる。第2に、同様の理由で振
動によるビームランディングの変動も小さい。第3には
、動作開始後30分以上経過した場合にみられるいわゆ
る長時間ピユリティドリフト現象を、従来使用されてい
たバイメタルを用いずに補正できるということである。
その補正の〃x理を第4図を用いて説明する。
シャドウマスク(12)及びフレーム(1:l)の温度
が低い場合の状態を破線で示し、熱膨張が起った場合の
位置を実線で示す。そして、熱膨張が起こるとシャドウ
マスク(12)の開花(19)は1周辺方向に広がり(
存置(19a)に変えようとするが、スプリング部材(
18)が作用して蛍光面(20)の方向に移動しく19
b)の位置へいく、この結果、ビームランディングは熱
ftl3張前に対して変化せず、長時間ピユリティドリ
フトは補正される。この目的のため、スプリング部材(
18)の形状は、第4図のように、略■字形でフレーム
(13)に固着される固着部(15)と。
パネル(11)に埋めこまれたスタッドピン(1/l)
と係合される係合部(17) 、及び固着部(15)と
係合部(17)をつなぐ可動片部(16)よりなる。
そして可動片部(16)は、固着部(]5)及び係合部
(17)との境界部(31)、(32)をつなぐ平面よ
りなり、その対角軸方向断面は直線となる。
ところで、以−Hのような支持方式を使用すれば長時間
ピユリティドリフトをある程度は補正できるが、現状で
はまだ不十分である6熱膨張eフレーム(13)により
スプリング部材(18)が周辺方向に押されたとき、ス
プリング部材(18)の係合部(]7)が動かず、また
、可動片部(16)も変形しないような理想的な場合、
90°偏向管では固着部(15)に対する可動片部(I
6)の傾きが45°、110°偏向管では35@で完全
に補正できると考えられている。しかし、実際には第5
図に示すように、係合部(17)か傾き、可動片部(1
6)が蛍光面側(20) (第4図参照)に湾曲するた
め、フレーム(13)を十分に蛍光面側に押し上げるこ
とができず、上記のような可動片部の傾き角度では補正
が不十分である。これを完全に補正するためには、固着
部(15)に対する可動片部(16)の角度をかなり大
きくすることが必要である。例えば、90°偏向管では
約70°以上とすることが必・Sである。しかし、上記
角度を大きくしていくとパネル(11)よりフレーム(
13)を脱着することが困燈になる。また、脱着できて
も何回か行なうとスプリング部材(18)がへたり、バ
ネ性がなくなる等の問題が生じ実用的ではない。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように、従来のスプリング部材の形状では、長時
間ピユリティドリフトの補正が不十分であり、また補正
できるようにするためスプリング部材の固着部に対する
可動片部の傾きを大きくした場合、パネルよりフレーム
を脱着する際に問題が生じた。
本発明は、以上のような欠点を解消し、長時間ピユリテ
ィドリフトを十分補iEできるスプリング部材を持った
カラー受像管を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、
矩形枠状のマスクフレームを四隅で支持するスプリング
部材が、少なくともパネルに埋め込まれたスタッドピン
に係合する係合部と可動片部を有し、対角軸方向断面に
おいて、可動片部と管軸のなす角βと、可動片フレ−1
1側端部とスタッドピンを結ぶ直線と管軸のなす角αと
の関係がβ<α となるようにしたカラー受像管である。
(作  用) 本発明によれば、マスクフレームが熱膨張によって周辺
方向に広がり、スプリング部材により長時間ビユリティ
ドリフト補正を行なう場合において、スプリング部材の
係合部が長時間ピユリティドリフトを補正する方向に傾
き、かつ可UJ片部の湾曲がほとんどおこらず、スプリ
ング部Hの可動片部と管軸との角度をあまり大きくしな
い状態で十分に長時間ピユリティドリフトを補正するこ
とができる。
(実 施 例) −以下1本発明の実施例につき詳細に説明する。
第1図に本発明の一実施例を示す、シャドウマスク(1
2)はフレーム(13)に溶接固定されている。
スプリング部材(24)は3つの部材を溶接したもので
、一つはフレーム(13)に溶接固定される固着部(2
1)を形成し、もう一つは、孔があけられており、この
孔とスタッドピン(14)とを嵌合する係合部(23)
、及び固着部(21)と係合部(23)をつなぐ可動片
部(22)よりなる、固着部(21)及び係合部(23
)は略管軸に平行であり、固着部(21)は蛍光面(2
0)側端で可動片部(22)につながっている、可動片
部(22)は傾斜しており、固着部(21)付近が最も
蛍光面(20)に近く、係合部(23)に近づくに従が
って蛍光面(20)より遠ざかる。そして、可動片部(
22)のフレーム側端部(34)とスタッドピン(14
)の頂部の中心を結ぶ(35)と管軸のなす角αが可動
片部(22)と管軸のなす角βに対して β<α となっている。このようにした場合、スプリング部材(
24)は略N字型となる。また、スプリング部材(24
)は、バネ性に優れたステンレス例えば5US631を
使用しており、厚さは、0.3〜0.8mm程度である
次に、受像管を動作させて内部の部品の温度が上がった
場合を第2図を用いて説明する。動作開始前の部品位置
を破線で示してあり、温度が上がると実線で示した位置
に変化する。内部の温度が上がるとシャドウマスク(図
示せず)及びフレーム(13)が周辺方向に広がり、ス
プリング部材(24)は押されて変形する。このときス
プリング部材(24)は、スタッドピン(14)と係合
している部分(:16 )を中心として回転する。この
ため係合部(23)は長時間ピユリティドリフトを補正
する方向に傾く。一方、可動片部(22)の湾曲もフレ
ーム(13)とスタッドピン(14)が可動片部(22
)をはさむ方向にあるという位置関係より、はとんど発
生しない。以上のように長時間ピユリティドリフトの補
正には、実質的に可動片部(22)と管軸の角度βでは
なく可動片フレーム側端部(31)とスタッドピン(1
4)の頂部のほぼ真中を結ぶ直線と管軸のなす角αの規
制が効果的である。このため、このような構造とすれば
角度αを変えることにより角度βを大きくすることなく
、バネ性のへたり等が起こらない状態で、効率よく長時
間ビリティドリフトを補正することができる。
このように構成することにより、21インチ90゜偏向
管において、従来、可動片部と管軸の角度が55@の場
合、画面コーナーで約30−のビームランディングの変
動があったものが、本発明によればほぼOにできた。但
し、この数値は陽極電圧を25kV、陽極電流1400
μAとして、90分動作させて測定したものである。
次に、本発明の他の実施例を第3図を用いて説明する。
第3図(a)、 (b)は、スプリング部材を2つの材
料の溶接にて作った場合、(c)は1つの材料の曲げ加
工によって作った場合である。このような場合において
も同様な効果が得られる。また、第3図(d)のように
、可動片部が2つある場合は、それぞれの可動片フレー
ム側端部(41)、 (42)とスタッドピン(14)
を結ぶ直線と管軸のなす角α1゜α2の平均をα、それ
ぞれの可動片部と管軸のなす角β8.β、の平均をβと
し。
β<α となるようにすれば、同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によればマスクフレームを
スプリング部材により四隅で支持するカラー受像管にお
いて、従来のスプリング部材を大幅に変更することなく
、長時間ピユリティドリフトを効率よく改良することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカラー受像管のスプリング部材の
一実施例を示す断面図、第2図は本発明のスプリング部
材の動作説明図、第3図(a) 、 (b) 。 (c) 、 (d)は本発明の他の実施例を示す断面図
、第4図は従来のスプリング部材を示す断面図、第5図
は第4図の拡大断面図である。 (11)・・・パネル     (12)・・・シャド
ウマスク(13)・・・フレーム    (14)・・
・スタッドピン(1,5)、(21)・・・固着部  
(16) 、 (22)・・・可動片部(17) 、 
(23)・・・係合部 (18) 、 (24) 、 (25) 、 (26)
 、 (27) 、 (28)・・・スプリング部材(
19)・・・開孔      (20)・・・蛍光面(
31)、 (32)・・・境界部 (34)、<41)、(42)・・・可動片部フレーム
側端部(35)・・・直線       (36)・・
・部分代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同      大  胡  典  大 箱1図 第2図 <a)          (b) (C’)            (d )第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パネル、ファンネルおよびネックよりなる外囲器
    と、前記パネル内面に形成された蛍光体スクリーンと、
    前記ネックに内設される電子銃と、前記スクリーンに近
    接対向して配置されるシャドウマスクと、前記シャドウ
    マスクをその周囲で保持する矩形枠状のマスクフレーム
    部を有し、前記マスクフレーム部をその四隅に取り付け
    たスプリング部材を介して、前記パネルの側壁部内面四
    隅に植設されたスタッドピンに係止するカラー受像管に
    おいて、前記スプリング部材は、複数の部材の貼り合わ
    せまたは単数の部材の曲げ加工によって作られており、
    少なくとも前記スタッドピンに係合する係合部と可動片
    部を有し、対角軸方向断面において、可動片部と管軸の
    なす角βと可動片フレーム側端部とスタッドピンを結ぶ
    直線と管軸のなす角αとの関係が β<α となることを特徴とするカラー受像管。
  2. (2)スプリング部材の形状が略N字型である特許請求
    の範囲第1項記載のカラー受像管。
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