JPS6321674Y2 - - Google Patents

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JPS6321674Y2
JPS6321674Y2 JP1981153334U JP15333481U JPS6321674Y2 JP S6321674 Y2 JPS6321674 Y2 JP S6321674Y2 JP 1981153334 U JP1981153334 U JP 1981153334U JP 15333481 U JP15333481 U JP 15333481U JP S6321674 Y2 JPS6321674 Y2 JP S6321674Y2
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JP
Japan
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shutter
frame
lower frame
lower edge
shoji
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JP1981153334U
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JPS5857500U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は窓或は縁側の戸障子の外側に防寒・防
火・防風・防盗・日避けなどのために配設した巻
上げシヤツタ(よろい戸)の改良に係り、降雪
地・寒冷地に於て、シヤツタを降ろしたときのシ
ヤツタ下縁と、その下縁受け止め部材との間の雪
かみ込みによるシヤツタ閉め切り下能や、閉じ状
態においてのシヤツタ下縁とその下縁受け止め部
材との凍結一体化によるシヤツタ引き上げ不能ト
ラブルを生じないものを得ることを目的とする。
第1〜3図例は北海道などの寒冷地に於ける防
寒戸障子構造として窓木枠(縁側の戸障子建て入
れ木枠も含む)1に内障子2,2と外障子3,3
を設けた所謂2重窓構成のものの外側に更にシヤ
ツタ4を配設したものを示す。尚シヤツタ4は従
来各種構造のものが公知であり、それ等任意のも
のが利用できるのでシヤツタ自体の構造は説明を
省略する。
5は内障子窓枠で、窓木枠1にはめ込んで取付
け固定してある。51,51,51′,51′は該
窓枠5の下わく上面と上わく下面とに長手に沿つ
て各2条づつ形成した内障子開閉案内レールであ
る。
6は外障子窓枠で、窓木枠1の外側面にしつか
りと取付け固定してある(外付け窓タイプ)。該
窓枠6は障子3,3の外側に網戸7も建て入れる
ことができるように、内障子5と同様に外障子開
閉案内レール61,61,61′,61′を有する
ほか、網戸移動用案内レール62,62′を有す
る。
41,41はシヤツタ(スラツト)4の上下動
案内用のシヤツタ左右の横断面コ字形縦レール
で、外障子窓枠6に一体に取付け固定させてあ
る。
42は外障子窓枠6の上方の軒下にしつかりと
固定保持させたシヤツタ巻込み函で、該函内にシ
ヤツタ巻込み軸装置(図に省略)が納めてあり、
その機構の手動又は電動による巻込み・巻戻し動
作でシヤツタ4が上昇・下降動してシヤツタ4の
開閉がなされる。尚、図示例のシヤツタ巻込み函
42はひさしを兼用するようにその外形形状をデ
ザインしてある。
シヤツタ4の閉め切りはシヤツタ4をその下縁
43が受け部材に当つて止まるまで十分に下降さ
せることによりなされる。
従来のその受け部材は第7図に符号44で示す
ように、窓枠6や窓木枠1の下わくから外方へ延
出させた水切り部材を受け部材に兼用させたり、
或は左右のシヤツタ案内レール41,41の下端
間にかけ渡し的に設けた横板である。しかしなが
らそのような水切り部材や横板の受け部材44面
には降雪時は全長にわたつて雪が積つて保持され
るので、面倒でもその雪を一旦除去処置してから
シヤツタの閉じ操作をしないとシヤツタ下縁43
と受け部材44間に上記積雪のかみ込みを生じて
シヤツタの閉め切りがなされない不具合があつ
た。又シヤツタ閉じ状態に於てシヤツタ下縁43
と受け部材44とに相互凍結を生じると、その凍
結はシヤツタ下縁43の全長にわたるものである
からシヤツタ下縁43と受け部材44の全体の凍
結一体化力は大きく、そのためシヤツタの巻上げ
不能トラブルを生じ易い不具合があつた。
本案は上記のような不具合を解消することを目
的とするもので、窓或は縁側の戸障子の外側に配
設した巻上げシヤツタに於て、シヤツタを降ろし
て閉じたときのシヤツタ下縁受け止め部材として
戸障子建て入れ枠の下わく或は下わく下方の外壁
から下わく長手に沿つて間隔をおいて複数個の細
幅部材を外方へ突出させて設けてその各細幅部材
面でシヤツタ下縁を受け止めるようにし、シヤツ
タ裏面のシヤツタ下辺寄りに戸障子方向へ張り出
させて弾性薄肉板部材をシヤツタ下辺に沿つて下
辺の略全長にわたつて設け、その弾性薄肉板部材
の張り出し幅寸法をシヤツタを閉じたとき張り出
し先端縁が戸障子建て入れ枠の下わく前面或は下
わく下方の外壁面に弾性的に接触する関係寸法に
設定した、ことを特徴とするシヤツタを要旨とす
る。
第1〜3図に示した実施例は細幅で剛性のある
金属細板を逆L字形に曲げて構成した腕金(ブラ
ケツト)8を、外障子サツシ6下わく下方の外壁
面の下わく両端側及び中央部に対応する3個所に
夫々垂直辺81をねじ等で外壁面に強固に取り付
け、水平辺82はシヤツタ4の位置よりも更に外
方に突出する長さ寸法にすることにより上記3つ
の腕金8の細幅水平辺82面の3個所で閉じ状態
のシヤツタ4の下縁43を受け止めるようにした
ものである。尚図示例のものはシヤツタ下縁43
を直接に腕金水平辺82面で受けずに、各腕金水
平辺82に塩化ビニル樹脂等の弾性材製の鞘部材
83をかぶせその鞘部材83を実際上の受け面と
してシヤツタ下縁を緩衝的に受け止めるようにし
てある。84は腕金8の補強ステーである。
上記のシヤツタ下縁受け83,82は第5図例
のように外障子窓枠6の下わく自体に予め外方へ
突出形成した形態にしてもよい。
9はシヤツタ裏面のシヤツタ下辺寄りに戸障子
方向へ張り出させてシヤツタ下辺に沿つて下辺の
略全長にわたつて設けたゴムや合成樹脂等を素材
とする帯板状の弾性薄肉板部材で、該弾性薄肉板
部材9のシヤツタ4に対する取付けは止めねじ、
接着剤、嵌着等適宜である。第4図は押え帯金9
1と止めねじ92による例、第5図は接着剤93
による例、第6図は弾性薄肉板部材9の基部側の
辺を凸縁94にし、シヤツタ裏面のシヤツタ下辺
寄りに下辺に沿つて凹条95を形成し、該凹条に
上記薄肉板部材9側の凸縁を弾性に抗して押圧嵌
入或はスライド嵌入させて取付け保持させた例を
示す。
弾性薄肉板部材9の自由状態時の張り出し幅寸
法(第4図鎖線示)はシヤツタ4を閉じたとき
部材9の張り出し先端縁が戸障子建て入れ枠6の
下わく前面6(第4・5図)、或は下わく下方の
外壁面10(第6図)に弾性的に接触する関係に
なるように閉じ状態のシヤツタ4の裏面と下わく
前面63或は外壁面10までの距離′よりもや
や長目に設定する。
而して本案はシヤツタ4を降ろして閉じたとき
のシヤツタ下縁43の受けとして、戸障子建て入
れ枠(図示例の場合は外障子窓枠6)の下わく、
或は下わく下方の外壁から下わく長手に沿つて間
隔をおいて複数個の細幅部材83,82を設けて
その各細幅部材面でシヤツタ下縁を受け止めるよ
うにしたから、前述第7図の従来例のようにシヤ
ツタ4の下縁43をその全長にわたつて受け止め
る横板形態の受け44と異なり、部材83,82
面は細幅Wの小面積で雪が積つても少量が保持さ
れるだけであり、又その積つた雪はシヤツタ4を
降ろしたときの振動や押圧力で小面積の受け部材
83,82面からはじき飛ばされて自然に容易に
受け面からこぼれ落ちる。又仮にその小面積の受
け部材83,82面とシヤツタ下縁43間に雪の
かみ込みがあつてもシヤツタの重量が各小面積の
受け部材83,82面に集中的に作用して単位面
積当りの押圧力が大であるからかみ込まれた雪は
薄く押しつぶされるのでシヤツタ4の閉め切りに
は支障を生じない。
即ち各受け部材83,82面に積つた雪を別に
除去処置しなくとも常にシヤツタ4を閉め切るこ
とができるものである。
又シヤツタ4の閉じ状態に於てシヤツタ下縁4
3と各受け部材83,82面とに凍結を生じても
個々の受け部材83,82面のシヤツタ下縁受け
面積は小さく全体としてのシヤツタ下縁と受け部
材との凍結面積は小さいからその凍結力に抗して
シヤツタ4を容易に引き上げることができるもの
である。
又シヤツタ下縁の受け83,82を上記のよう
に間欠的なものにしたことに伴ない閉じ状態のシ
ヤツタ下縁側に於てシヤツタ下縁と戸障子建て入
れ枠6の下わく前面63或は外壁面10との間の
隙間からシヤツタ4の内側へ吹き込もうとする風
はシヤツタ閉じ状態に於ては第4〜6図のように
弾性薄肉板部材9の先端縁が下わく前面63或は
外壁面10に接触し、該部材9が弾性に抗してた
わんでシヤツタ4と下わく前面63又は外壁面1
0間に突張り状態となる。即ち該部材9が上記隙
間を全長にわたつて閉塞するパツキンの役目をな
しシヤツタ内側への風の吹き込みが阻止される。
又シヤツタ引き上げ時はその弾性薄肉板部材9は
シヤツタ4の引き上げ初期に於て下わく前面63
又は外壁面10から外れて縁が切れシヤツタの引
き上げ抵抗にはならない。
上記の弾性薄肉板部材9は、シヤツタ閉じ状態
におけるシヤツタ下縁と戸障子建て入れ枠6の下
わくとの間の隙間部からシヤツタ内側への風の吹
き込みを阻止させる限りにおいてはシヤツタ下辺
側ではなく下わく側に設けてもよいが、下わく側
に設けた構成とすると、 シヤツタ開き状態時には該部材9は下わく側
に残されていて外界の日光や風雨に年中さらさ
れることになり老化がはやまる。
シヤツタ開き状態時に該部材9の上面に降雪
がつもる。該部材上につもつた雪はシヤツタを
閉じたときのシヤツタ下縁と部材9との接触や
振動で大部分は振り落されるが、残るものもあ
り、残つた雪はシヤツタの内側に残存して凍結
等の原因となりやすい。
シヤツタ開き状態時は該部材9が下わくの外
側に突出していて視認され、外観体裁上好まれ
ないケースもあり、更に該部材に老化等による
変色や部分的欠損部を生じると外観体裁をより
悪化させることになる。
そこで本考案においては上記の弾性薄肉部材9
についてこれをシヤツタ4の下辺側に具備させた
構造としたものである。このようにシヤツタ4の
下辺側に上記部材9を設けたことにより、該部材
はシヤツタ閉じ時も開き時もシヤツタ下辺内側に
常にかくされた状態となり実質的に日光や風雨に
さらされることがなく、寿命は大幅にのび、前記
のような早期老化の問題が解消される。又前記
やのような問題も生じ得ない。
以上のように本案に依れば所期の目的がよく違
成され、窓或は縁側の戸障子の外側に配設した巻
上げシヤツタの改良として有効適切なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案を適用したシヤツタを具備させた
2重窓の一例の縦断側面図、第2図は横断平面
図、第3図は要部の斜面図、第4図乃至第6図は
各種変形例の要部の断面図、第7図は従来例のシ
ヤツタ下縁受部の斜面図。 1は窓木枠、2,5は内障子とその建て入れ窓
枠、3,6は外障子とその建て入れ窓枠、4はシ
ヤツタ、7は網戸、8はシヤツタ受部材、9は弾
性薄肉板部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 窓或は縁側の戸障子の外側に配設した巻上げシ
    ヤツタに於て、 シヤツタを降ろして閉じたときのシヤツタ下縁
    受け止め部材として、戸障子建て入れ枠の下わく
    或は下わく下方の外壁から下わく長手に沿つて間
    隔をおいて複数個の細幅部材を外方へ突出させて
    設けてその各細幅部材面でシヤツタ下縁を受け止
    めるようにし、 シヤツタ裏面のシヤツタ下辺寄りに戸障子方向
    へ張り出させて弾性薄肉板部材をシヤツタ下辺に
    沿つて下辺の略全長にわたつて設け、 その弾性薄肉板部材の張り出し幅寸法をシヤツ
    タを閉じたとき張り出し先端縁が戸障子建て入れ
    枠の下わく前面或は下わく下方の外壁面に弾性的
    に接触する関係寸法に設定した、ことを特徴とす
    るシヤツタ。
JP15333481U 1981-10-15 1981-10-15 シヤツタ Granted JPS5857500U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15333481U JPS5857500U (ja) 1981-10-15 1981-10-15 シヤツタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15333481U JPS5857500U (ja) 1981-10-15 1981-10-15 シヤツタ

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Publication Number Publication Date
JPS5857500U JPS5857500U (ja) 1983-04-19
JPS6321674Y2 true JPS6321674Y2 (ja) 1988-06-15

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ID=29945953

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JP15333481U Granted JPS5857500U (ja) 1981-10-15 1981-10-15 シヤツタ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113679U (ja) * 1984-06-29 1986-01-27 株式会社 スピンドル タオルケ−ス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113679U (ja) * 1984-06-29 1986-01-27 株式会社 スピンドル タオルケ−ス

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JPS5857500U (ja) 1983-04-19

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