JPS63216411A - 植物の栽培方法 - Google Patents
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Landscapes
- Protection Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は植物の栽培における植物根元部分あるいはその
周囲の地面を被覆することに関するものである。とりわ
け植物栽培の畝に被覆する被覆材に関するものである。
周囲の地面を被覆することに関するものである。とりわ
け植物栽培の畝に被覆する被覆材に関するものである。
く従来の技術〉
従来、植物栽培における地面の被覆材としてはポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのプラスチ
ックフィルムまたはシートが一般に使用されている。し
かし、近年被覆材は使用目的、効果の点で見直さ几て来
て、例えば、地温の上昇、土壌水分の保持、土壌固結防
止を目的としてメルト・インデックス0.01〜0.1
g/10分の高密度ポリエチレンからなる被覆材を用い
る(特開昭61−81736号公報)。透明なフィルム
に畝の上面部分を着色したものとして植物根部を太陽光
線から保護する(特開昭61−212232号公報)あ
るいは合成樹脂被覆層、金属反射及び基材層からなるシ
ート(特開昭61−108310号公報)などが提案さ
れている。
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのプラスチ
ックフィルムまたはシートが一般に使用されている。し
かし、近年被覆材は使用目的、効果の点で見直さ几て来
て、例えば、地温の上昇、土壌水分の保持、土壌固結防
止を目的としてメルト・インデックス0.01〜0.1
g/10分の高密度ポリエチレンからなる被覆材を用い
る(特開昭61−81736号公報)。透明なフィルム
に畝の上面部分を着色したものとして植物根部を太陽光
線から保護する(特開昭61−212232号公報)あ
るいは合成樹脂被覆層、金属反射及び基材層からなるシ
ート(特開昭61−108310号公報)などが提案さ
れている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
従来の植物栽培における地面の被覆材は主として地温の
上昇、土壌水分の保持、養分ゐ出防止、雑草繁茂防止を
目的に考えられていた。そのため植物への潅水・施水は
被覆材の周囲から行われ、特に畝による栽培では軟量に
行われる。そして、潅水・施水した水は土壌を浸透して
植物の根元まで達することになる。その場合、施肥した
肥料は水によって植物近傍から根元まで達する。しかし
、水は植物の周辺から根元へと一方向の移動になり、従
って水によって運ばれる肥料はもとより、植物から生成
する諸物質は植物の根元あるいは根元周囲に濃縮された
状態で蓄積される。その結果、根元部分が肥料過多にな
ったり、肥料成分の不均衡になったり、植物から生成す
る諸物質による植物の育生の抑制、特に連作障害等によ
って、栽培植物の生育に好ましくない影響を与える。特
にハウス栽培において大きな問題である。
上昇、土壌水分の保持、養分ゐ出防止、雑草繁茂防止を
目的に考えられていた。そのため植物への潅水・施水は
被覆材の周囲から行われ、特に畝による栽培では軟量に
行われる。そして、潅水・施水した水は土壌を浸透して
植物の根元まで達することになる。その場合、施肥した
肥料は水によって植物近傍から根元まで達する。しかし
、水は植物の周辺から根元へと一方向の移動になり、従
って水によって運ばれる肥料はもとより、植物から生成
する諸物質は植物の根元あるいは根元周囲に濃縮された
状態で蓄積される。その結果、根元部分が肥料過多にな
ったり、肥料成分の不均衡になったり、植物から生成す
る諸物質による植物の育生の抑制、特に連作障害等によ
って、栽培植物の生育に好ましくない影響を与える。特
にハウス栽培において大きな問題である。
本発明は、植物の根元部分あるいは周囲の地面を被覆し
て栽培する植物の栽培方法において、植物の根元部分に
蓄積される肥料の過多を防止し、植物から生成する諸物
質、゛とりわけ水溶性物質の濃度を低下させて、良好な
植物の生育を行うための被覆材を提供することにある。
て栽培する植物の栽培方法において、植物の根元部分に
蓄積される肥料の過多を防止し、植物から生成する諸物
質、゛とりわけ水溶性物質の濃度を低下させて、良好な
植物の生育を行うための被覆材を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明は、吸水率が少なくとも100%である布帛で栽
培植物の少なくとも根元部分を被覆することを特徴とす
る植物の栽培方法である。更に、吸水率が少なくとも1
00%である布帛の一面にプラスチックフィルムが積層
されており、該積層の布帛を接地側、フィルムを上側と
して栽培植物の少なくとも根元部分を被覆することを特
徴とする植物の栽培方法である。
培植物の少なくとも根元部分を被覆することを特徴とす
る植物の栽培方法である。更に、吸水率が少なくとも1
00%である布帛の一面にプラスチックフィルムが積層
されており、該積層の布帛を接地側、フィルムを上側と
して栽培植物の少なくとも根元部分を被覆することを特
徴とする植物の栽培方法である。
すなわち、本発明は吸水率の大きい布帛を地表に施敷被
覆することによって、地表に達した水は布帛に吸収され
、布帛を通して蒸発あるいは軟量に戻ることになり、植
物の根元あるいは根元周囲に肥料等が蓄積されることが
なくなるため、植物の生育に及ぼす影響が小さくなる。
覆することによって、地表に達した水は布帛に吸収され
、布帛を通して蒸発あるいは軟量に戻ることになり、植
物の根元あるいは根元周囲に肥料等が蓄積されることが
なくなるため、植物の生育に及ぼす影響が小さくなる。
本発明で使用する布帛は水の移動の大きいことか必要で
あるため、布帛の毛細管現象を利用するだけでな(、積
極的に水を吸収させることが必要となる。そのために布
帛の構成繊維は親水性繊維を使用する。親水性繊維とし
ては、例えば、綿、麻、ポリビニルアルコール系繊維、
再生セルロース系繊維、ポリアミド系繊維、親水性処理
した繊維、中空あるいは極細繊維束など繊維形態による
毛細管効果を高めた繊維、等から選ばれた少なくとも1
種類の繊維である。
あるため、布帛の毛細管現象を利用するだけでな(、積
極的に水を吸収させることが必要となる。そのために布
帛の構成繊維は親水性繊維を使用する。親水性繊維とし
ては、例えば、綿、麻、ポリビニルアルコール系繊維、
再生セルロース系繊維、ポリアミド系繊維、親水性処理
した繊維、中空あるいは極細繊維束など繊維形態による
毛細管効果を高めた繊維、等から選ばれた少なくとも1
種類の繊維である。
また、本発明の布帛は編布、織布、不織布あるいは編織
布と不織布の積層布であるが、特に有用な布帛は不織布
である。不繊布は取扱い性、地表の水分の吸収性等の点
から、熱接着性繊維を混繊して熱融着による安定化およ
び高繊維密度化あるいは繊維ウェブをニードルパンチま
たは/および水流絡合あるいは縫糸(アラクネ)等によ
る繊維の絡合処理で安定化および高繊維密度化を行って
繊維シートとしたものである。好ましい不織布は日付5
0g/rIiないし1000 y/lri、見掛密度0
.05g肩ないし0.4 g/cAの範囲のものである
。この範囲外では厚みか薄くて形態安定性が悪い。吸水
−水の移動が悪くなる。硬い風合いで地表の形添え性が
悪くなる等の問題がある。また、布帛構成繊維は親水性
繊維のみである場合あるいは親水性繊維と他の繊維、例
えばポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリ塩化
ビニル繊維等から選ばれた少なくとも1種を混綿して作
られる場合等があるが、親水性繊維は布帛構成繊維の少
なくとも50%含有することが必要である。また布帛に
は青色ざ几ていてもよい。
布と不織布の積層布であるが、特に有用な布帛は不織布
である。不繊布は取扱い性、地表の水分の吸収性等の点
から、熱接着性繊維を混繊して熱融着による安定化およ
び高繊維密度化あるいは繊維ウェブをニードルパンチま
たは/および水流絡合あるいは縫糸(アラクネ)等によ
る繊維の絡合処理で安定化および高繊維密度化を行って
繊維シートとしたものである。好ましい不織布は日付5
0g/rIiないし1000 y/lri、見掛密度0
.05g肩ないし0.4 g/cAの範囲のものである
。この範囲外では厚みか薄くて形態安定性が悪い。吸水
−水の移動が悪くなる。硬い風合いで地表の形添え性が
悪くなる等の問題がある。また、布帛構成繊維は親水性
繊維のみである場合あるいは親水性繊維と他の繊維、例
えばポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリ塩化
ビニル繊維等から選ばれた少なくとも1種を混綿して作
られる場合等があるが、親水性繊維は布帛構成繊維の少
なくとも50%含有することが必要である。また布帛に
は青色ざ几ていてもよい。
本発明の被覆材は布帛単一シートであってもよいが、更
に布帛の一面にはプラスチックフィルムを積層して使用
することもよい。積層方法はあらかじめ布帛を泡散し、
その丘にプラスチックフィルムを泡散積層する。布帛に
プラスチックフィルムを熱接着あるいは接着剤接着によ
り積層したシートを布帛を接地側、フィルムを上側とし
て泡散するなどによって、布帛の上に従来使用ざ1てい
るプラスチックフィルムを積層することで一層の保温効
果も付与できる。また、プラスチックフィルムは透明、
不透明、あるいは着色されたものであってもよく、植物
の栽培目的により適宜選択して使用できる。
に布帛の一面にはプラスチックフィルムを積層して使用
することもよい。積層方法はあらかじめ布帛を泡散し、
その丘にプラスチックフィルムを泡散積層する。布帛に
プラスチックフィルムを熱接着あるいは接着剤接着によ
り積層したシートを布帛を接地側、フィルムを上側とし
て泡散するなどによって、布帛の上に従来使用ざ1てい
るプラスチックフィルムを積層することで一層の保温効
果も付与できる。また、プラスチックフィルムは透明、
不透明、あるいは着色されたものであってもよく、植物
の栽培目的により適宜選択して使用できる。
本発明の被覆材の被覆方法は平坦地に泡散しても、畝の
部分に泡散してもよく、使用方法は特に限定されるもの
ではない。
部分に泡散してもよく、使用方法は特に限定されるもの
ではない。
なお、布帛の吸水率は布帛を水中に浸漬したのち、引き
あげて金網上に静置し、水がしたたり落ちなくなったと
きの重さを測定し、水中浸漬前の布帛の重さに対する重
量比で表わす。
あげて金網上に静置し、水がしたたり落ちなくなったと
きの重さを測定し、水中浸漬前の布帛の重さに対する重
量比で表わす。
く実 施 例〉
以下に本発明の実施態様を具体的な実施例で説明する。
なお、実施例中、部および%はことわりのない限り重量
に関するものである。
に関するものである。
実施例ル
−ヨン80%、ポリエチレン/ポリプロピレン複合繊維
の熱接着繊維20%からなるウェブをニードルバンチ絡
合処理し、次いでカレンダー熱処理して得た目付125
y/lri、見掛密度o、xey/d、吸水率765
%の不織布を用いて畝を被覆して5月にナスを植付けた
。
の熱接着繊維20%からなるウェブをニードルバンチ絡
合処理し、次いでカレンダー熱処理して得た目付125
y/lri、見掛密度o、xey/d、吸水率765
%の不織布を用いて畝を被覆して5月にナスを植付けた
。
一層、比較のために、従来の黒のビニールフィルムで被
覆した畝に5月にナスを上記と同時に植付けた。
覆した畝に5月にナスを上記と同時に植付けた。
施水および施肥は軟量の凹みに行い、同一条件で管理し
て栽培した結果、1ケ月間の生育状態では黒のビニール
フィルムで被覆した畝に植付けたナスの生育が良かった
。しかし、その後の生育は外気温の上昇とともに不織布
で被覆したナスが良くなり、結実量で約26,9り増収
となった。なお、本発明の方法と比較例の方法での栽培
を同一条件で管理したところ、植付は後約1ケ月半頃か
ら比較例の方法の栽培では水切れが多くなり、施水の回
数を増やしてやった。
て栽培した結果、1ケ月間の生育状態では黒のビニール
フィルムで被覆した畝に植付けたナスの生育が良かった
。しかし、その後の生育は外気温の上昇とともに不織布
で被覆したナスが良くなり、結実量で約26,9り増収
となった。なお、本発明の方法と比較例の方法での栽培
を同一条件で管理したところ、植付は後約1ケ月半頃か
ら比較例の方法の栽培では水切れが多くなり、施水の回
数を増やしてやった。
9月下旬にナスの成木の根元を観察すると、本発明の方
法では不織布に白い粉状物が蓄積していたが地面には白
い粉状物はほとんどなく、更に成木を引き抜いて根の張
り状態を観察すると軟量の方まで長(延びていたのに対
し、比較例の方法ではビニールフィルムの下の地表に白
い粉状物が多量に蓄積しており、特に根元部が多い状態
になっていた。更に成木の根の張り状態を観察すると畝
の上だけにとどまり、本発明の方法の根の長さの約31
5にとどまり、根の量も少なかった。また白い粉状物は
施肥が水と共に畝に浸透し、濃縮したものが主体であり
、従来の方法ではその蓄積した肥料のため根の生育が抑
制されたものと考えられる。
法では不織布に白い粉状物が蓄積していたが地面には白
い粉状物はほとんどなく、更に成木を引き抜いて根の張
り状態を観察すると軟量の方まで長(延びていたのに対
し、比較例の方法ではビニールフィルムの下の地表に白
い粉状物が多量に蓄積しており、特に根元部が多い状態
になっていた。更に成木の根の張り状態を観察すると畝
の上だけにとどまり、本発明の方法の根の長さの約31
5にとどまり、根の量も少なかった。また白い粉状物は
施肥が水と共に畝に浸透し、濃縮したものが主体であり
、従来の方法ではその蓄積した肥料のため根の生育が抑
制されたものと考えられる。
実施例2
ポリビニルアルコール系繊維30%、レーヨン70%か
らなるウェブをニードルパンチ絡合処理して得た日付e
s o y/d、見掛密度0.18 y/ai、吸水
率470%の不織布を畝に被覆し、更にその上に黒のビ
ニールフィルムを泡散した後、11月下旬にイチゴを植
付けた。
らなるウェブをニードルパンチ絡合処理して得た日付e
s o y/d、見掛密度0.18 y/ai、吸水
率470%の不織布を畝に被覆し、更にその上に黒のビ
ニールフィルムを泡散した後、11月下旬にイチゴを植
付けた。
一層、比較のために、従来の黒のビニールフィルムで被
覆した畝に11月下旬にイチゴを上記と同時に植付けた
。
覆した畝に11月下旬にイチゴを上記と同時に植付けた
。
施水および施肥は軟量の凹みに行い、同一条件で管理し
て栽培した結果、生育状態は本発明の方法が良好で、着
果状態および実の太り状態において、従来の方法より早
く、収穫量も多かった。更に、本発明の方法では根腐り
がほとんど発生することないものとなった。
て栽培した結果、生育状態は本発明の方法が良好で、着
果状態および実の太り状態において、従来の方法より早
く、収穫量も多かった。更に、本発明の方法では根腐り
がほとんど発生することないものとなった。
6月に被覆材を除去して地表の状態を観察すると、本発
明の方法では不織布に白い粉状物が少し蓄積していたが
、地面には白い粉状物はほとんどなく、更に根の張り状
態も長く良好なものであった。それに対し、比較例の方
法ではビニールフィルムの下の地表に白い粉状物が多量
蓄積しており、特に根元部は肥料過多によると見られる
障害が見ら几る株か目立った。また根の張り状態も短か
いものであった。
明の方法では不織布に白い粉状物が少し蓄積していたが
、地面には白い粉状物はほとんどなく、更に根の張り状
態も長く良好なものであった。それに対し、比較例の方
法ではビニールフィルムの下の地表に白い粉状物が多量
蓄積しており、特に根元部は肥料過多によると見られる
障害が見ら几る株か目立った。また根の張り状態も短か
いものであった。
〈発明の効果〉
本発明の植物の栽培方法で栽培することによって植物の
根元部分に蓄積される肥料の過多を防止し、植物から生
成する諸物質、とりわけ水溶性物質の濃度を低下させる
ことができ、植物の生育を良好にすることができる。更
に、植物の根の張り状態を良好に(長(、広い面積に根
を張らせる〕することができるため施水・施肥等の栽培
管理上も容易になる。その結果、植物の根腐れ、肥料負
けを防止することができる。
根元部分に蓄積される肥料の過多を防止し、植物から生
成する諸物質、とりわけ水溶性物質の濃度を低下させる
ことができ、植物の生育を良好にすることができる。更
に、植物の根の張り状態を良好に(長(、広い面積に根
を張らせる〕することができるため施水・施肥等の栽培
管理上も容易になる。その結果、植物の根腐れ、肥料負
けを防止することができる。
Claims (9)
- (1)吸水率が少なくとも100%である布帛で栽培植
物の少なくとも根元部分を被覆することを特徴とする植
物の栽培方法。 - (2)布帛が親水性繊維と熱接着性繊維を主体として作
られた不繊布を熱処理して得た繊維シートである特許請
求の範囲第1項記載の植物の栽培方法。 - (3)布帛が親水性繊維を主体として作ったウェブをニ
ードルパンチまたは/および水流絡合あるいは縫糸によ
って絡合処理して得た繊維シートである特許請求の範囲
第1項記載の植物の栽培方法。 - (4)布帛が親水性繊維を少なくとも50%含有する繊
維シートである特許請求の範囲第1項ないし第3項記載
のいずれがである植物の栽培方法。 - (5)吸水率が少なくとも100%である布帛の一面に
プラスチックフィルムか積層されており、該積層の布帛
を接地側、フィルムを上側として栽培植物の少なくとも
根元部分を被覆することを特徴とする植物の栽培方法。 - (6)プラスチックフィルムが着色されている特許請求
の範囲第5項記載の植物の栽培方法。 - (7)布帛が親水性繊維と熱接着性繊維を主体として作
った不織布を熱処理して得た繊維シートである特許請求
の範囲第5項または第6項記載の植物の栽培方法。 - (8)布帛が親水性繊維を主体として作ったウェブをニ
ードルパンチまたは/および水流絡合あるいは縫糸によ
って絡合処理して得た繊維シートである特許請求の範囲
第5項ないし第7項記載のいずれかである植物の栽培方
法。 - (9)布帛が親水性繊維を少なくとも50%含有する繊
維シートである特許請求の範囲第5項ないし第8項記載
のいずれかである植物の栽培方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5088287A JPS63216411A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 植物の栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5088287A JPS63216411A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 植物の栽培方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63216411A true JPS63216411A (ja) | 1988-09-08 |
Family
ID=12871099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5088287A Pending JPS63216411A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 植物の栽培方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63216411A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0391739U (ja) * | 1989-12-27 | 1991-09-18 | ||
JPH03280816A (ja) * | 1990-02-09 | 1991-12-11 | Seikaken:Kk | 果実の品質改良システム |
JP2008167711A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Kuraray Kuraflex Co Ltd | 農業用被覆シート |
-
1987
- 1987-03-04 JP JP5088287A patent/JPS63216411A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0391739U (ja) * | 1989-12-27 | 1991-09-18 | ||
JPH03280816A (ja) * | 1990-02-09 | 1991-12-11 | Seikaken:Kk | 果実の品質改良システム |
JP2008167711A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Kuraray Kuraflex Co Ltd | 農業用被覆シート |
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