JPS63216131A - 多値演算回路 - Google Patents

多値演算回路

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JPS63216131A
JPS63216131A JP62049278A JP4927887A JPS63216131A JP S63216131 A JPS63216131 A JP S63216131A JP 62049278 A JP62049278 A JP 62049278A JP 4927887 A JP4927887 A JP 4927887A JP S63216131 A JPS63216131 A JP S63216131A
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山田 晴保
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Mitsutaka Kameyama
充隆 亀山
Shoji Kawahito
祥二 川人
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、VLSI技術を背景として発展を遂げてい
る、ディジタルシステムの飛躍的性能向上が期待できる
サイン・ディジット数基(SignedDigit数系
、以下SD数系と略すンに基づく基本回路ならびに演算
回路に関し、特にCMOSデバイスで構成した電流源回
路ならびに多値演算回路に関する。
従来の技術 SD数系は、高精度の並列算術演算を高速に実行できる
数表現として知られているが、冗長表現であること、多
値表現であることから、実際にこれまでの2値のハード
ウェアで実現した場合、その特長を十分に引き出すのが
難しがった。
一方、従来の多値の演算回路の構成は、多値のレベルを
電圧の大小として表現するもので、ルベルのノイズマー
ジンが少なくなり、2値の様な安定な動作は難しい。
電圧を分割する代シに電流を加算していく多値演算回路
については、提案されており、この回路は多値のレベル
を単位電流の数に対応させたもので、単位電流の大きさ
をノイズマージンを充分とって設定すれば、安定な多値
レベルを得ることができる。
ところで、乗算器等の回路を多値論理にもとづく回路で
構成すると回路素子数及び回路間の相互配線数が大幅に
削減され、データの通過するゲート段数も短かくでき、
演算速度を向上することができる。特に高ビットになれ
ばなるだけSD数系演算の利点が生かされ、ゲート段数
が大幅に減少するとともに構成素子数も減少する。
発明が解決しようとする問題点 上記電流加算モードの多値演算回路を半導体集積回路に
するには、安定な定電流回路でしかもこれを多数使用す
ることが必要となり、簡単な構成の回路が望まれる。E
CL回路は抵抗とバイポーラトランジスタで安定な定電
流回路を構成できるが、常時、電流を流す必要からIC
の電力を小さくできない。又バイポーラデバイスでは素
子が複雑で集積度をあまり上げることができない。一方
、従来のMOIICである、nチャネル、Pチャネル、
CMOSデバイスでは集積度を上げることが容易である
が、安定な定電流回路を一体化することは困難であった
。M OS l−ランジスタのゲートをICの外部に取
り出して、定電圧バイアスを印加して、一定電流を流す
ことも考えられるが、多数のゲートにバイアス電圧を加
えることは、回路を複雑にし、ノイズマージンも小さく
なり、安定な定電流を得ることは難しい。
こうした理由で、回路規模の大きい乗算器等を構成する
ことは困難であった。本発明はこうした従来の欠点に鑑
み考案されたもので、演算速度を向上し、しかも集積回
路の占有面積を大幅に縮小した多値演算回路を提供する
ものである。
問題点を解決するだめの手段 本発明は、デプレッション形の第1のMOSトランジス
タのゲート、ソースが接続されかつこれらが電源線又は
接地線に接続され、このトランジスタのドレインに第2
のスイッチング用トランジスタのソースを接続し、この
ゲートに入力される信号に従って第1のトランジスタで
決定された一定電流が得られることを特徴とする定電流
源回路である。
また、本発明は上記第1.第2のトランジスタで構成さ
れた回路の第2のトランジスタのゲートに、第1のトラ
ンジスタと等しい構成の第3のトランジスタのドレイン
を接続すると同時に、この接続点に電流モードの多値信
号を加え、この電圧の高低によって第2のMOSトラン
ジスタのゲートを制御し、スレッショルドを検出するこ
とを特徴とする多値演算回路である。
さらには、双方向入力電流信号の極性を検出し、この信
号でオン、オフされ、かつ互いに逆極性で動作する第1
と第2のトランジスタスイッチと、第1のトランジスタ
スイッチを流れる入力電流が設定された第2の電流を越
える場合には、入力電流から定められた第3の電流を減
じた値の電流を出力し、かつ第4の電流をキャリ信号と
して出力する手段と、第2のトランジスタスイッチを流
れる入力電流が、設定された第6の電流を越える場合に
は、入力電流に定められた第7の電流を加えた値の電流
を出力し、かつ第4の電流と逆極性の第8の電流をキャ
リ信号として出力する手段を有する双方向電流モード多
値フルアダー回路を構成した多値演算回路である。
作用 以上の多値演算回路によれば、これまでの2値の回路に
比べて大幅にゲート数を削減でき、かつ演算速度を向上
できる。またこれまでの電圧レベルを利用した多値演算
回路に比べて、電流加算形の多値演算回路にすることで
、動作マージンの向上がはかれる。
また4進SD数系の演算回路の規則性と素子数の削減及
び、信号の多値符号化に伴う集積回路内部の相互配線数
の削減により、チップサイズを大幅に小さくできる。そ
して定電流の発生にデプレッションMO3を使うため、
多値の論理回路を少ない素子数である。
実施例 SD数系に基づく電流加算形の基本回路は、定電流源と
その電流をオン、オフするスイッチング回路である。第
1図は定電流源としてデプレッションモードのMOSと
スイッチングデバイスとしてエンハンスメントモードの
MOSデバイスを組合せた構成である。第1図aでデプ
レッションPチャネルMO5(D−PMO8)トランジ
スタ11は定電流源となる。12はエンハンスPチャネ
ルMOSトランジスタでスイッチング素子となる。
定電流源のD−PMO311のゲートは常時VDDに接
続されてIoss  (ゲートをソースに接続したとき
のドレイ/電流)の電流を流すことができる。
このゲートはドレインの近くでVDDに接続されるため
ノイズ等の影響も小さく、近接したMOSであれば、I
D5Sのバラツキも小さいので、安定な定電流源となる
。この電流はスイッチ用PMO812のゲート電圧信号
Winによってオンオフされ、ド、レインから流し出す
ことができる。同様に第1図すはnチャネルMO3で構
成した定電流源で、13はゲートをソースに接続して定
電流源となるf7’レッジコンnチャネルMOSトラン
ジスタ、14はスイッチング素子となるエンハンスメン
トnチャネルMO5)う/ジスタである。動作について
は親図と同様である。
第2図は第1図の定電流源を用いたSD数系の多値演算
基本回路となるスレッシタルトデテクタである。第2図
aで、11.21はデプレッション形の定電流源用P 
MOS I−ランジスタで、各々工1と工2の電流を流
すことができる。12はスイッチング用のPMOSトラ
ンジスタである。なお、スレッシタルトデテクタの入力
は電流である。入力電流信号i!肩の電流が定電施工1
よシも小さければトランジスタ12のゲート電圧は高く
、トランジスタ12はオフのままである。従って定電流
I2は流れず、化カニOUは零である。入力信号上、N
が定電施工1  よりも大きくなると、トランジスタ1
2のゲート電圧を低下し、PMOS12はオンする。従
って定電施工2は出力電流i。UTとして出力される。
すなわち、入力電流iINが工、よりも大きいか小さい
かが判別され、出力電流10UTのオン。
オフがコントロールされる。
第2図すはスレッショルドデテクタの他の実施例である
。24.25はデプレッション形の定電流源用PMO3
で、各々工1と12の電流を流すことができる。26は
スイッチング用のnMO3である。iIHの電流が定電
流源工1よシも大きければトランジスタ26のゲート電
圧は低くなりトランジスタ26はオフのままである。従
って定電施工2は外部に108.として出力される。’
INが工1  よりも小さいと定電流源の電施工1は外
部に流れ出ないためトランジスタ26のゲート電圧は高
くなりトランジスタ26はオンする。このため定電施工
2はトランジスタ26に流れ込んで’OUTは出力され
ない。すなわち、入力電流itNが工1  より大きけ
ればI2の電流出力がなされ、入力電流が工1  よシ
大きいか小さいかの判別ができる。
これらの回路を応用したSD数数乗乗算器実施例を第3
図に示す。この例は4進のSD数系の例でブースのアル
ゴリズムを応用した16ビツト乗算器である。4進のS
D数系は、各桁がL=(−3゜−2,−1,0,1,2
,3)の値をとる数表現であり、2数!=(Xn−+、
・・・・・・+ xl +・・・・・・+xO)+Y=
(Yn−1,・・・・・・、 yl 、・・・・・・+
3’g)の加算は、各桁において次の3つの演算により
実行される。
Zl = I4 + 71(1) 401 + W、4 = Zx         (2
)Si=Wi+C1−5(3) ただし、Zl(−6,・・・・・・、6)は入力”i+
 3’1の線形和r ”L (−2+・・・・・・、2
)は部分和+01(’+0+’)はキャリ+SLは最終
的加算出力である。上式より明らかなように、加算出力
は、語長nに無関係にキャリ伝搬1段で決定され、上部
のデジットへのキャリの伝搬がないため、非常に高速の
並列加算が実行できる。
31(31−1〜3l−4)はブースのアルゴリズムの
エンコーダ、32(32−1〜32−4)は部分積生成
回路、33(33−1〜33−3)はアダー回路で構成
された部分積加算回路、34はデータXの入力端子、3
5はデータYの入力端子、36は、XとYの乗算結果を
出力する端子である。
エンコーダ31に入力されたYのデータはYi−+ +
 71+ 74++ + ”Ii+2+ 3’4+sの
6ビツト毎にまとめられ、これらのデータから、部分積
生成回路32をスイッチングする4つのシフト信号と2
つのコンブリメント信号が作られる。部分積生成回路3
2においては、この例ではエンコーダから得られるeつ
の制御信号と被乗数Xのxj + 1 r xj +X
j  1.Xj  2.Xj 5の5ビツトから1つの
部分積を生成し、その後電流モード信号としての4進S
D数に変換し、出力する。これらの部分積は2行単位で
まとめられ、部分積加算回路33で、それぞれ加算され
る。それらの加算回路33の出力は、さらに次段の部分
積加算回路で加算される。
このように2進木の構造で部分積加算を行うことにより
、Xがnビット、Yがnビットの乗算ではほぼlog2
n段で最終的な積が得られ、例えばX。
Yが16ビツトの場合わずか2段の加算により乗算結果
が得られるため、非常に高速の乗算が行える。
第4図はSD数系乗算器の部分積加算回路を構成する具
体的フルアダーの回路例である。トランジスタ41.4
2はインバータ回路を構成し、トランジスタ(以下Tr
と略す)43は入力データが正の時にオンして正の演算
を行うだめのスイッチ、トランジスタ44は逆に負の演
算を行うためのスイッチ、トランジスタ45.46.4
7はカレントミラー回路で、トランジスタ45を流れる
電流と同じ電流Tr46,47に流す。Tr48,49
はカレントミラー、60.51は定電流Tr で、同じ
定電流Tr 52のそれぞれ1.6倍、4倍の定電流が
流れる。Tr s3.54(dスイッチング。
55.56はカレントミラーである。−力負の演算は、
57〜66の回路で行われる。57.58゜59はカレ
ントミラー回路、60,61.62は定電流Trで、T
reo、cslは各々基準電流の2.5倍、4倍の定電
流が流れる。63.64はスイッチング用’rr、ss
、asはカレントミラーTrである。67は加算するデ
ータの入力端子、68は和の出力端子、69はキャリの
出力端子である。Tr 61とスイッチTr53 、T
r52とスインfTr54 、Tr61とスイッチTr
 63 、 Tr62とスイッチTre4は各々第1図
のトランジスタ電流源回路を構成している。
データ入力端子67においては、2つの4進SD数が電
流モードの線形加算の原理により式(1)に基づいて加
算され、−6から6までの値が入力される。第4図の回
路は、第1表に基づき、入力データZlから部分和出力
W4とキャリ出力C4を生成するフルアダー回路である
(以下余白) Ziの正負をインバータ41.42で判別してスイッチ
43又は44をオンする。z幼;正(電流の流れ出る方
向)であればTr43がオンし、Tr45.46.47
にZiと同じ電流が流れる。Tr47の電流はTr48
,49のカレントミラーで’rrsoの定電流を引き込
む。Ziの大きさが基準電流(in)の1.5倍よシも
小さければTr soはオンせず、Trseの電流引込
みもなく、部分和出力端子にZiの電流がそのまま出力
される。Ziの大きさが1.5ioより大きいとTr5
3 はオンし、Tr 51の定電流4ioがカレントミ
ラー’rrses。
Tr56に流れ、端子68にはZi−4ioの電流が出
力される。同時にTr54もオンし、Tr52の定電流
io がキャリ出力端子69に出力される。
以上の動作で第1表のZiが正のデータのときの加算が
実行される。
Ziが負であればTr44がオンし、カレントミラーT
r57,58.59にl Zi lが流れる。
1Zilの大きさが基準電流(io)の1.5倍よりも
小さければTrsoはオンせず、部分和出力端子に21
の電流がそのまま出力される。1z11 の大きさが、
1.si、)  より大きいとTr 58  のドレイ
ン電圧が低下しTr 63がオンする。そしてTre1
の定電流4i0が流れ、端子68にはZi+4i(Hの
電流が出力される。同時にTr64もオンし、Tr62
の定電流i、)が流れ、この電流はTr 65.66の
カレントミラーで反転されて、キャリ出力端子69に出
力される。以上のようにして、Zlが正。
負いずれの場合に対しても、Wiの取シ得る値は(−2
,−1,0,1,2)となり、キャリC1の取り得る値
は(−1,0,1)となるので、式(2)の演算が実行
されることになる。ここで入力データの極性と出力デー
タの極性が逆である。この極性は次に述べる量子化回路
で同極性に戻される。
以上に述べた電流加算の多値演算回路では一番初めに入
力された電流がどこまでもゲートを通って流れていくた
め、定電流源のバラツキやカレントミラー回路の誤差な
どが累積され、値の変動が大きくなり、正しいレベルを
示さなくなる。そこである段数ごとに入力データをもと
の正しい値にする、すなわち量子化をし直すことが必要
となる。
第6図がこの量子化回路の一例である。
Tr81.82 はイノバータ回路を構成し、Tr83
は入力データが正(電流が流れ出る方向)の時にオンし
て正の演算を行うだめのスイッチ、Tr84は逆に負の
演算を行うだめのスイッチ、Tr85.86と、Tr 
8ア、88.89は各々カレントミラー回路、90.9
1.92.93は定電iTr、Tr 94.95はスイ
ッチである。−力負の値に対する量子化は、Tr84〜
106で行われる。Tr96,97.98はカレントミ
ラー回路、99,100,101,102は定電流Tr
Tr103,104はスイッチ、Tr 105,106
はカレントミラー回路である。107はデータ入力端子
、10Bは量子化されたデータの出力端子である。(T
r 90.92とスイッチTr94)。
(Tr91,93とスイッチTr9s)、(Tr99.
100とスイッチTr 103 ) 、 (Trloo
102とスイッチTr104)は各々第2図aのスレッ
シせルドデテクタに相当する。
量子化すべきデータ入力端子107には4進SD数系(
7)(−2、−1,0% 、2)ノ範囲の数が入ってく
る。!4の正負をインバータ81.82で判別してスイ
ッチTr 83又はTr84  をオンする。Wlが正
であればTr s 3がオンし、Tr85゜86そして
Tr87,88にWiと等しい電流が流れる。Wiの大
きさが基準電流ioのA倍よりも小さければ、結果的に
出力端子108には電流が流れず“0”出力と見なされ
る。WiがV2i0よりも大きいとTr94がオンしT
r92の定電流10 が出力端子より流れだす。wiが
1.eiioよりも大きいと同様にTr95がオンしT
r 93の定電流10がTr92の定電流ioに加算さ
れ2ioが出力端子108より出力されるがTr92,
93の定電流の精度で入力データW4は量子化される。
Wiが負(電流が流れ込む方向)であればTr84がオ
ンしTr96,97.98に1Wilと等しい大きさの
電流が流れる。1WilがHlOよりも大きいとTr1
03がオンし、1Wilが1,5i(1よりも大きいと
Trlo4もオンして、TrIQ6゜106のカレント
ミラー回路で反転されて、出力端子108からio又は
2io の電流を引込む。
すなわち負データの出力となる。データの極性は量子化
回路で反転され、フルアダー回路と合せて元の極性に戻
される。
第4図のフルアダーの例では下位ビットからのキャリの
加算は行っていなかったが、キャリはすでに量子化され
ているので、量子化回路の出力端子10Bに入力して加
算することができる。この方法で回路素子を大幅に削減
できる。
次に第3図のエンコーダと部分積生成回路(PPG)に
ついて第6図のより詳しい実施例をもとに説明する。3
l−1b〜3l−3aはブースのアルゴリズムのエンコ
ーダ、121,122はエンコーダの信号によってXの
入力を選択するセレクタ、123,124はエクスクル
−シブNORゲート、125はNORゲート、126は
HANDゲート、127〜129はインバータである。
130〜133と134〜137は各々ゲートを共通に
接続されたトランスファゲート、138〜141はD−
PMO8の定電流トランジスタ、142〜145はスイ
ッチングトランジスタ、146 、147はカレントミ
ラー回路である。
148は乗算すべき乗数Yの入力端子、149゜150
は被乗数Xの入力端子の一部、160は4進SD数系の
部分積の出力端子、161は上位へのキャリ出力端子で
ある。Tr138とスイッチTr 142 、’rr 
139とスイッチjr143゜Tr140とスイッチT
r 144.Tr 141とスイッチTr145は各々
第1図のトランジスタ電流源回路を構成している。
端子148に2値の乗数Yが入力される。ブースのアル
ゴリズムでは3ピツト毎の入力データの組合せ(Y2i
+z+ 724++ +3’zi )により第2表で示
す被乗数Xを反転又はシフトすることで部分積が得られ
る。0は出力しない、Xはそのまま出力。
2xは2倍すなわち左に1ビツトシフトして出力。
−x(l″l:xの補数を出力する。Xの途中のビット
では補数演算は反転するだけで良い。この3種類のデー
タをセレクトするだめの制御信号が121゜122のセ
レクタに送られる。セレクタはすべての被乗数Xが入力
されるが説明の都合上2ビット分だけを示す。セレクタ
121は入カビッF”4+x5 r x6のデータより
A、、A2  の2ビツトの部分積出力が得られ、セレ
クタ122では入力ビツトx2r xSr ”4からB
4.B2)2ヒラトノ部分積出力が得られるものとし、
かつ人、Bは各々等しく重み付けられたビットレベルで
ある。
第2表 この出力以後の演算は4進SD数系で行う。従って2ビ
ツト毎まとめてSD数系に変換するわけであるが、あと
の演算を簡単にするため2つの部分積を加算した形で変
換することにする。この方式により後の演算回数が捧と
なる。この変換のテーブルを第3表に示す。
(以下余白) 第3表 人1.B1は2進数の1ビツト目、’ 2 + 82は
2ピント目である。このABに加算して10進法で示し
たものがZである。そしてこの数値に相当する4進SD
数系ばp、cで表わされ、Pは−2から2までの範囲の
値を取る部分積であり、上位桁へのキャリである。
この演算を実行するロジック回路がセレクタ以後である
。123〜129のゲートと130〜137のトランス
ファゲートにより、トランジスタスイッチ142〜14
6は第3表の”+ P2++Pj++ p、−に示す丸
印の場合にオンする。このスイッチオンにより定電流ト
ランジスタ138〜141の電流がスイッチ142〜1
46を通して流れ、出力端子Pi、 clには4進SD
数系の出力が電流の大小として得られる。スイッチ14
2がオンすると端子161には標準電施工0のキャリが
出力される。スイッチ143がオンすると端子160に
2工oの部分積が、スイッチ144がオンすると工oの
部分積が、スイッチ145がオンすると定電流源141
の電施工0が流れ、カレントミラー146,147で反
転されて、工oの大きさの電流が端子160から引き込
まれる。スイッチ143〜145は同時にオンすること
はない。以上の方式で部分積を作ると、部分積が一度加
算された形でSD数系に変換され部分積の数が差となシ
、部分積の加算に要する加算器の数も半分になり、加算
器段数も一段削減される。
発明の効果 以上、多値演算回路について、具体的に16ビノト入力
乗算器の例を上げて説明したが、4進SD数系を使用す
ることで、ゲート段数の削減により演算回路の高速化が
はかれる。また4進SD数系の演算回路の規則性と、素
子数及び配線数の削減によシ、集積回路にした場合には
チップサイズを小さくできる。さらに、定電流の発生に
デプレッションMO3を使うため、多値の演算回路を少
ない素子数で構成できる。以上の実施例は乗算器につい
てであったが、その他の多値論理回路に応用できること
は言うまでもなく、4進SD数系で取扱うデータの処理
が多くなるほど、システムは、他のバイナリの場合と比
較して高速性、コンパクト性において有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の多値演算回路に用いる定電
流回路図、第2図は第1図の回路を組合せて構成した多
値演算系の電流モード、スレッショルドデテクタの回路
図、第3図は本発明の実施例の多値論理にもとづくブー
スのアルゴリズムを使った16ビツト乗算器の構成図、
第4図は乗算器等を構成する双方向電流モード多値論理
フルアダー回路図、第6図は多値論理回路において正し
い値を復元するだめの双方向電流モード多値論理量子化
回路図、第6図はブースのアルゴリズムの乗算器におい
て2進数からsn数系にデータを変換する機能を含む部
分積生成回路図である。 11・・・・・・デプレッションPチャネルMOSトラ
ンジスタ、12・・・・・・エンハンスPチャネルMO
Sトランジスタ、13・・・・・・デプレッションnチ
ャネルMOSト、ランジスタ、14・・・・・・エンハ
ンスメントnチャネルMO8トランジスタ、24.25
・・・・・・デプレッション形の定電流源用PMO8,
26・・・・・・スイッチング用nMO30代理人の氏
名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名11図 LQ )             tb J(Q) 
             <bJ一つ a) 市 端 区く v          F 城 W&4図 第 5 図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)デプレッション形の第1のMOSトランジスタの
    ソース、ゲートが電源線又は接地線に接続され、前記第
    1のMOSトランジスタのドレイン端子に、第2のMO
    Sトランジスタのソースを接続し、前記第1のトランジ
    スタのゲートに入力される信号に従って前記第1のMO
    Sトランジスタで決められる一定電流が第2のトランジ
    スタのドレインから得られることを特徴とする電流源回
    路。
  2. (2)第2のMOSトランジスタがエンハンス形のMO
    Sトランジスタであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の電流源回路。
  3. (3)デプレッション形の第1および第3のMOSトラ
    ンジスタのソース、ゲートが電源線又は接地線に接続さ
    れ、前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子に、
    第2のMOSトランジスタを接続し、前記第3のMOS
    トランジスタのドレイン端子に電流モードの多値信号を
    加え、前記第3のMOSトランジスタのドレイン電圧に
    より前記第2のMOSトランジスタのゲートを制御して
    スレッショルドを検出することを特徴とする多値演算回
    路。
  4. (4)デプレッション形の第1のMOSトランジスタの
    ソース、ゲートが電源線又は接地線に接続され、前記第
    1のMOSトランジスタのドレイン端子に、第2のMO
    Sトランジスタのソースを接続し、前記第1のトランジ
    スタのゲートに入力される信号に従って、前記第1のM
    OSトランジスタで決められる一定電流が第2のトラン
    ジスタのドレインから得られるトランジスタ電流源回路
    を有し、双方向入力電流信号の極性にもとづき前記電流
    信号をオン、オフし、かつ互いに逆極性で動作する第1
    と第2のトランジスタスイッチと、前記第1のトランジ
    スタスイッチを流れる第1の電流が設定された第2の電
    流を越える場合には、前記第1の電流から定められた第
    3の電流を減じ、第1の和電流として出力し、かつ第4
    の電流をキャリ信号として出力する手段と、前記第2の
    トランジスタスイッチを流れる第5の電流が設定された
    第6の電流を越える場合には、前記第5の電流に定めら
    れた第7の電流を加え、前記第1の和電流と逆極性の電
    流を第2の和電流として出力し、かつ第4の電流と逆極
    性の第8の電流をキャリ信号として出力する手段を有す
    る双方向電流モード多値フルアダー回路を構成したこと
    を特徴とする多値演算回路。
  5. (5)デプレッション形の第1のMOSトランジスタの
    ソース、ゲートが電源線又は接地線に接続され、前記第
    1のMOSトランジスタのドレイン端子に、第2のMO
    Sトランジスタのソースを接続し、前記第1のトランジ
    スタのゲートに入力される信号に従って、前記第1のM
    OSトランジスタで決められる一定電流が第2のトラン
    ジスタのドレインから得られるトランジスタ定電流回路
    を有し、双方向入力電流信号の極性にもとづき、前記電
    流信号をオン、オフし、かつ互いに逆極性で動作する第
    1と第2のトランジスタスイッチと、前記第1のトラン
    ジスタスイッチを流れる電流が複数個の設定された第1
    の電流源と比較し、この比較信号で複数個の定められた
    第2の電流を流出する手段と、前記第2のトランジスタ
    スイッチを流れる電流が複数個の設定された第3の電流
    源の電流と比較し、この比較信号で複数個の定められた
    第4の電流を引き込む手段を有する量子化回路で構成さ
    れたことを特徴とする多値演算回路。
  6. (6)デプレッション形の第1のMOSトランジスタの
    ソース、ゲートが電源線又は接地線に接続され、前記第
    1のMOSトランジスタのドレイン端子に第2のMOS
    トランジスタのソースを接続し、前記第1のトランジス
    タのゲートに入力される信号に従って前記第1のMOS
    トランジスタで決められる一定電流が第2のトランジス
    タのドレインから得られるトランジスタ定電流回路を有
    する、ブースのアルゴリズムにもとづく乗算器において
    、ブースのエンコーダとセレクタによって生成されたデ
    ータにより、設定された複数個の前記トランジスタ定電
    流回路の電流をオン、オフすることにより、双方向電流
    モード多値データの部分積を生成する手段を有する乗算
    器を構成したことを特徴とする多値演算回路。
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