JPS6321586Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321586Y2 JPS6321586Y2 JP14673784U JP14673784U JPS6321586Y2 JP S6321586 Y2 JPS6321586 Y2 JP S6321586Y2 JP 14673784 U JP14673784 U JP 14673784U JP 14673784 U JP14673784 U JP 14673784U JP S6321586 Y2 JPS6321586 Y2 JP S6321586Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- webbing
- width direction
- bulky
- seat belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 8
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の技術分野]
本考案は、車両用シートベルトに用いるウエビ
ングに係り、さらに詳しくは、肌に触れた時、柔
らかな感触を有するシートベルト用ウエビングに
関する。
ングに係り、さらに詳しくは、肌に触れた時、柔
らかな感触を有するシートベルト用ウエビングに
関する。
[背景技術及び解決すべき事項]
車両に用いられるシートベルト用ウエビング
は、衝突時に乗員が受ける衝撃力を確実に支持す
る必要がある。
は、衝突時に乗員が受ける衝撃力を確実に支持す
る必要がある。
従つて、ウエビングは、高い抗張力を持つたも
のが要求され、従来の公知のウエビングはこれに
応じて高い張力を有する長繊維で構成されてい
る。この長繊維のウエビングは感触が硬いもので
あり乗員の衣服との摩擦が大きい。
のが要求され、従来の公知のウエビングはこれに
応じて高い張力を有する長繊維で構成されてい
る。この長繊維のウエビングは感触が硬いもので
あり乗員の衣服との摩擦が大きい。
本考案は上記事実を考慮し、幅方向両端の感触
が柔かいシートベルト用ウエビングを得ることが
目的である。
が柔かいシートベルト用ウエビングを得ることが
目的である。
[考案の概要]
本考案に係るシートベルト用ウエビングでは、
幅方向両端の経糸にモール糸を用いると共に2重
織のループ状とし、このループ内へバルキー糸を
入れて芯糸とした構成になつている。
幅方向両端の経糸にモール糸を用いると共に2重
織のループ状とし、このループ内へバルキー糸を
入れて芯糸とした構成になつている。
従つてウエビング幅方向の両端が丸みを帯びた
形状となり、乗員への当接部も柔軟な感触を生じ
させている。
形状となり、乗員への当接部も柔軟な感触を生じ
させている。
[考案の実施例]
第1図に示されるように本実施例のウエビング
10は幅方向両端部が2重織のループ状となつて
いる。詳細に説すると、経糸12としてポリエス
テルフイラメント糸(1000デニール)を120本用
い、このうちウエビング幅方向両端部の耳部付近
の10本及び14本をそれぞれモール糸を使い袋織り
の2重織とし、ウエビング幅方向中央部を2/2綾
織りとしている。この袋織りのループ状部分には
ポリエステルバルキー糸13(BCF糸、バルク
コンテイニユアスヤーン、2000デニール)をそれ
ぞれ3本と2本を芯として挿入し、緯糸14はポ
リエステル(500デニール)を2本並びで25本/
インチで織り込んでいる。
10は幅方向両端部が2重織のループ状となつて
いる。詳細に説すると、経糸12としてポリエス
テルフイラメント糸(1000デニール)を120本用
い、このうちウエビング幅方向両端部の耳部付近
の10本及び14本をそれぞれモール糸を使い袋織り
の2重織とし、ウエビング幅方向中央部を2/2綾
織りとしている。この袋織りのループ状部分には
ポリエステルバルキー糸13(BCF糸、バルク
コンテイニユアスヤーン、2000デニール)をそれ
ぞれ3本と2本を芯として挿入し、緯糸14はポ
リエステル(500デニール)を2本並びで25本/
インチで織り込んでいる。
従つて両端はモール糸の柔かに加えてポリエス
テルバルキー糸13の柔かさが加わり、さらには
ループ部内にポリエステルバルキー糸13が入り
込んで丸く膨らんだ形状となつて感触が柔かくな
り、乗員への装着感が向上している。
テルバルキー糸13の柔かさが加わり、さらには
ループ部内にポリエステルバルキー糸13が入り
込んで丸く膨らんだ形状となつて感触が柔かくな
り、乗員への装着感が向上している。
次に本考案の第2実施例では経糸にポリエステ
ルフイラメント糸(1000デニール)とアクリルモ
ール糸、2.3番手相当を組合わせて用い、耳部分
にアクリルモール糸を多く配置して両耳部にそれ
ぞれ5本と6本を配置し、幅方向両端耳部分を端
部から袋織りの2重織として、残りを2/2綾織り
としている。
ルフイラメント糸(1000デニール)とアクリルモ
ール糸、2.3番手相当を組合わせて用い、耳部分
にアクリルモール糸を多く配置して両耳部にそれ
ぞれ5本と6本を配置し、幅方向両端耳部分を端
部から袋織りの2重織として、残りを2/2綾織り
としている。
モール糸は第2図に示される如くパイル16の
中央部が芯糸18へ織り込まれた構成である。芯
糸18に沿つて融着物を配置し、熱融着させても
よい。
中央部が芯糸18へ織り込まれた構成である。芯
糸18に沿つて融着物を配置し、熱融着させても
よい。
一方、緯糸20は500デニールを2本並びとし、
25本が1インチで織り込まれている。
25本が1インチで織り込まれている。
両耳部で形成されるループ部分にはポリエステ
ルバルキー系(2000デニール)をそれぞれ3本と
2本を芯糸として挿入している。
ルバルキー系(2000デニール)をそれぞれ3本と
2本を芯糸として挿入している。
従つてこの第2実施例ではアクリルモール糸に
よるパイルと芯糸とによる膨らみで両耳部が丸み
を帯びてかつ柔軟な構成となる。
よるパイルと芯糸とによる膨らみで両耳部が丸み
を帯びてかつ柔軟な構成となる。
なおバルキー糸は捲縮を与えて嵩高性を付与し
た糸であり、同じデニールであつても一般にスト
レート糸よりも太く見えるようになつている。
た糸であり、同じデニールであつても一般にスト
レート糸よりも太く見えるようになつている。
[考案の効果]
以上説明した如く本考案に係るシートベルト用
ウエビングでは、幅方向両端の経糸にモール糸を
用いると共に2重織のループ状とし、このループ
内へバルキー糸を入れて芯糸として幅方向両端を
丸く形成したので、幅方向両端の感触が柔かくな
り装着感を向上することができる優れた効果を有
する。
ウエビングでは、幅方向両端の経糸にモール糸を
用いると共に2重織のループ状とし、このループ
内へバルキー糸を入れて芯糸として幅方向両端を
丸く形成したので、幅方向両端の感触が柔かくな
り装着感を向上することができる優れた効果を有
する。
第1図は本考案のシートベルト用ウエビングの
第1実施例を示す断面斜視図、第2図は第2実施
例に用いるモール糸の説明図である。 10……ウエビング、12……経糸、13……
バルキー糸、14……緯糸、16……モール、1
8……芯糸。
第1実施例を示す断面斜視図、第2図は第2実施
例に用いるモール糸の説明図である。 10……ウエビング、12……経糸、13……
バルキー糸、14……緯糸、16……モール、1
8……芯糸。
Claims (1)
- 幅方向両端の経糸にモール糸を用いると共に2
重織のループ状とし、このループ内へバルキー糸
を入れて芯糸として幅方向両端を丸く形成したこ
とを特徴とするシートベルト用ウエビング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14673784U JPS6321586Y2 (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14673784U JPS6321586Y2 (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6164174U JPS6164174U (ja) | 1986-05-01 |
JPS6321586Y2 true JPS6321586Y2 (ja) | 1988-06-14 |
Family
ID=30704973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14673784U Expired JPS6321586Y2 (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321586Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP14673784U patent/JPS6321586Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6164174U (ja) | 1986-05-01 |
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